JP2000201861A - セントラルクリ―ナ - Google Patents
セントラルクリ―ナInfo
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- JP2000201861A JP2000201861A JP11275778A JP27577899A JP2000201861A JP 2000201861 A JP2000201861 A JP 2000201861A JP 11275778 A JP11275778 A JP 11275778A JP 27577899 A JP27577899 A JP 27577899A JP 2000201861 A JP2000201861 A JP 2000201861A
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- suction
- dust
- suction tool
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホースと固定配管を有するセントラルクリー
ナにおいて、ホースの取扱い性、収納性が優れ、かつ、
吸込具における集塵力を低下させないセントラルクリー
ナを提供することを目的とする。 【解決手段】 吸込口29の前後に床面31との間に形
成された空気通路の通路面積または通路抵抗を吸込具2
1の前後進に応じて変化させ、進行方向側より進行逆方
向側の通路面積を小さくまたは通路抵抗を大きく形成す
ることにより、ホースを細くして吸引空気量が低下して
も集塵力は低下させない。
ナにおいて、ホースの取扱い性、収納性が優れ、かつ、
吸込具における集塵力を低下させないセントラルクリー
ナを提供することを目的とする。 【解決手段】 吸込口29の前後に床面31との間に形
成された空気通路の通路面積または通路抵抗を吸込具2
1の前後進に応じて変化させ、進行方向側より進行逆方
向側の通路面積を小さくまたは通路抵抗を大きく形成す
ることにより、ホースを細くして吸引空気量が低下して
も集塵力は低下させない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭等で使用
されるセントラルクリーナに関するものである。
されるセントラルクリーナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11に従来のセントラルクリーナの全
体構成の例を示す。
体構成の例を示す。
【0003】図において、1は吸込具で、3はホース
で、ホース3の吸気側にはホース取手部3aが設けられ
ている。吸込具1とホース3(ホース取手部3a)とは
延長管2を介して連結されている。4は室内壁面などに
配設されたホース差込口でホース3が差し込まれ、その
裏側には固定配管部5を有し、屋外などに設置されたク
リーナ本体6内の集塵袋7さらには電動送風機8に連通
されている。
で、ホース3の吸気側にはホース取手部3aが設けられ
ている。吸込具1とホース3(ホース取手部3a)とは
延長管2を介して連結されている。4は室内壁面などに
配設されたホース差込口でホース3が差し込まれ、その
裏側には固定配管部5を有し、屋外などに設置されたク
リーナ本体6内の集塵袋7さらには電動送風機8に連通
されている。
【0004】以上の構成により、屋外等に設置されたク
リーナ本体6内の電動送風機8を運転し、吸込具1に吸
引力を発生させ、ゴミを吸引し、ホース3、固定配管部
5を通って集塵袋7によってゴミを捕集する。
リーナ本体6内の電動送風機8を運転し、吸込具1に吸
引力を発生させ、ゴミを吸引し、ホース3、固定配管部
5を通って集塵袋7によってゴミを捕集する。
【0005】上記構成によれば、電動送風機8が屋外等
に設置されているため、掃除をしている室内において電
動送風機8からの排気による汚れが無いということと、
同じく室内において、電動送風機8からの騒音が小さく
なるという効果が得られる。
に設置されているため、掃除をしている室内において電
動送風機8からの排気による汚れが無いということと、
同じく室内において、電動送風機8からの騒音が小さく
なるという効果が得られる。
【0006】次に、図12に従来のセントラルクリーナ
に使用されている吸込具の例を示す。
に使用されている吸込具の例を示す。
【0007】図において、1aは吸込具本体で、9は延
長管2に接続される接続管である。吸込具本体1aの底
面には吸込口10が開口している。11a、11bは吸
込具本体1a移動用の車輪で、吸込口10の前後には吸
込具本体1aの底面と床面12とによって空気通路13
a、13bが形成されており、前記空気通路13a、1
3bを通って空気を吸引しながらゴミを吸引する。
長管2に接続される接続管である。吸込具本体1aの底
面には吸込口10が開口している。11a、11bは吸
込具本体1a移動用の車輪で、吸込口10の前後には吸
込具本体1aの底面と床面12とによって空気通路13
a、13bが形成されており、前記空気通路13a、1
3bを通って空気を吸引しながらゴミを吸引する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記に示すような従来
のセントラルクリーナにおいては、室内の壁などに設置
された限られた個数のホース差込口にホースを差し込ん
で全室内を掃除できるようにする関係上、通常5〜6m
の長いホースが使用され、かつ、吸込力を確保するため
に、内径40mm程度の太いホースが使用され、したが
って、ホースの取扱い性、収納性が悪いという課題を有
している。
のセントラルクリーナにおいては、室内の壁などに設置
された限られた個数のホース差込口にホースを差し込ん
で全室内を掃除できるようにする関係上、通常5〜6m
の長いホースが使用され、かつ、吸込力を確保するため
に、内径40mm程度の太いホースが使用され、したが
って、ホースの取扱い性、収納性が悪いという課題を有
している。
【0009】すなわち、ホースの取扱い性、収納性を良
くするため内外径の細いホースを使用すると、吸引空気
量が減少し、吸込具における集塵量が低下するという課
題を有している。
くするため内外径の細いホースを使用すると、吸引空気
量が減少し、吸込具における集塵量が低下するという課
題を有している。
【0010】本発明は上記のような課題に鑑み、取扱い
性、収納性に優れた細いホースが使用でき、かつ、吸込
具における集塵力を低下させないセントラルクリーナを
提供するものである。
性、収納性に優れた細いホースが使用でき、かつ、吸込
具における集塵力を低下させないセントラルクリーナを
提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、吸込具底面の吸込口前後の空気通路を吸込
具の前後進に応じて変化させ、進行方向側より進行逆方
向側の通路面積を小さくまたは通路抵抗を大きく形成し
たものであり、上記構成によれば、集塵力を低下させる
ことなくホース径を細くすることができ、ホースの取扱
い性、収納性を向上させることができる。つぎに、その
作用について説明する。
に本発明は、吸込具底面の吸込口前後の空気通路を吸込
具の前後進に応じて変化させ、進行方向側より進行逆方
向側の通路面積を小さくまたは通路抵抗を大きく形成し
たものであり、上記構成によれば、集塵力を低下させる
ことなくホース径を細くすることができ、ホースの取扱
い性、収納性を向上させることができる。つぎに、その
作用について説明する。
【0012】一般に、ホース径を細くすると吸引空気量
が低下し、吸込具における集塵力が低下する。すなわ
ち、吸込具において、ゴミは吸引空気による風力を受け
て吸引され、吸引空気量が低下すると風速が低下しゴミ
に対する風力が低下するためである。一方、ゴミは基本
的に進行方向側からの吸引空気により集塵されるものと
考えられ、進行逆方向側からの吸引空気は集塵作用への
寄与度は低いと考えられる。したがって、進行逆方向側
の通路面積を小さくまたは通路抵抗を大きく形成した吸
込具を使用することにより、進行逆方向側からの空気の
吸引が抑制され、その分が進行方向側に集中され、よっ
て、細いホースを使用して低下した風量でも集塵力を低
下させないことができる。
が低下し、吸込具における集塵力が低下する。すなわ
ち、吸込具において、ゴミは吸引空気による風力を受け
て吸引され、吸引空気量が低下すると風速が低下しゴミ
に対する風力が低下するためである。一方、ゴミは基本
的に進行方向側からの吸引空気により集塵されるものと
考えられ、進行逆方向側からの吸引空気は集塵作用への
寄与度は低いと考えられる。したがって、進行逆方向側
の通路面積を小さくまたは通路抵抗を大きく形成した吸
込具を使用することにより、進行逆方向側からの空気の
吸引が抑制され、その分が進行方向側に集中され、よっ
て、細いホースを使用して低下した風量でも集塵力を低
下させないことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
吸込具とホースと固定配管部と、前記吸込具に吸引力を
作用させる電動送風機とを有するセントラルクリーナに
おいて、前記吸込具底面の吸込口の前後に床面との間に
形成された空気通路の通路面積または通路抵抗を前記吸
込具の前後進に応じて変化させ、進行方向側より進行逆
方向側の通路面積を小さくまたは通路抵抗を大きく形成
したものである。
吸込具とホースと固定配管部と、前記吸込具に吸引力を
作用させる電動送風機とを有するセントラルクリーナに
おいて、前記吸込具底面の吸込口の前後に床面との間に
形成された空気通路の通路面積または通路抵抗を前記吸
込具の前後進に応じて変化させ、進行方向側より進行逆
方向側の通路面積を小さくまたは通路抵抗を大きく形成
したものである。
【0014】上記構成によれば、進行逆方向側からの空
気の吸引を抑制し、進行方向側から多くの空気を吸引す
ることにより、ホース径を細くして吸引空気量が低下し
ても、集塵性能を低下させないことができる。
気の吸引を抑制し、進行方向側から多くの空気を吸引す
ることにより、ホース径を細くして吸引空気量が低下し
ても、集塵性能を低下させないことができる。
【0015】請求項2記載の発明は、吸込具とホースと
固定配管部と、前記吸込具に吸引力を作用させる電動送
風機とを有するセントラルクリーナにおいて、前記吸込
具底面の吸込口の前後に床面との間に形成された空気通
路のうち、吸込口後方の空気通路の通路面積または通路
抵抗を前記吸込具の前後進に応じて変化させ、前進時に
は吸込口後方の空気通路を前方より、通路面積を小さく
または通路抵抗を大きく形成し、後退時には吸込口後方
の空気通路を前進時より、通路面積を大きくまたは通路
抵抗を小さく形成したものである。
固定配管部と、前記吸込具に吸引力を作用させる電動送
風機とを有するセントラルクリーナにおいて、前記吸込
具底面の吸込口の前後に床面との間に形成された空気通
路のうち、吸込口後方の空気通路の通路面積または通路
抵抗を前記吸込具の前後進に応じて変化させ、前進時に
は吸込口後方の空気通路を前方より、通路面積を小さく
または通路抵抗を大きく形成し、後退時には吸込口後方
の空気通路を前進時より、通路面積を大きくまたは通路
抵抗を小さく形成したものである。
【0016】上記構成によれば、吸込具前進時には吸込
口後方からの吸引空気を抑制し、吸込口前方に集中さ
せ、高い集塵力を得、後退時には吸引空気が吸込口前方
からと後方からとに分散し集塵力は低下するものの、吸
込具後方のゴミを押しのけることなく吸い込むことがで
きる。
口後方からの吸引空気を抑制し、吸込口前方に集中さ
せ、高い集塵力を得、後退時には吸引空気が吸込口前方
からと後方からとに分散し集塵力は低下するものの、吸
込具後方のゴミを押しのけることなく吸い込むことがで
きる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1または2
に記載のセントラルクリーナにおいて、記載の吸込具を
用いることにより、ホース内径を従来より多用されてい
る40mm前後から31mm以下としたもので、上記に
より、ホースの取扱い性、収納性を大幅に向上させたも
のである。
に記載のセントラルクリーナにおいて、記載の吸込具を
用いることにより、ホース内径を従来より多用されてい
る40mm前後から31mm以下としたもので、上記に
より、ホースの取扱い性、収納性を大幅に向上させたも
のである。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
づれか1項に記載のセントラルクリーナにおいて、ホー
スの吸気側に設けられたホース取手部近傍に集塵袋を設
けたものであり、上記構成によれば、ホースを細くして
もホースでのゴミ詰まりが発生するおそれが無くなる。
また、固定配管部でのゴミ詰まりも防止できる。
づれか1項に記載のセントラルクリーナにおいて、ホー
スの吸気側に設けられたホース取手部近傍に集塵袋を設
けたものであり、上記構成によれば、ホースを細くして
もホースでのゴミ詰まりが発生するおそれが無くなる。
また、固定配管部でのゴミ詰まりも防止できる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項4に記載の
セントラルクリーナにおいて、ホース内径を延長管内径
より細くしたものであり、ホース取手部近傍に集塵袋を
設けることにより、延長管にはゴミが通過するがホース
にはゴミが通過しないので、ホース内径を延長管内径よ
り細くすることができ、ホースの取扱い性、収納性を向
上させることができる。
セントラルクリーナにおいて、ホース内径を延長管内径
より細くしたものであり、ホース取手部近傍に集塵袋を
設けることにより、延長管にはゴミが通過するがホース
にはゴミが通過しないので、ホース内径を延長管内径よ
り細くすることができ、ホースの取扱い性、収納性を向
上させることができる。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
づれか1項に記載のセントラルクリーナにおいて、ホー
ス内径を固定配管内径より細くしたもので、ホース内径
は細くして取扱い性、収納性を向上させ、固定配管部は
太くして圧力損失を防ぎ、吸込具において高い集塵力を
得ようとするものである。
づれか1項に記載のセントラルクリーナにおいて、ホー
ス内径を固定配管内径より細くしたもので、ホース内径
は細くして取扱い性、収納性を向上させ、固定配管部は
太くして圧力損失を防ぎ、吸込具において高い集塵力を
得ようとするものである。
【0021】請求項7記載の発明は、ホースを巻回しす
るホースリールを設けたものであり、請求項1〜6のい
づれか1項に記載の発明によりホースを細くすることが
できるので、ホースリールを小型化でき、ホースおよび
ホースリールの取扱い性、操作性を向上させることがで
きる。
るホースリールを設けたものであり、請求項1〜6のい
づれか1項に記載の発明によりホースを細くすることが
できるので、ホースリールを小型化でき、ホースおよび
ホースリールの取扱い性、操作性を向上させることがで
きる。
【0022】請求項8記載の発明は、ホース取手部近傍
に塵埃捕集用の第1の集塵袋を設け、ホースより下流位
置に塵埃捕集用の第2の集塵袋を設け、前記第1の集塵
袋の濾過目を第2の集塵袋の濾過目より荒いものとした
ものである。
に塵埃捕集用の第1の集塵袋を設け、ホースより下流位
置に塵埃捕集用の第2の集塵袋を設け、前記第1の集塵
袋の濾過目を第2の集塵袋の濾過目より荒いものとした
ものである。
【0023】上記構成によれば、ホースおよび固定配管
部で詰まりを発生する恐れのあるゴミは、前記第1の集
塵袋で捕集し、集塵袋の目詰まりを起こさせる細塵は第
1の集塵袋は通過させて第2の集塵袋で捕集することが
でき、第1の集塵袋の目詰まり防止と交換頻度の緩和が
はかれる。
部で詰まりを発生する恐れのあるゴミは、前記第1の集
塵袋で捕集し、集塵袋の目詰まりを起こさせる細塵は第
1の集塵袋は通過させて第2の集塵袋で捕集することが
でき、第1の集塵袋の目詰まり防止と交換頻度の緩和が
はかれる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面とともに
説明する。
説明する。
【0025】(実施例1)図1〜図3に本発明の第1の
実施例を示し、図1はセントラルクリーナの全体構成図
で、図2は図1における吸込具の具体構成図であり、図
3は使用ホース径による吸引空気の流量の違いを示す説
明図である。
実施例を示し、図1はセントラルクリーナの全体構成図
で、図2は図1における吸込具の具体構成図であり、図
3は使用ホース径による吸引空気の流量の違いを示す説
明図である。
【0026】図1において、21は吸込具で、23はホ
ースで、ホース23の吸気側にはホース取手部23aが
設けられている。ホース23は後述するように細径のホ
ースである。吸込具21とホース23(ホース取手部2
3a)とは延長管22を介して連結されている。24は
ホース差込口で、ホース23が差し込まれ、裏側には固
定配管部25を有し、屋外などに設置されたクリーナ本
体6内の集塵袋7、電動送風機8に連結されている。吸
込具21の底面には吸込口29が開口しており、その前
後にはリップ30a、30bが設けられていて、吸込具
21底面と床面31との間に形成される空気通路の通路
抵抗を、吸込具21の前後進に応じて加減している。
ースで、ホース23の吸気側にはホース取手部23aが
設けられている。ホース23は後述するように細径のホ
ースである。吸込具21とホース23(ホース取手部2
3a)とは延長管22を介して連結されている。24は
ホース差込口で、ホース23が差し込まれ、裏側には固
定配管部25を有し、屋外などに設置されたクリーナ本
体6内の集塵袋7、電動送風機8に連結されている。吸
込具21の底面には吸込口29が開口しており、その前
後にはリップ30a、30bが設けられていて、吸込具
21底面と床面31との間に形成される空気通路の通路
抵抗を、吸込具21の前後進に応じて加減している。
【0027】すなわち、図2−aは吸込具21の前進時
を示すもので、吸込口29前方のリップ30aは上方に
引き上げられていて、後方のリップ30bは下方に引き
下げられていて、よって、前方の空気通路34aは開放
されていて、後方の空気通路34bは閉じられている。
なお、32a、32bはロータリーソレノイドなどのア
クチュエータで、吸込具本体21aの前後進に応じて、
図示していないが制御回路により半回転、回転させるこ
とにより、リップ30a、30bを互い違いに上下させ
る。すなわち、図2−bは吸込具21の後進時を示すも
のであるが、前記前進時の図2−aと、リップ30a、
30bの上下位置関係が逆になっている。33a、33
bは前車輪、後車輪で、39は延長管に接続される接続
管である。
を示すもので、吸込口29前方のリップ30aは上方に
引き上げられていて、後方のリップ30bは下方に引き
下げられていて、よって、前方の空気通路34aは開放
されていて、後方の空気通路34bは閉じられている。
なお、32a、32bはロータリーソレノイドなどのア
クチュエータで、吸込具本体21aの前後進に応じて、
図示していないが制御回路により半回転、回転させるこ
とにより、リップ30a、30bを互い違いに上下させ
る。すなわち、図2−bは吸込具21の後進時を示すも
のであるが、前記前進時の図2−aと、リップ30a、
30bの上下位置関係が逆になっている。33a、33
bは前車輪、後車輪で、39は延長管に接続される接続
管である。
【0028】つぎに上記構成における作用について説明
する。
する。
【0029】電動送風機8により吸込具21底面の吸込
口29より空気を吸引し、前記吸引空気と一緒にゴミを
吸い込む。
口29より空気を吸引し、前記吸引空気と一緒にゴミを
吸い込む。
【0030】ここで、ホース23は内外径の細いホース
であるため、ホース内での圧力損失が大きく、吸引空気
の流量は小さい。図3は使用ホース径による吸引空気の
流量の違いを示す説明図であり、Aは電動送風機8の流
量と吸込み圧力の関係を表すQ−H曲線で、Bは内径の
太いホースを使用した時、Cは内径の細いホースを使用
した時のセントラルクリーナの全通路における流量と圧
力損失との関係を表すQ−H曲線で、曲線Aと曲線B、
Cとの交点における流量Qb、Qcがそれぞれのホース
を使用した時に流れる流量を示す。図に示すとおり、ホ
ース23に細径のホースを使用すると吸引空気の流量が
低下する。床面上のゴミは吸引空気による風の力を受け
て吸引されるため、前記吸引空気量が低下すると吸込具
21における集塵能力が低下してしまうものであるが、
ゴミは基本的に進行方向側からの吸引空気により集塵さ
れ、進行逆方向側からの吸引空気は集塵作用における寄
与度は小さい。したがって、吸込具21において、進行
方向側からのみ空気を吸引し、進行逆方向側からの空気
の吸込みを抑制することにより、上記低下した吸引空気
量でもその集塵力を低下させないことが可能である。
であるため、ホース内での圧力損失が大きく、吸引空気
の流量は小さい。図3は使用ホース径による吸引空気の
流量の違いを示す説明図であり、Aは電動送風機8の流
量と吸込み圧力の関係を表すQ−H曲線で、Bは内径の
太いホースを使用した時、Cは内径の細いホースを使用
した時のセントラルクリーナの全通路における流量と圧
力損失との関係を表すQ−H曲線で、曲線Aと曲線B、
Cとの交点における流量Qb、Qcがそれぞれのホース
を使用した時に流れる流量を示す。図に示すとおり、ホ
ース23に細径のホースを使用すると吸引空気の流量が
低下する。床面上のゴミは吸引空気による風の力を受け
て吸引されるため、前記吸引空気量が低下すると吸込具
21における集塵能力が低下してしまうものであるが、
ゴミは基本的に進行方向側からの吸引空気により集塵さ
れ、進行逆方向側からの吸引空気は集塵作用における寄
与度は小さい。したがって、吸込具21において、進行
方向側からのみ空気を吸引し、進行逆方向側からの空気
の吸込みを抑制することにより、上記低下した吸引空気
量でもその集塵力を低下させないことが可能である。
【0031】一例として、進行逆方向側からの空気の吸
込みを抑止した吸込具21を使用すると、従来型の前後
方向から同等に空気を吸い込む吸込具に較べ約60%の
風量で従来と同等の集塵力を得ることが出来る。一方ホ
ース内の圧力損失はホース内の流速の2乗に比例するた
め、従来と同一の圧力損失を許容するならば、従来と同
一流速で良い訳で、従って風量が従来の約60%で済む
なら、ホースの内断面積(気流の通過断面積)は同じく
約60%で済み、その結果、ホースの内径を従来の7
7.46%に減少させても、従来のものと同集塵性能を
維持させることができる。具体的には、現在一般に多用
されているホースの内径は40mm前後なので、本発明
によれば、そのホースの内径を31mm程度まで細くす
ることができ、取扱い性、収納性を大幅に向上させるこ
とができる。
込みを抑止した吸込具21を使用すると、従来型の前後
方向から同等に空気を吸い込む吸込具に較べ約60%の
風量で従来と同等の集塵力を得ることが出来る。一方ホ
ース内の圧力損失はホース内の流速の2乗に比例するた
め、従来と同一の圧力損失を許容するならば、従来と同
一流速で良い訳で、従って風量が従来の約60%で済む
なら、ホースの内断面積(気流の通過断面積)は同じく
約60%で済み、その結果、ホースの内径を従来の7
7.46%に減少させても、従来のものと同集塵性能を
維持させることができる。具体的には、現在一般に多用
されているホースの内径は40mm前後なので、本発明
によれば、そのホースの内径を31mm程度まで細くす
ることができ、取扱い性、収納性を大幅に向上させるこ
とができる。
【0032】同様にして固定配管部25も細くすること
ができるが、固定配管部については細くする必要性、メ
リットが少ないので、吸引空気量確保とゴミ詰まり防止
のため、従来通り太くしておき、ホースのみ細くするの
が得策である。
ができるが、固定配管部については細くする必要性、メ
リットが少ないので、吸引空気量確保とゴミ詰まり防止
のため、従来通り太くしておき、ホースのみ細くするの
が得策である。
【0033】(実施例2)図4に本発明の第2の実施例
としての吸込具を示す。以下に吸込具の動作についての
み記し、その他については実施例1と同様なので説明を
省略する。
としての吸込具を示す。以下に吸込具の動作についての
み記し、その他については実施例1と同様なので説明を
省略する。
【0034】図4において、吸込具本体21bの底面に
開口する吸込口29の前後にはリップ35a、35bが
設けられている。前後車輪33a、33bの回転軸36
a、36bは図に示すような傾斜を有する摺動溝37
a、37b内を摺動可能に取りつけられており、したが
って吸込具本体21b前進時には、前車輪33aが後下
方に、後車輪33bが後上方に移動し、吸込具本体21
bが前上がり状態に傾斜して、吸込口29の前側のリッ
プ35aは床面31より浮き上がり、後側のリップ35
bは床面31に接触した形となり、吸込口29後方から
の空気の吸込みを抑止する。
開口する吸込口29の前後にはリップ35a、35bが
設けられている。前後車輪33a、33bの回転軸36
a、36bは図に示すような傾斜を有する摺動溝37
a、37b内を摺動可能に取りつけられており、したが
って吸込具本体21b前進時には、前車輪33aが後下
方に、後車輪33bが後上方に移動し、吸込具本体21
bが前上がり状態に傾斜して、吸込口29の前側のリッ
プ35aは床面31より浮き上がり、後側のリップ35
bは床面31に接触した形となり、吸込口29後方から
の空気の吸込みを抑止する。
【0035】吸込具本体21b後退時には前記前進時と
前後逆の関係となり、吸込口29前方からの空気の吸込
みを抑止する。
前後逆の関係となり、吸込口29前方からの空気の吸込
みを抑止する。
【0036】したがって、実施例1で述べたように、前
後進時ともに、少ない吸引空気量でも高い集塵力が得ら
れ、径の細いホースを使用して吸引空気量が低下しても
高い集塵能力が得られる。
後進時ともに、少ない吸引空気量でも高い集塵力が得ら
れ、径の細いホースを使用して吸引空気量が低下しても
高い集塵能力が得られる。
【0037】(実施例3)図5に本発明の第3の実施例
としての吸込具を示す。以下に吸込具の動作についての
み記し、その他については実施例1と同様なので説明を
省略する。
としての吸込具を示す。以下に吸込具の動作についての
み記し、その他については実施例1と同様なので説明を
省略する。
【0038】図5において、吸込具本体21cの底面に
開口する吸込口29の後方にはリップ30bが設けられ
ていて、ロータリーソレノイド等のアクチュエータ32
bにより上下されるようになっていて、吸込具本体21
c前進時には下降位置で停止され、後退時には上昇位置
で停止され、吸込口29後方の空気通路34bを開閉し
ている。吸込具本体21cの底面と床面31との間隔は
吸込口29の前方側すなわち空気通路34aの方が後方
側すなわち空気通路34bの全開時より狭く構成されて
いる。したがって吸込具本体21c前進時には吸込口2
9前方から空気を吸い込みながらゴミを吸い込み、後方
からの空気の吸い込みはリップ30bにより抑止され
る。また、吸込具本体21c後退時には吸込口29前方
と後方と双方から空気を吸い込むが、空気通路34aは
34bより狭く構成されているため、吸引空気は後方側
の空気通路34b側に多く集められ、後方側からの集塵
能力を高め、前方側からの吸引空気を抑制する。すなわ
ち、ゴミの集塵に必要な側すなわち吸込具進行側に吸引
空気が多く集められ、少ない吸引空気量でも有効に集塵
を行うことができ、細径ホースを使用しても高い集塵能
力を発揮させることができる。
開口する吸込口29の後方にはリップ30bが設けられ
ていて、ロータリーソレノイド等のアクチュエータ32
bにより上下されるようになっていて、吸込具本体21
c前進時には下降位置で停止され、後退時には上昇位置
で停止され、吸込口29後方の空気通路34bを開閉し
ている。吸込具本体21cの底面と床面31との間隔は
吸込口29の前方側すなわち空気通路34aの方が後方
側すなわち空気通路34bの全開時より狭く構成されて
いる。したがって吸込具本体21c前進時には吸込口2
9前方から空気を吸い込みながらゴミを吸い込み、後方
からの空気の吸い込みはリップ30bにより抑止され
る。また、吸込具本体21c後退時には吸込口29前方
と後方と双方から空気を吸い込むが、空気通路34aは
34bより狭く構成されているため、吸引空気は後方側
の空気通路34b側に多く集められ、後方側からの集塵
能力を高め、前方側からの吸引空気を抑制する。すなわ
ち、ゴミの集塵に必要な側すなわち吸込具進行側に吸引
空気が多く集められ、少ない吸引空気量でも有効に集塵
を行うことができ、細径ホースを使用しても高い集塵能
力を発揮させることができる。
【0039】(実施例4)図6に本発明の第4の実施例
としての吸込具を示す。以下に既記載実施例と同様に、
吸込具の動作についてのみ記す。
としての吸込具を示す。以下に既記載実施例と同様に、
吸込具の動作についてのみ記す。
【0040】図6は吸込具本体21dの底面と床面31
との間隔を吸込口29の前後方で等間隔としたものであ
るが、吸込具本体21d前進時には吸込口29前方から
空気とともにゴミを吸い込み、後方からの空気の吸い込
みはリップ30bにより抑止され、少ない吸引空気量で
も高い集塵力を発揮する。一方、吸込具本体21d後進
時には吸込口29前方と後方と双方から同等に空気を吸
引するため、後方側すなわち空気通路34b側の集塵力
を高めることはできないが、一般に、吸込具は前進操作
での作業が主で、後進での操作は補助的な従の作業であ
ることが多く、本実施例は、前進操作時に効果を発揮す
るものであり、前進操作での使用を重視したものであ
る。
との間隔を吸込口29の前後方で等間隔としたものであ
るが、吸込具本体21d前進時には吸込口29前方から
空気とともにゴミを吸い込み、後方からの空気の吸い込
みはリップ30bにより抑止され、少ない吸引空気量で
も高い集塵力を発揮する。一方、吸込具本体21d後進
時には吸込口29前方と後方と双方から同等に空気を吸
引するため、後方側すなわち空気通路34b側の集塵力
を高めることはできないが、一般に、吸込具は前進操作
での作業が主で、後進での操作は補助的な従の作業であ
ることが多く、本実施例は、前進操作時に効果を発揮す
るものであり、前進操作での使用を重視したものであ
る。
【0041】(実施例5)図7に本発明の第5の実施例
としての吸込具を示す。以下に既記載実施例と同様に、
吸込具の動作についてのみ記す。
としての吸込具を示す。以下に既記載実施例と同様に、
吸込具の動作についてのみ記す。
【0042】図7において、吸込具本体21eの底面に
開口する吸込口29の後方にはリップ35bが設けられ
ている。33aは前車輪、33bは後車輪で、前車輪3
3aは回転軸36aを中心に定位置で回転する。後車輪
33bは、回転軸36bが後上方に傾斜した摺動溝37
b内を摺動可能に取付けられているため、吸込具本体2
1e前進時には、後車輪33bは後上方に移動し、吸込
具本体21eは後下がり状態となり、リップ35bは床
面31に接触した形となり、吸込口29前方から空気を
吸い込み、後方からの吸込みは抑止される。
開口する吸込口29の後方にはリップ35bが設けられ
ている。33aは前車輪、33bは後車輪で、前車輪3
3aは回転軸36aを中心に定位置で回転する。後車輪
33bは、回転軸36bが後上方に傾斜した摺動溝37
b内を摺動可能に取付けられているため、吸込具本体2
1e前進時には、後車輪33bは後上方に移動し、吸込
具本体21eは後下がり状態となり、リップ35bは床
面31に接触した形となり、吸込口29前方から空気を
吸い込み、後方からの吸込みは抑止される。
【0043】吸込具本体21e後進時には、後車輪33
bは前下方に移動し、吸込具本体21eは後上がり状態
となり、リップ35bは床面31から離れた状態とな
り、空気は吸込口29の前方と後方の両方から吸引され
るようになり、第4の実施例と同様の状態となる。
bは前下方に移動し、吸込具本体21eは後上がり状態
となり、リップ35bは床面31から離れた状態とな
り、空気は吸込口29の前方と後方の両方から吸引され
るようになり、第4の実施例と同様の状態となる。
【0044】(実施例6)図8に本発明の第6の実施例
としてのセントラルクリーナの全体構成図を示す。 図
8において、第1の実施例と同様に、吸込具21は吸込
口29前後のリップ30a、30bを上下させて、進行
逆方向側からの空気の吸込みを抑制するものであり、ホ
ース23が内径の細いホースで吸引風量が低下していて
も、吸込具21の集塵力は低下していない。
としてのセントラルクリーナの全体構成図を示す。 図
8において、第1の実施例と同様に、吸込具21は吸込
口29前後のリップ30a、30bを上下させて、進行
逆方向側からの空気の吸込みを抑制するものであり、ホ
ース23が内径の細いホースで吸引風量が低下していて
も、吸込具21の集塵力は低下していない。
【0045】ホース23の吸気側に設けられた取手部2
3aの近傍には集塵袋27が設けられており、吸込口2
9より吸引されたゴミはここで捕集され、よってホース
23の内径を細くしてもゴミ詰まりの心配が無くなる。
また同時に、固定配管部25でのゴミ詰まりの心配も無
くなる。
3aの近傍には集塵袋27が設けられており、吸込口2
9より吸引されたゴミはここで捕集され、よってホース
23の内径を細くしてもゴミ詰まりの心配が無くなる。
また同時に、固定配管部25でのゴミ詰まりの心配も無
くなる。
【0046】なお、上記構成において、ホース23での
ゴミ詰まりの心配が無いため、ホース23の内径は延長
管22の内径より細くすることもできる。また、集塵袋
27はサイクロン等を用いた集塵器であってもよいこと
はいうまでもない。
ゴミ詰まりの心配が無いため、ホース23の内径は延長
管22の内径より細くすることもできる。また、集塵袋
27はサイクロン等を用いた集塵器であってもよいこと
はいうまでもない。
【0047】その他については第1の実施例と同様なの
で説明を省略する。
で説明を省略する。
【0048】(実施例7)図9に本発明の第7の実施例
としてのセントラルクリーナの全体構成図を示す。
としてのセントラルクリーナの全体構成図を示す。
【0049】図9において、38はホースリールでドラ
ム38aと外枠38bで構成され、ドラム38aは外枠
38bに対して回転可能で、ホース23を巻き回すこと
ができる。その他の構成については前記実施例と同様で
あり、ホース差込口24より下流側すなわち固定配管部
以下は図示していない。前記実施例1で述べた通り、進
行逆方向側からの空気の吸引を抑止する吸込具21によ
りホース23の径を細くすることができ、ホースリール
38の小型化がはかれ、ホース23の取扱い性の向上が
はかれる。また、本実施例の如く、ホース取手部23a
に集塵袋27を設けることにより、ホース23の径が細
くなってもゴミ詰まりの心配が無くなると共に、ホース
23をホースリール38に巻き付けた状態でもゴミ詰ま
りの心配が無くなる。
ム38aと外枠38bで構成され、ドラム38aは外枠
38bに対して回転可能で、ホース23を巻き回すこと
ができる。その他の構成については前記実施例と同様で
あり、ホース差込口24より下流側すなわち固定配管部
以下は図示していない。前記実施例1で述べた通り、進
行逆方向側からの空気の吸引を抑止する吸込具21によ
りホース23の径を細くすることができ、ホースリール
38の小型化がはかれ、ホース23の取扱い性の向上が
はかれる。また、本実施例の如く、ホース取手部23a
に集塵袋27を設けることにより、ホース23の径が細
くなってもゴミ詰まりの心配が無くなると共に、ホース
23をホースリール38に巻き付けた状態でもゴミ詰ま
りの心配が無くなる。
【0050】(実施例8)図10に本発明の第8の実施
例としてのセントラルクリーナの全体構成図を示す。
例としてのセントラルクリーナの全体構成図を示す。
【0051】図10において、ホース取手部23aには
第1の集塵袋39が設けられており、クリーナ本体6内
の電動送風機8の直前には第2の集塵袋41が設けられ
ており、第1の集塵袋39の濾過目は第2の集塵袋41
の濾過目より荒いものが使用されている。
第1の集塵袋39が設けられており、クリーナ本体6内
の電動送風機8の直前には第2の集塵袋41が設けられ
ており、第1の集塵袋39の濾過目は第2の集塵袋41
の濾過目より荒いものが使用されている。
【0052】前記構成によれば、ホース23および固定
配管部25に詰まりを発生させるような大きなゴミは第
1の集塵袋39で捕集され、前記集塵袋で捕集されない
微細なゴミは第2の集塵袋41で捕集される。第1の集
塵袋39は操作性を確保するため容積を大きくできな
く、そのため、集塵袋の表面積が小さく微細塵による目
詰まりを起こしやすく、ゴミ満杯による交換頻度も高く
なるが、本発明によれば、上記問題を解決することがで
きる。また、衛生感を向上させることもできる。
配管部25に詰まりを発生させるような大きなゴミは第
1の集塵袋39で捕集され、前記集塵袋で捕集されない
微細なゴミは第2の集塵袋41で捕集される。第1の集
塵袋39は操作性を確保するため容積を大きくできな
く、そのため、集塵袋の表面積が小さく微細塵による目
詰まりを起こしやすく、ゴミ満杯による交換頻度も高く
なるが、本発明によれば、上記問題を解決することがで
きる。また、衛生感を向上させることもできる。
【0053】なお、上記構成において、第1の集塵袋3
9ならびに第2の集塵袋41はサイクロン等を用いた集
塵器であってもよい。この場合も、第1の集塵器で大き
なゴミを捕集し、第2の集塵器では第1の集塵器を通過
した微細塵を捕集する。
9ならびに第2の集塵袋41はサイクロン等を用いた集
塵器であってもよい。この場合も、第1の集塵器で大き
なゴミを捕集し、第2の集塵器では第1の集塵器を通過
した微細塵を捕集する。
【0054】その他については第1の実施例と同様なの
で説明を省略する。
で説明を省略する。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、吸込口前
後の空気通路を、吸込具進行方向側より進行逆方向側の
通路面積を小さくまたは通路抵抗を大きく形成し、進行
方向側からより多くの空気を吸引し、進行逆方向側から
の空気の吸引を抑制することにより、集塵力を低下させ
ることなくホース径を細くでき、ホースの取扱い性、収
納性を向上させることができる。
後の空気通路を、吸込具進行方向側より進行逆方向側の
通路面積を小さくまたは通路抵抗を大きく形成し、進行
方向側からより多くの空気を吸引し、進行逆方向側から
の空気の吸引を抑制することにより、集塵力を低下させ
ることなくホース径を細くでき、ホースの取扱い性、収
納性を向上させることができる。
【0056】請求項2記載の発明によれば、吸込口後方
の空気通路を吸込具前進時には吸込口前方の空気通路よ
り通路面積を小さくまたは通路抵抗を大きく形成し、吸
込具後進時には吸込口後方の空気通路を吸込具前進時よ
り通路面積を大きくまたは通路抵抗を小さく形成するこ
とにより、吸込具前進時に優れた集塵力を発揮し、後退
時もゴミを押しのける等の不具合を起こさない吸込具を
得ることができる。その他の効果については前記請求項
1と同様である。
の空気通路を吸込具前進時には吸込口前方の空気通路よ
り通路面積を小さくまたは通路抵抗を大きく形成し、吸
込具後進時には吸込口後方の空気通路を吸込具前進時よ
り通路面積を大きくまたは通路抵抗を小さく形成するこ
とにより、吸込具前進時に優れた集塵力を発揮し、後退
時もゴミを押しのける等の不具合を起こさない吸込具を
得ることができる。その他の効果については前記請求項
1と同様である。
【0057】請求項3記載の発明は、請求項1または2
に記載のセントラルクリーナにおいてホース内径を31
mm以下としたもので、従来多用されていた内径40m
m程度のホース内径を集塵力を低下させることなく31
mm程度まで細くすることが出来、これによりホースの
取扱性、収納性を大幅に向上させることができる。
に記載のセントラルクリーナにおいてホース内径を31
mm以下としたもので、従来多用されていた内径40m
m程度のホース内径を集塵力を低下させることなく31
mm程度まで細くすることが出来、これによりホースの
取扱性、収納性を大幅に向上させることができる。
【0058】請求項4記載の発明によれば、ホース取手
部近傍に集塵袋を設けることにより、ホースを細くして
もゴミ詰まりの心配が無くなり、同時に固定配管部での
ゴミ詰まりをも防止することができる。
部近傍に集塵袋を設けることにより、ホースを細くして
もゴミ詰まりの心配が無くなり、同時に固定配管部での
ゴミ詰まりをも防止することができる。
【0059】請求項5記載の発明によれば、ゴミが通過
しないホースの内径はゴミが通過する延長管の内径より
細くすることができ、ホース内径を前記の通り細くする
ことにより、ホースの取扱い性、収納性をさらに向上さ
せることができる。
しないホースの内径はゴミが通過する延長管の内径より
細くすることができ、ホース内径を前記の通り細くする
ことにより、ホースの取扱い性、収納性をさらに向上さ
せることができる。
【0060】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
づれか1項に記載のセントラルクリーナにおいて、ホー
ス内径を固定配管内径より細くしたもので、ホース内径
は細くして取扱い性、収納性を向上させ、固定配管部は
太くして圧力損失を防ぎ、吸込具において高い集塵力を
得ることができる。
づれか1項に記載のセントラルクリーナにおいて、ホー
ス内径を固定配管内径より細くしたもので、ホース内径
は細くして取扱い性、収納性を向上させ、固定配管部は
太くして圧力損失を防ぎ、吸込具において高い集塵力を
得ることができる。
【0061】請求項7記載の発明によれば、前記請求項
1〜6のいづれか1項に記載のセントラルクリーナにお
いて、細径化されたホースにホースリールを適用するこ
とにより、ホースの取扱い性、収納性をさらに向上させ
ることができる。
1〜6のいづれか1項に記載のセントラルクリーナにお
いて、細径化されたホースにホースリールを適用するこ
とにより、ホースの取扱い性、収納性をさらに向上させ
ることができる。
【0062】請求項8記載の発明によれば、第1の集塵
袋の濾過目を第2の集塵袋の濾過目より荒くすることに
より、第1の集塵袋の目詰まり防止と交換頻度の緩和と
衛生感の向上がはかれる。
袋の濾過目を第2の集塵袋の濾過目より荒くすることに
より、第1の集塵袋の目詰まり防止と交換頻度の緩和と
衛生感の向上がはかれる。
【図1】本発明の第1の実施例を示すセントラルクリー
ナの全体構成図
ナの全体構成図
【図2】(a)同セントラルクリーナの吸込具の側面断
面図(前進時) (b)同セントラルクリーナの吸込具の側面断面図(後
進時)
面図(前進時) (b)同セントラルクリーナの吸込具の側面断面図(後
進時)
【図3】同セントラルクリーナにおける吸引空気流量を
示す説明図
示す説明図
【図4】本発明の第2の実施例を示すセントラルクリー
ナの吸込具の側面断面図
ナの吸込具の側面断面図
【図5】本発明の第3の実施例を示すセントラルクリー
ナの吸込具の側面断面図
ナの吸込具の側面断面図
【図6】本発明の第4の実施例を示すセントラルクリー
ナの吸込具の側面断面図
ナの吸込具の側面断面図
【図7】本発明の第5の実施例を示すセントラルクリー
ナの吸込具の側面断面図
ナの吸込具の側面断面図
【図8】本発明の第6の実施例を示すセントラルクリー
ナの全体構成図
ナの全体構成図
【図9】本発明の第7の実施例を示すセントラルクリー
ナの全体構成図
ナの全体構成図
【図10】本発明の第8の実施例を示すセントラルクリ
ーナの全体構成図
ーナの全体構成図
【図11】従来例を示すセントラルクリーナの全体構成
図
図
【図12】同セントラルクリーナの吸込具の側面断面図
21 吸込具 21a、21b、21c、21d、21e 吸込具本体 22 延長管 23 ホース 23a ホース取手部 25 固定配管部 27 集塵袋 29 吸込口 30a、30b リップ 31 床面 32a、32b アクチュエータ 33a 前車輪 33b 後車輪 34a、34b 空気通路 35a、35b リップ 36a、36b 回転軸 37a、37b 摺動溝 38 ホースリール 38a ドラム 38b 外枠 39 第1の集塵袋 41 第2の集塵袋
Claims (8)
- 【請求項1】 吸込具と、ホースと、固定配管部と、前
記吸込具に吸引力を作用させる電動送風機とを有するセ
ントラルクリーナにおいて、前記吸込具底面の吸込口の
前後に前記吸込具底面と床面との間に形成された空気通
路の通路面積または通路抵抗を前記吸込具の前後進に応
じて変化させ、進行方向側より進行逆方向側の通路面積
を小さくまたは通路抵抗を大きく形成したセントラルク
リーナ。 - 【請求項2】 吸込具と、ホースと、固定配管部と、前
記吸込具に吸引力を作用させる電動送風機とを有するセ
ントラルクリーナにおいて、前記吸込具底面の吸込口の
前後に前記吸込具底面と床面との間に形成された空気通
路のうち、吸込口後方の空気通路の通路面積または通路
抵抗を前記吸込具の前後進に応じて変化させ、前進時に
は吸込口後方の空気通路を前方より、通路面積を小さく
または通路抵抗を大きく形成し、後退時には吸込口後方
の空気通路を前進時より、通路面積を大きくまたは通路
抵抗を小さく形成したセントラルクリーナ。 - 【請求項3】 ホース内径を31mm以下とした請求項
1または2に記載のセントラルクリーナ。 - 【請求項4】 ホースの吸気側に設けられたホース取手
部近傍に集塵袋を設けた請求項1〜3のいづれか1項に
記載のセントラルクリーナ。 - 【請求項5】 吸込具とホースとの間に延長管を有し、
前記ホース内径を前記延長管内径より細くした請求項4
に記載の電気掃除機。 - 【請求項6】 ホース内径を固定配管内径より細くした
請求項1〜5のいづれか1項に記載のセントラルクリー
ナ。 - 【請求項7】 ホースを巻回しするホースリールを有す
る請求項1〜6のいづれか1項に記載のセントラルクリ
ーナ。 - 【請求項8】 ホース取手部近傍に塵埃を捕集する第1
の集塵袋を設け、ホースより下流位置に同じく塵埃を捕
集する第2の集塵袋を設け、前記第1の集塵袋の濾過目
を第2の集塵袋の濾過目より荒いものとした請求項1〜
7のいづれか1項に記載のセントラルクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11275778A JP2000201861A (ja) | 1998-11-10 | 1999-09-29 | セントラルクリ―ナ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-318734 | 1998-11-10 | ||
JP31873498 | 1998-11-10 | ||
JP11275778A JP2000201861A (ja) | 1998-11-10 | 1999-09-29 | セントラルクリ―ナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000201861A true JP2000201861A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=26551617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11275778A Pending JP2000201861A (ja) | 1998-11-10 | 1999-09-29 | セントラルクリ―ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000201861A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1829470A2 (de) * | 2006-03-02 | 2007-09-05 | Zentorga GmbH | Schlaucheinzug für Zentralstaubsaugeranlagen |
-
1999
- 1999-09-29 JP JP11275778A patent/JP2000201861A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1829470A2 (de) * | 2006-03-02 | 2007-09-05 | Zentorga GmbH | Schlaucheinzug für Zentralstaubsaugeranlagen |
EP1829470A3 (de) * | 2006-03-02 | 2008-05-28 | Zentorga GmbH | Schlaucheinzug für Zentralstaubsaugeranlagen |
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