JP2000202370A - 郵便区分機 - Google Patents

郵便区分機

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JP2000202370A
JP2000202370A JP11006467A JP646799A JP2000202370A JP 2000202370 A JP2000202370 A JP 2000202370A JP 11006467 A JP11006467 A JP 11006467A JP 646799 A JP646799 A JP 646799A JP 2000202370 A JP2000202370 A JP 2000202370A
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mails
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JP11006467A
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Akihiro Kawaoka
明宏 川岡
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 郵便区分機において、1パス、2パスの順序
性のある区分後の郵便物の抜取りミスを軽減すること。 【解決手段】 操作に関する入出力を受け付ける操作手
段と、前記操作手段の入力により、複数の郵便物から一
通の郵便物を分離する分離手段と、前記分離手段によっ
て分離された郵便物の住所情報を認識する認識手段と、
前記認識手段で認識された住所情報を基に郵便物を各々
の区分口に分岐集積する区分手段と、これら各手段の全
体制御を行う制御手段とを有する郵便区分機において、
前記区分手段における各々の区分口は、郵便物の有無を
検知するセンサと、前記郵便物を抜取る区分口の順序を
オペレータに指示する順序指示手段とを備え、前記制御
手段は、予め設定された抜取り順序情報と前記区分手段
のセンサの情報とを基に、前記順序指示手段によって郵
便物を抜取る区分口の順序をオペレータに指示する抜取
り支援手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、郵便物に記載され
ている郵便番号や住所を認識し、その結果で郵便物を区
分する郵便区分機に適用して有効な技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に郵便区分機は、外務の人が配達す
る順序に郵便物を並べる道順組立機能を備えている。こ
の道順組立機能は、基数ソート法により、道順に並べた
い郵便物を2度区分機で区分することを行うものであ
る。ここで、1度目の区分は1パス、また、2度目の区
分は2パスと呼ぶ。
【0003】ここで、道順組立において特に重要な事
は、1パス、2パス時に郵便物を区分機に掛ける順序や
区分機から抜取る順序を間違えない事である。順序を間
違えて処理すると道順には並ばないし、抜取りもれがあ
った場合は手区分するしかない。
【0004】そこで、従来では、例えば、特願平8−7
7467号公報に開示されているように区分機に掛ける
順序をチェックするものがある。これは、1パス時に郵
便物の住所情報と共に2パスで供給される郵便物の順序
情報をデータベースに格納しておき、2パス時に供給さ
れる郵便物をそのデータベースを基にチェックし、順序
通りに郵便物が供給されなければ警告を発するというも
のある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した1パス、及び
2パスのそれぞれの終了後は、オペレータの手作業によ
って郵便物を区分機から抜き取っていたため、抜取る順
序を間違えたり、抜取りもれをしたりする郵便物の抜取
りミスが発生することがある。
【0006】しかし、従来の区分機では、郵便物の抜き
取りミスが発生したということを検知できるだけであ
り、郵便物の抜取りミスを軽減することに対しては、何
等対策が成されていないという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、郵便区分機において、1
パス、2パスの順序性のある区分後の郵便物の抜取りミ
スを軽減することが可能な技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0009】操作に関する入出力を受け付ける操作手段
と、前記操作手段の入力により、複数の郵便物から一通
の郵便物を分離する分離手段と、前記分離手段によって
分離された郵便物の住所情報を認識する認識手段と、前
記認識手段で認識された住所情報を基に郵便物を各々の
区分口に分岐集積する区分手段と、これら各手段の全体
制御を行う制御手段とを有する郵便区分機において、前
記区分手段における各々の区分口は、郵便物の有無を検
知するセンサと、前記郵便物を抜取る区分口の順序をオ
ペレータに指示する順序指示手段とを備え、前記制御手
段は、予め設定された抜取り順序情報と前記区分手段の
センサの情報とを基に、前記順序指示手段によって郵便
物を抜取る区分口の順序をオペレータに指示する抜取り
支援手段を備える。
【0010】また、前記抜取り支援手段に、予め設定さ
れた抜取り順序と異なった順序で郵便物が抜取られた場
合に、前記順序指示手段によりオペレータに報せる手段
を備える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態にかかる郵便区
分機1の構成を説明するための図であり、図1(a)は
郵便区分機1のハード構成を示す概略図、図1(b)は
郵便区分機1の制御系を示すブロック図をそれぞれ示
す。
【0013】本実施形態の郵便区分機1は、図1
(a)、図1(b)に示すように、区分機全体の制御を
行う制御部10と、タッチ入力パネルと表示パネル等の
オペレータパネルを有し、オペレータコンソールの制御
を行う操作部20と、ランダムに並べられた複数の郵便
物から一通ずつ分離する分離部21と、分離部21によ
って分離された郵便物の搬送を行う搬送部22と、搬送
部22によって搬送された郵便物をスキャナ等で読み込
みこみ、その読み込んだ画像から郵便番号や住所を切出
したり、郵便物に印字されているバーコードを読み取っ
て住所情報を認識する認識部23と、認識部23で認識
された住所情報に対応するバーコードを郵便物に印刷す
るインクジェットプリンタを有する印刷部24と、その
印刷されたバーコードを基に郵便物を分岐搬送する分岐
搬送部と分岐搬送された郵便物を区分集積する区分箱と
からなる区分部25と、を備える。
【0014】なお、上記以外にも、認識部22で読取れ
なかった郵便物の画像を送りビデオコーディングするビ
デオコーディングシステム、郵便画像を蓄積する画像サ
ーバ、インクジェットプリンタ印字したバーコードを検
証するバーコードベリファイア、紙札プリンタ、及び情
報表示機等があるが、本発明とは直接関係ないので省略
する。
【0015】次に、本実施形態の区分部25について説
明する。図2は、本実施形態の区分部25の区分箱の構
成を説明するための図である。
【0016】本実施形態の区分部25の区分箱は、図2
に示すように、所定個数の区分口110(本実施形態で
は、「A−1」から「F−10」まで60箱)と、各区
分口110上にそれぞれ状態ランプ111とを設け、郵
便物103を集積する。
【0017】この状態ランプは、道順組立における郵便
物の抜取りの順番を示したり、区分口110に残留して
いる郵便物がある場合にオペレータに指示したりするた
めのものである。
【0018】また、区分口110は、内部に郵便物10
3の有無を検知するセンサ120(発行部120a、受
光部120b)を取り付けてある。
【0019】図3に示すように、区分口110は、郵便
物のガイド130と、底板140と、センサの発行部1
20aと、センサの受光部120bとが設けられる。
【0020】図3に示すように、センサの発行部120
aは、区分口110内の上部に設けられ、底板140を
通してセンサの発行部120aからのライトを受光でき
る位置(区分口110の下部)にセンサーの受光部12
0bを設けてあり、区分口110に郵便物103があれ
ば、センサ120が遮られている状態(ダーク)にな
り、郵便物103がなければ遮られていない状態(ライ
ト)になる。これにより、郵便物103の有無を検知す
ることが可能になる。
【0021】次に、本実施形態の郵便区分機1における
道順組立処理の概要を説明する。
【0022】図4、図5は、本実施形態の郵便区分機1
における道順組立の概要を説明する概念図である。図4
に示すように、ある郵便局の受け持ちエリアが4分割
(1区〜4区)され、さらに各区が3つのブロック分け
されているものとする。矢印は配達経路で、Aブロック
は午前の早い時間に配達を行い(午前1)、Bブロック
は午前の遅い時間に配達を行い(午前2)、Cブロック
は午後に配達を行う(午後)ことをそれぞれ示す。
【0023】道順組立というのは、図5に示すように、
ブロック毎、区毎に郵便物を配達順に並べることであ
り、基数ソート法により、郵便物を1パス、2パスと2
度区分機で区分して道順に並べてケース102に集積す
るものである。
【0024】この1パス、2パスの処理は、本実施形態
の郵便区分機1で行われるが、1パス、または2パスの
後に、オペレータが処理された郵便物103を順番に抜
取る抜取り処理を行う必要があり、本発明では、その郵
便区分機1が抜取り処理を支援する。
【0025】次に、本実施形態の郵便区分機1で道順組
立を行った時の抜取り支援処理を図面を用いて詳細に説
明する。図6は、道順組立の2パスが終了した状態を示
している。2パスが終了した後は、郵便物103は矢印
のとおりに道順に並んでいるため、矢印の通り又は矢印
の逆方向に抜取ってケース102に納めればよい。図6
に示す1区〜4区の各ケース102には、道順に抜取ら
れた郵便物103が集積されている。
【0026】図7は、操作部20による、区分面の選択
や各種情報を表示するオペレータパネルの画面例であ
る。
【0027】図7に示す画面例おいて、201は処理通
数等の統計情報を表示する領域、202はOCR読取り
(認識処理)結果を表示する領域、203はエラーメッ
セージやガイダンスを表示する領域、204,205,
206,207は登録されている区分面一覧を表示する
ためのタッチボタン、208は本発明の抜取りガイド機
能を働かせるためのタッチボタンをそれぞれ示す。
【0028】抜取りガイド機能は、常に働いている訳で
はなく、必要な時に働かせる必要がある。例えば、2パ
スが終了し、これから抜取りをはじめるという時に、
「抜取りボタン」208を押す。
【0029】図8、図9は状態ランプ111を制御する
ために必要な情報テーブルである。
【0030】図8は1パス設定情報テーブルの例を示し
た図である。1パスはブロック単位に抜取るので、ブロ
ック毎に区分口の範囲と抜取り方向を設定する。このた
め、図8に示すように、1パス設定情報テーブル300
は、ブロック名称301と、各ブロックの範囲を示す開
始位置302及び終了位置303と、郵便物103の抜
取方向304とから構成される。
【0031】図9は、2パス設定情報テーブルの例を示
した図である。2パスは区単位に抜取るので、区毎に区
分口の範囲と抜取り方向を設定する。このため、図9に
示すように、2パス設定情報テーブル400は、区名称
401と、各区の範囲を示す開始位置402及び終了位
置403と、郵便物103の抜取方向404とから構成
される。
【0032】また、2パス設定情報テーブル400はブ
ロック毎(A,B,Cブロック)に必要であり、3つ必
要になる。なお、図9にはAブロックの2パス設定情報
テーブル400が示してある。以下、そのAブロックを
例に挙げて2パス設定情報テーブル400について説明
する。
【0033】図9に示す2パス設定情報テーブル400
では、1区は範囲が「A−1」から「D−3」で抜取り
方向は後ろから(逆方向)、2区は範囲が「E−3」か
ら「B−6」で抜取り方向は後ろから(逆方向)、3区
は範囲が「C−6」から「C−8」で抜取り方向は後ろ
から(逆方向)、4区は範囲が「D−8」から「F−1
0」で抜取り方向は後ろから(逆方向)であることを設
定している。
【0034】図10は、本実施形態の郵便区分機1で道
順組立を行った時の抜取り支援処理の制御フロー図であ
る。
【0035】この抜取り支援処理は、図7で説明した抜
取りボタン208の押下後に有効になる。
【0036】抜取り支援処理は、図10に示すように、
まず、最初に取出す区分口110の状態ランプ111を
点灯する(ステップ501)。次に、センサ120から
のイベント待ち状態(所定時間)にし(ステップ50
2)、発生したイベントにより、処理を振り分ける(ス
テップ503)。
【0037】抜取りが発生(センサ120がダークから
ライト)した場合はステップ504へ、入れ込みが発生
(センサ120がライトからダーク)した場合はステッ
プ509へ、所定時間、イベントがない場合にはステッ
プ511へ進む。
【0038】ステップ503において、抜取りが発生し
た場合は、抜取り位置と状態ランプ111の点灯位置を
比較し(ステップ504)、違っていれば抜取られた区
分口110の状態ランプ111を点滅させ(ステップ5
08)、ステップ502へ戻る。
【0039】ステップ504において、抜取り位置と状
態ランプ111の点灯位置が合っていれば、抜取られた
区分口110の状態ランプ111を消灯し(ステップ5
05)、その区分口110が最終の区分口110かどう
かを判定し(ステップ506)、最終であればステップ
502に戻り、最終でなければ、図8、図9で説明した
各設定情報テーブル300、400を基に次に取出す区
分口110の状態ランプ111を点灯し(ステップ50
7)、ステップ502へ戻る。
【0040】ステップ503において、入込みが発生
(センサ120がライトからダーク)した場合は、入込
み位置と状態ランプ11の点滅位置を比較し(ステップ
209)、違っていればステップ502へ、合っていれ
ば該当区分口110の状態ランプ111を消灯し(ステ
ップ510)、ステップ502へ戻る。
【0041】ステップ502で、センサ120からのイ
ベントが所定時間ない場合、または操作部20から停止
コマンドの入力があった場合には、状態ランプ111が
全て消灯しているかどうかを判定し(ステップ51
1)、点灯している状態ランプ111があれば「抜取り
が完了していません」等の警告メッセージを表示し(ス
テップ512)、ステップ502へもどり、全て消灯し
ていれば本処理から抜ける。
【0042】次に、上述した抜取り支援処理の例として
2パス後の抜取り処理支援を取り挙げて具体的に説明す
る。
【0043】図11は、道順組立の2パスが終了した状
態を示した図である。
【0044】図11に示すように、各区分口110に付
いている状態ランプ111において、黒色は点灯を表し
ている。抜取りは、上述した2パス設定情報テーブル4
00により区の終わりから先頭に向かって抜いていく。
2パスが終了した時点では、図11に示すように区の最
後の区分口110に状態ランプ111を点灯する。
【0045】ただし、郵便物103の入っていない区分
口110(ここでは「B−6」)はスキップする。
【0046】したがって、1区は「D−3」、2区は
「B−6」に郵便物103がないので「A−6」、3区
は「C−8」、4区は「F−10」に状態ランプ111
を灯し、オペレータに抜取りを促す。以降、1区を基に
説明する。
【0047】図12は、図11の状態から状態ランプ1
11の点灯している区分口110の郵便物103を抜取
ってケース102に移した状態を示した図である。
【0048】「D−3」の郵便物103を抜取ると「D
−3」の状態ランプ111を消灯し、次に抜取るべき
「C−3」の区分口110の状態ランプ111を点灯す
る。
【0049】図13は、状態ランプ111が点灯してい
ない区分口110の郵便物103を抜取った場合を示し
た図である。次に抜取るべき区分口「C−3」の状態ラ
ンプ111が点灯しているのに、間違えて「B−3」の
郵便物103を抜取ると、「B−3」の状態ランプを点
滅させ、間違っていることをオペレータに知らせる。オ
ペレータが気が付いて郵便物103を戻すと「B−3」
の状態ランプ111は消灯する。
【0050】図14は、1区の残りが最後の1つになっ
た状態を示した図である。この状態で「A−1」の郵便
物103を抜取ると、図15に示すように、1区の状態
ランプ111が全て消灯する。これにより、抜取りが終
了したことが分かる。
【0051】次に、郵便物が入っていない区分口110
があった場合の抜取りを2区を例に説明する。図16
は、次に抜取るべき区分口「E−5」の次の区分口「D
−5」に郵便物103が入っていない状態を示した図で
ある。この状態から「E−5」の郵便物103を抜取る
と図17に示すようになる。「E−5」の状態ランプ1
11は消灯し、「D−5」には郵便物103がないの
で、次に抜取るべき区分口「C−5」の状態ランプ11
1を点灯する。
【0052】そして、図18に示すように、最後の区分
口110に郵便物103がない場合は、1つ手前の「F
−4」の郵便物103を抜いた時点で、図19に示すよ
うに、2区の状態ランプ111は全て消灯し、抜取りが
終了する。
【0053】上記の例は、分かり易くするため、オペレ
ータが1人で作業するような説明にしてきたが、複数の
オペレータが同時に複数の区について抜取り作業をして
も同じように動作する。
【0054】また、2パス後の抜き取り支援処理につい
て説明してきたが、1パス後の抜き取り支援処理につい
ても同様である。
【0055】これまで説明してきたとおり、本発明によ
れば、抜取りミスや抜取りもれを防止することができ、
オペレータの精神的負担を軽くすることができる。
【0056】また、各区分口110に設置した郵便物1
03の有無を検知するセンサ120を用いると、郵便物
の取り忘れをチェックする残留チェック処理といった道
順組立とは違う区分にも適応できる。以下その残留チェ
ック処理を図面を用いて説明する。
【0057】図20は、操作部20による、残留チェッ
ク処理を有効にするタッチボタンを付けたオペレータパ
ネルの例を示した図である。残留チェックボタン601
を押下することで本処理が動作する。
【0058】図21は、残留チェック処理時の状態を示
した図である。図21に示す例では、区分口「C−1」
と「D−7」に残留郵便物103aが存在している。こ
の場合、「C−1]の残留郵便物103aを抜き取れば
「C−1」の状態ランプ110は消え、また、「D−
7」の残留郵便物103aを抜取れば「D−7]の状態
ランプ111も消える。そして、全ての状態ランプが消
えたら残留している郵便物はないということになる。オ
ペレータは、従来のように全ての区分口110をチェッ
クするのではなく、状態ランプ111の点灯している区
分口110だけをチェックすればよくなり、作業が容易
になる。
【0059】次に、本実施形態の郵便区分機1での残留
チェック処理を図面を用いて詳細に説明する。
【0060】図22は、本実施形態の残留チェック処理
を示す制御フローである。
【0061】残留チェック処理は、図22に示すよう
に、まず、センサ120の状態を調べ残留があるかどう
かを判定する(ステップ701)。残留があればその区
分口110の状態ランプ111を点灯し(ステップ70
2)、「残留があります」等の警告メッセージを操作部
20のオペレータパネルに表示し(ステップ703)、
所定時間、センサ120からのイベント待ち(ステップ
705)を行う。
【0062】ステップ701において、残留がなければ
「残留はありません」等のメッセージをオペレータパネ
ルに表示し(ステップ704)、ステップ705のイベ
ント待ち状態に戻る。
【0063】センサ120からのイベントが発生した
ら、イベントの内容により処理を振り分ける(ステップ
706)。
【0064】抜取りが発生(センサ120がダークから
ライト)した場合は、該当区分口110の状態ランプ1
11を点灯し(ステップ307)、ステップ301へ戻
る。入れ込みが発生(センサ120がライトからダー
ク)した場合は、該当区分口110の状態ランプ111
を消灯し(ステップ708)、ステップ701へ戻る。
【0065】センサ120からのイベントが所定時間な
い場合、または操作部20から停止コマンドの入力があ
った場合には、状態ランプ111が全て消灯しているか
どうかを判定し(ステップ709)、点灯している状態
ランプ111があれば「抜取りが完了していません」等
の警告メッセージを表示し(ステップ710)、ステッ
プ701へもどり、全て消灯していれば本制御から抜け
る。
【0066】このように、各区分口に、郵便物の有無を
検知するセンサーを設け、該センサーで郵便物を抜取っ
た事を検知して、予め設定された抜取り順序情報に基づ
き、次に抜き取る区分口を区分口毎に設置している状態
ランプで知らせることにより、1パスや2パスのように
順序性のある区分後の抜取り時のミスを軽減し、オペレ
ータの精神的負担を軽くすることができる。
【0067】また、予め設定された抜取り順序と異なる
順序で郵便物を抜取った場合は、該当区分口の状態ラン
プで知らせることにより、抜取り時のミスをより軽減す
ることができる。
【0068】なお、本実施形態では郵便物の抜取る順
序、抜取りミスの警告を示すのに、状態ランプ111を
用いてきたが、本発明はこれに限定されず、例えば、電
光表示板、液晶表示板を状態ランプ111の代わりに用
いてもよい。
【0069】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。
【0070】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0071】各区分口に、郵便物の有無を検知するセン
サーを設け、該センサーで郵便物を抜取った事を検知し
て、予め設定された抜取り順序情報に基づき、次に抜き
取る区分口を区分口毎に設置している状態ランプで知ら
せることにより、1パスや2パスのように順序性のある
区分後の抜取り時のミスを軽減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる郵便区分機1の構
成を説明するための図である。
【図2】本実施形態の区分部25の区分箱の構成を説明
するための図である。
【図3】本実施形態の区分部25の区分口の構成を説明
するための図である。
【図4】本実施形態の郵便区分機1における道順組立の
概要を説明する概念図である。
【図5】本実施形態の郵便区分機1における道順組立の
概要を説明する概念図である。
【図6】道順組立の2パスが終了した状態を示した図で
ある。
【図7】操作部20による、区分面の選択や各種情報を
表示するオペレータパネルの画面例である。
【図8】1パス設定情報テーブルの例を示した図であ
る。
【図9】2パス設定情報テーブルの例を示した図であ
る。
【図10】本実施形態の郵便区分機1で道順組立を行っ
た時の抜取り支援処理の制御フロー図である。
【図11】本実施形態の抜取り支援処理を具体的に説明
するための図である。
【図12】本実施形態の抜取り支援処理を具体的に説明
するための図である。
【図13】本実施形態の抜取り支援処理を具体的に説明
するための図である。
【図14】本実施形態の抜取り支援処理を具体的に説明
するための図である。
【図15】本実施形態の抜取り支援処理を具体的に説明
するための図である。
【図16】本実施形態の抜取り支援処理を具体的に説明
するための図である。
【図17】本実施形態の抜取り支援処理を具体的に説明
するための図である。
【図18】本実施形態の抜取り支援処理を具体的に説明
するための図である。
【図19】本実施形態の抜取り支援処理を具体的に説明
するための図である。
【図20】操作部20による、残留チェック処理を有効
にするタッチボタンを付けたオペレータパネルの例を示
した図である。
【図21】残留チェック処理時の状態を示した図であ
る。
【図22】本実施形態の残留チェック処理を示す制御フ
ローである。
【符号の説明】
1…郵便区分機、10…制御部、20…操作部、21…
分離部、22…搬送部、23…認識部、24…印刷部、
25…区分部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作に関する入出力を受け付ける操作手
    段と、前記操作手段の入力により、複数の郵便物から一
    通の郵便物を分離する分離手段と、前記分離手段によっ
    て分離された郵便物の住所情報を認識する認識手段と、
    前記認識手段で認識された住所情報を基に郵便物を各々
    の区分口に分岐集積する区分手段と、これら各手段の全
    体制御を行う制御手段とを有する郵便区分機において、 前記区分手段における各々の区分口は、郵便物の有無を
    検知するセンサと、前記郵便物を抜取る区分口の順序を
    オペレータに指示する順序指示手段とを備え、 前記制御手段は、予め設定された抜取り順序情報と前記
    区分手段のセンサの情報とを基に、前記順序指示手段に
    よって郵便物を抜取る区分口の順序をオペレータに指示
    する抜取り支援手段を備えたことを特徴とする郵便区分
    機。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の郵便区分機におい
    て、 前記抜取り支援手段は、予め設定された抜取り順序と異
    なる順序で郵便物が抜取られた場合に、前記順序指示手
    段によりオペレータに報せる手段を備えたことを特徴と
    する郵便区分機。
  3. 【請求項3】 操作に関する入出力を受け付ける操作手
    段と、前記操作手段の入力により、複数の郵便物から一
    通の郵便物を分離する分離手段と、前記分離手段によっ
    て分離された郵便物の住所情報を認識する認識手段と、
    前記認識手段で認識された住所情報を基に郵便物を各々
    の区分口に分岐集積する区分手段と、これら各手段の全
    体制御を行う制御手段とを有する郵便区分機において、 前記区分手段における各々の区分口は、郵便物の存在を
    検知するセンサと、前記区分口に郵便物が残留している
    ことをオペレータに報告する残留報告手段とを備え、 前記制御手段は、前記区分手段のセンサの情報により、
    前記各区分口に郵便物が残留していたときに、前記残留
    報告手段によって郵便物が残留していることをオペレー
    タに報告する残留チェック手段を備えたことを特徴とす
    る郵便区分機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108520966A (zh) * 2018-05-28 2018-09-11 重庆师范大学 热电池叠片自动提示纠错装置及其提示纠错方法

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