JP2000202788A - 微細物体の操作装置 - Google Patents

微細物体の操作装置

Info

Publication number
JP2000202788A
JP2000202788A JP11006651A JP665199A JP2000202788A JP 2000202788 A JP2000202788 A JP 2000202788A JP 11006651 A JP11006651 A JP 11006651A JP 665199 A JP665199 A JP 665199A JP 2000202788 A JP2000202788 A JP 2000202788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fine object
image
fine
microplate
well
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11006651A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3465613B2 (ja
Inventor
Takayuki Hatase
貴之 畑瀬
Teruaki Nishinaka
輝明 西中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP00665199A priority Critical patent/JP3465613B2/ja
Publication of JP2000202788A publication Critical patent/JP2000202788A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3465613B2 publication Critical patent/JP3465613B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細物体の採取を効率よく行うことができる
微細物体の操作装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 容器8内の液体中の特定の微細物体をマ
イクロプレート34に採取する操作において、カメラで
撮像された容器8内の微細物体の画像とマイクロプレー
ト34のグラフィック画像をパソコン3に表示させる。
作業者の操作によって表示画面上で採取対象の微細物体
および収容先のウェルを指示することにより、指定され
た微細物体を光ピンセットによって捕捉し、分注機構に
よって吸引して指定されたウェルに分注ノズル36より
吐出して採取する。これにより、識別された微細物体を
効率よく採取することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生化学分野等にお
いて、試料溶液中の微生物や動植物細胞などの微細物体
を移動・捕捉・採取する操作を行う微細物体の操作装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生化学分野等における各種試験や分析に
おいては、試料中に存在する多数の微生物等の微細物体
の中から特定の微細物体を探索・識別して採取する操作
が行われる。従来これらの操作は、熟練した専門家が、
顕微鏡視野内にて微細物体を観察・識別し、これにより
特定された微細物体をマイクロピペットなどを用いて採
取するという手作業的な方法が一般に用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような手作業的な
操作においては、作業者は微細物体を観察して識別し、
採取対象を特定するという本来的な作業以外の云わば付
随的な作業に多大な労力を要している実情にあった。す
なわち特定された微細物体をレーザピンセットなどによ
って捕捉したり、捕捉した微細物体を移動させてマイク
ロピペットによって採取する操作などをも同一の作業者
が行わなければならなかったため、微細物体の採取作業
にはきわめて多大な時間と労力を要し非効率的であると
いう問題点があった。
【0004】そこで本発明は、微細物体の採取を効率よ
く行うことができる微細物体の操作装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の微細物体
の操作装置は、容器内に収納された液体中の微細物体を
撮像するカメラと、このカメラで撮像された画像を表示
する表示装置と、前記容器内にレーザ光を照射してこの
レーザ光の光圧によって液体中の微細物体を捕捉する捕
捉手段と、前記レーザ光を容器に対して少なくとも水平
方向へ相対的に移動させるレーザ光移動手段と、前記表
示装置に表示された画像上の微細物体を作業者の操作に
よって指示する指示手段と、この指示手段からの指示に
基づいて前記捕捉手段およびレーザ光移動手段を制御す
る制御手段とを備えた。
【0006】請求項2記載の微細物体の操作装置は、請
求項1記載の微細物体の操作装置であって、前記微細物
体捕捉手段で捕捉した微細物体を採取する採取手段を備
えた。
【0007】請求項3記載の微細物体の操作装置は、容
器内に収納された液体中の微細物体を撮像するカメラ
と、このカメラで撮像された画像を表示する表示装置
と、複数のウェルが形成されたマイクロプレートを支持
するマイクロプレート支持部と、微細物体を吸引して前
記マイクロプレートのウェルに吐出する採取手段と、前
記表示装置に表示された画像上の微細物体および前記マ
イクロプレートのウェルの位置を作業者の操作によって
指示する指示手段と、前記指示手段からの指示に基づい
て前記採取手段を制御することにより指示された微細物
体を指示されたウェルに吐出する制御手段を備えた。
【0008】請求項4記載の微細物体の操作装置は、請
求項3記載の微細物体の操作装置であって、前記指示手
段は、前記表示装置に表示されたマイクロプレートのグ
ラフィック画像上でウェルの位置を指示することによ
り、吐出対象のウェルの位置を指示するようにした。
【0009】請求項5記載の微細物体の操作装置は、請
求項3記載の微細物体の操作装置であって、前記表示装
置は、カメラで撮像した画像とマイクロプレートのグラ
フィック画像とを同一画面上で表示するようにした。
【0010】請求項1記載の発明によれば、液体中の微
細物体を撮像するカメラと、撮像された微細物体を画像
表示する表示手段と、液体中の微細物体をレーザ光によ
って捕捉する捕捉手段と、レーザ光を移動させるレーザ
光移動手段とを備え、表示された微細物体を画像上で指
示して移動させることにより、識別された微細物体を所
定位置に非接触で移動させることができる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、捕捉した微
細物体を採取する採取手段を備えることにより、微細物
体を液体とともに採取することができる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、指示された
微細物体を指示されたマイクロプレートのウェルに採取
することにより、微細物体の分別管理を正確に効率よく
行うことができる。
【0013】請求項4記載の発明によれば、表示装置に
表示されたマイクロプレートのグラフィック画像上ウェ
ルの位置を指示することにより吐出対象のウェルを指示
することができ、操作性を向上させることができる。
【0014】請求項5記載の発明によれば、カメラで撮
像した微細物体の画像とマイクロプレートのグラフィッ
ク画像とを同時に表示することにより、微細物体の分類
作業を容易に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の微細
物体の操作装置の斜視図、図2は同微細物体の操作装置
の側面図、図3は同微細物体の操作装置の構成を示すブ
ロック図、図4は同微細物体の操作装置の処理機能を示
す機能ブロック図、図5、図6は同微細物体の操作装置
の表示画面を示す図、図7、図8は同微細物体の自動探
索による採取方法のフロー図、図9は同微細物体の自動
探索によらない採取方法のフロー図、図10、図11、
図12は同微細物体の操作装置の表示画面を示す図であ
る。
【0016】まず図1、図2を参照して微細物体の操作
装置の構造について説明する。図1において微細物体の
操作装置は、基台1上に設けられた本体部2および制御
用のパソコン3から構成されている。本体部2はカバー
ケース2a内に以下に説明する各部を配置して構成され
ている。
【0017】カバーケース2aの内部には基台5が配設
されている。基台5の端部にはサイドフレーム5aが立
設されており、サイドフレーム5aの上部には上部フレ
ーム5bが固着されている。サイドフレーム5aの側面
には、第1のXYテーブル6が配設されており、第1の
XYテーブル6には透光性を有する試料テーブル7が装
着されている。試料テーブル7は、微生物や動植物細胞
などの微細物体を含んだ液状試料を入れた透光性を有す
る試料容器8を支持している。
【0018】上部フレーム5bには透過照明9(第1の
照明部)が配設されており、透過照明9は、ミラー14
で反射された照明光を試料容器8上に照射する。試料容
器8の下方の基台5の底部にはカメラ18が配設されて
いる。また基台5の側部には蛍光照明10(第2の照明
部)が配設されており、蛍光照明10はハーフミラー1
5を介して試料容器8の下方から照明光を照射する。カ
メラ18は、透過照明9または蛍光照明10によって照
明された試料容器8を撮像する。
【0019】基台5の側部には、赤外線レーザ光源11
(第1のレーザ装置)および紫外線レーザ光源12(第
2のレーザ装置)が配設されている。赤外線レーザ光源
11から照射された赤外線レーザ光は走査光学系13を
経てミラー17によって上方に照射され、試料容器8に
下方から入射する。走査光学系13を駆動することによ
り、赤外線レーザ光の照射位置は試料容器8中で水平方
向に移動する。したがって、走査光学系13はレーザ光
移動手段となっている。なお、走査光学系13を用いる
代わりに、第1のXYテーブル6を駆動することによ
り、赤外線レーザ光を試料容器8に対して水平方向に相
対的に移動させるようにしても良い。この場合には、第
1のXYテーブル6がレーザ光移動手段となる。
【0020】試料容器8の試料液体中の微細物体に赤外
線レーザ光を照射することにより、微細物体は赤外線レ
ーザ光の光圧によりトラップされ、捕捉される。走査光
学系13によって(または第1のXYテーブルを駆動す
ることにより)赤外線レーザ光を走査させることによ
り、試料容器8内の捕捉対象の微細物体に赤外線レーザ
光を照射してこれをトラップし、非接触にて任意の位置
に移動させることができる。赤外線レーザ光源11およ
び走査光学系13は、微細物体をレーザ光によってトラ
ップするいわゆるレーザピンセットであり、微細物体を
捕捉する捕捉手段となっている。
【0021】紫外線レーザ光源12から照射された紫外
線レーザ光はミラー16によって反射され、試料容器8
に下方から入射する。この紫外線レーザ光は試料中の微
細物体を局部的に破壊する加工用途に適しており、紫外
線レーザ光を加工対象の微細物体に照射することにより
微細物体の切断などの加工を行うことができる。紫外線
レーザ光源12は加工手段となっている。
【0022】試料容器8の上方には、試料供給ピペット
21が導設されており、試料供給ピペット21はXYZ
テーブル22によって移動可能となっている。試料供給
ピペット21は、分注機構25に接続されており、分注
機構25には配管26,27,28を介して試料タンク
29、洗浄用の希釈液タンク30、廃液タンク31が接
続されている。分注機構25の吸入・吐出機構を用いる
ことにより、試料タンク29および希釈液タンク30か
ら吸入した試料、希釈液を、試料供給ピペット21の先
端から選択的に試料容器8に吐出する。試験後に試料容
器8に残存する余分の試料や洗浄に用いられた後の希釈
液は、分注機構25により吸引されて廃液タンク31に
回収される。
【0023】試料容器8の近傍には、XYZテーブル2
4によって移動可能な採取用のマイクロピペット23
が、先端の吸入口を試料容器8の液体中に浸入させる姿
勢で配設されている。マイクロピペット23は分注機構
25に接続されており、分注機構25の吸入・吐出機能
を用いることにより、試料容器8中の試料に含まれマイ
クロピペット23の吸入口近傍に位置する微細物体を吸
入・移送し、分注ノズル36の先端部から吐出して容器
に採取することができる。したがって、マイクロピペッ
ト23、分注機構25および分注ノズル36は微細物体
を採取する採取手段となっている。
【0024】分注機構25の下方には、第2のXYテー
ブル32が配設されている。第2のXYテーブル32上
にはマイクロプレート支持部であるプレートホルダ33
が装着されており、プレートホルダ33の上面には、複
数の微細物体の容器であるウェル35を備えたマイクロ
プレート34が載置されている。第2のXYテーブル3
2を駆動して、分注ノズル36の直下に位置するマイク
ロプレート34を水平移動させることにより、任意のウ
ェル35に分注ノズル36から吐出される微細物体を収
容することができる。
【0025】次に図3を参照して、微細物体の操作装置
の制御系の構成を説明する。カメラ18、第1の照明部
9および第2の照明部10は、CPU43の指示に従っ
て試料容器8内の微細物体を撮像する。
【0026】分注コントローラ41は、分注機構25の
動作を制御する。走査光学系コントローラ42は走査光
学系13を制御することにより、トラップ用の赤外線レ
ーザ光を試料容器8内で移動させる。CPU43は制御
手段であり、記憶手段であるRAM44、ROM45、
ファイル装置46に格納されたプログラムやデータに基
づいて各種の処理や演算を実行する。RAM44はCP
U43の処理演算時にデータを一時的に格納するための
メモリである。ROM45は、各種の処理や動作に必要
なプログラムを記憶する。
【0027】ファイル装置46は、プログラムや各種の
データ、例えばカメラ18で撮像された微細物体の画像
や、これらの微細物体の分類結果などを格納する。記憶
媒体ドライブ装置47は、必要なプログラムやデータの
外部記憶媒体への書き込み・読み取りを行う。外部記憶
媒体48はフロッピーディスクなどの記憶媒体であり、
データ保管用として用いられる。表示モニタ49は表示
装置であり、操作・入力時の画面表示や、撮像された微
細物体の画像を表示する。
【0028】入力部50はキーボードやマウスなどのポ
インティングデバイスであり、操作コマンドやデータの
入力を行うほか、表示モニタ49に表示された微細物体
の中から採取対象を作業者の操作により指示するととも
に、この微細物体が収容されるマイクロプレートのウェ
ルを同じく作業者の操作により画面上で指示する。すな
わち、入力部50は指示手段となっている。なお指示手
段としては、この他にタッチパネル、ジョイスティック
等を用いることができる。
【0029】次に図4を参照して、微細物体の操作装置
の処理機能について説明する。図4において、画像処理
手段51、捕捉動作制御手段52、採取動作制御手段5
3、分類処理手段54、表示処理手段55は、CPU4
3によって実行される処理手段(処理機能)である。ま
た、以下に説明する各記憶部は、記憶手段としてのRA
M44、ROM45、ファイル装置46に記憶される内
容を示している。
【0030】画像処理手段51は、カメラ18によって
撮像された試料容器8内の微細物体の画像より、目的の
微細物体を画像処理によって認識する。したがって画像
処理手段51は試料中の目的とする微細物体を探索する
探索手段となっている。基準画像記憶部56は、探索条
件として用いられる基準画像を記憶する。探索条件記憶
部57は、画像処理によって得られた視野内の微細物体
の画像から目的とする微細物体を特定する探索処理を行
う際の探索条件を記憶する。採取微細物体画像記憶部5
8は、探索され、採取された微細物体の画像を記憶す
る。マイクロプレート情報記憶部59は、採取された微
細物体を収容するマイクロプレートのウェルの配列など
の情報を記憶する。採取結果記憶部60は、採取された
微細物体の種類などのデータを微細物体が収容されるウ
ェルの情報と関連づけて記憶する。
【0031】次に、上記処理機能の内容について説明す
る。カメラ18によって撮像された試料の画像データは
画像処理手段51によって画像処理される。そしてこの
画像処理によって得られた視野内の各微細物体の画像
が、目的とする微細物体を特定するための探索条件と合
致するかどうかが基準画像記憶部56、探索条件記憶部
57のデータと比較され判断される。ここで用いられる
探索条件としては、基準画像として記憶された画像との
一致度に基づくものや、寸法、形状、色に基づくもの、
さらには視野内での微細物体の移動速度や軌跡などの運
動パターンに基づいて設定される条件など、画像情報に
基づいて設定可能な各種の探索条件が設定される。カメ
ラ18、画像処理手段51は、試料の中から探索条件に
基づいて目的とする微細物体を探索する探索手段となっ
ている。
【0032】上記処理により探索され、目的の微細物体
として特定された微細物体に、第1のレーザ装置11の
赤外線レーザ光を照射することにより、微細物体は光圧
によってトラップされる。このトラップによる捕捉動作
は捕捉動作制御手段52によって、走査光学系コントロ
ーラ42、第1のレーザ装置11、第2のレーザ装置1
2、第1のXYテーブル6を制御することによって行わ
れる。
【0033】この探索処理に用いられる微細物体の基準
画像は、記憶手段である基準画像記憶部56に記憶され
る。探索条件として用いられる寸法、形状、色や、軌
跡、移動速度などの運動パターンなどのデータは、入力
部50から入力され、探索条件記憶部57に記憶され
る。また、探索結果により捕捉・採取の対象となった微
細物体の画像データは、採取微細物体画像記憶部58に
記憶される。
【0034】また画像処理により探索された微細物体を
採取するに際し、複数種類の微細物体が存在する場合に
は、採取後の分類管理を想定した分類処理が行われる。
すなわち、同一の試料から複数の探索条件に基づいて探
索され、採取される複数の微細物体について、どのマイ
クロプレートの、どのウェルに当該探索条件に対応する
微細物体を収容するかの決定がなされる。この決定は、
マイクロプレート情報記憶部59に記憶された使用予定
のマイクロプレートの情報に基づいて、分類処理手段5
4によってなされる。
【0035】そして、この決定に基づいて、探索され採
取された微細物体を試料容器8からマイクロピペット2
3を用いて採取し、採取された微細物体をマイクロプレ
ート34に分注する処理、すなわち採取後の微細物体を
マイクロプレート34の指定されたウェル35に収容す
る分注処理を行う。これらの処理は、採取動作制御手段
53によって、第2のXYテーブル32、XYZテーブ
ル24、分注コントローラ42を制御することにより行
われる。
【0036】上記処理において、カメラ18で撮像され
た画像は表示処理手段55で表示処理され、表示モニタ
49上に画面表示される。この画面上で、入力部50の
マウスを操作して特定の微細物体を指示することによ
り、指示された微細物体の位置を特定する情報が捕捉動
作制御手段52に送られる。そしてこの情報に基づい
て、操作光学系コントローラ42、第1のレーザ装置1
1、第2のレーザ装置12、第1のXYテーブル6を制
御することにより、画面上で指示された微細物体を光圧
によってトラップして捕捉することができる。
【0037】また、グラフィック表示されたマイクロプ
レートの画面上で特定のウェルの位置をマウスなどを用
いて指示することにより、指示されたウェルの位置を特
定する信号が採取動作制御手段53に送られる。この情
報に基づいて、第2のXYテーブル32、XYZテーブ
ル24および分注コントローラ42を制御することによ
り、特定されたウェルを分注ノズル36の直下に位置さ
せ、このウェル内に特定の微細物体を吐出して採取す
る。
【0038】すなわち、指示手段である入力部50から
の指示入力に基づいて、捕捉手段、レーザ光移動手段お
よび採取手段を制御手段であるCPU43によって制御
することにより、指示された微細物体を指示されたウェ
ル内に吐出して採取することができる。
【0039】次に図5を参照して、微細物体の操作装置
の機能モードについて説明する。図5はメインメニュー
を示す表示画面であり、画面上には5種類の操作ボタン
61〜65が表示される。自動運転ON、自動運転OF
Fの操作ボタン61、62は微細物体を採取する操作を
選択する操作ボタンである。このうち、自動運転ONの
操作ボタン61を選択すると、微細物体の採取に際し、
試料内で微細物体を設定された探索条件に基づいて自動
探索するモードが選択される。また自動探索OFFの操
作ボタン62を選択すると、自動探索機能が停止され、
作業者が表示モニタ49の画面上で特定の微細物体を識
別して指示手段により指定するモードが選択される。
【0040】マニュアル操作の操作ボタン63を選択す
ると、微細物体の探索・捕捉・移動・採取などの各個別
操作を全て手動で行うモードが選択され、ファイル管理
および設定の操作ボタン64、65を選択すると、それ
ぞれファイル装置46に記憶されている諸データの更新
などの管理を行うファイル管理モードおよび探索条件な
どの各種設定作業を行う設定モードがそれぞれ選択され
る。
【0041】次に、図6、図7を参照して自動探索によ
り物体採取を行うモードについて説明する。図5の画面
上にて、自動探索ONの操作ボタン61を選択すると、
表示モニタには図6に示す画面が表示される。画面上に
は、カメラ18によって撮像された画像が画像枠66に
表示され、各種の微細物体67が表示される。また表示
枠68には物体名称、色、大きさ、運動パターンの特徴
データなどの認識結果とともに、分類処理手段54によ
って指定された収容先のウェルの位置番号が表示され
る。
【0042】さらに、画面にはマイクロプレートのグラ
フィック画像69が表示され、これによりマイクロプレ
ートの試料収容状況を知ることができる。すなわち既に
試料を収容した収容済ウェル70は着色されて表示さ
れ、また空ウェル71は空白のままで表示される。停止
・中断を示す操作ボタン72,73を選択すると、物体
採取処理を停止または中断することができる。
【0043】次に、自動探索モードによる微細物体の採
取方法について、各図を参照しながら図7、図8のフロ
ーに沿って説明する。図2において、まず分注機構25
によって希釈液タンク30から希釈液を吸入し、試料供
給ピペット21から吐出させて試料テーブル7上の試料
容器8を洗浄する(ST1)。次いで、分注機構25に
よって試料タンク29から微細物体を含んだ試料を吸入
し、試料供給ピペット21から吐出させて試料容器8中
に供給する(ST2)。
【0044】この後、カメラ18により試料容器8中の
液体を含んだ試料を撮像し(ST3)、得られた画像の
中から画像処理により目的の微細物体を認識して検出す
る探索処理を行う(ST4)。すなわち、試料の中から
目的とする微細物体が識別される。ここで、探索対象と
された試料中に目的の微細物体を全く発見しないなら
ば、最初のST1に戻り、新たな試料について同様の処
理を繰り返す。
【0045】また目的とする微細物体が発見された場合
には(ST5)、発見した微細物体、すなわち探索対象
の微細物体の画像データを採取微細物体画像記憶部58
に格納し(ST6)、赤外線レーザ光線を微細物体に対
して照射することにより、識別された目的の微細物体を
レーザピンセットによって光圧でトラップして捕捉し、
マイクロピペット23の採取位置まで移送する(ST
7)。
【0046】そして、この微細物体を収容するウェルの
位置を分類処理手段54によって決定し(ST8)、決
められたウェルが分注ノズル36の直下に位置するよう
第2のXYテーブル32を駆動してマイクロプレート3
4を位置決めする(ST9)。次いでXYZテーブル2
4を駆動してマイクロピペット23の先端を採取位置へ
移動し(ST10)、分注機構25を駆動して、捕捉さ
れた目的の微細物体をマイクロピペット23で吸引して
採取し、所定のウェル35内に吐出して収容する(ST
11)。
【0047】このとき、採取結果データとして、収容し
たウェル位置と、ST6で格納した画像の番号を採取結
果記憶部60に格納する(ST12)。すなわち、採取
した微細物体の情報を収容先のウェルと関連づけて記憶
する。この後、必要な数の微細物体を採取したか否かが
判断され(ST13)、未採取であればST3に戻って
以降のステップを繰り返し、また既に必要数の微細物体
が採取済みであれば、試料テーブル7を再び洗浄して
(ST14)、採取処理を終了する。
【0048】次に、自動探索によらない微細物体の採取
方法について、図9〜図12を参照して説明する。まず
メインメニューにて自動探索OFF(図5参照)を選択
することにより、図10に示す画面が表示される(ST
21)。この画面には、自動探索ONの場合と同様に画
像枠66内には微細物体67の画像が、また同時にマイ
クロプレートを示すグラフィック画像69が同一画面上
に表示される。
【0049】このとき、表示枠74には作業者に対して
採取する微細物体と収容先のウェルの指示を行うよう求
める表示がなされるとともにカーソル75が表示され、
採取する微細物体と収容先のウェルの指示待ちの状態と
なる(ST22)。なお、選択ボタン76、77、78
はそれぞれ試料容器8の洗浄、試料容器8への新たな試
料の供給および採取操作の終了を選択するための選択ボ
タンである。
【0050】この後図11に示すように、作業者が表示
された微細物体の中から特定の微細物体67aにカーソ
ル75を合わせてクリックすることにより採取する微細
物体の指示が行われ、次いでカーソル75を特定のウェ
ルの位置に移動させてクリックすることにより収容先の
ウェルの指示が行われる。次いで指示のあったことが確
認され(ST23)、この後画像処理により指示された
目的の微細物体を認識する(ST24)。これにより、
認識した微細物体の画像および認識結果は採取微細物体
画像記憶部58に格納される(ST25)。なお、微細
物体の名称、色、大きさ、特徴データなどの微細物体の
認識結果は、図12に示すように収容先のウェルの位置
と共に表示枠79に表示され、どのような微細物体が採
取されるのかを確認できるようになっている。
【0051】次に、レーザピンセットで目的の微細物体
を捕捉してマイクロピペット23による採取位置へ移送
する(ST26)。次いで第2のXYテーブル32を駆
動してマイクロプレート34を位置決めし(ST2
7)、XYZテーブル24を駆動してマイクロピペット
23の先端を採取位置へ移動する(ST28)。この
後、マイクロピペット23で目的の微細物体を吸引して
指示された所定のウェル35に吐出する(ST29)。
そして、収容したウェル35の位置とST25で格納し
た画像の番号を、採取結果記憶部60に格納する(ST
30)。この後、ST21に戻り、同様の採取のステッ
プを繰り返す。
【0052】この採取処理中には、表示枠80に自動採
取中である旨を報知するメッセージが表示されるととも
に、収容先のウェルの位置がマイクロプレートのグラフ
ィック画面69上に異なる色彩などにより区別されて表
示され(図12に矢印で示すウェル番号2−1参照)、
採取作業の進行状況や採取対象の微細物体の情報および
収容先を常に視覚的に確認でき、微細物体の探索から採
取までの一連の操作を効率的にかつ正確に行うことがで
きる。
【0053】本実施の形態の発明によれば、液体中の微
細物体を撮像するカメラと、撮像された微細物体を画像
表示する表示手段と、液体中の微細物体をレーザ光によ
って捕捉する捕捉手段と、レーザ光を移動させるレーザ
光移動手段とを備え、表示された微細物体を画像上で指
示して移動させることにより、識別された微細物体を所
定位置に非接触で移動させることができる。
【0054】また、好ましくは捕捉した微細物体を採取
する採取手段を備えることにより、微細物体を液体とと
もに採取することができ、指示された微細物体を指示さ
れたマイクロプレートのウェルに採取することにより、
微細物体の分別管理を正確に効率よく行うことができ
る。
【0055】更に好ましくは、マイクロプレートのウェ
ルの位置を指示するに際し、グラフィック画像上でマイ
クロプレートの位置を指示することにより、操作性を向
上させることができ、カメラで撮像した微細物体の画像
とマイクロプレートのグラフィック画像とを同時に表示
することにより、微細物体の分類作業を容易に行うこと
ができる。
【0056】なお、本実施の形態では、探索された目的
の微細物体を採取する際にレーザピンセットによって捕
捉して移動させる例を示しているが、採取方法としてレ
ーザピンセットを用いずに、第1のXYテーブル6また
はXYZテーブル24を駆動して試料容器8をマイクロ
ピペット23に対して相対的に移動させることにより目
的の微細物体を直接マイクロピペット23の先端部まで
移動させて採取するようにしても良い。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、液体中の微細物体をカ
メラで撮像して画像表示させ、識別された採取対象の微
細物体を光ピンセットで捕捉して移動させることによ
り、微細物体を非接触で効率よく採取することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の微細物体の操作装置の
斜視図
【図2】本発明の一実施の形態の微細物体の操作装置の
側面図
【図3】本発明の一実施の形態の微細物体の操作装置の
構成を示すブロック図
【図4】本発明の一実施の形態の微細物体の操作装置の
処理機能を示す機能ブロック図
【図5】本発明の一実施の形態の微細物体の操作装置の
表示画面を示す図
【図6】本発明の一実施の形態の微細物体の操作装置の
表示画面を示す図
【図7】本発明の一実施の形態の微細物体の自動探索に
よる採取方法のフロー図
【図8】本発明の一実施の形態の微細物体の自動探索に
よる採取方法のフロー図
【図9】本発明の一実施の形態の微細物体の自動探索に
よらない採取方法のフロー図
【図10】本発明の一実施の形態の微細物体の操作装置
の表示画面を示す図
【図11】本発明の一実施の形態の微細物体の操作装置
の表示画面を示す図
【図12】本発明の一実施の形態の微細物体の操作装置
の表示画面を示す図
【符号の説明】
6 第1のXYテーブル 7 試料テーブル 8 試料容器 11 赤外線レーザ光源(第1のレーザ装置) 12 紫外線レーザ光源(第2のレーザ装置) 13 走査光学系 18 カメラ 23 マイクロピペット 25 分注機構 33 プレートホルダ 34 マイクロプレート 35 ウェル 36 分注ノズル 43 CPU 49 表示モニタ(表示装置) 51 画像処理手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器内に収納された液体中の微細物体を撮
    像するカメラと、このカメラで撮像された画像を表示す
    る表示装置と、前記容器内にレーザ光を照射してこのレ
    ーザ光の光圧によって液体中の微細物体を捕捉する捕捉
    手段と、前記レーザ光を容器に対して少なくとも水平方
    向へ相対的に移動させるレーザ光移動手段と、前記表示
    装置に表示された画像上の微細物体を作業者の操作によ
    って指示する指示手段と、この指示手段からの指示に基
    づいて前記捕捉手段およびレーザ光移動手段を制御する
    制御手段とを備えたことを特徴とする微細物体の操作装
    置。
  2. 【請求項2】前記微細物体捕捉手段で捕捉した微細物体
    を採取する採取手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の微細物体の操作装置。
  3. 【請求項3】容器内に収納された液体中の微細物体を撮
    像するカメラと、このカメラで撮像された画像を表示す
    る表示装置と、複数のウェルが形成されたマイクロプレ
    ートを支持するマイクロプレート支持部と、微細物体を
    吸引して前記マイクロプレートのウェルに吐出する採取
    手段と、前記表示装置に表示された画像上の微細物体お
    よび前記マイクロプレートのウェルの位置を作業者の操
    作によって指示する指示手段と、前記指示手段からの指
    示に基づいて前記採取手段を制御することにより指示さ
    れた微細物体を指示されたウェルに吐出する制御手段を
    備えたことを特徴とする微細物体の操作装置。
  4. 【請求項4】前記指示手段は、前記表示装置に表示され
    たマイクロプレートのグラフィック画像上でウェルの位
    置を指示することにより、吐出対象のウェルの位置を指
    示することを特徴とする請求項3記載の微細物体の操作
    装置。
  5. 【請求項5】前記表示装置は、カメラで撮像した画像と
    マイクロプレートのグラフィック画像とを同一画面上に
    表示することを特徴とする請求項3記載の微細物体の操
    作装置。
JP00665199A 1999-01-13 1999-01-13 微細物体の操作装置 Expired - Fee Related JP3465613B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00665199A JP3465613B2 (ja) 1999-01-13 1999-01-13 微細物体の操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00665199A JP3465613B2 (ja) 1999-01-13 1999-01-13 微細物体の操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000202788A true JP2000202788A (ja) 2000-07-25
JP3465613B2 JP3465613B2 (ja) 2003-11-10

Family

ID=11644296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00665199A Expired - Fee Related JP3465613B2 (ja) 1999-01-13 1999-01-13 微細物体の操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3465613B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002095377A1 (en) * 2001-05-18 2002-11-28 Yaeta Endo Method of screening germ for cell-free protein synthesis and method of producing germ extract for cell-free protein synthesis
JP2005506546A (ja) * 2001-10-24 2005-03-03 ペー.アー.エル.エム.マイクロレーザー テヒノロギース アーゲー レーザ顕微解剖システム
WO2005095922A1 (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Japan Science And Technology Agency ナノギャップ列物質捕捉検出同定方法および装置
JP2006029824A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Olympus Corp 生物学的材料の解析システムおよび生物学的材料の分離方法
JP2006071571A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Toyobo Co Ltd アレイ製造方法
US7081700B2 (en) 2003-03-19 2006-07-25 Canon Kabushiki Kaisha Manipulator
KR100942440B1 (ko) 2007-10-31 2010-02-17 전자부품연구원 색상 참조부를 갖는 마이크로 플레이트를 사용한 시료분석장치
JP2014184494A (ja) * 2013-03-21 2014-10-02 Tsubakimoto Chain Co マニピュレータ装置
WO2015177857A1 (ja) * 2014-05-20 2015-11-26 株式会社島津製作所 試料導入システム
CN112536799A (zh) * 2020-12-07 2021-03-23 夏喜明 一种用于试样采集的医用机器人及其导航系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3582390B2 (ja) * 1999-01-13 2004-10-27 松下電器産業株式会社 微細物体の自動探索装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04354532A (ja) * 1991-06-01 1992-12-08 Res Dev Corp Of Japan マルチビーム微粒子操作方法
JPH0588107A (ja) * 1991-09-27 1993-04-09 Olympus Optical Co Ltd 光ピンセツト装置
JPH07505710A (ja) * 1991-12-20 1995-06-22 メルク エンド カンパニー インコーポレーテッド 細胞表面タンパク質及び/又はシトプラズム内受容体機能を検出する自動化分析機器及びこれを使用する分析方法
JP2544520B2 (ja) * 1990-12-13 1996-10-16 新技術事業団 微粒子動態パタ―ン
JPH08280375A (ja) * 1995-04-17 1996-10-29 Moritetsukusu:Kk マイクロマニピュレータ
WO1997029355A1 (de) * 1996-02-05 1997-08-14 P.A.L.M. Gmbh Verfahren und vorrichtung zur berührungslosen mikroinjektion sowie zum sortieren und zur gewinnung von planar ausgebrachten biologischen objekten mit laserstrahlen
JPH10507518A (ja) * 1994-08-08 1998-07-21 サイエンス・アプリケーションズ・インターナショナル・コーポレーション 同時複数シグナルに基づくアッセイを成し遂げるための自動システム及び方法
JP2000206011A (ja) * 1999-01-13 2000-07-28 Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd 微細物体の自動採取装置および採取方法
JP2000206057A (ja) * 1999-01-13 2000-07-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 容器に収容された微細物体の確認装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2544520B2 (ja) * 1990-12-13 1996-10-16 新技術事業団 微粒子動態パタ―ン
JPH04354532A (ja) * 1991-06-01 1992-12-08 Res Dev Corp Of Japan マルチビーム微粒子操作方法
JPH0588107A (ja) * 1991-09-27 1993-04-09 Olympus Optical Co Ltd 光ピンセツト装置
JPH07505710A (ja) * 1991-12-20 1995-06-22 メルク エンド カンパニー インコーポレーテッド 細胞表面タンパク質及び/又はシトプラズム内受容体機能を検出する自動化分析機器及びこれを使用する分析方法
JPH10507518A (ja) * 1994-08-08 1998-07-21 サイエンス・アプリケーションズ・インターナショナル・コーポレーション 同時複数シグナルに基づくアッセイを成し遂げるための自動システム及び方法
JPH08280375A (ja) * 1995-04-17 1996-10-29 Moritetsukusu:Kk マイクロマニピュレータ
WO1997029355A1 (de) * 1996-02-05 1997-08-14 P.A.L.M. Gmbh Verfahren und vorrichtung zur berührungslosen mikroinjektion sowie zum sortieren und zur gewinnung von planar ausgebrachten biologischen objekten mit laserstrahlen
JP2000206011A (ja) * 1999-01-13 2000-07-28 Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd 微細物体の自動採取装置および採取方法
JP2000206057A (ja) * 1999-01-13 2000-07-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 容器に収容された微細物体の確認装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002095377A1 (en) * 2001-05-18 2002-11-28 Yaeta Endo Method of screening germ for cell-free protein synthesis and method of producing germ extract for cell-free protein synthesis
JP2005506546A (ja) * 2001-10-24 2005-03-03 ペー.アー.エル.エム.マイクロレーザー テヒノロギース アーゲー レーザ顕微解剖システム
US7122940B2 (en) 2003-03-19 2006-10-17 Canon Kabushiki Kaisha Manipulator
US7081700B2 (en) 2003-03-19 2006-07-25 Canon Kabushiki Kaisha Manipulator
WO2005095922A1 (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Japan Science And Technology Agency ナノギャップ列物質捕捉検出同定方法および装置
KR100849874B1 (ko) * 2004-03-30 2008-08-01 도쿠리쓰교세이호징 가가쿠 기주쓰 신코 기코 나노갭 열 물질 포착, 검출, 동정 방법 및 디바이스
JP2006029824A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Olympus Corp 生物学的材料の解析システムおよび生物学的材料の分離方法
JP4679847B2 (ja) * 2004-07-12 2011-05-11 オリンパス株式会社 細胞の解析方法
JP2006071571A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Toyobo Co Ltd アレイ製造方法
KR100942440B1 (ko) 2007-10-31 2010-02-17 전자부품연구원 색상 참조부를 갖는 마이크로 플레이트를 사용한 시료분석장치
JP2014184494A (ja) * 2013-03-21 2014-10-02 Tsubakimoto Chain Co マニピュレータ装置
WO2015177857A1 (ja) * 2014-05-20 2015-11-26 株式会社島津製作所 試料導入システム
CN112536799A (zh) * 2020-12-07 2021-03-23 夏喜明 一种用于试样采集的医用机器人及其导航系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3465613B2 (ja) 2003-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5244801B2 (ja) 細胞及び/又は細胞コロニーの自動化した除去のための方法及び装置
US7450224B2 (en) Determination of the boundaries between fractions and extraction of selected fractions in a fractionated sample
CN101910907B (zh) 用于可控地扫描细胞样本的方法和系统
JP2000202788A (ja) 微細物体の操作装置
JP5324590B2 (ja) 粒子を同定及び操作するための方法及び装置
JP4112493B2 (ja) レーザ顕微解剖システム
WO2003067904A2 (en) High-throughput cell identification and isolation method and apparatus
CN101592653A (zh) 全自动大便常规检验操作仪
JP2000206011A (ja) 微細物体の自動採取装置および採取方法
JP7287427B2 (ja) 細胞吸引支援装置および細胞吸引支援装置の制御方法
JP7294426B2 (ja) 細胞ピッキング装置
WO2019150755A1 (ja) 撮像システム
JP3582390B2 (ja) 微細物体の自動探索装置
JP3820227B2 (ja) 細胞単離方法
JP2001211875A (ja) 微細物体の採取装置および採取方法
JP2000202791A (ja) 微細物体の採取装置
CN201203611Y (zh) 全自动大便常规检验操作仪
JP2000206057A (ja) 容器に収容された微細物体の確認装置
JP6853880B2 (ja) 細胞移動方法及び細胞移動装置
JP4800641B2 (ja) マイクロマニピュレータシステム、プログラム、及び標本操作方法
CN111699243B (zh) 摄像系统以及生物对象物移动装置
JPH08280375A (ja) マイクロマニピュレータ
WO2023233464A1 (ja) 細胞移動装置
JP2001208982A (ja) 微細物体の操作方法
US20220178961A1 (en) Cell picking device and cell picking method

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070829

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees