JP2000201057A - パルス発生回路 - Google Patents

パルス発生回路

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JP2000201057A
JP2000201057A JP11002130A JP213099A JP2000201057A JP 2000201057 A JP2000201057 A JP 2000201057A JP 11002130 A JP11002130 A JP 11002130A JP 213099 A JP213099 A JP 213099A JP 2000201057 A JP2000201057 A JP 2000201057A
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/033Monostable circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/24Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal directly applied to the generator

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定したパルスを発生させることができるパ
ルス発生回路を提供する。 【解決手段】 クロック信号を入力するOS回路1と、
OS回路の出力をゲートに受けるPチャネル型MOSト
ランジスタ2と、出力線10に接続されたディレイ回路
4と、ディレイ回路の出力を入力するOS回路5と、O
S回路の出力をゲートに受けるNチャネル型MOSトラ
ンジスタ3と、OS回路1の出力の逆相を出力するイン
バータ6と、出力線10に接続されたディレイ回路7
と、インバータ6とディレイ回路7との出力を入力する
AND回路8と、AND回路の出力をゲートに受けるN
チャネル型MOSトランジスタ9とを有して構成され、
初期状態で出力がハイレベルの期間に、クロック信号が
ローレベルからハイレベルに変化すると、出力線10に
接続されたディレイ回路7の出力レベルがハイレベル、
インバータ6の出力もハイレベルとなり、AND回路8
がNチャネル型MOSトランジスタ9をオンさせるの
で、出力レベルをローレベルに遷移させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス発生回路に
関し、特に内部で発生させるクロックのパルス幅を、外
部入力クロック信号のデュティに依存せずに一定とする
パルス発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】外部制御装置からのクロック信号に同期
して動作する半導体装置において、半導体装置内部の動
作に必要な時間が例えば、1.5ns、リセット動作に
必要な時間が例えば1.5ns、また、クロック信号が
“H”でアクティブ、“L”でリセットの動作を行い、
クロック信号のサイクルが4nsであるとすると、内部
のクロックの“H”幅を約2nsに設定することによ
り、アクティブ/リセットともに約0.5nsのマージ
ンをとって動作することができる。
【0003】しかし、外部クロック信号のデュティに依
存して内部のクロック“H”幅が変化する場合、例え
ば、“H”幅が1nsではアクティブ動作、1nsでは
リセット動作を行うことができなくなってしまう。
【0004】このような不具合を防止するために、図6
に示されるような外部クロック信号のデュティに依存し
ないパルス発生回路が提案されている。
【0005】図6に示されたパルス発生回路は、入力ク
ロック信号のローレベルからハイレベルへの遷移を受け
て、下に凸のパルスを発生するOS(Oscillator) 回路
21と、ドレインが高位側電源に接続され、ゲートがO
S回路21の出力と接続され、ソースが出力線28に接
続されたPチャネル型MOSトランジスタ22と、ドレ
インが出力線28に接続され、ゲートがOS回路21の
出力側に接続され、ソースが接地されたNチャネル型M
OSトランジスタ23と、入力側が出力線28に接続さ
れ、出力側がOS回路25に接続されたディレイ回路2
4と、入力側がディレイ回路24の出力側に接続され、
出力側がNチャネル型MOSトランジスタ23のゲート
に接続されたOS回路25と、ドレインが出力線28に
接続され、ゲートがパワーオン回路27の出力に接続さ
れ、ソースが接地されたNチャネル型MOSトランジス
タ26と、パワーオン回路27とを有して構成される。
【0006】上記構成のパルス発生回路による動作例を
説明する。図6に示された従来のパルス発生回路は、初
期状態において出力が“L”の場合には、入力クロック
信号の“L”遷移を受けてOS回路21が下に凸のパル
スを発生させる。
【0007】OS回路21が下に凸のパルスを出力する
と、Pチャネル型MOSトランジスタ22がオンし、出
力がハイレベルに遷移する。
【0008】次いで、出力の“H”遷移を受けて、ディ
レイ回路24による遅延後にOS回路25により上に凸
のパルスがNチャネル型MOSトランジスタ23のゲー
トに加えられる。これにより、Nチャネル型MOSトラ
ンジスタ23がオンし、出力レベルを“L”に遷移させ
る。
【0009】このように図6に示されたパルス発生回路
は、入力パルス幅が必要な内部パルス幅よりも狭い場合
であっても、内部で発生するパルス幅をディレイ回路2
4のディレイ値により一定とすることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たパルス発生回路において、初期状態で出力レベルが
“H”であると、図7に示されるように、出力の“H”
遷移を捕らえて動作するディレイ回路24が“H”のま
ま固定される。従って、ディレイ回路24の“H”遷移
を捕らえて上に凸のパルスを発生させるOS回路25が
“L”レベルのまま固定され、入力信号によらず出力レ
ベルが“H”レベルに固定されてしまう。
【0011】この不具合を防止するための対策として、
図8に示されるように、パワーオン時に強制的に出力を
“L”レベルに固定するパワーオン回路27を設けてい
るが、電源投入時以外のパワーオン回路が動作しない条
件では上述した不具合を解消することはできないでい
た。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、初期状態で出力レベルが“H”であっても、正常
な動作を得ることができるパルス発生回路を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明のパルス発生回路は、クロック信号を入力と
し、クロック信号に同期したパルスを発生させる第1の
パルス発生手段と、ドレインが高位側電源に接続され、
ゲートが第1のパルス発生手段の出力側に接続され、ソ
ースが出力線に接続された第1のPチャネル型MOSト
ランジスタと、入力側が出力線に接続され、出力線の出
力レベルの遷移タイミングよりも所定の時間遅延して遷
移するパルスを発生させる第1の遅延手段と、第1の遅
延手段の出力を入力とし、第1の遅延手段の出力の遷移
に同期したパルスを発生させる第2のパルス発生手段
と、ドレインが出力線に接続され、ゲートが第2のパル
ス発生手段の出力側に接続され、ソースが接地された第
1のNチャネル型MOSトランジスタとを有するパルス
発生回路であって、出力がハイレベルの期間の、クロッ
ク信号のローレベルからハイレベルへの遷移を検知し
て、出力をローレベルに遷移させる検知手段を有するこ
とを特徴とする。
【0014】上記の検知手段は、入力側が出力線に接続
され、出力線の出力レベルの遷移タイミングよりも所定
の時間遅延して遷移するパルスを発生させる第2の遅延
手段と、第1のパルス発生手段の出力を入力とするイン
バータ手段と、インバータ手段の出力と第2の遅延手段
の出力とを入力するAND回路と、ドレインが出力線に
接続され、ゲートがAND回路の出力側に接続され、ソ
ースが接地された第2のNチャネル型MOSトランジス
タとを有するとよい。
【0015】上記の第2の遅延手段の遅延時間は、第1
のパルス発生手段の発生するパルス幅よりも長くなるよ
うに設定されているとよい。
【0016】上記の第1のパルス発生手段は、下に凸の
パルスを発生させ、第2のパルス発生手段は、上に凸の
パルスを発生させるとよい。
【0017】本発明のパルス発生回路は、クロック信号
を入力とし、クロック信号に同期したパルスを発生させ
る第3のパルス発生手段と、ドレインが出力線に接続さ
れ、ゲートが第3のパルス発生手段の出力側に接続さ
れ、ソースが接地された第3のNチャネル型MOSトラ
ンジスタと、入力側が出力線に接続され、出力線の出力
レベルの遷移タイミングよりも所定の時間遅延して遷移
するパルスを発生させる第3の遅延手段と、第3の遅延
手段の出力を入力とし、第3の遅延手段の出力の遷移に
同期したパルスを発生させる第4のパルス発生手段と、
ドレインが高位側電源に接続され、ゲートが第4のパル
ス発生の出力側に接続され、ソースが出力線に接続され
た第2のPチャネル型MOSトランジスタとを有するパ
ルス発生回路であって、出力がローレベルの期間の、ク
ロック信号のローレベルからハイレベルへの遷移を検知
して、出力をハイレベルに遷移させる検知手段を有する
ことを特徴とする。
【0018】上記の検知手段は、入力側が出力線に接続
され、出力線の出力レベルの遷移タイミングよりも所定
の時間遅延して遷移するパルスを発生させる第4の遅延
手段と、第3のパルス発生手段の出力を入力する第2の
インバータ手段と、第2のインバータ手段の出力と第4
の遅延手段の出力とを入力とするNOR回路と、ドレイ
ンが高位側電源に接続され、ゲートがNOR回路の出力
側に接続され、ソースが出力線に接続された第3のPチ
ャネル型MOSトランジスタとを有するとよい。
【0019】上記の第4の遅延手段の遅延時間は、第3
のパルス発生手段の発生するパルス幅よりも長く設定さ
れているとよい。
【0020】上記の第3のパルス発生手段は、上に凸の
パルスを発生させ、第4のパルス発生手段は、下に凸の
パルスを発生させるとよい。
【0021】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明の
パルス発生回路の実施の形態を詳細に説明する。図1〜
図5を参照すると本発明のパルス発生回路の実施形態が
示されている。
【0022】まず、図1を参照しながら本発明のパルス
発生回路に係る第1の実施形態の構成について説明す
る。図1には、本発明のパルス発生回路に係る第1の実
施形態が示されている。
【0023】図1に示された第1の実施形態のパルス発
生回路は、外部からのクロック信号を入力して、このク
ロック信号に同期した下に凸のパルスを発生させるOS
回路1と、ドレインが高位側電源に接続され、ゲートが
OS回路1の出力側に接続され、ソースが出力線10に
接続されたPチャネル型MOSトランジスタ2と、ドレ
インが出力線10に接続され、ゲートがOS回路5の出
力側に接続され、ソースが接地されたNチャネル型MO
Sトランジスタ3と、入力側が出力線10に接続され、
出力側がOS回路5の入力側と接続されたディレイ回路
4と、入力側がディレイ回路4の出力側と接続され、出
力側がNチャネル型MOSトランジスタ3のゲートに接
続されたOS回路5と、入力側がOS回路1の出力側と
接続され、出力側がAND回路8の入力側と接続された
インバータ6と、入力側が出力線10に接続され、出力
側がAND回路8に接続されたディレイ回路7と、入力
がインバータ6とディレイ回路7の出力側に接続され、
出力側がNチャネルMOSトランジスタ9のゲートに接
続されたAND回路8と、ドレインが出力線10に接続
され、ゲートがAND回路8の出力側に接続され、ソー
スが接地されたNチャネル型MOSトランジスタ9とを
有して構成される。
【0024】OS回路1は、入力クロック信号のローレ
ベルからハイレベルへの遷移を受けて、下に凸のパルス
を発生させる。Pチャネル型MOSトランジスタ2は、
OS回路1からの下に凸のパルスを受けてオンし、出力
レベルを“H”に遷移させる。
【0025】ディレイ回路4は、パルス発生回路のパル
ス幅を決定するディレイ値を有する回路である。OS回
路5は、出力線10のローレベルからハイレベルへの遷
移を受けたディレイ回路4の出力を受けて上に凸のパル
スを発生させる。Nチャネル型MOSトランジスタ3
は、OS回路5からの上に凸のパルスを受けてオンし、
出力レベルを“L”に遷移させる。
【0026】インバータ6は、OS回路1の出力の逆相
パルスを発生させる。ディレイ回路7は、OS回路1の
パルス幅よりも幅の大きいディレイ値を有する回路であ
る。AND回路8は、出力線10が“H”レベルに遷移
してディレイ回路7により“H”レベルが入力され、ま
た、インバータ6によりハイレベルが入力されると、N
チャネル型MOSトランジスタのゲートに“H”レベル
を印加する。Nチャネル型MOSトランジスタ9は、A
ND回路8からの“H”レベルをゲートに受けて、出力
を“L”レベルに遷移させる。
【0027】次に上記構成のパルス発生回路による動作
を説明する。
【0028】まず、出力の初期状態が“L”である場合
について図2に示された波形図を参照しながら説明す
る。入力クロック信号が“H”レベルに遷移すると、O
S回路1は下に凸のパルスを発生させる。このOS回路
1からの下に凸のパルスをゲートに受けたPチャネル型
MOSトランジスタ2は、OS回路1からの出力パルス
が下に凸の期間中オンして、出力をハイレベルに遷移さ
せる。
【0029】ついで、出力が“H”レベルに遷移する
と、出力線10に接続されたディレイ回路4によるディ
レイ時間分だけ遅れてOS回路5が上に凸のパルスを発
生させる。この上に凸のパルスをゲートに受けたNチャ
ネル型MOSトランジスタ3により、出力を“L”レベ
ルに遷移させる。
【0030】このようにして、出力の初期状態が“L”
レベルであると、ディレイ回路4のディレイ値をパルス
幅とする正常動作を行う。
【0031】次に、初期状態で出力が“H”レベルであ
る場合の動作について図3に示された波形図を参照しな
がら説明する。
【0032】入力クロック信号が“H”レベルに遷移す
ると、OS回路1は下に凸のパルスを発生させ、Pチャ
ネル型MOSトランジスタ2はオンするが、初期状態で
の出力レベルは“H”レベルであるので、出力は“H”
のままとなる。
【0033】従って、出力レベルの“H”遷移により動
作するディレイ回路4とOS回路5とが動作せず、OS
回路5が“L”レベルに固定されるため、出力は“H”
レベルに固定される。
【0034】しかし、この時入力が出力線10に接続さ
れたディレイ回路7の出力レベルが“H”であり、ま
た、OS回路1の下に凸のパルスを受けたインバータ6
は上に凸のパルスを発生させるため、AND回路8は、
上に凸のパルスを発生させる。このAND回路8からの
上に凸のパルスをゲートに受けたNチャネル型MOSト
ランジスタ9がオンすることにより、出力レベルを
“L”に遷移させる。また、次のサイクルでは入力クロ
ック信号の“H”遷移を受けて出力レベルを“H”に遷
移させる。
【0035】このようにして、1サイクルのダミー動作
にて正常動作を行うことができる。従って、パルスの発
生を安定化させるためのパワーオン回路等の専用回路を
備える必要がなくなる。
【0036】なお、上述した実施形態においては、ディ
レイ回路7のディレイ値を、OS回路1が発生させるパ
ルス幅よりも長くなるように設定する必要がある。ディ
レイ回路7のディレイ値がOS回路1の発生させるパル
ス幅よりも短く設定されていると、図4に示されるよう
にOS回路1の出力を受けたインバータ6の出力が
“L”レベルになる前に、ディレイ回路7が“H”とな
ってしまうために、AND回路が一旦“H”出力を出
し、出力を引き下げるという誤動作を生じるからであ
る。
【0037】次に、本発明のパルス発生回路に係る第2
の実施形態を図5を参照しながら説明する。図5には、
この第2の実施形態の構成が示されている。
【0038】図5に示された第2の実施形態は、外部か
らのクロック信号を入力し、このクロック信号に同期し
た上に凸のパルスを発生させるOS回路11と、ドレイ
ンが出力線20に接続され、ゲートがOS回路11の出
力側に接続され、ソースが接地されたNチャネル型MO
Sトランジスタ12と、ドレインが高位側電源に接続さ
れ、ゲートがOS回路15の出力側に接続され、ソース
が出力線20に接続されたPチャネル型MOSトランジ
スタ13と、入力側が出力線20に接続され、出力側が
OS回路15の入力側と接続されたディレイ回路14
と、入力側がディレイ回路14の出力側に接続され、出
力側がPチャネル型MOSトランジスタ13のゲートに
接続されたOS回路15と、入力側がOS回路11の出
力側と接続され、出力側がNOR回路18の入力側と接
続されたインバータ16と、入力側が出力線20に接続
され、出力側がNOR回路18の入力側と接続されたデ
ィレイ回路17と、インバータ16の出力とディレイ回
路17の出力とを入力とするNOR回路18と、ドレイ
ンが高位側電源に接続され、ゲートがNOR回路18の
出力側と接続され、ソースが出力線20に接続されたP
チャネル型MOSトランジスタ19とを有して構成され
る。
【0039】OS回路11は、入力クロック信号のロー
レベルからハイレベルへの遷移を受けて、上に凸のパル
スを発生させる。Nチャネル型MOSトランジスタ12
は、OS回路11からの上に凸のパルスを受けてオン
し、出力レベルを“L”に遷移させる。
【0040】ディレイ回路14は、パルス発生回路のパ
ルス幅を決定するディレイ値を有する回路である。OS
回路15は、出力線20のローレベルからハイレベルへ
の遷移を受けたディレイ回路14の出力を受けて下に凸
のパルスを発生させる。Pチャネル型MOSトランジス
タ13は、OS回路15からの下に凸のパルスを受けて
オンし、出力レベルを“H”に遷移させる。
【0041】インバータ16は、OS回路11の出力の
逆相パルスを発生させる。ディレイ回路17は、OS回
路11のパルス幅よりも大きい幅のディレイ値を有する
回路である。NOR回路18は、出力線20が“L”レ
ベルに遷移してディレイ回路17により“L”レベルが
入力され、また、インバータ16により“L”レベルが
入力されると、Pチャネル型MOSトランジスタ19の
ゲートに“H”レベルを印加する。Pチャネル型MOS
トランジスタ19は、NOR回路18からの“H”レベ
ルをゲートに受けて、出力を“H”レベルに遷移させ
る。
【0042】上記構成の第2の実施形態は、初期状態
で、出力が“L”レベルである期間に、入力クロック信
号が“L”レベルから“H”レベルに遷移した場合に、
出力線20をハイレベルに遷移させることを特徴として
いる。
【0043】この目的を達成するための第2の実施形態
による動作について説明する。入力クロック信号が
“H”レベルに遷移すると、OS回路1は上に凸のパル
スを発生させ、Nチャネル型MOSトランジスタ12は
オンするが、初期状態での出力レベルは“L”レベルで
あるので、出力は“L”のままとなる。
【0044】従って、出力レベルの“L”遷移により動
作するディレイ回路14とOS回路15とが動作せず、
OS回路15が“L”レベルに固定されるため、出力は
“L”レベルに固定される。
【0045】しかし、この時入力が出力線20に接続さ
れたディレイ回路17の出力レベルが“L”であり、ま
た、OS回路1の上に凸のパルスを受けたインバータ6
は下に凸のパルスを発生させるため、NOR回路18は
“H”レベルのパルスを発生させる。このNOR回路1
8からの“H”レベルのパルスをゲートに受けたPチャ
ネル型MOSトランジスタ19がオンすることにより、
出力レベルを“H”に遷移させる。また、次のサイクル
では入力クロック信号の“H”遷移を受けて出力レベル
を“L”に遷移させる。
【0046】このようにして、1サイクルのダミー動作
にて正常動作を行うことができる。従って、パルスの発
生を安定化させるためのパワーオン回路等の専用回路を
備える必要がなくなる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明の
パルス発生回路は、入力側が出力線に接続され、出力線
の出力レベルの遷移タイミングよりも所定の時間遅延し
て遷移するパルスを発生させる第2の遅延手段と、第1
のパルス発生手段の出力を入力とするインバータ手段
と、インバータ手段の出力と第2の遅延手段の出力とを
入力するAND回路と、ドレインが出力線に接続され、
ゲートがAND回路の出力側に接続され、ソースが接地
された第2のNチャネル型MOSトランジスタとを有し
て構成される。
【0048】初期状態で出力がハイレベルの期間に、ク
ロック信号がローレベルからハイレベルに変化すると、
出力線に接続された第2の遅延手段の出力レベルがハイ
レベル、第1のインバータ手段の出力レベルもハイレベ
ルとなり、AND回路が第2のNチャネル型MOSトラ
ンジスタをオンさせるので、出力レベルをローレベルに
遷移させることができる。また、次のサイクルで、クロ
ック信号のハイレベルへの遷移を受けて出力レベルをハ
イレベルに遷移させることができる。
【0049】このようにして、1サイクルのダミー動作
にて正常動作を行うことができる。従って、パルスの発
生を安定化させるためのパワーオン回路等の専用回路を
備える必要がなくなる。
【0050】また、本発明のパルス発生回路は、入力側
が出力線に接続され、出力線の出力レベルの遷移タイミ
ングよりも所定の時間遅延して遷移するパルスを発生さ
せる第4の遅延手段と、第3のパルス発生手段の出力を
入力する第2のインバータ手段と、第2のインバータ手
段の出力と第4の遅延手段の出力とを入力とするNOR
回路と、ドレインが高位側電源に接続され、ゲートがN
OR回路の出力側に接続され、ソースが出力線に接続さ
れた第3のPチャネル型MOSトランジスタとを有して
構成される。
【0051】初期状態で出力がローレベルの期間に、ク
ロック信号がローレベルからハイレベルに変化すると、
出力線に接続された第4の遅延手段の出力レベルがロー
レベル、第2のインバータ手段の出力レベルもローレベ
ルとなり、NOR回路が第3のPチャネル型MOSトラ
ンジスタをオンさせるので、出力レベルをハイレベルに
遷移させることができる。また、次のサイクルで、クロ
ック信号のハイレベルへの遷移を受けて出力レベルをロ
ーレベルに遷移させることができる。
【0052】このようにして、1サイクルのダミー動作
にて正常動作を行うことができる。従って、パルスの発
生を安定化させるためのパワーオン回路等の専用回路を
備える必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパルス発生回路に係る第1の実施形態
の構成を表す回路図である。
【図2】第1の実施形態の出力信号波形を表す図であ
る。
【図3】第1の実施形態の出力信号波形を表す図であ
る。
【図4】第1の実施形態の出力信号波形を表す図であ
る。
【図5】本発明のパルス発生回路に係る第2の実施形態
の構成を表す回路図である。
【図6】従来のパルス発生回路の構成を表す回路図であ
る。
【図7】従来のパルス発生回路の出力信号波形を表す図
である。
【図8】従来のパルス発生回路の出力信号波形を表す図
である。
【符号の説明】
1 OS回路 2、13、19 Pチャネル型MOSトランジスタ 3、9、12 Nチャネル型MOSトランジスタ 4 ディレイ回路 5 OS回路 6、16 インバータ 7 ディレイ回路 8 AND回路 10、20 出力線 11 OS回路 14 ディレイ回路 15 OS回路 17 ディレイ回路 18 NOR回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号を入力とし、該クロック信
    号に同期したパルスを発生させる第1のパルス発生手段
    と、 ドレインが高位側電源に接続され、ゲートが前記第1の
    パルス発生手段の出力側に接続され、ソースが出力線に
    接続された第1のPチャネル型MOSトランジスタと、 入力側が前記出力線に接続され、該出力線の出力レベル
    の遷移タイミングよりも所定の時間遅延して遷移するパ
    ルスを発生させる第1の遅延手段と、 前記第1の遅延手段の出力を入力とし、該第1の遅延手
    段の出力の遷移に同期したパルスを発生させる第2のパ
    ルス発生手段と、 ドレインが前記出力線に接続され、ゲートが前記第2の
    パルス発生手段の出力側に接続され、ソースが接地され
    た第1のNチャネル型MOSトランジスタとを有するパ
    ルス発生回路であって、 出力がハイレベルの期間の、前記クロック信号のローレ
    ベルからハイレベルへの遷移を検知して、前記出力をロ
    ーレベルに遷移させる検知手段を有することを特徴とす
    るパルス発生回路。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、 入力側が前記出力線に接続され、該出力線の出力レベル
    の遷移タイミングよりも所定の時間遅延して遷移するパ
    ルスを発生させる第2の遅延手段と、 前記第1のパルス発生手段の出力を入力とするインバー
    タ手段と、 前記インバータ手段の出力と前記第2の遅延手段の出力
    とを入力するAND回路と、 ドレインが前記出力線に接続され、ゲートが前記AND
    回路の出力側に接続され、ソースが接地された第2のN
    チャネル型MOSトランジスタと、 を有することを特徴とする請求項1記載のパルス発生回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第2の遅延手段の遅延時間は、前記
    第1のパルス発生手段の発生するパルス幅よりも長くな
    るように設定されていることを特徴とする請求項2記載
    のパルス発生回路。
  4. 【請求項4】 前記第1のパルス発生手段は、下に凸の
    パルスを発生させ、 前記第2のパルス発生手段は、上に凸のパルスを発生さ
    せることを特徴とする請求項2または3記載のパルス発
    生回路。
  5. 【請求項5】 クロック信号を入力とし、該クロック信
    号に同期したパルスを発生させる第3のパルス発生手段
    と、 ドレインが出力線に接続され、ゲートが前記第3のパル
    ス発生手段の出力側に接続され、ソースが接地された第
    3のNチャネル型MOSトランジスタと、 入力側が前記出力線に接続され、該出力線の出力レベル
    の遷移タイミングよりも所定の時間遅延して遷移するパ
    ルスを発生させる第3の遅延手段と、 前記第3の遅延手段の出力を入力とし、前記第3の遅延
    手段の出力の遷移に同期したパルスを発生させる第4の
    パルス発生手段と、 ドレインが高位側電源に接続され、ゲートが前記第4の
    パルス発生の出力側に接続され、ソースが前記出力線に
    接続された第2のPチャネル型MOSトランジスタとを
    有するパルス発生回路であって、 出力がローレベルの期間の、前記クロック信号のローレ
    ベルからハイレベルへの遷移を検知して、前記出力をハ
    イレベルに遷移させる検知手段を有することを特徴とす
    るパルス発生回路。
  6. 【請求項6】 前記検知手段は、 入力側が前記出力線に接続され、該出力線の出力レベル
    の遷移タイミングよりも所定の時間遅延して遷移するパ
    ルスを発生させる第4の遅延手段と、 前記第3のパルス発生手段の出力を入力する第2のイン
    バータ手段と、 前記第2のインバータ手段の出力と前記第4の遅延手段
    の出力とを入力とするNOR回路と、 ドレインが高位側電源に接続され、ゲートが前記NOR
    回路の出力側に接続され、ソースが前記出力線に接続さ
    れた第3のPチャネル型MOSトランジスタと、 を有することを特徴とする請求項5記載のパルス発生回
    路。
  7. 【請求項7】 前記第4の遅延手段の遅延時間は、前記
    第3のパルス発生手段の発生するパルス幅よりも長く設
    定されていることを特徴とする請求項6記載のパルス発
    生回路。
  8. 【請求項8】 前記第3のパルス発生手段は、上に凸の
    パルスを発生させ、 前記第4のパルス発生手段は、下に凸のパルスを発生さ
    せることを特徴とする請求項6または7記載のパルス発
    生回路。
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