JP2000199659A - 冷媒回収方法および冷媒回収装置 - Google Patents

冷媒回収方法および冷媒回収装置

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JP2000199659A
JP2000199659A JP10373493A JP37349398A JP2000199659A JP 2000199659 A JP2000199659 A JP 2000199659A JP 10373493 A JP10373493 A JP 10373493A JP 37349398 A JP37349398 A JP 37349398A JP 2000199659 A JP2000199659 A JP 2000199659A
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compressor
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small
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洋一 大沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒回収速度が速く、かつ、緻密な冷媒回収
を行うことができる冷媒回収方法および冷媒回収装置を
提供する。 【解決手段】 この冷媒回収方法は、最初に、大きな容
量の圧縮機2を運転して高速で冷媒回収し、次に、小さ
な容量の圧縮機3を運転して漏れの少ない緻密な冷媒回
収を行うから、全体として高速かつ緻密な冷媒回収を行
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷媒を回収する
冷媒回収方法および冷媒回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の冷媒回収装置としては、
一定容量の1つの回収用圧縮機を備え、この回収用圧縮
機で、被回収機から冷媒を回収するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に一例を
示すように、大容量の回収用圧縮機を搭載した冷媒回収
装置は、回収初期の4分間で全体の97%の冷媒を回収
でき、回収速度が速い利点があるが、構成部品の各部分
のクリアランスが大きいので、被回収機の残留ガスが少
なくなると緻密な回収が行えないという問題がある。図
4の一例では、大容量圧縮機を4分以上運転し続けて
も、冷媒回収率が97%から増加しなかった。もっと
も、大容量圧縮機であっても、機械加工精度を高くすれ
ば、クリアランスを小さくして漏れを少なくできるが、
この場合には、大幅なコストアップを招く。
【0004】一方、小容量の回収用圧縮機を搭載した冷
媒回収装置では、比較的漏れが少ないので、緻密な回収
を行えるが、回収時間が長くなってしまうという問題が
生じる。図4に示すように、小容量圧縮機を9分間運転
運転したときには回収率が99%に達し、最終的な回収
率が大容量圧縮機に比べて高くなっているが、4分間運
転したときの回収率が84%であり、大容量圧縮機に比
べて初期の回収速度が遅い。
【0005】そこで、この発明の目的は、冷媒回収速度
が速く、かつ、緻密な冷媒回収を行うことができ、最終
的な冷媒回収率を向上できる冷媒回収方法および冷媒回
収装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の冷媒回収方法は、大きな容量の圧
縮機と小さな容量の圧縮機とを運転して冷媒を回収する
ことを特徴としている。
【0007】この請求項1の発明は、大容量の圧縮機で
冷媒を速く回収でき、小容量であるが故にクリアランス
(デッドスペース)が小さく漏れの少ない圧縮機で回収残
しの少ない緻密な冷媒回収が行える。
【0008】また、請求項2の発明の冷媒回収方法は、
請求項1に記載の冷媒回収方法において、最初は、大き
な容量の圧縮機を運転して冷媒を回収し、次に、小さな
容量の圧縮機を運転して冷媒を回収することを特徴とし
ている。
【0009】この請求項2の発明は、最初に、大きな容
量の圧縮機を運転して高速で冷媒回収し、次に、小さな
容量の圧縮機を運転して漏れの少ない緻密な冷媒回収を
行うから、全体として高速かつ緻密な冷媒回収を行え
る。また、最初に、小さな容量の圧縮機を運転せずに、
大きな容量の圧縮機のみを運転し、次に、大きな容量の
圧縮機を停止して小さな容量の圧縮機のみを運転すれ
ば、高速かつ漏れの無い緻密な冷媒回収を効率良く実行
できる。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載の冷媒回収方法において、小さな容量の圧縮機
を運転する前に、大きな容量の圧縮機の運転を停止する
ことを特徴としている。
【0011】この請求項3の発明は、小さな容量の圧縮
機を運転する前に、大きな容量の圧縮機の運転を停止
し、途中から小さな容量の圧縮機だけで緻密な冷媒回収
を行う。すなわち、残留ガスが少なくなった回収後半に
おいて、回収効率が大巾に低下する大きな容量の圧縮機
を停止させて、圧縮機の運転効率を向上させることがで
きる。
【0012】また、請求項4の発明の冷媒回収装置は、
冷媒回路に接続するための接続口と、上記接続口に接続
された大きな容量の回収用圧縮機と、上記接続口に接続
された小さな容量の回収用圧縮機と、上記大,小の容量
の回収用圧縮機からの冷媒を凝縮する凝縮器と、上記凝
縮器が凝縮した冷媒の排出口とを備えたことを特徴とし
ている。
【0013】この請求項4の発明は、上記接続口に接続
された大きな容量の回収用圧縮機を運転して、接続口に
接続された被回収機から冷媒を高速で回収することがで
きる。また、上記接続口に接続された小さな容量の回収
用圧縮機を運転して、接続口に接続された被回収機の冷
媒を緻密に回収できる。そして、上記大きな容量の回収
用圧縮機と小さな容量の回収用圧縮機とで、高速かつ緻
密に回収した冷媒は、凝縮器で凝縮されて、冷媒の排出
口から所定の回収容器に回収される。
【0014】また、請求項5の発明は、請求項4に記載
の冷媒回収装置において、上記接続口と上記大きな容量
の回収用圧縮機との間に接続された第1閉鎖弁と、上記
接続口と上記小さな容量の回収用圧縮機との間に接続さ
れた第2閉鎖弁とを備えたことを特徴としている。
【0015】この請求項5の発明は、上記第1閉鎖弁を
開いて、大きな容量の回収用圧縮機を運転することによ
って、上記接続口に接続された被回収機の冷媒を高速に
回収できる。また、第2閉鎖弁を開いて、小さな容量の
回収用圧縮機を運転することによって、上記接続口に接
続された被回収機の冷媒を緻密に回収できる。
【0016】また、第1閉鎖弁を開き、第2閉鎖弁を閉
じて、大きな容量の回収用圧縮機のみを運転することに
よって、高速な冷媒回収を効率良く実行でき、第1閉鎖
弁を閉じ、第2閉鎖弁を開いて、漏れの少ない小さな容
量の回収用圧縮機のみを運転することによって、緻密な
冷媒回収を効率良く実行できる。
【0017】また、請求項6の発明は、請求項4または
5に記載の冷媒回収装置において、上記大きな容量の回
収用圧縮機は、レシプロ圧縮機であり、上記小さな容量
の回収用圧縮機は、ロータリ圧縮機もしくはスイング圧
縮機であることを特徴としている。
【0018】この請求項6の発明は、ロータリ圧縮機も
しくはスイング圧縮機を、小さな容量の回収用圧縮機に
したから、構成部品の各部分のクリアランス(デッドス
ペース)を小さくすることがレシプロ圧縮機に比べて容
易であり、漏れの少ない緻密な冷媒回収を行うための小
容量の圧縮機を容易に構成できる。また、レシプロ圧縮
機を大きな容量の回収用圧縮機にしたから、高速回収用
の大容量の圧縮機を比較的低コストで構成できる。
【0019】また、請求項7の発明は、請求項4乃至6
のいずれか1つに記載の冷媒回収装置において、冷媒回
収回路の冷媒圧力を検出する圧力センサを備えたことを
特徴としている。
【0020】この請求項7の発明は、冷媒回収回路の冷
媒圧力を検出する圧力センサを備え、この圧力センサが
検出した冷媒圧力の大,小に応じて、大,小の容量の圧縮
機の稼動と非稼動とを選択できる。
【0021】また、請求項8の発明は、請求項7に記載
の冷媒回収装置において、上記圧力センサが検出した冷
媒圧力を表す信号を受けて、上記冷媒圧力が所定圧力以
上であるときに、上記大容量の圧縮機を運転させ、上記
冷媒圧力が所定圧力未満であるときに、上記小容量の圧
縮機を運転させる運転制御部を備えたことを特徴として
いる。
【0022】この請求項8の発明では、上記運転制御部
は、冷媒圧力が所定圧力以上であるとき、つまり、残存
している被回収冷媒量が所定量以上のときに、大きな容
量の圧縮機で高速な冷媒回収を行う。一方、冷媒圧力が
所定圧力未満であるとき、つまり、残存している被回収
冷媒量が所定量未満のときに、小さな容量の圧縮機で緻
密な冷媒回収を実行できる。
【0023】また、請求項9の発明は、被回収回路への
第1接続口と、大容量の回収用圧縮機への第2接続口
と、小容量の回収用圧縮機への第3接続口と、上記第1
接続口と第2接続口との間に接続された第1閉鎖弁と、
上記第1接続口と第3接続口との間に接続された第2閉
鎖弁とを備えたことを特徴としている。
【0024】この請求項9の発明の冷媒回収装置によれ
ば、上記第1接続口を被回収回路に接続し、第2接続口
を大容量の回収用圧縮機に接続し、第3接続口を小容量
のの回収用圧縮機へ接続する。これにより、冷媒回収の
準備ができ、次に、第1閉鎖弁を開き、大容量圧縮機を
運転することで、被回収回路から冷媒を高速に回収する
ことができる。次に、第2閉鎖弁を開き、小容量圧縮機
を運転することで、被回収回路から冷媒を漏れなく回収
できる。したがって、この冷媒回収装置を用いて、第1
閉鎖弁,第2閉鎖弁を順に開くことによって、全体とし
て、高速かつ緻密な回収残しの少ない緻密な冷媒回収を
行うことができる。
【0025】また、この請求項9の発明では、被回収回
路に接続される第1接続ポートから大,小の回収用圧縮
機への冷媒回路を1つのユニットとしているから、圧縮
機とは別に持ち運ぶことができ、取り扱い易くなる。ま
た、冷媒回収時には、第2接続ポート,第3接続ポート
を用いて、大,小の回収用圧縮機に簡単に接続できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0027】〔第1の実施の形態〕図1に、この発明の
冷媒回収装置の第1実施形態を、冷媒回収対象の冷凍機
100に接続した状態を示す。この第1実施形態の冷媒
回収装置1は、レシプロ圧縮機からなる大きな容量の回
収用圧縮機2と、ロータリ圧縮機からなる小さな容量の
回収用圧縮機3とを備える。この大きな容量の圧縮機2
と小さな容量の圧縮機3は、並列に接続されており、圧
縮機2,3の吸入側ポート2A,3Aは、熱交換器8を経
由して、接続ポート5に接続されている。また、圧縮機
2,3の吐出側ポート2B,3Bは、それぞれ、閉鎖弁
6,7を経由して、合流配管10に接続され、この合流
配管10は上記熱交換器8を経由して、排出口11に接
続されている。
【0028】また、上記接続ポート5と熱交換器8を接
続する冷媒配管12には、圧力センサ13が取りつけら
れており、この圧力センサ13で冷媒配管12内の冷媒
圧力を検出する。この圧力センサ13は、上記検出した
冷媒圧力を表す圧力信号をマイクロコンピュータからな
る運転制御部15に出力する。そして、この運転制御部
15は、上記圧力センサ13からの圧力信号に基づい
て、上記閉鎖弁6と7の開閉および圧縮機2と3の運
転,停止を制御する。
【0029】この第1実施形態の冷媒回収装置1は、そ
の接続ポート5を、接続配管21で、回収対象の冷凍機
100の冷媒回路101の接続ポート101Aに接続す
る。冷媒回路101は、順次ループ状に接続された第1
熱交換器102,膨張弁103,第2熱交換器104,圧
縮機105を有している。
【0030】この冷媒回収装置1が、冷凍機100の冷
媒を回収する動作を、図3のフローチャートを参照しな
がら説明する。
【0031】まず、ステップS1で、運転制御部15
は、大きな容量の圧縮機2を稼動させ、かつ、閉鎖弁6
を開くと同時に、小さな容量の圧縮機3を停止状態に
し、かつ、閉鎖弁7を閉じる。これにより、冷媒回収装
置1は、大きな容量の圧縮機2だけを稼動させて、冷凍
機100の冷媒を高速で回収できる。
【0032】次に、ステップS2に示すように、運転制
御部15は、圧力センサ13からの圧力信号が表す冷媒
配管12内の冷媒圧力が所定値以下か否かを判断し、上
記冷媒圧力が所定値以下であると判断したときに、ステ
ップS3に進み、上記冷媒圧力が所定値を越えていると
判断したときに、ステップS1に戻る。
【0033】ステップS3では、運転制御部15は、大
きな容量の圧縮機2を停止させ、かつ、閉鎖弁6を閉じ
ると同時に、小さな容量の圧縮機3を稼動させ、かつ、
閉鎖弁7を開く。これにより、冷媒回収装置1は、小さ
な容量の圧縮機3だけを稼動させて、冷凍機100の冷
媒回路101に残留した冷媒を漏れなく緻密に回収する
ことができる。
【0034】次に、ステップS4に進み、運転制御部1
5は、圧力センサ13からの圧力信号があらわす冷媒圧
力が規定の負圧になったか否かを判断し、規定の負圧に
なったと判断したときには、小さな容量の圧縮機3を停
止し、かつ、閉鎖弁7を閉じて、冷媒回収動作を終了す
る。
【0035】なお、上記大,小の圧縮機2,3が吐出した
冷媒は、合流配管10を通って、熱交換器8で凝縮さ
れ、排出口11から冷媒ボンベ(図示せず)へ貯められ
る。
【0036】この第1実施形態によれば、最初に、大き
な容量の圧縮機2を運転して高速で冷媒回収し、次に、
小さな容量の圧縮機3を運転して漏れの少ない緻密な冷
媒回収を行うから、全体として高速かつ緻密な冷媒回収
を行える。また、最初に、小さな容量の圧縮機3を運転
せずに、大きな容量の圧縮機2のみを運転し、次に、大
きな容量の圧縮機2を停止して小さな容量の圧縮機3の
みを運転するから、高速かつ漏れの無い緻密な冷媒回収
を効率良く実行できる。
【0037】また、この第1実施形態では、ロータリ圧
縮機を小さな容量の回収用圧縮機3にしたから、構成部
品の各部分のクリアランス(デッドスペース)を小さくす
ることがレシプロ圧縮機に比べて容易であり、漏れの少
ない緻密な冷媒回収を行うための小容量の圧縮機3を低
コストで容易に構成できる。また、レシプロ圧縮機を大
きな容量の回収用圧縮機2にしたから、高速回収用の大
容量の圧縮機2を比較的低コストで構成できる。
【0038】〔第2の実施の形態〕次に、図2に、この
発明の第2の実施の形態の冷媒回収装置80を示す。
【0039】この冷媒回収装置80は、被回収回路への
第1接続ポート53と、大容量の回収用圧縮機51への
第2接続ポート63と、小容量の回収用圧縮機52への
第3接続ポート68を備えている。この第1接続ポート
53は、冷媒配管73,分岐配管71を経由して、第1
閉鎖弁65に接続され、この第1閉鎖弁65は第1接続
ポート53に接続されている。また、第1接続ポート5
3は、冷媒配管73,分岐配管72を経由して、第2閉
鎖弁70に接続され、この第2閉鎖弁70は、第2接続
ポート68に接続されている。
【0040】また、この冷媒回収装置80は、第1接続
ポート53から分岐配管71,73に連なる冷媒配管7
3に取りつけられた圧力センサ75を備えている。この
圧力センサ75が検出した圧力信号は運転制御部77に
入力され、運転制御部77は、この圧力信号に基づい
て、閉鎖弁65,70の開閉を制御する。
【0041】大きな容量の回収用圧縮機51は、レシプ
ロ圧縮機からなる。また、小さな容量の回収用圧縮機5
2は、ロータリ圧縮機からなる。この大きな容量の圧縮
機51と小さな容量の圧縮機52は、接続ポート53に
対して並列に接続される。大きな容量の回収用圧縮機5
1の吐出側ポート51Aは、大容量熱交換器60を経由
して、大容量吐出口55に接続される。一方、小さな容
量の回収用圧縮機52の吐出側ポート52Aは、小容量
熱交換器61を経由して、小容量吐出口56に接続され
る。
【0042】また、大きな容量の回収用圧縮機51の吸
入側ポート51Bは、大容量熱交換器60,接続ポート
63および閉鎖弁65を経由して、接続ポート53に接
続される。一方、小さな容量の回収用圧縮機52の吸入
側ポート52Bは、小容量熱交換器61,接続ポート6
8および閉鎖弁70を経由して、接続ポート53に接続
される。
【0043】また、接続ポート53から、大容量圧縮機
51と小容量圧縮機52に向かって分岐している配管7
1,72の上流の冷媒配管73には、圧力センサ75が
取り付けられている。この圧力センサ75で冷媒配管7
3内の冷媒圧力を検出する。この圧力センサ75は、検
出した圧力を表す圧力信号をマイクロコンピュータから
なる運転制御部77に出力する。そして、この運転制御
部77は、圧力センサ75からの圧力信号に基づいて、
閉鎖弁65と70の開閉および圧縮機51と52の運
転,停止を制御する。
【0044】この第2実施形態の冷媒回収装置は、第1
実施形態と同様に、その接続ポート53を、所定の接続
配管で例えば図1に示すような冷媒回収対象としての冷
凍機100の冷媒回路に接続する。
【0045】この第2実施形態の冷媒回収装置が、冷凍
機100の冷媒を回収する動作を、図3のフローチャー
トを参照しながら説明する。
【0046】まず、ステップS1で、運転制御部77
は、大きな容量の圧縮機51を稼動させ、かつ、閉鎖弁
65を開くと同時に、小さな容量の圧縮機52を停止状
態にし、かつ、閉鎖弁70を閉じる。これにより、大き
な容量の圧縮機51だけを稼動させて、冷凍機100の
冷媒を高速で回収できる。
【0047】次に、ステップS2に示すように、運転制
御部77は、圧力センサ75からの圧力信号が表す冷媒
配管73内の冷媒圧力が所定値以下か否かを判断し、上
記冷媒圧力が所定値以下であると判断したときに、ステ
ップS3に進み、上記冷媒圧力が所定値を越えていると
判断したときに、ステップS1に戻る。
【0048】ステップS3では、運転制御部77は、大
きな容量の圧縮機51を停止させ、かつ、閉鎖弁65を
閉じると同時に、小さな容量の圧縮機52を稼動させ、
かつ、閉鎖弁70を開く。これにより、小さな容量の圧
縮機52だけを稼動させて、冷凍機100の冷媒回路1
01に残留した冷媒を漏れなく緻密に回収することがで
きる。
【0049】次に、ステップS4に進み、運転制御部7
7は、圧力センサ75からの圧力信号が表す冷媒圧力が
規定の負圧になったか否かを判断し、規定の負圧になっ
たと判断したときには、小さな容量の圧縮機52を停止
し、かつ、閉鎖弁65を閉じて、冷媒回収動作を終了す
る。
【0050】この第2実施形態の冷媒回収装置80によ
れば、被回収回路に接続される第1接続ポート53から
大,小の回収用圧縮機51,52への冷媒回路を1つのユ
ニットとしているから、圧縮機とは別に持ち運ぶことが
でき、取り扱い易くなる。また、冷媒回収時には、第2
接続ポート63,第3接続ポート68を用いて、回収用
圧縮機51,52に簡単に接続できる。
【0051】この冷媒回収装置80によれば、第1実施
形態と同様に、前半は大容量圧縮機51で高速に冷媒を
回収でき、後半は小容量圧縮機52で漏れの少ない緻密
な冷媒回収を行うことができる。
【0052】また、前半の高速冷媒回収では、大容量圧
縮機51で高速に回収されてきた冷媒を、大容量熱交換
器60で効率良く凝縮できる。また、後半の低速だが緻
密な冷媒回収では、小容量圧縮機52で比較的低速で回
収されてくる冷媒を小容量熱交換器61で効率良く凝縮
できる。
【0053】また、ロータリ圧縮機を小さな容量の回収
用圧縮機52にしたから、構成部品の各部分のクリアラ
ンス(デッドスペース)を小さくすることがレシプロ圧縮
機に比べて容易であり、漏れの少ない緻密な冷媒回収を
行うことができる。また、レシプロ圧縮機を大きな容量
の回収用圧縮機51にしたから、高速回収用の大容量の
圧縮機51を比較的低コストで構成できる。
【0054】尚、上記第1,第2の実施形態では、大容
量圧縮機2,51を停止してから、小容量圧縮機3,52
を運転させたが、大容量圧縮機2,51を運転したまま
で、小容量圧縮機3,52を運転させてもよい。また、
上記第1,第2実施形態では、小容量圧縮機3,52をロ
ータリ圧縮機としたが、スイング圧縮機としてもよい。
また、第1実施形態では、凝縮器として1つの熱交換器
8を備えたが、圧縮機2と3に対して独立した2つの熱
交換器を備えてもよい。また、上記第2実施形態では、
吸入側の配管71,72を配管73に合流させたが、図
1に示す冷凍機100のように被回収回路101に2つ
の接続ポート101A,101Bがある場合は、図2
(B)に示すように、合流配管73を無くして、直接各接
続ポート101A,101Bに配管71,72を連結して
もよい。
【0055】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の冷媒回収方法は、大容量の圧縮機で冷媒を速く回収
でき、小容量であるが故にクリアランス(デッドスペー
ス)が小さく漏れの少ない圧縮機で回収残しの少ない緻
密な冷媒回収が行える。
【0056】また、請求項2の発明の冷媒回収方法は、
最初に、大きな容量の圧縮機を運転して高速で冷媒回収
し、次に、小さな容量の圧縮機を運転して漏れの少ない
緻密な冷媒回収を行うから、全体として高速かつ緻密な
冷媒回収を行える。また、最初に、小さな容量の圧縮機
を運転せずに、大きな容量の圧縮機のみを運転し、次
に、大きな容量の圧縮機を停止して小さな容量の圧縮機
のみを運転すれば、高速かつ漏れの無い緻密な冷媒回収
を効率良く実行できる。
【0057】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載の冷媒回収方法において、小さな容量の圧縮機
を運転する前に、大きな容量の圧縮機の運転を停止し、
途中から小さな容量の圧縮機だけで緻密な冷媒回収を行
う。すなわち、残留ガスが少なくなった回収後半におい
て、回収効率が大巾に低下する大きな容量の圧縮機を停
止させて、圧縮機の運転効率を向上させることができ
る。
【0058】また、請求項4の発明の冷媒回収装置は、
接続口に接続された大きな容量の回収用圧縮機を運転し
て、接続口に接続された被回収機から冷媒を高速で回収
できる。また、上記接続口に接続された小さな容量の回
収用圧縮機を運転して、接続口に接続された被回収機の
冷媒を緻密に回収できる。
【0059】また、請求項5の発明は、請求項4に記載
の冷媒回収装置において、上記接続口と上記大きな容量
の回収用圧縮機との間に接続された第1閉鎖弁と、上記
接続口と上記小さな容量の回収用圧縮機との間に接続さ
れた第2閉鎖弁とを備えた。この請求項5の発明は、上
記第1閉鎖弁を開いて、大きな容量の回収用圧縮機を運
転することによって、上記接続口に接続された被回収機
の冷媒を高速に回収できる。また、第2閉鎖弁を開い
て、小さな容量の回収用圧縮機を運転することによっ
て、上記接続口に接続された被回収機の冷媒を緻密に回
収できる。また、第1閉鎖弁を開き、第2閉鎖弁を閉じ
て、大きな容量の回収用圧縮機のみを運転することによ
って、高速な冷媒回収を効率良く実行でき、第1閉鎖弁
を閉じ、第2閉鎖弁を開いて、漏れの少ない小さな容量
の回収用圧縮機のみを運転することによって、緻密な冷
媒回収を効率良く実行できる。
【0060】また、請求項6の発明は、ロータリ圧縮機
もしくはスイング圧縮機を、小さな容量の回収用圧縮機
にしたから、構成部品の各部分のクリアランス(デッド
スペース)を小さくすることがレシプロ圧縮機に比べて
容易であり、漏れの少ない緻密な冷媒回収を行うための
小容量の圧縮機を容易に構成できる。また、レシプロ圧
縮機を大きな容量の回収用圧縮機にしたから、高速回収
用の大容量の圧縮機を比較的低コストで構成できる。
【0061】また、請求項7の発明は、冷媒回収回路の
冷媒圧力を検出する圧力センサを備えたから、この圧力
センサが検出した冷媒圧力の大,小に応じて、大,小の容
量の圧縮機の稼動と非稼動とを選択できる。
【0062】また、請求項8の発明は、運転制御部が、
上記圧力センサが検出した冷媒圧力を表す信号を受け
て、冷媒圧力が所定圧力以上であるとき、つまり、残存
している被回収冷媒量が所定量以上のときに、大きな容
量の圧縮機で高速な冷媒回収を行う。一方、冷媒圧力が
所定圧力未満であるとき、つまり、残存している被回収
冷媒量が所定量未満のときに、小さな容量の圧縮機で緻
密な冷媒回収を実行できる。
【0063】また、請求項9の発明は、被回収回路への
第1接続口と、大容量の回収用圧縮機への第2接続口
と、小容量の回収用圧縮機への第3接続口と、上記第1
接続口と第2接続口との間に接続された第1閉鎖弁と、
上記第1接続口と第3接続口との間に接続された第2閉
鎖弁とを備えた。
【0064】この請求項9の発明の冷媒回収装置によれ
ば、上記第1接続口を被回収回路に接続し、第2接続口
を大容量の回収用圧縮機に接続し、第3接続口を小容量
のの回収用圧縮機へ接続する。これにより、冷媒回収の
準備ができ、次に、第1閉鎖弁を開き、大容量圧縮機を
運転することで、被回収回路から冷媒を高速に回収する
ことができる。次に、第2閉鎖弁を開き、小容量圧縮機
を運転することで、被回収回路から冷媒を漏れなく回収
できる。したがって、この冷媒回収装置を用いて、第1
閉鎖弁,第2閉鎖弁を順に開くことによって、全体とし
て、高速かつ緻密な回収残しの少ない緻密な冷媒回収を
行うことができる。
【0065】また、この請求項9の発明では、被回収回
路に接続される第1接続ポートから大,小の回収用圧縮
機への冷媒回路を1つのユニットとしているから、圧縮
機とは別に持ち運ぶことができ、取り扱い易くなる。ま
た、冷媒回収時には、第2接続ポート,第3接続ポート
を用いて、大,小の回収用圧縮機に簡単に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の冷媒回収装置の第1実施形態を示
す冷媒回路図である。
【図2】 この発明の冷媒回収装置の第2実施形態を示
す冷媒回路図である。
【図3】 上記第1,第2実施形態の冷媒回収動作を説
明するフローチャートである。
【図4】 大容量圧縮機と小容量圧縮機の冷媒回収特性
を表す図表である。
【符号の説明】
1…冷媒回収装置、2,51…大容量の回収用圧縮機、
2A,51B…吸入側ポート、3,52…小容量の回収用
圧縮機、3A,52B…吸入側ポート、5,53…接続ポ
ート、6,7,65,70…閉鎖弁、8,60,61…熱交
換器、10…合流配管、11,55,56…排出口、1
2,73…冷媒配管、13,75…圧力センサ、15,7
7…運転制御部、21…接続配管、100…冷凍機、1
01…冷媒回路、101A…接続ポート、102…第1
熱交換器、103…膨張弁、104…第2熱交換器、1
05…圧縮機。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大きな容量の圧縮機(2,51)と小さな
    容量の圧縮機(3,52)とを運転して冷媒を回収するこ
    とを特徴とする冷媒回収方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の冷媒回収方法におい
    て、 最初は、大きな容量の圧縮機(2,51)を運転して冷媒
    を回収し、次に、小さな容量の圧縮機(3,52)を運転
    して冷媒を回収することを特徴とする冷媒回収方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の冷媒回収方法
    において、 小さな容量の圧縮機(3,52)を運転する前に、大きな
    容量の圧縮機(2,51)の運転を停止することを特徴と
    する冷媒回収方法。
  4. 【請求項4】 冷媒回路(101)に接続するための接続
    口(5,53)と、 上記接続口(5,53)に接続された大きな容量の回収用
    圧縮機(2,51)と、 上記接続口(5,53)に接続された小さな容量の回収用
    圧縮機(3,52)と、 上記大,小の容量の回収用圧縮機(2,3,51,52)から
    の冷媒を凝縮する凝縮器(8,60,61)と、 上記凝縮器(8,60,61)が凝縮した冷媒の排出口(1
    1,55,56)とを備えたことを特徴とする冷媒回収装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の冷媒回収装置におい
    て、 上記接続口(5,53)と上記大きな容量の回収用圧縮機
    (2,51)との間に接続された第1閉鎖弁(6,65)と、
    上記接続口(5,53)と上記小さな容量の回収用圧縮機
    (3,52)との間に接続された第2閉鎖弁(7,70)とを
    備えたことを特徴とする冷媒回収装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載の冷媒回収装置
    において、 上記大きな容量の回収用圧縮機(2,51)は、レシプロ
    圧縮機であり、上記小さな容量の回収用圧縮機(3,5
    2)は、ロータリ圧縮機もしくはスイング圧縮機である
    ことを特徴とする冷媒回収装置。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6のいずれか1つに記載の
    冷媒回収装置において、 冷媒回収回路の冷媒圧力を検出する圧力センサ(13,7
    5)を備えたことを特徴とする冷媒回収装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の冷媒回収装置におい
    て、 上記圧力センサ(13,75)が検出した冷媒圧力を表す
    信号を受けて、上記冷媒圧力が所定圧力以上であるとき
    に、上記大容量の圧縮機(2,51)を運転させ、上記冷
    媒圧力が所定圧力未満であるときに、上記小容量の圧縮
    機(3,52)を運転させる運転制御部(15,77)を備え
    たことを特徴とする冷媒回収装置。
  9. 【請求項9】 被回収回路(101)への第1接続口(5
    3)と、 大容量の回収用圧縮機(51)への第2接続口(63)と、 小容量の回収用圧縮機(52)への第3接続口(68)と、 上記第1接続口(53)と第2接続口(63)との間に接続
    された第1閉鎖弁(65)と、 上記第1接続口(53)と第3接続口(68)との間に接続
    された第2閉鎖弁(70)とを備えたことを特徴とする冷
    媒回収装置。
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JP2013007541A (ja) * 2011-06-27 2013-01-10 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 冷媒回収装置及び冷媒回収方法
JP2017125661A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 株式会社中島自動車電装 多段可変式ガス回収機及び多段可変式冷媒回収機

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