JP2000202590A - 金属ストリップ鋳造装置、及び、双ロ―ル鋳造装置の鋳造溜めへと溶融金属を供給する耐火ノズル - Google Patents

金属ストリップ鋳造装置、及び、双ロ―ル鋳造装置の鋳造溜めへと溶融金属を供給する耐火ノズル

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JP2000202590A
JP2000202590A JP11374744A JP37474499A JP2000202590A JP 2000202590 A JP2000202590 A JP 2000202590A JP 11374744 A JP11374744 A JP 11374744A JP 37474499 A JP37474499 A JP 37474499A JP 2000202590 A JP2000202590 A JP 2000202590A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋳造中、ノズル端と側部堰プレートとの間の
間隙を一定に維持する。 【解決手段】 双ロール鋳造装置を一対の平行な鋳造ロ
ール16で構成して、これらへと分配器18及び金属供
給のノズル19を介して溶融金属を供給して、鋳造ロー
ル16に支持されて側部堰プレート56で構成される鋳
造溜めを形成する。側部堰プレート56は側部堰プレー
ト56の摩耗に適応するように内方に動くよう、鋳造ロ
ール16端面に対して偏寄される。ノズル19は、端同
士を面して配した、離間した細長のノズルピース19A
で形成される。ノズル19外端の突起71は側部堰プレ
ート56と係合されるので、ノズルピース19Aは側部
堰プレート56で内方にシフトされて側部堰プレート5
6とノズル端との間隙を一定に維持する。突起71を、
ノズル端と側部堰プレート56又はプレートホルダ72
との間に延びる分離したプッシャ素子で置き換えてもよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属ストリップ鋳
造装置、及び、双ロール鋳造装置の鋳造溜めへと溶融金
属を供給する耐火ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】双ロール鋳造装置で連続鋳造することに
より金属ストリップを鋳造することが公知である。冷却
されて相互方向に回転する一対の水平鋳造ロール間に溶
融金属を導入し、動いているロール表面上で金属殻を凝
固させ、ロール間隙にてそれら金属殻を合体させ、凝固
したストリップ品としてロール間隙から下方ヘ送給す
る。本明細書では、「ロール間隙」という語はロール同
士が最接近する領域全般を指すものとする。溶融金属は
取鍋から1つ又は一連の小容器へと注がれ、更にはそこ
からロール間隙上方に位置した金属供給のノズルに流れ
てロール間隙へと向かい、その結果、ロール間隙直上の
ロール鋳造表面に支持される溶融金属の鋳造溜めを形成
することができる。この鋳造溜めは、ロール端面に摺動
係合して保持される側部堰プレート又は側部堰間に形成
し得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】双ロール鋳造は、冷却
によって急速に凝固する非鉄系金属にはある程度の成功
をおさめているが、凝固温度が高く、冷却されたロール
鋳造表面での不均一な凝固により欠陥の生じやすい鉄系
金属の鋳造技術に適用するにはいろいろ問題がある。溜
めを形成する側部堰プレート付近に一般に「スカル」
(skulls)として公知の固体金属片が形成されることに
より特に問題が起きる。これらの問題は、流入溶融金属
の過熱を減らすよう努める場合に悪化する。溶融金属溜
めからの熱損失率は側部堰プレート付近が最大である。
これは主として、側部堰プレートを介してロール端へと
追加の伝導熱伝達が起きるためである。この局部熱損失
率の高さが反映してこの域では固体金属のスカルが生じ
る傾向が高く、スカルはかなりの大きさに成長してロー
ル間隙に落下し、一般に「蛇卵」(snake eggs)として
知られるストリップ欠陥を引き起こし得る。側部堰プレ
ート付近での正味熱損失が高いため、スカルを避けるた
めにはこの域での入熱率を増加させねばならない。従っ
て、側部堰プレート域に一定の溜め状態を維持すること
が非常に重要である。特に、ノズル端と側部堰プレート
内面との間の隙間の設定が特別に重要である。
【0004】本発明者は、大きな流れ変化が側部堰プレ
ートに対する供給ノズル端の位置変動によりもたらさ
れ、その位置変動が、設定時の供給ノズルの不正確な位
置決め及びその後の鋳造時の熱膨脹によるノズル端の動
きや側部堰プレートの摩耗による側部堰プレートの内方
動によって生じ得ることを突き止めた。この問題は、ノ
ズルを特殊設計して「三重点」域(即ち、側部堰プレー
トと鋳造ロールが鋳造溜めのメニスカス域と出会う域)
への金属流を増加させ、溜めのこの域での入熱を増加さ
せた場合でも依然として残っている。このようなノズル
の例は、アメリカ特許第4,694,887号及び第
5,221,511号、及び、仮出願第PO2369号
に基づいた本出願人らのオーストラリア特許出願第35
218/97号に見ることができる。
【0005】三重点注ぎは溜めの三重点域でのスカルの
形成を減らすことに有効ではあるが、問題の全面的解消
にはなっていない。欠陥発生が著しく敏感で、溜めの三
重点域への金属流にわずかの変動が生じても発生してし
まうからであり、鋳造時の熱膨脹によりノズル端が動い
ても充分欠陥が生じ得るからである。ノズル端と側部堰
との間の間隙が減少するにつれて、ノズル端の三重点注
通路からの金属の下方傾斜流が側部堰プレートの、より
高い方の地点、即ち三重点域から離れた地点に衝突す
る。これによりスカルが形成されて、蛇卵欠陥となり、
極端な場合には注がれた金属がノズル端と側部堰との間
の狭められた間隙を上へ上へと向かって側部堰プレート
上端からこぼれ落ちることさえあり得る。本発明によれ
ば、鋳造中絶えずノズル端と側部堰プレートとをほぼ一
定間隙に維持できる改良が提供される。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、相互間
にロール間隙を形成する一対の平行な鋳造ロールと、端
同士を向かい合わせて配した複数の分離した細長のノズ
ルピースで形成された細長の金属供給のノズルと、ノズ
ルがロール間隙上方に且つロール間隙に沿って延びて溶
融金属をロール間隙へと送給することによりロール間隙
上方に支持された溶融金属の鋳造溜めを形成する、ノズ
ルピースを支持するノズル支持手段と、ロール間隙端の
1対の側部堰プレートと、側部堰プレートを鋳造ロール
端面に偏寄させることにより側部堰プレートがロール内
方に移動して側部堰プレートの摩耗に適応するようにし
たプレート偏寄手段とを設けた金属ストリップ鋳造装置
において、側部堰プレートの内方動に合わせた内方動で
ノズル支持手段に接して、ノズル外端を構成するノズル
ピースをシフトさせて側部堰プレートの摩耗に適応し、
それにより側部堰プレートとノズル端との間の間隙をほ
ぼ一定に維持するノズル端シフト手段とを備えたことを
特徴とする金属ストリップ鋳造装置が提供される。
【0007】又、側部堰プレートがロール間隙各端で両
鋳造ロールの端面に係合することができ、更に、鋳造ロ
ールが長手方向に互いにずらされて配置されて、各側部
堰プレートが一方の鋳造ロールの端面と他方の鋳造ロー
ルの周面とに係合することができる。
【0008】ノズル端シフト手段を、ノズル端と側部堰
プレートとの間に配してノズル端と側部堰との間の間隙
を設定するスペーサで構成し、偏寄手段の影響のもとに
側部堰プレートが内方に動く際に前記スペーサを介して
側部堰プレートがノズル端を内方に押圧することができ
る。
【0009】スペーサがノズル端により担持されて側部
堰プレートに係合することができる。
【0010】スペーサが側部堰プレートに担持されてノ
ズル端に係合することができる。
【0011】側部堰プレートが一対のプレートホルダ内
に保持され、偏寄手段がこれらプレートホルダに作用す
ることができる。その場合、ノズル端シフト手段をプレ
ートホルダとノズル端との間に延びるプッシャ素子で構
成することができる。斯かるプッシャ素子を側部堰プレ
ートの孔を介して延びるロッドとすることができる。
【0012】ノズルピースを、分配器からの分離した溶
融金属流を受ける上方に開口した細長のトラフと、溶融
金属をトラフから鋳造溜めへと送給するトラフ出口手段
と、各々が分配器からの分離溶融金属流を受けてその溶
融金属をノズル端での金属出口の流路に供給する、ノズ
ルの二つの端部での溶融金属のリザーバを形成する外端
形成部とで構成することができる。
【0013】本発明は又、ノズルを、端同士を向かい合
わせて配置してノズルを形成できる複数の細長のノズル
ピースで構成し、該ノズルピースに、各々上方に開いた
細長のトラフと、溶融金属をトラフからノズル外方へと
供給するトラフ出口手段と、ノズルの二つの端部で溶融
金属のリザーバを形成する外端形成部と、前記リザーバ
から延びて溶融金属流をリザーバからノズル外端部の下
方へと向かわせる流路と、ノズル端面から長手方向外方
に突出する分離した局部の突起とを設けた、双ロール鋳
造装置の鋳造溜めへと溶融金属を供給する耐火ノズルに
も及ぶ。
【0014】好ましくは、前記突起をノズル端の垂直中
心線上に配する。
【0015】好ましくは、ノズルピースに、横方向外方
に突出した側部フランジを形成して、それらによりノズ
ル支持部に取付けられるようにする。
【0016】好ましくは、更に、各リザーバが対応する
トラフから壁により分離され、溜めが満杯になった場合
には壁を越えて溶融金属が溜めからトラフへと流入でき
る。
【0017】以上のことから、リザーバの深さは三重域
に溶融金属の一定流を供給して非常に均一な溶融金属流
を達成するので一定の流量を維持し、それにより三重域
を通る高温金属の非常に均一な流れを達成し、結果とし
て制御流はストリップ端を適切に形成することができ
る。
【0018】鋳造時の熱膨張によるノズルの動きや側部
堰プレートの摩耗による側部堰プレートの内方動等があ
った場合でも、ノズル端シフト手段を用いることにより
ノズル端と側部堰プレートとの間の隙間をほぼ一定に維
持するので、ストリップ欠陥の発生を減らすことができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明を更に充分に説明するた
め、添付図面を参照して特定の方法及び装置を更に詳細
に説明する。
【0020】図1〜図3に示す如く鋳造装置は工場床1
2から立上がった主機械フレーム11を有する。主機械
フレーム11が支持する鋳造ロール台車13はアセンブ
リステーション14と鋳造ステーション15との間を水
平に移動可能である。鋳造ロール台車13が担持する一
対の平行な鋳造ロール16には、鋳造時に分配器18と
金属供給のノズル19とを介して溶融金属が供給され
る。鋳造ロール16は水冷されているので、動いている
ロール表面に金属殻が形成されロール間隙69にて合わ
されて、ロール出口で凝固ストリップ品20が造られ
る。この凝固ストリップ品20を第1コイラ21に送っ
て、次いで第2コイラ22に送給し得る。
【0021】鋳造ロール台車13を構成する台車フレー
ム31がホイール32によりレール33に載り、レール
33は主機械フレーム11の一部に沿って延びているの
で、鋳造ロール台車13全体がレール33に移動可能に
載っていることになる。台車フレーム31が担持する対
のロールクレードル(図示せず)に鋳造ロール16が回
転可能に取付けられる。鋳造ロール台車13をレール3
3に沿って移動させることができる複動油圧ピストンシ
リンダ装置39は鋳造ロール台車13の駆動ブラケット
40と主機械フレーム11との間に接続されて、鋳造ロ
ール台車13をアセンブリステーション14から鋳造ス
テーション15へ、又その逆へ移動させることができる
ようになっている。
【0022】鋳造ロール16は電動モータのロール駆動
軸41と台車フレーム31上のトランスミッションとを
介して相互方向に回転される。鋳造ロール16の銅製周
壁に形成され縦方向に延び周方向に離間した一連の水冷
通路には、回転グランド43を介して水冷ホース42に
接続されたロール駆動軸41内の水冷導管から、ロール
端を介し冷却水が供給される。鋳造ロール16の典型的
な大きさは径が約500mmで、最大2m幅の凝固スト
リップ品20を造れるよう長さを最大2mにすることが
できる。
【0023】分配器18は、防食ライニングを備えた高
アルミナキャスタブル等の耐火材料で造られた広皿状の
ものである。分配器18の一側は取鍋17からの溶融金
属を受ける。分配器18の他側には縦方向に離間した一
連の出口開口52が備えられている。分配器18下部を
担持する取付ブラケット53は分配器18を台車フレー
ム31に取付けるためのものであって、台車フレーム3
1の位置合わせペグ54を受けて分配器18を正確に位
置決めするようになっている。
【0024】金属供給のノズル19はアルミナグラファ
イト等の耐火材料で造られた2つの分離した細長のノズ
ルピース19Aで形成され、ステンレス製の取付ブラケ
ット60で台車フレーム31に支持される。ノズルピー
ス19Aは、アルミナグラファイト等の耐火材料で造ら
れた同形ノズル半部セグメントとして形成される。これ
らノズルピース19Aは図2、図4に示すように各々が
ノズル支持手段である2対の取付ブラケット60により
取付けられ、各対の取付ブラケット60がノズルピース
19Aの各端を支持する。ノズルピース19Aは相互間
に隙間50を有して、端部同士が向かい合うように支持
される。ノズルピース19Aの上部には外方に突出する
側部フランジ55が形成されて取付ブラケット60上に
位置する。側部フランジ55の外端は上方・外方にテー
パーしていて、相補的に傾斜した取付ブラケット60の
内面60Aに係合してノズルピース19Aを横方向に動
かないよう位置決めする。
【0025】ノズルピース19Aの構成を図5〜図13
に示す。各ノズルピース19Aは略トラフ状であって、
金属供給のノズル19は分配器18の出口開口52から
流下する溶融金属流65を受ける上方に開いたトラフ6
1を形成する。トラフ61はノズル側壁62と端壁70
との間に形成され、離間して隙間50を形成するノズル
ピース19Aの2つの平らな端壁80で、両端間を横方
向に仕切ると見なすことができる。トラフ61底部を閉
じる水平な床63は、面取りした底隅部81でノズル側
壁62と合う。金属供給のノズル19の底隅部81に
は、ノズル長手方向に沿って一定間隔で配した、長手方
向に離間する細長の長孔64状の側部開口を備える。ト
ラフ出口手段である長孔64は、溶融金属をほぼトラフ
61の床63の高さで出すよう配置されている。トラフ
61の床63に長孔64に隣接して設けた凹所83は床
63中央から長孔64へと外方・下方に傾斜し、長孔6
4は凹所83の延長部として、上部床面85レベルより
下方の面取り底隅部81の長孔出口84へと続く。
【0026】ノズルピース19A外端には、端壁70を
越えて外方に延びる外端形成部の三重点注端形成部87
を設ける。三重点注端形成部87は、分配器18からの
溶融金属を受ける上向きに開いた小さなリザーバ88を
形成し、このリザーバ88はトラフ61から端壁70に
よって分離されている。端壁70の上端89はトラフ6
1上端及びリザーバ88外部よりも低く、以下に詳述す
る如く、リザーバ88溢流時のトラフ61への逆流を許
す堰として働くことができる。
【0027】リザーバ88は平らな床部91、内面92
及び側面93、そして湾曲した直立外面94を有する浅
皿状に形成される。内面92及び側面93は垂直面に対
して傾斜しているように示されているが、床部91から
ほぼ直立に立上げてもよい。一対の三重点注通路95が
このリザーバ88の横方向外側から床部91高さの直ぐ
上に延びて、三重点注端形成部87下側の三重点注出口
96に接続する。三重点注出口96は下方内方に傾斜し
て溶融金属を鋳造溜め68の三重点域に供給する。
【0028】溶融金属は、一連の垂直自由落下する溶融
金属流65として分配器18の出口開口52からトラフ
61底部に落下する。溶融金属がこのリザーバから長孔
64を介して流出し、鋳造ロール16間のロール間隙6
9上方に支持された鋳造溜め68を形成する。鋳造溜め
68を鋳造ロール16端で囲込むのが一対の側部堰プレ
ート56であり、それらは鋳造ロール16の端部57に
当てて保持されている。側部堰プレート56は窒化硼素
等の強耐火材料で造られ、プレートホルダ72に取付け
られる。プレートホルダ72は対の流体圧シリンダ装置
73の作動により可動であって、側部堰プレート56を
鋳造ロール16端に係合させて溶融金属の鋳造溜め68
の端クロージャを形成する。流体圧シリンダ装置73は
鋳造中絶えず側部堰プレート56をロール端に偏寄さ
せ、側部堰プレート56を内方に動かして摩耗に適応さ
せる役目を果たす。プレートホルダ72を流体圧シリン
ダ装置73にピボット接続部74で接続しているので、
側部堰プレート56はロール端に対して自動調節のため
揺動できる。
【0029】鋳造作業では、金属流を制御することによ
り、金属供給のノズル19下端が鋳造溜め68に浸漬す
る高さに鋳造溜め68を保持し、金属供給のノズル19
の、二連の水平方向に離間した長孔64を鋳造溜め68
の表面のすぐ下に配置する。溶融金属は、鋳造溜め68
の表面のすぐ近くで鋳造ロール16の冷却表面に衝突す
るよう、長孔64を介し鋳造溜め68の表面の全般に近
くで側方外方を向いた2つの噴出流として流出する。こ
のことにより、鋳造溜め68のメニスカス域に供給され
る溶融金属流65の温度が最大となり、ストリップ表面
での割れやメニスカスマークの形成が大幅に減少するこ
とが見出された。
【0030】溶融金属流65は、トラフ61のほぼ床6
3レベルでの側部開口である長孔64を介してトラフ6
1最外部から流出させられ、鋳造溜め68の表面直下
で、相互に反対方向を向いた噴出流として鋳造溜め68
に入って鋳造溜め68のメニスカス域で鋳造ロール表面
に衝突する。
【0031】ノズル側部の長孔64を2つのノズルピー
ス19Aの内端に設けることが重要であり、これにより
ノズル中央部付近に溜めの溶融金属を充分に供給するこ
とができ、溜めのこの域にスカルが形成するのを防ぐこ
とができる。
【0032】分配器18から流下する2つの最外の溶融
金属流65をリザーバ88が受ける。分配器18の2つ
の最外の出口開口52は、各リザーバ88が床部91に
衝突する単一金属流を受けるように整合している。溶融
金属が床部91に衝突して床部91に外方へと扇状に広
がり、三重点注通路95を経て三重点注出口96に至
り、高温溶融金属の内方・下方傾斜噴射流が側部堰の面
にわたって且つロール間隙69側の鋳造ロール端に沿っ
て生み出される。三重点注ぎは各リザーバ88の浅くて
広い溶融金属溜めのみにより行われ、リザーバ88の溜
め高さは端壁70上端89の高さによって制限される。
リザーバ88がいっぱいになったら溶融金属は端壁70
の上端89を越えてトラフ61へと溢流できるので、端
壁70は三重点注端形成部87のリザーバ88の溜め深
さを制御する堰の役目を果たす。この溜めの深さは、流
れを一定頭圧に維持するよう三重点注通路95に供給す
るのに充分以上のものであって、一定の流量を維持し、
それにより三重点注通路95を通る高温金属の非常に均
一な流れを達成する。この制御流はストリップ端を適切
に形成するのに非常に重要である。三重点注通路95を
通る流れが過剰であるとストリップ端に膨らみが生じ、
少なく過ぎるとスカルが生じてストリップに「蛇卵」欠
陥が生じてしまう。
【0033】鋳造時に、ノズルピース19Aは約160
0℃以上の溶融金属と接触して非常に顕著な熱膨張を受
ける。典型的な設備では、各ノズルピース19Aは例え
ば長さが650cmであり、熱膨張で長さが12mm位
までも変化し得る。ノズル19端と側部堰との間の間隙
は通常15mm程であり、側部堰に亘る溶融金属の有効
な三重点注ぎを生み出す。従って、ノズル19の熱膨張
は非常に顕著であり、本発明の助けなしでは、ノズル1
9端と側部堰との間の間隙が激しく減少し、三重点注通
路95を出た溶融金属が側部堰上部に衝突してスカルが
形成され、極端な場合には側部堰上端からこぼれ落ちて
しまう。
【0034】本発明によれば、ノズルピース19Aの2
つの外端部には個別の突起71が設けられ、溜めを構成
する側部堰プレート56の内面と係合する。この係合
は、側部堰プレート56がロール内端と係合する際にも
たらされ、ノズルピース19Aは取付ブラケット60に
接して自由に動くので側部堰プレート56が内方に動く
と突起71を介して作用する側部堰プレート56により
ノズルピース19Aは内方に押圧されることができる。
突起71はノズルピース19Aと一体に構成してもよ
く、その場合にはノズル19と同じ耐火材料で造られ
る。又は、分離した素子として構成して、各ノズル端面
の凹所にセットすることもできる。その場合には、硬質
のセラミック材料で造ることができる。
【0035】突起71はノズル端面の垂直中央線上に配
され、外端が丸くされる。これは、プレートホルダ72
によるピボット取付で可能となっている側部堰プレート
56の揺動により突起71と側部堰プレート56との係
合が妨げられないようにするためである。
【0036】突起71はスペーサの役目を果たし、ノズ
ル端と溜めを構成する側部堰プレート56との間の隙間
を設定する。更に又、突起71は、例え側部堰プレート
56が摩耗してもこの隙間が積極的に維持されることを
確保する。側部堰プレート56が摩耗するにつれて、プ
レートホルダ72と側部堰プレート56は流体圧シリン
ダ装置73により内方に動かされて摩耗に適応する。側
部堰プレート56内面が突起71を押圧することによ
り、ノズルピース19A全体がノズルピース19A間の
隙間50の方へと動いてノズル外端が内方に移動され
る。取付ブラケット60にはグラファイト又はグラファ
イト紙等の減摩材からなるストリップ又はパッドを設け
てもよい。又は、小さなセラミックローラを設けること
によりノズルピース19Aの長手方向動きを助長しても
よい。
【0037】図14はノズル端シフト手段を改変した構
成を示し、突起71をなくしてその替わりにプッシャ素
子であるプッシャロッド98をプレートホルダ72とノ
ズル19外端との間に延ばしている。プッシャ素子のプ
ッシャロッド98は側部堰プレート56の上部に形成し
た孔99を通って延びる。
【0038】図15は鋳造ロール16’を長手方向に互
いにずらして配し、側部堰プレート56’各々が一方の
鋳造ロール16’の端面と他方の鋳造ロール16’の周
面に係合する更なる改変例を概略的に示している。
【0039】なお、本発明の金属ストリップ鋳造装置、
及び、双ロール鋳造装置の鋳造溜めへと溶融金属を供給
する耐火ノズルは、上述の実施の形態例に限定されるも
のではなく、突起又はスペーサ71をノズル端に形成又
は取付ける替わりに、側部堰プレート56に形成又は取
付けてもよいこと、又、突起71は側部堰内面の孔に取
付られるボス又はバレルピースにより提供してもよいこ
と、更に、ツーピースのノズルの代わりに、特に幅広の
ストリップ鋳造の場合にはスリーピースノズルとして中
央ピースを固定し、2つの端ピースを中央ピースの各側
に離間配置してもよいこと、更に又、トラフに、図示し
た装置で示した類いの側部開口を設けることは、現在の
ところ好ましいノズル形状ではあるが、本発明にとって
必須ではなく、溶融金属を端から注ぐ、あらゆる形のノ
ズルに適用してもよいこと、その他本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
【0040】
【発明の効果】本発明の金属ストリップ鋳造装置、及
び、双ロール鋳造装置の鋳造溜めへと溶融金属を供給す
る耐火ノズルによれば、下記の如き種々の優れた効果を
奏し得る。
【0041】(I)リザーバの深さは三重域に溶融金属
の一定流を供給して非常に均一な溶融金属流を達成する
ので一定の流量を維持し、それにより三重域を通る高温
金属の非常に均一な流れを達成し、結果として制御流は
ストリップ端を適切に形成することができる。
【0042】(II)鋳造時の熱膨張によるノズルの動
きや側部堰プレートの摩耗による側部堰プレートの内方
動等があった場合でも、ノズル端シフト手段を用いるこ
とによりノズル端と側部堰プレートとの間の隙間をほぼ
一定に維持するので、ストリップ欠陥の発生を減らすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により構成され、操作される、双ロール
鋳造装置を示す側面図である。
【図2】本発明により構成される金属供給のノズル19
を含む図1に示した双ロール鋳造装置の要部の縦断面図
である。
【図3】図2の断面に対し直角な向きの更なる縦断面図
である。
【図4】本発明を実施する鋳造装置の金属供給のノズル
19及び主要構成部の概略平面図である。
【図5】ノズル支持ブラケットの1つを示した図であ
る。
【図6】金属供給のノズル19半部の側面図である。
【図7】図6に示した金属供給のノズル半部の平面図で
ある。
【図8】図6に示した金属供給のノズル半部の長手方向
縦断面図である。
【図9】図6に示した金属供給のノズル半部の斜視図で
ある。
【図10】図6に示した金属供給のノズルを裏返してみ
た斜視図である。
【図11】図6のXI−XI方向の矢視図である。
【図12】図8のXII−XII方向の矢視図である。
【図13】図8のXIII−XIII方向の矢視図であ
る。
【図14】本発明による鋳造装置の改変例を示す図であ
る。
【図15】本発明による鋳造装置の更なる改変例を示す
図である。
【符号の説明】
16 鋳造ロール 16’ 鋳造ロール 18 分配器 19 ノズル 19A ノズルピース 55 側部フランジ 56 側部堰プレート 56’ 側部堰プレート 60 取付ブラケット(ノズル支持手段) 61 トラフ 64 長孔(トラフ出口手段) 65 溶融金属流 68 鋳造溜め 69 ロール間隙 70 端壁(壁) 71 突起(スペーサ、ノズル端シフト手段) 72 プレートホルダ 73 流体圧シリンダ装置(プレート偏寄手段) 87 三重点注端形成部(外端形成部) 88 リザーバ 95 三重点注通路(流路) 96 三重点注出口(流路) 98 プッシャロッド(プッシャ素子、ノズル端シフ
ト手段) 99 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キース フレドリック ピッチフォード オーストラリア ニュー サウス ウェー ルズ アルビオン パーク チャーチ ス トリート 46

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互間にロール間隙(69)を形成する
    一対の平行な鋳造ロール(16)と、端同士を向かい合
    わせて配した複数の分離した細長のノズルピース(19
    A)で形成された細長の金属供給のノズル(19)と、
    ノズル(19)がロール間隙(69)上方に且つロール
    間隙(69)に沿って延びて溶融金属をロール間隙(6
    9)へと送給することによりロール間隙(69)上方に
    支持された溶融金属の鋳造溜め(68)を形成する、ノ
    ズルピース(19A)を支持するノズル支持手段(6
    0)と、ロール間隙(69)端の1対の側部堰プレート
    (56)と、側部堰プレート(56)を鋳造ロール(1
    6)端面に偏寄させることにより側部堰プレート(5
    6)がロール内方に移動して側部堰プレート(56)の
    摩耗に適応するようにしたプレート偏寄手段(73)と
    を設けた金属ストリップ鋳造装置において、側部堰プレ
    ート(56)の内方動に合わせた内方動でノズル支持手
    段(60)に接して、ノズル外端を構成するノズルピー
    ス(19A)をシフトさせて側部堰プレート(56)の
    摩耗に適応し、それにより側部堰プレート(56)とノ
    ズル(19)端との間の間隙をほぼ一定に維持するノズ
    ル端シフト手段(71)(98)とを備えたことを特徴
    とする金属ストリップ鋳造装置。
  2. 【請求項2】 側部堰プレート(56)がロール間隙
    (69)各端で両鋳造ロール(16)の端面に係合す
    る、請求項1に記載の金属ストリップ鋳造装置。
  3. 【請求項3】 鋳造ロール(16’)が長手方向に互い
    にずらされて配置されて、各側部堰プレート(56’)
    が一方の鋳造ロール(16’)の端面と他方の鋳造ロー
    ル(16’)の周面とに係合する、請求項1に記載の金
    属ストリップ鋳造装置。
  4. 【請求項4】 ノズル端シフト手段を、ノズル端と側部
    堰プレート(56)との間に配してノズル端と側部堰と
    の間の間隙を設定するスペーサ(71)で構成し、偏寄
    手段の影響のもとに側部堰プレート(56)が内方に動
    く際に前記スペーサ(71)を介して側部堰プレート
    (56)がノズル端を内方に押圧する、請求項1乃至3
    のいずれかに記載の金属ストリップ鋳造装置。
  5. 【請求項5】 スペーサ(71)がノズル端により担持
    されて側部堰プレート(56)に係合する、請求項4に
    記載の金属ストリップ鋳造装置。
  6. 【請求項6】 スペーサ(71)が側部堰プレート(5
    6)に担持されてノズル端に係合する、請求項4に記載
    の金属ストリップ鋳造装置。
  7. 【請求項7】 側部堰プレート(56)が一対のプレー
    トホルダ(72)内に保持され、偏寄手段がこれらプレ
    ートホルダ(72)に作用する、請求項1乃至6のいず
    れかに記載の金属ストリップ鋳造装置。
  8. 【請求項8】 側部堰プレート(56)が一対のプレー
    トホルダ(72)内に保持され、偏寄手段がこれらプレ
    ートホルダ(72)に作用し、ノズル端シフト手段をプ
    レートホルダ(72)とノズル端との間に延びるプッシ
    ャ素子(98)で構成した、請求項1に記載の金属スト
    リップ鋳造装置。
  9. 【請求項9】 プッシャ素子(81)が側部堰プレート
    (56)の孔(99)を介して延びるロッドである、請
    求項8に記載の金属ストリップ鋳造装置。
  10. 【請求項10】 ノズルピース(19A)を、分配器
    (18)からの分離した溶融金属流(65)を受ける上
    方に開口した細長のトラフ(61)と、溶融金属をトラ
    フから鋳造溜め(68)へと送給するトラフ出口手段
    (64)と、各々が分配器(18)からの分離溶融金属
    流を受けてその溶融金属をノズル端での金属出口の流路
    (96)に供給する、ノズル(19)の二つの端部での
    溶融金属のリザーバ(88)を形成する外端形成部(8
    7)とで構成した、請求項8に記載の金属ストリップ鋳
    造装置。
  11. 【請求項11】 ノズル(19)を、端同士を向かい合
    わせて配置してノズル(19)を形成できる複数の細長
    のノズルピース(19A)で構成し、該ノズルピース
    (19A)に、各々上方に開いた細長のトラフ(61)
    と、溶融金属をトラフ(61)からノズル外方へと供給
    するトラフ出口手段(64)と、ノズル(19)の二つ
    の端部で溶融金属のリザーバ(88)を形成する外端形
    成部(87)と、前記リザーバ(88)から延びて溶融
    金属流(65)をリザーバ(88)からノズル外端部の
    下方へと向かわせる流路(95)(96)と、ノズル端
    面から長手方向外方に突出する分離した局部の突起(7
    1)とを設けることを特徴とする、双ロール鋳造装置の
    鋳造溜めへと溶融金属を供給する耐火ノズル。
  12. 【請求項12】 突起(71)をノズル端の垂直中心線
    上に配した、請求項11に記載の双ロール鋳造装置の鋳
    造溜めへと溶融金属を供給する耐火ノズル。
  13. 【請求項13】 ノズルピース(19A)に、横方向外
    方に突出した側部フランジ(55)を形成して、それら
    によりノズル支持部に取付けられるようにした請求項1
    1又は12に記載の双ロール鋳造装置の鋳造溜めへと溶
    融金属を供給する耐火ノズル。
  14. 【請求項14】 各リザーバ(88)が対応するトラフ
    (61)から壁(70)により分離され、溜めが満杯に
    なった場合には壁(70)を越えて溶融金属が溜めから
    トラフ(61)へと流入できる、請求項11乃至13の
    いずれかに記載の双ロール鋳造装置の鋳造溜めへと溶融
    金属を供給する耐火ノズル。
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