JP2000199698A - 光線照射位置検出装置 - Google Patents

光線照射位置検出装置

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JP2000199698A
JP2000199698A JP10373925A JP37392598A JP2000199698A JP 2000199698 A JP2000199698 A JP 2000199698A JP 10373925 A JP10373925 A JP 10373925A JP 37392598 A JP37392598 A JP 37392598A JP 2000199698 A JP2000199698 A JP 2000199698A
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Yoshitaka Kashima
義孝 加島
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  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で迅速に光線照射位置を検出する
ことのできる光線照射位置検出装置を提供する。 【解決手段】 スクリーン10の上半分を検知領域とす
る光センサ7と、下半分を検知領域とする光センサ8と
を設ける。レーザ銃1から発射された光線のビームポイ
ントPを光センサ8が検知した場合、カメラ5が撮影し
た映像信号のうちスクリーン10の下半分に相当する部
分のデータのみを画像処理してビームポイントPの座標
を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光線などの
収束光線が照射された位置を検出する光線照射位置検出
装置に関し、例えば、光線を用いて標的を射撃する射撃
ゲーム装置における着弾位置の検出に好適に利用できる
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光線銃を用いた射撃ゲーム装
置は周知である。例えば本願出願人は、スクリーン上に
投影された標的をレーザ光線銃で狙い撃つ射撃ゲーム装
置であって、発射したレーザ光線の着弾位置を簡単かつ
確実に検出するようにした射撃ゲーム装置を出願してい
る(特開平5−322487号公報)。
【0003】上記公報に記載の射撃ゲーム装置において
は、スクリーンの標的に向かって発射されたレーザビー
ムをビデオカメラによって撮影し、その映像信号に含ま
れるビームポイント(着弾点を示す)の位置を演算によ
り求めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、ビデオカメラからの映像信号を演算処理して着
弾位置(光線照射位置)を求める場合、その演算処理に
時間がかかってしまう。特に、着弾点の検出精度を上げ
るために素子数の多い(解像度の高い)カメラを使用し
た場合には、画像処理に時間がかかり反応速度に影響す
るという問題があった。また、外部からの影響(外乱)
を防ぐためのデータ処理を行う場合も同様に、画像処理
に時間がかかるという問題がある。
【0005】本発明は、画像処理により光線照射位置を
検出する従来の検出装置における上述の問題を解決し、
簡単な構成で迅速に光線照射位置を検出することのでき
る光線照射位置検出装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、収束光線を発射する光線発射手段と、該発射手段
より発射された光線が照射される被照射部材を撮影する
撮影手段とを有し、前記撮影手段が撮影した映像信号を
演算処理して前記光線の照射位置を検出する光線照射位
置検出装置において、前記発射手段の照準領域を検出す
る領域検出手段を設け、前記撮影手段が撮影した映像信
号のうち、前記領域検出手段が検出した照準領域に相当
する部分の映像信号のみを演算処理して前記光線の照射
位置を検出することにより解決される。
【0007】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記領域検出手段は、前記発射手段から発射された
光線を検知する光検知手段を有し、前記発射手段から光
線が発射されたときに前記光検知手段が光線を検知した
場合、前記光検知手段の検知領域を前記発射手段の照準
領域とすることを提案する。
【0008】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記領域検出手段は、前記発射手段から発射された
光線を検知する光検知手段を有し、前記発射手段から光
線が発射されたときに前記光検知手段が光線を検知しな
い場合、前記光検知手段の検知領域以外の領域を前記発
射手段の照準領域とすることを提案する。
【0009】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記領域検出手段は、前記発射手段から発射された
光線を検知する光検知手段を複数個有し、前記発射手段
から発射された光線を検知した光検知手段の検知領域を
前記発射手段の照準領域とすることを提案する。
【0010】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記領域検出手段は、前記発射手段から発射された
光線を検知する光検知手段を複数個有し、前記発射手段
から発射された光線を複数の光検知手段が検知した場
合、いずれか一つの光検知手段の検知領域を前記発射手
段の照準領域とすることを提案する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態の光
線照射位置検出装置を利用した射撃ゲーム装置の全体構
成を示す斜視図である。この図に示す射撃ゲーム装置
は、スクリーン10と、このスクリーンめがけて所定の
標的が登場するシューティング用ビデオ画像を投影する
TVプロジェクタを内蔵したゲーム装置本体20と、プ
レーヤの操作によりスクリーン10に向けてレーザ光線
100を発射するレーザ銃1を備えている。レーザ銃1
は、コード2により装置本体20と接続されている。
【0012】この射撃ゲーム装置は、プレーヤがスクリ
ーン10上に表れる標的に照準を合わせ、レーザ銃1に
よりレーザ光線を発射して射撃ゲームを楽しむように構
成されている。
【0013】このとき、レーザ光線100の着弾位置を
表すビームポイントPの(X,Y)座標を検出し、検出
されたビームポイントPの(X,Y)座標と、標的の表
示位置とを照合し、レーザ光線100の標的に対する命
中判断を行う。
【0014】図2は、この射撃ゲーム装置の構成をブロ
ック図として示したものである。この図において、第2
制御部12から出力されたゲーム画像(標的の映像を含
む)をTVプロジェクタ6を介してスクリーン10上に
投影する。第2制御部12は、ゲーム演算回路、メモ
リ、画像合成回路、命中判別回路等を含み、主としてス
クリーン10に投影するゲーム画像の生成と命中判断と
を担当する。
【0015】プレーヤは、図1に示すようにスクリーン
10上に投影されるビデオ画像(ゲーム画像)を見なが
ら所定の標的へ向けてレーザ銃1の照準を合わせ、レー
ザ光線100を発射する。これにより、スクリーン10
上にはレーザ光線100のビームポイントPが投影され
る。本実施形態では、図2に示すように、スクリーン1
0の左上隅を原点(0,0)とし、横方向をX軸、縦方
向をY軸とし、このビームポイントPの着弾位置を
(X,Y)座標として検出する。
【0016】すなわち、ビームポイントPを検出するた
め、スクリーン10をビデオカメラ5により撮影する。
ここで、ビデオカメラ5の撮影範囲は、TVプロジェク
タ6のビデオ画像投影範囲とほぼ一致するように設定さ
れている。ビデオカメラ5にはフィルタ3と絞り4とが
設けられている。フィルタ3は、レーザ光線100及び
その近傍の帯域の光を選択的に通過させるものである。
これにより、ビデオカメラ5は、ビデオ画像等に含まれ
るノイズを全て除去し、ビームポイントPのみを選択的
に撮影することができる。絞り4の機能については説明
を省略する。
【0017】ビデオカメラ5から出力される映像信号は
第1制御部11に入力される。第1制御部11は、波形
整形回路、カウンタ回路、基準クロック発生回路、演算
回路等を含み、主としてビデオカメラ5からの映像信号
に対する処理(画像処理)を担当し、ビームポイントP
の着弾位置を(X,Y)座標として算出する。
【0018】第1制御部11において演算されたビーム
ポイントPの(X,Y)座標は、第2制御部12へ向け
出力される。そして、第2制御部12内の命中判別回路
は、ビームポイントPの(X,Y)座標と、ゲーム演算
回路により演算出力される標的の表示座標領域とを照合
し、レーザ光線100の命中判別を行う。本実施形態で
は、ビームポイントPの(X,Y)座標が標的の所定の
表示エリア内に含まれると判断した場合に、レーザ光線
100が標的に命中したと判定している。
【0019】なお、画像処理、ゲーム画像生成及び命中
判断の制御部の構成は本実施形態に限られるものではな
く、例えば、第1制御部11と第2制御部12とを一つ
の制御部として設けることもできる。また、命中判別の
仕方も本実施形態に限定されるものではない。
【0020】さて、本実施形態の射撃ゲーム装置におい
ては、スクリーン10の所定範囲をカバーする(検知す
る)2つの光センサ7,8が設けられている。この2つ
の光センサは、レーザ銃1から発射されるレーザ光線1
00の波長に感度があるものである。また、この2つの
光センサは、例えばゲーム装置本体20の上部と下部に
配置するのが好適である。その2つの光センサの配置と
検知範囲を図3に示す。
【0021】図3に示すように、第一の光センサ7は上
方位置に配置され、スクリーン10の約上半分の領域を
検知するように設定されている。また、第二の光センサ
8は下方位置に配置され、スクリーン10の約下半分の
領域を検知するように設定されている。すなわち、レー
ザ銃1から発射されたレーザ光線100がスクリーン1
0の上半分の位置に着弾した場合には第一光センサ7に
より検知される。また、発射されたレーザ光線100が
スクリーン10の下半分の位置に着弾した場合には第二
光センサ8により検知される。
【0022】そして、本実施形態では、ゲームにおいて
プレーヤが標的を狙ってレーザ光線100を発射する
と、まず、第一光センサ7又は第二光センサ8がその光
線を検知する。光センサの場合は、光の有無で即検出で
き、画像処理等の時間が不要なため、ビームポイントP
の着弾位置がスクリーン10の上半分であるか下半分で
あるかを即座に判定できる。
【0023】ここで、第一光センサ7がレーザ銃1から
発射されたレーザ光線100を検知した場合、第1制御
部11はスクリーン10の上半分に相当する映像信号に
対して必要な処理を行い、ビームポイントPの(X,
Y)座標を算出する。また、第二光センサ8がレーザ銃
1から発射されたレーザ光線100を検知した場合、第
1制御部11はスクリーン10の下半分に相当する映像
信号に対して必要な画像処理を行い、ビームポイントP
の(X,Y)座標を算出する。
【0024】このように、本実施形態においては、2つ
の光センサ7,8を設けて、どちらか一方のセンサがレ
ーザ光線100を検知した場合は、その検知したほうの
領域だけを画像処理することにより、ビデオカメラ5が
撮影した映像の全データに対して画像処理する場合より
も処理時間を大幅に短縮する(約半減させる)ことがで
きる。したがって、反応速度を大幅に速め、よりスピー
ディな射撃ゲームに対応することができる。
【0025】なお、第一・第二光センサ7,8の両方と
もがレーザ光線100を検知しない場合は、ビームポイ
ントPがスクリーン10を外れたとして即座に判定する
こともできる。
【0026】また、第一・第二光センサ7,8の検知範
囲は、その中央部分で重複してもかまわない。その場
合、実際の検知処理において、先に第一光センサ7がレ
ーザ光線100を検知したか否かを判断し、次に第二光
センサ8が検知したか否かを判断するようにすれば良
い。これにより、スクリーン10のちょうど真中に着弾
して第一・第二光センサ7,8の両方がレーザ光線を検
知した場合でも、まず第一光センサ7が検知したと判定
するので、第一光センサ7の検知範囲(上半分)の画像
処理のみを行えば良い。
【0027】また、第一・第二光センサ7,8の両方が
レーザ光線100を検知した場合、両者の重複する検知
範囲(スクリーン中央部分)の画像処理のみを行うよう
にしても良い。
【0028】さらに、2つの光センサの配置及びその検
知範囲の設定は本実施形態に限定されない。例えば、ス
クリーンを左右に分けて、各領域をそれぞれの光センサ
が担当するようにしても良い。また、3つ以上の光セン
サを設けて、より迅速な処理を行うように構成すること
もできる。
【0029】また、1つの光センサだけでも迅速な着弾
位置の算出が可能である。例えば、図4に示すように、
スクリーン10の右上半分程度の領域を標的位置に限定
すれば、その範囲を検知する1つの光センサにより、そ
の光センサがレーザ光線を検知した場合は、その検知範
囲に相当する部分の画像だけを処理し、光センサがレー
ザ光線を検知しない場合は、その検知範囲に相当する部
分以外の画像を処理すれば良い。なお、この図に示す例
では、ビデオカメラの撮影範囲をCとし、光センサの検
知範囲をSとしている。この場合、カメラが撮影した全
データがX×Yの範囲であることを考えると、1/2程
度に処理を軽くすることができる。
【0030】なお、標的を狙う光線銃としては、レーザ
光線以外の光、例えば光束の広がらないものや、赤外線
等の利用が考えられる。また、光線が照射される被照射
部材はスクリーンに限らず、壁面などでも良い。さらに
は、被照射部材は完全な平面に限らず、多少の曲率を有
する面であっても良い。そして、本発明の光線照射位置
検出装置は、射撃ゲーム以外への応用も可能であり、例
えばシュミレータなどに用いることができる。
【0031】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。図5に示すように、本実施形態においては、レー
ザ銃1から弾丸光線としてのレーザ光線100ととも
に、検知用光線101が発射される。検知用光線101
は、レーザ光線100とは異なり、図に示すように逆円
錐状に広がりを持つ光束である。この検知用光線101
は、レーザ銃1から前方斜め下に向かって発射されるよ
う設定され、また、所定の広がり角を持つようにされて
いる。そして、レーザ銃1とスクリーン10間の下方の
適宜位置に第一及び第二受光体17,18が設置されて
いる。この受光体17,18は検知用光線101を捉え
るものであり、受光体17,18の検知出力は第1制御
部11に入力される。なお、本実施形態では、図2にお
ける第一・第二光センサ7,8を第一・第二受光体1
7,18に置き換えた構成である。
【0032】図6は、図5を、レーザ銃1の後方から見
た正面図である。この図に示すように、第一・第二受光
体17,18は所定の間隔を持ってスクリーン手前に配
置されている。そして、レーザ銃1から発射される検知
用光線101は所定の広がり角を持ち、2つの受光体1
7,18に対する照準領域J,Jが発生する。この
照準領域J,Jは、検知用光線101の広がり角及
びレーザ銃1と受光体17,18間の距離によって規定
される。この照準領域J,Jは、レーザ銃1の狙い
を変えたときに受光体17,18が検知用光線101を
捕捉可能な領域であり、仮の照準領域である。この仮の
照準領域J,Jによってスクリーン10に対する実
際の照準領域S,Sが規定される。なお、ここで
は、照準領域S,Sの重複する領域をSとしてい
る。
【0033】図7は、仮の照準領域J,Jによって
実際の照準領域S,Sが規定される様子を示す概念
図である。ここではX方向(水平方向)の範囲について
のみ説明するが、Y方向(垂直方向)についても同様で
ある。
【0034】図7(a)に示すように、レーザ銃1でス
クリーン10の左端を狙ったとき(着弾点P)、受光
体17による仮の照準領域Jの右端位置に受光体17
がある。そして、図7(b)に示すように、レーザ銃1
でスクリーン10の中央付近を狙ったとき(着弾点
)、仮の照準領域Jの左端位置に受光体17があ
る。すなわち、第一受光体17が検知用光線101を捕
捉できる範囲(仮の照準領域J)がスクリーン10上
での左端位置から略中央位置までの範囲となり、実際の
照準領域Sとなる。
【0035】また、第二受光体18に対しても同様であ
り、図7(b)のように仮の照準領域Jの右端位置に
受光体18がある状態から図7(c)のように仮の照準
領域Jの左端位置に受光体18がある状態(着弾点P
)までの範囲が第二受光体18によって規定されるス
クリーン10上での実際の照準領域Sとなる。
【0036】なお、図7(b)に示すように、第一・第
二受光体17,18が共に検知用光線101を捉えた場
合は、図6における照準領域S内に着弾点があるとし
て、この領域内だけを画像処理するようにすれば良い。
【0037】このように、本実施形態では、レーザ銃1
の検知用光線101(照準領域)を第一・第二受光体1
7,18(領域検出手段)によって検出し、ビデオカメ
ラ5が撮影した映像信号のうち、受光体17または18
が検出した照準領域に相当する部分の映像信号のみを演
算処理して着弾点を算出することができる。これによ
り、ビデオカメラ5の撮影範囲の全体ではなく、一部だ
けを画像処理すれば良く、迅速な着弾点(ビームポイン
トP)の算出を行うことができる。また、受光体17,
18の双方が検知用光線101を検出した場合には重複
する範囲(照準領域S)だけを処理することにより、
さらに迅速な処理が可能となる。
【0038】ところで、受光体の設置位置や検知用光線
の広がり角などは、この実施形態に限られるものではな
く、適宜設定することが可能である。例えば、2つの受
光体17,18を水平に並べるのではなく、上下方向に
ズラして配置することにより、スクリーンの対角線に位
置する2つの範囲を光線銃の照準領域に設定することも
できる。受光体の数も2つに限定されず、例えば1つ、
あるいは3つ以上の受光体を設けることもできる。
【0039】また、光線銃と受光体との間にハーフミラ
ー又はミラーを配し、そのハーフミラー又はミラーを介
した検知用光線を受光体により検知するようにしても良
い。この場合、受光体を配置する位置をより自由に設定
でき、装置構成の自由度を高めることができる。
【0040】さらに、光線銃の照準領域を設定するため
に銃から検知用光線を発射するのではなく、光線銃から
発射される光線を直接検知する光検知手段を設けるよう
にしても良い。例えば、第1実施形態のように光線銃と
してレーザ光線を用いる場合、(スクリーン上に投影さ
れたレーザ光線のビームポイントを検知するのではな
く)レーザ光線を直接検知する光センサを配設し、その
光センサの検知領域を照準領域とすることもできる。そ
して、その照準領域に対応する範囲の画像のみを処理す
れば良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光線照射
位置検出装置によれば、発射手段の照準領域を検出する
領域検出手段を設け、撮影手段が撮影した映像信号のう
ち、領域検出手段が検出した照準領域に相当する部分の
映像信号のみを演算処理して光線の照射位置を検出する
ので、処理時間を大幅に短縮して迅速な光線照射位置の
検出を行うことができる。
【0042】請求項2の構成により、光線を検知した光
検知手段の検知領域を発射手段の照準領域とすることに
より、迅速な光線照射位置の検出を行うことができる。
【0043】請求項3の構成により、光線を検知しない
光検知手段の検知領域以外の領域を発射手段の照準領域
とすることによっても迅速な光線照射位置の検出を行う
ことができる。
【0044】請求項4の構成により、複数の光検知手段
を設けて光線を検知した光検知手段の検知領域を発射手
段の照準領域とすることにより、複数の光検知手段が同
時に光線を検知した場合でも、迅速かつ確実な検出を行
うことができる。また、複数の光検知手段の重複する検
知領域を照準領域としてやれば、さらに迅速な光線照射
位置の検出を行うことができる。
【0045】請求項5の構成により、複数の光検知手段
が光線を検知した場合、いずれか一つの光検知手段の検
知領域を前記発射手段の照準領域とすることにより、迅
速な光線照射位置の検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の光線照射位置検出装置を
利用した射撃ゲーム装置の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図2】その射撃ゲーム装置の構成をブロック図として
示したものである。
【図3】本実施形態における、2つの光センサの配置と
検知範囲を示す側面図である。
【図4】1つの光センサの検知範囲をカメラ撮影範囲と
対比させて示す平面図である。
【図5】本発明の他の実施形態の構成を示す側面図であ
る。
【図6】その実施形態における、受光体による照準領域
とスクリーン上の照準領域を説明する正面図である。
【図7】受光体による照準領域によってスクリーン上の
照準領域が設定される様子を説明する模式図である。
【符号の説明】
1 レーザ銃(光線発射手段) 5 ビデオカメラ(撮影手段) 6 TVプロジェクタ 7,8 光センサ(光検知手段) 10 スクリーン(面状部材) 11 第1制御部 12 第2制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収束光線を発射する光線発射手段と、該
    発射手段より発射された光線が照射される被照射部材を
    撮影する撮影手段とを有し、前記撮影手段が撮影した映
    像信号を演算処理して前記光線の照射位置を検出する光
    線照射位置検出装置において、 前記発射手段の照準領域を検出する領域検出手段を設
    け、 前記撮影手段が撮影した映像信号のうち、前記領域検出
    手段が検出した照準領域に相当する部分の映像信号のみ
    を演算処理して前記光線の照射位置を検出することを特
    徴とする光線照射位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記領域検出手段は、前記発射手段から
    発射された光線を検知する光検知手段を有し、 前記発射手段から光線が発射されたときに前記光検知手
    段が光線を検知した場合、前記光検知手段の検知領域を
    前記発射手段の照準領域とすることを特徴とする、請求
    項1に記載の光線照射位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記領域検出手段は、前記発射手段から
    発射された光線を検知する光検知手段を有し、 前記発射手段から光線が発射されたときに前記光検知手
    段が光線を検知しない場合、前記光検知手段の検知領域
    以外の領域を前記発射手段の照準領域とすることを特徴
    とする、請求項1に記載の光線照射位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記領域検出手段は、前記発射手段から
    発射された光線を検知する光検知手段を複数個有し、 前記発射手段から発射された光線を検知した光検知手段
    の検知領域を前記発射手段の照準領域とすることを特徴
    とする、請求項1に記載の光線照射位置検出装置。
  5. 【請求項5】 前記領域検出手段は、前記発射手段から
    発射された光線を検知する光検知手段を複数個有し、 前記発射手段から発射された光線を複数の光検知手段が
    検知した場合、いずれか一つの光検知手段の検知領域を
    前記発射手段の照準領域とすることを特徴とする、請求
    項1に記載の光線照射位置検出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100523159B1 (ko) * 2001-07-31 2005-10-24 닛폰 덴키 가부시끼 가이샤 사격 시스템 및 신호 처리 방법

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