JP2000204513A - 人工芝 - Google Patents
人工芝Info
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- JP2000204513A JP2000204513A JP11004245A JP424599A JP2000204513A JP 2000204513 A JP2000204513 A JP 2000204513A JP 11004245 A JP11004245 A JP 11004245A JP 424599 A JP424599 A JP 424599A JP 2000204513 A JP2000204513 A JP 2000204513A
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- Japan
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- water
- permeable
- permeable hole
- granular material
- turf
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 透水孔から粒状体が流出する恐れがなく、し
かも透水孔に目詰まりを生じることがなく、透水性が優
れている人工芝を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製基材1に多数の芝葉2、2・
・が植設され、基材1に透水孔13が設けられ、芝葉
2、2間に粒状体3が充填されている人工芝であって、
透水孔13の形状が楕円形ないしは長円形である。
かも透水孔に目詰まりを生じることがなく、透水性が優
れている人工芝を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製基材1に多数の芝葉2、2・
・が植設され、基材1に透水孔13が設けられ、芝葉
2、2間に粒状体3が充填されている人工芝であって、
透水孔13の形状が楕円形ないしは長円形である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人工芝に関するもの
である。
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実開平3−83204号
公報に記載されているように、合成樹脂製基材に多数の
芝葉が植設され、基材に透水孔が設けられ、芝葉間に粒
状体が充填されている人工芝が知られている。
公報に記載されているように、合成樹脂製基材に多数の
芝葉が植設され、基材に透水孔が設けられ、芝葉間に粒
状体が充填されている人工芝が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
実開平3−83204号公報に記載されている人工芝の
基材に設けられた透水孔は円形であり、透水孔から粒状
体が雨水と共に流出し、人工芝の下方のアスファルト層
やクッション層との間に入り込み、透水孔に目詰まりを
生じ、透水性能や緩衝性能を損ない、或いは基材の裏側
に流出した粒状体が基材の裏面に溜まり不陸を生じて人
工芝の平坦性を損なう問題があった。
実開平3−83204号公報に記載されている人工芝の
基材に設けられた透水孔は円形であり、透水孔から粒状
体が雨水と共に流出し、人工芝の下方のアスファルト層
やクッション層との間に入り込み、透水孔に目詰まりを
生じ、透水性能や緩衝性能を損ない、或いは基材の裏側
に流出した粒状体が基材の裏面に溜まり不陸を生じて人
工芝の平坦性を損なう問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の人工芝におけ
る問題点に着目してなされたものであり、その目的とす
るところは、従来の砂入り人工芝が敷設されたグランド
における問題点を解決し、透水孔から粒状体が流出する
恐れがなく、しかも透水孔に目詰まりを生じることがな
く、透水性が優れている人工芝を提供することにある。
る問題点に着目してなされたものであり、その目的とす
るところは、従来の砂入り人工芝が敷設されたグランド
における問題点を解決し、透水孔から粒状体が流出する
恐れがなく、しかも透水孔に目詰まりを生じることがな
く、透水性が優れている人工芝を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明人工芝は、合成樹脂製基材に
多数の芝葉が植設され、基材に透水孔が設けられ、芝葉
間に粒状体が充填されている人工芝であって、透水孔の
形状が楕円形ないしは長円形であることを特徴とするも
のである。
に、請求項1記載の本発明人工芝は、合成樹脂製基材に
多数の芝葉が植設され、基材に透水孔が設けられ、芝葉
間に粒状体が充填されている人工芝であって、透水孔の
形状が楕円形ないしは長円形であることを特徴とするも
のである。
【0006】又、請求項2記載の本発明人工芝は、合成
樹脂製基材に多数の芝葉が植設され、基材に透水孔が設
けられ、芝葉間に粒状体が充填されている人工芝であっ
て、粒状体層の下層の透水孔を覆う粒状体の粒径が透水
孔の最小径寸法の50%以上であって100%以下であ
ることを特徴とするものである。
樹脂製基材に多数の芝葉が植設され、基材に透水孔が設
けられ、芝葉間に粒状体が充填されている人工芝であっ
て、粒状体層の下層の透水孔を覆う粒状体の粒径が透水
孔の最小径寸法の50%以上であって100%以下であ
ることを特徴とするものである。
【0007】請求項1記載の本発明において、楕円形な
いしは長円形の透水孔の長径の寸法は特に限定されない
が、1〜10mm程度とするのが好ましい。透水孔の長
径の寸法が1mm未満の場合には、透水面積が過少であ
り、十分な透水性能が得難い恐れがあり、透水孔の長径
の寸法が10mmを越える場合には、基材の強度が低下
する恐れが生じる。
いしは長円形の透水孔の長径の寸法は特に限定されない
が、1〜10mm程度とするのが好ましい。透水孔の長
径の寸法が1mm未満の場合には、透水面積が過少であ
り、十分な透水性能が得難い恐れがあり、透水孔の長径
の寸法が10mmを越える場合には、基材の強度が低下
する恐れが生じる。
【0008】又、請求項1記載の本発明において、楕円
形ないしは長円形の透水孔の短径の寸法は特に限定され
ないが、1〜3mm程度とするのが好ましい。透水孔の
短径の寸法が1mm未満の場合には、透水面積が過少で
あり、十分な透水性能が得難い恐れがあり、透水孔の短
径の寸法が3mmを越える場合には、粒径の大きい粒状
体を使用する必要があり、粒径の大きい粒状体は芝葉間
に収まり難い恐れが生じる。
形ないしは長円形の透水孔の短径の寸法は特に限定され
ないが、1〜3mm程度とするのが好ましい。透水孔の
短径の寸法が1mm未満の場合には、透水面積が過少で
あり、十分な透水性能が得難い恐れがあり、透水孔の短
径の寸法が3mmを越える場合には、粒径の大きい粒状
体を使用する必要があり、粒径の大きい粒状体は芝葉間
に収まり難い恐れが生じる。
【0009】請求項1、2記載の本発明において、粒状
体の材質としては、特に限定されるものではないが、例
えば、天然珪砂がコスト上好ましい。粒状体の形状とし
ては、角張ったものより円形に近いものが好ましい。角
張った粒状体は芝葉を損傷する恐れがあり、又、長期間
の使用により角部が粒状体同士の摩擦により微粉化し、
粉塵等が発生する恐れがあり、環境面にも悪影響を及ぼ
すことがある。
体の材質としては、特に限定されるものではないが、例
えば、天然珪砂がコスト上好ましい。粒状体の形状とし
ては、角張ったものより円形に近いものが好ましい。角
張った粒状体は芝葉を損傷する恐れがあり、又、長期間
の使用により角部が粒状体同士の摩擦により微粉化し、
粉塵等が発生する恐れがあり、環境面にも悪影響を及ぼ
すことがある。
【0010】請求項2記載の発明においては、粒状体層
の下層の透水孔を覆う粒状体の粒径が透水孔の最小径寸
法の50%以上であって100%以下とする。粒径が透
水孔の最小径寸法の50%未満である場合には、粒状体
同士のブリッジ作用が少なくなり、透水孔からの流出量
が増加する。又、粒径が透水孔の最小径寸法の100%
を越える場合には、透水孔を完全に閉塞する場合があ
り、透水性能が阻害される可能性が生じる。
の下層の透水孔を覆う粒状体の粒径が透水孔の最小径寸
法の50%以上であって100%以下とする。粒径が透
水孔の最小径寸法の50%未満である場合には、粒状体
同士のブリッジ作用が少なくなり、透水孔からの流出量
が増加する。又、粒径が透水孔の最小径寸法の100%
を越える場合には、透水孔を完全に閉塞する場合があ
り、透水性能が阻害される可能性が生じる。
【0011】又、請求項2記載の発明においては、粒状
体としては粒状体の粒径が透水孔の最小径寸法の50%
以上であって100%以下の1種類の粒状体を使用して
もよく、粒状体層の下層の透水孔を覆う粒状体の粒径を
透水孔の最小径寸法の50%以上であって100%以下
とし、上槽の粒状体としては、粒径が下層の粒状体の粒
径よりも細かいものを使用してもよい。
体としては粒状体の粒径が透水孔の最小径寸法の50%
以上であって100%以下の1種類の粒状体を使用して
もよく、粒状体層の下層の透水孔を覆う粒状体の粒径を
透水孔の最小径寸法の50%以上であって100%以下
とし、上槽の粒状体としては、粒径が下層の粒状体の粒
径よりも細かいものを使用してもよい。
【0012】粒状体層の下層の厚みは、粒状体同士のブ
リッジ作用を得るために粒状体の粒径の3倍程度とする
ことが好ましく、粒状体層の下層及び上層を合わせた厚
みは、芝葉の高さよりも小さくして芝葉が粒状体層より
も上方に突出するようにしなければならない。
リッジ作用を得るために粒状体の粒径の3倍程度とする
ことが好ましく、粒状体層の下層及び上層を合わせた厚
みは、芝葉の高さよりも小さくして芝葉が粒状体層より
も上方に突出するようにしなければならない。
【0013】〔作用〕請求項1記載の本発明人工芝にお
いては、透水孔の形状が楕円形ないしは長円形であるの
で、楕円形ないしは長円形の透水孔の短径の寸法は円形
の透水孔の径よりも小さく、従って、粒状体が透水孔よ
り流出するのを抑えることができる。
いては、透水孔の形状が楕円形ないしは長円形であるの
で、楕円形ないしは長円形の透水孔の短径の寸法は円形
の透水孔の径よりも小さく、従って、粒状体が透水孔よ
り流出するのを抑えることができる。
【0014】又、請求項2記載の本発明人工芝において
は、粒状体層の下層の透水孔を覆う粒状体の粒径が透水
孔の最小径寸法の50%以上であって100%以下であ
るので、粒状体同士のブリッジ作用により粒状体が透水
孔から流出することがなく、しかも粒状体により透水孔
が閉塞されることがなく、透水性能が優れている。
は、粒状体層の下層の透水孔を覆う粒状体の粒径が透水
孔の最小径寸法の50%以上であって100%以下であ
るので、粒状体同士のブリッジ作用により粒状体が透水
孔から流出することがなく、しかも粒状体により透水孔
が閉塞されることがなく、透水性能が優れている。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の人工芝の一例
を示す断面図、図2は図1に示す本発明の人工芝の裏面
図である。
を参照しながら説明する。図1は本発明の人工芝の一例
を示す断面図、図2は図1に示す本発明の人工芝の裏面
図である。
【0016】図1、2において、1は基材であり、基材
1は合成樹脂製基布11とその裏面の合成樹脂製バッキ
ング層12とから構成されている。2、2・・は基材1
に植設された合成樹脂製芝葉、21は基材1の裏面に現
れた芝葉2のバックステッチである。13は基材1に穿
設された楕円形の透水孔である。
1は合成樹脂製基布11とその裏面の合成樹脂製バッキ
ング層12とから構成されている。2、2・・は基材1
に植設された合成樹脂製芝葉、21は基材1の裏面に現
れた芝葉2のバックステッチである。13は基材1に穿
設された楕円形の透水孔である。
【0017】3・・は芝葉2、2・・間に充填された砕
石からなる粒状体であり、粒状体3・・の粒径は楕円形
の透水孔13の短径D2の50%以上であって100%
以下の大きさのほぼ揃ったものが使用されている。
石からなる粒状体であり、粒状体3・・の粒径は楕円形
の透水孔13の短径D2の50%以上であって100%
以下の大きさのほぼ揃ったものが使用されている。
【0018】図1、2に示す本発明の人工芝において
は、透水孔13の形状が楕円形であるので、楕円形の短
径D2の寸法は円形の透水孔の径よりも小さく、従っ
て、粒状体3・・が透水孔13より流出するのを抑える
ことができる。
は、透水孔13の形状が楕円形であるので、楕円形の短
径D2の寸法は円形の透水孔の径よりも小さく、従っ
て、粒状体3・・が透水孔13より流出するのを抑える
ことができる。
【0019】又、透水孔13を覆う粒状体3・・の粒径
が透水孔13の短径D2の50%以上であって100%
以下であるので、粒状体3・・同士のブリッジ作用によ
り粒状体3・・が透水孔13から流出することがなく、
しかも粒状体3・・により透水孔13が閉塞されること
がなく、透水性能が優れている。
が透水孔13の短径D2の50%以上であって100%
以下であるので、粒状体3・・同士のブリッジ作用によ
り粒状体3・・が透水孔13から流出することがなく、
しかも粒状体3・・により透水孔13が閉塞されること
がなく、透水性能が優れている。
【0020】図3は本発明の人工芝の他の一例を示す断
面図である。図3に示す本発明の人工芝においては、基
材1に穿設された透水孔13aが図4に示すように、長
円形であり、芝葉2、2・・間に充填さた粒状体として
は、下層31に粒径が長円形の透水孔13の短径D2の
50%以上であって100%以下の大きさのほぼ揃った
粒状体3が使用され、上層32に粒径が長円形の透水孔
13の短径D2の50%以下の細かい粒状体30が使用
されているものであり、その他の構成は図1、2に示す
人工芝と同様である。
面図である。図3に示す本発明の人工芝においては、基
材1に穿設された透水孔13aが図4に示すように、長
円形であり、芝葉2、2・・間に充填さた粒状体として
は、下層31に粒径が長円形の透水孔13の短径D2の
50%以上であって100%以下の大きさのほぼ揃った
粒状体3が使用され、上層32に粒径が長円形の透水孔
13の短径D2の50%以下の細かい粒状体30が使用
されているものであり、その他の構成は図1、2に示す
人工芝と同様である。
【0021】〔実施例1〕図1、2に示すように、ポリ
プロピレン製スプリットヤーン(繊度:1200デニー
ル、厚み100μm)を平織り(織組織:経緯とも20
本/インチ)してなる基布11に、ポリプロピレン製ス
プリットヤーン(繊度:8000デニール、厚み80μ
m)からなる芝葉2・・を密度5mmピッチ、高さ20
mmにタフティング機により植設した。
プロピレン製スプリットヤーン(繊度:1200デニー
ル、厚み100μm)を平織り(織組織:経緯とも20
本/インチ)してなる基布11に、ポリプロピレン製ス
プリットヤーン(繊度:8000デニール、厚み80μ
m)からなる芝葉2・・を密度5mmピッチ、高さ20
mmにタフティング機により植設した。
【0022】基布11の裏面にスチレン−ブタジェンゴ
ムラテックスを主成分とするバッキング材を固形分換算
で400g/m2 塗布し、十分に加熱乾燥固化させ、バ
ッキング層12を形成して基材1を構成した。
ムラテックスを主成分とするバッキング材を固形分換算
で400g/m2 塗布し、十分に加熱乾燥固化させ、バ
ッキング層12を形成して基材1を構成した。
【0023】このように基布11の裏面にバッキング層
12を形成した基材1の裏側から約300℃に加熱した
穿孔棒を押しつけることにより楕円形の透水孔13(長
径4.5mm、短径2mm、孔面積7.1mm2 )を設
け(孔ピッチ40mm)、芝葉2、2間に粒径1.2〜
1.5mmに粒度調製した鹿島産天然珪砂からなる粒状
体3・・を層厚み16mmとなるように充填して人工芝
を得た。
12を形成した基材1の裏側から約300℃に加熱した
穿孔棒を押しつけることにより楕円形の透水孔13(長
径4.5mm、短径2mm、孔面積7.1mm2 )を設
け(孔ピッチ40mm)、芝葉2、2間に粒径1.2〜
1.5mmに粒度調製した鹿島産天然珪砂からなる粒状
体3・・を層厚み16mmとなるように充填して人工芝
を得た。
【0024】〔実施例2〕透水孔の形状は実施例1と同
様に楕円形とし、粒状体としては、図3に示すように、
下層31には粒径1.2〜1.5mmに粒度調製した鹿
島産天然珪砂からなる粒状体3・・を層厚み5mmとな
るように充填し、その上に上層32として粒径0.6〜
0.9mmに粒度調製した鹿島産天然珪砂からなる粒状
体30、30・・を層厚み11mmとなるように充填
し、粒状体3からなる下層31の上に粒状体30からな
る上層32を形成し、全体の厚み16mmの層を形成し
た。その他は実施例1と同様である。
様に楕円形とし、粒状体としては、図3に示すように、
下層31には粒径1.2〜1.5mmに粒度調製した鹿
島産天然珪砂からなる粒状体3・・を層厚み5mmとな
るように充填し、その上に上層32として粒径0.6〜
0.9mmに粒度調製した鹿島産天然珪砂からなる粒状
体30、30・・を層厚み11mmとなるように充填
し、粒状体3からなる下層31の上に粒状体30からな
る上層32を形成し、全体の厚み16mmの層を形成し
た。その他は実施例1と同様である。
【0025】〔実施例3〕透水孔の形状は図4に示すよ
うに長円形(長径D1=5.0mm、短径D2=1.5
mm、孔面積7.1mm2 )とした以外は実施例1と同
様である。
うに長円形(長径D1=5.0mm、短径D2=1.5
mm、孔面積7.1mm2 )とした以外は実施例1と同
様である。
【0026】〔実施例4〕透水孔が直径2mmの円形で
あり、粒状体の粒径が1.2〜1.7mmであること以
外は実施例1と同様である。 〔実施例5〕透水孔が直径2mmの円形であり、下層の
粒状体の粒径が1.2〜1.7mmであること以外は実
施例2と同様である。 〔比較例1〕透水孔の形状を円形(直径3mm、孔面積
7.1mm2 )としたこと以外は実施例1と同様であ
る。
あり、粒状体の粒径が1.2〜1.7mmであること以
外は実施例1と同様である。 〔実施例5〕透水孔が直径2mmの円形であり、下層の
粒状体の粒径が1.2〜1.7mmであること以外は実
施例2と同様である。 〔比較例1〕透水孔の形状を円形(直径3mm、孔面積
7.1mm2 )としたこと以外は実施例1と同様であ
る。
【0027】〔比較例2〕粒状体の粒径が0.6〜0.
9mmであること以外は実施例4と同様である。
9mmであること以外は実施例4と同様である。
【0028】〔比較例3〕粒状体の粒径が2.4〜3.
0mmであること以外は実施例4と同様である。 〔評価〕人工芝を1m×1mの大きさの正方形のサンプ
ルを作成し、1年間屋外暴露を行い、粒状体の流出量と
透水性能について評価した。その結果は表1に示す通り
である。
0mmであること以外は実施例4と同様である。 〔評価〕人工芝を1m×1mの大きさの正方形のサンプ
ルを作成し、1年間屋外暴露を行い、粒状体の流出量と
透水性能について評価した。その結果は表1に示す通り
である。
【0029】
【表1】
【0030】尚、粒状体の流出については、屋外暴露
後、透水孔より流出した粒状体をサンプリングし、十分
乾燥させた後、重量を測定した。透水係数は施工直後品
と屋外暴露品について、JIS A1218(199
0)「土の透水試験方法」4項に準拠した方法により評
価した。プレー性能として、屋外暴露後、テニスボール
を2mの高さから落下させてその反発高さを測定した。
表1に示すように、実施例1〜5においては、比較例
1、2に比較して、粒状体の流出量が少なく、透水係数
が大きく透水性能が優れている。比較例3は粒状体の流
出量が少なく透水性能が優れているが、テニスボールの
反発高さが小さくプレー可能範囲の100〜140cm
を逸脱しているので、プレー性能が悪い。
後、透水孔より流出した粒状体をサンプリングし、十分
乾燥させた後、重量を測定した。透水係数は施工直後品
と屋外暴露品について、JIS A1218(199
0)「土の透水試験方法」4項に準拠した方法により評
価した。プレー性能として、屋外暴露後、テニスボール
を2mの高さから落下させてその反発高さを測定した。
表1に示すように、実施例1〜5においては、比較例
1、2に比較して、粒状体の流出量が少なく、透水係数
が大きく透水性能が優れている。比較例3は粒状体の流
出量が少なく透水性能が優れているが、テニスボールの
反発高さが小さくプレー可能範囲の100〜140cm
を逸脱しているので、プレー性能が悪い。
【0031】以上、本発明の実施の形態を図により説明
したが、本発明の具体的な実施の形態は図に示す実施の
形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱し
ない範囲の設計変更は本発明に含まれる。
したが、本発明の具体的な実施の形態は図に示す実施の
形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱し
ない範囲の設計変更は本発明に含まれる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の本発明人工芝において
は、楕円形ないしは長円形の透水孔の短径の寸法は円形
の透水孔の径よりも小さく、従って、粒状体が透水孔よ
り流出するのを抑えることができる。
は、楕円形ないしは長円形の透水孔の短径の寸法は円形
の透水孔の径よりも小さく、従って、粒状体が透水孔よ
り流出するのを抑えることができる。
【0033】又、請求項2記載の本発明人工芝において
は、粒状体同士のブリッジ作用により粒状体が透水孔か
ら流出することがなく、しかも粒状体により透水孔が閉
塞されることがなく、透水性能が優れている。
は、粒状体同士のブリッジ作用により粒状体が透水孔か
ら流出することがなく、しかも粒状体により透水孔が閉
塞されることがなく、透水性能が優れている。
【図1】本発明の人工芝の一例を示す断面図。
【図2】図1に示す本発明の人工芝の裏面図。
【図3】本発明の人工芝の他の一例を示す断面図。
【図4】透水孔の形状の他の例を示す図。
1 基材 11 基布 12 バッキング層 13、13a 透水孔 2 芝葉 3、30 粒状体
Claims (2)
- 【請求項1】 合成樹脂製基材に多数の芝葉が植設さ
れ、基材に透水孔が設けられ、芝葉間に粒状体が充填さ
れている人工芝であって、透水孔の形状が楕円形ないし
は長円形であることを特徴とする人工芝。 - 【請求項2】 合成樹脂製基材に多数の芝葉が植設さ
れ、基材に透水孔が設けられ、芝葉間に粒状体が充填さ
れている人工芝であって、粒状体層の下層の透水孔を覆
う粒状体の粒径が透水孔の最小径寸法の50%以上であ
って100%以下であることを特徴とする人工芝。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11004245A JP2000204513A (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 人工芝 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11004245A JP2000204513A (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 人工芝 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000204513A true JP2000204513A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11579168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11004245A Pending JP2000204513A (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 人工芝 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000204513A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002339312A (ja) * | 2001-05-21 | 2002-11-27 | Toray Ind Inc | 湿潤性人工芝生グランド用の人工芝生 |
JP2006266081A (ja) * | 2000-02-14 | 2006-10-05 | Southwest Recreational Industries Inc | 人工芝システム |
WO2008046912A1 (de) * | 2006-10-20 | 2008-04-24 | Trocellen Gmbh | Polsterschicht unter kunstrasen und verfahren zum verlegen einer polsterschicht |
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1999
- 1999-01-11 JP JP11004245A patent/JP2000204513A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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