JP2000201253A - 原稿読取装置 - Google Patents
原稿読取装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の原稿読取装置では、原稿2の最適な読
取位置のずれが生じた場合でも、その読取位置のずれを
検出し、そのずれに応じて読取位置(焦点深度)の調整
を行わなかったので、読み取った画像(データ)がぼや
けてしまうなどの課題があった。 【解決手段】 原稿の位置を検出し、画像読取部の最適
な読取位置からの原稿のずれを判断し、そのずれに応じ
て読取位置の自動調整を行う読取位置調整手段を設けた
ものである。
取位置のずれが生じた場合でも、その読取位置のずれを
検出し、そのずれに応じて読取位置(焦点深度)の調整
を行わなかったので、読み取った画像(データ)がぼや
けてしまうなどの課題があった。 【解決手段】 原稿の位置を検出し、画像読取部の最適
な読取位置からの原稿のずれを判断し、そのずれに応じ
て読取位置の自動調整を行う読取位置調整手段を設けた
ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ装
置、複写機、スキャナなどの原稿読取装置に関するもの
である。
置、複写機、スキャナなどの原稿読取装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の原稿読取装置の一例として、複写
機などに用いられる、ガラス台に載置された原稿を読み
取る原稿読取装置について説明する。図2は、そのよう
な従来の原稿読取装置を示す概略構成図である。図にお
いて、筐体1は、上面にガラス台(図示せず)を備えて
おり、このガラス台の上に原稿2が載置される。光源3
は、原稿2に光を照射するものであり、レンズ4は、原
稿2から反射された反射光を集光するものである。
機などに用いられる、ガラス台に載置された原稿を読み
取る原稿読取装置について説明する。図2は、そのよう
な従来の原稿読取装置を示す概略構成図である。図にお
いて、筐体1は、上面にガラス台(図示せず)を備えて
おり、このガラス台の上に原稿2が載置される。光源3
は、原稿2に光を照射するものであり、レンズ4は、原
稿2から反射された反射光を集光するものである。
【0003】読取デバイス5は、レンズ4が集光した反
射光を受光して、その受光した光に応じた電圧を発生す
るCCD(Charge Coupled Device ;電荷結合素子)な
どの素子である。尚、光源3、レンズ4および読取デバ
イス5は、読取デバイス基板(図示せず)に配設されて
いる。
射光を受光して、その受光した光に応じた電圧を発生す
るCCD(Charge Coupled Device ;電荷結合素子)な
どの素子である。尚、光源3、レンズ4および読取デバ
イス5は、読取デバイス基板(図示せず)に配設されて
いる。
【0004】次に、動作について説明する。原稿読取時
(走査露光時)、光源3から照射された光は、原稿2で
反射され、その反射光は、レンズ4によって集光され
る。レンズ4で集光された反射光は、読取デバイス5に
よって受光され、電圧値などに変換されて原稿が読み取
られる。
(走査露光時)、光源3から照射された光は、原稿2で
反射され、その反射光は、レンズ4によって集光され
る。レンズ4で集光された反射光は、読取デバイス5に
よって受光され、電圧値などに変換されて原稿が読み取
られる。
【0005】読取デバイス基板に配設された光源3、レ
ンズ4および読取デバイス5は、上記の読取動作を行い
ながら原稿の走査方向(図2の矢印方向)に移動するこ
とにより、原稿の全面を読み取っていく。
ンズ4および読取デバイス5は、上記の読取動作を行い
ながら原稿の走査方向(図2の矢印方向)に移動するこ
とにより、原稿の全面を読み取っていく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】原稿読取装置では、読
取デバイス5の焦点深度(焦点距離)という特性によっ
て、原稿2の最適な読取位置が決定される。原稿2が読
取デバイス5の最適な読取位置からずれてしまった場合
は、原稿読取装置によって読み取られた画像(データ)
がぼやけてしまう。
取デバイス5の焦点深度(焦点距離)という特性によっ
て、原稿2の最適な読取位置が決定される。原稿2が読
取デバイス5の最適な読取位置からずれてしまった場合
は、原稿読取装置によって読み取られた画像(データ)
がぼやけてしまう。
【0007】ここで、原稿読取装置の実際の読取動作に
おいては、様々な要因によって、原稿の読取位置からの
ずれが生じることがある。例えば、原稿読取装置の読み
取る対象が、厚みのある書籍などである場合、この書籍
をガラス台に載置すると、ページ間が湾曲するため、原
稿2の読取位置であるガラス台からずれ(浮き)が生じ
てしまう。尚、ガラス台に原稿を載置しないファクシミ
リ装置やスキャナなどの原稿読取装置の場合でも、原稿
の読取位置からずれが生じることがある。
おいては、様々な要因によって、原稿の読取位置からの
ずれが生じることがある。例えば、原稿読取装置の読み
取る対象が、厚みのある書籍などである場合、この書籍
をガラス台に載置すると、ページ間が湾曲するため、原
稿2の読取位置であるガラス台からずれ(浮き)が生じ
てしまう。尚、ガラス台に原稿を載置しないファクシミ
リ装置やスキャナなどの原稿読取装置の場合でも、原稿
の読取位置からずれが生じることがある。
【0008】従来の原稿読取装置では、原稿2の最適な
読取位置のずれが生じた場合でも、その読取位置のずれ
を検出し、そのずれに応じて読取位置(焦点深度)の調
整を行わなかったので、読み取った画像(データ)がぼ
やけてしまうなどの課題があった。
読取位置のずれが生じた場合でも、その読取位置のずれ
を検出し、そのずれに応じて読取位置(焦点深度)の調
整を行わなかったので、読み取った画像(データ)がぼ
やけてしまうなどの課題があった。
【0009】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、原稿の最適な読取位置に自
動調整できる原稿読取装置を得ることを目的とする。
ためになされたものであり、原稿の最適な読取位置に自
動調整できる原稿読取装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る原稿読取装置は、原稿の位置を検出し、画像読取部の
最適な読取位置からの原稿のずれを判断し、そのずれに
応じて読取位置の自動調整を行う読取位置調整手段を設
けたものである。
る原稿読取装置は、原稿の位置を検出し、画像読取部の
最適な読取位置からの原稿のずれを判断し、そのずれに
応じて読取位置の自動調整を行う読取位置調整手段を設
けたものである。
【0011】請求項2記載の発明に係る原稿読取装置
は、読取位置調整手段を、原稿と画像読取部間の距離を
検出する距離検出部と、この距離検出部の検出距離をも
とに画像読取部の最適な読取位置からの原稿のずれを判
断する制御部と、この制御部の判断結果をもとに伸縮し
て原稿と画像読取部間の距離を調整する距離調整部とか
ら構成したものである。
は、読取位置調整手段を、原稿と画像読取部間の距離を
検出する距離検出部と、この距離検出部の検出距離をも
とに画像読取部の最適な読取位置からの原稿のずれを判
断する制御部と、この制御部の判断結果をもとに伸縮し
て原稿と画像読取部間の距離を調整する距離調整部とか
ら構成したものである。
【0012】請求項3記載の発明に係る原稿読取装置
は、距離調整部を、透過率100%の素材で構成したも
のである。
は、距離調整部を、透過率100%の素材で構成したも
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。図1は、この発明の実施の形態による原稿読
取装置を示す概略構成図である。尚、図1に示す原稿読
取装置は、ファクシミリ装置、複写機、スキャナなどに
適用可能なものである。
説明する。図1は、この発明の実施の形態による原稿読
取装置を示す概略構成図である。尚、図1に示す原稿読
取装置は、ファクシミリ装置、複写機、スキャナなどに
適用可能なものである。
【0014】図において、レンズ4は、原稿2から反射
された反射光を集光するものである。図1に示すよう
に、レンズ4の厚さはbである。読取デバイス5は、レ
ンズ4が集光した反射光を受光して、その受光した光に
応じた電圧を発生するCCD(Charge Coupled Device
;電荷結合素子)などの素子であり、読取デバイス基
板9に配設されている。
された反射光を集光するものである。図1に示すよう
に、レンズ4の厚さはbである。読取デバイス5は、レ
ンズ4が集光した反射光を受光して、その受光した光に
応じた電圧を発生するCCD(Charge Coupled Device
;電荷結合素子)などの素子であり、読取デバイス基
板9に配設されている。
【0015】原稿2は、図1に示すように、レンズ4と
距離a、読取デバイス5と距離x(=a+b+c)隔て
て配置されており、この位置が、読取デバイス5の最適
な焦点深度となる読取位置である。尚、原稿2は、原稿
読取装置の用途(ファクシミリ装置、複写機、スキャナ
など)に応じて、ガラス台に載置され、またはローラで
搬送されて、最適な読取位置に配置される。
距離a、読取デバイス5と距離x(=a+b+c)隔て
て配置されており、この位置が、読取デバイス5の最適
な焦点深度となる読取位置である。尚、原稿2は、原稿
読取装置の用途(ファクシミリ装置、複写機、スキャナ
など)に応じて、ガラス台に載置され、またはローラで
搬送されて、最適な読取位置に配置される。
【0016】距離検出部6は、原稿2に対して読取デバ
イス5と同等な距離(読取デバイス面)に位置するよう
に、読取デバイス基板9に配設されている。この距離検
出部6は、原稿2に赤外線などを投射し、その反射波を
受信することにより、原稿2と距離検出部6(即ち、読
取デバイス5)間の距離xを検出し、その検出距離に応
じた距離情報Aを制御部7に出力するものである。
イス5と同等な距離(読取デバイス面)に位置するよう
に、読取デバイス基板9に配設されている。この距離検
出部6は、原稿2に赤外線などを投射し、その反射波を
受信することにより、原稿2と距離検出部6(即ち、読
取デバイス5)間の距離xを検出し、その検出距離に応
じた距離情報Aを制御部7に出力するものである。
【0017】制御部7は、距離検出部6から出力された
距離情報Aを入力し、その距離情報Aをもとに原稿2と
読取デバイス5間の距離xを判断(認識)し、原稿2と
読取デバイス5間の距離xを最適な読取位置(a+b+
c)に制御する距離調整情報Bを距離調整部8に出力す
るものである。
距離情報Aを入力し、その距離情報Aをもとに原稿2と
読取デバイス5間の距離xを判断(認識)し、原稿2と
読取デバイス5間の距離xを最適な読取位置(a+b+
c)に制御する距離調整情報Bを距離調整部8に出力す
るものである。
【0018】距離調整部8は、透過率100%の透明素
材で構成され、レンズ4と読取デバイス4間に挟着され
ている。この距離調整部8は、制御部7から出力された
距離調整情報Bに応じて、原稿2と読取デバイス5間の
距離xを最適な読取位置(a+b+c)となるように、
伸縮調整を行うものである。図1に示すように、距離検
出部6による原稿2と読取デバイス5間の距離の検出
時、距離調整部8の厚さはcである。この距離調整部8
の伸縮調整の方法としては、例えば、距離調整部8を圧
電素子(圧力と電気を変換する素子)のような電圧に応
じて伸縮する素材で構成し、電圧値によって伸縮調整す
ることが考えられる。あるいは、透過率100%の伸縮
可能な透明素材の上下に透過率100%の固体素材を被
せ、それらを、伸縮可能な透明素材の厚さ方向に押さえ
付けることによって収縮させ、押さえ付ける力を解放す
ることによって伸張させるようにすることもできる。
材で構成され、レンズ4と読取デバイス4間に挟着され
ている。この距離調整部8は、制御部7から出力された
距離調整情報Bに応じて、原稿2と読取デバイス5間の
距離xを最適な読取位置(a+b+c)となるように、
伸縮調整を行うものである。図1に示すように、距離検
出部6による原稿2と読取デバイス5間の距離の検出
時、距離調整部8の厚さはcである。この距離調整部8
の伸縮調整の方法としては、例えば、距離調整部8を圧
電素子(圧力と電気を変換する素子)のような電圧に応
じて伸縮する素材で構成し、電圧値によって伸縮調整す
ることが考えられる。あるいは、透過率100%の伸縮
可能な透明素材の上下に透過率100%の固体素材を被
せ、それらを、伸縮可能な透明素材の厚さ方向に押さえ
付けることによって収縮させ、押さえ付ける力を解放す
ることによって伸張させるようにすることもできる。
【0019】尚、図1に示す原稿読取装置にも、上記図
2に示した原稿読取装置と同様、光源が設けられている
が、本願発明の特徴部分でないため、図示を省略してい
る。
2に示した原稿読取装置と同様、光源が設けられている
が、本願発明の特徴部分でないため、図示を省略してい
る。
【0020】次に、動作について説明する。原稿読取前
(走査露光前)に、距離検出部6は、赤外線などを原稿
2に投射し、その反射波を受信することにより、原稿2
と距離検出部6(即ち、読取デバイス5)間の距離xを
検出(測定)し、その検出距離に応じた距離情報Aを制
御部7に出力する。このとき、距離検出部6は、原稿2
と読取デバイス5間の距離xを検出しているが、レンズ
4の厚さbは常時固定であり、また、距離調整部8の厚
さcは距離検出時は固定であるため、距離検出部6は、
原稿2とレンズ4間の距離(図1の最適な読取位置では
a)を検出することになる。
(走査露光前)に、距離検出部6は、赤外線などを原稿
2に投射し、その反射波を受信することにより、原稿2
と距離検出部6(即ち、読取デバイス5)間の距離xを
検出(測定)し、その検出距離に応じた距離情報Aを制
御部7に出力する。このとき、距離検出部6は、原稿2
と読取デバイス5間の距離xを検出しているが、レンズ
4の厚さbは常時固定であり、また、距離調整部8の厚
さcは距離検出時は固定であるため、距離検出部6は、
原稿2とレンズ4間の距離(図1の最適な読取位置では
a)を検出することになる。
【0021】制御部7は、距離検出部6から出力された
距離情報Aを入力し、その距離情報Aをもとに原稿2と
読取デバイス5間の距離xを認識し、原稿2と読取デバ
イス5間の距離xを最適な読取位置(a+b+c)に制
御する距離調整情報Bを距離調整部8に出力する。
距離情報Aを入力し、その距離情報Aをもとに原稿2と
読取デバイス5間の距離xを認識し、原稿2と読取デバ
イス5間の距離xを最適な読取位置(a+b+c)に制
御する距離調整情報Bを距離調整部8に出力する。
【0022】距離調整部8は、制御部7から出力された
距離調整情報Bに応じて、原稿2と読取デバイス5間の
距離xを最適な読取位置(a+b+c)となるように、
次のような伸縮調整を行う。
距離調整情報Bに応じて、原稿2と読取デバイス5間の
距離xを最適な読取位置(a+b+c)となるように、
次のような伸縮調整を行う。
【0023】図1に示すような原稿2の位置が最適な読
取位置(a+b+c)である場合(理想状態)は、距離
調整部8が伸縮調整を行う必要がない。
取位置(a+b+c)である場合(理想状態)は、距離
調整部8が伸縮調整を行う必要がない。
【0024】一方、原稿2の位置が最適な読取位置(a
+b+c)から(+y)ずれが生じた場合、原稿2とレ
ンズ4間の距離が(a+y)となり、原稿2と読取デバ
イス5間の距離がx(=a+b+c+y)となってしま
う。そこで、制御部7は、距離調整情報Bを距離調整部
8に出力することにより、距離調整部8の厚さcを(−
y)だけ収縮させ、原稿2と読取デバイス5間の距離x
をx=(a+y)+b+(c−y)=a+b+cとす
る。
+b+c)から(+y)ずれが生じた場合、原稿2とレ
ンズ4間の距離が(a+y)となり、原稿2と読取デバ
イス5間の距離がx(=a+b+c+y)となってしま
う。そこで、制御部7は、距離調整情報Bを距離調整部
8に出力することにより、距離調整部8の厚さcを(−
y)だけ収縮させ、原稿2と読取デバイス5間の距離x
をx=(a+y)+b+(c−y)=a+b+cとす
る。
【0025】また、原稿2の位置が最適な読取位置(a
+b+c)から(−y)ずれが生じた場合、原稿2とレ
ンズ4間の距離が(a−y)となり、原稿2と読取デバ
イス5間の距離がx(=a+b+c−y)となってしま
う。そこで、制御部7は、距離調整情報Bを距離調整部
8に出力することにより、距離調整部8の厚さcを(+
y)だけ伸長させ、原稿2と読取デバイス5間の距離x
をx=(a−y)+b+(c+y)=a+b+cとす
る。
+b+c)から(−y)ずれが生じた場合、原稿2とレ
ンズ4間の距離が(a−y)となり、原稿2と読取デバ
イス5間の距離がx(=a+b+c−y)となってしま
う。そこで、制御部7は、距離調整情報Bを距離調整部
8に出力することにより、距離調整部8の厚さcを(+
y)だけ伸長させ、原稿2と読取デバイス5間の距離x
をx=(a−y)+b+(c+y)=a+b+cとす
る。
【0026】このように、制御部7が距離調整部8の厚
さcを伸縮調整することにより、原稿2と読取デバイス
5間の距離xを最適な読取位置(a+b+c)に固定し
た後、原稿読取装置は、上述したような原稿読取動作を
開始する。
さcを伸縮調整することにより、原稿2と読取デバイス
5間の距離xを最適な読取位置(a+b+c)に固定し
た後、原稿読取装置は、上述したような原稿読取動作を
開始する。
【0027】以上のように、この実施の形態によれば、
距離調整部8を伸縮して原稿2と読取デバイス5間の距
離xを最適な読取位置(a+b+c)に固定するので、
原稿読取装置が読み取った画像(データ)がぼやけてし
まうのを防止することができる。
距離調整部8を伸縮して原稿2と読取デバイス5間の距
離xを最適な読取位置(a+b+c)に固定するので、
原稿読取装置が読み取った画像(データ)がぼやけてし
まうのを防止することができる。
【0028】また、距離調整部8の伸縮を自動調整する
ように構成したので、常に最適な読取位置を確保するこ
とができる。
ように構成したので、常に最適な読取位置を確保するこ
とができる。
【0029】また、距離調整部8は、透過率100%の
素材で構成されているので、読み取った画像(データ)
に影響を及ぼすことはない。
素材で構成されているので、読み取った画像(データ)
に影響を及ぼすことはない。
【0030】尚、上記実施の形態では、距離調整部8を
伸縮自在(伸び縮み可能)に構成していたが、厚さcを
最大として、収縮のみするように構成してもよい。この
場合、距離調整部8を収縮させることによって、原稿2
の読取位置からの浮き(例えば、ガラス台からの原稿2
の浮き)を調整することが可能である。
伸縮自在(伸び縮み可能)に構成していたが、厚さcを
最大として、収縮のみするように構成してもよい。この
場合、距離調整部8を収縮させることによって、原稿2
の読取位置からの浮き(例えば、ガラス台からの原稿2
の浮き)を調整することが可能である。
【0031】尚、距離検出部6および距離調整部8は、
読取デバイス5に対応させて(読取デバイス5毎に)複
数個設けるように構成することができる。
読取デバイス5に対応させて(読取デバイス5毎に)複
数個設けるように構成することができる。
【0032】尚、上記実施の形態では、距離調整部8を
レンズ4と読取デバイス5間に挟着させていたが、原稿
2と読取デバイス5間の距離xを調整可能であれば、レ
ンズ4と読取デバイス5間に設けなくてもよい。
レンズ4と読取デバイス5間に挟着させていたが、原稿
2と読取デバイス5間の距離xを調整可能であれば、レ
ンズ4と読取デバイス5間に設けなくてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、原稿の位置を検出し、画像読取部の最適な読取位
置からの原稿のずれを判断し、そのずれに応じて読取位
置の自動調整を行う読取位置調整手段を設けたので、原
稿と画像読取部間の距離を最適な読取位置に常に固定す
ることができ、原稿読取装置が読み取った画像がぼやけ
てしまうのを防止することができるという効果を奏す
る。
れば、原稿の位置を検出し、画像読取部の最適な読取位
置からの原稿のずれを判断し、そのずれに応じて読取位
置の自動調整を行う読取位置調整手段を設けたので、原
稿と画像読取部間の距離を最適な読取位置に常に固定す
ることができ、原稿読取装置が読み取った画像がぼやけ
てしまうのを防止することができるという効果を奏す
る。
【0034】請求項2記載の発明によれば、読取位置調
整手段を、原稿と画像読取部間の距離を検出する距離検
出部と、この距離検出部の検出距離をもとに画像読取部
の最適な読取位置からの原稿のずれを判断する制御部
と、この制御部の判断結果をもとに伸縮して原稿と画像
読取部間の距離を調整する距離調整部とから構成したの
で、簡易構成で読取位置調整を行うことができるという
効果を奏する。
整手段を、原稿と画像読取部間の距離を検出する距離検
出部と、この距離検出部の検出距離をもとに画像読取部
の最適な読取位置からの原稿のずれを判断する制御部
と、この制御部の判断結果をもとに伸縮して原稿と画像
読取部間の距離を調整する距離調整部とから構成したの
で、簡易構成で読取位置調整を行うことができるという
効果を奏する。
【0035】請求項3記載の発明によれば、距離調整部
を、透過率100%の素材で構成したので、読み取った
画像に影響を及ぼすことはないという効果を奏する。
を、透過率100%の素材で構成したので、読み取った
画像に影響を及ぼすことはないという効果を奏する。
【図1】 この発明の実施の形態による原稿読取装置を
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
【図2】 従来の原稿読取装置を示す概略構成図であ
る。
る。
2 原稿 5 読取デバイス(画像読取部) 6 距離検出部(読取位置調整手段) 7 制御部(読取位置調整手段) 8 距離調整部(読取位置調整手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 光源から原稿に光を照射し、その反射光
を画像読取部で受光して原稿を読み取る原稿読取装置に
おいて、 上記原稿の位置を検出し、上記画像読取部の最適な読取
位置からの上記原稿のずれを判断し、そのずれに応じて
読取位置の自動調整を行う読取位置調整手段を設けたこ
とを特徴とする原稿読取装置。 - 【請求項2】 読取位置調整手段は、原稿と画像読取部
間の距離を検出する距離検出部と、 該距離検出部の検出距離をもとに上記画像読取部の最適
な読取位置からの上記原稿のずれを判断する制御部と、 該制御部の判断結果をもとに伸縮して上記原稿と上記画
像読取部間の距離を調整する距離調整部とから構成され
ていることを特徴とする請求項1記載の原稿読取装置。 - 【請求項3】 距離調整部は、透過率100%の素材で
構成されていることを特徴とする請求項2記載の原稿読
取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11000767A JP2000201253A (ja) | 1999-01-05 | 1999-01-05 | 原稿読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11000767A JP2000201253A (ja) | 1999-01-05 | 1999-01-05 | 原稿読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000201253A true JP2000201253A (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=11482858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11000767A Pending JP2000201253A (ja) | 1999-01-05 | 1999-01-05 | 原稿読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000201253A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007336194A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像読取装置 |
JP2009232078A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Sharp Corp | 原稿読取装置 |
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1999
- 1999-01-05 JP JP11000767A patent/JP2000201253A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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