JP2000201349A - 現場画像管理装置 - Google Patents

現場画像管理装置

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JP2000201349A
JP2000201349A JP11214710A JP21471099A JP2000201349A JP 2000201349 A JP2000201349 A JP 2000201349A JP 11214710 A JP11214710 A JP 11214710A JP 21471099 A JP21471099 A JP 21471099A JP 2000201349 A JP2000201349 A JP 2000201349A
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道雄 三輪
Muneaki Fukazawa
宗昭 深澤
Koji Yano
公嗣 矢野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路上で撮影した画像の間引きや位置精度の
向上を目的とする。 【解決手段】 車にビデオとカーナビを搭載してビデオ
のフレームに位置情報を添付しながら撮影する。撮影
後、位置情報を元に検索する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速道路などの管
理を行う際、道路をヘリコプター搭載のカメラ、車載カ
メラ、1眼レフカメラや電子スチルカメラなどの巡回カ
メラなどで撮影した画像を用いて行う際の、画像管理方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図21は本発明の従来の技術を説明した
説明図である。図21において、221はカメラ、22
2は写真の現像焼き付けのプロセス、223は台帳、2
24はビデオカメラ、225はビデオテープ、226は
ビデオデッキ、227はディスプレイ、228はヘリコ
プター、229は標識、230は道路を示している。
【0003】従来、道路230上に設置してある標識2
29などの管理する場合は、道路230上からカメラ2
21やビデオカメラ224で撮影したり、ヘリコプター
228に搭載したビデオカメラ224で撮影する方法で
あった。
【0004】その後、カメラ221で撮影した場合は、
現像焼き付け222の処理を行って台帳223に貼るよ
うにし、また、ビデオカメラ224で撮影した場合は、
ビデオテープ225をビデオデッキ226に乗せ代え
て、ディスプレイ227に表示するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図21
に示す現場情報の管理では、道路230のある箇所を撮
影した画像が、カメラ221やビデオカメラ224で撮
影した画像であった場合、その都度台帳223を見た
り、ディスプレイ227を見たりしなければならなかっ
た。また、同じ場所の画像を見たい場合にも、台帳22
3をめくったり、ビデオデッキ226を操作したりし
て、対応場所をその都度探す必要があった。
【0006】また、ビデオテープ225に格納されてい
る画像はビデオカメラ224が動かない場合同じ場所の
映像を撮影しつづけており、無駄な画像が多かった。
【0007】さらに、ビデオテープ225に記録されて
いる画像には、種別(道路上のカメラによる撮影手段
等)や位置情報が添付されていないという問題点があっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は第1に、現場画像管理装置には、位置を入
力する位置入力手段と、表示示する画像を指示する表示
モード指示手段と、上空から地上を撮影した空撮画像を
位置入力手段から入力された位置情報に基づいて管理す
る空撮画像管理手段と、道路を撮影した道路画像を前記
位置入力手段から入力された位置情報に基づいて管理す
る道路画像管理手段と、地上を巡回しながら撮影した画
像を前記位置入力手段から入力された位置情報に基づい
て管理する巡回カメラ画像管理手段と、画像を表示する
表示手段と、前記表示モード切替手段によって切替られ
た表示モードに基づいて前記空撮画像管理手段、道路画
像管理手段および巡回カメラ画像管理手段のいずれかに
よって選択された画像を前記表示手段に表示させる表示
切り替え手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】これにより、現場の画像を撮影した画像
が、空撮画像や、車載カメラ画像や、巡回カメラ画像が
入り交じっていた場合でも、撮影した場所と表示方法を
指示するだけで、希望する方式で撮影した画像を表示す
ることが出来る。
【0010】第2に、空撮画像が撮影される標高を保持
する空撮画像標高位置保持手段と、道路画像の撮影され
る標高を保持する道路画像標高位置保持手段と、巡回カ
メラ画像の撮影される標高を保持する巡回カメラ画像標
高位置保持手段と、前記空撮画像標高位置保持手段、前
記道路画像標高位置保持手段および前記巡回カメラ画像
標高位置保持手段のそれぞれ保持する標高位置を比較す
る標高比較手段と、比較した結果、請求項1に記載の空
撮画像管理手段、道路画像管理手段、巡回カメラ画像管
理手段のうちいずれかの標高が一致する手段に表示を促
す表示指示手段を保持することを特徴とする。
【0011】これにより、標高の入力を変えて行くだけ
で、空から撮影した画像や地上から撮影した画像、さら
に巡回カメラで撮影した画像を自動的に切り替えること
ができる。
【0012】第3に、位置情報と画像によって構成され
る位置画像情報を複数個格納する原画像格納手段と、前
記原画像格納手段によって保持されている位置画像情報
のうちの位置情報を読み込む位置保持手段と、前記原画
像格納手段によって保持されている情報のうちの画像情
報を読み込む画像読み込み手段と、現在の位置を保持す
る現在地保持手段と、前記位置保持手段の保持する位置
情報と、前記現在地保持手段の保持する現在地を比較す
る比較手段と、外部のフィルタより前記画像読み込み手
段から読み込まれた画像情報にフィルタをかけた結果を
保持する結果保持手段と、前記結果保持手段の保持する
結果を判定する判定手段と、前記判定手段と前記比較手
段の決定に基づき前記画像読み込み手段が読み込んだ前
記位置画像情報に格納される画像情報を書き込むか否か
を判定する間引き制御手段と、前記間引き制御手段の決
定に基づいて前記位置画像画像を書き込む画像書き込み
手段とを備えた間引き判定手段とを有することを特徴と
する。
【0013】これにより、道路などをビデオカメラで撮
影した画像を等間隔に間引くことができる。さらにこの
時、重要な情報が撮影されている画像を間引かないよう
にすることができる。
【0014】第4に、位置情報と画像によって構成され
る第1の位置画像情報を複数個保持する原画像保持手段
と、位置情報と画像と種別によって構成される第2の位
置画像情報を複数個格納する結果画像格納手段と、前記
第1の位置画像情報の画像や位置情報を表示したり種別
を入力する表示および入力手段と、前記表示および入力
手段から入力された種別情報を前記第1の位置画像情報
に付加して前記第2の位置画像情報を生成し、前記結果
画像保持手段に書き込む画像選択手段を有することを特
徴とする。
【0015】これにより、位置と動画フレームの対で構
成されている動画像の動画フレームに何が撮影されてい
るかの種別(どの手段で撮影したのかを示す撮影手段)
を添付することができる。
【0016】第5に、位置と画像が対になった位置画像
保持手段と、前記位置画像保持手段を複数個保持する動
画像と、前記動画像を複数個保持する原画像保持手段
と、前記位置画像保持手段の保持する画像の画素が特定
の値を持っているか否かを調べ適合した画素数を出力す
るフィルタと、前記フィルタによって出力された適合し
た画素数と前記位置情報を対にして保持する結果テーブ
ルと、前記結果テーブルを複数個保持する結果保持手段
と、前記結果テーブルを探索し結果テーブルの中で適合
した画素数が極大値を持つ箇所を探索し極大値位置を出
力する極大値探索手段と、前記極大値探索手段の出力し
た極大値位置と前記結果テーブルを合成して保持する極
大値テーブルと、前記極大値テーブルを複数個持つ極大
位置保持手段と、前記極大位置テーブルの保持する極大
位置のうち前記極大値テーブルの保持する位置情報の一
定の範囲に入るものの平均を取って目標位置を生成する
目標位置決定手段と、前記目標位置決定手段の決定した
位置情報を保持する目標位置保持手段を備えたことを特
徴とする。
【0017】これにより、位置情報を取得しながら同じ
場所を数回撮影することにより、目印となるものの位置
精度を向上することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態1のブロック構成図である。図1において、
1は表示する画像を指示する表示モード指示手段、2は
位置を入力するための位置入力手段、3は上空から撮影
した画像を管理する空撮画像管理手段、4は道路から撮
影した画像を管理する道路画像管理手段、5は地上を巡
回しながら撮影した巡回カメラ画像管理手段、6は表示
モード指示手段1によって指示された画像に切り替える
表示切り替え手段、7は表示手段である。
【0019】表示モード指示手段1は、現場の情報を表
示手段7に表示する際に、その画像がヘリコプターに搭
載したビデオカメラから撮影した空撮画像なのか、車に
搭載したビデオカメラから撮影した車載カメラ画像なの
か、1眼レフカメラや電子スチルカメラから撮影した巡
回カメラ画像なのかを指示する。
【0020】位置入力手段2は、表示する画像が撮影さ
れた場所を入力するもので図2で詳しく説明する。空撮
画像管理手段3、道路画像管理手段4、巡回カメラ画像
管理手段5はそれぞれ、空から撮影した動画像、車載カ
メラから撮影した動画像、1眼レフカメラなどから撮影
した巡回カメラ画像を位置情報とともに管理する。表示
切り替え手段6は、空撮画像管理手段3あるいは道路画
像管理手段4あるいは巡回カメラ画像管理手段5のうち
どの管理手段から出力されたものを表示するのかを表示
モード指示手段1の指示に基づいて切り替える。表示手
段7はその結果を表示する。
【0021】図2は位置入力手段2の内部を示したブロ
ック構成図である。図2において、21は緯度経度を入
力するための緯度経度入力手段、22は後述する地図管
理手段で管理する地図を表示する地図表示手段、23は
標高を入力する標高入力手段、24は方位を入力する方
位入力手段、25は地図を管理する地図管理手段、26
は経度緯度入力手段21等により表示位置を決定する位
置情報選択手段、27は地図位置指示手段である。
【0022】図2において、道路などが設置されている
場所の緯度経度入力手段21は緯度経度を入力する。地
図管理手段25は、道路が設置されている付近の地図を
管理する。地図表示手段22は地図管理手段25の管理
している地図を表示する。地図位置指示手段27は、地
図表示手段22の表示している地図の特定の部分が指示
された場合その位置を入力する。標高入力手段23は、
道路などを撮影したカメラの標高を入力する。方位入力
手段24は、道路などを撮影したカメラの撮影したとき
の方向を入力する。
【0023】26は位置情報選択手段であり、道路など
を表示する際、モード切り替え手段11によって、撮影
した方法がヘリコプターに搭載したカメラ、あるいは車
載カメラ、スチルカメラのいずれかであるかが指示され
たとき、空撮画像管理手段4や、車載カメラ画像管理手
段5あるいは巡回カメラ画像管理手段6にわたすべき情
報を決定する。28は傾き入力手段であり、上空から撮
影した場合にカメラの傾きと方位を決定するものであ
る。
【0024】図3は、本発明の実施の形態1の画面構成
示したものである。表示手段7は、道路などが撮影され
た画像を表示する。緯度経度入力手段21、標高入力手
段23、方位入力手段24、モード切り替え手段11、
地図表示手段22、地図位置指示手段は図1あるいは図
2を用いてすでに説明したので省略する。
【0025】モード切り替え手段1では、ヘリコプター
31、車32、カメラ33のアイコンがあり、それぞれ
どの方法で撮影された画像を表示するのかを示してい
る。
【0026】図4は、傾き入力手段によりカメラの方向
と方位を決定する説明を示す説明図である。図4におい
て、ヘリコプター31は水平に飛行しているものとす
る。ヘリコプター31の進行方向をX軸とし、鉛直方向
をZ軸とし、X軸・Y軸に直角にY軸をとる。この場
合、カメラ33の向きはZX平面に沿って変化する。カ
メラがZ軸となす角をカメラの「傾き」とし、X軸が磁
石の指す北の方向を「方位」とし、傾き入力手段28は
この「傾き」と「方位」を入力する。
【0027】図5は、空撮画像管理手段の内部構造を示
したブロック構成図である。図5において41は空撮画
像選択手段、42は動画フレームで、内部には、フレー
ム番号43および画像44が対になって保持されてい
る。45は空撮位置保持手段で、内部には、フレーム番
号46、緯度経度47、標高48、方位49、傾き50
が対になって保持されている。
【0028】モード切り替え手段11によって、空撮画
像が選択されている場合は、画像選択手段41は位置入
力手段2から入力された、緯度経度47、標高48、方
位49、傾き50に対応するものを空撮位置保持手段4
5から探す。そして対応するものがあった場合は、フレ
ーム番号46と同じフレーム番号43を動画フレーム4
2の中から探す。この画像は、表示切り替え手段7に送
られる。
【0029】図6は、道路画像管理手段4の内部を説明
したブロック構成図である。図6において、51は車載
カメラ画像選択手段、52は動画フレームで、内部には
フレーム番号43、画像44が対になって保持されてい
る。53は車載カメラ位置保持手段で、内部にはフレー
ム番号46、緯度経度47が対になって保持されてい
る。
【0030】モード切り替え手段11によって車載カメ
ラの画像が選択されている場合は、車載カメラ画像選択
手段51は位置入力手段3から緯度経度情報を取得し
て、車載カメラ位置保持手段53の中から対応する緯度
経度47を探す。対応するものが見つかった場合には、
フレーム番号46と同じフレーム番号43を動画フレー
ム52の中から検索して表示切り替え手段7に送る。
【0031】図7は、巡回カメラ画像管理手段5の内部
を説明したブロック構成図である。図7において、61
は巡回カメラ画像選択手段、62は巡回カメラ位置保持
手段である。
【0032】モード切り替え手段11によって、巡回カ
メラの画像が選択されている場合には、巡回カメラ画像
選択手段61は、位置入力手段3から緯度経度と標高を
入力し、巡回カメラ画像保持手段62の中から対応する
ものを探す。緯度経度47および標高48に対応するも
のが見つかれば、フレーム番号46と同じフレーム番号
43を動画フレーム52の中から探し、その画像44を
表示切り替え手段7に送る。
【0033】以上により、現場の画像を撮影した画像
が、空撮画像や、車載カメラ画像や、巡回カメラ画像と
して入り交じっていた場合でも、撮影した場所と表示方
法を指示するだけで、希望する方式で撮影した画像を表
示することが出来る。
【0034】(実施の形態2)図8は本発明の第2の実
施形態のブロック構成図である。
【0035】図8において、72は空撮画像が撮影され
る標高を保持する空撮画像標高位置保持手段、73は道
路画像の撮影される標高を保持する道路画像標高位置保
持手段、74は巡回カメラ画像の撮影される標高を保持
する巡回カメラ画像標高位置保持手段、75は上記各種
画像標高位置保持手段が保持する標高を比較する標高比
較手段、76は表示手段を示しており、他の要素2から
7までは、実施の形態1と同じであるため、説明を省略
する。
【0036】図9は実施の形態2の動作を示した説明図
である。
【0037】図9において、表示手段8、緯度経度入力
手段21、標高入力手段23、方位入力手段24、傾き
入力手段28、地図表示手段22、地図位置指示手段2
7はどれも同じ番号の要素であるため実施の形態1と同
じである。しかし、この場合、モード切り替え手段11
がない点で相違する。
【0038】実施の形態2では、標高入力手段23から
入力された標高にしたがって、異なった方法で撮影され
た画像を自動的に選択して表示する。
【0039】図8において、72は空撮画像位置保持手
段、73は道路画像標高位置保持手段および74は巡回
カメラ画像標高位置保持手段は、それぞれ空撮画像が撮
影される標高、道路画像が撮影される標高、巡回カメラ
画像が撮影される標高を保持している。位置入力手段2
から標高が入力された場合、標高比較手段75はこの標
高と72は空撮画像位置保持手段、73は道路画像標高
位置保持手段および74は巡回カメラ画像標高位置保持
手段の保持する標高と比較する。
【0040】そして、標高比較手段75はこのうちのど
れかが保持する標高とマッチしたとき、適合する空撮画
像管理手段3、道路画像管理手段4あるいは巡回カメラ
画像管理手段6に対してその管理する画像を表示するよ
うに指示する。
【0041】これにより、標高の入力を変えて行くだけ
で、空から撮影した画像や地上から撮影した画像、さら
に巡回カメラで撮影した画像を自動的に切り替えること
ができる。
【0042】(実施の形態3)図10は、本発明の第3
の実施形態のブロック構成図である。図10において、
91は原画像格納手段で、内部には位置104と動画フ
レーム105が位置画像情報106になって保持されて
いる。92は間引き判定手段で、内部には位置保持手段
94、比較手段95、位置変更手段96、現在地保持手
段97、間引き制御手段98、画像読み込み手段99、
結果保持手段100、判定手段101、画像書き込み手
段102が格納されている。93はフィルタ、103は
結果画像格納手段で内部には、位置107、動画フレー
ム108が位置画像情報109になって保持されてい
る。
【0043】画像読み込み手段99に画像105が読み
込まれると同時に、位置保持手段94には、位置104
が読み込まれる。現在地保持手段97には、間引きして
残すべき位置情報が格納されている。例えば、スタート
地点から5mおきに動画フレームを残すとすれば、最初
は5m、次には10mといった数値が格納される。
【0044】比較手段95は、現在地保持手段97の保
持する数値と、位置保持手段94の保持する数値を比較
して、位置保持手段94の保持する大きくなったとき、
そのフレームは残すべきであるということを間引き制御
手段98にこれを知らせる。画像読み込み手段99に保
持された画像は、フィルタ93にかけられ、結果が結果
保持手段100に格納される。判定手段101は結果保
持手段100に格納された結果が一定の値以上であった
場合、残すべきであるという信号を間引き制御手段98
に送る。
【0045】間引き制御手段98は、比較手段95から
残すべきであるという信号が来た場合は、画像書き込み
手段102に、画像読み込み手段99の読み込んだ画像
を書き込むことを知らせる。この時、画像書き込み手段
102は、画像読み込み手段99の読み込んだ画像10
5を結果画像格納手段103および対応する位置104
を位置107に書き込む。この後、位置変更手段96
は、現在地保持手段97に保持されている数値を増加さ
せる。例えば、5m間隔で残す場合、現在地保持手段9
7に10mという数値が格納されている場合は、15mに
する。
【0046】一方、比較手段95から残すべきであると
いう信号が来ない場合でも、判定手段101から残すべ
きであるという信号が来た場合は、間引き制御手段98
は画像書き込み手段102に対応する画像105および
位置104を結果画像格納手段103に書き込む事を知
らせる。
【0047】図11は、フィルタ93の内部を示したも
のである。図11において、110は領域保持手段、1
11は入力画像格納手段、112は色情報格納手段、1
13は集計手段である。画像読み込み手段99から読み
込まれた動画フレームは、入力画像格納手段111に保
持される。
【0048】領域保持手段110は、動画フレームの領
域のうち、フィルタをかけるべき場所を保持している。
色情報保持手段112は、フィルタをかける際、動画フ
レームの画素値のどの範囲を対象とするかを保持してい
る。
【0049】例えば、動画フレームがR,G,Bの三色
で0〜256の値構成されており、G>128 かつ
G>R かつ G>Bの値を持つ画素を対象とすると
いったことを保持している。
【0050】集計手段113は、入力画像格納手段11
1に保持されている動画フレームのうち、領域保持手段
110に保持されている領域の中で、色情報格納手段1
13に保持されている条件にあった画素をカウントし
て、結果保持手段100に送る。
【0051】図12、図13、図14によって実施の形
態2の動作について説明する。図12において、114
は標識、115は車に搭載したカメラ、116は同じく
車に搭載したカーナビのシステム、117は車、118
は道路である。
【0052】車117が道路118を走行しながら標識
114をカメラ115によって撮影していく。この時、
カーナビ116の情報を取得していく。
【0053】図13はこうして取得された動画とその間
引き方法を説明したものである。図13において、12
1は動画像で内部には位置122と画像123が対にな
って保持されている。124は間引き前の動画フレーム
の位置、125は間引き後の動画フレームの位置を示し
ている。
【0054】図12で示したように、カーナビからの位
置情報を取得しながら動画を撮影すれば、動画フレーム
に位置情報を添付することは可能である。こうして撮影
された動画像121を位置122にしたがって道路上に
配置すると124のようになる。これは、車117のス
ピードが一定でないため、走行速度が遅い場所では多く
の動画フレームが撮影され、走行速度が早い場所では少
ない動画フレームが撮影されるためである。
【0055】そこで、位置情報を見ながら一定間隔毎に
フレームを残すことによって、125のように等間隔に
フレームを配置することが出来る。しかし、重要な画像
が等間隔よりも小さい間隔に位置している場合は、重要
な画像まで間引いてしまう危る険がある。
【0056】図14は、色フィルタをかけることによっ
て、必要な動画フレームが間引かれないようにする様子
を示したものである。図14において、131から13
4は連続した動画フレームと位置情報の対、135から
138までは動画フレームで陰つきの部分は緑色の標識
を示している。
【0057】このフレームの中では、136のフレーム
が標識を見るためには最も良い位置で撮影されている。
139から142までは動画フレーム(135から13
8)に添付された位置情報を示しており、それぞれ撮影
開始位置から8m、9m、10m、11m進んだ位置で撮影
した事を示している。143から146は動画フレーム
(135から138)に対して色のフィルタをかける場
所を示している。
【0058】図14において、動画フレームを撮影位置
から5mおきに残し、その他のフレームを間引いてしま
うとすると、動画フレーム137が残り、動画フレーム
136は間引かれてしまう。
【0059】図15は、図14で示したような標識を見
るために最も良い位置で撮影された画像が間引かれない
用にするための方式を説明したものである。図15にお
いて、147は動画フレームの領域、148はフィルタ
をかける場所、149はフィルタをかけた結果、150
はそのグラフの中のピークを示している。動画フレーム
の領域143の中のフィルタの場所148で示された部
分に入っている緑色の画素をカウントする。
【0060】図14で、フィルタの位置は143から1
46までで示されており、動画フレーム136のときは
フィルタの位置に緑色の標識が含まれている。このた
め、グラフ149で示すように山150はスタートから
の距離が9になったときに出来ている。この様に、色フ
ィルタをかけた結果、山150がある場合は、ちょうど
見やすい位置に標識が写っていることを示しているの
で、この様な動画フレームは間引かないようにする。
【0061】これにより、道路などをビデオカメラで撮
影した画像を等間隔に間引くことができる。さらにこの
時、重要な情報が撮影されている画像を間引かないよう
にすることができる。
【0062】(実施の形態4)図16は本発明の第4の
実施形態を示したブロック構成図である。図16におい
て、151は原画像保持手段、153は位置、154は
動画フレームで位置画像情報152を構成している。
【0063】155は画像選択手段、156は表示およ
び入力手段、157は結果画像保持手段、159は種別
で、位置や動画フレームとともに対158になって保持
されている。画像選択手段155は、表示および入力手
段の指示に基づいて、原画像保持手段151から位置画
像情報152を順に読み込み、表示および入力手段15
6に表示させる。さらに、種別159の情報がわたされ
た場合は、その情報と共に、結果画像保持手段157に
格納する。
【0064】図17は表示および入力手段156の内部
を示したブロック構成図である。図17において、16
1は画像表示手段、162は位置表示手段、163は種
別指示手段、164は決定ボタン、165は画像送り手
段である。画像表示手段161は、原画像保持手段15
1の保持してい動画フレーム154を表示する。この
時、位置153は位置表示手段162に表示される。画
像送り手段165は、画像選択手段155に対して次の
画像や前の画像を表示するように指示する。画像表示手
段161に表示された画像に種別を添付したい場合は、
種別指示手段163に種別を入力し、決定ボタン164
を押す。
【0065】その結果、画像選択手段は、対152に対
して新たに種別159を付加して、対158として結果
画像保持手段157に保持する。
【0066】これにより、位置と動画フレームの対で構
成されている動画像の動画フレームに何が撮影されてい
るかの種別を添付することができる。
【0067】(実施の形態5)図18〜20は、本発明
の実施の形態5の説明図である。
【0068】図18は、本発明の実施の形態5のブロッ
ク構成図である。図18において、171は原画像保持
手段で内部には動画像172があり、その中に位置17
4と動画フレーム175が位置画像保持手段173とし
て複数保持されている。176はフィルタである。17
7は結果保持手段177で、内部には結果テーブル18
3があり、内部には位置178および適合した画素数1
79がある。180は極大値探索手段である。182は
極大位置保持手段で、内部には極大値テーブル184が
あり、位置178、適合した画素数179の他に極大値
位置181を含んでいる。187は目標位置決定手段で
ある。186は目標位置保持手段で内部には目標位置が
ある。原画像保持手段171に保持されている動画像1
72の画像175は、フィルタ176によって処理が行
われ、結果は動画像毎に結果保持手段の結果テーブル1
83に格納される。極大値探索手段180は、結果テー
ブル183の内容を順に探索して、極大値を求める。こ
の結果は極大位置保持手段162の極大値テーブルに極
大値181として保持される。目標位置探索手段187
は極大位置保持手段182の極大値テーブル184を見
て、後述する図20で説明するような目標位置185を
求め、目標位置保持手段186に格納する。
【0069】図19は、目標位置決定手段187の内容
を示したものである。位置更新手段191は、極大値保
持手段182に保持されている極大値テーブル184の
うちの最初のものを探索し、極大値を見つける。そし
て、その位置を位置保持手段192に保持する。探索幅
保持手段193は、位置保持手段192を基点として前
後一定間隔で極大値を探索する幅を保持している。
【0070】最大値設定手段195は、極大値テーブル
参照手段194が参照する極大値テーブル184のう
ち、位置保持手段192の保持する位置のうち、探索幅
保持手段193の保持する幅の間を探索する。そして、
この幅に入った極大値の位置と値を平均化手段197に
わたす。平均化手段197はこれら極大値の平均をと
り、目標位置記録手段198にわたす。目標位置記録手
段198はこの目標値を目標位置保持手段186にわた
す。
【0071】図20は動画像に対してフィルタをかけた
結果を示し、その結果テーブルの位置を横軸に、適合し
た画素数を縦軸にしたものである。
【0072】図20において、201から203は動画
像で、内部には位置と動画フレームが位置画像保持手段
173により、対になって保持されている。204から
206は、実施の形態3の図13で示したように、動画
像201から203までに対してフィルタをかけた結果
を示している。
【0073】動画像201から203までに格納されて
いる位置情報は、撮影の度毎に誤差を含んでいる。この
ため、フィルタをかけた結果204から206までの山
207、208、209の位置はずれている。
【0074】そこで、例えば最初にフィルタをかけた結
果のグラフ204の山207を中心として一定の幅21
0から212までを設定する。そして、他の動画像のグ
ラフ205および206のうち、この一定の幅210か
ら212の中に入っている山208、209の位置を見
る。そして、山207、208、209の平均211を
とる。
【0075】このようにすることにより、数回同じ箇所
を撮影することによって、位置の誤差を少なくすること
ができる。
【0076】
【発明の効果】以上本発明によれば、第一に、現場の画
像を撮影した画像が、空撮画像や、車載カメラ画像や、
巡回カメラ画像が入り交じっていた場合でも、撮影した
場所と表示方法を指示するだけで、希望する方式で撮影
した画像を表示することが出来る。
【0077】第2に、標高の入力を変えて行くだけで、
空から撮影した画像や地上から撮影した画像、さらに巡
回カメラで撮影した画像を自動的に切り替えることがで
きる。
【0078】第3に、これにより、道路などをビデオカ
メラで撮影した画像を原則として等間隔に間引くことが
できる。さらにこの時、重要な情報が撮影されている画
像を間引かず残すようにすることができる。
【0079】第4に、位置と動画フレームの対で構成さ
れている動画像の動画フレームに何が撮影されているか
の種別を添付することができる。
【0080】第5に、位置情報を取得しながら同じ場所
を数回撮影することにより、目印となるものの位置精度
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における現場画像管理装
置の構成を示すブロック構成図
【図2】実施の形態1における位置入力装置のブロック
構成図
【図3】実施の形態1の画面構成図
【図4】実施の形態1の傾き入力手段によりカメラの方
向と方位を決定する説明を示す説明図
【図5】実施の形態1における空撮画像管理手段のブロ
ック構成図
【図6】実施の形態1における道路画像管理手段のブロ
ック構成図
【図7】実施の形態1における巡回カメラ画像管理手段
のブロック構成図
【図8】本発明の実施の形態2におけるブロック構成図
【図9】実施の形態2における動作を説明した説明図
【図10】本発明の実施の形態3におけるブロック構成
【図11】実施の形態3におけるフイルタのブロック構
成図
【図12】実施の形態3における車載カメラにより撮影
する方法を説明した説明図
【図13】実施の形態3における動画の間引き方法を説
明した説明図
【図14】実施の形態3における必要な画像が間引かれ
ないようにする方法を示す説明図
【図15】実施の形態3における標識を見るために最良
の位置で撮影された画像が間引かれないようにする方法
を示す説明図
【図16】本発明の実施の形態4におけるブロック構成
【図17】実施の形態4における入力手段のブロック構
成図
【図18】本発明の実施の形態5におけるブロック構成
【図19】実施の形態5における目標位置決定手段のブ
ロック構成図
【図20】実施の形態5における複数の動画像に対して
フイルタをかけた結果を示す説明図
【図21】従来の画像管理技術を説明をした説明図
【符号の説明】
1 表示モード指示手段 2 位置入力手段 3 空撮画像管理手段 4 道路管理画像管理手段 5 巡回カメラ画像管理手段 6 表示切り替え手段 7 表示手段 21 緯度経度入力手段 22 地図表示手段 23 標高入力手段 24 方位入力手段 25 地図管理手段 26 位置情報選択手段 27 地図位置指示手段 28 傾き入力手段 41 空撮画像選択手段 42 動画フレーム 43 フレーム番号 44 画像 45 空撮位置保持手段 46 フレーム番号 47 緯度経度 48 標高 49 方位 50 傾き 51 車載カメラ画像選択手段 52 動画フレーム 53 車載カメラ位置保持手段 61 巡回カメラ画像選択手段 62 巡回カメラ位置保持手段 72 空撮画像標高位置保持手段 73 道路画標高位置保持手段 74 巡回カメラ画像標高位置保持手段 75 標高比較手段 76 表示指示手段 91 原画像格納手段 92 間引き判定手段 93 フィルタ 94 位置保持手段 95 比較手段 96 位置変更手段 97 現在地保持手段 98 間引き制御手段 99 画像読み込み手段 100 結果保持手段 101 判定手段 102 画像書き込み手段 103 結果画像格納手段 104 位置 105 画像 106 位置画像情報 107 位置 108 画像 109 位置画像情報 110 領域保持手段 111 入力画像格納手段 112 色情報格納手段 113 集計手段 114 標識 115 カメラ 116 カーナビ 117 車 118 道路 121 動画像 122 位置 123 画像 124 間引き前 125 間引き後 151 原画像保持手段 152 対 153 位置 154 動画フレーム 155 画像選択手段 156 表示および入力手段 157 結果画像保持手段 158 対 159 種別 161 画像表示手段 162 位置表示手段 163 種別指示手段 164 決定ボタン 165 画像送り手段 166 表示および入力手段 171 原画像保持 172 動画像 173 位置画像保持手段 174 位置 175 画像 176 フィルタ 177 結果保持手段 178 位置 179 適当した画素数 180 極大値探索手段 181 極大位置 182 極大値テーブル 183 結果テーブル 184 極大位置保持手段 185 目標位置 186 目標位置保持手段 187 目標位置決定手段 191 位置更新手段 192 位置保持手段 193 探索幅保持手段 194 極大値テーブル参照手段 195 最大値設定手段 196 最大値保持手段 197 平均化手段 198 目標位置記録手段 221 カメラ 222 現像焼き付け 223 台帳 224 ビデオカメラ 225 ビデオテープ 226 ビデオデッキ 227 ディスプレイ 228 ヘリコプター 229 標識 230 道路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/401 310C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置を入力する位置入力手段と、表示す
    る画像を指示する表示モード指示手段と、上空から地上
    を撮影した空撮画像を位置入力手段から入力された位置
    情報に基づいて管理する空撮画像管理手段と、道路を撮
    影した道路画像を前記位置入力手段から入力された位置
    情報に基づいて管理する道路画像管理手段と、地上を巡
    回しながら撮影した画像を前記位置入力手段から入力さ
    れた位置情報に基づいて管理する巡回カメラ画像管理手
    段と、画像を表示する表示手段と、前記表示モード切替
    手段によって切替られた表示モードに基づいて前記空撮
    画像管理手段、道路画像管理手段および巡回カメラ画像
    管理手段のいずれかによって選択された画像を前記表示
    手段に表示させる表示切り替え手段とを備えた現場画像
    管理装置。
  2. 【請求項2】 前記位置入力手段には、緯度経度を入力
    する緯度経度入力手段と、地図を管理する地図管理手段
    と、前記地図管理手段によって管理されている地図を表
    示する地図表示手段と、前記地図表示手段によって表示
    されている地図上の位置を入力する地図位置指示手段
    と、標高を入力する標高入力手段と、方位を入力する方
    位入力手段と、前記緯度経度入力手段、前記地図管理手
    段、前記標高入力手段、前記方位入力手段のいずれかの
    入力から請求項1に記載のモード切り替え手段によって
    入力された入力モードにしたがって表示位置を決定する
    位置情報選択手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載の現場画像管理装置。
  3. 【請求項3】 空撮画像が撮影される標高を保持する空
    撮画像標高位置保持手段と、道路画像の撮影される標高
    を保持する道路画像標高位置保持手段と、巡回カメラ画
    像の撮影される標高を保持する巡回カメラ画像標高位置
    保持手段と、前記空撮画像標高位置保持手段、前記道路
    画像標高位置保持手段および前記巡回カメラ画像標高位
    置保持手段のそれぞれ保持する標高位置を比較する標高
    比較手段と、比較した結果、請求項1に記載の空撮画像
    管理手段、道路画像管理手段、巡回カメラ画像管理手段
    のうちいずれかの標高が一致する手段に表示を促す表示
    指示手段を保持することを特徴とする現場画像管理装
    置。
  4. 【請求項4】 位置情報と画像によって構成される位置
    画像情報を複数個格納する原画像格納手段と、 前記原画像格納手段によって保持されている位置画像情
    報のうちの位置情報を読み込む位置保持手段と、前記原
    画像格納手段によって保持されている情報のうちの画像
    情報を読み込む画像読み込み手段と、現在の位置を保持
    する現在地保持手段と、前記位置保持手段の保持する位
    置情報と前記現在地保持手段の保持する現在地を比較す
    る比較手段と、外部のフィルタにより前記画像読み込み
    手段から読み込まれた画像情報にフィルタをかけた結果
    を保持する結果保持手段と、前記結果保持手段の保持す
    る結果を判定する判定手段と、前記判定手段と前記比較
    手段の決定に基づき前記画像読み込み手段が読み込んだ
    前記位置画像情報に格納される画像情報を書き込むか否
    かを判定する間引き制御手段と、前記間引き制御手段の
    決定に基づいて前記位置画像画像を書き込む画像書き込
    み手段とを備えた間引き判定手段とを有することを特徴
    とする現場画像管理装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルタは、画像を入力する入力画
    像格納手段と、画像内のフィルタをかける範囲を決める
    領域保持手段と、複数の色情報を格納する色情報格納手
    段と、前記入力画像格納手段の保持する画像情報のうち
    前記領域保持手段の保持する領域の中で前記色情報格納
    手段の格納する色情報に適合する色情報を集計する集計
    手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の現場画像
    管理装置。
  6. 【請求項6】 位置情報と画像によって構成される第1
    の位置画像情報を複数個保持する原画像保持手段と、位
    置情報と画像と種別によって構成される第2の位置画像
    情報を複数個格納する結果画像格納手段と、前記第1の
    位置画像情報の画像や位置情報を表示したり種別を入力
    する表示および入力手段と、前記表示および入力手段か
    ら入力された種別情報を前記第1の位置画像情報に付加
    して前記第2の位置画像情報を生成し、前記結果画像保
    持手段に書き込む画像選択手段を有することを特徴とす
    る現場画像管理装置。
  7. 【請求項7】 位置と画像が対になった位置画像保持手
    段と、前記位置画像保持手段を複数個保持する動画像と
    前記動画像を複数個保持する原画像保持手段と、前記位
    置画像保持手段の保持する画像の画素が特定の値を持っ
    ているか否かを調べ適合した画素数を出力するフィルタ
    と、前記フィルタによって出力された適合した画素数と
    前記位置情報を対にして保持する結果テーブルと、前記
    結果テーブルを複数個保持する結果保持手段と、前記結
    果テーブルを探索し結果テーブルの中で適合した画素数
    が極大値を持つ箇所を探索し極大値位置を出力する極大
    値探索手段と、前記極大値探索手段の出力した極大値位
    置と前記結果テーブルを合成して保持する極大値テーブ
    ルと、前記極大値テーブルを複数個持つ極大位置保持手
    段と、前記極大位置テーブルの保持する極大位置のうち
    前記極大値テーブルの保持する位置情報の一定の範囲に
    入るものの平均を取って目標位置を生成する目標位置決
    定手段と、前記目標位置決定手段の決定した位置情報を
    保持する目標位置保持手段とを備えたことを特徴とする
    現場画像管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の目標位置決定手段には、
    位置を更新する位置更新手段と、前記位置更新手段によ
    って更新された位置を保持する位置保持手段と、探索幅
    を保持する探索幅保持手段と、前記極大値保持手段に保
    持されている極大値テーブルを順に参照していく極大値
    テーブル参照手段と、前記極大値テーブル参照手段の参
    照している極大値テーブルの位置情報が前記位置保持手
    段に保持されている位置を基点として前記探索幅保持手
    段に保持されている探索幅に入るものの中で極大値が最
    大のものを求める最大値設定手段と、前記最大値設定手
    段の設定している最大値を平均化し目標値を求める平均
    化手段と、前記平均化手段の求めた目標値を前記目標位
    置保持手段に記録する目標位置記録手段を備えたことを
    特徴とする請求項7記載の現場画像管理装置。
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