JP2000197345A - 交流電源用フィルタ回路 - Google Patents
交流電源用フィルタ回路Info
- Publication number
- JP2000197345A JP2000197345A JP10377246A JP37724698A JP2000197345A JP 2000197345 A JP2000197345 A JP 2000197345A JP 10377246 A JP10377246 A JP 10377246A JP 37724698 A JP37724698 A JP 37724698A JP 2000197345 A JP2000197345 A JP 2000197345A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- series
- filter circuit
- circuit
- phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/40—Arrangements for reducing harmonics
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P80/00—Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
- Y02P80/10—Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
Abstract
逆L形フィルタを用いた交流電源用フィルタ回路におい
て、逆L形フィルタが通過させたい交流電源出力中の交
流成分をそれにそれ以外の不要周波数成分を実質的に重
畳させずに負荷に供給させ、また逆L形フィルタによる
直列共振回路で直列共振が生ぜんとしてもそれをダンプ
し、それでいて、高い交流電源供給効率が得られるよう
にする。 【解決手段】 直列インダクタ及びまたは並列キャパシ
タと並列に、インダクタとキャパシタと抵抗とを用いた
直列共振回路がダンピング回路として接続され、その直
列共振回路が、その低インピーダンス帯域の下限周波
数をして上記通過させたい交流成分のそれよりも高く、
且つ低インピーダンス帯域をしてその帯域内に、逆L
形フィルタによる直列共振回路の共振周波数を位置させ
ているのを満足するように、構成されている。
Description
並列キャパシタとを有する逆L形フィルタを用いた交流
電源用フィルタ回路に関し、とくに、交流電源としての
PWM(パルス幅変調)インバータから出力される交流
電源出力としてのPWMパルス出力を用いて、負荷とし
ての交流電動機を駆動する、という場合に適用して好適
なものである。
路が、単相交流電源としての単相PWMインバータから
出力される単相交流電源出力としての単相PWMパルス
出力を用いて負荷としての単相交流電動機を駆動する、
という場合に適用される単相交流電源用フィルタ回路と
して、提案されている。
源としての単相PWMインバータ(図示せず)の対の出
力端子に接続される対の入力端子1a及び1bと、負荷
としての単相交流電動機(図示せず)の対の入力端子に
接続される対の出力端子2a及び2bとを有し、そし
て、入力端子1aと出力端子2aとの間に、インダクタ
3が、直列インダクタとして接続され、また、その直列
インダクタ3と出力端子2aとの接続中点と入力端子1
b及び出力端子2bとの間に、キャパシタ4が、並列キ
ャパシタとして接続され、よって、直列インダクタ3及
び並列キャパシタ4による、対の入力端を入力端子1a
及び1bとし、対の出力端を出力端子2a及び2bとし
ている逆L形フィルタFが構成されている、という構成
を有する単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路が提案されている。
従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路において、その逆L形フィルタFを構成し
ている直列インダクタ3と並列に、抵抗5でなるダンピ
ング回路D1が接続されている、という構成を有する単
相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ
回路、図10Bに示すような、図9に示す単相交流電源
用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路におい
て、その逆L形フィルタFを構成している並列キャパシ
タ4と並列に、抵抗6でなるダンピング回路D2が接続
されているという構成を有する単相交流電源用フィルタ
回路としての交流電源用フィルタ回路、及び図10Cに
示すような、図10Aに示す単相交流電源用フィルタ回
路としての交流電源用フィルタ回路において、逆L形フ
ィルタFを構成している並列キャパシタ4と並列に、図
10Bに示す単相交流電源用フィルタ回路としての交流
電源用フィルタ回路の場合と同様の、抵抗6でなるダン
ピング回路D2が接続されている、という構成を有する
単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路も提案されている。
に示す従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流
電源用フィルタ回路において、その逆L形フィルタFを
構成している直列インダクタ3と並列に接続されている
ダンピング回路D1が、抵抗5でなるのに代え、抵抗5
とインダクタ7との直列回路でなる、という構成を有す
る単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィ
ルタ回路、図11Bに示すような、図10Bに示す単相
交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回
路において、その逆L形フィルタFを構成している並列
キャパシタ4と並列に接続されているダンピング回路D
2が、抵抗6でなるのに代え、抵抗6とインダクタ8と
の直列回路でなる、という構成を有する単相交流電源用
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路、及び図
11Cに示すような、図10Cに示す従来の単相交流電
源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路にお
いて、その逆L形フィルタFを構成している直列インダ
クタ3及び並列キャパシタ4とそれぞれ並列に接続され
ているダンピング回路D1及びD2が、図11A及びB
にそれぞれ示す単相交流電源用フィルタ回路としての交
流電源用フィルタ回路のダンピング回路D1及びD2で
それぞれなる、という構成を有する単相交流電源用フィ
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路も提案されて
いる。
回路としての交流電源用フィルタ回路によれば、対の入
力端子1a及び1bを単相交流電源としての単相PWM
インバータの対の出力端子に接続し、対の出力端子2a
及び2bを負荷としての単相交流電動機の対の入力端子
に接続することによって、交流電源用フィルタ回路の使
用時とすれば、その使用時において、逆L形フィルタF
を構成している直列インダクタ3のインダクタンス(こ
れをLo とする)及び並列キャパシタ4のキャパシタン
ス(これをCo とする)を予め適当に選定しておけば、
直列インダクタ3と並列キャパシタ4とを有する逆L形
フィルタFによって、単相PWMインバータから対の入
力端子1a及び1b間に出力される単相PWMパルス出
力中の基本波成分(単相PWMインバータにおいて単相
PWMパルス出力を得るために用いている変調信号に対
応する)を、それにそれ以外の周波数成分(単相PWM
インバータにおいて単相PWMパルス出力を得るために
用いているキャリア信号の周波数を有する成分、及びま
たはキャリア信号の周波数のサイドバンドの周波数を有
する成分に対応する)を不要周波数成分としてほとんど
重畳させていないか重畳させているとしても基本波成分
に比し格段的に小さな振幅でしか重畳させずに、単相交
流電動機の対の入力端子間に、逆L形フィルタFが通過
させたい交流成分として供給させることができる。
流電動機を、単相PWMインバータから出力される単相
PWMパルス出力中の基本波成分以外の不要周波数成分
に実質的に影響されることなしに、単相PWMインバー
タから出力される単相PWMパルス出力中の基本波成分
の振幅及び周波数に応じて制御された態様で、円滑に駆
動させることができる、という作用・効果が得られる。
従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路によれば、図9に示す従来の単相交流電源
用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路を構成
している逆L形フィルタFを用いている構成をそれぞれ
有するので、詳細説明は省略するが、図9に示す従来の
単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路の場合で述べたと同様の使用時において、図9に
示す従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流電
源用フィルタ回路の場合と同様に、単相交流電動機を、
単相PWMインバータから出力される単相PWMパルス
出力中の基本波成分以外の不要周波数成分に実質的に影
響されることなしに、単相PWMインバータから出力さ
れる単相PWMパルス出力中の基本波成分の振幅及び周
波数に応じて制御された態様で、それぞれ円滑に駆動さ
せることができる。
解決しようとする課題]の項で後述するので、重複詳細
説明は省略するが、逆L形フィルタFが構成している直
列インダクタ3及び並列キャパシタ4による直列共振回
路Qで直列共振が生じても、それがダンプされ、よっ
て、単相PWMインバータ及び単相交流電動機が逆L形
フィルタFが構成している直列共振回路Qに生じる直列
共振によって破損されんとするのを、それぞれ有効に回
避させることができる、という作用・効果が得られる。
す従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路によれば、図10A、B及びCにそれぞ
れ示す従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流
電源用フィルタ回路の場合とそれぞれ同様に、図9に示
す従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路を構成している逆L形フィルタFを用い
ている構成を有するので、詳細説明は省略するが、図1
0A、B及びCにそれぞれ示す従来の単相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合でそ
れぞれ述べたと同様の使用時において、図10A、B及
びCにそれぞれ示す従来の単相交流電源用フィルタ回路
としての交流電源用フィルタ回路の場合とそれぞれ同様
に、単相交流電動機を、単相PWMインバータから出力
される単相PWMパルス出力中の基本波成分以外の不要
周波数成分に実質的に影響されることなしに、単相PW
Mインバータから出力される単相PWMパルス出力中の
基本波成分の振幅及び周波数に応じて制御された態様
で、それぞれ円滑に駆動させることができる。
項で後述するので、重複詳細説明は省略するが、図10
A、B及びCにそれぞれ示す従来の単相交流電源用フィ
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合とそれ
ぞれ同様に、逆L形フィルタFが構成している直列イン
ダクタ3及び並列キャパシタ4による直列共振回路Qで
直列共振が生じても、それがダンプされ、よって、単相
PWMインバータ及び単相交流電動機が逆L形フィルタ
Fが構成している直列共振回路Qに生じる直列共振によ
って破損されんとするのを、それぞれ有効に回避させる
ことができる。
の項で後述するので、重複詳細説明は省略するが、ダン
ピング回路における、抵抗と直列のインダクタのため
に、ダンピング回路の抵抗における、単相PWMインバ
ータから出力される単相PWMパルス出力中の基本波成
分、及び不要周波数成分中の全ての周波数成分の電力損
失を、図10A、B及びCにそれぞれ示す従来の単相交
流電源用フィルタ回路の場合に比し、それぞれ小さくし
か伴わせることがなく、よって、単相PWMインバータ
から単相交流電動機をみた単相交流電源供給効率を、図
10A、B及びCにそれぞれ示す従来の単相交流電源用
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合に
比し、それぞれ高く得ることができる、という作用・効
果が得られる。
タ回路が、3相交流電源としての3相PWMインバータ
から出力される3相交流電源出力としての3相PWMパ
ルス出力を用いて負荷としての3相交流電動機を駆動す
る、という場合に適用される3相交流電源用フィルタ回
路として、提案されている。
電源としての3相PWMインバータ(図示せず)の3個
の出力端子にそれぞれ接続される3個の入力端子1a、
1b及び1cと、負荷としての3相交流電動機(図示せ
ず)の3個の入力端子にそれぞれ接続される3個の出力
端子2a、2b及び2cとを有し、そして、入力端子1
aと出力端子2aとの間、入力端子1bと出力端子2b
との間、及び入力端子1cと出力端子2cとの間に、イ
ンダクタ3a、3b、及び3cが、ともに直列インダク
タとして、それぞれ接続され、また、その直列インダク
タ3aと出力端子2aとの接続中点と共通接続点Nとの
間、直列インダクタ3bと出力端子2bとの接続中点と
共通接続点Nとの間、及び直列インダクタ3cと出力端
子2cとの接続中点と共通接続点Nとの間に、キャパシ
タ4a、4b、及び4cが、ともに並列キャパシタとし
て、それぞれ接続され、よって、直列インダクタ3a及
び3bと並列キャパシタ4a及び4bとによる、対の入
力端を入力端子1a及び1bとし、対の出力端を出力端
子2a及び2bとしている逆L形フィルタFabと、直
列インダクタ3b及び3cと並列キャパシタ4b及び4
cとによる、対の入力端を入力端子1b及び1cとし、
対の出力端を出力端子2b及び2cとしている逆L形フ
ィルタFbcと、直列インダクタ3c及3aと並列キャ
パシタ4c及び4aとによる、対の入力端を入力端子1
c及び1aとし、対の出力端を出力端子2c及び2aと
している逆L形フィルタFcaとが構成されている、と
いう構成を有する3相交流電源用フィルタ回路としての
交流電源用フィルタ回路が提案されている。
す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路において、その逆L形フィルタFab及
びFca、Fbc及びFab、及びFca及びFbcを
それぞれ構成している直列インダクタ3a、3b、及び
3cとそれぞれ並列に、抵抗5a、5b、及び5cでそ
れぞれなるダンピング回路D1a、D1b、及びD1c
が接続されている、という構成を有する3相交流電源用
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路、図14
Bに示すような、図12に示す従来の3相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路において、
その逆L形フィルタFab及びFca、Fbc及びFa
b、及びFca及びFbcをそれぞれ構成している並列
キャパシタ4a、4b、及び4cとそれぞれ並列に、抵
抗6a、6b、及び6cでそれぞれなるダンピング回路
D2a、D2b、及びD2cが接続されている、という
構成を有する3相交流電源用フィルタ回路としての交流
電源用フィルタ回路、及び図14Cに示すような、図1
3Aに示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての
交流電源用フィルタ回路において、その逆L形フィルタ
Fab及びFca、Fbc及びFab、及びFca及び
Fbcをそれぞれ構成している並列キャパシタ4a、4
b、及び4cとそれぞれ並列に、図14Bに示す3相交
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
と同様に、抵抗6a、6b、及び6cでそれぞれなるダ
ンピング回路D2a、D2b、及びD2cが接続されて
いる、という構成を有する3相交流電源用フィルタ回路
としての交流電源用フィルタ回路も提案されている。
に示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流
電源用フィルタ回路において、その逆L形フィルタFa
b及びFca、Fbc及びFab、及びFca及びFb
cをそれぞれ構成している直列インダクタ3a、3b、
及び3cとそれぞれ並列に接続されているダンピング回
路D1a、D1b、及びD1cが、それぞれ抵抗5a、
5b、及び5cでなるのに代え、それぞれ抵抗5aとイ
ンダクタ7aとの直列回路、抵抗5bとインダクタ7b
との直列回路、及び抵抗5cとインダクタ7cとの直列
回路でなる、という構成を有する3相交流電源用フィル
タ回路としての交流電源用フィルタ回路、図15Bに示
すような、図14Bに示す従来の3相交流電源用フィル
タ回路としての交流電源用フィルタ回路において、その
逆L形フィルタFab及びFca、Fbc及びFab、
及びFca及びFbcをそれぞれ構成している並列キャ
パシタ4a、4b、及び4cとそれぞれ並列に接続され
ているダンピング回路D2a、D2b、及びD2cが、
それぞれ抵抗6a、6b、及び6cでなるのに代え、そ
れぞれ抵抗6aとインダクタ8aとの直列回路、抵抗6
bとインダクタ8bとの直列回路、及び抵抗6cとイン
ダクタ8cとの直列回路でなる、という構成を有する3
相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ
回路、及び図16Cに示すような、図14Cに示す従来
の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィ
ルタ回路において、その逆L形フィルタFab及びFc
a、Fbc及びFab、及びFca及びFbcをそれぞ
れ構成している直列インダクタ3a、3b、及び3cと
それぞれ並列に接続されているダンピング回路D1a、
D1b、及びD1cが、図15Aにそれぞれ示す3相交
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
のダンピング回路D1a、D1b、及びD1cでそれぞ
れなり、且つ逆L形フィルタFab及びFca、Fbc
及びFab、及びFca及びFbcをそれぞれ構成して
いる並列キャパシタ4a、4b、及び4cとそれぞれ並
列に接続されているダンピング回路D2a、D2b、及
びD2cが、図15Bにそれぞれ示す3相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路のダンピン
グ回路D2a、D2b、及びD2cでそれぞれなる、と
いう構成を有する3相交流電源用フィルタ回路としての
交流電源用フィルタ回路も提案されている。
従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路の場合と同様に、3相交流電源としての3
相PWMインバータ(図示せず)の3個の出力端子にそ
れぞれ接続される3個の入力端子1a、1b及び1c
と、負荷としての3相交流電動機(図示せず)の3個の
入力端子にそれぞれ接続される3個の出力端子2a、2
b及び2cとを有し、入力端子1aと出力端子2aとの
間、入力端子1bと出力端子2bとの間、及び入力端子
1cと出力端子2cとの間に、インダクタ3a、3b、
及び3cが、ともに直列インダクタとしてそれぞれ接続
されているが、直列インダクタ3aと出力端子2aとの
接続中点と直列インダクタ3bと出力端子2bとの接続
中点との間、直列インダクタ3bと出力端子2bとの接
続中点と直列インダクタ3cと出力端子2cとの接続中
点との間、及び直列インダクタ3cと出力端子2cとの
接続中点と直列インダクタ3aと出力端子2aとの接続
中点との間に、キャパシタ4a、4b、及び4cが、と
もに並列キャパシタとして、それぞれ接続され、よっ
て、直列インダクタ3a及び3bと並列キャパシタ4a
とによる、対の入力端を入力端子1a及び1bとし、対
の出力端を出力端子2a及び2bとしている逆L形フィ
ルタFabと、直列インダクタ3b及び3cと並列キャ
パシタ4bとによる、対の入力端を入力端子1b及び1
cとし、対の出力端を出力端子2b及び2cとしている
逆L形フィルタFbcと、直列インダクタ3c及び3a
と並列キャパシタ4cとによる、対の入力端を入力端子
1c及び1aとし、対の出力端を出力端子2c及び2a
としている逆L形フィルタFcaとが構成されている、
という構成を有する3相交流電源用フィルタ回路として
の交流電源用フィルタ回路も提案されている。
示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電
源用フィルタ回路において、その逆L形フィルタFab
及びFca、Fbc及びFab、及びFca及びFbc
をそれぞれ構成している直列インダクタ3a、3b、及
び3cとそれぞれ並列に、抵抗5a、5b、及び5cで
それぞれなるダンピング回路D1a、D1b、及びD1
cが接続されている、という構成を有する3相交流電源
用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路、図1
8Bに示すような、図17に示す従来の3相交流電源用
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路におい
て、その逆L形フィルタFab、Fbc、及びFcaを
それぞれ構成している並列キャパシタ4a、4b、及び
4cとそれぞれ並列に、抵抗6a、6b、及び6cでそ
れぞれなるダンピング回路D2a、D2b、及びD2c
が接続されている、という構成を有する3相交流電源用
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路、及び図
19Cに示すような、図18Aに示す従来の3相交流電
源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路にお
いて、逆L形フィルタFab、Fbc、及びFcaをそ
れぞれ構成している並列キャパシタ4a、4b、及び4
cとそれぞれ並列に、図18Bに示す3相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合と同
様に、抵抗6a、6b、及び6cでそれぞれなるダンピ
ング回路D2a、D2b、及びD2cが接続されてい
る、という構成を有する3相交流電源用フィルタ回路と
しての交流電源用フィルタ回路も提案されている。
に示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流
電源用フィルタ回路において、その逆L形フィルタFa
b及びFca、Fbc及びFab、及びFca及びFb
cをそれぞれ構成している直列インダクタ3a、3b、
及び3cとそれぞれ並列に接続されているダンピング回
路D1a、D1b、及びD1cが、それぞれ抵抗5a、
5b、及び5cでなるのに代え、それぞれ抵抗5aとイ
ンダクタ7aとの直列回路、抵抗5bとインダクタ7b
との直列回路、及び抵抗5cとインダクタ7cとの直列
回路でなる、という構成を有する3相交流電源用フィル
タ回路としての交流電源用フィルタ回路、図21Bに示
すような、図18Bに示す従来の3相交流電源用フィル
タ回路としての交流電源用フィルタ回路において、その
逆L形フィルタFab、Fbc、及びFcaをそれぞれ
構成している並列キャパシタ4a、4b、及び4cとそ
れぞれ並列に接続されているダンピング回路D2a、D
2b、及びD2cが、それぞれ抵抗6a、6b、及び6
cでなるのに代え、それぞれ抵抗6aとインダクタ8a
との直列回路、抵抗6bとインダクタ8bとの直列回
路、及び抵抗6cとインダクタ8cとの直列回路でな
る、という構成を有する3相交流電源用フィルタ回路と
しての交流電源用フィルタ回路、及び図21Cに示すよ
うな、図19Cに示す従来の3相交流電源用フィルタ回
路としての交流電源用フィルタ回路において、その逆L
形フィルタFab及びFca、Fbc及びFab、及び
Fca及びFbcをそれぞれ構成している直列インダク
タ3a、3b、及び3cとそれぞれ並列に接続されてい
るダンピング回路D1a、D1b、及びD1cがそれぞ
れ図20Aに示すダンピング回路D1a、D1b、及び
D1cでなり、且つ逆L形フィルタFab、Fbc、及
びFcaをそれぞれ構成している並列キャパシタ4a、
4b、及び4cとそれぞれ接続されているダンピング回
路D2a、D2b、及びD2cが、それぞれ図21Bに
示すダンピング回路D2a、D2b、及びD2cでな
る、という構成を有する3相交流電源用フィルタ回路と
しての交流電源用フィルタ回路も提案されている。
従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路の場合と同様に、3相交流電源としての3
相PWMインバータ(図示せず)の3個の出力端子にそ
れぞれ接続される3個の入力端子1a、1b及び1c
と、負荷としての3相交流電動機(図示せず)の3個の
入力端子にそれぞれ接続される3個の出力端子2a、2
b及び2cとを有するが、入力端子1aと出力端子2a
との間、及び入力端子1cと出力端子2cとの間に、イ
ンダクタ3a、及び3cが、ともに直列インダクタとし
てそれぞれ接続され、また、入力端子1bと出力端子2
bとが直接的に接続され、さらに、直列インダクタ3a
と出力端子2aとの接続中点と入力端子1b及び出力端
子2bとの間、及び直列インダクタ3cと出力端子2c
との接続中点と入力端子1b及び出力端子2bとの間
に、キャパシタ4a、及び4cが、ともに並列キャパシ
タとして、それぞれ接続され、よって、直列インダクタ
3a及び並列キャパシタ4aによる、対のインダクタを
入力端子1a及び1bとし、対の出力端を出力端子2a
及び2bとしている逆L形フィルタFabと、直列イン
ダクタ3c及び並列キャパシタ4cによる、対の入力端
を入力端子1b及び1cとし、対の出力端を出力端子2
b及び2cとしている、逆L形フィルタFbcと、直列
インダクタ3a及び3cと並列キャパシタ4a及び4c
とによる、対の入力端を入力端子1c及び1aとし、対
の出力端を出力端子2c及び2aとしている、逆L形フ
ィルタFcaとが構成されている、という構成を有する
3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路も提案されている。
す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路において、その逆L形フィルタFab及
びFca、及びFbc及びFcaをそれぞれ構成してい
る直列インダクタ3a、及び3cとそれぞれ並列に、抵
抗5a、及び5cでそれぞれなるダンピング回路D1
a、及びD1cが接続されている、という構成を有する
3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路、図24Bに示すような、図22に示す従来の3
相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ
回路において、その逆L形フィルタFab及びFca、
及びFbc及びFcaをそれぞれ構成している並列キャ
パシタ4a、及び4cとそれぞれ並列に、抵抗6a、及
び6cでそれぞれなるダンピング回路D2a、及びD2
cが接続されている、という構成を有する3相交流電源
用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路、及び
図24Cに示すような、図23Aに示す従来の3相交流
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路に
おいて、その逆L形フィルタFab及びFca、及びF
bc及びFcaをそれぞれ構成している並列キャパシタ
4a、及び4cとそれぞれ並列に、図24Bに示す従来
の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィ
ルタ回路の場合と同様に、抵抗6a、及び6cでそれぞ
れなるダンピング回路D2a、及びD2cが接続されて
いる、という構成を有する3相交流電源用フィルタ回路
としての交流電源用フィルタ回路も提案されている。
に示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流
電源用フィルタ回路において、その逆L形フィルタFa
b及びFca、及びFbc及びFcaをそれぞれ構成し
ている直列インダクタ3a、及び3cとそれぞれ並列に
接続されているダンピング回路D1a、及びD1cが、
それぞれ抵抗5a、及び5cでなるのに代え、それぞれ
抵抗5aとインダクタ7aとの直列回路、及び抵抗5c
とインダクタ7cとの直列回路でなる、という構成を有
する3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フ
ィルタ回路、図25Bに示すような、図24Bに示す従
来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フ
ィルタ回路において、その逆L形フィルタFab及びF
ca、及びFbc及びFcaをそれぞれ構成している並
列キャパシタ4a、及び4cとそれぞれ並列に接続され
ているダンピング回路D2a、及びD2cが、それぞれ
抵抗6a、及び6bでなるのに代え、抵抗6aとインダ
クタ8aとの直列回路、及び抵抗6cとインダクタ8c
との直列回路でなる、という構成を有する3相交流電源
用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路、及び
図26Cに示すような、図24Cに示す3相交流電源用
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路におい
て、その逆L形フィルタFab及びFca、及びFbc
及びFcaをそれぞれ構成している直列インダクタ3
a、及び3cとそれぞれ並列に接続されているダンピン
グ回路D1a、及びD1cが、それぞれ図25Aに示す
ダンピング回路D1a、及びD1cでなり、且つ逆L形
フィルタFab及びFca、及びFbc及びFcaをそ
れぞれ構成している並列キャパシタ4a、及び4cとそ
れぞれ並列に接続されているダンピング回路D2a、及
びD2cが、それぞれ図25Bに示すダンピング回路D
2a、及びD2cでなる、という構成を有する3相交流
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路も
提案されている。
タ回路としての交流電源用フィルタ回路によれば、3個
の入力端子1a、1b及び1cを3相交流電源としての
3相PWMインバータの3個の出力端子にそれぞれ接続
し、3個の出力端子2a、2b及び2cを負荷としての
3相交流電動機の3個の入力端子にそれぞれ接続するこ
とによって、交流電源用フィルタ回路の使用時とすれ
ば、その使用時において、逆L形フィルタFab及びF
ca、Fbc及びFab、及びFca及びFbcをそれ
ぞれ構成している直列インダクタ3a、3b、及び3c
のインダクタンス、及び逆L形フィルタFab及びFc
a、Fbc及びFab、及びFca及びFbcをそれぞ
れ構成している並列キャパシタ4a、4b、及び4cの
キャパシタンスを予め適当に選定しておけば、直列イン
ダクタ3a及び3bと並列キャパシタ4a及び4bとに
よる逆L形フィルタFab、直列インダクタ3b及び3
cと並列キャパシタ4b及び4cとによる逆L形フィル
タFbc、及び直列インダクタ3c及び3aと並列キャ
パシタ4c及び4aとによる逆L形フィルタFcaによ
って、3相PWMインバータから入力端子1a及び1b
間、1b及び1c間、及び1c及び1a間にそれぞれ出
力される、3相PWMパルス出力を構成している第1、
第2、及び第3相のPWMパルス出力中の基本波成分
(3相PWMインバータにおいて3相PWMパルス出力
を得るために用いている変調信号に対応する)を、それ
らにそれら以外の周波数成分(3相PWMインバータに
おいて3相PWMパルス出力を得るために用いているキ
ャリア信号の周波数を有する成分、及びまたはキャリア
信号の周波数のサイドバンドの周波数を有する成分に対
応する)を不要周波数成分としてほとんどそれぞれ重畳
させていないかそれぞれ重畳させているとしても基本波
成分に比し格段的に小さな振幅でしかそれぞれ重畳させ
ずに、3相交流電動機の、対の出力端子2a及び2bに
接続されている対の入力端子間、対の出力端子2b及び
2cに接続されている対の入力端子間、及び対の出力端
子2c及び2aに接続されている対の入力端子間に、逆
L形フィルタFab、Fbc、及びFcaがそれぞれ通
過させたい交流成分として、それぞれ供給させることが
できる。
流電動機を、3相PWMインバータから出力される3相
PWMパルス出力中の基本波成分以外の不要周波数成分
に実質的に影響されることなしに、3相PWMインバー
タから出力される3相PWMパルス出力中の基本波成分
の振幅及び周波数に応じて制御された態様で、円滑に駆
動させることができる、という作用・効果が得られる。
それぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路として
の交流電源用フィルタ回路によれば、図12に示す従来
の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィ
ルタ回路を構成している逆L形フィルタFab、Fbc
及びFcaを用いている構成を有するので、詳細説明は
省略するが、図12に示す従来の3相交流電源用フィル
タ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合で述べた
と同様の使用時において、図12に示す従来の3相交流
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の
場合と同様に、3相交流電動機を、3相PWMインバー
タから出力される3相PWMパルス出力中の基本波成分
以外の不要周波数成分に実質的に影響されることなし
に、3相PWMインバータから出力される3相PWMパ
ルス出力中の基本波成分の振幅及び周波数に応じて制御
された態様で、それぞれ円滑に駆動させることができ
る。
解決しようとする課題]の項で後述するので、重複詳細
説明は省略するが、逆L形フィルタFab、Fbc及び
Fcaをそれぞれ構成している直列インダクタ及び並列
キャパシタによる直列共振回路Qab、Qbc及びQc
aでそれぞれ直列共振が生じても、それらがともにダン
プされ、よって、3相PWMインバータ及び3相交流電
動機が逆L形フィルタFab、Fbc及びFcaをそれ
ぞれ構成している直列共振回路Qab、Qbc及びQc
aにそれぞれ生じる直列共振によって破損されんとする
のを、それぞれ有効に回避させることができる、という
作用・効果が得られる。
にそれぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路とし
ての交流電源用フィルタ回路によれば、図13A、図1
4B及び図14Cにそれぞれ示す従来の3相交流電源用
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合と
それぞれ同様に、図12に示す従来の3相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路を構成して
いる逆L形フィルタFab、Fbc及びFcaを用いて
いる構成をそれぞれ有するので、詳細説明は省略する
が、図13A、図14B及び図14Cにそれぞれ示す従
来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フ
ィルタ回路の場合でそれぞれ述べたと同様の使用時にお
いて、図13A、図14B及び図14Cにそれぞれ示す
従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路の場合とそれぞれ同様に、3相交流電動機
を、3相PWMインバータから出力される3相PWMパ
ルス出力中の基本波成分以外の不要周波数成分に実質的
に影響されることなしに、3相PWMインバータから出
力される3相PWMパルス出力中の基本波成分の振幅及
び周波数に応じて制御された態様で、それぞれ円滑に駆
動させることができる。
解決しようとする課題]の項で後述するので、重複詳細
説明は省略するが、図13A、図14B及び図14Cに
それぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路として
の交流電源用フィルタ回路の場合とそれぞれ同様に、逆
L形フィルタFab、Fbc及びFcaをそれぞれ構成
している直列インダクタ及び並列キャパシタによる直列
共振回路Qab、Qbc及びQcaでそれぞれ直列共振
が生じても、それらがともにダンプされ、よって、3相
PWMインバータ及び3相交流電動機が逆L形フィルタ
Fab、Fbc及びFcaをそれぞれ構成している直列
共振回路Qab、Qbc及びQcaにそれぞれ生じる直
列共振によって破損されんとするのを、それぞれ有効に
回避させることができる。
Aに示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交
流電源用フィルタ回路の場合、ダンピング回路D1a、
D1b及びD1cが、それらをそれぞれ構成している抵
抗5a、5b及び5cとそれぞれ直列のインダクタ7
a、7b及び7cを有するため、ダンピング回路D1
a、D1b及びD1cをそれぞれ構成している抵抗5
a、5b及び5cにおける、3相PWMインバータから
出力される3相PWMパルス出力を構成している第1、
第2及び第3相のPWMパルス中の基本波成分、及び不
要周波数成分中の全ての周波数成分のそれぞれの電力損
失を、図13Aにそれぞれ示す従来の3相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合に比
し、小さくしか伴わせることがなく、また、図15Bに
示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電
源用フィルタ回路の場合、ダンピング回路D2a、D2
b及びD2cが、それらをそれぞれ構成している抵抗6
a、6b及び6cとそれぞれ直列のインダクタ8a、8
b及び8cを有するため、ダンピング回路D2a、D2
b及びD2cをそれぞれ構成している抵抗6a、6b及
び6cにおける、3相PWMインバータから出力される
3相PWMパルス出力を構成している第1、第2及び第
3相のPWMパルス中の基本波成分、及び不要周波数成
分中の全ての周波数成分のそれぞれの電力損失を、図1
4Bに示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての
交流電源用フィルタ回路の場合に比し、それぞれ小さく
しか伴わせることがなく、さらに、図16Cに示す従来
の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィ
ルタ回路の場合、ダンピング回路D1a、D1b及びD
1cが、それらをそれぞれ構成している抵抗5a、5b
及び5cとそれぞれ直列のインダクタ7a、7b及び7
cを有し且つダンピング回路D2a、D2b及びD2c
が、それらをそれぞれ構成している抵抗6a、6b及び
6cとそれぞれ直列のインダクタ8a、8b及び8cを
有するため、ダンピング回路D1a、D1b及びD1c
をそれぞれ構成している抵抗5a、5b及び5c、及び
ダンピング回路D2a、D2b及びD2cをそれぞれ構
成している抵抗6a、6b及び6cにおける、3相PW
Mインバータから出力される3相PWMパルス出力を構
成している第1、第2及び第3相のPWMパルス中の基
本波成分、及び不要周波数成分中の全ての周波数成分の
それぞれの電力損失を、図14Cに示す従来の3相交流
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の
場合に比し、小さくしか伴わせることがなく、よって、
図15A、図15B及び図16Cにそれぞれ示す従来の
3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路によれば、3相PWMインバータから3相交流電
動機をみた3相交流電源供給効率を、図13A、図14
B及び図14Cにそれぞれ示す従来の3相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合に比
し、それぞれ高く得ることができる、という作用・効果
が得られる。
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路によれ
ば、詳細説明は省略するが、図12に示す従来の3相交
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
について上述した作用・効果の説明において、「図1
2」を「図17」と読み替え、また、「逆L形フィルタ
Fab及びFca、Fbc及びFab、及びFca及び
Fbcをそれぞれ構成している並列キャパシタ4a、4
b、及び4c」を「逆L形フィルタFab、Fbc、及
びFcaをそれぞれ構成している並列キャパシタ4a、
4b、及び4c」と読み替え、さらに、「直列インダク
タ3a及び3bと並列キャパシタ4a及び4bとによる
逆L形フィルタFab、直列インダクタ3b及び3cと
並列キャパシタ4b及び4cとによる逆L形フィルタF
bc、及び直列インダクタ3c及び3aと並列キャパシ
タ4c及び4aとによる逆L形フィルタFca」を「直
列インダクタ3a及び3bと並列キャパシタ4aとによ
る逆L形フィルタFab、直列インダクタ3b及び3c
と並列キャパシタ4bとによる逆L形フィルタFbc、
及び直列インダクタ3c及び3aと並列キャパシタ4c
とによる逆L形フィルタFca」と読み替えた作用・効
果が得られる。
にそれぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路とし
ての交流電源用フィルタ回路によれば、詳細説明は省略
するが、図13A、図14B及び図14Cにそれぞれ示
す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路のそれぞれについて上述した作用・効果
の説明において、「図13A」、「図14B」及び「図
14C」をそれぞれ「図18A」、図18B」及び「図
19C」と読み替え、また「図12」を「図17」と読
み替えた作用・効果が得られる。
それぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路として
の交流電源用フィルタ回路によれば、詳細説明は省略す
るが、図15A、図15B及び図16Cにそれぞれ示す
従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路について上述した作用・効果の説明におい
て、「図15A」、「図15B」及び「図16C」をそ
れぞれ「図20A」、「図21B」及び「図21C」と
読み替え、また、「図13A」、「図14B」及び「図
14C」をそれぞれ「図18A」、「図18B」及び
「図19C」と読み替え、さらに、「図12」を「図1
7」と読み替えた作用・効果が得られる。
用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路によれ
ば、詳細説明は省略するが、図12に示す従来の3相交
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
について上述した作用・効果の説明において、「図1
2」を「図22」と読み替え、また、「逆L形フィルタ
Fab及びFca、Fbc及びFab、及びFca及び
Fbcをそれぞれ構成している直列インダクタ3a、3
b、及び3c」を「逆L形フィルタFab及びFca、
及びFbc及びFcaをそれぞれ構成している直列イン
ダクタ3a、及び3c」と読み替え、さらに、「逆L形
フィルタFab及びFca、Fbc及びFab、及びF
ca及びFbcをそれぞれ構成している並列キャパシタ
4a、4b、及び4c」を、「逆L形フィルタFab及
びFca、及びFbc及びFcaをそれぞれ構成してい
る並列キャパシタ4a、及び4c」と読み替え、また、
「直列インダクタ3a及び3bと並列キャパシタ4a及
び4bとによる逆L形フィルタFab、直列インダクタ
3b及び3cと並列キャパシタ4b及び4cとによる逆
L形フィルタFbc、及び直列インダクタ3c及び3a
と並列キャパシタ4c及び4aとによる逆L形フィルタ
Fca」を、「直列インダクタ3aと並列キャパシタ4
aとによる逆L形フィルタFab、直列インダクタ3c
と並列キャパシタ4cとによる逆L形フィルタFbc、
及び直列インダクタ3c及び3aと並列キャパシタ4c
及び4aとによる逆L形フィルタFca」と読み替えた
作用・効果が得られる。
のそれぞれに示す従来の3相交流電源用フィルタ回路と
しての交流電源用フィルタ回路によれば、詳細説明は省
略するが、図13A、図14B及び図14Cにそれぞれ
示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電
源用フィルタ回路について上述した作用・効果の説明に
おいて、「図13A」、「図14B」及び「図14C」
をそれぞれ「図23A」、「図24B」及び「図24
C」と読み替え、また、「図12」を「図22」と読み
替えた作用・効果が得られる。
それぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路として
の交流電源用フィルタ回路によれば、詳細説明は省略す
るが、図15A、図15B及び図16Cにそれぞれ示す
従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路について上述した作用・効果の説明におい
て、「図15A」、「図15B」及び「図16C」をそ
れぞれ「図25A」、「図25B」及び「図26C」と
読み替え、また、「図13A」、「図14B」及び「図
14C」をそれぞれ「図25A」、「図25B」及び
「図26C」と読み替え、さらに、「図12」を「図1
7」と読み替えた作用・効果が得られる。
交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回
路の場合、逆L形フィルタFは、入力端子1a及び1b
間でみて、直列インダクタ3のインダクタンスLo と並
列キャパシタ4のキャパシタンスCo とによる、 fo =1/(2π(Lo ・Co )1/2 ) ………(1) で与えられる、単相PWMインバータから出力される単
相PWMパルス出力中の逆L形フィルタFが通過させた
い交流成分としての基本波成分の周波数に比し高い周波
数でなる共振周波数fo で直列共振する直列共振回路Q
を構成している。
PWMインバータで、単相交流電動機を駆動制御するた
めに、単相PWMパルス出力を、その基本波成分の振幅
や周波数が制御されているものとして得るようにした
り、単相交流電動機の負荷に急激な変動が生じたりした
場合、逆L形フィルタFが構成している上述した直列共
振回路Qにおいて、上述した(1)式で与えられる、単
相PWMパルス出力中の基本波成分の周波数に比し高い
周波数でなる共振周波数fo での直列共振が生じ、入力
端子1a及び1b間、及び出力端子2a及び2b間に過
大電圧が発生する。
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合、
単相PWMインバータで、単相交流電動機を駆動制御す
るために、単相PWMパルス出力を、その基本波成分の
振幅や周波数が制御されているものとして得るようにし
たり、単相交流電動機の負荷に急激な変動が生じたりし
た場合、上述した直列共振回路Qにおける上述した直列
共振による上述した過大電圧の発生によって、対の出力
端子を対の入力端子1a及び1bに接続している単相P
WMインバータ及び対の入力端子を対の出力端子2a及
び2bに接続している単相交流電動機を破損に導くおそ
れがある、という欠点を有していた。
従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路の場合、図9に示す従来の単相交流電源用
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合で
上述した直列共振回路Qを構成している逆L形フィルタ
Fを有し、そして、図10Aの場合、逆L形フィルタF
を構成している直列インダクタ3と並列に、抵抗5でな
るダンピング回路D1が接続され、また、図10Bの場
合、逆L形フィルタFを構成している並列キャパシタ4
と並列に、抵抗6でなるダンピング回路D2が接続さ
れ、さらに、図10Cの場合、逆L形フィルタFを構成
している直列インダクタ3及び並列キャパシタ4とそれ
ぞれ並列に、抵抗5でなるダンピング回路D1及び抵抗
6でなるダンピング回路D2が接続されているので、図
10A、B及びCにそれぞれ示す従来の単相交流電源用
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合、
図9に示す従来の単相交流電源用フィルタ回路の場合で
上述した共振周波数fo での直列共振が生じても、その
直列共振が、ダンピング回路を構成している抵抗(図1
0Aの場合ダンピング回路D1の抵抗5、図10Bの場
合ダンピング回路D2の抵抗6、図10Cの場合ダンピ
ング回路D1の抵抗5及びダンピング回路D2の抵抗
6)によってダンプされ、よって、図9に示す従来の単
相交流電源用フィルタ回路の場合で上述した欠点を、有
効に回避することができる。
おける共振周波数fo での直列共振時以外の定常時にお
いて、ダンピング回路を構成している抵抗(図10Aの
場合ダンピング回路D1の抵抗5、図10Bの場合ダン
ピング回路D2の抵抗6、図10Cの場合ダンピング回
路D1の抵抗5及びダンピング回路D2の抵抗6)に、
単相PWMインバータから入力端子1a及び1b間に出
力される単相PWMパルス出力中の基本波成分、及び不
要周波数成分中の全ての周波数成分が流れ、このため、
ダンピング回路を構成している抵抗において、単相PW
Mインバータから出力される単相PWMパルス出力中の
基本波成分、及び不要周波数成分中の全ての周波数成分
の電力損失を伴わせる。
示す従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流電
源用フィルタ回路の場合、単相交流電源としての単相P
WMインバータから負荷としての単相交流電動機をみた
単相交流電源供給効率が、図9に示す従来の単相交流電
源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場
合に比し低い、という欠点を有していた。
用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場
合、ダンピング回路D1が、図10Aに示す従来の単相
交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回
路の場合と同様に、抵抗5を有し、また、図11Bに示
す従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路の場合、ダンピング回路D2が、図10
Bに示す従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交
流電源用フィルタ回路の場合と同様に、抵抗6を有し、
さらに、図11Cに示す単相交流電源用フィルタ回路と
しての交流電源用フィルタ回路の場合、ダンピング回路
D1及びD2が、図10Cに示す従来の単相交流電源用
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合と
同様に、抵抗5及び6をそれぞれ有しているので、図1
1A、B及びCにそれぞれ示す従来の単相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合、図
10A、B及びCにそれぞれ示す従来の単相交流電源用
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合と
同様に、図9に示す従来の単相交流電源用フィルタ回路
としての交流電源用フィルタ回路の場合で上述した直列
共振回路Qにおける上述した共振周波数fo での直列共
振が生じても、その直列共振が、ダンピング回路を構成
している抵抗によってダンプされ、よって、図10A、
B及びCにそれぞれ示す従来の単相交流電源用フィルタ
回路としての交流電源用フィルタ回路の場合とそれぞれ
同様に、図9に示す従来の単相交流電源用フィルタ回路
としての交流電源用フィルタ回路の場合で上述した欠点
を、有効に回避することができる。
従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路の場合、図10A、B及びCにそれぞれ示
す従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路の場合に準じ、上述した直列共振回路Q
における上述した共振周波数fo での直列共振時以外の
定常時において、ダンピング回路を構成している抵抗
(図11Aの場合ダンピング回路D1を構成している抵
抗5、図11Bの場合ダンピング回路D2を構成してい
る抵抗6、図11Cの場合ダンピング回路D1及びD2
をそれぞれ構成している抵抗5及び6)に、単相PWM
インバータから出力される単相PWMパルス出力中の基
本波成分、及び不要周波数成分中の全ての周波数成分が
流れ、このため、ダンピング回路を構成している抵抗に
おいて、単相PWMインバータから出力される単相PW
Mパルス出力中の基本波成分、及び不要周波数成分中の
全ての周波数成分の電力損失を伴わせる。
(図11Aの場合ダンピング回路D1、図11Bの場合
ダンピング回路D2、図11Cの場合ダンピング回路D
1及びD2)の周波数成分に対するインピーダンスが、
そのダンピング回路を構成している抵抗と直列のインダ
クタのために、ダンピング回路を構成している抵抗に、
単相PWMインバータから出力される単相PWMパルス
出力中の基本波成分、及び不要周波数成分中の全ての周
波数成分が、図10A、B及びCにそれぞれ示す従来の
単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路の場合に比し流れ難く、このため、ダンピング回
路を構成している抵抗において、単相PWMインバータ
から出力される単相PWMパルス出力中の基本波成分、
及び不要周波数成分中の全ての周波数成分の電力損失
を、図10A、B及びCにそれぞれ示す従来の単相交流
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の
場合に比し、それぞれ小さくしか伴わない。
る単相PWMパルス出力中の不要周波数成分についてみ
るとき、それが、その周波数の高い周波数成分が周波数
の低い周波数成分に比し、ダンピング回路を構成してい
る抵抗に流れ難い、という態様で、その不要周波数成分
が、ダンピング回路を構成している抵抗に流れ難く、こ
のため、ダンピング回路を構成している抵抗において、
不要周波数成分中の全ての周波数成分の電力損失を、周
波数の高い周波数成分が周波数の低い周波数成分に比し
小さい、という態様で、小さくしか伴わせない。
す従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路の場合、単相交流電源としての単相PW
Mインバータから負荷としての単相交流電動機をみた単
相交流電源供給効率を、図10A、B及びCにそれぞれ
示す従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流電
源用フィルタ回路の場合に比し、それぞれ高く得ること
ができる。
なように、ダンピング回路を構成している抵抗に、単相
PWMインバータから出力される単相PWMパルス出力
中の基本波成分、及び不要周波数成分中の全ての周波数
成分が流れるのは否めなく、このため、ダンピング回路
を構成している抵抗において、単相PWMインバータか
ら出力される単相PWMパルス出力中の基本波成分、及
び不要周波数成分中の全ての周波数成分の電力損失を伴
わせるのは否めない。
す従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路の場合、単相交流電源としての単相PW
Mインバータから負荷としての単相交流電動機をみた単
相交流電源供給効率を、図10A、B及びCにそれぞれ
示す従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流電
源用フィルタ回路の場合に比し、それぞれ高く得ること
ができるとしても、いまだ、図9に示す従来の単相交流
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の
場合に比し低くしか得ることができない、という欠点を
有していた。
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合、
逆L形フィルタFab及びFca、Fbc及びFab、
及びFca及びFbcをそれぞれ構成している直列イン
ダクタ3a、3b、及び3cのインダクタンスを互に等
しい(Lo /2)とし、また、逆L形フィルタFab及
びFca、Fbc及びFab、及びFca及びFbcを
それぞれ構成している並列キャパシタ4a、4b及び4
cのキャパシタンスを互に等しい(2・Co )とすれ
ば、逆L形フィルタFab、Fbc及びFcaは、それ
ぞれ入力端子1a及び1b間、1b及び1c間、及び1
c及び1a間でみて、図9に示す従来の単相交流電源用
フィルタ回路について上述した(1)式と同様の、 fo =1/(2π(Lo ・Co )1/2 ) ………(2) で与えられる、3相PWMインバータから出力される3
相PWMパルス出力を構成している第1、第2、及び第
3相のPWMパルス中の逆L形フィルタFab、Fb
c、及びFcaがそれぞれ通過させたい交流成分として
の基本波成分の周波数に比し高い周波数でなる共振周波
数fo でそれぞれ直列共振する直列共振回路Qab、Q
bc、及びQcaをそれぞれ構成している。
PWMインバータで、3相交流電動機を駆動制御するた
めに、3相PWMパルス出力を、その基本波成分の振幅
や周波数が制御されているものとして得るようにした
り、3相交流電動機の負荷に急激な変動が生じたりした
場合、上述した逆L形フィルタFab、Fbc、及びF
caがそれぞれ構成している直列共振回路Qab、Qb
c及びQcaにおいて、上述した(2)式で与えられ
る、3相PWMパルス出力中の基本波成分の周波数に比
し高い周波数でなる共振周波数fo での直列共振が生
じ、入力端子1a及び1b間、1b及び1c間、及びc
及び1a間に過大電圧が発生するとともに、出力端子2
a及び2b間、2b及び2c間、及び2c及び2a間に
も過大電圧が発生する。
用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場
合、3相PWMインバータで、3相交流電動機を駆動制
御するために、3相PWMパルス出力を、その基本波成
分の振幅や周波数が制御されているものとして得るよう
にしたり、3相交流電動機の負荷に急激な変動が生じた
りした場合、上述した直列共振回路Qab、Qbc及び
Qcaのそれぞれにおける上述した直列共振による上述
した過大電圧の発生によって、3個の出力端子を3個の
入力端子1a、1b及び1c間にそれぞれ接続している
3相PWMインバータ、及び3個の入力端子を3個の出
力端子2a、2b及び2cにそれぞれ接続している3相
交流電動機を破損に導くおそれがある、という欠点を有
していた。
それぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路として
の交流電源用フィルタ回路の場合、図12に示す従来の
3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路の場合で上述した直列共振回路Qab、Qbc及
びQcaをそれぞれ構成している逆L形フィルタFa
b、Fbc及びFcaをそれぞれ有し、そして、図13
Aの場合、逆L形フィルタFab及びFca、Fbc及
びFab、及びFca及びFbcをそれぞれ構成してい
る直列インダクタ3a、3b、及び3cとそれぞれ並列
に、抵抗5a、5b、及び5cでそれぞれなるダンピン
グ回路D1a、D1b、及びD1cがそれぞれ接続さ
れ、また、図14Bの場合、逆L形フィルタFab及び
Fca、Fbc及びFab、及びFca及びFbcをそ
れぞれ構成している並列キャパシタ4a、4b、及び4
cとそれぞれ並列に、抵抗6a、6b、及び6cでそれ
ぞれなるダンピング回路D2a、D2b、及びD2cが
それぞれ接続され、さらに、図14Cの場合、逆L形フ
ィルタFab及びFca、Fbc及びFab、及びFc
a及びFbcをそれぞれ構成している直列インダクタ3
a、3b、及び3cとそれぞれ並列に、抵抗5a、5
b、及び5cでそれぞれなるダンピング回路D1a、D
1b、及びD1cがそれぞれ接続され、且つ逆L形フィ
ルタFab及びFca、Fbc及びFab、及びFca
及びFbcをそれぞれ構成している並列キャパシタ4
a、4b、及び4cとそれぞれ並列に、抵抗6a、6
b、及び6cでそれぞれなるダンピング回路D2a、D
2b、及びD2cがそれぞれ接続されているので、図1
2に示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交
流電源用フィルタ回路の場合で上述した直列共振回路Q
ab、Qbc及びQcaのそれぞれにおいて上述した共
振周波数fo での直列共振が生じても、その直列共振
が、ダンピング回路を構成している抵抗(図13Aの場
合、ダンピング回路D1a、D1b及びD1cをそれぞ
れ構成している抵抗5a、5b及び5c;図14Bの場
合、ダンピング回路D2a、D2b及びD2cをそれぞ
れ構成している抵抗6a、6b及び6c;図14Cの場
合、ダンピング回路D1a及びD2a、D1b及びD2
b、及びD1c及びD2cをそれぞれ構成している抵抗
5a及び6a、5b及び6b、及び5c及び6c)によ
ってダンプされ、よって、図12に示す従来の3相交流
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の
場合で上述した欠点を、有効に回避することができる。
b、Qbc及びQcaのそれぞれにおける上述した共振
周波数fo での直列共振時以外の定常時において、図1
3Aに示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての
交流電源用フィルタ回路の場合、ダンピング回路D1
a、D1b及びD1cをそれぞれ構成している抵抗5
a、5b及び5cに、また、図14Bに示す従来の3相
交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回
路の場合、ダンピング回路D2a、D2b及びD2cを
それぞれ構成している抵抗6a、6b及び6cに、さら
に、図14Cに示す従来の3相交流電源用フィルタ回路
としての交流電源用フィルタ回路の場合、ダンピング回
路D1a、D1b及びD1cをそれぞれ構成している抵
抗5a、5b及び5c、及びダンピング回路D2a、D
2b及びD2cをそれぞれ構成している抵抗6a、6b
及び6cに、3相PWMインバータから入力端子1a及
び1b間、1b及び1c間、及び1c及び1a間にそれ
ぞれ出力される3相PWMパルス出力を構成している第
1、第2、及び第3相のPWMパルス出力中の基本波成
分、及び不要周波数成分中の全ての周波数成分がそれぞ
れ流れ、このため、図13A、図14B及び図14Cに
それぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路として
の交流電源用フィルタ回路の場合、ダンピング回路を構
成している抵抗において、3相PWMインバータから出
力される3相PWMパルス中の基本波成分、及び不要周
波数成分中の全ての周波数成分の電力損失を伴わせる。
Cにそれぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路の
場合、3相交流電源としての3相PWMインバータから
負荷としての3相交流電動機をみた3相交流電源供給効
率が、図12に示す従来の3相交流電源用フィルタ回路
としての交流電源用フィルタ回路の場合に比し低い、と
いう欠点を有していた。
用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場
合、ダンピング回路D1a、D1b及びD1cが、図1
3Aに示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての
交流電源用フィルタ回路の場合と同様に、抵抗5a、5
b及び5cをそれぞれ有し、また、図15Bに示す従来
の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィ
ルタ回路の場合、ダンピング回路D2a、D2b及びD
2cが、図14Bに示す従来の3相交流電源用フィルタ
回路としての交流電源用フィルタ回路の場合と同様に、
抵抗6a、6b及び6cをそれぞれ有し、さらに、図1
6Cに示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての
交流電源用フィルタ回路の場合、ダンピング回路D1a
及びD2a、D1b及びD2b、及びD1c及びD2c
が、図14Cに示す従来の3相交流電源用フィルタ回路
としての交流電源用フィルタ回路の場合と同様に、抵抗
5a及び6a、5b及び6b、及び5c及び6cをそれ
ぞれ有しているので、図15A、図15B及び図16C
にそれぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路とし
ての交流電源用フィルタ回路の場合、図13A、図14
B及び図14Cにそれぞれ示す従来の3相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合と同
様に、図12に示す従来の3相交流電源用フィルタ回路
としての交流電源用フィルタ回路の場合で上述した直列
共振回路Qab、Qbc及びQcaのそれぞれにおける
上述した共振周波数fo での直列共振が生じても、その
直列共振がダンピング回路を構成している抵抗によって
ダンプされ、よって、図13A、図14B及び図14C
にそれぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路とし
ての交流電源用フィルタ回路の場合とそれぞれ同様に、
図12に示す従来の3相交流電源用フィルタ回路として
の交流電源用フィルタ回路の場合で上述した欠点を、有
効に回避することができる。
c及びQcaのそれぞれにおける上述した共振周波数f
o での直列共振時以外の定常時において、図15Aに示
す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路の場合、ダンピング回路D1a、D1
b、及びD1cをそれぞれ構成している抵抗5a、5
b、及び5cに、また、図15Bに示す従来の3相交流
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の
場合、ダンピング回路D2a、D2b、及びD2cをそ
れぞれ構成している抵抗6a、6b及び6cに、さら
に、図16Cに示す従来の3相交流電源用フィルタ回路
としての交流電源用フィルタ回路の場合、ダンピング回
路D1a及びD2a、D1b及びD2b、及びD1c及
びD2cをそれぞれ構成している抵抗5a及び6a、5
b及び6b、及び5c及び6cに、3相PWMインバー
タから出力される3相PWMパルス出力を構成している
第1、第2、及び第3相のPWMパルス出力中の基本波
成分、及び不要周波数成分中の全ての周波数成分がそれ
ぞれ流れ、このため、図15A、図15B及び図16C
にそれぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路とし
ての交流電源用フィルタ回路の場合、ダンピング回路を
構成している抵抗において、3相PWMインバータから
出力される3相PWMパルス出力中の基本波成分及び不
要周波数成分中の全ての周波数成分の電力損失を伴わせ
る。
(図15Aの場合ダンピング回路D1a、D1b及びD
1cのそれぞれ、図15Bの場合ダンピング回路D2
a、D2b及びD2cのそれぞれ、図16Cの場合ダン
ピング回路D1a及びD2a、D1b及びD2b、及び
D1c及びD2cのそれぞれ)の周波数成分に対するイ
ンピーダンスが、ダンピング回路を構成している抵抗と
直列のインダクタのために、ダンピング回路を構成して
いる抵抗に、3相PWMインバータから出力される3相
PWMパルス出力中の基本波成分、及び不要周波数成分
中の全ての周波数成分が、図13A、図14B及び図1
4Cにそれぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路
としての交流電源用フィルタ回路の場合に比しそれぞれ
流れ難く、このため、ダンピング回路を構成している抵
抗において、3相PWMインバータから出力される3相
PWMパルス出力中の基本波成分、及び不要周波数成分
中の全ての周波数成分の電力損失を、図13A、図14
B及び図14Cにそれぞれ示す従来の3相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合に比
し、それぞれ小さくしか伴わない。
る3相PWMパルス出力中の不要周波数成分についてみ
るとき、それが、周波数の高い周波数成分が周波数の低
い周波数成分に比し、ダンピング回路を構成している抵
抗に流れ難い、という態様で、その不要周波数成分が、
ダンピング回路を構成している抵抗に流れ難く、このた
め、ダンピング回路を構成している抵抗において、不要
周波数成分中の全ての周波数成分の電力損失を、周波数
の高い周波数成分が周波数の低い周波数成分に比し小さ
い、という態様で、小さくしか伴わせない。
にそれぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路とし
ての交流電源用フィルタ回路の場合、3相交流電源とし
ての3相PWMインバータから負荷としての3相交流電
動機をみた3相交流電源供給効率を、図13A、図14
B及び図14Cにそれぞれ示す従来の3相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合に比
し、それぞれ高く得ることができる。
なように、ダンピング回路を構成している抵抗に、3相
PWMインバータから出力される3相PWMパルス出力
中の基本波成分、及び不要周波数成分中の全ての周波数
成分がそれぞれ流れるのは否めなく、このため、ダンピ
ング回路を構成している抵抗において、3相PWMイン
バータから出力される3相PWMパルス出力中の基本波
成分、及び不要周波数成分中の全ての周波数成分の電力
損失を伴わせるのは否めない。
にそれぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路とし
ての交流電源用フィルタ回路の場合、3相交流電源とし
ての3相PWMインバータから負荷としての3相交流電
動機をみた3相交流電源供給効率を、図13A、図14
B及び図14Cにそれぞれ示す従来の3相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合に比
し、それぞれ高く得ることができるとしても、いまだ、
図12に示す従来の3相交流電源用フィルタ回路として
の交流電源用フィルタ回路の場合に比し低くしか得るこ
とができない、という欠点を有していた。
フィルタ回路の場合、詳細説明は省略するが、図12に
示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電
源用フィルタ回路について[発明が解決しようとする課
題]の項中で上述した説明において、「図12」を「図
17」と読み替え、また、「逆L形フィルタFab及び
Fca、Fbc及びFab、及びFca及びFbcをそ
れぞれ構成している並列キャパシタ4a、4b、及び4
cのキャパシタンスを互に等しい(2・Co )」を「逆
L形フィルタFab、Fbc、及びFcaをそれぞれ構
成している並列キャパシタ4a、4b、及び4cのキャ
パシタンスを互に等しいCo 」と読み替えた構成、作用
・効果、及び欠点を有する。
Cにそれぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路と
しての交流電源用フィルタ回路の場合、詳細説明は省略
するが、図13A、図14B及び図14Cにそれぞれ示
す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路について[発明が解決しようとする課
題]の項中で上述した説明において、「13A」、「図
14B」及び「図14C」をそれぞれ「図18A」、
「図18B」及び「図19C」と読み替え、また、「図
12」を「図17」と読み替え、さらに、「逆L形フィ
ルタFab及びFca、Fbc及びFab、及びFca
及びFbcをそれぞれ構成している並列キャパシタ4
a、4b、及び4c」を「逆L形フィルタFab、Fb
c、及びFcaをそれぞれ構成している並列キャパシタ
4a、4b、及び4c」と読み替えた構成、作用・効
果、及び欠点を有する。
それぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路として
の交流電源用フィルタ回路の場合、詳細説明は省略する
が、図15A、図15B及び図16Cにそれぞれ示す従
来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フ
ィルタ回路について[発明が解決しようとする課題]の
項中で上述した説明において、「図13A」、「図14
B」及び「図14C」をそれぞれ「図18A」、「図1
8B」及び「図19C」と読み替え、また、「図15
A」、「図15B」及び「図16C」をそれぞれ「図2
0A」、「図20B」及び「図21C」と読み替え、さ
らに、「図12」を「図17」と読み替えた構成、作用
・効果、及び欠点を有する。
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合、
詳細説明は省略するが、図12に示す従来の3相交流電
源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路につ
いて[発明が解決しようとする課題]の項中で上述した
説明において、「図12」を「図22」と読み替え、ま
た「逆L形フィルタFab及びFca、Fbc及びFa
b、及びFca及びFbcをそれぞれ構成している直列
インダクタ3a、3b及び3cのインダクタンスを互に
等しい(Lo /2)」を「逆L形フィルタFab及びF
ca、及びFbc及びFcaをそれぞれ構成している直
列インダクタ3a、及び3cのインダクタンスを互に等
しいLo 」と読み替え、さらに「逆L形フィルタFab
及びFca、Fbc及びFab、及びFca及びFbc
をそれぞれ構成している並列キャパシタ4a、4b、及
び4cのキャパシタンスを互に等しい(2・Co )」を
「逆L形フィルタFab及びFca、Fbc及びFca
をそれぞれ構成している並列キャパシタ4a、及び4c
のキャパシタンスを互に等しいCo 」と読み替えた構
成、作用・効果、及び欠点を有する。
Cにそれぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路と
しての交流電源用フィルタ回路の場合、詳細説明は省略
するが、図13A、図14B及び図14Cにそれぞれ示
す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路について[発明が解決しようとする課
題]の項中で上述した説明において、「図13A」、
「図14B」及び「図14C」をそれぞれ「図23
A」、「図24B」及び「図24C」と読み替え、ま
た、「図12」を「図22」と読み替え、さらに「逆L
形フィルタFab及びFbc、Fbc及びFca、及び
Fca及びFabをそれぞれ構成している並列キャパシ
タ4a、4b、及び4c」を「逆L形フィルタFab及
びFca、及びFbc及びFcaをそれぞれ構成してい
る並列キャパシタ4a、及び4c」と読み替えた構成、
作用・効果、及び欠点を有する。
それぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路として
の交流電源用フィルタ回路の場合、詳細説明は省略する
が、図15A、図15B及び図16Cにそれぞれ示す従
来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フ
ィルタ回路について[発明が解決しようとする課題]の
項中で上述した説明において、「図13A」、「図14
B」及び「図14C」をそれぞれ「図25A」、「図2
5B」及び「図26C」と読み替え、また、「図15
A」、「図15B」及び「図16C」をそれぞれ「図2
5A」、「図25B」及び「図26C」と読み替え、さ
らに「図12」を「図22」と読み替えた構成、作用・
効果、及び欠点を有する。
回避し得る、新規な交流電源用フィルタ回路を提案せん
とするものである。
フィルタ回路は、直列インダクタと並列キャパシタとを
有する逆L形フィルタを用いた交流電源用フィルタ回路
において、(1)上記直列インダクタまたは上記並列キ
ャパシタと並列に、または上記直列インダクタ及び上記
並列キャパシタのそれぞれと並列に、インダクタとキャ
パシタと抵抗とが直列に接続されている直列共振回路ま
たはそれと等価な直列共振回路が、ダンピング回路とし
て接続され、(2)上記ダンピング回路としての直列共
振回路が、そのインピーダンスの周波数特性上でみた
低インピーダンス帯域の下限周波数をして、上記逆L形
フィルタが通過させたい交流成分の周波数よりも高いこ
と、及び上記低インピーダンス帯域をして、その低イ
ンピーダンス帯域内に、上記逆L形フィルタが構成して
いる直列共振回路の共振周波数を位置させていることを
満足するように、当該ダンピング回路としての直列共振
回路を構成している上記インダクタのインダクタンス、
上記キャパシタのキャパシタンス、及び上記抵抗の値が
選定されている。
びCを伴って、本発明による交流電源用フィルタ回路の
第1、第2及び第3の実施の形態を、図9、図10A〜
C、及び図11A〜Cにそれぞれ示す従来の単相交流電
源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場
合と同様に、単相交流電源としての単相PWMインバー
タから得られる単相交流電源出力としての単相PWMパ
ルス出力を用いて負荷としての単相交流電動機を駆動す
る場合に適用される単相交流電源用フィルタ回路とし
て、それぞれ述べよう。図1A、B及びCにおいて、図
9との対応部分には同一符号を付して示す。
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
の第1の実施の形態を述べよう。図1Aに示す本発明に
よる単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フ
ィルタ回路は、図9に示す従来の単相交流電源用フィル
タ回路としての交流電源用フィルタ回路で述べたと同様
の、単相交流電源としての単相PWMインバータ(図示
せず)の対の出力端子に接続される対の入力端子1a及
び1bと、負荷としての単相電動機(図示せず)の対の
入力端子に接続される対の出力端子2a及び2bとを有
し、そして、入力端子1aと出力端子2aとの間に、イ
ンダクタ3が、直列インダクタとして接続され、また、
その直列インダクタ3と出力端子2aとの接続中点と入
力端子1b及び出力端子2bとの間に、キャパシタ4
が、並列キャパシタとして接続され、よって、直列イン
ダクタ3及び並列キャパシタ4による、対の入力端を入
力端子1a及び1bとし、対の出力端を出力端子2a及
び2bとする逆L形フィルタFが構成されている、とい
う構成を有するとともに、その逆L形フィルタFを構成
している直列インダクタ3と並列に、インダクタ21と
キャパシタ22と抵抗23とが直列に接続されている直
列共振回路20が、ダンピング回路D20として接続さ
れている、という構成を有する。
解決しようとする課題]の項で、図9に示す従来の単相
交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回
路で述べたと同様に、逆L形フィルタFを構成している
直列インダクタ3のインダクタンスをLo 、並列キャパ
シタ4のキャパシタンスをCo とするとき、入力端子1
a及び1b間でみて、直列インダクタ3と並列キャパシ
タ4とによる、(1)式と同様の fo =1/(2π(Lo ・Co )1/2 ) ………(3) で与えられる、単相PWMインバータから出力される単
相PWMパルス出力中の逆L形フィルタFが通過させた
い交流成分としての基本波成分(単相PWMインバータ
において単相PWMパルス出力を得るために用いている
変調信号に対応する)の周波数(これをfm とする)に
比し高い周波数でなる共振周波数fo で直列共振する直
列共振回路Qを構成している。
共振回路20は、それを構成しているインダクタ21
のインダクタンスを一般にLr 、キャパシタ22のキャ
パシタンスを一般にCr とするとき、(3)式に準じ
て、 fr =1/(2π(Lr ・Cr )1/2 ) ………(4) で与えられる共振周波数fr を有し、また、両端間で
みて、インピーダンス(これを一般にZとする)が、図
2に示すように、共振周波数fr での抵抗23の値(こ
れを一般にRr とする)によって決められる最小値Z
min から、周波数(これを一般にfとする)が共振周波
数fr から低くなるのに応じて高くなる値をとり、ま
た、周波数fが共振周波数fr から高くなるのに応じて
高くなる値をとる、という周波数特性を呈するが、ダン
ピング回路D20としての直列共振回路20が、次を満
足するように、その直列共振回路20を構成しているイ
ンダクタ21のインダクタンスLr 、キャパシタ22の
キャパシタンスCr 及び抵抗23の値Rr が選定されて
いる。
直列共振回路20が、その、図2に示すようなインピ
ーダンスZの周波数特性上でみた、インピーダンスZが
低い値をとる、共振周波数fr を挟んでいる下限周波数
(これを一般にfL とする)及び上限周波数(これを一
般にfH とする)を有する帯域(これを低インピーダン
ス帯域Bと称す)の下限周波数fL をして、単相PWM
インバータから出力される単相PWMパルス出力中の基
本波成分の周波数fm よりも高いこと、及びその上述
した低インピーダンス帯域Bをして、その低インピーダ
ンス帯域B内に、逆L形フィルタFが構成している上述
した直列共振回路Qの上述した共振周波数fo を位置さ
せていることを満足するように、その直列共振回路20
を構成しているインダクタ21のインダクタンスLr 、
キャパシタ22のキャパシタンスCr 及び抵抗23の値
Rr が選定されている。
列共振回路20の、図2に示すようなインピーダンスZ
の周波数特性上でみた低インピーダンス帯域Bの下限周
波数fL 及び上限周波数fH は、インピーダンスZの周
波数特性上でみて、インピーダンスZが、直列共振回路
20の共振周波数fr での最小値Zmin から、その最小
値Zmin のα倍(ただしαは1よりも大きな正の数)だ
け高い値をとる、共振周波数fr からみて低い周波数側
の周波数及び高い周波数側の周波数でそれぞれなり、そ
して、この場合のαは、一般的には、次のように与えら
れている。
サと抵抗とが直列に接続されている直列共振回路が、電
力損失をして、直列共振回路の共振周波数での最大値か
ら、周波数が直列共振回路の共振周波数から低くなる
のに応じて低くなる値をとり、また、周波数が直列共
振回路の共振周波数から高くなるのに応じて低くなる値
をとる、という電力損失の周波数特性を有し、そして、
そのような電力損失の周波数特性を呈する直列共振回路
の帯域を考えるとき、その帯域を、電力損失が、直列共
振回路の共振周波数での最大値から3dBだけ低い値を
とる、直列共振回路の共振周波数からみて低い周波数側
の周波数及び高い周波数側の周波数で、それらをそれぞ
れ下限周波数及び上限周波数として、決めるのが一般的
であるが、その電力損失が、直列共振回路の共振周波数
での最大値から、3dBだけ低い値をとる、ということ
は、上述した直列共振回路20のインピーダンスZの周
波数特性上でみれば、上述したインピーダンスZが、直
列共振回路20の共振周波数fr での最小値Zmin か
ら、その最小値Zmin の上述したαを21/2 とするα倍
だけ高い値をとる、ということに対応している。従っ
て、上述したαは、一般的には、21/2 で与えられてい
る。
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の第1の実施
の形態の構成である。
交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回
路の第2の実施の形態を述べるに、図1Aに示す本発明
による単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路において、逆L形フィルタFを構成してい
る直列インダクタ3と並列に、インダクタ21とキャパ
シタ22と抵抗23とが直列に接続されている直列共振
回路20が、ダンピング回路D20として接続されてい
る、という構成に代え、逆L形フィルタFを構成してい
る並列キャパシタ4と並列に、インダクタ31とキャパ
シタ32と抵抗33とが直列に接続されている直列共振
回路30が、ダンピング回路D30として接続されてい
る、という構成を有する。
示す本発明による単相交流電源用フィルタ回路としての
交流電源用フィルタ回路の場合と同様に、入力端子1a
及び1b間でみて、図1Aに示す本発明による単相交流
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の
場合で述べた、(3)式に示されている共振周波数fo
で直列共振する直列共振回路Qを構成している。
共振回路30は、それを構成しているインダクタ31
のインダクタンス及びキャパシタ32のキャパシタンス
を、一般的に、それぞれ、図1Aに示す本発明による単
相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ
回路の場合で述べたLr 及びCr とするとき、図1Aに
示す本発明による単相交流電源用フィルタ回路としての
交流電源用フィルタ回路の場合で述べた(4)式に示さ
れている共振周波数fr を有し、また、両端間でみ
て、インピーダンス(これも、図1Aに示す本発明によ
る単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィ
ルタ回路で述べたと同様に、一般にZとする)が、図1
Aに示す本発明による単相交流電源用フィルタ回路とし
ての交流電源用フィルタ回路で述べたと同様の、図2に
示すような周波数特性を有するが、直列共振回路30
が、図1Aに示す本発明による単相交流電源用フィルタ
回路としての交流電源用フィルタ回路の場合と同様に、
そのインピーダンスZの周波数特性上でみた低インピ
ーダンス帯域Bの下限周波数fL をして、単相PWMイ
ンバータから出力される単相PWMパルス出力中の基本
波成分の周波数fm よりも高いこと、及び低インピー
ダンス帯域Bをして、その低インピーダンス帯域B内
に、逆L形フィルタFが構成している直列共振回路Qの
共振周波数fo を位置させていることを満足するよう
に、その直列共振回路30を構成しているインダクタ3
1のインダクタンスLr 、キャパシタ32のキャパシタ
ンスCr 及び抵抗33の値Rr が選定されている。
下限周波数fL 及び上限周波数fHが、図1Aに示す本
発明による単相交流電源用フィルタ回路としての交流電
源用フィルタ回路の場合で述べたと同様に、αを用いて
決められ、そして、そのαが、図1Aに示す本発明によ
る単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィ
ルタ回路の場合で述べたと同様に、一般的には、21/2
で与えられている。
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の第2の実施
の形態の構成である。
交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回
路の第3の実施の形態を述べるに、図1Aに示す本発明
による単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路において、逆L形フィルタFを構成してい
る並列キャパシタ4と並列に、図1Bに示す本発明によ
る単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィ
ルタ回路の場合で述べたと同様の、インダクタ31とキ
ャパシタ32と抵抗33とが直列に接続されている直列
共振回路30が、図1Bに示す本発明による単相交流電
源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場
合で述べたと同様の、ダンピング回路D30として、図
1Bに示す本発明による単相交流電源用フィルタ回路と
しての交流電源用フィルタ回路の場合で述べたと同様に
接続されている、という構成を有する。
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の第3の実施
の形態の構成である。
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路によれ
ば、図10A〜C及び図11A〜Cに示す従来の単相交
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
の場合と同様に、図9に示す従来の単相交流電源用フィ
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路を構成してい
る逆L形フィルタFを用いている構成を有するので、対
の入力端子1a及び1bを単相交流電源としての単相P
WMインバータの対の出力端子に接続し、対の出力端子
2a及び2bを負荷としての単相交流電動機の対の入力
端子に接続している使用時において、図9に示す従来の
単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路の場合と同様に、逆L形フィルタFによって、単
相PWMインバータから対の入力端子1a及び1b間に
出力される単相PWMパルス出力中の基本波成分を、そ
れにそれ以外の周波数成分を不要周波数成分としてほと
んど重畳させていないか重畳させているとしても基本波
成分に比し格段的に小さな振幅でしか重畳させずに、単
相交流電動機の対の入力端子間に、逆L形フィルタFが
通過させたい交流成分として、供給させることができ
る。
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合と
同様に、単相交流電動機を、単相PWMインバータから
出力される単相PWMパルス出力中の基本波成分以外の
不要周波数成分に実質的に影響されることなしに、単相
PWMインバータから出力される単相PWMパルス出力
中の基本波成分の振幅及び周波数に応じて制御された態
様で、円滑に駆動させることができる。
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路に
よれば、逆L形フィルタFを構成している直列インダク
タ3と並列に接続されている直列共振回路20を、ダン
ピング回路D20として有し、そして、そのダンピング
回路D20としての直列共振回路20が、そのインピー
ダンスZの周波数特性上でみた、低インピーダンス帯域
Bをして、その低インピーダンス帯域B内に、逆L形フ
ィルタFが構成している直列共振回路Qの共振周波数f
o を位置させていることを満足するように、ダンピング
回路D20としての直列共振回路20を構成しているイ
ンダクタ21のインダクタンスLr 、キャパシタ22の
キャパシタンスCr 及び抵抗23の値Rr が選定されて
いる。
に示す従来の交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路の場合で述べたように、単相PWMイン
バータで、単相交流電動機を駆動制御するために、単相
PWMパルス出力を、その基本波成分の振幅や周波数が
制御されているものとして得るようにしたり、単相交流
電動機の負荷に急激な変動が生じたりした場合に、逆L
形フィルタFが構成している直列共振回路Qにおいて、
単相PWMパルス出力中の基本波成分の周波数に比し高
い周波数でなる共振周波数fo での直列共振が生ぜんと
しても、それが、ダンピング回路D20としての直列共
振回路20、従って、ダンピング回路D20を構成して
いる抵抗23によってダンプされる。
Cに示す従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交
流電源用フィルタ回路の場合と同様に、図9に示す単相
交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回
路の場合の上述した欠点、すなわち、逆L形フィルタF
が構成している直列共振回路Qにおけるその共振周波数
fo での直列共振によって、入力端子1a及び1b間、
及び出力端子2a及び2b間に過大電圧が発生し、それ
によって、入力端子1a及び1b間に接続されている単
相PWMインバータ、及び出力端子2a及び2b間に接
続されている単相交流電動機を破損に導くおそれがあ
る、という欠点を、ダンピング回路D20を構成してい
る抵抗23によって、有効に回避することができる。
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路に
よれば、逆L形フィルタFを構成している直列インダク
タ3と並列に接続されているダンピング回路D20とし
ての直列共振回路20が、そのインピーダンスZの周波
数特性上でみた低インピーダンス帯域Bの下限周波数f
L をして、単相PWMインバータから出力される単相P
WMパルス出力中の基本波成分の周波数fm よりも高い
ことを満足するように、ダンピング回路D20としての
直列共振回路20を構成しているインダクタ21のイン
ダクタンスLr、キャパシタ22のキャパシタンスCr
及び抵抗23の値Rr が選定されている。
る直列共振回路Qにおける上述した共振周波数fo での
共振時以外の定常時において、単相PWMパルス出力
中の基本波成分についてみるとき、それが、直列共振回
路20、従ってダンピング回路D20を構成している抵
抗23に実質的に流れず、よって、ダンピング回路D2
0を構成している抵抗23において、単相PWMパルス
出力中の基本波成分の電力損失を伴うことがなく、ま
た、単相PWMパルス出力中の不要周波数成分(単相
PWMインバータにおいて単相PWMパルス出力を得る
ために用いているキャリア信号の周波数を有する成分、
及びまたはキャリア信号の周波数のサイドバンドの周波
数を有する成分に対応する)についてみるとき、その不
要周波数成分中の、ダンピング回路D20としての直列
共振回路20のインピーダンスZの周波数特性上でみた
低インピーダンス帯域Bの下限周波数fL 以下の周波数
成分及び上限周波数fH 以上の周波数成分が、ダンピン
グ回路D20を構成している抵抗23に実質的に流れ
ず、よって、ダンピング回路D20を構成している抵抗
23において、不要周波数成分中の、ダンピング回路D
20としての直列共振回路20のインピーダンスZの周
波数特性上でみた低インピーダンス帯域Bの下限周波数
fL 以下の周波数成分及び上限周波数fH 以上の周波数
成分の電力損失を実質的に伴うことがなく、さらに、
単相PWMパルス出力中の不要周波数成分中の、ダンピ
ング回路D20としての直列共振回路20のインピーダ
ンスZの周波数特性上でみた低インピーダンス帯域B内
の周波数成分が、ダンピング回路D20を構成している
抵抗23に流れ、その抵抗23において、単相PWMパ
ルス出力中の不要周波数成分中の、ダンピング回路D2
0としての直列共振回路20のインピーダンスZの周波
数特性上でみた低インピーダンス帯域B内の周波数成分
の電力損失を伴うとしても、そのように電力損失を伴
う、単相PWMパルス出力中の不要周波数成分中の、ダ
ンピング回路D20としての直列共振回路20のインピ
ーダンスZの周波数特性上でみた低インピーダンス帯域
B内の周波数成分は、単相PWMパルス中の不要周波数
成分中の、上述した低インピーダンス帯域B内の周波数
成分、というごく一部の周波数成分であるに過ぎず、し
かも、ダンピング回路D20を構成している抵抗23
の値Rr を可能な限り小さくすれば、ダンピング回路D
20としての直列共振回路20のインピーダンスZの周
波数特性上でみた低インピーダンス帯域Bの、下限周波
数fL 及び上限周波数fH の差の絶対値である帯域幅
(|fL −fH |)が狭くなり、そして、そのようにし
ても、その低インピーダンス帯域B内に、上述した共振
周波数fo が位置している限りにおいて、上述した直列
共振回路Qにおける共振周波数fo での直列共振が、ダ
ンピング回路D20を構成している抵抗23によってダ
ンプされることについて実質的に問題がなく、従って、
そのようにダンピング回路D20としての直列共振回路
20のインピーダンスZの周波数特性上でみた低インピ
ーダンス帯域Bの帯域幅を狭くすることができるので、
ダンピング回路D20を構成している抵抗23において
電力損失を伴う単相PWMパルス中の不要周波数成分中
の、ダンピング回路D20としての直列共振回路20の
インピーダンスZの周波数特性上でみた低インピーダン
ス帯域B内の周波数成分を、十分少なくすることができ
る。
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
によれば、交流電源としての単相PWMインバータから
負荷としての単相交流電動機でみた交流電源供給効率
を、図10A〜Cに示す従来の単相交流電源用フィルタ
回路としての交流電源用フィルタ回路の場合に比し格段
的に高く得ることができるのはもちろん、図11A〜C
に示す従来の単相交流電源用フィルタ回路としての交流
電源用フィルタ回路の場合に比し、格段的に高く得るこ
とができる。
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路に
よれば、上述した構成を有するので、詳細説明は省略す
るが、図1Aに示す本発明による単相交流電源用フィル
タ回路としての交流電源用フィルタ回路における上述し
た作用・効果の説明において、「図1A」を「図1B」
と読み替え、また、「ダンピング回路D20」を「ダン
ピング回路D30」と読み替え、さらに、「直列インダ
クタ3」を「並列キャパシタ4」と読み替え、また、
「直列共振回路20」を「直列共振回路30」と読み替
え、さらに、「インダクタ21」、「キャパシタ22」
及び「抵抗23」をそれぞれ「インダクタ31」、「キ
ャパシタ32」及び「抵抗33」と読み替えた作用・効
果を得ることができることは明らかである。
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
によれば、上述した構成を有するので、詳細説明は省略
するが、図1A及び図1Bにそれぞれ示す本発明による
単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路のそれぞれの上述した優れた作用・効果を、相乗
して得ることができることは明らかである。
B及び図4Cを伴って、本発明による交流電源用フィル
タ回路の第4、第5及び第6の実施の形態を、図12;
図13A、図14B及びC;図15A及びB及び図16
Cに示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交
流電源用フィルタ回路の場合と同様に、3相交流電源と
しての3相PWMインバータから得られる3相交流電源
出力としての3相PWMパルス出力を用いて負荷として
の3相交流電動機を駆動する場合に適用される3相交流
電源用フィルタ回路として、それぞれ述べよう。図3
A、図4B及び図4Cにおいて、図12との対応部分に
は同一符号を付して示す。
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
の第4の実施の形態を述べるに、図12に示す従来の3
相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ
回路の場合と同様の、3相交流電源としての3相PWM
インバータ(図示せず)の3個の出力端子にそれぞれ接
続される3個の入力端子1a、1b及び1cと、負荷と
しての3相電動機(図示せず)の3個の入力端子にそれ
ぞれ接続される3個の出力端子2a、2b及び2cとを
有し、そして、入力端子1aと出力端子2aとの間、入
力端子1bと出力端子2bとの間、及び入力端子1cと
出力端子2cとの間に、インダクタ3a、3b、及び3
cが、ともに直列インダクタとして、それぞれ接続さ
れ、また、その直列インダクタ3aと出力端子2aとの
接続中点と共通接続点Nとの間、直列インダクタ3bと
出力端子2bとの接続中点と共通接続点Nとの間、及び
直列インダクタ3cと出力端子2cと接続中点と共通接
続点Nとの間に、キャパシタ4a、4b、及び4cが、
ともに並列キャパシタとして、それぞれ接続され、よっ
て、直列インダクタ3a及び3bと並列キャパシタ4a
及び4bとによる、対の入力端を入力端子1a及び1b
とし、対の出力端を出力端子2a及び2bとする逆L形
フィルタFabと、直列インダクタ3b及び3cと並列
キャパシタ4b及び4cとによる、対の入力端を入力端
子1b及び1cとし、対の出力端を出力端子2b及び2
cとする逆L形フィルタFbcと、直列インダクタ3c
及び3aと並列キャパシタ4c及び4aとによる、対の
入力端を入力端子1c及び1aとし、対の出力端を出力
端子2c及び2aとする逆L形フィルタFcaとが構成
されている、という構成を有するとともに、逆L形フィ
ルタFab及びFca、Fbc及びFab、及びFca
及びFbcをそれぞれ構成している直列インダクタ3
a、3b、及び3cとそれぞれ並列に、インダクタ21
aとキャパシタ22aと抵抗23aとが直列に接続され
ている直列共振回路20a、インダクタ21bとキャパ
シタ22bと抵抗23bとが直列に接続されている直列
共振回路20b、及びインダクタ21cとキャパシタ2
2cと抵抗23cとが直列に接続されている直列共振回
路20cが、それぞれダンピング回路D20a、D20
b、及びD20cとして、接続されている、という構成
を有する。
c、及びFcaは、[発明が解決しようとする課題]の
項で、図12に示す従来の3相交流電源用フィルタ回路
としての交流電源用フィルタ回路の場合で述べたと同様
に、逆L形フィルタFab及びFca、Fbc及びFa
b、及びFca及びFbcをそれぞれ構成している直列
インダクタ3a、3b、及び3cのインダクタンスを互
に等しい(Lo /2)とし、また、逆L形フィルタFa
b及びFca、Fbc及びFab、及びFca及びFb
cをそれぞれ構成している並列キャパシタ4a、4b、
及び4cのキャパシタンスを互に等しい(2・Co )と
するとき、入力端子1a及び1b間、1b及び1c間、
及び1c及び1a間でそれぞれみて、直列インダクタ3
と並列キャパシタ4とによる、図1Aに示す本発明によ
る3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィ
ルタ回路のそれぞれの場合で上述した(3)式で与えら
れる、3相PWMインバータから出力される3相PWM
パルス出力を構成している第1、第2、及び第3相中の
逆L形フィルタFab、Fbc、及びFcaがそれぞれ
通過させたい交流成分としての基本波成分(3相PWM
インバータにおいて3相PWMパルス出力を得るために
用いている変調信号に対応する)の周波数(これをfm
とする)に比し高い周波数でなる共振周波数fo でそれ
ぞれ直列共振する直列共振回路Qab、Qbc、及びQ
caをそれぞれ構成している。
q=a、b、c)としての直列共振回路20qは、図1
Aに示す本発明による単相交流電源用フィルタ回路とし
ての交流電源用フィルタ回路におけるダンピング回路D
20としての直列共振回路20の場合に準じて、それ
を構成しているインダクタ21qのインダクタンスを一
般にLr 、キャパシタ22qのキャパシタンスを一般に
Cr とするとき、上述した(4)式で与えられる共振周
波数fr を有し、また、両端間でみて、インピーダン
ス(これを一般にZとする)が、図2に示すように、共
振周波数fr での直列共振回路20qをそれぞれ構成し
ている抵抗23qの値(これを一般にRr とする)によ
って決められる最小値Zmin から、周波数(一般にfと
する)が共振周波数fr から低くなるのに応じて高くな
る値をとり、また、周波数fが共振周波数fr から高く
なるのに応じて高くなる値をとる、というインピーダン
スの周波数特性を呈するが、ダンピング回路D20qと
しての直列共振回路20qが次を満足するように、それ
ら直列共振回路20qを構成しているインダクタ21q
のインダクタンスLr 、キャパシタ22qのキャパシタ
ンスCr 及び抵抗23qの値Rr が選定されている。
の直列共振回路20qが、図1Aに示す本発明による単
相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ
回路におけるダンピング回路D20としての直列共振回
路20の場合に準じて、そのインピーダンスZの周波
数特性上でみた、下限周波数fL 及び上限周波数fHを
有する低インピーダンス帯域Bの下限周波数fL をし
て、3相PWMインバータから出力される3相PWMパ
ルス出力中の基本波成分の周波数fm よりも高いこと、
及び低インピーダンス帯域Bをして、その低インピー
ダンス帯域B内に、逆L形フィルタFqr(ただし、q
rは、q=aをとるときab、q=bをとるときbc、
q=cをとるときca)が構成している上述した直列共
振回路Qqrの上述した(3)式で与えられる共振周波
数fo を位置させていることを満足するように、ダンピ
ング回路D20qの直列共振回路20qを構成している
インダクタ21qのインダクタンスLr 、キャパシタ2
2qのキャパシタンスCr 、及び抵抗23qの値Rr が
選定されている。
直列共振回路20qのインピーダンスZの周波数特性上
でみた低インピーダンス帯域Bの下限周波数fL 及び上
限周波数fH は、図1Aに示す本発明による単相交流電
源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路にお
けるダンピング回路D20としての直列共振回路20の
場合に準じて、インピーダンスZの周波数特性上でみ
て、インピーダンスZが、直列共振回路20qの共振周
波数fr での最小値Zmin から、その最小値Zmi n のα
倍(ただしαは1よりも大きな正の数)だけ高い値をと
る、共振周波数fr からみて低い周波数側の周波数及び
高い周波数側の周波数でそれぞれなるが、この場合のα
は、次のように与えられている。
電源用フィルタ回路の場合で述べたように、一般に、イ
ンダクタとコンデンサと抵抗とが直列に接続されている
直列共振回路が、電力損失をして、直列共振回路の共振
周波数での最大値から、周波数が直列共振回路の共振周
波数から低くなるのに応じて低くなる値をとり、また周
波数が直列共振回路の共振周波数から高くなるのに応じ
て低くなる値をとる、という電力損失の周波数特性を有
し、そして、そのような電力損失の周波数特性を呈する
直列共振回路の帯域を考えるとき、その帯域を、電力損
失が、直列共振回路の共振周波数での最大値から3dB
だけ低い値をとる、直列共振回路の共振周波数からみて
低い周波数側の周波数及び高い周波数側の周波数で、そ
れらを下限周波数及び上限周波数として決めるのが一般
的であり、そして、その電力損失が直列共振回路の共振
周波数での最大値から3dBだけ低い値をとる、という
ことが、図1Aに示す本発明による単相交流電源用フィ
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路におけるダン
ピング回路D20としての直列共振回路20の場合に準
じて、上述した直列共振回路20qのインピーダンスZ
の周波数特性上でみて、直列共振回路20qの共振周波
数fr での最小値Zmin から、その最小値Zmin の上述
したαを21/2 とするα倍の値をとる、ということに対
応する。従って、上述したαは、図1Aに示す本発明に
よる単相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フ
ィルタ回路におけるダンピング回路D20としての直列
共振回路20の場合に準じて、一般的には、21/2 で与
えられる。
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の第4の実施
の形態の構成である。
交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回
路の第5の実施の形態を述べるに、図3Aに示す本発明
による3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路において、逆L形フィルタFab及びFc
a、Fbc及びFab、及びFca及びFbcをそれぞ
れ構成している直列インダクタ3a、3b、及び3cと
それぞれ並列に、インダクタ21aとキャパシタ22a
と抵抗23aとが直列に接続されている直列共振回路2
0a、インダクタ21bとキャパシタ22bと抵抗23
bとが直列に接続されている直列共振回路20b、及び
インダクタ21cとキャパシタ22cと抵抗23cとが
直列に接続されている直列共振回路20cが、それぞれ
ダンピング回路D20a、D20b、及びD20cとし
て接続されているのに代え、逆L形フィルタFab及び
Fca、Fbc及びFab、及びFca及びFbcをそ
れぞれ構成している並列キャパシタ4a、4b、及び4
cとそれぞれ並列に、インダクタ31aとキャパシタ3
2aと抵抗33aとが直列に接続されている直列共振回
路30a、インダクタ31bとキャパシタ32bと抵抗
33bとが直列に接続されている直列共振回路30b、
及びインダクタ31cとキャパシタ32cと抵抗33c
とが直列に接続されている直列共振回路30cが、それ
ぞれダンピング回路D30a、D30b、及びD30c
として接続されている、という構成を有する。
し、図3Aに示す本発明による3相交流電源用フィルタ
回路としての交流電源用フィルタ回路で述べたと同様
に、qr=ab、bc、ca)は、図3Aに示す本発明
による3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路の場合と同様に、上述した(3)式に示さ
れている共振周波数fo で直列共振する直列共振回路Q
qrを構成している。
図3Aに示す本発明による3相交流電源用フィルタ回路
としての交流電源用フィルタ回路で述べたと同様に、q
=a、b、c)としての直列共振回路30qは、図3A
に示す本発明による3相交流電源用フィルタ回路として
の交流電源用フィルタ回路の場合に準じて、それを構
成しているインダクタ31qのインダクタンス及びキャ
パシタ32qのキャパシタンスを、図3Aに示す本発明
による3相交流電源用フィルタ回路の場合と同様に、そ
れぞれLr 及びCr とするとき、図3Aに示す本発明に
よる3相交流電源用フィルタ回路の場合で述べた(4)
式に示されている共振周波数fr を有し、また、図3
Aに示す本発明による3相交流電源用フィルタ回路とし
ての交流電源用フィルタ回路の場合と同様のインピーダ
ンスZの周波数特性を有する。
示す本発明による3相交流電源用フィルタ回路としての
交流電源用フィルタ回路の場合に準じて、直列共振回路
30qのインピーダンスZの周波数特性上でみて、低
インピーダンス帯域Bの下限周波数fL をして、3相P
WMインバータから出力される3相PWMパルス出力中
の基本波成分の周波数fm よりも高いこと、及び低イ
ンピーダンス帯域Bをして、その低インピーダンス帯域
B内に、逆L形フィルタFqrが構成している直列共振
回路Qqrの共振周波数fo を位置させていることを満
足するように、直列共振回路30qを構成しているイン
ダクタ31qのインダクタンスLr 、キャパシタ32q
のキャパシタンスCr 及び抵抗33qの値Rr が選定さ
れ、また、低インピーダンス帯域Bの下限周波数fL 及
び上限周波数fH を決める、図3Aに示す本発明による
3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路の場合で述べたと同様のαが、一般的には、図3
Aに示す本発明による3相交流電源用フィルタ回路とし
ての交流電源用フィルタ回路の場合と同様に、21/ 2 で
与えられている。
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の第5の実施
の形態の構成である。
交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回
路の第6の実施の形態を述べるに、図3Aに示す本発明
による3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路において、逆L形フィルタFab及びFc
a、Fbc及びFab、及びFca及びFbcをそれぞ
れ構成している並列キャパシタ4a、4b、及び4cと
それぞれ並列に、図4Bに示す本発明による3相交流電
源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場
合と同様の、インダクタ31aとキャパシタ32aと抵
抗33aとの直列回路でなる直列共振回路30a、イン
ダクタ31bとキャパシタ32bと抵抗33bとの直列
回路でなる直列共振回路30b、及びインダクタ31c
とキャパシタ32cと抵抗33cとの直列回路でなる直
列共振回路30cが、図4Bに示す本発明による3相交
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
の場合と同様に接続されている、という構成を有する。
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の第6の実施
の形態の構成である。
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路によれ
ば、図13A、図14B及び図14C;及び図15A、
図15B及び図16Cに示す従来の3相交流電源用フィ
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合と同様
に、図12に示す従来の3相交流電源用フィルタ回路と
しての交流電源用フィルタ回路を構成している逆L形フ
ィルタFab、Fbc及びFcaを用いている構成を有
するので、3個の入力端子1a、1b及び1cを3相交
流電源としての3相PWMインバータの3個の出力端子
にそれぞれ接続し、3個の出力端子2a、2b及び2c
を負荷としての3相交流電動機の3個の入力端子にそれ
ぞれ接続している使用時において、図12に示す従来の
3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路の場合と同様に、逆L形フィルタFab、Fbc
及びFcaによって、3相PWMインバータから対の入
力端子1a及び1b間、1b及び1c間、及び1c及び
1a間にそれぞれ出力される3相PWMパルス出力を構
成している第1、第2、及び第3相のPWMパルス出力
中の基本波成分を、それらにそれら以外の周波数成分を
不要周波数成分としてほとんどそれぞれ重畳させていな
いかそれぞれ重畳させているとしても基本波成分に比し
格段的に小さな振幅でしかそれぞれ重畳させずに、3相
交流電動機の、対の出力端子2a及び2bに接続される
対の入力端子間、対の出力端子2b及び2cに接続され
る対の入力端子間、及び対の出力端子2c及び2aに接
続される対の出力端子間に、逆L形フィルタFab、F
bc、及びFcaがそれぞれ通過させたい交流成分とし
て、それぞれ供給させることができる。
用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合
と同様に、3相交流電動機を、3相PWMインバータか
ら出力される3相PWMパルス出力中の基本波成分以外
の不要周波数成分に実質的に影響されることなしに、3
相PWMインバータから出力される3相PWMパルス出
力中の基本波成分の振幅及び周波数に応じて制御された
態様で、円滑に駆動させることができる。
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路に
よれば、逆L形フィルタFqr(ただし、qr=a、
b、c)を構成している直列インダクタ3qと並列に接
続されている直列共振回路20q(ただし、q=a、
b、c)を、ダンピング回路D20qとして有し、そし
て、そのダンピング回路D20qとしての直列共振回路
20qが、そのインピーダンスZの周波数特性上でみ
た、低インピーダンス帯域Bをして、その低インピーダ
ンス帯域B内に、逆L形フィルタFqrが構成している
直列共振回路Qqrの共振周波数fo を位置させている
ことを満足するように、ダンピング回路D20qとして
の直列共振回路20qを構成しているインダクタ21q
のインダクタンスLr 、キャパシタ22qのキャパシタ
ンスCr 及び抵抗23qの値Rr が選定されている。
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合で
述べたように、上述した使用時において、3相PWMイ
ンバータで、単相交流電動機を駆動制御するために、3
相PWMパルス出力を、その基本波成分の振幅や周波数
が制御されているものとして得るようにしたり、単相交
流電動機の負荷に急激な変動が生じたりした場合に、逆
L形フィルタFqrが構成している直列共振回路Qqr
において、3相PWMパルス出力中の基本波成分の周波
数に比し高い周波数でなる共振周波数fo での直列共振
が生ぜんとしても、それが、ダンピング回路D20qと
しての直列共振回路20q、従って、ダンピング回路D
20qを構成している抵抗23qによってダンプされ
る。
C;及び図15A、図15B及び図16Cに示す従来の
3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路の場合と同様に、図12に示す3相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の場合の上
述した欠点、すなわち、逆L形フィルタFab、Fbc
及びFcaがそれぞれ構成している直列共振回路Qa
b、Qbc及びQcaにおけるそれらのそれぞれの共振
周波数fo での直列共振によって、入力端子1a及び1
b間、1b及び1c間、及び1c及び1a間;及び出力
端子2a及び2b間、2b及び2c間、2c及び2a間
に過大電圧が発生し、それによって、3個の出力端子を
3個の入力端子1a、1b及び1c間にそれぞれ接続し
ている3相PWMインバータ、及び3個の入力端子を3
個の出力端子2a、2b及び2c間にそれぞれ接続して
いる3相交流電動機を破損に導くおそれがある、という
欠点を、ダンピング回路D20a、D20b及びD20
cをそれぞれ構成している抵抗23a、23b及び23
cによって、有効に回避することができる。
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路に
よれば、逆L形フィルタFqr(ただし、qr=ab、
bc、ca)を構成している直列インダクタ3q(ただ
し、q=a、b、c)と並列に接続されているダンピン
グ回路D20qとしての直列共振回路20qが、そのイ
ンピーダンスZの周波数特性上でみた低インピーダンス
帯域Bの下限周波数fL をして、3相PWMインバータ
から出力される3相PWMパルス出力中の基本波成分の
周波数fm よりも高いことを満足するように、ダンピン
グ回路D20qとしての直列共振回路20qを構成して
いるインダクタ21qのインダクタンスLr 、キャパシ
タ22qのキャパシタンスCr 及び抵抗23qの値Rr
が選定されている。
ている直列共振回路Qqrにおける上述した共振周波数
fo での共振時以外の定常時において、3相PWMパ
ルス出力中の基本波成分についてみるとき、それが、直
列共振回路20q、従ってダンピング回路D20qを構
成している抵抗23qに実質的に流れず、よって、ダン
ピング回路D20qを構成している抵抗23qにおい
て、3相PWMパルス出力中の基本波成分の電力損失を
伴うことがなく、また、3相PWMパルス出力中の不
要周波数成分(3相PWMインバータにおいて3相PW
Mパルス出力を得るために用いているキャリア信号の周
波数を有する成分、及びまたはキャリア信号の周波数の
サイドバンドの周波数を有する成分に対応する)につい
てみるとき、その不要周波数成分中の、ダンピング回路
D20qとしての直列共振回路20qのインピーダンス
Zの周波数特性上でみた低インピーダンス帯域Bの下限
周波数fL 以下の周波数成分及び上限周波数fH 以上の
周波数成分が、ダンピング回路D20qを構成している
抵抗23qに実質的に流れず、よって、ダンピング回路
D20qを構成している抵抗23qにおいて、不要周波
数成分中の、ダンピング回路D20qとしての直列共振
回路20qのインピーダンスZの周波数特性上でみた低
インピーダンス帯域Bの下限周波数fL 以下の周波数成
分及び上限周波数fH 以上の周波数成分の電力損失を実
質的に伴うことがなく、さらに、3相PWMパルス出
力中の不要周波数成分中の、ダンピング回路D20qと
しての直列共振回路20qのインピーダンスZの周波数
特性上でみた低インピーダンス帯域B内の周波数成分
が、ダンピング回路D20qを構成している抵抗23q
に流れ、その抵抗23qにおいて、3相PWMパルス出
力中の不要周波数成分中の、ダンピング回路D20qと
しての直列共振回路20qのインピーダンスZの周波数
特性上でみた低インピーダンス帯域B内の周波数成分の
電力損失を伴うとしても、そのように電力損失を伴う、
3相PWMパルス出力中の不要周波数成分中の、ダンピ
ング回路D20qとしての直列共振回路20qのインピ
ーダンスZの周波数特性上でみた低インピーダンス帯域
B内の周波数成分は、3相PWMパルス中の不要周波数
成分中の、上述した低インピーダンス帯域B内の周波数
成分、というごく一部の周波数成分であるに過ぎず、し
かも、ダンピング回路D20qを構成している抵抗2
3qの値Rr を可能な限り小さくすれば、ダンピング回
路D20qとしての直列共振回路20qのインピーダン
スZの周波数特性上でみた低インピーダンス帯域Bの、
下限周波数fL 及び上限周波数fH の差の絶対値である
帯域幅(|fL −fH |)が狭くなり、そして、そのよ
うにしても、その低インピーダンス帯域B内に、上述し
た共振周波数fo が位置している限りにおいて、上述し
た直列共振回路Qqにおける共振周波数fo での直列共
振が、ダンピング回路D20qを構成している抵抗23
qによってダンプされることについて実質的に問題がな
く、従って、そのようにダンピング回路D20qとして
の直列共振回路20qのインピーダンスZの周波数特性
上でみた低インピーダンス帯域Bの帯域幅を狭くするこ
とができるので、ダンピング回路D20qを構成してい
る抵抗23qにおいて電力損失を伴う3相PWMパルス
中の不要周波数成分中の、ダンピング回路D20qとし
ての直列共振回路20qのインピーダンスZの周波数特
性上でみた低インピーダンス帯域B内の周波数成分を、
十分少なくすることができる。
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
によれば、交流電源としての単相PWMインバータから
の負荷としての3相交流電動機でみた交流電源供給効率
を、図13A、図14B及び図14Cにそれぞれ示す従
来の3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フ
ィルタ回路の場合に比し格段的に高く得ることができる
のはもちろん、図15A、図15B及び図16Cにそれ
ぞれ示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交
流電源用フィルタ回路の場合に比し、格段的に高く得る
ことができる。
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路に
よれば、上述した構成を有するので、詳細説明は省略す
るが、図3Aに示す本発明による3相交流電源用フィル
タ回路としての交流電源用フィルタ回路における上述し
た作用・効果の説明において、「図3A」を「図4B」
と読み替え、また、「ダンピング回路D20q」を「ダ
ンピング回路D30q」と読み替え、さらに、「直列イ
ンダクタ3q」を「並列キャパシタ4q」と読み替え、
また、「直列共振回路20q」を「直列共振回路30
q」と読み替え、さらに、「インダクタ21q」、「キ
ャパシタ22q」及び「抵抗23q」をそれぞれ「イン
ダクタ31q」、「キャパシタ32q」及び「抵抗33
q」と読み替えた作用・効果を得ることができることは
明らかである。
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
によれば、上述した構成を有するので、詳細説明は省略
するが、図3A及び図4Bにそれぞれ示す本発明による
3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路のそれぞれの上述した優れた作用・効果を、相乗
して得ることができることは明らかである。
B及び図6Cを伴って、本発明による3相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の第7、第
8及び第9の実施の形態を、図17;図18A及びB及
び図19C;図20A、図21B及びCに示す従来の3
相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ
回路の場合と同様に、3相交流電源としての3相PWM
インバータから得られる3相交流電源出力としての3相
PWMパルス出力を用いて負荷としての3相交流電動機
を駆動する場合に適用される3相交流電源用フィルタ回
路として、それぞれ述べよう。図5A、図5B及び図6
Cにおいて、図17との対応部分には同一符号を付して
示す。
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
の第7の実施の形態を述べるに、図17に示す従来の3
相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ
回路の場合と同様の、3相交流電源としての3相PWM
インバータ(図示せず)の3個の出力端子にそれぞれ接
続される3個の入力端子1a、1b及び1cと、負荷と
しての3相電動機(図示せず)の3個の入力端子にそれ
ぞれ接続される3個の出力端子2a、2b及び2cとを
有し、そして、入力端子1aと出力端子2aとの間、入
力端子1bと出力端子2bとの間、及び入力端子1cと
出力端子2cとの間に、インダクタ3a、3b、及び3
cが、ともに直列インダクタとして、それぞれ接続さ
れ、また、その直列インダクタ3aと出力端子2aとの
接続中点と直列インダクタ3bと出力端子2bとの接続
中点との間、直列インダクタ3bと出力端子2bとの接
続中点と直列インダクタ3cと出力端子3cとの接続中
点との間、及び直列インダクタ3cと出力端子2cとの
接続中点と直列インダクタ3aと出力端子2aとの接続
中点との間に、キャパシタ4a、4b、及び4cが、と
もに並列キャパシタとして、それぞれ接続され、直列イ
ンダクタ3a及び3bと並列キャパシタ4aとによる、
対の入力端を入力端子1a及び1bとし、対の出力端を
出力端子2a及び2bとする逆L形フィルタFabと、
直列インダクタ3b及び3cと並列キャパシタ4bとに
よる、対の入力端を入力端子1b及び1cとし、対の出
力端を出力端子2b及び2cとする逆L形フィルタFb
cと、直列インダクタ3c及び3aと並列キャパシタ4
cとによる、対の入力端を入力端子1c及び1aとし、
対の出力端を出力端子2c及び2aとする逆L形フィル
タFcaとが構成されている、という構成を有するとと
もに、図3Aに示す本発明による3相交流電源用フィル
タ回路の場合と同様に、逆L形フィルタFab及びFc
a、Fbc及びFab、及びFca及びFbcをそれぞ
れ構成している直列インダクタ3a、3b、及び3cと
それぞれ並列に、インダクタ21aとキャパシタ22a
と抵抗23aとが直列に接続されている直列共振回路2
0a、インダクタ21bとキャパシタ22bと抵抗23
bとが直列に接続されている直列共振回路20b、及び
インダクタ21cとキャパシタ22cと抵抗23cとが
直列に接続されている直列共振回路20cが、それぞれ
ダンピング回路D20a、D20b、及びD20cとし
て、接続されている、という構成を有する。
及びFca;ダンピング回路D20a、D20b、及び
D20c及びそれらのそれぞれとしての直列共振回路2
0a、20b、及び20cは、図3Aに示す本発明によ
る3相交流電源用フィルタ回路の交流電源用フィルタ回
路について説明したのと、その説明において、「逆L形
フィルタFab及びFca、Fbc及びFab、及びF
ca及びFbcをそれぞれ構成している並列キャパシタ
4a、4b、及び4cのキャパシタンスを互に等しい
(2・Co )」を「逆L形フィルタFab、Fbc、及
びFcaをそれぞれ構成している並列キャパシタ4a、
4b、及び4cのキャパシタンスCo 」と読み替えるこ
とを除いて、同様である。
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の第7の実施
の形態の構成である。
交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回
路の第8の実施の形態を述べるに、図4Bに示す本発明
による3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路の第5の実施の形態について説明したの
と、その説明において、「逆L形フィルタFab及びF
ca、Fbc及びFab、及びFca及びFbcをそれ
ぞれ構成している並列キャパシタ4a、4b、及び4
c」を「逆L形フィルタFab、Fbc、及びFcaを
それぞれ構成している並列キャパシタ4a、4b、及び
4c」と読み替えることを除いて、同様の構成を有す
る。
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の第8の実施
の形態の構成である。
交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回
路の第9の実施の形態を述べるに、図4Cに示す本発明
による3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用
フィルタ回路の第6の実施の形態について説明したの
と、その説明において、「逆L形フィルタFab及びF
ca、Fbc及びFab、及びFca及びFbcをそれ
ぞれ構成している並列キャパシタ4a、4b、及び4
c」を「逆L形フィルタFab、Fbc、及びFcaを
それぞれ構成している並列キャパシタ4a、4b、及び
4c」と読み替えることを除いて、同様の構成を有す
る。
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の第9の実施
の形態の構成である。
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路によれ
ば、詳細説明は省略するが、図3Aに示す本発明による
3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路について上述した作用・効果の説明において、
「図3A」を「図5A」と読み替え、また、「図13
A、図14B、及び図14C」を「図18A、図18B
及び図19C」と読み替え、さらに、「図15A、図1
5B及び図16C」を「図20A、図20B及び図21
C」と読み替え、また、「図12」を「図17」と読み
替えた作用・効果が得られることは明らかである。
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路に
よれば、詳細説明は省略するが、図4Bに示す本発明に
よる3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フ
ィルタ回路の場合と同様の作用・効果を得ることができ
ることは明らかである。
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
によれば、詳細説明は省略するが、図5A及び図5Bに
示す本発明による3相交流電源用フィルタ回路としての
交流電源用フィルタ回路のそれぞれの上述した優れた作
用・効果を、相乗して得ることができることは明らかで
ある。
A、図8B及び図8Cを伴って、本発明による3相交流
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の
第10、第11及び第12の実施の形態を、図22;図
23A及びB及び図24C;図25A及びB及び図26
Cに示す従来の3相交流電源用フィルタ回路としての交
流電源用フィルタ回路の場合と同様に、3相交流電源と
しての3相PWMインバータから得られる3相交流電源
出力としての3相PWMパルス出力を用いて負荷として
の3相交流電動機を駆動する場合に適用される3相交流
電源用フィルタ回路として、それぞれ述べよう。図7
A、図8B及び図8Cにおいて、図22との対応部分に
は同一符号を付して示す。
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
の第10の実施の形態を述べるに、図22に示す従来の
3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路の場合と同様の、3相交流電源としての3相PW
Mインバータ(図示せず)の3個の出力端子にそれぞれ
接続される3個の入力端子1a、1b及び1cと、負荷
としての3相電動機(図示せず)の3個の入力端子にそ
れぞれ接続される3個の出力端子2a、2b及び2cと
を有し、そして、入力端子1aと出力端子2aとの間、
及び入力端子1cと出力端子2cとの間に、インダクタ
3a、及び3cが、ともに直列インダクタとして、それ
ぞれ接続され、また、入力端子1bと出力端子2bとが
直接的に接続され、さらに、直列インダクタ3aと出力
端子2aとの接続中点と入力端子1b及び出力端子2b
との間、及び直列インダクタ3cと出力端子2cとの接
続中点と入力端子1b及び出力端子2bとの間に、キャ
パシタ4a、及び4cが、ともに並列キャパシタとし
て、それぞれ接続され、直列インダクタ3a及び並列キ
ャパシタ4aによる、対の入力端を入力端子1a及び1
bとし、対の出力端を出力端子2a及び2bとする逆L
形フィルタFabと、直列インダクタ3c及び並列キャ
パシタ4cによる、対の入力端を入力端子1b及び1c
とし、対の出力端を出力端子2b及び2cとする逆L形
フィルタFbcと、直列インダクタ3a及び3cと並列
キャパシタ4a及び4cとによる、対の入力端を入力端
子1c及び1aとし、対の出力端を出力端子2c及び2
aとする逆L形フィルタFcaとが構成されている、と
いう構成を有するとともに、逆L形フィルタFab及び
Fca、及びFca及びFbcをそれぞれ構成している
直列インダクタ3a、及び3cとそれぞれ並列に、イン
ダクタ21aとキャパシタ22aと抵抗23aとが直列
に接続されている直列共振回路20a、及びインダクタ
21cとキャパシタ22cと抵抗23cとが直列に接続
されている直列共振回路20cが、それぞれダンピング
回路D20a、及びD20cとして、接続されている、
という構成を有する。
及びFca;ダンピング回路D20a、及びD20c及
びそれらのそれぞれとしての直列共振回路20a、及び
20cは、図3Aに示す本発明による3相交流電源用フ
ィルタ回路の交流電源用フィルタ回路について説明した
のと、その説明において、「逆L形フィルタFab及び
Fca、Fbc及びFab、及びFca及びFbcをそ
れぞれ構成している直列インダクタ3a、3b、及び3
cのインダクタンスを互に等しい(Lo /2)」を「逆
L形フィルタFab及びFca、及びFbc及びFab
をそれぞれ構成している直列インダクタ3a、及び3c
のインダクタンスを互に等しいLo 」と読み替え、ま
た、「逆L形フィルタFab及びFca、Fbc及びF
ab、及びFca及びFbcをそれぞれ構成している並
列キャパシタ4a、4b、及び4cのキャパシタンスを
互に等しい(2・Co )」を「逆L形フィルタFab及
びFca、及びFbc及びFcaをそれぞれ構成してい
る並列キャパシタ4a、及び4cのキャパシタンスをC
o 」と読み替えることを除いて、同様である。
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の第10の実
施の形態の構成である。
交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回
路の第11の実施の形態を述べるに、図4Bに示す本発
明による3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路の第5の実施の形態について説明したの
と、その説明において、「逆L形フィルタFab及びF
ca、Fbc及びFab、及びFca及びFbcをそれ
ぞれ構成している直列インダクタ3a、3b、及び3
c」を「逆L形フィルタFab及びFca、Fbc及び
Fcaをそれぞれ構成している直列インダクタ3a、及
び3c」と読み替え、また、「逆L形フィルタFab及
びFca、Fbc及びFab、及びFca及びFbcを
それぞれ構成している並列キャパシタ4a、4b、及び
4c」を「逆L形フィルタFab及びFca、Fbc及
びFcaをそれぞれ構成している並列キャパシタ4a、
及び4c」と読み替えることを除いて、同様の構成を有
する。
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の第11の実
施の形態の構成である。
交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回
路の第12の実施の形態を述べるに、図4Cに示す本発
明による3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路の第6の実施の形態について説明したの
と、その説明において、「逆L形フィルタFab及びF
ca、Fbc及びFab、及びFca及びFbcをそれ
ぞれ構成している直列インダクタ3a、3b、及び3
c」を「逆L形フィルタFab及びFca、Fbc及び
Fcaをそれぞれ構成している直列インダクタ3a、及
び3c」と読み替え、また、「逆L形フィルタFab及
びFca、Fbc及びFab、及びFca及びFbcを
それぞれ構成している並列キャパシタ4a、4b、及び
4c」を「逆L形フィルタFab及びFca、及びFb
c及びFcaをそれぞれ構成している並列キャパシタ4
a、及び4c」と読み替えることを除いて、同様の構成
を有する。
ルタ回路としての交流電源用フィルタ回路の第12の実
施の形態の構成である。
フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路によれ
ば、詳細説明は省略するが、図3Aに示す本発明による
3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィル
タ回路について上述した作用・効果の説明において、
「図3A」を「図7A」と読み替え、また、「図13
A、図14B、及び図14C」を「図22A、図24B
及び図24C」と読み替え、さらに、「図15A、図1
5B及び図16C」を「図25A、図25B及び図26
C」と読み替え、また、「図12」を「図22」と読み
替えた作用・効果が得られることは明らかである。
電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路に
よれば、詳細説明は省略するが、図4Bに示す本発明に
よる3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フ
ィルタ回路の場合と同様の作用・効果を得ることができ
ることは明らかである。
流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路
によれば、詳細説明は省略するが、図7A及び図8Bに
示す本発明による3相交流電源用フィルタ回路としての
交流電源用フィルタ回路のそれぞれの上述した作用・効
果を相乗して得ることができることは明らかである。
交流電源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回
路、及び3相交流電源用フィルタ回路としての交流電源
用フィルタ回路のそれぞれについて、僅かな実施の形態
を示したに留まり、ダンピング回路としての、インダク
タとキャパシタと抵抗とが直列に接続されている直列共
振回路を、それと等価な種々の直列共振回路として、上
述した実施の形態の場合と同様の作用・効果を得ること
もできることは明らかであろう。
から出力されるPWMパルス出力を、交流電源から出力
される交流電源出力として用い、交流電動機を、負荷と
して駆動する場合に適用した場合を述べたが、PWMイ
ンバータから出力されるPWMパルス出力以外の種々の
交流電源から出力される交流電源出力を用いて、交流電
動機以外の種々の負荷を駆動する場合に適用して、上述
した実施の形態の場合と同様の作用・効果を得ることも
でき、その他、本発明の精神を脱することなしに種々の
変型、変更をなし得るであろう。
よれば、逆L形フィルタによって、交流電源から出力さ
れる交流電源出力中の逆L形フィルタが通過させたい交
流成分を、それにそれ以外の周波数成分を不要周波数成
分としてほとんど重畳させていないか重畳させていると
しても当該通過させたい交流成分に比し格段的に小さな
振幅でしか重畳させずに、負荷に供給させることがで
き、また、逆L形フィルタが構成している直列共振回路
において直列共振が生ぜんとしても、それがダンピング
回路によってダンプされ、それでいて、交流電源から負
荷をみた交流電源効率を高く得ることができる。
ての交流電源用フィルタ回路の第1の実施の形態(図1
A)、第2の実施の形態(図1B)及び第3の実施の形
態(図1C)を示す略線的接続図である。
供する、ダンピング回路としての直列共振回路のインピ
ーダンスの周波数特性を示す図である。
ての交流電源用フィルタ回路の第4の実施の形態(図3
A)を示す略線的接続図である。
ての交流電源用フィルタ回路の第5の実施の形態(図4
B)及び第6の実施の形態(図4C)を示す略線的接続
図である。
ての交流電源用フィルタ回路の第7の実施の形態(図5
A)及び第8の実施の形態(図5B)を示す略線的接続
図である。
ての交流電源用フィルタ回路の第9の実施の形態(図6
C)を示す略線的接続図である。
ての交流電源用フィルタ回路の第10の実施の形態(図
7A)を示す略線的接続図である。
ての交流電源用フィルタ回路の第11の実施の形態(図
8B)及び第12の実施の形態(図8C)を示す略線的
接続図である。
流電源用フィルタ回路を示す略線的接続図である。
他の交流電源用フィルタ回路を示す略線的接続図(図1
0A、B及びC)である。
さらに他の交流電源用フィルタ回路(図11A、B及び
C)を示す略線的接続図である。
交流電源用フィルタ回路を示す略線的接続図である。
他の交流電源用フィルタ回路(図13A)を示す略線的
接続図である。
さらに他の交流電源用フィルタ回路(図14B及びC)
を示す略線的接続図である。
他の交流電源用フィルタ回路(図15A及びB)を示す
略線的接続図である。
さらに他の交流電源用フィルタ回路(図16C)を示す
略線的接続図である。
他の交流電源用フィルタ回路を示す略線的接続図であ
る。
さらに他の交流電源用フィルタ回路(図18A及びB)
を示す略線的接続図である。
他の交流電源用フィルタ回路(図19C)を示す略線的
接続図である。
さらに他の交流電源用フィルタ回路(図20A)を示す
略線的接続図である。
他の交流電源用フィルタ回路(図14B及びC)を示す
略線的接続図である。
さらに他の交流電源用フィルタ回路を示す略線的接続図
である。
他の交流電源用フィルタ回路(図23A)を示す略線的
接続図である。
さらに他の交流電源用フィルタ回路(図24B及びC)
を示す略線的接続図である。
他の交流電源用フィルタ回路(図25A及びB)を示す
略線的接続図である。
さらに他の交流電源用フィルタ回路(図26C)を示す
略線的接続図である。
タ 4、4a、4b、4c 並列キャパシ
タ 5、5a、5b、5c 抵抗 6、6a、6b、6c 抵抗 7、7a、7b、7c インダクタ 8、8a、8b、8c インダクタ 20、20a、20b、20c 直列共振回路 21、21a、21b、21c インダクタ 22、22a、22b、22c キャパシタ 23、23a、23b、23c 抵抗 30、30a、30b、30c 直列共振回路 31、31a、31b、31c インダクタ 32、32a、32b、32c キャパシタ 33、33a、33b、33c 抵抗 D1、D1a、D1b、D1c ダンピング回
路 D2、D2a、D2b、D2c ダンピング回
路 D20、D20a、D20b、D20c ダンピング回
路 D30、D30a、D30b、D30c ダンピング回
路 F、Fab、Fbc、Fca 逆L形フィル
タ Q、Qab、Qbc、Qca 直列共振回路
Claims (5)
- 【請求項1】直列インダクタと並列キャパシタとを有す
る逆L形フィルタを用いた交流電源用フィルタ回路にお
いて、 上記直列インダクタまたは上記並列キャパシタと並列
に、または上記直列インダクタ及び上記並列キャパシタ
のそれぞれと並列に、インダクタとキャパシタと抵抗と
が直列に接続されている直列共振回路またはそれと等価
な直列共振回路が、ダンピング回路として接続され、 上記ダンピング回路としての直列共振回路が、そのイ
ンピーダンスの周波数特性上でみた低インピーダンス帯
域の下限周波数をして、上記逆L形フィルタが通過させ
たい交流成分の周波数よりも高いこと、及び上記低イ
ンピーダンス帯域をして、その低インピーダンス帯域内
に、上記逆L形フィルタが構成している直列共振回路の
共振周波数を位置させていることを満足するように、当
該ダンピング回路としての直列共振回路を構成している
上記インダクタのインダクタンス、上記キャパシタのキ
ャパシタンス、及び上記抵抗の値が選定されていること
を特徴とする交流電源用フィルタ回路。 - 【請求項2】対の第1及び第2の入力端子と対の第1及
び第2の出力端子とを有し、上記第1の入力端子と上記
第1の出力端子との間に、インダクタが、直列インダク
タとして接続され、上記直列インダクタと上記第1の出
力端子との接続中点と上記第1及び第2の出力端子との
間に、キャパシタが、並列キャパシタとして接続され、
上記直列インダクタ及び上記並列キャパシタによる、対
の入力端を上記第1及び第2の入力端子とし、対の出力
端を上記第1及び第2の出力端子としている逆L形フィ
ルタが構成されている、という構成を有する単相交流電
源用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路にお
いて、 上記直列インダクタまたは上記並列キャパシタと並列
に、または上記直列インダクタ及び上記並列キャパシタ
のそれぞれと並列に、インダクタとキャパシタと抵抗と
が直列に接続されている直列共振回路またはそれと等価
な直列共振回路が、ダンピング回路として接続され、 上記ダンピング回路としての直列共振回路が、そのイ
ンピーダンスの周波数特性上でみた低インピーダンス帯
域の下限周波数をして、上記逆L形フィルタが通過させ
たい交流成分の周波数よりも高いこと、及び上記低イ
ンピーダンス帯域をして、その低インピーダンス帯域内
に、上記逆L形フィルタが構成している直列共振回路の
共振周波数を位置させていることを満足するように、当
該ダンピング回路としての直列共振回路を構成している
上記インダクタのインダクタンス、上記キャパシタのキ
ャパシタンス、及び上記抵抗の値が選定されていること
を特徴とする単相交流電源用フィルタ回路としての交流
電源用フィルタ回路。 - 【請求項3】3個の第1、第2及び第3の入力端子と、
3個の第1、第2及び第3の出力端子とを有し、上記第
1の入力端子と上記第1の出力端子との間、上記第2の
入力端子と上記第2の出力端子との間、及び上記第3の
入力端子と上記第3の出力端子との間に、第1、第2及
び第3のインダクタが、ともに直列インダクタとしてそ
れぞれ接続され、上記第1の直列インダクタと上記第1
の出力端子との接続中点と共通接続点との間、上記第2
の直列インダクタと上記第2の出力端子との接続中点と
上記共通接続点との間、及び上記第3の直列インダクタ
と上記第3の出力端子と接続中点と上記共通接続点との
間に、第1、第2、及び第3のキャパシタが、ともに並
列キャパシタとしてそれぞれ接続され、上記第1及び第
2の直列インダクタと上記第1及び第2の並列キャパシ
タとによる、対の入力端を上記第1及び第2の入力端子
とし、対の出力端を上記第1及び第2の出力端子とする
第1の逆L形フィルタと、上記第2及び第3の直列イン
ダクタと上記第2及び第3の並列キャパシタとによる、
対の入力端を上記第2及び第3の入力端子とし、対の出
力端を上記第2及び第3の出力端子とする第2の逆L形
フィルタと、上記第3及び第1の直列インダクタと上記
第3及び第1の並列キャパシタとによる、対の入力端を
上記第3及び第1の入力端子とし、対の出力端を上記第
3及び第1の出力端子とする第3の逆L形フィルタとが
構成されている、という構成を有する3相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路において、 上記第1、第2及び第3の直列インダクタとそれぞれ並
列に、または上記第1、第2及び第3の並列キャパシタ
とそれぞれ並列に、もしくは上記第1、第2及び第3の
直列インダクタとそれぞれ並列に且つ上記第1、第2及
び第3の並列キャパシタとそれぞれ並列に、インダクタ
とキャパシタと抵抗とが直列に接続されている直列共振
回路またはそれと等価な直列共振回路が、それぞれダン
ピング回路として、接続され、 上記ダンピング回路としての直列共振回路のそれぞれ
が、そのインピーダンスの周波数特性上でみた低イン
ピーダンス帯域の下限周波数をして、上記第1、第2及
び第3の逆L形フィルタ中の当該ダンピング回路を接続
している逆L形フィルタが通過させたい交流成分の周波
数よりも高いこと、及び上記低インピーダンス帯域を
して、その低インピーダンス帯域内に、上記の第1、第
2及び第3の逆L形フィルタ中の当該ダンピング回路を
接続している逆L形フィルタが構成している直列共振回
路の共振周波数を位置させていることを満足するよう
に、当該ダンピング回路としての直列共振回路を構成し
ている上記インダクタのインダクタンス、上記キャパシ
タのキャパシタンス、及び上記抵抗の値が選定されてい
ることを特徴とする3相交流電源用フィルタ回路として
の交流電源用フィルタ回路。 - 【請求項4】3個の第1、第2及び第3の入力端子と、
3個の第1、第2及び第3の出力端子とを有し、上記第
1の入力端子と上記第1の出力端子との間、上記第2の
入力端子と上記第2の出力端子との間、及び上記第3の
入力端子と上記第3の出力端子との間に、第1、第2及
び第3のインダクタが、ともに直列インダクタとしてそ
れぞれ接続され、上記第1の直列インダクタと上記第1
の出力端子との接続中点と上記第2の直列インダクタと
上記第2の出力端子と接続中点との間、上記第2の直列
インダクタと上記第2の出力端子との接続中点と上記第
3の直列インダクタと上記第3の出力端子との接続中点
との間、及び上記第3の直列インダクタと上記第3の出
力端子と接続中点と上記第1の直列インダクタと上記第
1の出力端子との接続中点との間に、第1、第2、及び
第3のキャパシタが、ともに並列キャパシタとしてそれ
ぞれ接続され、上記第1及び第2の直列インダクタと上
記第1の並列キャパシタとによる、対の入力端を上記第
1及び第2の入力端子とし、対の出力端を上記第1及び
第2の出力端子とする第1の逆L形フィルタと、上記第
2及び第3の直列インダクタと上記第2の並列キャパシ
タとによる、対の入力端を上記第2及び第3の入力端子
とし、対の出力端を上記第2及び第3の出力端子とする
第2の逆L形フィルタと、上記第3及び第1の直列イン
ダクタと上記第3の並列キャパシタとによる、対の入力
端を上記第3及び第1の入力端子とし、対の出力端を上
記第3及び第1の出力端子とする第3の逆L形フィルタ
とが構成されている、という構成を有する3相交流電源
用フィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路におい
て、 上記第1、第2及び第3の直列インダクタとそれぞれ並
列に、または上記第1、第2及び第3の並列キャパシタ
とそれぞれ並列に、もしくは上記第1、第2及び第3の
直列インダクタとそれぞれ並列に且つ上記第1、第2及
び第3の並列キャパシタとそれぞれ並列に、インダクタ
とキャパシタと抵抗とが直列に接続されている直列共振
回路またはそれと等価な直列共振回路が、それぞれダン
ピング回路として、接続され、 上記ダンピング回路としての直列共振回路のそれぞれ
が、そのインピーダンスの周波数特性上でみた低イン
ピーダンス帯域の下限周波数をして、上記第1、第2及
び第3の逆L形フィルタ中の当該ダンピング回路を接続
している逆L形フィルタが通過させたい交流成分の周波
数よりも高いこと、及び上記低インピーダンス帯域を
して、その低インピーダンス帯域内に、上記の第1、第
2及び第3の逆L形フィルタ中の当該ダンピング回路を
接続している逆L形フィルタが構成している直列共振回
路の共振周波数を位置させていることを満足するよう
に、当該ダンピング回路としての直列共振回路を構成し
ている上記インダクタのインダクタンス、上記キャパシ
タのキャパシタンス、及び上記抵抗の値が選定されてい
ることを特徴とする3相交流電源用フィルタ回路として
の交流電源用フィルタ回路。 - 【請求項5】3個の第1、第2及び第3の入力端子と、
3個の第1、第2及び第3の出力端子とを有し、上記第
1の入力端子と上記第1の出力端子との間、及び上記第
3の入力端子と上記第3の出力端子との間に、第1、及
び第2のインダクタが、ともに直列インダクタとしてそ
れぞれ接続され、上記第2の入力端子と上記第2の出力
端子とが直接的に接続され、上記第1の直列インダクタ
と上記第1の出力端子との接続中点と上記第2の入力端
子及び上記第2の出力端子との間、及び上記第3の直列
インダクタと上記第3の出力端子との接続中点と上記第
2の入力端子及び上記第2の出力端子との間に、第1、
及び第2のキャパシタが、ともに並列キャパシタとして
それぞれ接続され、上記第1の直列インダクタと上記第
1の並列キャパシタとによる、対の入力端を上記第1及
び第2の入力端子とし、対の出力端を上記第1及び第2
の出力端子とする第1の逆L形フィルタと、上記第2の
直列インダクタと上記第2の並列キャパシタとによる、
対の入力端を上記第2及び第3の入力端子とし、対の出
力端を上記第2及び第3の出力端子とする第2の逆L形
フィルタと、上記第1及び第2の直列インダクタと上記
第1及び第2の並列キャパシタとによる、対の入力端を
上記第3及び第1の入力端子とし、対の出力端を上記第
3及び第1の出力端子とする第3の逆L形フィルタとが
構成されている、という構成を有する3相交流電源用フ
ィルタ回路としての交流電源用フィルタ回路において、 上記第1及び第2の直列インダクタとそれぞれ並列に、
または上記第1及び第2の並列キャパシタとそれぞれ並
列に、もしくは上記第1及び第2の直列インダクタとそ
れぞれ並列に且つ上記第1及び第2の並列キャパシタと
それぞれ並列に、インダクタとキャパシタと抵抗とが直
列に接続されている直列共振回路またはそれと等価な直
列共振回路が、それぞれダンピング回路として、接続さ
れ、 上記ダンピング回路としての直列共振回路のそれぞれ
が、そのインピーダンスの周波数特性上でみた低イン
ピーダンス帯域の下限周波数をして、上記第1、第2及
び第3の逆L形フィルタ中の当該ダンピング回路を接続
している逆L形フィルタが通過させたい交流成分の周波
数よりも高いこと、及び上記低インピーダンス帯域を
して、その低インピーダンス帯域内に、上記の第1、第
2及び第3の逆L形フィルタ中の当該ダンピング回路を
接続している逆L形フィルタが構成している直列共振回
路の共振周波数を位置させていることを満足するよう
に、当該ダンピング回路としての直列共振回路を構成し
ている上記インダクタのインダクタンス、上記キャパシ
タのキャパシタンス、及び上記抵抗の値が選定されてい
ることを特徴とする3相交流電源用フィルタ回路として
の交流電源用フィルタ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37724698A JP3381231B2 (ja) | 1998-12-29 | 1998-12-29 | 交流電源用フィルタ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37724698A JP3381231B2 (ja) | 1998-12-29 | 1998-12-29 | 交流電源用フィルタ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000197345A true JP2000197345A (ja) | 2000-07-14 |
JP3381231B2 JP3381231B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=18508503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37724698A Expired - Fee Related JP3381231B2 (ja) | 1998-12-29 | 1998-12-29 | 交流電源用フィルタ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3381231B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007094161A1 (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-23 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | マトリクスコンバータ装置 |
CN102354876A (zh) * | 2011-06-21 | 2012-02-15 | 太仓南极风能源设备有限公司 | 抗干扰电器插座 |
US8278998B2 (en) | 2004-09-30 | 2012-10-02 | Nec Corporation | Power supply noise reduction circuit and power supply noise reduction method |
CN104659786A (zh) * | 2015-02-04 | 2015-05-27 | 贵州电网公司电网规划研究中心 | 一种配电网与用电设备谐振的隔离消除装置及使用方法 |
JP2015180139A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | コーセル株式会社 | スイッチング電源装置 |
CN105915033A (zh) * | 2016-04-18 | 2016-08-31 | 国电南瑞科技股份有限公司 | 一种lcl滤波器无源谐振阻尼电路及其阻尼方法 |
JP2020195009A (ja) * | 2019-05-24 | 2020-12-03 | 株式会社村田製作所 | 信号電源分離回路およびそれを用いた信号伝送回路並びに車両 |
JP7450093B1 (ja) | 2023-06-26 | 2024-03-14 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 電気回路体及び空気調和機 |
-
1998
- 1998-12-29 JP JP37724698A patent/JP3381231B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8278998B2 (en) | 2004-09-30 | 2012-10-02 | Nec Corporation | Power supply noise reduction circuit and power supply noise reduction method |
WO2007094161A1 (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-23 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | マトリクスコンバータ装置 |
CN102354876A (zh) * | 2011-06-21 | 2012-02-15 | 太仓南极风能源设备有限公司 | 抗干扰电器插座 |
JP2015180139A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | コーセル株式会社 | スイッチング電源装置 |
CN104659786A (zh) * | 2015-02-04 | 2015-05-27 | 贵州电网公司电网规划研究中心 | 一种配电网与用电设备谐振的隔离消除装置及使用方法 |
CN105915033A (zh) * | 2016-04-18 | 2016-08-31 | 国电南瑞科技股份有限公司 | 一种lcl滤波器无源谐振阻尼电路及其阻尼方法 |
JP2020195009A (ja) * | 2019-05-24 | 2020-12-03 | 株式会社村田製作所 | 信号電源分離回路およびそれを用いた信号伝送回路並びに車両 |
JP7338238B2 (ja) | 2019-05-24 | 2023-09-05 | 株式会社村田製作所 | 信号電源分離回路およびそれを用いた信号伝送回路並びに車両 |
JP7450093B1 (ja) | 2023-06-26 | 2024-03-14 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 電気回路体及び空気調和機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3381231B2 (ja) | 2003-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7596006B1 (en) | Reducing output ripple from a switched mode power converter | |
JPH06188729A (ja) | ノイズ除去回路および電圧制御形発振回路 | |
JP3633541B2 (ja) | フィルタコイル、ローパスフィルタ及びbtl出力方式d級アンプ | |
JPH11122951A (ja) | 電圧コンバータ | |
WO2019188029A1 (ja) | 電圧変換器 | |
JP2000197345A (ja) | 交流電源用フィルタ回路 | |
US6034565A (en) | Power amplifier for use in an NMR tomography apparatus | |
JPH05211776A (ja) | インバータ | |
JP2001268922A (ja) | 電力変換装置 | |
JPH0937593A (ja) | インバータを用いたモータ駆動装置 | |
JPS61236390A (ja) | 交流電動機駆動装置 | |
JPH1141912A (ja) | インバータ回路 | |
JP2001069766A (ja) | ハーフブリッジインバータ | |
US6215370B1 (en) | Crystal oscillator circuit with crystal reducing resistance and integrated circuit therefor | |
JP4132316B2 (ja) | 三相電圧形インバータの制御方法 | |
JP2001197665A (ja) | 入力ラインフィルタ | |
JP2001025242A (ja) | スイッチング電源 | |
JPH04286498A (ja) | 低減された漏話を有するfm信号のディジタルスイッチングを行なうための方法および装置 | |
Nabae et al. | A novel inverter with sinusoidal voltage and current output | |
JP2005094918A (ja) | 電力変換装置のノイズ低減回路 | |
JP3096711B2 (ja) | チャージポンプの出力電圧制御装置 | |
JP3316448B2 (ja) | 半導体電力変換装置 | |
JPH0222630B2 (ja) | ||
JP4499207B2 (ja) | チャージポンプ | |
JP3146114B2 (ja) | 電流ドライバ及びこれを用いたクランプ回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071220 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081220 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091220 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101220 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101220 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111220 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121220 Year of fee payment: 10 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121220 Year of fee payment: 10 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
RD12 | Notification of acceptance of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D12 |
|
RD14 | Notification of resignation of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D14 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |