JP2000201047A - 水晶振動子 - Google Patents

水晶振動子

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JP2000201047A
JP2000201047A JP11003220A JP322099A JP2000201047A JP 2000201047 A JP2000201047 A JP 2000201047A JP 11003220 A JP11003220 A JP 11003220A JP 322099 A JP322099 A JP 322099A JP 2000201047 A JP2000201047 A JP 2000201047A
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JP
Japan
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case
crystal
crystal blank
base
heater wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP11003220A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Suzuki
顕太郎 鈴木
Kenji Abe
健司 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の水晶振動子はケースの内面が平らであ
るため、ケース内面から水晶片との間において輻射によ
る熱伝達に有効でない部分が生じ、水晶片の温度を一定
に保つために、ヒーター線をより加熱することが必要と
なり、消費電力が大きくなるという課題があった。 【解決手段】 水晶片と、前記水晶片を挟持した一対の
電極と、前記水晶片と前記電極を保持するための部材
と、前記部材を電気的に接続するための一対の丸棒状の
リードと、前記リードの一部を突出させたベースと、前
記水晶片、前記電極、および前記部材を気密封止するた
めに前記ベースに具備されたコ字型をしたケースとから
構成される水晶振動子において、前記ケース内面を前記
ケース内部に収容された水晶片に指向するように鋸状の
不連続な平面とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば通信用発振
器に使用される水晶振動子の改良に関し、さらに詳しく
述べると、水晶振動子の低消費電力化が図れる構造にす
るとともに、さらには作業の簡略化、製造の簡略化も図
ることのできる水晶振動子を提案するものである。
【0002】
【従来の技術】まず従来の水晶振動子の構成について図
7を用いて説明する。図7は従来の水晶振動子の一断面
図である。図7において、1は水晶片であって、図にお
いては、例えば円状に切断されている。この水晶片1
は、水晶片1に励振電圧を印加する一対の鍵穴状の電極
2によって、サンドイッチのように挟み込まれている。
3は水晶片1と電極2を保持するための部材であって、
図においては、例えば長方形のスリットを具備し、スリ
ットに水晶片1の外周部を内挿して水晶片1と電極2を
電気的・機械的に接続している。この部材3は、ベース
4から一部が突出している一対の丸棒状のリード5と立
設し、水晶片1側で電気的に接続されている。6は絶縁
部であって、例えばガラス等であり、ベース4とリード
5の間を電気的に絶縁している。7はケースであって、
図においては、例えばコ字型をしており、内面は平らで
ある。このケース7の開口部は、上記水晶片1、電極
2、および部材3を具備したベース4で水晶片1側が気
密封止されるように取り付けられている。8はヒーター
線Aであって、図においては、ケース7の表面に螺旋状
に巻き付けられている。
【0003】次に従来の水晶振動子における熱的構造に
ついて説明する。従来の水晶振動子においては、ケース
7の表面の温度は例えば温度センサによってモニタされ
る。温度補償回路は、上記のようにモニタされたケース
7の表面温度を一定温度にするようにヒーター線A8に
流す電流を制御する。電流を流され発熱したヒーター線
A8の熱は、ケース7の外表面へ伝導する。ケース7の
外表面の熱はケース7の内面へ伝導する。ケース7の内
面の熱は、ケース7内面とベース4内面で囲まれた空間
内で輻射と伝導により水晶片1へ伝播する。この輻射お
よび伝導による熱がケース7内面と水晶片1の間で熱的
に平衡状態になり、水晶片1の温度は、ケース7外表面
の温度とある温度差を持ちながら一定に保たれる。従っ
て上記水晶片は温度を一定に保たれ、周波数温度特性に
よる周波数変動が抑制され、安定な発振周波数を得てい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の水晶振動子はケ
ース7の内面が平らであるため、ケース7内面から水晶
片1との間において輻射による熱伝達に有効でない部分
が生じていること、ヒーター線A8とケース7の外表面
との間においても伝導による熱伝達に有効でない部分が
生じていることから、水晶片1の温度を一定に保つため
に、ヒーター線A8をより加熱することが必要となり、
消費電力が大きくなるという課題があった。
【0005】また、従来の水晶振動子はケース7にヒー
ター線A8を巻く場合、ヒーター線A8がケース7から
脱落し易く巻きにくい。また、加熱域を分けてヒーター
を巻き付ける際に、巻き付け位置を規定するものが無い
ため、巻き付けに手間がかかるといった課題があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、水晶振動子の熱伝達の効率を向
上させ、さらにヒーター線巻き付け時の作業性を向上さ
せ、ケース製造時の時間を短縮し、消費電力の小さいか
つ安価な水晶振動子を得ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明による水晶振
動子は、ケース7の内面を水晶片1に指向するように鋸
状の不連続な平面にすることにより、ケース3と水晶片
1との間の輻射による熱伝播の効率を高めたものであ
る。
【0008】また、第2の発明による水晶振動子はケー
ス7の内面を水晶片1に指向するように皿状の曲面にす
ることにより、ケース7の内面と水晶片1との間の輻射
による熱伝播の効率を高めるとともにケース7の内部成
形を容易にするようにしたものである。
【0009】また、第3の発明による水晶振動子はケー
ス7の外表面に突起を持たせ、ケース7の外表面にヒー
ター線A8を巻き付ける際にヒーター線A8が脱落しに
くくし、ヒーター線巻き付け時の作業性が向上するよう
にしたものである。
【0010】また、第4の発明による水晶振動子は第1
または第2の発明によるケースに第3の発明の突起をケ
ース7に設け、第1または第2の発明のケース7におい
てヒーター線巻き付け時の作業性が向上するようにした
ものである。
【0011】また、第5の発明による水晶振動子は第3
または第4の発明による水晶振動子において複数の太さ
のヒーター線を交互に巻き付けることにより、ヒーター
線がケース7の外表面と接触していない部分を減らした
ものである。
【0012】また、第6の発明による水晶振動子は、第
3または第4の発明による水晶振動子のケース7の外表
面に複数の凹凸を設け、前記凹部にヒーター線を巻き付
け、加熱域を選択できるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.まずこの発明の実
施の形態1を示す水晶振動子の構成について図1を用い
て説明する。図1はこの発明の実施の形態1を示す水晶
振動子の一断面図である。図1において、1は水晶片で
あって、図においては、例えば円状に切断されている。
3は水晶片1を保持するための部材であって、図におい
ては、例えば長方形のスリットを具備し、スリットに水
晶片1の外周部を内挿して水晶片1を電気的・機械的に
接続している。この部材3は、ベース4から一部が突出
している複数の丸棒状のリード5と立設し、水晶片1と
接続されている。7はケースであって、図においては、
一つの開口部を有し、ケース7の内面は水晶片1に指向
するように例えば鋸状の不連続な平面部9となってい
る。そして、ケース7の開口部はベース4で水晶片1側
が気密封止されるように取り付けられている。
【0014】以上のように実施の形態1では、ケース7
の内面を水晶片1に指向するように例えば鋸状の不連続
な平面部9とすることで、ケース7の内面から水晶片1
への輻射による熱の伝播の効率を上げることが可能とな
る。従って、例えば、特許番号第2559594号の第
1図(b)のようにヒーター線を巻き付けた恒温槽に水
晶振動子を収容し、水晶振動子の内部の水晶片1の温度
を一定に保つような構成の水晶振動子に対して、保温に
要する熱効率の改善を図ることで、ヒーター線の加熱に
要する消費電力の低減を図ることが可能となる。
【0015】実施の形態2.この発明の実施の形態2を
示す水晶振動子の構成について図2を用いて説明する。
図2はこの発明の実施の形態2を示す水晶振動子の一断
面図である。図2において、1は水晶片であって、図に
おいては、例えば円状に切断されている。3は水晶片1
を保持するための部材であって、図においては、例えば
長方形のスリットを具備し、スリットに水晶片1の外周
部を内挿して水晶片1を電気的・機械的に接続してい
る。この部材3は、ベース4から一部が突出している複
数の丸棒状のリード5と立設し、水晶片と接続されてい
る。7はケースであって、図においては、一つの開口部
を有し、ケース7の内面は水晶片1に指向するように皿
状の曲面部10となっている。そして、ケース7の開口
部はベース4で水晶片1側が気密封止されるように取り
付けられている。
【0016】以上のように実施の形態2では、ケース7
の内面を水晶片1に指向するように皿状の曲面部10と
することで、実施の形態1と同様にヒーター線の加熱に
要する消費電力を低減することが可能である。さらに、
ケース7の内部を実施の形態1におけるケース7の内部
形状よりも単純化できるため、ケース7の成形性を向上
できるため、安価な水晶振動子を得ることが可能であ
る。
【0017】実施の形態3.この発明の実施の形態3を
示す水晶振動子の構成について図3を用いて説明する。
図3はこの発明の実施の形態3を示す水晶振動子の一断
面図である。図3において、1は水晶片であって、図に
おいては、例えば円状に切断されている。3は水晶片1
を保持するための部材であって、図においては、例えば
長方形のスリットを具備し、スリットに水晶片1の外周
部を内挿して水晶片1を電気的・機械的に接続してい
る。この部材3は、ベース4から一部が突出している複
数の丸棒状のリード5と立設し、水晶片1と接続されて
いる。7はケースであって、図においては、例えばコ字
型をしており、内面は平らであり、ケース7の外表面に
突起部A11を具備している。このケース7の開口部は
ベース4で水晶片1側が気密封止されるように取り付け
られている。8はヒーター線Aであって、図においては
ケース7の表面に螺旋状に巻き付けられている。
【0018】以上のように実施の形態3では、ケース7
の外表面に突起部が設けられているので、ヒーター線A
11を巻き付ける時に、ケース7の外表面からヒーター
線A11が脱落することを防止することが可能である。
これによりヒーター線A11を巻き付けるときの作業性
が向上し、安価な水晶振動子を得ることが可能である。
【0019】実施の形態4.この発明の実施の形態4を
示す水晶振動子の構成について図4を用いて説明する。
図4はこの発明の実施の形態4を示す水晶振動子の一断
面図である。図4において、1は水晶片であって、図に
おいては、例えば円状に切断されている。3は水晶片1
を保持するための部材であって、図においては、例えば
長方形のスリットを具備し、スリットに水晶片1の外周
部を内挿して水晶片1を電気的・機械的に接続してい
る。この部材3は、ベース4から一部が突出している複
数の丸棒状のリード5と立設し、水晶片と接続されてい
る。7はケースであって、図においては、一つの開口部
を有し、ケース7の内面は実施の形態1または実施の形
態2と同様であり、ケース7の外表面は実施の形態3と
同様である。このケース7の開口部はベース4で水晶片
1側が気密封止されるように取り付けられている。8は
ヒーター線Aであって、図においてはケース7の表面に
螺旋状に巻き付けられている。
【0020】以上のように実施の形態4では、実施の形
態1または2の水晶振動子に対し、例えば恒温槽を使用
せずヒーター線A8を直接ケース7の外表面に巻き付け
ることが可能となり、より熱容量を下げることができる
ので、ヒーター線A8を加熱するのに要する消費電力を
低減することが可能である。さらに、実施の形態3と同
様にヒーター線A8をケース7の外表面に巻き付ける時
の作業性が向上するので、安価な水晶振動子を得ること
ができる。
【0021】実施の形態5.この発明の実施の形態5を
示す水晶振動子の構成について図5を用いて説明する。
図5はこの発明の実施の形態5を示す水晶振動子の一断
面図である。図5において、1は水晶片であって、図に
おいては、例えば円状に切断されている。3は水晶片1
を保持するための部材であって、図においては、例えば
長方形のスリットを具備し、スリットに水晶片1の外周
部を内挿して水晶片1を電気的・機械的に接続してい
る。この部材3は、ベース4から一部が突出している複
数の丸棒状のリード5と立設し、水晶片と接続されてい
る。7はケースであって、ケース7内面は実施の形態3
同様であり、ケース7の外表面には実施の形態3同様で
ある。このケース7の開口部はベース4で水晶片1側が
気密封止されるように取り付けられている。8はヒータ
ー線Aであって、図においてはケース7の表面に螺旋状
に巻き付けられている。12はヒーター線Aとは太さの
異なるヒーター線Bであって、図においては隣接するヒ
ーター線A8とケース7の外表面との間の隙間に螺旋状
に巻き付けられている。
【0022】以上のように実施の形態5では、隣り合う
ヒーター線A8とケース7外表面との間の隙間に新たに
ヒーター線A8とは太さの異なるヒーター線B12を巻
き付けることにより、ヒーター線の接触していない部分
を削減することが可能であり、ヒーター線とケース7の
外表面との間の有効伝熱面積を拡大することが可能であ
る。これにより、ヒーター線を加熱するのに要する消費
電力を低減することが可能となる。
【0023】実施の形態6.この発明の実施の形態6を
示す水晶振動子の構成について図6を用いて説明する。
図6はこの発明の実施の形態6を示す水晶振動子の一断
面図である。図6において、1は水晶片であって、図に
おいては、例えば円状に切断されている。3は水晶片1
を保持するための部材であって、図においては、例えば
長方形のスリットを具備し、スリットに水晶片1の外周
部を内挿して水晶片1を電気的・機械的に接続してい
る。この部材3は、ベース4から一部が突出している複
数の丸棒状のリード5と立設し、水晶片と接続されてい
る。7はケースであって、ケース7内面は実施の形態1
または2と同様であり、ケース7の外表面には、突起部
A11と突起部B13が設けてある。このケース7の開
口部はベース4で水晶片1側が気密封止されるように取
り付けられている。8はヒーター線Aであって、図にお
いては突起部B13によって二つに分けられた区域の上
段部のケース7の外表面に螺旋状に巻き付けられてい
る。12はヒーター線Aとは太さの異なるヒーター線B
であって、図においては突起部B13によって分けられ
た二つの区域の下段部のケース7の外表面に螺旋状に巻
き付けられている。
【0024】以上のように実施の形態6では、ケース7
は外表面に具備された突起部B13により二つの区域に
分けられており、具備された突起B13の位置は選択で
きるようになっているため、二種類のヒーター線の組み
合わせによって最適な加熱域を選択することが可能であ
る。これにより、ヒーター線の加熱を最適化することが
可能となり、消費電力が小さい水晶振動子が得られる。
【0025】
【発明の効果】第1の発明によれば、ケースの内面に水
晶片に指向するように例えば鋸状の不連続な平面部とす
ることで、ケース内面と水晶片との間の輻射による熱伝
播の効率を上げることができ、ヒーター線の加熱に必要
な消費電力を低減できる。
【0026】また、第2の発明によれば、ケースの内面
に水晶片に指向するように皿状の曲面部を有することに
より、ケース内面と水晶片との間の輻射による熱伝播の
効率を高めることができる。さらに、ケースの形状を単
純化し、ケース内部の成形を容易にしたことにより、第
1の発明の効果に加えて、より安価な水晶振動子を得る
ことができる。
【0027】また、第3の発明によれば、ケースの外表
面に突起を持たせることにより、ケースの外表面にヒー
ター線を巻き付ける時の脱落を防止することが可能であ
るので、ヒーター線を巻き付ける時の作業性が向上し、
安価な水晶振動子を得ることができる。
【0028】また、第4の発明によれば、ケースの外表
面に直接ヒーター線を巻き付けることで、より熱容量が
下がり、ケース内部の水晶片を短時間で加熱することが
可能となり、ヒーター線を加熱するのに要する消費電力
を低減できる。さらに、第3の発明と同様にヒーター線
をケース外表面に巻き付ける時の作業性が向上するの
で、安価な水晶振動子を得ることができる。
【0029】また、第5の発明によれば、太さの異なる
ヒーター線をそれぞれヒーター線とケース外表面との間
の隙間を埋めるように巻き付け、ヒーター線とケース外
表面との間の熱伝導に有効な接触面積が増大することに
より、ヒーター線を加熱するのに要する消費電力を低減
することが可能となる。
【0030】また、第6の発明によれば、ケース外表面
の任意の位置に突起を設けて2以上の区域に分け、それ
ぞれの区域に対し、複数のヒーター線を用いてケースを
加熱できる構成にしたことにより、水晶片を保温するの
に最適な加熱域を選択できることが可能となり、水晶振
動子の加熱を最適化することが可能となり、ヒーター線
を加熱するのに要する消費電力を低減することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による水晶振動子の実施の形態1の
断面図を示す図である。
【図2】 この発明による水晶振動子の実施の形態2の
断面図を示す図である。
【図3】 この発明による水晶振動子の実施の形態3の
断面図を示す図である。
【図4】 この発明による水晶振動子の実施の形態4の
断面図を示す図である。
【図5】 この発明による水晶振動子の実施の形態5の
断面図を示す図である。
【図6】 この発明による水晶振動子の実施の形態6の
断面図を示す図である。
【図7】 従来の水晶振動子の断面図を示す図である。
【符号の説明】
1 水晶片、2 電極、3 水晶片と電極を保持する部
材、4 ベース、5リード、6 絶縁部、7 ケース、
8 ヒーター線A、9 不連続な平面部、10 曲面
部、11 突起部A、12 ヒーター線B、13 突起
部B。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水晶片と、前記水晶片を挟持した一対の
    電極と、前記水晶片と前記電極を保持するためのスリッ
    トを有する角材状の部材と、前記部材を電気的に接続す
    るための一対の丸棒状のリードと、前記リードの一部を
    絶縁部材を介して突出させたベースと、前記水晶片、前
    記電極、および前記部材を気密封止するために前記ベー
    スに取付けたコ字型ケースとで構成した水晶振動子にお
    いて、前記ケース内面に、ケース内部に収容された水晶
    片に指向するように鋸状の不連続な平面を設けたことを
    特徴とする水晶振動子。
  2. 【請求項2】 水晶片と、前記水晶片を挟持した一対の
    電極と、前記水晶片と前記電極を保持するためのスリッ
    トを有する角材状の部材と、前記部材を電気的に接続す
    るための一対の丸棒状のリードと、前記リードの一部を
    絶縁部材を介して突出させたベースと、前記水晶片、前
    記電極、および前記部材を気密封止するために前記ベー
    スに取付けたコ字型ケースとで構成した水晶振動子にお
    いて、上記ケース内面に、ケース内部に収容された水晶
    片に指向するように皿状の曲面を設けたことを特徴とす
    る水晶振動子。
  3. 【請求項3】 水晶片と、前記水晶片を挟持した一対の
    電極と、前記水晶片と前記電極を保持するためのスリッ
    トを有する角材状の部材と、前記部材を電気的に接続す
    るための一対の丸棒状のリードと、前記リードの一部を
    絶縁部材を介して突出させたベースと、前記水晶片、前
    記電極、および前記部材を気密封止するために前記ベー
    スに取付けたコ字型ケースと、前記ケースを加熱するた
    めに前記ケース外表面に螺旋状に巻き付けられたヒータ
    ー線とで構成される水晶振動子において、前記ケースの
    外表面に突起部を設けたことを特徴とする水晶振動子。
  4. 【請求項4】 前記ケース内面に水晶片に指向するよう
    な不連続な平面あるいは曲面を設けたことを特徴とする
    請求項3記載の水晶振動子。
  5. 【請求項5】 前記ケース外表面に複数の太さのヒータ
    ー線を交互に巻きつけたことを特徴とする請求項3また
    は4記載の水晶振動子。
  6. 【請求項6】 前記ケース外表面に複数の凹凸を設け、
    前記凹部にヒーター線を巻き付けることを特徴とする請
    求項3または4記載の水晶振動子。
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