JP2000199371A - 車両ドア用給電装置 - Google Patents

車両ドア用給電装置

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JP2000199371A
JP2000199371A JP11000459A JP45999A JP2000199371A JP 2000199371 A JP2000199371 A JP 2000199371A JP 11000459 A JP11000459 A JP 11000459A JP 45999 A JP45999 A JP 45999A JP 2000199371 A JP2000199371 A JP 2000199371A
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JP
Japan
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terminal
door
vehicle
terminals
vehicle body
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Withdrawn
Application number
JP11000459A
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English (en)
Inventor
Motoharu Yoshida
元春 吉田
Keizo Shimoda
敬三 霜田
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア開時電源電圧が印加されないようにする
とともに、端子の絶縁劣化を防止できるようにした車両
ドア用給電装置を提供する。 【解決手段】 ドアDが開きリターンバネ17の付勢力
によりアース端子19及び車体側端子20が進出したと
き、コンタクト18が不導通部分である樹脂モールド帯
26に弾接するから、アース端子19及び車体側端子2
0に電源電圧が印加されない。従って、導電性部材が接
触しても端子間が短絡してしまうことがない。また、ア
ース端子19のスイッチ室12からの突出長さを、他の
車両側端子20の突出長よりも少なくしたから、各端子
間の接離のタイミングをずらすことができ、アース端子
19及び車体側端子20での両方で電源を断つから、各
端子の絶縁劣化の防止が可能となり耐久性を高めること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両ドア用給電装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドアの開閉に伴って車体側端子とドア側
端子とを接離させる車両ドア用給電装置は、常時車体側
端子が電源に接続され、電源電圧が印加されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、導電性部材
が接触すると車体側端子間が短絡してしまう虞れがあ
る。また、各端子間の接離のタイミングをずらすことに
より、端子の絶縁劣化の防止が可能となる。本発明は上
記した点に鑑みてなされたもので、ドア開時電源電圧が
印加されないようにするとともに、端子の絶縁劣化を防
止できるようにした車両ドア用給電装置を提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の請求項1に記載の本発明の車両ドア用給電装
置は、ドアの開閉に伴って車体側端子とドア側端子とを
接離させて給電する車両ドア用給電装置において、電源
に接続される車体側端子を、リターンバネを付装して端
子ケースに進退自在に保持するとともに、該端子ケース
内に配設したコンタクトが弾接する電気的導通部分と不
導通部分を設け、ドアの開時にドア側端子と離間してリ
ターンバネの付勢力により進出したとき、前記コンタク
トが該不導通部分に弾接するようにしたことを特徴とす
る。
【0005】また、請求項2に記載の本発明の車両ドア
用給電装置は、請求項1に記載の構成において、前記端
子ケースに進退自在に保持される車体側端子のうち、ア
ース端子の該端子ケースからの突出長さを、他の端子の
突出長よりも少なくしたことを特徴とする。
【0006】
【発明の作用及び効果】請求項1に記載の車両ドア用給
電装置によれば、ドアの開時にドア側端子と離間してリ
ターンバネの付勢力により車体側端子が進出したとき、
コンタクトが不導通部分に弾接するから、車体側端子間
に電源電圧が印加されない。従って、導電性部材が接触
しても車体側端子間が短絡してしまうことがない。
【0007】請求項2に記載の車両ドア用給電装置によ
れば、アース端子の端子ケースからの突出長さを、他の
端子の突出長よりも少なくしたから、各端子間の接離の
タイミングをずらすことができ、端子の絶縁劣化の防止
が可能となり耐久性を高めることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を添付図面を参
照して説明する。図1は車両ドア用給電装置1の断面図
であって、ドア閉状態を右半分に示してある。図2は図
1におけるA−A線断面図、図3は同B−B線断面図で
ある。4個のドア側端子2は、ドアDに取り付けられる
ホルダケース3に形成された保持筒部4にインサートさ
れ、先端の電極部5を横一列に突出している。ドア側端
子2の後端は、それぞれリード線6が接続されている。
リード線6は、ドアに配設された電装品の電気回路(図
示しない)に接続されている。
【0009】車体Bには、端子ケース11が固定されて
いる。端子ケース11は、ドア側端子2に対向して区画
された4個のスイッチ室12が形成されている。スイッ
チ室12の前壁13には、端子挿通孔14が形成されて
いる。また、スイッチ室12の後壁15にはバネガイド
ピン16が設けられていて、外周にリターンバネ17が
巻装されている。スイッチ室12の底面には、板バネ材
で略U字形に屈曲したコンタクト18が固定されてい
る。コンタクト18は、車体側の電源回路(図示しな
い)に接続されている。そして、該スイッチ室12に
は、アース端子19とその他の車両側端子20が配置さ
れる。
【0010】アース端子19及びその他の車両側端子2
0は、それぞれ導電性部材から電極筒部21と拡径筒部
22を形成したものである。電極筒部21の外周には、
絶縁性の樹脂モールド23が施されている。樹脂モール
ド23から電極筒部21先端の電極部24を突出させて
いる。拡径筒部22の後端には、バネ挿入孔25が形成
されている。そして、後端部外周に絶縁性の樹脂モール
ド帯26を形成して、電気的不導通部分を設けている。
また、アース端子19の電極筒部21の長さは、その他
の車両側端子19の電極筒部21よりも短くして、スイ
ッチ室12からの突出長さを少なくしている。
【0011】そして、アース端子19及びその他の車両
側端子20の各電極筒部21は、スイッチ室12の端子
挿通孔14に挿通して、拡径筒部22のバネ挿入孔25
にリターンバネ17とバネガイドピン16の先端部を挿
入する。さらに、拡径筒部22の外周の両側に、スイッ
チ室12の底面に固定した略U字形のコンタクト18を
弾接させるとともに、スイッチ室12に形成したホルダ
27によりアース端子19及びその他の車両側端子20
を進退可能に保持する。
【0012】リターンバネ17の付勢力により進出する
アース端子19及びその他の車両側端子20は、拡径筒
部22の拡径段部22aがスイッチ室12の前壁13に
当接して、アース端子19及びその他の車両側端子20
のスイッチ室12からの突出長さが規制される。そし
て、この時コンタクト18が拡径筒部22の樹脂モール
ド帯26の両側に弾接する。
【0013】上記車両ドア用給電装置1は、開かれたド
アDを閉じる場合は、先ず右側の3個ドア側端子2の電
極部5が車両側端子20の電極部24に当接する。続い
て左端のドア側端子2とアース端子19が当接する。そ
して、ドアDが閉塞されるに従いドア側端子2に押圧さ
れて、アース端子19及び車両側端子20がスイッチ室
12に向かって後退する。スイッチ室12内では、拡径
筒部22の外周の樹脂モールド帯26に弾接していたコ
ンタクト18が拡径筒部22に弾接して、アース端子1
9及び車体側端子20とドア側端子2とが電気的に接続
する。
【0014】また、閉じられたドアDを開く場合は、先
ず左端のドア側端子2がアース端子19から離間する。
そしてその後、右側の3個ドア側端子2が車両側端子2
0から離間する。そして、アース端子19及び車両側端
子20が、リターンバネ17の付勢力により進出する。
スイッチ室12内では、拡径筒部22の外周に弾接して
いたコンタクト18が拡径筒部22の外周の樹脂モール
ド帯26に弾接して、アース端子19及び車体側端子2
0と車両電源との電気的接続が遮断される。
【0015】上記したように、ドアDが開きリターンバ
ネ17の付勢力によりアース端子19及び車体側端子2
0が進出したとき、コンタクト18が不導通部分である
樹脂モールド帯26に弾接するから、アース端子19及
び車体側端子20に電源電圧が印加されない。従って、
導電性部材が接触しても端子間が短絡してしまうことが
ない。
【0016】また、アース端子19のスイッチ室12か
らの突出長さを、他の車両側端子20の突出長よりも少
なくしたから、各端子間の接離のタイミングをずらすこ
とができ、アース端子19及び車体側端子20での両方
で電源を断つから、各端子の絶縁劣化の防止が可能とな
り耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両ドア用給電装置の断面図であって、ドア閉
塞状態を右半分に示してある。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】同、B−B線断面図である。
【符号の説明】
1...車両ドア用給電装置 2...ドア側端子 11...端子ケース 12...スイッチ室 16...バネガイドピン 17...リターンバネ 18...コンタクト 20...車体側端子 26...樹脂モールド帯 B...車体 D...ドア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの開閉に伴って車体側端子とドア側
    端子とを接離させて給電する車両ドア用給電装置におい
    て、 電源に接続される車体側端子を、リターンバネを付装し
    て端子ケースに進退自在に保持するとともに、該端子ケ
    ース内に配設したコンタクトが弾接する電気的導通部分
    と不導通部分を設け、ドアの開時にドア側端子と離間し
    てリターンバネの付勢力により進出したとき、前記コン
    タクトが該不導通部分に弾接するようにしたことを特徴
    とする車両ドア用給電装置。
  2. 【請求項2】 前記端子ケースに進退自在に保持される
    車体側端子のうち、アース端子の該端子ケースからの突
    出長さを、他の端子の突出長よりも少なくしたことを特
    徴とする請求項1に記載の車両ドア用給電装置。
JP11000459A 1999-01-05 1999-01-05 車両ドア用給電装置 Withdrawn JP2000199371A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007505454A (ja) * 2003-09-11 2007-03-08 マークコート アーゲー 電気接続を行う装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007505454A (ja) * 2003-09-11 2007-03-08 マークコート アーゲー 電気接続を行う装置

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Effective date: 20060307