JP2000202578A - 連続鋳造型 - Google Patents

連続鋳造型

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JP2000202578A
JP2000202578A JP7164A JP2000007164A JP2000202578A JP 2000202578 A JP2000202578 A JP 2000202578A JP 7164 A JP7164 A JP 7164A JP 2000007164 A JP2000007164 A JP 2000007164A JP 2000202578 A JP2000202578 A JP 2000202578A
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continuous casting
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casting mold
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JP7164A
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Werner Scheurecker
ヴェルナー・ショイレッカー
Rainer Karan
ライナー・カラン
Johannes Molnar
ヨハネス・モルナー
Heinrich Thoene
ハインリッヒ・テーネ
Wimmer Franz
フランツ・ヴィマー
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Primetals Technologies Austria GmbH
Original Assignee
Voest Alpine Industrienlagenbau GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/04Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
    • B22D11/05Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds into moulds having adjustable walls

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑でない機構で側壁体を容易に調節できる
連続鋳造型を提供する。 【解決手段】 側壁体2,3を有し、少なくとも1つの
側壁体3は、所定の連続鋳造断面形状をセットするため
に、調節用油圧シリンダ7を有するセッティング装置に
よって調節可能である連続鋳造型において、標準シリン
ダとして構成された調節用油圧シリンダ7を加圧するた
めに、少なくとも1つの方向制御バルブ27A,27B
を設け、該方向制御バルブは、3点制御装置31、より
高度の制御装置23、またはパルス幅出力を有する制御
装置によって切換可能とし、前記制御装置には、変位測
定装置17により検出された現在値が結線を通じて入力
可能であるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板材で形成された
側壁体を有し、該側壁体の少なくとも1つは、所定の連
続鋳造断面形状をセットするために油圧調節シリンダを
有するセッティング装置によって調節可能である連続鋳
造型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造型の側壁体、特に板部を有する
棒材断面用連続鋳造型の幅広側壁体間に挿入された狭隘
側壁体を調節するために機械的駆動装置を設けることは
公知技術である。この構成では一般的に、調節される側
壁体がヒンジ結合されたスピンドルギアが、ギアとカル
ダン軸とを介してモーター駆動される。この構成の欠点
は、過酷な鋳造作業における摩耗感受性という観点か
ら、及び、加振機、水冷装置、計測器、モニター、その
他多数のプラント設備も収容しなければならないスペー
ス効率という観点から、装置に高い要求が課されること
である。
【0003】加えて、狭隘側の調節に、いわゆる“ステ
ッピングシリンダ”を使用することも公知である。この
構成では、制御ピストンがステッパモーターの回転によ
り前後方向に移動するという非常に複雑なセッティング
ユニットを使用する。このステッパモーターは、制御ピ
ストンをその初期位置に戻そうとするシリンダピストン
を移動させる。このようなステッピングシリンダの利点
は、セッティング機構によって大きな力を発生させるた
めに、極く小さい電気的パラメータしか必要としないこ
とである。加えて、変位の調節が極めて正確に行える利
点がある。しかし欠点として、設備投資の費用が嵩むこ
と、メンテナンス費用が嵩むこと、及び、高精度の機構
であるが故に過酷な鋳造作業においては故障しやすいこ
とが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の欠点及び問題点を回避することである。すなわち、望
ましい連続鋳造断面形状を得るために側壁体を正確に調
節可能であり、そのセッティング手段として、あまり複
雑でなくスペース効率もよい最も簡単な構成要素を備え
ている冒頭に述べたタイプの連続鋳造型を提供すること
である。加えて、摩耗に起因する故障を起こしにくく、
高い稼働信頼性が得られるようにすることも本発明の目
的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明に従
い、標準シリンダ形態である調節用油圧シリンダを加圧
するために少なくとも1つの方向切換弁を設け、この方
向切換弁が3点式制御装置またはより高度な制御装置あ
るいはパルス幅出力を有する制御装置によって切換えら
れるように構成し、制御装置には変位測定装置によって
測定された現在値が結線を介して入力可能であるように
構成することで達成される。
【0006】本発明による連続鋳造型の利点は、セッテ
ィング装置の簡単な機械的構成にある。なぜなら本発明
によれば、標準シリンダすなわち、両方向に力を作用さ
せる2方向作動シリンダを使用することができるからで
ある。そのようなシリンダは、オイルの純度に対する要
求が実質的に低く、それにもかかわらず調節される側壁
体の正確なセッティングが可能である。標準シリンダは
精巧な機械要素を含んでいないので、鋳造作業に対応し
た頑強さが得られる。方向切換弁を利用することによっ
て、従来技術と比較してかなり簡単な制御技術が実現さ
れ、こうしてかなりの低コストと、それに加えて故障し
にくさを得ることができる。
【0007】パルス幅出力を有する制御装置を用いるこ
とによって、方向切換弁を介してほぼ連続的な制御も可
能になる。連続的な制御は、典型的にはサーボ弁または
比例制御弁で実現されるものである。これら連続作動弁
においては、パイロット弁部分に、可変弁開口部に代え
て一連のパルスタイプ弁開口部が設けられる。このこと
によって高精度の位置決めが保証される。
【0008】システム全体としては高圧(例えば160バ
ール=16メガパスカル)で作動するのに対して支持棒材
の調節にはわずかな流量しか要求されないので、スロッ
トルまたはオリフィスを調節用油圧シリンダの少なくと
も1つの油圧作動配管に適切に設けることができる。こ
の油圧作動配管は、油圧供給ステーションから方向切換
弁までを連絡し、また方向切換弁から調節用油圧シリン
ダまでを連絡している。
【0009】好ましい実施形態は、油圧供給ステーショ
ンから方向切換弁まで、及び方向切換弁から調節用油圧
シリンダまでを連絡する少なくとも1つの油圧作動配管
に、1方向流を有する流量制御弁が設けられていること
を特徴としている。
【0010】流量制御弁は調節速度をセットする。この
調節速度は、負荷及びそれに対応する油圧とはほとんど
無関係である。それぞれの方向切換弁の調節速度、応答
時間、及び減衰時間にマッチした3点または5点制御装
置を構成することによって、全ての荷重条件に適した要
求位置を、正確にかつ直接的に実現することができる。
【0011】さらなる好ましい実施形態は、調節用油圧
シリンダへ、及び/または調節用油圧シリンダから接続
されている油圧作動配管上の調節用油圧シリンダ直前ま
たは直後にスロットルまたはオリフィスが設けられてい
ることを特徴としている。この手段によって、調節用油
圧シリンダとその上流に設けられた逆止弁との間の主ス
ロットル効果(または主オリフィス効果)が得られる。
結果的に、逆止弁の切換時間が短くなり、また逆止弁の
振動を回避できる。もし、油圧源と方向切換弁との間の
スロットルまたはオリフィスに加えて、このようなスロ
ットルまたはオリフィスをさらに複数設ければ、調節用
油圧シリンダの調節速度に関してさらなる自由度が得ら
れる。基本的に、スロットルまたはオリフィスの数が多
いほど、それらの寸法諸元は適度に大きくなり、それに
従ってスロットルまたはオリフィスが塵埃に対して鈍感
になって行くことにも留意されたい。
【0012】調節用油圧シリンダの調節経路を通じてピ
ストンの異なる調節速度を実現するために、すなわち、
より高い精度を実現するために、好ましくは付加的な方
向切換弁が1つ設けられる。この方向切換弁は、スロッ
トルまたはオリフィスと並列に、あるいは1方向流を有
する流量制御弁と並列に設けられ、その制御装置として
5点制御装置またはより高度の制御装置が適切に設けら
れる。
【0013】本発明のさらなる実施形態は、調節用油圧
シリンダを加圧するために連続作動する電気式油圧弁が
設けられていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明をさらに詳細に説明する。図1は、本発明によるセ
ッティング装置を図式化して示している。図2〜図4
は、制御偏差機能として例えば3点及び5点制御装置を
有するさらなる実施形態の作動状況を示している。図5
は、流量制御弁を有する基本回路を示している。図6
は、オリフィスを備えた4/3制御弁を有する基本回路
を示している。図7は、調節用油圧シリンダのピストン
のために2種類のセッティング速度を実現する弁/スロ
ットル構成を示している。
【0015】連続鋳造型においては、連続鋳造空洞部1
が、2つの幅広側壁体2によって形成されている。これ
ら側壁体2は互いに平行に配置され、間には複数の狭隘
側壁体3が配置されている。狭隘側壁体3は両側壁体2
の間で、鋳造空洞部の中心線4に向かって、あるいは反
対方向に変位可能となっている(両側矢印5を参照され
たい)。こうして、異なる幅を有する鋳造棒材のための
異なる連続鋳造断面形状がセット可能となっている。狭
隘側壁体3を調節するために調節用油圧シリンダ7が、
狭隘側壁体3の上端部8及び下端部それぞれにヒンジ結
合されている。図1には、複数の狭隘側壁体3のうち1
つの狭隘側壁体3の上端部8へのヒンジ結合のみを示し
ている。
【0016】本発明によれば、標準シリンダとして構成
されている複数の調節用油圧シリンダ7が、狭隘側壁体
3を調節するために用いられている。これら油圧シリン
ダの一方は、そのシリンダ部9で、架台10上、例えば
狭隘側壁体3及び幅広側壁体2を取り囲むフレーム上に
支持されている。このフレームを昇降テーブルとして構
成することもできる。シリンダ部9内で変位可能である
ピストン12にはピストンロッド11が結合され、ピス
トンロッド11の自由端部13は、狭隘側壁体3のブラ
ケット14にヒンジ結合されている。調節用の各油圧シ
リンダ7は、2方向作動シリンダ、すなわち両方向に荷
重を作用させることができるシリンダとして構成されて
いる。各シリンダ部9の加圧は、弁制御ユニット16に
よって操作される連続式弁15により行われる。
【0017】調節用の各油圧シリンダ7は変位測定シス
テム17を備えている。変位測定システム17は、ピス
トン12の、すなわち狭隘側壁体3の実位置を検出する
変位計18を有している。この変位計18の信号は、比
較器20を経由して制御装置19に伝達される。比較器
20には、調節用油圧シリンダのピストン12の位置に
関する要求仕様値も入力可能となっている。
【0018】機能を説明すると、変位計18によってピ
ストンの位置が検出され制御装置19に伝達される。制
御システムは、ピストンの現在位置(ピストンの実位
置)とピストンの指定位置(ピストンの要求位置)との
差から制御偏差を決定する。この制御偏差は、所定の伝
達特性(例えばP,I,D特性)を加味して増幅され、
セッティングパラメータとして弁制御ユニット16で利
用可能な状態に加工される。
【0019】弁制御ユニット16は、セッティングパラ
メータに従って連続式弁15を制御する。これにより、
2方向作動の調節用油圧シリンダ7が要求位置まで動く
ように、結合部A,B,P,Tが互いに結合される。
【0020】図2に示すように、調節用油圧シリンダ7
を軸方向に貫通してタイロッド21が設けられ、調節用
油圧シリンダ7のピストン12は支持架台10上に支持
されており、調節用油圧シリンダ7が加圧された際に
は、調節用油圧シリンダ7のシリンダ部9が変位する。
タイロッド21は付加的支持部材22の上にキー止めさ
れており、また付加的支持部材22には調節用油圧シリ
ンダ7のシリンダ部9が固定されており、従ってタイロ
ッド21が移動し、その結果、支持架台10に対して狭
隘側壁体3が変位できるようになっている。タイロッド
21は、力が一様に、放射対称に作用するようにピスト
ン12を軸方向に貫通している。
【0021】付加的支持部材22と支持架台10との間
には、調節用油圧シリンダ7と平行にバランス用シリン
ダ23が設けられている。このバランス用シリンダ23
は、調節用油圧シリンダ7のピストン12の前端部が支
持架台10に接するように、すなわちピストン12の前
端部が支持架台10に押圧されるように、常に加圧され
ている。バランス用シリンダ23のシリンダ部は付加的
支持部材22に結合され、そのピストン部は支持架台1
0に結合されている。バランス用シリンダ23は、付加
的支持部材22と支持架台10との間において180°
回転した位置に配置することもできる。バランス用シリ
ンダ23は、支持架台10に対して付加的支持部材22
を遊び無しで位置決め可能にすると共に、付加的には、
狭隘側壁体3の実位置を検出する変位計17としても使
用される。このようにした場合、支持架台10に対する
調節用油圧シリンダ7の負荷作用点(すなわちピストン
12の接触面)を押し込みまたは操作することが、セッ
トされるべき狭隘側壁体3の要求位置に悪影響を及ぼす
ことはない。
【0022】特に図2から分かるように、油圧作動配管
24,25はそれぞれ、スロットル26またはオリフィ
ス、方向切換弁27A,27B、及びそれらの下流に配
置された被制御逆止弁28A,28Bを経由して、調節
用油圧シリンダ7のチャンバ29,30に接続されてい
る。調節用油圧シリンダ7のピストン12の現在位置、
すなわち狭隘側壁体3の現在位置は、変位計17すなわ
ちバランス用シリンダ23を介して検出され、次いでそ
の信号が3点制御装置31の比較器20に伝達される。
比較器20には、調節用油圧シリンダ7のピストン12
の要求仕様値を入力することができる。実際値と要求値
との間に差がある場合には3点制御装置31が作動す
る。つまり、+1という信号によって弁27Aが切換わ
り、−1という信号によって弁27Bが切換わる。
【0023】調節用油圧シリンダ7のチャンバ29,3
0に接続されている油圧作動配管24,25上に設けら
れた前記逆止弁28A,28Bは、他のチャンバに接続
されている油圧作動配管24,25により、制御用配管
32(図5,図6,図7にのみ示す)を介して加圧され
る。
【0024】図2に示す実施形態では、バランス用シリ
ンダ23には、それ自体の油圧作動配管33によって圧
力が負荷される。さらに加えて、調節用油圧シリンダ7
のピストン12の荷重を抑制する圧力抑制弁34が設け
られている。
【0025】3点制御装置31の制御に関しては図3
に、より詳細に示している。ここでは、方向切換弁の作
動を縦軸に、制御偏差を横軸にプロットしている。も
し、3点制御装置31が+1の信号を発信すると方向切
換弁27Aの電磁石がオンの状態となり、その一方で方
向切換弁27Bの電磁石には電流が流れない。3点制御
装置31の信号が0の場合には、方向切換弁27A,2
7Bの2つ電磁石いずれにも電流が流れない。また信号
が−1の場合には、方向切換弁27Aの電磁石には電流
が流れず、方向切換弁27Bの電磁石はオン状態にな
る。
【0026】図5には、いく分変更し、4/3方向切換
弁27Cを備えた回路を示している。この回路には1方
向流を有する流量制御弁35が設けられている。図6に
は、やはり4/3方向切換弁27Cを備えた類似の回路
を示しているが、この回路には流量制御弁はない。この
実施形態では、油圧作動配管24,25上の4/3方向
切換弁27Cの手前に設けられたスロットル26または
オリフィスに加えて、逆止弁28A,28Bと調節用油
圧シリンダ7との間にもスロットル26またはオリフィ
スが設けられている。より多くのスロットルまたはオリ
フィスを設ける場合は、それらをより大きくすることが
できる。そのようにすると、実質的にスロットル26ま
たはオリフィスが塵埃に対してより鈍感になる。
【0027】もし、図6に示す実施形態において4/3
方向切換弁27Cの直前に設けられたスロットル26ま
たはオリフィスを省略した場合、あるいはこれらが調節
用油圧シリンダ7の直前に設けられたスロットル26ま
たはオリフィスよりも大きな寸法諸元を有している場合
には、主スロットル効果(または主オリフィス効果)
は、逆止弁28A及び28Bと調節用油圧シリンダ7と
の間でなされ、それによって逆止弁28A及び28Bの
切換時間は特に短く保たれる。この方策によって逆止弁
28A及び28Bの振動も回避することができる。スロ
ットル26またはオリフィスを調節用油圧シリンダ7に
近接して設けること、すなわち逆止弁28A及び28B
と調節用油圧シリンダ7との間に設けることは、基本的
に、図1、図2、図5、図7に示す他の実施形態におい
ても可能であり、そのようにすれば上記の利点はこれら
実施形態においても得られる。
【0028】図7は、調節用油圧シリンダ7の2段階調
節速度を実現するための弁/スロットル構成を示してい
る。調節用油圧シリンダ7のピストン12は、敏速に、
または微速で移動可能である。この回路において一点鎖
線で囲んだ部分は図2の回路と同一であり、油圧作動配
管24,25上の方向切換弁27A,27Bに加えてそ
の上流側にスロットル36またはオリフィスが接続され
ている。これら方向切換弁27A,27Bの両側は各々
バイパス37,38によって橋絡可能となっている。こ
の橋絡は、バイパス配管37,38に設けられた方向切
換弁39の作用によって実現される。この方向切換弁3
9は5点制御装置によって、作動、解除可能となってい
る。5点制御は、図2に配置を示し図3に作動モードを
示す3点制御装置31と、図4で作動モードを説明して
いる敏速/微速スイッチ40とによってなされる。調節
用油圧シリンダ7のピストン12が3点制御装置31の
切換領域に近づくと、敏速/微速スイッチ40の作用に
よって、すなわちオリフィス36がオン状態になること
によってピストン12の速度が低速側に切換えられ、こ
うして、より正確な位置決めが可能となる。敏速/微速
スイッチ40は+1という信号によって、方向切換弁3
9を図4に示す微速側に切換え、0という信号によっ
て、方向切換弁39を敏速側に切換える。この敏速側で
は、油圧流体がバイパス配管37,38を経由して流れ
る。
【0029】3点制御装置31に代えてパルス幅出力を
有する制御装置を設けることも可能である。
【0030】図1〜図7に示すパイロット弁技術の代わ
りに、例えば、連続的な制御出力に比例して油圧流体の
流量を調節可能な比例制御弁のような連続式の弁を用い
ることもまた可能である。この方式では、狭隘側壁体3
に対していかなる速度でも与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるセッティング装置の一実施形態
を示す模式図である。
【図2】 本発明による他の実施形態として3点制御装
置を備えているセッティング装置を示す模式図である。
【図3】 3点制御装置の作動モードを示すグラフであ
る。
【図4】 敏速/微速スイッチの作動モードを示すグラ
フである。
【図5】 流量制御弁を有する基本回路の油圧回路図で
ある。
【図6】 オリフィスを備えた4/3制御弁を有する基
本回路の油圧回路図である。
【図7】 調節用油圧シリンダのピストンのために2種
類のセッティング速度を実現する弁/スロットル構成を
示す模式図である。
【符号の説明】
2 側壁体 3 狭隘側壁体 7 調節用油圧シリンダ 15,27A,27B,27C,39 方向切換弁 17 変位測定装置 23,40 高度の制御装置 24,25 油圧作動配管 26,36 スロットル(オリフィス) 35 流量制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス・モルナー オーストリア・A−4850・ティメルカム・ シュトラース・14 (72)発明者 ハインリッヒ・テーネ オーストリア・A−4460・ローゼンシュタ イン・シュティーデルスバッハ・50 (72)発明者 フランツ・ヴィマー オーストリア・A−4752・リーダウ・ポメ ト・18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材により形成された側壁体(2,3)
    を有し、少なくとも1つの側壁体(3)は、所定の連続
    鋳造断面形状をセットするために、調節用油圧シリンダ
    (7)を有するセッティング装置によって調節可能であ
    る連続鋳造型において、 前記調節用油圧シリンダ(7)を加圧するために少なく
    とも1つの方向切換弁(15,27A,27B、27
    C)が設けられ、該方向切換弁は、3点制御装置(3
    1)またはより高度の制御装置(23,40)あるいは
    パルス幅出力を有する制御装置によって切換可能であ
    り、該制御装置には、変位測定装置(17)によって検
    出された現在値が結線を通じて入力可能であることを特
    徴とする連続鋳造型。
  2. 【請求項2】 前記調節用油圧シリンダ(7)の少なく
    とも1つの油圧作動配管(24,25)にスロットル
    (26)またはオリフィスが設けられ、前記油圧作動配
    管(24,25)は、油圧供給ステーションから方向切
    換弁(27A,27B、27C)までを連絡しかつ該方
    向切換弁から前記調節用油圧シリンダ(7)までを連絡
    していることを特徴とする請求項1に記載の連続鋳造
    型。
  3. 【請求項3】 油圧供給ステーションから前記方向切換
    弁(27A,27B、27C)まで、及び該方向切換弁
    から前記調節用油圧シリンダ(7)までを連絡する少な
    くとも1つの油圧作動配管(24,25)上に、1方向
    流を有する流量制御弁(35)が設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載の連続鋳造型。
  4. 【請求項4】 前記調節用油圧シリンダ(7)へ、及び
    /または前記調節用油圧シリンダ(7)から接続されて
    いる油圧作動配管(24,25)上の前記調節用油圧シ
    リンダ(7)の直前または直後に、スロットル(26)
    またはオリフィスが設けられていることを特徴とする請
    求項1から3のいずれか1項に記載の連続鋳造型。
  5. 【請求項5】 スロットル(36)またはオリフィスあ
    るいは1方向流を有する流量制御弁と並列に接続された
    1つの付加的な方向切換弁(39)が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の
    連続鋳造型。
  6. 【請求項6】 前記制御装置として、5点制御装置(3
    1,40)またはより高度の制御装置が設けられている
    ことを特徴とする請求項5に記載の連続鋳造型。
  7. 【請求項7】 板材により形成された側壁体(2,3)
    を有し、少なくとも1つの側壁体(3)は、所定の連続
    鋳造断面形状をセットするために、調節用油圧シリンダ
    (7)を有するセッティング装置によって調節可能であ
    る連続鋳造型において、 標準シリンダ形態の前記調節用油圧シリンダ(7)を加
    圧するために、連続作動する電気式油圧弁が設けられて
    いることを特徴とする連続鋳造型。
  8. 【請求項8】 板材により形成された側壁体(2,3)
    を有し、少なくとも1つの側壁体(3)は、所定の連続
    鋳造断面形状をセットするために、調節用油圧シリンダ
    (7)を有するセッティング装置によって調節可能であ
    る連続鋳造型において、 前記調節用油圧シリンダ(7)として2方向作動標準シ
    リンダが用いられていることを特徴とする連続鋳造型。
JP7164A 1999-01-15 2000-01-14 連続鋳造型 Withdrawn JP2000202578A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT50/99 1999-01-15
AT0005099A AT408322B (de) 1999-01-15 1999-01-15 Stranggiesskokille

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