JP2000197830A - 竪型ミル及びその間隙調整方法 - Google Patents

竪型ミル及びその間隙調整方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミルを停止させることなく、粉砕テーブル2
とローラ3の最低間隙の調節をできるようにする。 【解決手段】 粉砕テーブル2とローラ3の間で被砕物
を粉砕し、そのローラ3の下方への揺動は油圧シリンダ
7で行い、ストッパ20により、テーブル2とローラ3
の最低間隙を規制する。ストッパ20はばね24に付勢
されて、ローラ3の揺動につれて突片12に常に当接す
る。被砕物の層厚が急に小さくなってローラ3が下方に
揺動しても、それに従い、ストッパも動いて、ばね24
の緩衝作用により騒音、振動などが発生することがな
い。前記最低間隙を調整するには、油圧シリンダ7によ
るローラ3の下方への揺動位置を調節することによって
行う。このとき、粉砕テーブル2とローラ3の間に被砕
物があると、調整しにくいため、原料の供給だけを停止
して行う。いずれにしろ、竪型ミルの運転を停止させる
ことなく、最低間隙の調整を行い得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、粉砕テーブルと
粉砕ローラの間に被砕物を挟み込んで粉砕する竪型ミル
及びその粉砕テーブルとローラの間隙調整方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】竪型ミルは、例えば、この発明の一実施
例を示す図1を参照して説明すると、ケーシング1内底
部の粉砕テーブル2の上方に位置するローラ3を、支軸
4を中心として上下に揺動するブロック5により回転自
在に支持し、その揺動ブロック5に突設したアーム6を
油圧シリンダ7のピストンロッド7aで押圧しつつ前記
粉砕テーブル2とローラ3の間で、原料供給機8からの
原料aを粉砕し、空気取入口9から取り入れた空気bに
よりその粉砕物a’を分級機10に導き、粗粉を再落下
させて再粉砕するとともに、製品となる微粉cを排出口
11から排出するものである。
【0003】この粉砕時、粉砕テーブル2上の被砕物a
の層厚によりローラ3は上下動するが、所要の粒度の微
粉を得たり、原料の各種類に対応した最適な粉砕を行う
ためなどにより、粉砕テーブル2とローラ3の最低間隙
を保持する必要があり、その最低間隙の保持は、上記揺
動ブロック5の突片12に進退可能なストッパ20を当
接させることにより行っている。
【0004】そのストッパ20による従来の上記最低間
隙の調整は、一般にはケーシング1にボルト状のストッ
パをねじ通し、そのねじ込み量でストッパ20を進退さ
せてローラ3の下方への揺動量を規制して行っている
(特開平10−118509号公報)。
【0005】また、そのストッパ20で緩衝手段を有す
るものが、実開平1−179744号公報に示されてお
り、それを図7、図8に示す。図7に示すものは、スト
ッパ20として両ナットボルト51を用い、そのボルト
51を、調整ナット52、53によりスプリング54を
介してケーシング1に固定された軸受メタル55に取り
付けられている。また、図8に示すものは、油圧シリン
ダ56を用い、ストッパ20となるそのピストンロッド
57の先端で揺動ブロック5の下降を規制し、シリンダ
56内には緩衝手段としてのスプリング54を内蔵し、
ピストンロッド57の後退を制限する調整ボルト59が
設けられている。図中、60は油タンクである。
【0006】これらは、テーブル2上の被砕物aの量、
すなわち、被砕物aの層厚は常に変化しており、ローラ
3も層厚の変化に従い、常に上下しており、層厚が大き
いと揺動ブロック5とストッパ20との間に間隙がで
き、反対に層厚が小さいと両者が当接する。このため、
層厚が急に小さくなると、揺動ブロック5がストッパ2
0に衝突し、損傷や騒音、振動が発生するが、スプリン
グ54が設けられているので、これらが緩和されるとし
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油圧シリン
ダ7によるローラ3の下方への揺動力(押し下げ力)は
大きなものであり、それに抗してストッパ20をねじ回
すことは不可能に近い。このため、図7のものでは、テ
ーブル2とローラ3との最低間隙を変更する場合、ロー
ラ3が、油圧シリンダ7などの押圧手段によりテーブル
2の方向(下方向)に付勢されていると、その押圧力が
大きすぎて、ボルト51をねじ込んで両者の間隙を大き
くすることができない。
【0008】また、図8のものでは油圧シリンダ56が
用いられているが、この油圧シリンダ56はローラ3を
押圧する油圧シリンダ7に比べて押圧力がかなり小さ
く、やはり間隙を大きくすることができない。
【0009】従って、これらの従来技術では、上記間隙
を調整する場合、ローラ揺動用の油圧シリンダの作動を
停止して行わねばならず、すなわち竪型ミルの運転を中
断しなければならず、生産性が低下するという問題があ
る。
【0010】この発明は、竪型ミルを停止させることな
く、上記間隙を容易に調整できるようにすることを課題
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、ローラの下方への揺動限規制用ストッ
パを、そのローラの上方への最大揺動位置までは、その
ローラの揺動に付勢力をもって追従させ、上記油圧シリ
ンダによる前記付勢力に抗したローラの下方への揺動に
より、上記間隙を調節するようにしたのである。
【0012】上記最大揺動位置は、竪型ミルの通常の運
転で考えられる最大量であり、このため、ストッパは運
転中は必ずローラを上方に付勢していることとなり、そ
の付勢力は通常緩衝作用を行う。したがって、被砕物の
層厚が急に小さくなってローラが下方に揺動しても、そ
れに従い、ストッパも動いて、騒音、振動などが発生す
ることがない。
【0013】また、上記最低間隙を調整するには、油圧
シリンダによる上記付勢力に抗したローラの下方への揺
動位置を調節することによって行う。このとき、粉砕テ
ーブルとローラの間に被砕物があると、調整しにくいた
め、原料の供給だけを停止して行う。いずれにしろ、竪
型ミルの運転を停止させることなく、最低間隙の調整を
行い得る。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態としては、
粉砕テーブルの上方に位置するローラを、支軸を中心と
して上下に揺動するブロックにより回転自在に支持し、
その揺動ブロックに突設したアームを油圧シリンダのピ
ストンロッドで押圧しつつ前記粉砕テーブルとローラの
間で原料を粉砕し、前記揺動ブロックの突片にストッパ
を当接させて前記ローラの下方への揺動を規制して前記
粉砕テーブルとローラの最低間隙を保持する竪型ミルに
おいて、前記ストッパを、前記ローラを揺動させる方向
に進退自在とするとともに、そのストッパに前記ローラ
を上方へ揺動させる方向に付勢する手段を付設し、その
付勢手段は、前記ローラの上方への最大揺動量までは前
記ストッパを前記突片に当接状態とするものであり、前
記油圧シリンダのピストンロッドを進行させ、前記付勢
手段に抗し上記ストッパを後退させて上記ローラを下方
に揺動させ、上記粉砕テーブルとローラの最低間隙を設
定する構成を採用し得る。
【0015】上記ストッパの付勢手段は、ばね、ピスト
ンロッドが進退可能なシリンダなどを採用し、それらの
付勢手段にはその付勢力の調整手段を設けるとよい。付
勢力を調整し得れば、上記最大揺動位置、すなわち粉砕
テーブルとローラの最大間隙を調整し得る。
【0016】上記油圧シリンダがそのピストンロッドを
所要の位置で停止できないものであると、上記付勢力と
の均り合いによって最低間隙を設定することとなり、そ
の最低間隙における油圧シリンダの油圧を任意にし得な
いが、例えば、油圧シリンダを複動式として、そのピス
トンロッドを所要の進退量で停止し得るようにすれば、
ストッパの付勢力の大きさに関係なく、油圧シリンダの
任意の油圧において、上記最低間隙を設定し得る。
【0017】上記最低間隙の調整のためのローラの揺動
は、上記粉砕テーブルとローラの間隙を検出し、その検
出値に基づき上記油圧シリンダのピストンロッドの進退
量を制御して行うようにするとよい。
【0018】その最低間隙の調整方法としては、上記付
勢手段により、前記ローラを上方に最大量揺動させた
後、上記油圧シリンダによりローラを押し下げて粉砕ロ
ーラとローラの間隙を所要の値となるようにする。
【0019】
【実施例】一実施例を図1乃至4に示し、この実施例
は、上述と同様に、ケーシング1下部の粉砕テーブル2
に対しローラ3を接離可能に設け、原料供給機8からの
原料aをそのテーブル2とローラ3間で粉砕し、空気取
入口9からの空気bによりその粉砕物a’を分級機10
に導き、粗粉を再落下させて再粉砕するとともに製品と
なる微粉cを排出口11から排出するものである。
【0020】そのケーシング1の周壁下部に点検口13
が形成され、この点検口13には点検カバー14が設け
られている。点検カバー14は軸15によりケーシング
1に回動自在に支持され、ピン16を介して連結された
開閉シリンダ17の駆動により、点検口13を開閉す
る。
【0021】ローラ3は、点検カバー13の内側に位置
する揺動ブロック5により回転自在に支持されており、
揺動ブロック5には両側方に突出する支軸4が設けられ
ている。この支軸4の両端部が点検カバー13の両側に
設けられた軸受18に回動自在に挿入されることによ
り、揺動ブロック5は支軸4を中心として上下方向に揺
動可能となっている。
【0022】揺動ブロック5の上部にはアーム6が突設
されており、点検口13には油圧シリンダ7が設けられ
ている。油圧シリンダ7は、給油に伴いピストンロッド
7aを前進させる大油圧室7bと、後退させる小油圧室
7cを有し、大油圧室7bに給油すると、ピストンロッ
ド7aが前進してその先端面がアーム6を押圧し、それ
に伴い揺動ブロック5が下方へ回動し、ローラ3がテー
ブル2に接近する方向に付勢される。
【0023】軸受18の外側には、支軸4を軸受18か
ら抜け止めする軸受ストッパ19が支軸4と共廻り可能
に設けられている。また、軸受18にはブラケット21
が取り付けられ、このブラケット21にはストッパ20
が取り付けられている。一方、前記軸受ストッパ19に
は突片12が形成されており、この突片12に前記スト
ッパ20の先端が当接する。
【0024】そのストッパ20はシリンダ23内に進退
自在のピストンロッド25を有し、そのシリンダ23は
ブラケット21に貫通して固定され、このシリンダ23
内に押圧及び緩衝をなすスプリング24と、このスプリ
ング24を挟む摺動板26を収納している(図4参
照)。そのピストンロッド25(ストッパ20)は、そ
の先端が突片12と当接し、シリンダ23にねじ込まれ
たボルト28により、摺動板26は、その後退が規制さ
れている。
【0025】この実施例は以上の構成であり、運転開始
前、すなわち、油圧シリンダ7により、ローラ3がテー
ブル2の方向に付勢されていない時は、ストッパ20の
スプリング24によりローラ3は上方向に大きく回動し
ており、テーブル2とローラ3の間には大きな間隙がで
きている。このために、スプリング24による押圧力
は、ローラ3の自重に打ち勝つことができるものを用い
る必要がある。このときの間隙量はボルト28をねじ込
むことで調整でき、通常の運転で考えられる最大量に設
定している(図5(b))。
【0026】この間隙量は、変位計を用いることにより
検出される。すなわち特開平10−118510号公報
に示されているように、支軸4の回転角度を検出するロ
ータリエンコーダ29、あるいは、後述のピストンロッ
ド7aの移動量を検出するリニアスケール30などの変
位計が用いられ、制御部31によりその変位が間隙量に
換算される。なお、変位計の零点調整は、上述した最低
間隙調整を行う前に、テーブル2にローラ3が接した状
態で行われる(図5(a))。
【0027】運転を開始するときは、テーブル2を図示
省略した駆動手段により回転させ、油圧シリンダ7の大
油圧室7bに給油し、ピストンロッド7aを前進させ、
その先端面でアーム6を押圧し、それに伴い揺動ブロッ
ク5が下方へ回動し、ローラ3がテーブル2に接近す
る。
【0028】その時のローラ3とテーブル2との間隙量
を検出し、制御部31により油圧シリンダ7と油圧ポン
プ32との間に設けられた切換バルブ33を制御するこ
とで、ローラ3とテーブル2との間隙δを所定値に保つ
ようにする(図5(c))。なお、この間隙δには、目
標値を中心として上限値と下限値が設定されている(例
えば、目標値=5mm、上限値=5.5mm、下限値=
4.5mm)。
【0029】間隙δが上限値に達すると、大油圧室7b
への給油を停止する。給油を停止しても、タイムラグに
より、ローラ3は少し下降して停止する。停止したとき
の間隙量が下限値以上であれば、その状態を保持し、も
し、下限値未満であれば、小油圧室7cに給油して間隙
を調整する。最低間隙が設定されれば、小油圧室7cは
そのバルブを閉じてロックする。この場合、大きなスプ
リング24が必要と考えられるが、支軸4と、ストッパ
20の先端が突片12に当接する点までの距離を大きく
することで比較的に小さなスプリング24でも使用可能
になる。
【0030】間隙δが所定値(最低間隙)になると、テ
ーブル2の中央に被砕物aを供給する。被砕物aはテー
ブル2の回転により螺旋を描いてテーブル2の外周方向
に移動し、ローラ3との間に挟み込まれて粉砕される。
粉砕された被砕物a’は、ケーシング1外より空気取入
口9を介して取り入れた空気bによりケーシング1内を
上昇し排出される。
【0031】この作用において、粉体層が大きいとき、
ローラ3が持ち上がり、ピストンロッド7aが右側に移
動し、小油圧室7cの油圧が低下し、大油圧室7bの油
圧により、ローラ3を押し下げる。逆に、粉体層が小さ
いとき、粉体層の厚さが最低間隙より小さくなり、間隙
が最低間隙である5mmになったとき、ピストンロッド
7aはさらに左に動こうとするが、粉砕のために、大油
圧室7bに、例えば90キロの油圧が働いているとする
と、小油圧室7cは、大油圧室7bより油圧面積が小さ
いので、例えば約95キロまで油圧が速やかに上昇して
バランスする。このため、油圧シリンダ7がアーム6を
押している力は、ほとんどなくなり、ストッパ20によ
る押上力により、ローラ3の間隙は、最低間隙より小さ
くなることはない。因みに、油圧シリンダ7によるモー
メントは、ストッパ20によるモーメントの例えば8倍
程度に設定する。
【0032】また、被砕物aの層厚は常に変化してお
り、層厚が急に小さくなると、揺動ブロック5がストッ
パ20に衝突し、損傷や騒音、振動が発生する恐れがあ
るが、緩衝手段としての機能を有するスプリング24が
設けられており、かつ、ストッパ20が揺動ブロック5
に常に接しているので、衝突現象がなく、損傷、騒音、
振動が発生しない。
【0033】製品(粉砕された被砕物)の粒度を変更し
たい時など、テーブル2とローラ3との間隙δを変更す
る場合、油圧シリンダ7への油圧を変更することにより
行う。すなわち、目標間隙を大きくしたい場合は小油圧
室7cに、小さくしたい場合は大油圧室7bに給油する
だけでよい。なお、どちらの場合もストッパ20はスプ
リング24により付勢されているので、揺動ブロック5
(突片12)とストッパ20は常に接しており、同様に
揺動ブロック5(アーム6)と、油圧シリンダ7のピス
トンロッド7aも常に接している。
【0034】図6には、他の実施例を示し、この実施例
は揺動ブロック5のアーム部6を押圧する押圧シリンダ
7にそのピストンロッド7aの直線変位を検出するリニ
アスケール30が設けられている。また、ストッパ20
の進退手段として、油圧シリンダ34が用いられ、この
油圧シリンダ34は、揺動ブロック5の突片12と接す
るピストンロッド(ストッパ)35を有し、その油圧室
36はアキュムレータ(緩衝手段)37、バルブ38と
切換弁39などを介して、油圧ポンプ32と接続されて
いる。
【0035】この実施例の場合、運転開始前は、油圧シ
リンダ34により、ローラ3は上方向に大きく回動させ
ておく。この時のテーブル2とローラ3の間の間隙量
は、ピストンロッド7aの移動量を検出するリニアスケ
ール30により変位が検出され、その変位を制御器31
で間隙量に換算する。その検出された間隙量に基づい
て、切換バルブ33を制御し、油圧シリンダ7によりロ
ーラ3を押し下げ、テーブル2とローラ3との間隙δが
所定値(最低間隙)となるようにする。
【0036】ローラ3が下降すれば、ストッパ20の油
圧シリンダ34の油圧が上昇するが、その圧はアキュム
レータ37に蓄えられる。なお、バルブ38は閉じられ
ている。この様にすれば、揺動ブロック5の突片12と
ピストンロッド35は常に接しており、アキュムレータ
37への油流入により緩衝作用が行われて、損傷や騒
音、振動が発生しない。
【0037】
【発明の効果】この発明は、以上ようにしたので、竪型
ミルを停止させることなく、粉砕テーブルとローラの最
低間隙を容易に調整することができ、生産性の向上を図
り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の概略図
【図2】同実施例の要部切断正面図
【図3】同実施例の要部切断側面図
【図4】同実施例の作用説明図
【図5】同実施例の作用説明図
【図6】他の実施例の作用説明図
【図7】従来例の要部断面図
【図8】従来例の要部断面図
【符号の説明】
1 ケーシング 2 テーブル 3 ローラ 4 支軸 5 揺動ブロック 6 アーム 7 油圧シリンダ 7a ピストンロッド 7b 大油圧室 7c 小油圧室 12 突片 20 ストッパ 23 シリンダ 24 スプリング 25 ピストンロッド(ストッパ) 26 摺動板 29 ロータリエンコーダ 30 リニアスケール 31 制御器 32 油圧ポンプ 33 切換バルブ 34 油圧シリンダ 35 ピストンロッド(ストッパ) 37 アキュムレータ 38 バルブ 39 切換弁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉砕テーブル2の上方に位置するローラ
    3を、支軸4を中心として上下に揺動するブロック5に
    より回転自在に支持し、その揺動ブロック5に突設した
    アーム6を油圧シリンダ7のピストンロッド7aで押圧
    しつつ前記粉砕テーブル2とローラ3の間で原料aを粉
    砕し、前記揺動ブロック5の突片12にストッパ20を
    当接させて前記ローラ3の下方への揺動を規制して前記
    粉砕テーブル2とローラ3の最低間隙を保持する竪型ミ
    ルであって、 上記ローラ3の下方への揺動限ストッパ20を、そのロ
    ーラ3の上方への最大揺動位置まではそのローラ3の揺
    動に付勢力をもって追従させ、上記油圧シリンダ7によ
    る前記付勢力に抗した前記ローラ3の下方への揺動によ
    り、上記最低間隙を調節するようにした竪型ミル。
  2. 【請求項2】 上記ストッパ20を、上記ローラ3を揺
    動させる方向に進退自在とするとともに、そのストッパ
    20に前記ローラ3を上方へ揺動させる方向に付勢する
    手段を付設し、その付勢手段は、前記ローラ3の上方へ
    の最大揺動量までは前記ストッパ20を上記突片12に
    当接状態とするものであり、上記油圧シリンダ7のピス
    トンロッド7aを進行させ、上記付勢手段に抗し上記ス
    トッパ20を後退させて上記ローラ3を下方に揺動さ
    せ、上記粉砕テーブル2とローラ3の最低間隙を設定す
    ることを特徴とする請求項1に記載の竪型ミル。
  3. 【請求項3】 上記ストッパ20の付勢手段をばね24
    によりなしたことを特徴とする請求項2に記載の竪型ミ
    ル。
  4. 【請求項4】 上記ストッパ20の付勢手段をピストン
    ロッド35が進退可能なシリンダ34によりなしたこと
    を特徴とする請求項2に記載の竪型ミル。
  5. 【請求項5】 上記付勢手段にその付勢力の調整手段2
    8を設けたことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか
    一つに記載の竪型ミル。
  6. 【請求項6】 上記油圧シリンダ7を複動式として、そ
    のピストンロッド7aを所要の進退量で停止し得るもの
    としたことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一つ
    に記載の竪型ミル。
  7. 【請求項7】 上記粉砕テーブル2とローラ3の間隙δ
    を検出し、その検出値に基づき上記油圧シリンダ7のピ
    ストンロッド7aの進退量を制御するようにしたことを
    特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の竪型
    ミル。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至7のいずれか一つに記載の
    竪型ミルの粉砕テーブル2とローラ3の間隙調整方法で
    あって、上記付勢手段により、前記ローラ3を上方に最
    大量揺動させた後、上記油圧シリンダ7によりローラ3
    を押し下げて粉砕ローラ2とローラ3の間隙δを所要の
    値とすることを特徴とする竪型ミルの間隙調整方法。
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