JP2000198981A - 湖底泥浄化処理剤及び浄化処理方法 - Google Patents

湖底泥浄化処理剤及び浄化処理方法

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JP2000198981A JP174499A JP174499A JP2000198981A JP 2000198981 A JP2000198981 A JP 2000198981A JP 174499 A JP174499 A JP 174499A JP 174499 A JP174499 A JP 174499A JP 2000198981 A JP2000198981 A JP 2000198981A
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lake
mud
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Kayohiko Tanimoto
佳代彦 谷元
Hideo Yara
秀夫(琉球大学教授工学博士) 屋良
Masaaki Furuya
正明 古家
Masami Gibo
政巳 宜保
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KANKYO BIKEN KK
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  • Treatment Of Sludge (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 還元状態にある湖底泥を比較的低コストで硫
化状態の自然土壌に復帰せしめ、環境破壊を防止し、生
態系の自然循環を可能にする湖底泥浄化処理剤及び浄化
処理方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、還元土壌の浄化に効果的な配
合剤である純水,硫酸アルミニウム,硝酸カルシウム,塩
化マグネシウム,ホスホン酸及び希硫酸からなる電解凝
集結合材(リバイバ)に無シリカの改善や土壌硬化促進
に効果的なケイ酸ナトリウムを併用剤として混練してな
る浄化処理剤を湖底から汲み上げた泥土に放流して混練
することにより浄化するものである。浄化処理後の湖底
泥は公園敷地の造成や建設残土同様の埋立等の再利用が
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、還元状態にある湖
底泥を酸化状態に改質して健康土壌の構築と地耐力の付
与ができる浄化処理剤及び浄化処理方法に係り、更に浄
化処理剤の減量化と処理工期の短縮によるトータルコス
トの大幅の低減ができる湖底泥浄化処理剤及び浄化処理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】湖沼や内湾は閉鎖性水域のため河川から
流れてくるリン,窒素,有機物,ヘドロ等の富養塩化分
が溜り易く、湖沼はその湖底に泥を含んだ有機物が堆積
され、酸素溶存率(DO)が低下している。このために
自浄能力が低下し、湖底は還元状態となり、堆積物は硫
化物に変わり、硫化物からリンや窒素,硫化鉄等の養分
溶出が起る。そのため、各種のプランクトン・アオコ類
が発生し、水質悪化が加速的に促進される。還元状態に
ある湖底泥内には水中生態系が生存できず自然界におい
て必要な水中生態系の循環が行われないのが現状であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】還元状態にある湖底泥
内ではリン酸はPO4-Pとなり硝酸態はNO3-NからN
O2-Nとなり、硫化物はH2S・HS・FeSとなる。
一方、改質状の酸化状態では、リン酸はFePO4・C
a3(PO4)2となり無公害の物質に固定化し、硝酸態
はN2OからN2となりガス化し消失し、硫化物はSO42
-となり無公害の物質となって固定する。汚染された湖
底泥は、そのままの状態では還元状態を更に悪化するだ
けであり、何等かの外的手段を加えてこれを酸化状態に
戻すことが環境破壊防止のため急務である。然し乍ら、
現状では各種の浄化処理が行われているが効果的なもの
はない。なお、硝酸カルシウムを用いて底質を改善する
手法が滋賀県琵琶湖研究所を中心として進められている
程度である。
【0004】次に示す表1は正常状態にある土や湖底泥
と還元状態にある底泥との組織成分を比較したものであ
り、汚染された底泥が極端にシリカ(SiO)の成分が
低いことがわかる。このシリカの欠如が自然界における
永久ヘドロの主因であり、この成分を高めることが泥底
の浄化に必要である。
【0005】
【表1】
【0006】本発明は、以上の事情に鑑みて発明された
ものであり、無シリカの状態を改質して健康土壌の構築
と地耐力の付与ができ還元状態の土質を酸化状態に改質
すると共に、浄化処理剤の減量と処理工期の短縮により
トータルコストの大幅な低減ができる湖底泥浄化処理剤
及び浄化処理方法を提供することを目的とする。勿論、
本発明により改質された湖底泥は無害であり、悪臭の発
生もなく、再泥土化もなく、植生効果が絶大であり、特
に、大型の湖沼の処理に効果的である特徴を有するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、還元状態の湖底泥を酸化状態に改質す
るための浄化処理剤であって、該浄化処理剤は、電解凝
集結合剤とケイ酸ナトリウムとを適宜割合で混合したも
のからなり、前記電解凝集結合剤が、純水,硫酸アルミ
ニウム,硝酸カルシウム,塩化マグネシウム,ホスホン
酸及び希硫酸を所定の重量比で混合したものからなる湖
底泥浄化処理剤を構成するものである。更に具体的に、
前記硫酸アルミニウムの替りにポリ硫酸第二鉄,ポリ塩
化アルミニウム,塩化アルミニウムの内のいずれか1つ
を用いるものであり、前記塩化マグネシウムの替りに硫
酸マグネシウムを用いるものであり、前記電解凝集結合
剤とケイ酸ナトリウムとその混合比が約50%づつであ
り、前記電解凝集結合剤が、純水100〜200g,硫
酸アルミニウム700〜1400g,硝酸カルシウム2
5〜50g,塩化マグネシウム25〜50g,ホスホン
酸5〜10g及び希硫酸15〜30gの重量比で混合さ
れるものであることを特徴とする。
【0008】また、本発明は、還元状態の湖底泥を酸化
状態に改質するための浄化処理方法であって、前記湖底
泥を湖底から地上に汲み上げた後、純水,硫酸アルミニ
ウム(ポリ塩化アルミニウム,塩化アルミニウムのうち
のいずれか1つでも可),硝酸カルシウム,塩化マグネ
シウム(硫酸マグネシウムでも可),ホスホン酸及び希
硫酸の混合体からなる電解凝集結合剤とこれとほぼ同量
のケイ酸ナトリウムを前記湖底泥に放流して混練撹拌し
た後、改質された湖底泥を湖底に戻す湖底泥浄化処理方
法を特徴とする。更に具体的に、塩素が混入されていな
いか又は微少量の塩素を含む清水の純水100〜200
gに塩化マグネシウム25〜50g,ホスホン酸5〜1
0g,硝酸カルシウム25〜50gを投入して数分間撹
拌した後、硫酸アルミニウム700〜1400gを投入
して数分間撹拌し、次に希硫酸15〜30gを投入して
数分間撹拌して電解凝集結合剤を形成し、同量のケイ酸
ナトリウムと共に地上に汲み上げられた湖底泥に放流し
て混練撹拌した後、改質された湖底泥を湖底に戻す湖底
泥浄化処理方法を特徴とするものである。
【0009】純水,硫酸アルミニウム,硝酸カルシウ
ム,塩化マグネシウム,ホスホン酸,希硫酸等は後にそ
の特徴を説明するように浄化処理に効果的な特徴を有す
るものであり、これ等を所定の配合度で混合することに
より、浄化処理に優れた性質を有する電解凝集結合剤が
生成される。これに併用剤として土壌の安定剤や硬化剤
等として機能するケイ酸ナトリウムを混合することによ
り、より優れた浄化処理剤が生成される。この浄化処理
剤を汚泥されている湖から汲み上げられた湖底泥に放流
させて混練することにより還元土壌が酸化土壌となり、
PHも6〜7の中性で、植性効果も大で無害の酸化土壌
が生成される。またこの酸化土壌は再泥土化がなく、悪
臭も発生しない。また、シリカの成分が多くなり、ヘド
ロから解放され自然界の改良土壌が形成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の湖底泥浄化処理剤
及び浄化処理方法を詳述する。まず、湖底泥浄化処理剤
の配合とそれ等の特徴をまず説明する。湖底泥浄化処理
剤は、電解凝集結合剤(以下、リバイバと仮称する)と
併用剤としてのケイ酸ナトリウムとからなる。次の表2
はリバイバの配合表を示す。なお、配合表には薬品名,
化学記号と重量比が記載されているが、重量比について
はこの範囲に限定するものではない。また、ケイ酸ナト
リウム(Na2O・nSiO2・nH2O)はリバイバと
ほぼ同量だけ添加し併用する。また、リバイバの構成要
素として硫酸アルミニウムを用いているが、この替り
に、ポリ硫酸第二鉄,ポリ塩化アルミニウム,塩化アル
ミニウムのいずれか一種類のものを用いてもよい。ま
た、塩化マグネシウムの替りに硫酸マグネシウムを用い
てもよい。
【0011】
【表2】
【0012】次に、リバイバ及びケイ酸ナトリウムの特
徴を記載する。まず、純水は地下水等の清水がよく、塩
素の混入されていない水が望ましい。また、塩素が混入
していても微少量であることが必要である。硫酸アルミ
ニウムは別名硫酸バンドとも仮称されるもので、上水
道,工業用水の浄化の凝集剤として使用されると共に製
紙工場のサイジング助剤として使用される。また、油脂
の清澄剤や各種の触媒として使用される。このものの泥
土の中和による親水基の破壊や凝結合の主力剤として機
能する。また、陽荷電を有する安定性のある凝集剤であ
る。
【0013】硝酸カルシウムは、別名硝酸石灰ともい
い、主に水溶性の肥料,染色加工,冷媒溶剤として使用
されるもので硫化物の酸化分解の促進剤として機能す
る。前記したように、本剤一点のみで琵琶湖研究所では
湖底泥の浄化に効果的であるとの研究結果を発表してい
る。また、塩化マグネシウムは別名塩マグ,にがりとも
いい、主に豆腐の製造に広く使用されると共に道路の凍
結防止,耐火物,土木建材用に使用される。凝集結合の
助剤や疎水性の促進剤であり、汚濁物の凝集能力と優
れ、陽荷電を有するため硫酸アルミニウムの助剤として
作用する。
【0014】ホスホン酸は別名エチドロン酸化といい、
主に水処理におけるスケール防止,防食,過酸化物の安
定,凝結合剤,重金属のキレード剤として使用される。
重金属イオンの封鎖,合成による酸化物の安定として機
能する。河川,湖沼により泥土中に重金属が含有されて
いる場合があり、この無害化に効果的である。また、各
種薬剤との併用剤として共働効果を発揮する(キレード
剤としての効果大)。また、希硫酸は別名硫酸ともい
い、泥土の酸性化に効果的なものである。
【0015】以上のように、リバイバの構成要素は夫々
各種の機能を有し、これ等の構成要素の混合剤からなる
リバイバは夫々の構成要素の各特徴を合わせもつ浄化処
理剤としての機能を有するものである。一方、ケイ酸ナ
トリウムは別名水ガラスともい、SiO2そのものであ
る。洗剤のビルダ,土壌の硬化安定剤,セメントの急結
剤,窯業用剤,溶接棒用剤等に使用される。泥土成分中
の無シリカの改善や土壌硬化促進剤として機能する。湖
底泥を成分基礎から改善するものである。
【0016】次に以上の各特徴を有するリバイバとケイ
酸ナトリウムを用いる湖底泥の浄化処理方法について説
明する。次の表3は湖底泥1m3の当りのリバイバとケ
イ酸ナトリウムの添加量の一例を示すものである。
【0017】
【表3】
【0018】まず、純水100〜200gに塩化マグネ
シウム25〜50gとホスホン酸5〜10g及び硝酸カ
ルシウム25〜50gを順序不同に投入し、2〜3分間
程度軽く撹拌する。次に、硫酸アルミニウム700〜1
400gを投入し、2〜3分間程度軽く撹拌し、次に希
硫酸15〜30gを投入し2〜3分間程度軽く撹拌す
る。以上により、リバイバが形成される。ケイ酸ナトリ
ウムはリバイバとほぼ同量だけ準備する。
【0019】一方、湖底泥は予め湖底から汲み上げら
れ、地上に敷設される。この湖底泥に前記のリバイバと
ケイ酸ナトリウムを湖底泥の汚れ程度に応じて放流す
る。その後、ユンボ等を用いて混練する。以上により、
湖底泥は浄化され、酸性化される。次の表4は本発明の
浄化処理剤を用いて浄化した湖底泥の各成分を示すもの
である。
【0020】
【表4】
【0021】表4に示すように、湖底泥はシリカSiO
が極端に多くなっている。なお、この値はケイ酸ナトリ
ウムの混合率を上げることにより、更に大きくすること
が出来るのは勿論である。以上より本発明の浄化処理剤
の効果のあることがわかる。
【0022】本発明によって改質された湖底泥は従来の
ものに較べて地耐力が大幅に向上する。図1及び図2は
その比較値を示す線図である。図1は従来の汚泥の地耐
力を示すものであり、図2は本発明によって改質された
湖底泥の地耐力を示すものである。なお、地耐力は一軸
圧縮強さqukN/m2により示され、従来のものは最
大値が195.5kN/m2であるが本発明のものは3
06.3kN/m2と大きくなっていることがわかる。
また、破壊状況においても本発明によるものは単純破壊
形態のものからなる。
【0023】また、本発明によって改質された湖底泥は
重金属イオン封鎖能力とキレード効果を有する。その状
態が表5,表6の溶出試験成績表に示されている。な
お、表5は従来のものであり、表6は本発明の改質土壌
に関するものである。なお、以上の試験は処理後28日
経過した時点で測定したものである。
【0024】
【表5】
【0025】
【表6】
【0026】また、表7は、同じく溶出試験の結果を示
すものであり、全りん,全窒素が大幅に低減すると共
に、BOD,CODの値が大幅に改質されていることが
わかる。
【0027】
【表7】
【0028】以上の説明において、浄化処理剤として前
記の構成要素を用いたが、前記したようにその重量比は
1つの目安を示すものであり、湖底泥の還元状態に応じ
て適宜最適の重量組み合わせのものが使用される。ま
た、実際に汲み上げられた湖底泥にリバイバやケイ酸ナ
トリウムを放流するのは、予め、準備したこれ等の液体
を可撓性の供給管や供給ポンプを介して湖底泥に放流せ
しめて行う。また、混練は、例えば、ユンボにより行
う。
【0029】
【発明の効果】1)本発明によれば、還元状態の湖底泥
が酸化状態の土壌として再生される。この処理土壌は活
性土壌菌の繁殖に良好や植生効果のある土壌を構築す
る。また、PH6〜7の範囲であり、各種栄養塩及び公
害物質の溶出はない。これはリン酸塩コロイド・ヒドロ
シキアパタイト等による包含作用が生ずるためである。 2)また、本処理土壌は植生に重要な三相を構築し、活
性団粒子の構築を図り、再泥土化はない。これは、泥土
の強い親水基を完全に中和破壊する効果とシリカ成分補
強による。また、本浄化処理材は重金属イオン封鎖能力
とキレード効果を有し、本処理土壌は無害化が図られ
る。 3)また、本処理土壌は、成分基礎から改質され、底泥
の特徴である成分中の無シリカ状態を改善し、健康的土
壌を構築すると共に、当然の結果として泥土の悪臭発生
が防止される。 4)また、本発明の湖底泥の浄化処理方法は、リバイバ
とケイ酸ナトリウムをケミカルポンプ等により泥土中に
放流して混練するだけの比較的簡単なものからなり、浄
化処理剤が直接泥土に作用するため浄化処理剤の使用量
が少なく済み、且つ処理作業効率の向上が図れる。これ
によりトータルコストの低減ができる。また、比較的低
コストの設備により実施することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月21日(1999.1.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 湖底泥浄化処理剤及び浄化処理方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、還元状態にある湖
底泥を酸化状態に改質して健康土壌の構築と地耐力の付
与ができる浄化処理剤及び浄化処理方法に係り、更に浄
化処理剤の減量化と処理工期の短縮によるトータルコス
トの大幅の低減ができる湖底泥浄化処理剤及び浄化処理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】湖沼や内湾は閉鎖性水域のため河川から
流れてくるリン,窒素,有機物,ヘドロ等の富養塩化分
が溜り易く、湖沼はその湖底に泥を含んだ有機物が堆積
され、酸素溶存率(DO)が低下している。このために
自浄能力が低下し、湖底は還元状態となり、堆積物は硫
化物に変わり、硫化物からリンや窒素,硫化鉄等の養分
溶出が起る。そのため、各種のプランクトン・アオコ類
が発生し、水質悪化が加速的に促進される。還元状態に
ある湖底泥内には水中生態系が生存できず自然界におい
て必要な水中生態系の循環が行われないのが現状であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】還元状態にある湖底泥
内ではリン酸はPO4 -Pとなり硝酸態はNO3 -NからN
2 -Nとなり、硫化物はH2S・HS・FeSとなる。
一方、改質状の酸化状態では、リン酸はFePO4・C
3(PO42となり無公害の物質に固定化し、硝酸態
はN2OからN2となりガス化し消失し、硫化物はSO4
2-となり無公害の物質となって固定する。汚染された湖
底泥は、そのままの状態では還元状態を更に悪化するだ
けであり、何等かの外的手段を加えてこれを酸化状態に
戻すことが環境破壊防止のため急務である。然し乍ら、
現状では各種の浄化処理が行われているが効果的なもの
はない。なお、硝酸カルシウムを用いて底質を改善する
手法が滋賀県琵琶湖研究所を中心として進められている
程度である。
【0004】次に示す表1は正常状態にある土や湖底泥
と還元状態にある底泥との組織成分を比較したものであ
り、汚染された底泥が極端にシリカ(SiO)の成分が
低いことがわかる。このシリカの欠如が自然界における
永久ヘドロの主因であり、この成分を高めることが泥底
の浄化に必要である。
【0005】
【表1】
【0006】本発明は、以上の事情に鑑みて発明された
ものであり、無シリカの状態を改質して健康土壌の構築
と地耐力の付与ができ還元状態の土質を酸化状態に改質
すると共に、浄化処理剤の減量と処理工期の短縮により
トータルコストの大幅な低減ができる湖底泥浄化処理剤
及び浄化処理方法を提供することを目的とする。勿論、
本発明により改質された湖底泥は無害であり、悪臭の発
生もなく、再泥土化もなく、植生効果が絶大であり、特
に、大型の湖沼の処理に効果的である特徴を有するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、還元状態の湖底泥を酸化状態に改質す
るための浄化処理剤であって、該浄化処理剤は、電解凝
集結合剤とケイ酸ナトリウムとを適宜割合で混合したも
のからなり、前記電解凝集結合剤が、純水,硫酸アルミ
ニウム,硝酸カルシウム,塩化マグネシウム,ホスホン
酸及び希硫酸を所定の重量比で混合したものからなる湖
底泥浄化処理剤を構成するものである。更に具体的に、
前記硫酸アルミニウムの替りにポリ硫酸第二鉄,ポリ塩
化アルミニウム,塩化アルミニウムの内のいずれか1つ
を用いるものであり、前記塩化マグネシウムの替りに硫
酸マグネシウムを用いるものであり、前記電解凝集結合
剤とケイ酸ナトリウムとその混合比が約50%づつであ
り、前記電解凝集結合剤が、純水100〜200g,硫
酸アルミニウム700〜1400g,硝酸カルシウム2
5〜50g,塩化マグネシウム25〜50g,ホスホン
酸5〜10g及び希硫酸15〜30gの重量比で混合さ
れるものであることを特徴とする。
【0008】また、本発明は、還元状態の湖底泥を酸化
状態に改質するための浄化処理方法であって、前記湖底
泥を湖底から地上に汲み上げた後、純水,硫酸アルミニ
ウム(ポリ塩化アルミニウム,塩化アルミニウムのうち
のいずれか1つでも可),硝酸カルシウム,塩化マグネ
シウム(硫酸マグネシウムでも可),ホスホン酸及び希
硫酸の混合体からなる電解凝集結合剤とこれとほぼ同量
のケイ酸ナトリウムを前記湖底泥に放流して混練撹拌し
た後、改質された湖底泥を健康無害な土に戻す湖底泥浄
化処理方法を特徴とする。更に具体的に、塩素が混入さ
れていないか又は微少量の塩素を含む清水の純水100
〜200gに塩化マグネシウム25〜50g,ホスホン
酸5〜10g,硝酸カルシウム25〜50gを投入して
数分間撹拌した後、硫酸アルミニウム700〜1400
gを投入して数分間撹拌し、次に希硫酸15〜30gを
投入して数分間撹拌して電解凝集結合剤を形成し、同量
のケイ酸ナトリウムと共に地上に汲み上げられた湖底泥
に放流して混練撹拌した後、改質された湖底泥を健康無
害な土に戻す湖底泥浄化処理方法を特徴とするものであ
る。
【0009】純水,硫酸アルミニウム,硝酸カルシウ
ム,塩化マグネシウム,ホスホン酸,希硫酸等は後にそ
の特徴を説明するように浄化処理に効果的な特徴を有す
るものであり、これ等を所定の配合度で混合することに
より、浄化処理に優れた性質を有する電解凝集結合剤が
生成される。これに併用剤として土壌の安定剤や硬化剤
等として機能するケイ酸ナトリウムを混合することによ
り、より優れた浄化処理剤が生成される。この浄化処理
剤を汚泥されている湖から汲み上げられた湖底泥に放流
させて混練することにより還元土壌が酸化土壌となり、
PHも6〜7の中性で、植性効果も大で無害の酸化土壌
が生成される。またこの酸化土壌は再泥土化がなく、悪
臭も発生しない。また、シリカの成分が多くなり、ヘド
ロから解放され自然界の健康土壌が形成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の湖底泥浄化処理剤
及び浄化処理方法を詳述する。まず、湖底泥浄化処理剤
の配合とそれ等の特徴をまず説明する。湖底泥浄化処理
剤は、電解凝集結合剤(以下、リバイバと仮称する)と
併用剤としてのケイ酸ナトリウムとからなる。次の表2
はリバイバの配合表を示す。なお、配合表には薬品名,
化学記号と重量比が記載されているが、重量比について
はこの範囲に限定するものではない。また、ケイ酸ナト
リウム(Na2O・nSiO2・nH2O)はリバイバと
ほぼ同量だけ添加し併用する。また、リバイバの構成要
素として硫酸アルミニウムを用いているが、この替り
に、ポリ硫酸第二鉄,ポリ塩化アルミニウム,塩化アル
ミニウムのいずれか一種類のものを用いてもよい。ま
た、塩化マグネシウムの替りに硫酸マグネシウムを用い
てもよい。
【0011】
【表2】
【0012】次に、リバイバ及びケイ酸ナトリウムの特
徴を記載する。まず、純水は地下水等の清水がよく、塩
素の混入されていない水が望ましい。また、塩素が混入
していても微少量であることが必要である。硫酸アルミ
ニウムは別名硫酸バンドとも仮称されるもので、上水
道,工業用水の浄化の凝集剤として使用されると共に製
紙工場のサイジング助剤として使用される。また、油脂
の清澄剤や各種の触媒として使用される。このものの泥
土の中和による親水基の破壊や凝結合の主力剤として機
能する。また、陽荷電を有する安定性のある凝集剤であ
る。
【0013】硝酸カルシウムは、別名硝酸石灰ともい
い、主に水溶性の肥料,染色加工,冷媒溶剤として使用
されるもので硫化物の酸化分解の促進剤として機能す
る。前記したように、本剤一点のみで琵琶湖研究所では
湖底泥の浄化に効果的であるとの研究結果を発表してい
る。また、塩化マグネシウムは別名塩マグ,にがりとも
いい、主に豆腐の製造に広く使用されると共に道路の凍
結防止,耐火物,土木建材用に使用される。凝集結合の
助剤や疎水性の促進剤であり、汚濁物の凝集能力と優
れ、陽荷電を有するため硫酸アルミニウムの助剤として
作用する。
【0014】ホスホン酸は別名エチドロン酸化といい、
主に水処理におけるスケール防止,防食,過酸化物の安
定,凝結合剤,重金属のキレード剤として使用される。
重金属イオンの封鎖,合成による酸化物の安定として機
能する。河川,湖沼により泥土中に重金属が含有されて
いる場合があり、この無害化に効果的である。また、各
種薬剤との併用剤として共働効果を発揮する(キレード
剤としての効果大)。また、希硫酸は別名硫酸ともい
い、泥土の酸性化に効果的なものである。
【0015】以上のように、リバイバの構成要素は夫々
各種の機能を有し、これ等の構成要素の混合剤からなる
リバイバは夫々の構成要素の各特徴を合わせもつ浄化処
理剤としての機能を有するものである。一方、ケイ酸ナ
トリウムは別名水ガラスともい、SiO2そのものであ
る。洗剤のビルダ,土壌の硬化安定剤,セメントの急結
剤,窯業用剤,溶接棒用剤等に使用される。泥土成分中
の無シリカの改善や土壌硬化促進剤として機能する。湖
底泥を成分基礎から改善するものである。
【0016】次に以上の各特徴を有するリバイバとケイ
酸ナトリウムを用いる湖底泥の浄化処理方法について説
明する。次の表3は湖底泥1m3の当りのリバイバとケ
イ酸ナトリウムの添加量の一例を示すものである。
【0017】
【表3】
【0018】まず、純水100〜200gに塩化マグネ
シウム25〜50gとホスホン酸5〜10g及び硝酸カ
ルシウム25〜50gを順序不同に投入し、2〜3分間
程度軽く撹拌する。次に、硫酸アルミニウム700〜1
400gを投入し、2〜3分間程度軽く撹拌し、次に希
硫酸15〜30gを投入し2〜3分間程度軽く撹拌す
る。以上により、リバイバが形成される。ケイ酸ナトリ
ウムはリバイバとほぼ同量だけ準備する。
【0019】一方、湖底泥は予め湖底から汲み上げら
れ、地上に敷設される。この湖底泥に前記のリバイバと
ケイ酸ナトリウムを湖底泥の汚れ程度に応じて放流す
る。その後、ユンボ等を用いて混練する。以上により、
湖底泥は浄化され、酸性化される。次の表4は本発明の
浄化処理剤を用いて浄化した湖底泥の各成分を示すもの
である。
【0020】
【表4】
【0021】表4に示すように、湖底泥はシリカSiO
が極端に多くなっている。なお、この値はケイ酸ナトリ
ウムの混合率を上げることにより、更に大きくすること
が出来るのは勿論である。以上より本発明の浄化処理剤
の効果のあることがわかる。
【0022】本発明によって改質された湖底泥は従来の
ものに較べて地耐力が大幅に向上する。図1及び図2は
その比較値を示す線図である。図1は従来の汚泥の地耐
力を示すものであり、図2は本発明によって改質された
湖底泥の地耐力を示すものである。なお、地耐力は一軸
圧縮強さqukN/m2により示され、従来のものは最
大値が195.5kN/m2であるが本発明のものは3
06.3kN/m2と大きくなっていることがわかる。
また、破壊状況においても本発明によるものは単純破壊
形態のものからなる。
【0023】また、本発明によって改質された湖底泥は
重金属イオン封鎖能力とキレード効果を有する。その状
態が表5,表6の溶出試験成績表に示されている。な
お、表5は従来のものであり、表6は本発明の改質土壌
に関するものである。なお、以上の試験は処理後28日
経過した時点で測定したものである。
【0024】
【表5】
【0025】
【表6】
【0026】また、表7は、同じく溶出試験の結果を示
すものであり、全りん,全窒素が大幅に低減すると共
に、BOD,CODの値が大幅に改質されていることが
わかる。
【0027】
【表7】
【0028】以上の説明において、浄化処理剤として前
記の構成要素を用いたが、前記したようにその重量比は
1つの目安を示すものであり、湖底泥の還元状態に応じ
て適宜最適の重量組み合わせのものが使用される。ま
た、実際に汲み上げられた湖底泥にリバイバやケイ酸ナ
トリウムを放流するのは、予め、準備したこれ等の液体
を可撓性の供給管や供給ポンプを介して湖底泥に放流せ
しめて行う。また、混練は、例えば、ユンボにより行
う。
【0029】
【発明の効果】1)本発明によれば、還元状態の湖底泥
が酸化状態の土壌として再生される。この処理土壌は活
性土壌菌の繁殖に良好や植生効果のある土壌を構築す
る。また、PH6〜7の範囲であり、各種栄養塩及び公
害物質の溶出はない。これはリン酸塩コロイド・ヒドロ
シキアパタイト等による包含作用が生ずるためである。 2)また、本処理土壌は植生に重要な三相を構築し、活
性団粒子の構築を図り、再泥土化はない。これは、泥土
の強い親水基を完全に中和破壊する効果とシリカ成分補
強による。また、本浄化処理材は重金属イオン封鎖能力
とキレード効果を有し、本処理土壌は無害化が図られ
る。 3)また、本処理土壌は、成分基礎から改質され、底泥
の特徴である成分中の無シリカ状態を改善し、健康的土
壌を構築すると共に、当然の結果として泥土の悪臭発生
が防止される。 4)また、本発明の湖底泥の浄化処理方法は、リバイバ
とケイ酸ナトリウムをケミカルポンプ等により泥土中に
放流して混練するだけの比較的簡単なものからなり、浄
化処理剤が直接泥土に作用するため浄化処理剤の使用量
が少なく済み、且つ処理作業効率の向上が図れる。これ
によりトータルコストの低減ができる。また、比較的低
コストの設備により実施することができる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月9日(1999.2.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【表3】
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C09K 103:00 Fターム(参考) 4D004 AA41 CA15 CA36 CC11 CC12 CC13 DA10 4D059 AA09 AA30 BC05 BE54 BJ01 DA03 DA09 DA16 DA17 DA23 4H026 CA03 CB01 CB03 CB04 CB05 CB07 CB08 CC06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 還元状態の湖底泥を酸化状態に改質する
    ためや、公園敷地の造成又は建設残土の埋立時に用いる
    浄化処理剤であって、該浄化処理剤は、電解凝集結合剤
    とケイ酸ナトリウムとを適宜割合で混合したものからな
    り、前記電解凝集結合剤が、純水,硫酸アルミニウム,
    硝酸カルシウム,塩化マグネシウム,ホスホン酸及び希
    硫酸を所定の重量比で混合したものからなることを特徴
    とする湖底泥浄化処理剤。
  2. 【請求項2】 前記硫酸アルミニウムの替りにポリ硫酸
    第二鉄,ポリ塩化アルミニウム,塩化アルミニウムの内
    のいずれか1つを用いることを特徴とする請求項1に記
    載の湖底泥浄化処理剤。
  3. 【請求項3】 前記塩化マグネシウムの替りに硫酸マグ
    ネシウムを用いることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の湖底泥浄化処理剤。
  4. 【請求項4】 前記電解凝集結合剤とケイ酸ナトリウム
    とその混合比が約50%づつである請求項1に記載の湖
    底泥浄化処理剤。
  5. 【請求項5】 前記電解凝集結合剤が、純水100〜2
    00g,硫酸アルミニウム700〜1400g,硝酸カ
    ルシウム25〜50g,塩化マグネシウム25〜50
    g,ホスホン酸5〜10g及び希硫酸15〜30gの重
    量比で混合されるものである請求項1に記載の湖底泥浄
    化処理剤。
  6. 【請求項6】 還元状態の湖底泥を酸化状態に改質する
    ためや、公園敷地の造成又は建設残土の埋立時に用いる
    浄化処理方法であって、前記湖底泥を湖底から地上に汲
    み上げた後、純水,硫酸アルミニウム(ポリ塩化アルミ
    ニウム,塩化アルミニウムのうちのいずれか1つでも
    可),硝酸カルシウム,塩化マグネシウム(硫酸マグネ
    シウムでも可),ホスホン酸及び希硫酸の混合体からな
    る電解凝集結合剤とこれとほぼ同量のケイ酸ナトリウム
    を前記湖底泥に放流して混練撹拌した後、改質された湖
    底泥を湖底に戻すことを特徴とする湖底泥浄化処理方
    法。
  7. 【請求項7】 塩素が混入されていないか又は微少量の
    塩素を含む清水の純水100〜200gに塩化マグネシ
    ウム25〜50g,ホスホン酸5〜10g,硝酸カルシ
    ウム25〜50gを投入して数分間撹拌した後、硫酸ア
    ルミニウム700〜1400gを投入して数分間撹拌
    し、次に希硫酸15〜30gを投入して数分間撹拌して
    電解凝集結合剤を形成し、同量のケイ酸ナトリウムと共
    に地上に汲み上げられた湖底泥に放流して混練撹拌し、
    改質された湖底泥を湖底に戻すことを特徴とする請求項
    6に記載の湖底泥浄化処理方法。
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