JP2000200739A - 電気二重層キャパシタおよび同キャパシタの製造方法 - Google Patents

電気二重層キャパシタおよび同キャパシタの製造方法

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JP2000200739A
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case
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Hiroshi Mizutani
浩 水谷
Hiroyuki Katsukawa
裕幸 勝川
Michio Okamura
廸夫 岡村
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NGK Insulators Ltd
Okamura Laboratory Inc
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OKAMURA KENKYUSHO KK
NGK Insulators Ltd
Okamura Laboratory Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気二重層キャパシタを使用するときに発生
する二酸化炭素ガスの発生源を除去し、電気二重層キャ
パシタのケースの内圧の上昇を排除し、実質的に使用に
よる特性低下のない電気二重層キャパシタおよびその製
造方法の提供。 【解決手段】 電気二重層キャパシタを製造する工程に
於ける最終工程である電気二重層キャパシタのケースを
封止する前の段階で特定の電圧を印加通電することによ
り使用時に劣化の原因となる残存水分や分解により水分
を発生する官能基を除去することにより上記の課題を達
成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、電気二重層キャ
パシタおよび同キャパシタの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 電気二重層キャパシタは、サイズも小
型化が可能で、かつ軽量であることに加えて、ニッケル
−カドミウム二次電池に比較して、その1回当たりの充
電容量は約80分の1から約60分の1と低いものの、
充放電時に化学反応を伴わないために、原理的に充放電
による劣化がなく、充電も短時間にできるという利点を
有している。充放電サイクルもほぼ半永久的であり、基
本的には特性劣化も起こさず、使用可能温度範囲も広
く、ショートしてもキャパシタそのものが破壊されるこ
とはないという二次電池にない特性を有している。従っ
て、各種電子機器のバックアップ電池として幅広く使用
されており、また、電池、蓄電池等の代替品として、例
えば、電気自動車や、点火装置用電源としてその利用が
検討されているところである。
【0003】 ところで、電気二重層キャパシタは、そ
の主要素材として炭素繊維や炭素微粉を使用しているた
めに、炭素繊維や炭素微粉の製造段階のみならず、最終
製品の電気二重層キャパシタを製造するまでの各工程
で、その表面に吸着された水分や分解により水分を生成
する官能基が炭素繊維や炭素微粉の内部に吸蔵されたま
ま最終製品である電気二重層キャパシタが製造される
と、様々な障害が発生する。勿論、電気二重層キャパシ
タの主要素材である炭素繊維や炭素微粉については、使
用前に、その表面を処理する方法が提案されており、可
成りの改善が認められている。しかし、電気二重層キャ
パシタの製造工程で吸着されるこれらの物質の除去方法
としては特別な方法がない。僅かに、電気二重層キャパ
シタの最終組立工程において水分を吸着することがない
ように、充分に乾燥した電気二重層キャパシタ用の分極
性電極を、水分を一定の量以下に制御し、かつ内部の雰
囲気をアルゴン雰囲気下に置換した組立室、即ち、グロ
ーブボックス内で組立、封止する方法が採用されている
のが現状である。
【0004】 しかしながら、この方法では、組立工程
での水分吸収量を一定水準以下に制御することは可能で
あるが、各種の材料の組立前乾燥工程では完全に除去で
きなかった残存水分や、乾燥工程では本質的に除去でき
ない、電気二重層キャパシタの製造工程に於いて不可避
的に電気二重層キャパシタの各部品中に含有されるグリ
コール、フッ酸などの水分を吸収固定する作用を有する
官能基を有する化合物を完全に除去することは当然のこ
とながらできない。ところが、この様な状態で電気二重
層キャパシタを使用すると、残存水分や活性炭の官能基
が電極材料の主成分である炭素と反応して二酸化炭素ガ
スを発生させて、電気二重層キャパシタのケースの内圧
を上昇させて、キャパシタの特性の低下を引き起こすと
いう欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、上記の様
な従来の方法で製造された電気二重層キャパシタを使用
するときに発生する二酸化炭素ガスの発生源を除去し、
電気二重層キャパシタのケースの内圧の上昇を完全に排
除し、使用による特性の低下を起こさない電気二重層キ
ャパシタおよびその製造方法を提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明者らは、上記の
課題を解決するために種々検討した結果、電気二重層キ
ャパシタを製造する工程に於ける最終工程である電気二
重層キャパシタのケースを封止する前の段階で特定の電
圧を印加通電することにより使用時に劣化の原因となる
残存水分や分解して水分を生成する官能基を除去するこ
とにより上記の課題を解決できることを見いだして、本
発明を完成させたものである。さらに、本発明に係る製
造方法によれば、反復使用によっても劣化を実質的に引
き起こすことのない電気二重層キャパシタが提供される
ことを見いだして、本発明を完成させたものである。即
ち、本発明によれば、分極性電極、セパレータ、集電電
極を組み合わせ、組み合わせ後このものに電解液を加
え、ケース内に収納し、電気二重層キャパシタを組立
て、ケースを封止する前に電気二重層キャパシタに使用
電圧を上回り、かつ電解液の分解電圧未満の電圧をある
一定時間印加通電することを特徴とする電気二重層キャ
パシタの製造方法、および分極性電極、セパレータ、集
電電極、および電解液と上記材料を収納したケースとか
らなり、ケース内には実質的に水分および官能基を有す
る化合物を含まないことを特徴とする電気二重層キャパ
シタが提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】 本発明の第1の側面に係る電気
二重層キャパシタの製造方法は、電気二重層キャパシタ
の最終製造工程である電気二重層キャパシタ用の各部品
を電気二重層キャパシタ用のケ−ス内に収納し、これに
電解液を加えたのち同ケ−スを封止する前に、該キャパ
シタの端子に同キャパシタの使用電圧を上回り、かつ電
解液の分解電圧以下の電圧を印加通電することにより分
極性電極の主要素材である炭素繊維または炭素微粉に吸
蔵されている水分や分解して水分を生成する官能基を分
解除去することを特徴とする方法である。この特定の電
圧を印加通電するという操作により、これらの物質から
発生した酸素は、上記炭素の一部分と反応して二酸化炭
素ガスとなりこれを系外に吸引、除去することにより水
分量として測定したとき、実質的に零といえる水準、即
ち、カールフィシャー法により残存水分を測定すると
き、30ppm以下、好ましくは10ppm以下、さら
に好ましくは5ppm以下の水準まで容易に除去するこ
とができる。
【0008】 本発明に係る製造方法において使用する
電気二重層キャパシタ用の部品としては、分極性電極、
セパレータ、集電電極等の通常電気二重層キャパシタ用
部品として使用されるものであれば、特に制限なく使用
可能である。即ち、本発明においては、分極性電極は、
所定の容量密度と耐電圧性を充足する限り、その製造方
法の如何に拘わらず使用できる。係る分極性電極の製造
方法は当業者の間においては公知である。しかしなが
ら、できるだけ、水分を吸収しないような条件で製造さ
れたものが好ましいことは、ことの性質上明らかであろ
う。セパレータとしては、やはり公知のものが使用で
き、例えば、ポリオレフィン系樹脂製の微孔性フィル
ム、不織布等のセルロース系多孔質材料、等が使用でき
る。
【0009】 集電電極としては、やはり電気二重層キ
ャパシタに使用されている公知の材質のもの、例えば、
純度99.8%以上の純アルミエッチド箔が使用でき
る。電解液としては非水系のもので、公知のもの、例え
ば、炭酸プロピレン、γ−ブチロラクトン、アセトニト
リル、ジメチルホルムアミド等の溶媒に第4級アンモニ
ウム塩、ホスフォニウム塩等の溶質を溶解して調製した
ものが使用される。収納用のケースとしては、金属製の
もの、例えば、ステンレス製のものやアルミニウム製の
ものが使用される。
【0010】 本発明に係る電気二重層キャパシタの製
造方法において、電解液を加えたのち同ケ−スを封止す
る前に、該キャパシタの端子を通して印加通電される電
圧の値は、同キャパシタの使用電圧を上回ると共に、電
解液の分解電圧以下の電圧であることを要する。使用電
圧以下では、各種材料、特に分極性電極を構成する炭素
の表面に吸蔵された水分や官能基を充分に分解、除去す
ることができないからである。通常非水系電解液では、
2.7ボルト〜3.5ボルトの電圧を印加通電すればよ
い。また、電解液の分解が起こるような電圧では、製品
の性能そのものが損なわれるから好ましくない。印加通
電する時間は、通常、分極性電極の厚さに応じて2時間
〜24時間印加する。所望により、吸引した気体中の二
酸化炭素ガスの濃度をモニターすることにより、二酸化
炭素ガスの発生量が少なくなり横這い状態となることに
よって、印加通電時間の長さを決めることも可能であ
る。印加通電は、できれば、60℃以上で、かつ電解液
の溶媒の沸点未満、または変質温度未満に加温して行う
ことが処理を短時間で完了させるためには好ましい。
【0011】 印加通電することにより、各種材料、特
に分極性電極に吸蔵された水分や官能基を電気分解し、
酸素を発生させ、発生した酸素を分極性電極を構成する
炭素と反応させて、二酸化炭素ガスに変えて除去するこ
ととなる。その際に、発生した二酸化炭素ガスを吸引し
て系外に取り除くことが好ましい。吸引のためには、収
納用ケースに吸引孔を設けておくことが好ましい。特
に、本発明の第2の態様においては、吸引用のポンプに
つながれた吸引ホースが容易に着脱できる吸引ホース装
着用部材が該ケースから突出して吸引孔を形成している
ことが好ましい。さらに好ましくは、この突出して形成
されている吸引ホース装着用部材が熱可塑性樹脂製であ
れば、印加通電作業が終了すると同時に、該吸引用部材
を加熱し溶融することにより、容易に封止することがで
きる。
【0012】 吸引は、電解液が吐出しないような条件
下で行うことが必要である。電解液により当然に異なる
ものであるから、事前に充分に適切な吸引力を確認して
おくことが好ましい。通常は、ケース内の内圧が1Pa
〜10Pa程度となるように定めればよい。本発明に係
る製造方法における吸引の際に使用する装置を模式的に
示せば、図1に示した様になる。電気二重層キャパシタ
の内圧が大気圧に比較して著しく減圧となることは電気
二重層キャパシタのケース内への水分が透過し易くなる
ために寿命を短くすることがあるので好ましくない。場
合によっては、印加通電が終了した時点でケース内に乾
燥空気や乾燥不活性ガス、例えば、アルゴン、窒素ガ
ス、二酸化炭素ガス等を吹き込み内圧を大気圧と同程度
に調整することが好ましい。勿論、印加通電中に乾燥空
気や乾燥不活性ガスを吹き込みつつ、発生した二酸化炭
素ガスを置換、排気する方法を採用してもよい。なお、
ここで乾燥空気或いは乾燥不活性ガスとは、その中に含
まれる水分量が5ppm以下、好ましくは1ppm以下
のものをいう。
【0013】 なお、必要に応じ、印加終了後直ちに電
解液を交換して、印加通電中に生ずるかもしれない電解
液の劣化等を排除することが好ましい。この電解液の交
換は、充電状態で行うことが好ましい。充電状態では分
極性電極の表面にイオンが吸着された状態となってお
り、電解液中のイオン濃度は低い。このため、規定のイ
オン濃度の新しい電解液と交換することで、全体のイオ
ン量を増大させ、静電容量を増加させたり、内部抵抗を
低減させることができるので好ましい。
【0014】 本発明の第2の側面である、本発明に係
る電気二重層キャパシタの製造方法により製造された電
気二重層キャパシタは、実質的に水分や官能基を含む化
合物を含まないので、10,000サイクル繰り返し充
放電を繰り返しても、静電容量の低下が5%以下、内部
抵抗の増加が10%以下と顕著な性能の劣化は認められ
ないという優れた特性を有している。
【0015】
【実施例】 次に、本発明を実施例を用いてさらに詳し
く説明するが、本発明はこれらの実施例に限られるもの
ではない。なお、以下に示す方法より静電容量の低下、
および内部抵抗の増加を測定して、電気二重層キャパシ
タの性能を評価した。
【0016】(静電容量の低下の測定法)被検サンプル
を定格電圧で20分以上充電した後、所定の定電流で放
電させる。放電開始直後の電圧降下した時点t1での電
圧V1から放電終止電圧V2に至るまでの時間t2までの
放電電力の積分値
【0017】
【数1】
【0018】
【数2】 により求める。
【0019】(内部抵抗の増加の測定法)被検サンプル
を定格電圧で20分以上充電した後、所定の定電流で放
電させる。放電開始直後の電圧降下量(V0−V1)と
放電電流Iから内部抵抗値Rを下式
【0020】
【数3】R=(V0−V1)/I により求める。
【0021】 なお、通電が終了次第、吸引用部材を加
熱溶融すると共に、ケースを常法に従い封止めした。こ
のものを用いて充放電を10,000サイクル繰り返し
たが、静電容量の低下は5%以内で、また内部抵抗の増
加は10%以内であり、特に顕著な特性劣化は認められ
なかった。
【0022】(実施例1)水蒸気賦活活性炭を使用して
製造した100ppmの水分を残存水分量として含んだ
分極性電極と、真空乾燥により充分に乾燥したセパレー
タ、および集電電極を使用し、ポリプロピレン製の吸引
用部材が取り付けられたケース内に組み込み、非水系の
電解液を加えた後、ケースの封止前に、図1に模式的に
示した装置を用い、前記吸引用部材から吸引しつつ、
3.0ボルトの電圧を24時間印可通電した。この印可
通電により残存水分の分解により発生してくる酸素を分
極性電極に使用されている炭素微粉と反応させて二酸化
炭素ガスとして、これを系外に除去した。印可通電終了
後、吸引用部材を加熱溶融すると共に、ケースを常法に
より封止して、電気二重層キャパシタを製造した。この
ものを用いて充放電を10,000サイクル繰り返した
が、静電容量の低下は5%以内で、内部抵抗の増加は1
0%以内であり、特に顕著な特性劣化は認められなかっ
た。
【0023】(実施例2)水蒸気賦活活性炭に代えてカ
リウム賦活活性炭を用いた残存水分量が100ppmの
水分を含む分極性電極を使用したこと以外は、実施例1
と同様の操作により、電気二重層キャパシタを製造し
た。得られたキャパシタは充放電を10,000サイク
ル繰り返したが、静電容量の低下は5%以内で、内部抵
抗の増加は10%以内であり、特に顕著な特性劣化は認
められなかった。
【0024】(比較例1)印加通電および吸引をしなか
った以外は、実施例1と同様にして電気二重層キャパシ
タを製造した。得られた電気二重層キャパシタは、1
0,000サイクルの充放電を繰り返したところ、静電
容量の低下は15%で、内部抵抗の増加は25%であ
り、特性の著しい著しい低下が認められた。
【0025】
【発明の効果】 電気二重層キャパシタを製造する工程
に於ける最終工程である電気二重層キャパシタのケース
を封止する前の段階で特定の電圧を印加することにより
使用時に劣化の原因となる残存水分や分解により水分を
生成する官能基を除去することにより長時間使用しても
実質的に劣化のない電気二重層キャパシタが得られる。
また、収納用のケ−スに突出させて取り付けられた熱可
塑性樹脂製の吸引用部材を印加通電作業の終了と同時
に、加熱、溶融することにより、容易に封止することが
できるという効果が得られる本発明に係る電気二重層キ
ャパシタは、使用劣化の大きな要因である水分などを実
質的に含まないので、長期間使用しても性能低下が認め
られない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る製造方法に使用する装置の概要
図である。
【符号の説明】
1…電気二重層キャパシタ、2…吸引孔、3…印加通電
用回路、4…吸引用ポンプ、5…吸引用ホース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝川 裕幸 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 岡村 廸夫 神奈川県横浜市南区南太田2丁目19番6号 株式会社岡村研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分極性電極、セパレータ、集電電極を組
    み合わせ、組み合わせ後このものに電解液を加え、ケー
    ス内に収納し、電気二重層キャパシタを組立て、ケース
    を封止する前に電気二重層キャパシタに使用電圧を上回
    り、かつ電解液の分解電圧未満の電圧をある一定時間印
    加通電することを特徴とする電気二重層キャパシタの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 さらに電圧を印加通電後に電解液を入れ
    替えることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 該印加通電を少なくとも60℃以上の高
    温下で行うことを特徴とする請求項1または2に記載の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 該印加通電を吸引下で行うことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 吸引用の孔が設けられていることを特徴
    とする電気二重層キャパシタ用収納ケース。
  6. 【請求項6】 該吸引用の孔が加熱により封止できる熱
    可塑性樹脂により形成されていることを特徴とする請求
    項5に記載の電気二重層キャパシタ用収納ケース。
  7. 【請求項7】 分極性電極、セパレータ、集電電極、お
    よび電解液と上記材料を収納したケースとからなり、ケ
    ース内には実質的に水分および官能基を有する化合物を
    含まないことを特徴とする電気二重層キャパシタ。
  8. 【請求項8】 該ケースに設けられている加熱により封
    止できる熱可塑性樹脂により形成されている吸引用の孔
    が加熱により封止されていることを特徴とする請求項7
    に記載の電気二重層キャパシタ。
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