JP2000199790A - 合成開口レ―ダ装置及び合成開口レ―ダの像再生方法 - Google Patents

合成開口レ―ダ装置及び合成開口レ―ダの像再生方法

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JP2000199790A
JP2000199790A JP11001228A JP122899A JP2000199790A JP 2000199790 A JP2000199790 A JP 2000199790A JP 11001228 A JP11001228 A JP 11001228A JP 122899 A JP122899 A JP 122899A JP 2000199790 A JP2000199790 A JP 2000199790A
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Hideki Hasegawa
秀樹 長谷川
Masafumi Iwamoto
雅史 岩本
Tetsuo Kirimoto
哲郎 桐本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 速度誤差及び測距誤差も除去する合成開口レ
ーダ像再生方法を得る。 【解決手段】 画像処理部が、レーダプラットフォーム
の影響をレーダ受信信号より除去する1、リニアFM変
調し帯域拡張した送信パルスにより距離分解能を改善す
る2、反射信号記録レンジの遷移を補償する14、1レ
ンジのデータ列を選択する5、選択データ列をフーリエ
変換する15、アジマス圧縮用アジマス参照信号を作成
しデータ列と乗算する16、データ列を同長の2データ
列に分割し逆フーリエ変換する6、逆フーリエ変換した
2データの相互相関をとりピーク位置を求める8、該ピ
ーク位置から測距誤差量を概算する19、誤差量減少の
データに再び上記処理を行い徐々に算出精度を上げ繰り
返し処理制御をする20、誤差量を求めそれを反映させ
参照信号を計算する21、参照信号を用いて角度分解能
を改善する18を備ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は航空機や衛星に搭
載する合成開口レーダに係り、特に地表や海面を広域に
わたって観測し、画像化するときの合成開口レーダ装置
及び合成開口レーダの像再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の合成開口レーダ装置として
は、図7に示すようなものがあった。図7は、W.G.Carr
ara, R.S.Goodman, R.M.Majewski, "Spotlight Synthet
ic Aperture Radar", Artech House,1995年の24
7〜248ページに記載されたFigures.6.1、6.2
から想定される合成開口レーダ装置の構成図である。こ
の像再生方法はPolar Format(ポーラフォーマット)と呼
ばれている。また、図8は、図7の構成図の画像処理部
32を詳細に示した構成図である。この装置はMapDrift
(マップドリフト)と呼ばれるオートフォーカス機能を備
え、レーダプラットフォームの速度誤差によって生じる
2次の位相誤差に起因する画像の分解能劣化を除去する
ことが目的である。
【0003】構成図において、26は送信部で、高周波
パルス信号を発生する部分。27は送受信アンテナで、
レーダプラットフォームに搭載され、前記高周波パルス
信号を観測領域へ照射するとともに、前記観測領域で反
射したエコー信号を収集する部分。28は観測領域で、
前記高周波パルス信号が照射される領域。30は、送受
信切替部で送信と受信を切替える部分。31は受信部
で、送受信アンテナ27が受信した信号を増幅する部
分。32は画像処理部で、受信部31からの信号を用い
て像再生する部分で、これは以降で詳細に述べる。これ
ら、構成図の26から31は、以降全ての構成で共通の
ものであるため、これ以降では省略する。
【0004】1は動揺補償処理部で、レーダプラットフ
ォームの動揺による影響をレーダの受信信号より除去す
る部分。2はパルス圧縮処理部で、リニアFM変調して
帯域を拡張した送信パルスに対して、周波数対遅延時間
特性が送信側と対になる分散型遅延線を利用して分解能
の高いパルス波形を得て距離分解能を改善する処理をす
る部分。3はPolar Format処理部で、アンテナと目標の
距離変化によって生じるレンジマイグレーションと位相
変化を補償する部分。4はレンジFFT部で、レンジ方
向にフーリエ変換を施してレンジの分解能を改善する部
分。
【0005】5は1レンジ選択部で、任意の1レンジの
データ列を選択する部分。6はアジマス開口分割部で、
選択した1レンジのデータ列を同じ長さの2つのデータ
列に分割する部分。7はアジマスFFT部で、2つに分
割したデータ列を各々フーリエ変換する部分(以下、フ
ーリエ変換後のそれぞれのデータをMapと称する)。
8はMap相互相関部で、2つのMapの相互相関をと
る部分であり、これにより、2次位相誤差に起因する2
つのMapのシフト量を計算する。9は2次位相誤差算
出部で、Map相互相関部で計算した2つのMapのシ
フト量から2次位相誤差量を求める部分。10は誤差除
去部で、求めた2次位相誤差量をデータ列から除去する
部分。
【0006】11は収束判定部で、誤差があらかじめ定
めた一定値以内に減少していなければ、6のアジマス開
口分割部に処理を戻し、誤差が収束していれば処理を続
ける部分。12は全レンジ誤差除去部で、算出した誤差
を全てのレンジに渡って除去する部分。13は全レンジ
アジマスFFT部で、全てのレンジにアジマス方向のフ
ーリエ変換をすることで合成開口レーダの画像を生成し
て処理を終了する。
【0007】次に動作について図9のフローチャートと
共に説明する。図9は、従来の合成開口レーダ装置の動
作を示すフローチャートである。また、図10は、画像
再生処理のステップを詳細に示したものである。まず、
送信部26が高周波パルス信号を発生させ、送受信アン
テナ27で観測領域28へ電磁波を照射する(ステップ
Q1)。送受信アンテナ27が散乱された信号を受信
し、受信部31がそれを増幅する(ステップQ2)。画像
処理部32が、受信部31からの信号を用いて像再生す
る(ステップQ3)。これは、以降で詳細に述べる。これ
ら、フローチャートのQ1からQ3は、以降全てのフロ
ーチャートで共通のものであるため、これ以降では省略
する。
【0008】動揺補償処理部1がレーダプラットフォー
ムの動揺による影響を除去する(ステップR1)。パルス
圧縮処理部2が、リニアFM変調して帯域を拡張した送
信パルスに対して、周波数対遅延時間特性が送信側と対
になる分散型遅延線を利用して分解能の高いパルス波形
を得て距離分解能を改善する(ステップR2)。Polar Fo
rmat処理部3が、アンテナと目標の距離変化によって生
じるレンジマイグレーションと位相変化を補償する(ス
テップR3)。
【0009】レンジFFT部4は、レンジ方向に並ぶデ
ータ列にフーリエ変換を施して、レンジの分解能を改善
する(ステップR4)。1レンジ選択部5が、レンジ方向
フーリエ変換後データの任意の1レンジのデータ列に注
目する(ステップR5)。任意の1レンジのデータ列g
(t)は、2次位相誤差のないデータ列をs(t)とすると
(1)式で表される。ここでb1は2次位相誤差の係数
で、Taは合成開口時間で、観測領域の任意の観測点が
レーダに照射されている間の時間である。また、s(t)
は、フーリエ変換を施すと、信号が一点につみあがるよ
うになっている。
【0010】
【数1】
【0011】このデータ列g(t)を、アジマス開口分割
部6が合成開口時間の1/2の長さの2つのデータ列g
1(t),g2(t)に分割する(ステップR6)。するとg1(t),
2(t)は(2)、(3)式で表される。
【0012】
【数2】
【0013】g1(t),g2(t)をアジマスFFT部7がフ
ーリエ変換して、G1(ω),G2(ω)を得る(ステップR
7,R8)。G1(ω),G2(ω)は(4)、(5)式で表される。
また、(6)、(7)式は(4)、(5)式のS1(ω),S2(ω)(バ
ー省略)を書き下したものである。
【0014】
【数3】
【0015】Map相互相関部8が、この2つのMap
1(ω),G2(ω)の相互相関をとり(ステップR9)、そ
のピーク位置を計算することで(ステップR10)、2つ
のMapのシフト量Δωを計算する。(8)式を仮定する
と、G1(ω),G2(ω)はそれぞれお互いをb1Ta/2だけ
シフトしたものである。これを用いて、2次位相誤差算
出部9がb1を求める。しかし2つのMapは(9)式の
寄与により、フーリエ変換しても、信号が一点につみあ
がらないので、Mapのシフト量の計算値Δωdashには
1に比例した量の誤差が存在する。そのため、2次位相
誤差算出部9が算出する量は、b1に近い値b1dashであ
る(ステップR11)。b1dashを求める式を(10)式に
示す。誤差除去部10が、2次位相誤差量をデータから
除去する(ステップR12)。なお、(8)式の仮定はこの
フォーカスアルゴリズムの前提条件である。
【0016】
【数4】
【0017】収束判定部11が2次位相誤差の収束判定
をする(ステップR13)。ある一定の基準値GAを定め
て、求めた2次位相誤差量の2次係数がその値を越えて
いるかを判定する。係数がGAを越えていたならば再び
アジマス開口分割部6(ステップR6)に戻り上記の処理
を繰り返し、係数がGA以下ならば収束したとして以降
の処理を続ける。
【0018】全レンジ誤差除去部12は、算出した誤差
量を全てのレンジに渡って除去する(ステップR14)。
全レンジアジマスFFT部13が全てのレンジにアジマ
ス方向のフーリエ変換をすることで(ステップR15)、
合成開口レーダの画像を生成して処理を終了する。
【0019】以上でPolar FormatアルゴリズムでのMapD
riftを説明したが、この方法はRange Doppler(レンジド
ップラ)と呼ばれる像再生方法にも適用できる。以下で
その方法を説明する。
【0020】図11は従来の合成開口レーダ装置の構成
図である。この方法は、前述のものとは違う像再生方法
でRange Dopplerと呼ばれている。構成図において、1
と2は動揺補償処理部とパルス圧縮処理部で、前述のも
のと同じものである。
【0021】14はレンジマイグレーション補償処理部
である。観測領域の任意の観測点により散乱された信号
が記録されるレンジは、レーダプラットフォームの運動
によりその間の距離が変化するため刻々と変化する。レ
ンジマイグレーション補償部14は、これを補償し等レ
ンジに並ぶようにデータを並べ変える部分である。
【0022】5は1レンジ選択部で、前述のものと同じ
ものである。15はアジマスFFT部で、選択されたレ
ンジのデータ列をフーリエ変換する部分である。
【0023】16は参照信号作成部で、参照信号を作成
しその複素共役をとってデータ列と乗算する部分。6は
アジマス開口分割部で、参照信号と乗算したデータ列を
同じ長さの2つのデータ列に分割し逆フーリエ変換する
部分。この処理後のデータ列を以後Mapと称する。
【0024】8はMap相互相関部で、2つのMapの
相互相関をとる部分であり、これにより、2次位相誤差
に起因する2つのMapのシフト量を計算する。17は
2次位相誤差算出部で、2つのMapシフト量から2次
位相誤差量を求める部分。10は誤差除去部で、求めた
2次位相誤差をデータ列から除去する部分。
【0025】11は収束判定部で、処理内容は前述のも
のとほぼ同じものであるが、収束していなかった場合処
理をアジマスFFT部15に戻す。
【0026】12は全レンジ誤差除去部で、算出した誤
差量を全てのレンジに渡って除去する部分。18はアジ
マス圧縮処理部で、全てのレンジにアジマス圧縮処理を
することで合成開口レーダの画像を生成して処理を終了
する。
【0027】次に動作について図12のフローチャート
と共に説明する。図12は、従来の合成開口レーダ装置
の動作を示すフローチャートである。
【0028】動揺補償処理部1がレーダプラットフォー
ムの動揺による影響を除去する(ステップS1)。パルス
圧縮処理部2が、リニアFM変調して帯域を拡張した送
信パルスに対して、周波数対遅延時間特性が送信側と対
になる分散型遅延線を利用して分解能の高いパルス波形
を得て距離分解能を改善する(ステップS2)。レンジマ
イグレーション補償処理部14が、受信信号の記録され
るレンジの遷移を補償する(ステップS3)。
【0029】1レンジ選択部5が、レンジマイグレーシ
ョン補償後のデータの任意の1レンジのデータ列に注目
する(ステップS4)。レンジマイグレーション補償を行
ったあとのデータ列s1(t)は、電磁波を後方散乱する物
体が観測領域に点目標として1つしか存在しない場合、
(11)式で表される。ここでR0はレーダプラットフォ
ームが移動する直線軌道と注目しているレンジとの間の
距離で、v1はレーダプラットフォームの移動する速度
で、Aは受信信号の強度で、x1は観測点のアジマス位
置である。また、一般の観測において、(x1+vt)<<R
0のため、(11)式を近似して(12)式とする。
【0030】
【数5】
【0031】このデータ列をアジマスFFT部15がフ
ーリエ変換する(ステップS5)。参照信号作成部16が
参照信号を作成し(ステップS6)、その複素共役をとり
(ステップS7)、フーリエ変換して(ステップS8)、ア
ジマスFFT部からの出力と乗算する(ステップS9)。
【0032】Range Dopplerアルゴリズムでは、レンジ
マイグレーション補償処理後のデータ列のドップラー周
波数をアジマス方向の分解に用いる。受信信号の位相よ
り求められるドップラー周波数fdを(13)式に示す。
【0033】
【数6】
【0034】(13)式の通り、ドップラー周波数fd
アジマス位置に依存する。これより、ドップラー周波数
dを用いたアジマス位置の分解が可能となる。アジマ
ス画像は、アジマス位置が観測領域の中心である反射点
のデータ列を参照信号とし、その複素供役をとったもの
とデータ列との畳み込み演算をすることで求められる。
つまりこれは、参照信号作成部からの出力データ列が、
画像を逆フーリエ変換したものであることを示してい
る。
【0035】アジマス開口分割部6が、データを同じ長
さの2つのデータ列に分割し(ステップS10)、分割し
たデータ列を各々逆フーリエ変換してMapにする(ス
テップS11,S12)。Map相互相関部8が、2つの
Mapの相互相関をとってMapシフト量を求める(ス
テップS13,S14)。2次位相誤差算出部17が2次
位相誤差量を概算し(ステップS15)、誤差除去部10
がその誤差量を除去する(ステップS16)。
【0036】収束判定部11が2次位相誤差の収束判定
をする(ステップS17)。収束していなければアジマス
FFT(ステップS5)まで処理を戻し同様の処理を繰り
返し、収束していれば以降の処理を続ける。
【0037】全レンジ誤差除去部12が算出した誤差を
全てのレンジに渡って除去する(ステップS18)。アジ
マス圧縮処理部18が全てのレンジにアジマス圧縮をす
る(ステップS19)ことで、合成開口レーダの画像を生
成して処理を終了する。
【0038】この装置が求める2次位相誤差の原因の1
例を示す。プラットフォームの速度v1に誤差dv1があ
ったとする。この場合(11)式より、レンジマイグレー
ション補償後のデータs2(t)は(14)式であらわされ
る。(15)式は(14)式の近似式である。よって、MapD
riftを用いることで、この速度誤差量dv1を求めるこ
とが可能である。また、速度誤差があると、アジマス圧
縮したときに、信号が一点につみあがらないため、初期
の分解能が達成できないことも分かる。
【0039】
【数7】
【0040】
【発明が解決しようとする課題】従来の合成開口レーダ
装置は以上のように構成されており、2次位相誤差、す
なわち速度誤差を求めて除去することで再生画像の分解
能劣化を除去していたが、測距誤差については考慮され
ていなかった。
【0041】この発明は、速度誤差に加えて、測距誤差
も除去することを可能とする合成開口レーダ装置及び合
成開口レーダの像再生方法を得ることを目的とする。
【0042】測距誤差は、レンジゲートを開くタイミン
グを調整する装置の補正が正確でなかったり、レーダ装
置が恒温層に入っておらず、高空での観測による温度変
化により、当初の特性と異なった特性が出ることなどで
生じる。図13はレンジゲートを開くタイミングを示す
図である。図13において、34は送信パルスで、35
は後方散乱されて戻ってきたパルスで、36はレンジゲ
ートで、37はレンジゲートを開くタイミングである。
レンジゲート36とは、その間だけアンテナを受信可能
な状態にする時間間隔で、所望の範囲のみを観測するた
めに、この制限を設ける。レンジゲートを開くタイミン
グ37とは、アンテナが信号を送信してからレンジゲー
トを開くまでの時間を表す。
【0043】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明は、高周波パルス信号を発生する送信部と、レーダ
プラットフォームに搭載され、前記高周波パルス信号を
観測領域へ照射するとともに、前記観測領域で反射した
エコー信号を収集する送受信アンテナと、送信と受信を
切替える送受信切替部と、送受信アンテナが受信した信
号を増幅する受信部と、レーダプラットフォームの動揺
の影響をレーダの受信信号より除去する動揺補償処理部
と、リニアFM変調して帯域を拡張した送信パルスを利
用して距離分解能を改善するパルス圧縮処理部と、反射
信号の記録されるレンジ(レーダの電磁波の照射方向の
距離)の遷移を補償するレンジマイグレーション補償処
理部と、任意の1レンジのデータ列を選択する1レンジ
選択部と、選択されたデータ列をフーリエ変換するアジ
マス(レンジと垂直方向の距離)FFT部と、アジマス圧
縮に利用するアジマス参照信号を作成し、それをデータ
列と乗算する参照信号作成部と、データ列を同じ長さの
2つのデータ列に分割し逆フーリエ変換するアジマス開
口分割部と、逆フーリエ変換した2つのデータの相互相
関をとり、そのピーク位置を求めるMap相互相関部
と、そのピーク位置から測距誤差量を概算する測距誤差
算出部と、誤差量の減少したデータに再び上記処理を行
うことで徐々に算出精度を上げるための繰り返し処理の
制御をする収束判定部と、誤差量を求めた後、それを反
映させた参照信号を計算する参照信号作成部と、参照信
号を用いて角度分解能を改善するアジマス圧縮処理部
と、を備えたことを特徴とする合成開口レーダ装置にあ
る。
【0044】またこの発明は、1レンジ選択部の代わり
に、任意の2レンジのデータ列を選択する2レンジ選択
部と、さらに相関のピーク位置から速度誤差量を概算す
る速度誤差算出部と、を備えたことを特徴とする合成開
口レーダ装置にある。
【0045】またこの発明は、2レンジ選択部の代わり
に、任意のNレンジのデータ列を選択し、2レンジのデ
ータ列の組合せをN(N−1)/2個つくるNレンジ選択
部と、さらにN(N−1)/2個の速度誤差量と測距誤差
量の平均を求める平均値導出部と、を備えたことを特徴
とする合成開口レーダ装置にある。
【0046】またこの発明は、高周波パルス信号を送信
するステップと、観測領域で散乱された信号を受信し増
幅するステップと、レーダプラットフォームの動揺の影
響をレーダの受信信号より除去するステップと、リニア
FM変調して帯域を拡張した送信パルスを利用して距離
分解能を改善するステップと、反射信号の記録されるレ
ンジの遷移を補償するステップと、任意の1レンジのデ
ータ列を選択するステップと、選択されたデータ列をフ
ーリエ変換するステップと、アジマス圧縮に利用するア
ジマス圧縮信号を作成し、それをデータ列と乗算するス
テップと、その信号の複素共役をとるステップと、それ
をフーリエ変換するステップと、それをデータ列と乗算
するステップと、データ列を同じ長さの2つのデータ列
に分割するステップと、その2つのデータ列を逆フーリ
エ変換するステップと、逆フーリエ変換した2つのデー
タの相互相関をとるステップと、そのピーク位置を求め
るステップと、そのピーク位置から測距誤差量を概算す
るステップと、誤差量の減少したデータに再び上記処理
を行うことで徐々に算出精度を上げるための繰り返し処
理の制御をするステップと、誤差量を求めた後、それを
反映させた参照信号を計算するステップと、参照信号を
用いて角度分解能を改善するステップと、を含むことを
特徴とする合成開口レーダの像再生方法にある。
【0047】またこの発明は、任意の1レンジのデータ
列を選択するステップの代わりに、任意の2レンジのデ
ータ列を選択するステップと、さらに相関のピーク位置
から速度誤差量を概算するステップと、を含むことを特
徴とする合成開口レーダの像再生方法にある。
【0048】またこの発明は、任意の2レンジのデータ
列を選択するステップの代わりに、任意のNレンジのデ
ータ列を選択し、2レンジのデータ列の組合せをN(N
−1)/2個つくるステップと、さらにその組合せの数
だけ速度誤差量と測距誤差量を求めるステップを繰り返
すステップと、N(N−1)/2個の速度誤差量と測距誤
差量の平均を求めるステップと、を含むことを特徴とす
る合成開口レーダの像再生方法にある。
【0049】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1である合成開口レーダ装置を図1と共に説
明する。図1はこの発明の実施の形態1に係る合成開口
レーダ装置の構成図である。
【0050】図において、1,2,5,6,8,14,15,
16は、従来の技術と同じものである。また、19は測
距誤差算出部で、2つのMapより算出したMapシフ
ト量から測距誤差を概算する。20は収束判定部で、判
定の方法は従来の技術と同じだが、収束しなかった場合
に従来のようにアジマスFFT部15に戻るのではなく
参照信号作成部16に戻る。
【0051】21は参照信号作成部で、算出した誤差を
考慮した参照信号を作成する部分。18はアジマス圧縮
処理部で、参照信号作成部21で作成した参照信号を用
いて、全レンジでアジマス圧縮を行なって画像を生成し
て処理を終了する。
【0052】次に、この実施の形態の動作を図2のフロ
ーチャートと共に説明する。図2は、この発明の実施の
形態1に係る合成開口レーダ装置の動作を示すフローチ
ャートである。フローチャートにおいて、相関結果のピ
ーク位置算出までの処理(ステップT1〜T14)は、従
来の技術と同じものである。
【0053】さて、測距誤差dRが存在した場合、この
場合の受信信号のパルス圧縮後のデータs3(t)は、(1
6)式で表される。ここで、R1はレーダ装置が想定して
いる目標までの距離で、実際の目標までの距離はR1
dRである。また、(17)式は(16)式のRRの近似式
である。
【0054】
【数8】
【0055】このように、測距誤差dRが存在すると、
アジマス圧縮処理で信号が一点につみあがらないため、
初期の分解能を達成できず劣化するが、dRは、MapDri
ftを用いて算出可能である。
【0056】測距誤差算出部19が、(17)式よりdR
を概算する(ステップT15)。収束判定部20が収束判
定をし(ステップT16)、収束していない場合、処理を
参照信号作成部16(ステップT6)まで戻し、参照信号
作成の際に測距誤差を考慮したR1+dRを新たにR1
して処理を続ける。収束した場合は以降の処理を続け
る。
【0057】参照信号作成部21が算出した誤差量を考
慮した参照信号を作成し(ステップT17)、アジマス圧
縮処理部18が、21の参照信号作成部で作成した参照
信号を用いて全レンジでアジマス圧縮を行なって(ステ
ップT18)画像を生成して処理を終了する。
【0058】このように本実施の形態の構成によれば、
MapDriftを改良することで、測距誤差量があっても初期
の分解能を達成できる。
【0059】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2である合成開口レーダ装置を図3と共に説明する。
図3はこの発明の実施の形態2に係る合成開口レーダ装
置の構成図である。構成図において、1,2,14は従来
の技術と同じものである。また、22は2レンジ選択部
で任意の2レンジのデータ列を選択する部分。以降、ア
ジマスFFT部15、参照信号作成部16、アジマス開
口分割部6、Map相互相関部8は、前述のものと処理
は同じであるが、選択した2レンジ分処理をする。
【0060】23は測距誤差算出部で、2つの2組のM
apより算出した2つのMapシフト量から測距誤差量
を概算する部分。33は速度誤差算出部で、2つのMa
pシフト量から速度誤差量を概算する部分。20と21
と18は収束判定部と参照信号作成部とアジマス圧縮処
理部で、前述のものと同じものである。
【0061】次に、この実施例の動作を図4のフローチ
ャートと共に説明する。図4は、この発明の実施の形態
2に係る合成開口レーダ装置の動作を示すフローチャー
トである。フローチャートにおいて、レンジマイグレー
ション補償までの処理(ステップU1〜U3)は従来の技
術と同じものである。
【0062】2レンジ選択部22が、レンジマイグレー
ション補償後のデータの任意の2レンジのデータ列に注
目する(ステップU4)。
【0063】さて、速度誤差dv1と、測距誤差dRが
存在した場合、受信信号のパルス圧縮後のデータ列s
4(t)は(18)式で表される。ここで、R1はレーダ装置
が想定している目標までの距離で、実際の目標までの距
離はR1+dRである。また(19)式は、s4(t)の位相
における時間の2次の項の係数である。
【0064】
【数9】
【0065】任意の2レンジのデータ列に対し、前述と
同じように2つの2組のMapをつくる(ステップU5
〜ステップU17)。この2つの2組のMapより2つ
のMapシフト量を算出し(ステップU18〜U21)、
これと(19)式より、dv1とdRについての二元二次
方程式をつくり、これを解くことでdv1とdRを概算
できる(ステップU22〜U25)。
【0066】収束判定部20が収束判定をし(ステップ
U26)、収束していない場合、処理を参照信号作成部
16(ステップU7)まで戻し、参照信号作成の際に速度
誤差を考慮したv1+dv1をv1とし、測距誤差を考慮
したR1+dRをR1として処理を続ける。収束した場合
は以降の処理を続ける。
【0067】参照信号作成部21が算出した誤差を考慮
した参照信号を作成し(ステップU27)、アジマス圧縮
処理部18が、参照信号作成部21で作成した参照信号
を用いて全レンジでアジマス圧縮を行なって(ステップ
U28)画像を生成して処理を終了する。
【0068】このように本実施の形態の構成によれば、
MapDriftを改良することで、速度誤差量と測距誤差量が
あっても、初期の分解能を達成できる。
【0069】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3である合成開口レーダ装置を図5と共に説明する。
図5はこの発明の実施の形態3に係る合成開口レーダ装
置の構成図である。構成図において、1,2,14は従来
の技術と同じものである。また、24はNレンジ選択部
で任意のNレンジのデータ列を選択する部分。以降、ア
ジマスFFT部15、参照信号作成部16、アジマス開
口分割部6、Map相互相関部8、測距誤差算出部2
3、速度誤差算出部33、収束判定部20は、前述のも
のと処理は同じであるが、2レンジの組合せ数N(N−
1)/2回処理をする。
【0070】25は平均値導出部で、Map相互相関部
から得られるN(N−1)/2個の速度誤差量と測距誤差
量の平均を計算する部分。21と18は参照信号作成部
とアジマス圧縮処理部で、前述のものと同じものであ
る。
【0071】次に、この実施例の動作を図6のフローチ
ャートと共に説明する。図6は、この発明の実施の形態
3に係る合成開口レーダ装置の動作を示すフローチャー
トである。フローチャートにおいて、レンジマイグレー
ション補償までの処理(ステップV1〜V3)は従来の技
術と同じものである。
【0072】Nレンジ選択部24が、レンジマイグレー
ション補償後のデータの任意のNレンジのデータ列に注
目する(ステップV4)。このN個のデータ列から、2レ
ンジを選択する組合せPiをN(N−1)/2個つくる
(ステップV5)(i=1,2,3,...,N(N−1)/2)。
【0073】以降、前述の方法と同じように2つのデー
タ列の組合せから、速度誤差量と測距誤差量を概算する
(ステップV7)。これを2レンジの組合せPiの数N
(N−1)/2だけ繰り返す(ステップV6,V8,V9)。
【0074】平均値導出部25が測距誤差量の平均値を
計算する(ステップV10)。参照信号作成以降の処理
は、前述のものと同じである(ステップV11,V1
2)。
【0075】このように本実施の形態の構成によれば、
求めた速度誤差量と測距誤差量の平均をとることで、こ
れらの値のレンジ毎のばらつきを抑えることが可能とな
る。
【0076】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、MapDri
ftを改良することで、測距誤差量があっても初期の分解
能を達成できる。
【0077】また、MapDriftを改良することで、速度誤
差量と測距誤差量があっても、初期の分解能を達成でき
る。
【0078】さらに、求めた速度誤差量と測距誤差量の
平均をとることで、これらの値のレンジ毎のばらつきを
抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る合成開口レー
ダ装置の画像処理部の構成を示す図である。
【図2】 図1の合成開口レーダ装置の画像処理部の動
作を説明するためのフローチャート図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係る合成開口レー
ダ装置の画像処理部の構成を示す図である。
【図4】 図3の合成開口レーダ装置の画像処理部の動
作を説明するためのフローチャート図である。
【図5】 この発明の実施の形態3に係る合成開口レー
ダ装置の画像処理部の構成を示す図である。
【図6】 図5の合成開口レーダ装置の画像処理部の動
作を説明するためのフローチャート図である。
【図7】 この種の合成開口レーダ装置の全体構成を示
す図である。
【図8】 従来の合成開口レーダ装置の画像処理部を詳
細に示した構成図である。
【図9】 従来の合成開口レーダ装置の動作を説明する
ためのフローチャート図である。
【図10】 従来の合成開口レーダ装置の画像処理部の
動作を説明するためのフローチャート図である。
【図11】 従来の合成開口レーダ装置の別の画像処理
部を詳細に示した構成図である。
【図12】 図11の画像処理部の動作を説明するため
のフローチャート図である。
【図13】 この発明の課題および目的を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 動揺補償処理部、2 パルス圧縮処理部、5 1レ
ンジ選択部、6 アジマス開口分割部、8 Map相互
相関部、14 レンジマイグレーション補償処理部、1
5 アジマスFFT部、16 参照信号作成部、19
測距誤差算出部、20 収束判定部、21 参照信号作
成部、22 2レンジ選択部、23 測距誤差算出部、
24 Nレンジ選択部、25 平均値導出部、26 送
信部、27 送受信アンテナ、30 送受信切替部、3
2 画像処理部、33 速度誤差算出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桐本 哲郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J070 AB01 AC02 AC06 AD08 AF06 AF08 AH04 AH25 AH35 AK22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波パルス信号を発生する送信部と、 レーダプラットフォームに搭載され、前記高周波パルス
    信号を観測領域へ照射するとともに、前記観測領域で反
    射したエコー信号を収集する送受信アンテナと、 送信と受信を切替える送受信切替部と、 送受信アンテナが受信した信号を増幅する受信部と、 レーダプラットフォームの動揺の影響をレーダの受信信
    号より除去する動揺補償処理部と、 リニアFM変調して帯域を拡張した送信パルスを利用し
    て距離分解能を改善するパルス圧縮処理部と、 反射信号の記録されるレンジの遷移を補償するレンジマ
    イグレーション補償処理部と、 任意の1レンジのデータ列を選択する1レンジ選択部
    と、 選択されたデータ列をフーリエ変換するアジマスFFT
    部と、 アジマス圧縮に利用するアジマス参照信号を作成し、そ
    れをデータ列と乗算する参照信号作成部と、 データ列を同じ長さの2つのデータ列に分割し逆フーリ
    エ変換するアジマス開口分割部と、 逆フーリエ変換した2つのデータの相互相関をとり、そ
    のピーク位置を求めるMap相互相関部と、 そのピーク位置から測距誤差量を概算する測距誤差算出
    部と、 誤差量の減少したデータに再び上記処理を行うことで徐
    々に算出精度を上げるための繰り返し処理の制御をする
    収束判定部と、 誤差量を求めた後、それを反映させた参照信号を計算す
    る参照信号作成部と、 参照信号を用いて角度分解能を改善するアジマス圧縮処
    理部と、を備えたことを特徴とする合成開口レーダ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1の装置において、 1レンジ選択部の代わりに、任意の2レンジのデータ列
    を選択する2レンジ選択部と、 相関のピーク位置から速度誤差量を概算する速度誤差算
    出部と、を備えたことを特徴とする合成開口レーダ装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2の装置において、 2レンジ選択部の代わりに、任意のNレンジのデータ列
    を選択し、2レンジのデータ列の組合せをN(N−1)/
    2個つくるNレンジ選択部と、 N(N−1)/2個の速度誤差量と測距誤差量の平均を求
    める平均値導出部と、を備えたことを特徴とする合成開
    口レーダ装置。
  4. 【請求項4】 高周波パルス信号を送信するステップ
    と、 観測領域で散乱された信号を受信し増幅するステップ
    と、 レーダプラットフォームの動揺の影響をレーダの受信信
    号より除去するステップと、 リニアFM変調して帯域を拡張した送信パルスを利用し
    て距離分解能を改善するステップと、 反射信号の記録されるレンジの遷移を補償するステップ
    と、 任意の1レンジのデータ列を選択するステップと、 選択されたデータ列をフーリエ変換するステップと、 アジマス圧縮に利用するアジマス圧縮信号を作成し、そ
    れをデータ列と乗算するステップと、 その信号の複素共役をとるステップと、 それをフーリエ変換するステップと、 それをデータ列と乗算するステップと、 データ列を同じ長さの2つのデータ列に分割するステッ
    プと、 その2つのデータ列を逆フーリエ変換するステップと、 逆フーリエ変換した2つのデータの相互相関をとるステ
    ップと、 そのピーク位置を求めるステップと、 そのピーク位置から測距誤差量を概算するステップと、 誤差量の減少したデータに再び上記処理を行うことで徐
    々に算出精度を上げるための繰り返し処理の制御をする
    ステップと、 誤差量を求めた後、それを反映させた参照信号を計算す
    るステップと、 参照信号を用いて角度分解能を改善するステップと、を
    含むことを特徴とする合成開口レーダの像再生方法。
  5. 【請求項5】 請求項4の方法において、 任意の1レンジのデータ列を選択するステップの代わり
    に、任意の2レンジのデータ列を選択するステップと、 相関のピーク位置から速度誤差量を概算するステップ
    と、を含むことを特徴とする合成開口レーダの像再生方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5の方法において、 任意の2レンジのデータ列を選択するステップの代わり
    に、任意のNレンジのデータ列を選択し、2レンジのデ
    ータ列の組合せをN(N−1)/2個つくるステップと、 その組合せの数だけ速度誤差量と測距誤差量を求めるス
    テップを繰り返すステップと、 N(N−1)/2個の速度誤差量と測距誤差量の平均を求
    めるステップと、を含むことを特徴とする合成開口レー
    ダの像再生方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004198275A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Mitsubishi Electric Corp 合成開口レーダ装置および画像再生方法
JP2008139206A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Mitsubishi Electric Corp 高分解能レーダ装置
CN111650665A (zh) * 2020-05-20 2020-09-11 北京遥测技术研究所 一种带有运动补偿的安检成像系统及其使用方法
CN111964773A (zh) * 2020-07-22 2020-11-20 清华大学 一种基于多个交叠线性调频组的振动信号提取方法及装置
CN115629364A (zh) * 2022-12-22 2023-01-20 中国海洋大学 一种面向动态海面的星载小角度sar海况偏差仿真方法

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