JP2000199717A - ロ―タリ―エンコ―ダ - Google Patents

ロ―タリ―エンコ―ダ

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JP2000199717A
JP2000199717A JP11000814A JP81499A JP2000199717A JP 2000199717 A JP2000199717 A JP 2000199717A JP 11000814 A JP11000814 A JP 11000814A JP 81499 A JP81499 A JP 81499A JP 2000199717 A JP2000199717 A JP 2000199717A
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rotating body
rotary encoder
magnet
magnet pieces
encoder according
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JP11000814A
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Takashi Kayama
俊 香山
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省部品化及び省スペース化を容易に実現でき
るとともに低コスト化を可能にしたロータリーエンコー
ダを提供する。 【解決手段】 物体の移動に連動して回転する回転体2
と、この回転体2の外周に設けたボンド系磁石体3と、
この磁石体3の磁束に感応する磁気感応素子4を備え
る。磁石体3は、回転体2の円周方向の全周にわたり一
定の角度間隔で、かつ回転体2の外周面から離れる方向
に放射状に突出して形成した複数の磁石片3−1〜3−
8を有し、この各磁極片3−1〜3−8の幅は、磁極片
3−1が最も小さく、この磁石片3−1から磁石片3−
8に行くに従い順次増加する幅に形成され、これによ
り、幅の異なる複数の方形波の信号が予め定めた順序で
生成されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体の移動量や移
動方向を検出するのに好適なロータリーエンコーダに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】マウスなどの物体の移動量や移動方向を
検出する手段として、光学的ロータリーエンコーダがあ
り、これらのロータリーエンコーダは、特開平6−18
547号公報などで開示されている。この種のロータリ
ーエンコーダは、物体の移動に連動して回転される円板
を有し、この円板の同一円周上には所定幅のスリットが
一定の間隔で放射状に形成されており、そして、円板を
挟む両面側には、そのスリットに対向して発光素子及び
受光素子のいずれか一方を配設し、円板の回転に伴い、
スリットを透過する発光素子からの断続光を受光素子で
受けることにより、受光素子から出力される信号を波形
整形してパルス信号に変換し、このパルス信号をCPU
に取り込んで処理することにより、物体の移動量や移動
方向を検出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
従来のロータリーエンコーダでは、1つの円板に対して
一対の発光素子と受光素子が必要になるため、マウスの
ように、X、Y2方向の移動量を検出できるようにする
と、2つの円板に対して4個の発光素子と受光素子が必
要になり、部品数が増加するとともにこれら部品の組み
立て工程も増加してコストアップにつながるとともに、
発光素子及び受光素子の設置スペースも増大するため、
その省スペース化にも限界があった。
【0004】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、本発明の目的は、省部品化及び省スペース化を容
易に実現できるとともに低コスト化を可能にしたロータ
リーエンコーダを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のロータリーエンコーダは、物体の移動に連
動して回転する回転体と、前記回転体の円周方向の全周
にわたり形成され、幅の異なる複数の方形波が予め定め
た順序で生成されるように該各方形波に対応する幅で形
成された複数の磁石片と、前記回転体の外周に前記磁石
片に対向して配置され、前記回転体の回転に伴い前記磁
石片の磁束が横切ることにより該磁石片の幅に応じた波
形の信号を出力する磁気感応素子とを備えることを特徴
とする。
【0006】本発明においては、回転体が物体の移動に
連動して回転されることにより、各磁石片の磁束が磁気
感応素子を順次横切ると、磁気感応素子から各磁石片の
幅に対応する波形の信号が順次出力される。この磁気感
応素子から出力される信号のパルス列の発生順序を検出
することにより物体の移動方向を判別し、また、前記信
号のパルス数を検出することにより物体の移動量を算出
することが可能になる。よって、本発明によれば、幅の
異なる複数の方形波の信号を予め定めた順序で生成する
ための磁石片を有する回転体と磁気感応素子を組み合わ
せることで、物体の移動方向及び移動量を検出するため
の信号を発生できるから、回転体及び磁気感応素子は1
つずつで済み、ロータリーエンコーダの省部品化及び省
スペース化が容易に実現できるとともに低コスト化も可
能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のロータリーエンコ
ーダの実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明にかかるロータリーエンコーダの第1の実
施の形態を示す主要部の構成図、図2は図1に示すロー
タリーエンコーダの磁石片付き回転体の物体基板への支
持構造を示す側面図であり、図3は図1に示すロータリ
ーエンコーダにより生成されるパルスの波形図である。
【0008】この図1において、ロータリーエンコーダ
1は、マウスのような物体の移動に連動して回転する軸
状の回転体2と、この回転体2の外周に設けたボンド系
磁石体3と、この磁石体3の磁束に感応するホール素子
または磁気抵抗素子からなる磁気感応素子4を備える。
上記回転体2の両端は、図2に示すように、基板5上に
鉛直に立設した支持部材6A、6B間に燒結メタルから
なる軸受7A、7Bを介して水平に、かつ回転可能に軸
支されている。上記磁石体3は、図1に示すように、回
転体2の円周方向の全周にわたり一定の角度間隔で、か
つ回転体2の外周面から離れる方向に放射状に突出して
形成した複数の磁石片3−1〜3−8を有する。この磁
石片3−1〜3−8は、図1に示す実施の形態では、一
周360度を8等分した半径方向の軸線上に形成され、
そして、この各磁極片3−1〜3−8の幅は、磁極片3
−1が最も小さく、この磁石片3−1から磁石片3−8
に行くに従い順次増加する幅に形成されている。また、
磁石片3−1〜3−8の磁気感応素子4と対向する側は
N極またはS極に着磁されている。
【0009】上記磁気感応素子4には、磁石片3−1〜
3−8の幅と配列順序に応じて磁気感応素子4から出力
される信号を方形波のパルス波形に整形する波形整形回
路(波形整形手段)8が接続されており、この波形整形
回路8には、CPU等から構成される信号処理回路(信
号処理手段)9が接続されている。信号処理回路9は、
波形整形回路8が送出されるパルス列の信号を取り込む
ことにより、このパルス列の発生順序を検出して物体の
移動方向を判別するとともに、パルス数を検出すること
により物体の移動量を算出できるように構成されてい
る。
【0010】上記磁気感応素子4は、磁石体3に対向し
て基板5に配設されており、回転体2の回転につれて各
磁石片3−1〜3−8の磁束が磁気感応素子4を順次横
切ることにより、磁気感応素子4からは各磁石片3−1
〜3−8の幅に応じた信号が磁石片3−1〜3−8の配
列順序に従って出力されるようになっている。また、上
記回転体2には、図2に示すように、マウス等の物体の
移動に連動して回転されるローラ10が同心に設けられ
ている。このローラ10の外周面の一部は基板5を貫通
して基板5の下面に突出され、物体が机等の表面上を移
動する時に、この表面上を転動し、この転動につれて回
転体2を回転するように構成されている。
【0011】上記のように構成されたロータリーエンコ
ーダにおいて、物体が机等の表面上で移動されると、こ
の移動につれて机等の表面に接するローラ10が転動
し、回転体2が回転される。回転体2が回転すると、各
磁石片3−1〜3−8の磁束が磁気感応素子4を順に横
切るため、磁気感応素子4からは各磁石片3−1〜3−
8の幅に応じた信号が磁石片3−1〜3−8の配列順序
に従って出力され、波形整形回路8に入力される。波形
整形回路8では、磁石片3−1〜3−8の幅と配列順序
に応じて磁気感応素子4から出力される信号を方形波の
パルスに波形整形して、図3に示すようなパルス列の信
号を送出する。この図3に示すパルス列は、回転体2が
図1の矢印A方向に回転した場合に発生するものであ
り、このパルス列のうち、パルスP−1は磁石片3−1
に対応し、パルスP−2は磁石片3−2に対応し、以下
同様にして、パルスP−8は磁石片3−8に対応するこ
とになる。なお、回転体2が図1の矢印Aと逆の方向に
回転した場合のパルス列は、図3に示す場合と逆に、パ
ルス幅の最も大きいパルスP−8からパルス幅の最も小
さいパルスP−1の配列順序で発生する。
【0012】信号処理回路9では、波形整形回路8から
送出されるパルス列の信号を取り込むことにより、パル
ス列の発生順序、すなわち図3に示すようなパルス列で
発生しているのか、または図3に示す場合と逆の順序で
発生しているのかを検出して物体の移動方向を判別す
る。そして、この時の発生パルス数を計測することによ
り物体の移動量を算出する。
【0013】このような第1の実施の形態に示すロータ
リーエンコーダによれば、回転体2の外周面に幅の異な
る磁石片3−1〜3−8を一定の角度間隔離して配設
し、この磁石片3−1〜3−8に対向して磁気感応素子
4を配設する構成にしたので、物体の移動方向及び移動
量を検出するための信号を生成する磁石片付き回転体及
び磁気感応素子は1個ずつで済み、このため、ロータリ
ーエンコーダの省部品化が可能になるとともに、これら
部品の省スペース化を容易に実現でき、かつ低コスト化
も可能になる。
【0014】次に、図4により本発明にかかるロータリ
ーエンコーダの第2の実施の形態について説明する。図
4は本発明の第2の実施の形態におけるロータリーエン
コーダの構成図である。この図4において、ロータリー
エンコーダ1は、図1に示す場合と同様に、マウスなど
の物体の移動に連動して回転する軸状の回転体2と、こ
の回転体2の外周に設けたボンド系磁石体3と、この磁
石体3の磁束に感応するホール素子等の磁気感応素子4
を備える。上記磁石体3は、図4に示すように、回転体
2の円周方向の全周にわたり一定の角度間隔で、かつ回
転体2の外周面から離れる方向に放射状に突出して形成
した複数の磁石片3−1〜3−18を有する。この磁石
片3−1〜3−18は、図4に示す実施の形態では、一
周360度を18等分した半径方向の軸線上に形成され
ており、この磁石片3−1〜3−18は複数の組、例え
ば第1ないし第4の組12A〜12Dに分割されてい
る。
【0015】第1の組12Aは幅の大きい1つの磁石片
3−1と幅の小さい2つの磁石片3−2、3−3とから
構成され、第2の組12Bは幅の大きい1つの磁石片3
−4と幅の小さい3つの磁石片3−4〜3−6とから構
成され、第3の組12Cは幅の大きい1つの磁石片3−
7と幅の小さい4つの磁石片3−8〜3−12とから構
成され、第4の組12Dは幅の大きい1つの磁石片3−
13と幅の小さい5つの磁石片3−14〜3−18とか
ら構成されている。これにより、各組12A〜12Dの
幅の小さい磁石片の数は、磁石片3−1の箇所から回転
体2の反時計回り方向に一周するに従い順次多くなるよ
うにしてある。
【0016】上記のように構成されたロータリーエンコ
ーダにおいて、回転体2が物体の移動に連動して、図4
の矢印B方向に回転することにより、各組12A〜12
Dの磁石片3−1〜3−18の磁束が磁気感応素子4を
順番に横切ると、磁気感応素子4からは各磁石片3−1
〜3−18の幅に応じた信号が磁石片3−1〜3−18
の配列順序に従って出力される。この磁気感応素子4か
ら出力される信号を図1に示す場合と同様な波形整形回
路で波形整形することにより、図5に示すようなパルス
列の信号を生成できる。この図5において、パルス列5
1は第1の組12Aの磁石片により生成されるものであ
り、パルス列52は第2の組12Bの磁石片により生成
されるものであり、パルス列53は第3の組12Cの磁
石片により生成されるものであり、パルス列54は第4
の組12Dの磁石片により生成されるものである。な
お、第1ないし第4の組12A〜12Dにおいて形成さ
れる幅の小さい磁石片の数を図4に示す場合と逆の配列
構造にしてもよい。
【0017】上記のように構成されたロータリーエンコ
ーダにおいては、幅の大きい1つの磁石片と幅の小さい
複数の磁石片を1組とする磁石片群を複数組、回転体の
外周面に配列することにより、回転体の一周ごとに予め
定めた順序で発生するパルス列の信号を生成することが
できるから、上記第1の実施に形態と同様な作用効果を
発揮することができる。
【0018】次に、図6により本発明のロータリーエン
コーダをマウスに適用した場合について説明する。図6
において、マウス60を構成する基板61には、マウス
60の移動につれて、いずれの方向にでも回転するボー
ル(回転部材)62が回転可能に設けられており、この
ボール62の一部は基板61を貫通して基板61の下面
に突出する構成になっている。また、ボール62中心と
するX軸と平行な方向及びY軸と平行な方向にそれぞれ
延在する回転体2A、2Bが、基板61に鉛直に立設し
た支持部材63、64により回転可能に軸支されてい
る。この各回転体2A、2Bには、図1に示す構造の磁
石体3A、3B(または、図4に示す構造の磁石体)が
設けられおり、さらに、各回転体2A、2Bには、ボー
ル62の外周面に圧接するローラ(回転伝達部材)65
A、65Bがそれぞれ同心に設けられている。したがっ
て、マウス60の移動につれて回転するボール62の回
転はローラ65A、65Bを介してそれぞれの回転体2
A、2Bに伝達される。また、基板61には、上記磁石
体3A、3Bに相対向して磁気感応素子4A、4Bが配
設されている。
【0019】上記のように構成されたマウス60におい
て、マウス60が机等の表面上で移動されると、その移
動につれてボール62が回転し、ボール62の回転はロ
ーラ65A、65Bを介してそれぞれの回転体2A、2
Bに伝達される。そして、回転体2A、2Bが回転する
ことにより磁石体3A、3Bが回転すると、それぞれの
磁石体3A、3Bの各磁石片から生じる磁束が対応する
磁気感応素子4A、4Bを横切るため、磁気感応素子4
A、4Bからは図3に示すような波形のパルス列の信号
が出力される。この磁気感応素子4A、4Bから出力さ
れる信号はX成分、Y成分に相当するパルス列となり、
このX及びY成分のパルス列を、図示省略したCPU等
の信号処理回路に取り込んで所定の処理を施すことによ
り、マウス60の移動方向を判別し、かつその移動量を
算出することができる。
【0020】このようなマウスによれば、X方向とY方
向の2組のロータリーエンコーダが組み込まれても、各
回転体2A、2Bの磁石体3A、3Bに対して1個ずつ
の磁気感応素子で済むため、省部品化及び省スペース化
が可能になり、これに伴い、マウス内の空きスペースに
別の機能要素を組み込んでマウスを多機能化(例えば3
軸化など)することができる。
【0021】なお、本発明において、幅の異なる複数の
方形波を予め定めた順序で生成するための磁石片の配列
形態としては、上記第1及び第2の実施の形態に示すも
のに限定されず、種々の変形が可能である。また、上記
第1及び第2の実施の形態では、磁石片を回転体の外周
面から突出する構造について説明したが、本発明はこれ
に限らない。例えば、回転体2を磁性体から構成し、こ
の磁性体に図1または図4に示すパターンでN極または
S極を着磁して磁石片を形成するようにしてもよい。ま
た、回転体に磁石片を設ける手段は、回転体に対して磁
石片を、圧入、接着もしくはインサート形式で行われる
ものである。さらにまた、本発明のロータリーエンコー
ダは、マウスのような移動物体の移動方向や移動量を検
出するのみに限らず、回転する物体の回転方向や回転速
度を検出するものにも適用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明のロータリー
エンコーダによれば、幅の異なる複数の方形波の信号を
予め定めた順序で生成するための磁石片を有する回転体
と磁気感応素子を組み合わせることで、物体の移動方向
及び移動量を検出するための信号を発生できるから、回
転体及び磁気感応素子は1つずつで済み、省部品化及び
省スペース化が容易に実現できるとともに低コスト化も
可能になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるロータリーエンコーダの第1の
実施の形態を示す主要部の構成図である。
【図2】図1に示すロータリーエンコーダの磁石片付き
回転体の物体基板への支持構造を示す側面図である。
【図3】図1に示すロータリーエンコーダにより生成さ
れるパルスの波形図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるロータリー
エンコーダの構成図である。
【図5】図4に示すロータリーエンコーダにより生成さ
れるパルスの波形図である。
【図6】本発明のロータリーエンコーダをマウスに適用
した場合の概略構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1……ロータリーエンコーダ、2……回転体、3……磁
石体、4……磁気感応素子、5……基板、3−1〜3−
18……磁石片、8……波形整形回路、9……信号処理
回路、62……ボール、65A、65B……ローラ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の移動に連動して回転する回転体
    と、 前記回転体の円周方向の全周にわたり形成され、幅の異
    なる複数の方形波が予め定めた順序で生成されるように
    該各方形波に対応する幅で形成された複数の磁石片と、 前記回転体の外周に前記磁石片に対向して配置され、前
    記回転体の回転に伴い前記磁石片の磁束が横切ることに
    より該磁石片の幅に応じた波形の信号を出力する磁気感
    応素子と、 を備えることを特徴とするロータリーエンコーダ。
  2. 【請求項2】 前記磁気感応素子から出力される信号の
    パルス列を取り込んで該パルス列の発生順序を検出する
    ことにより前記物体の移動方向を判別するとともに、前
    記パルス数を検出することにより前記物体の移動量を算
    出する信号処理手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のロータリーエンコーダ。
  3. 【請求項3】 前記磁石片は前記回転体の円周方向に一
    定の角度間隔で配列され、該各磁石片の幅は前記回転体
    の円周方向の任意の箇所から該回転体を一周する方向に
    行くに従い順次減少するように又は増大するように構成
    されることを特徴とする請求項1記載のロータリーエン
    コーダ。
  4. 【請求項4】 前記磁石片は前記回転体の円周方向に一
    定の角度間隔に配列され、かつ該各磁石片は複数の組に
    分割され、各組は幅の大きい1つの磁石片と幅の小さい
    複数の磁石片とから構成され、各組の幅の小さい磁石片
    の数は前記回転体の円周方向の任意の箇所から該回転体
    を一周する方向に行くに従い順次多くなるように又は少
    なくなるように構成されることを特徴とする請求項1記
    載のロータリーエンコーダ。
  5. 【請求項5】 前記磁石片の前記磁気感応素子と対向す
    る側は、N極またはS極に着磁されていることを特徴と
    する請求項1記載のロータリーエンコーダ。
  6. 【請求項6】 前記磁石片は、前記回転体の外周面から
    離れる方向に突出していることを特徴とする請求項1記
    載のロータリーエンコーダ。
  7. 【請求項7】 前記回転体は磁性体から構成され、前記
    磁石片は前記磁性体にN極またはS極に着磁することに
    より形成されることを特徴とする請求項1記載のロータ
    リーエンコーダ。
  8. 【請求項8】 前記磁気感応素子は、ホール素子または
    磁気抵抗素子であることを特徴とする請求項1記載のロ
    ータリーエンコーダ。
  9. 【請求項9】 前記物体は基板を有し、前記基板に前記
    物体の移動につれて回転する回転部材が回転可能に設け
    られ、前記回転体の回転は、前記回転部材の回転が前記
    回転体に伝達されることで行われることを特徴とする請
    求項1記載のロータリーエンコーダ。
  10. 【請求項10】 前記回転部材の回転の前記回転体への
    伝達は伝達部材を介して行われ、前記回転部材はボール
    から構成され、前記伝達部材は前記ボールに圧接して回
    転され前記回転体と一体に回転するローラから構成され
    ていることを特徴とする請求項9記載のロータリーエン
    コーダ。
  11. 【請求項11】 前記ボールに圧接して回転されるロー
    ラと、該各ローラにより回転される前記回転体をそれぞ
    れ複数設け、この各回転体の磁石片に対向して磁気感応
    素子を各別に配置したことを特徴とする請求項10記載
    のロータリーエンコーダ。
  12. 【請求項12】 前記物体の移動は回転運動であること
    を特徴とする請求項1記載のロータリーエンコーダ。
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