JP2000198446A - 運搬台車 - Google Patents

運搬台車

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JP2000198446A
JP2000198446A JP11000274A JP27499A JP2000198446A JP 2000198446 A JP2000198446 A JP 2000198446A JP 11000274 A JP11000274 A JP 11000274A JP 27499 A JP27499 A JP 27499A JP 2000198446 A JP2000198446 A JP 2000198446A
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plate cylinder
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JP11000274A
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Takehiko Ichise
武彦 市瀬
Akihiko Igarashi
昭彦 五十嵐
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】重量物を積載していても進行方向の変更や旋回
が容易にでき、また決められた位置へ移動するときの位
置合わせも容易にできる操作性の良い運搬台車を提供す
る。 【解決手段】自在輪が設けられた可動部と、運搬する物
品を載せる積載部と、前記可動部に対し前記積載部を回
転自在に支持する支持部とを有する運搬台車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は運搬台車の技術分野
に属する。特に、グラビア印刷機の版胴やインキング装
置の運搬に適した運搬台車に関する。
【0002】
【従来の技術】グラビア印刷において印刷品目が切り替
わる場合には、通常は、印刷ユニットの版胴やインキン
グ装置の交換が行われる。インキング装置等をその場で
洗浄するよりも交換することにより切り換えに要する時
間を短縮することができ、グラビア印刷機の稼動率を高
くすることができる。印刷が終了した版胴やインキング
装置は印刷ユニットから取り外され、運搬台車に載せら
れて所定の場所に運搬される。また、これから印刷を行
う版胴やインキング装置は所定の場所から運搬台車に載
せられて印刷ユニットまで運搬される。
【0003】このようなグラビア印刷機の周りで使用す
る運搬台車としては、基本的構造は周知の汎用の運搬台
車が用いられる。すなわち従来の運搬台車に対して、版
胴やインキング装置を載せるのに好適なように、支持部
材を設ける等の変形を行った運搬台車が用いられる。従
来の運搬台車における構造を図6に示す。図6に示すよ
うに、積載部101に、4つの自在輪(キャスター)1
05a,105b,105c,105dを設けた構造を
有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すような従来
の運搬台車では、運搬台車の進行方向を直角方向に変更
しようとすると、重量物を積載した場合には特に、方向
の変更を上手く行うことができない。また、版胴やイン
キング装置の印刷ユニットへの取り付け取り外し等のた
め運搬台車の位置を微調整しようとすると、その位置決
め操作が極めて困難なことがある。これは、自在輪の方
向転換が円滑に行われないことに起因している。
【0005】そこで本発明の目的は、重量物を積載して
いても進行方向の変更や旋回が容易にでき、また決めら
れた位置へ移動するときの位置合わせも容易にできる操
作性の良い運搬台車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の本発
明によって達成される。すなわち、本発明の請求項1に
係る運搬台車は、自在輪が設けられた可動部と、運搬す
る物品を載せる積載部と、前記可動部に対し前記積載部
を回転自在に支持する支持部とを有するようにしたもの
である。本発明によれば、支持部により可動部に対し積
載部が回転自在に支持される。すなわち、この支持部に
より可動部の自在輪の方向転換を円滑に行うことができ
る。したがって、重量物を積載していても進行方向の変
更や旋回が容易にでき、また決められた位置へ移動する
ときの位置合わせも容易にできる操作性の良い運搬台車
が提供される。
【0007】また本発明の請求項2に係る運搬台車は、
請求項1に係る運搬台車において、前記支持部は、前記
積載部の荷重を受ける玉と、前記積載部の回転中心とな
る軸と、その軸のころがり軸受とを有するようにしたも
のである。本発明によれば、支持部の玉により積載部の
荷重が受けられ、支持部の軸ところがり軸受とにより回
転自在に支持される。この構造の支持部は、積載部が重
量物を積載していても、可動部に対し積載部を極めて良
好に回転自在に支持する。したがって、旋回性と操作性
が極めて良好である。
【0008】また本発明の請求項3に係る運搬台車は、
請求項1または2に係る運搬台車において、前記積載部
の回転中心と前記積載部の中央位置とは一致するように
したものである。本発明によれば、通常において重心位
置となる積載部の中央位置において積載部を回転するこ
とができ、操作性と安定性が良好である。また本発明の
請求項4に係る運搬台車は、請求項1〜3のいずれかに
係る運搬台車において、前記自在輪は、前記軸の周りを
等角度で分割する放射線上、かつ前記軸から等距離の位
置の各々に設けられるようにしたものである。本発明に
よれば、自在輪は積載部の回転中心に対して点対象に配
置されるから、旋回性と安定性が良好である。また本発
明の請求項5に係る運搬台車は、請求項4に係る運搬台
車において、前記分割の数と前記自在輪の数はともに5
つであるようにしたものである。本発明によれば、転倒
に対する安定性が極めて良好である。
【0009】また本発明の請求項6に係る運搬台車は、
請求項1〜5のいずれかに係る運搬台車において、前記
積載部は版胴を支持する版胴支持部を有するようにした
ものである。本発明によれば、版胴を安全かつ操作性良
く運搬することができる。また本発明の請求項7に係る
運搬台車は、請求項1〜6のいずれかに係る運搬台車に
おいて、前記積載部はインキング装置を支持するインキ
ング装置支持部を有するようにしたものである。本発明
によれば、インキング装置を安全かつ操作性良く運搬す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について実施の形態
により説明を行う。本発明の運搬台車における基本的な
構成の一例を図1に示す。図1において、1は積載部、
2は可動部、3は支持部、5a,5b,5c,5d,5
eは自在輪である。積載部1は運搬する物品を載せる部
分である。図1に示す一例において、積載部1は長方形
の板状の基材である。また、可動部2は円形の板状の基
材である。支持部3は可動部2に対して積載部1を回転
自在に支持する。図1には支持部3の軸の位置と回転方
向を矢印で示してある。支持部3については詳細を後述
する(図2,図3参照)。可動部2には5つの自在輪5
a,5b,5c,5d,5eが設けられている。自在輪
5a〜5eは、車輪が車軸(図示せず)に対して回転す
るとともに、旋回機構(図示せず)を有し進行方向を変
化することが可能である。すなわち自在輪5a〜5eは
キャスターと呼ばれる車輪である。図1には旋回方向を
矢印で示してある。
【0011】図1に示す運搬台車において、積載部1の
回転中心(支持部3の軸の位置)と積載部1の中央位置
とが一致するようにする。これにより、通常において重
心位置となる積載部の中央位置において積載部を回転す
ることができ操作性と安定性が良好となる。また、可動
部2に設ける自在輪5a〜5eは、積載部1の回転中心
の周りを等角度で分割する放射線状、かつ回転中心から
等距離の位置の各々に設けられる。これにより、自在輪
5a〜5eは積載部の回転中心に対して点対象に配置さ
れるから、旋回性と安定性が良好となる。また、図1に
示す一例においては、分割数と自在輪の数は5つであ
る。これにより、自在輪が4つである運搬台車(図6参
照)と比較して、転倒に対する安定性が極めて良好とな
る。
【0012】次に、より具体的な実施の形態について説
明する。本発明の運搬台車における構成の一例を図2と
図3に示す。図2は正面図、図3は上面図である。図
2,図3において図1と同一(または相当する)部分に
は同一番号を付してある。以下の図においても同様とす
る。図2,図3において、1は積載部、2は可動部、3
は支持部、5a,5b,5c,5d,5eは自在輪、2
1a,21bは版胴支持部、22a,22bはインキパ
ン支持部、26は版胴、27はインキパン、28はイン
キタンク、31は軸、32はベアリング、33a,33
b,33c,33d,33eはボールベアである。版胴
支持部21a,21b、インキパン支持部22a,22
bは積載部1に設けられている。版胴26、インキパン
27、インキタンク28は運搬する物品である。軸3
1、ベアリング32、ボールベア33a〜33eは支持
部3を構成する。
【0013】積載部1は運搬する物品を載せる部分であ
る。図2,図3に一例を示す運搬台車は、グラビア印刷
機の周りで使用する運搬台車であり、版胴やインキング
装置(インキパン27、インキタンク28、等)を載せ
てそれらを運搬する。積載部1は版胴26を支持する版
胴支持部21a,21bとインキパン27を支持するイ
ンキパン支持部22a,22bとを有する。これによ
り、版胴26とインキパン27を安全かつ操作性良く運
搬することができる。
【0014】可動部2には自在輪5a〜5eが設けられ
ている。この自在輪5a〜5eは、積載部1の回転中心
の周りを等角度で分割する放射線状、かつ回転中心から
等距離の位置の各々に設けられる。図1〜図3に示す一
例では自在輪は5つであるが、言うまでもなく、自在輪
は3つ、4つ、または、6つ以上であってもよい。
【0015】支持部3は、前述したように、軸31、ベ
アリング32、ボールベア33a〜33eによって構成
される。軸31は積載部1の回転中心となる。積載部1
の回転中心と積載部1の中央位置とは一致している。ベ
アリング32は軸31のころがり軸受である。図2,図
3に示す一例では、軸31は可動部2に設けられ、ベア
リング32は積載部1に設けられている。逆に、軸31
を積載部1に設け、ベアリング32を可動部2に設ける
ように構成することもできる。
【0016】ボールベア33a〜33eは、玉(ボー
ル)と、その玉を回転自在に支持する支持体によって構
成され、積載部1の荷重を受けるとともに、軸31を回
転中心として回転できるようにする。図2,図3に示す
一例ではボールベアは5つであるが5つに限定されな
い。一般的に、3つ以上であれば良く、多いほど大きな
荷重を受けることができ、回転を円滑に行うことができ
る。また、図2,図3に示す一例ではボールベア33a
〜33eは可動部2に設けられているが、逆に、積載部
1に設けるように構成することもできる。
【0017】次に、本発明の運搬台車の動作について説
明する。本発明の運搬台車の動作の一例を説明図として
図4に示す。図4において、1は積載部、2は可動部、
41a,41bは印刷ユニットのフレームである。図4
に示すように、運搬台車は印刷ユニットの正面に運ば
れ、そこで進行方向を直角方向に方向転換させて、印刷
ユニットのフレーム41aとフレーム41bの間に進
む。このとき、可動部2の自在輪の各々が、旋回すると
ともに、中央の回転軸を回転中心として可動部2が回転
を行う。これにより、容易かつ円滑に方向転換を行うこ
とができる。
【0018】本発明の運搬台車の動作の別の一例を説明
図として図5に示す。図5において、1は積載部、2は
可動部、41a,41bは印刷ユニットのフレームであ
る。図5に示すように、運搬台車は印刷ユニットの正面
に運ばれるが、印刷ユニットに対して積載部1はやや斜
め方向となっている。運搬台車を人間が操作する以上、
このようにある程度は斜め方向となることが避けられな
い。印刷ユニットの正面において積載部1の方向を修正
する必要がある。このとき、積載部1が中央の回転軸を
回転中心として回転を行う。これにより、容易かつ円滑
に方向修正を行うことができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に係る運
搬台車によれば、重量物を積載していても進行方向の変
更や旋回が容易にでき、また決められた位置へ移動する
ときの位置合わせも容易にできる操作性の良い運搬台車
が提供される。また本発明の請求項2に係る運搬台車に
よれば、旋回性と操作性が極めて良好である。また本発
明の請求項3に係る運搬台車によれば、安定性と操作性
が良好である。また本発明の請求項4に係る運搬台車に
よれば、旋回性と安定性が良好である。また本発明の請
求項5に係る運搬台車によれば、転倒に対する安定性が
極めて良好である。また本発明の請求項6に係る運搬台
車によれば、版胴を安全かつ操作性良く運搬することが
できる。また本発明の請求項7に係る運搬台車によれ
ば、インキング装置を安全かつ操作性良く運搬すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運搬台車における基本的な構成の一例
を示す図である。
【図2】本発明の運搬台車における構成の一例を示す図
(正面図)である。
【図3】本発明の運搬台車における構成の一例を示す図
(上面図)である。
【図4】本発明の運搬台車の動作の一例を示す説明図
(その1)である。
【図5】本発明の運搬台車の動作の一例を示す説明図
(その2)である。
【図6】従来の運搬台車における構造を示す図である。
【符号の説明】
1 積載部 2 可動部 3 支持部 5a,5b,5c,5d,5e 自在輪 21a,21b 版胴支持部 22a,22b インキパン支持部 26 版胴 27 インキパン 28 インキタンク 31 軸 32 ベアリング 33a,33b,33c,33d,33e ボールベア 41a,41b 印刷ユニットのフレーム 101 積載部 105a,105b,105c,105d 自在輪

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自在輪が設けられた可動部と、運搬する物
    品を載せる積載部と、前記可動部に対し前記積載部を回
    転自在に支持する支持部とを有することを特徴とする運
    搬台車。
  2. 【請求項2】請求項1記載の運搬台車において、前記支
    持部は、前記積載部の荷重を受ける玉と、前記積載部の
    回転中心となる軸と、その軸のころがり軸受とを有する
    ことを特徴とする運搬台車。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の運搬台車におい
    て、前記積載部の回転中心と前記積載部の中央位置とは
    一致することを特徴とする運搬台車。
  4. 【請求項4】請求項2〜3のいずれか記載の運搬台車に
    おいて、前記自在輪は、前記軸の周りを等角度で分割す
    る放射線上、かつ前記軸から等距離の位置の各々に設け
    られることを特徴とする運搬台車。
  5. 【請求項5】請求項4記載の運搬台車において、前記分
    割の数と前記自在輪の数はともに5つであることを特徴
    とする運搬台車。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか記載の運搬台車に
    おいて、前記積載部は版胴を支持する版胴支持部を有す
    ることを特徴とする運搬台車。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか記載の運搬台車に
    おいて、前記積載部はインキング装置を支持するインキ
    ング装置支持部を有することを特徴とする運搬台車。
JP11000274A 1999-01-05 1999-01-05 運搬台車 Withdrawn JP2000198446A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017523083A (ja) * 2015-01-20 2017-08-17 コリア インスティテュート オブ インダストリアル テクノロジーKorea Institute Of Industrial Technology 公演用ワゴンキャスター
CN108099986A (zh) * 2017-12-20 2018-06-01 玉林市超伦再生资源有限公司 一种建筑工程用推料车

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 20060307