JP2000197265A - 突入電流遮断装置 - Google Patents

突入電流遮断装置

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JP2000197265A
JP2000197265A JP10372246A JP37224698A JP2000197265A JP 2000197265 A JP2000197265 A JP 2000197265A JP 10372246 A JP10372246 A JP 10372246A JP 37224698 A JP37224698 A JP 37224698A JP 2000197265 A JP2000197265 A JP 2000197265A
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inrush current
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cover switch
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Toshiyuki Kobayashi
俊之 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源スイッチオン状態でのカバーの開閉に伴
いカバースイッチがオンする際に発生する突入電流を効
率的に押さえることができない。 【解決手段】 カバーのクローズに伴い第2カバースイ
ッチ3がオンされた場合、予め設定された時間、第2カ
バースイッチ3とこの第2カバースイッチ3を介して電
源が供給される装置内の部品との接続を遮断したままと
し、予め設定された時間(Td)後に接続する保護回路
5を有する。例えば、+5V等の低電圧の電源ライン用
の第1カバースイッチ2がオンすると、この電源ライン
により論理回路からなるコントローラ4が起動し、この
コントローラ4が、予め設定された時間(Td)後に、
保護回路内のスイッチ回路を構成するトランジスタをオ
ンする信号を出力する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
や複写機、および、プリンタ装置等、電源スイッチをオ
ンした状態でユーザがカバーの開閉を行なう装置の回路
保護技術に係わり、特に、カバーの開閉に伴いオフオン
するカバースイッチによる突入電流の発生を効率的に防
止するのに好適な突入電流遮断装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置や複写機、および、プ
リンタ装置等においては、記録用に給紙、搬入した用紙
が、装置内で詰まる、いわゆるペーパジャムが発生する
と、装置内で詰まった用紙を除去するために、電源スイ
ッチをオンした状態でユーザがカバーの開閉を行なう場
合がある。
【0003】また、これらの装置においては、トナーを
用いて用紙への記録を行なっており、このトナーを補給
するためのトナーカートリッジの交換時においても同様
に、電源スイッチをオンした状態でユーザがカバーの開
閉を行なう場合がある。
【0004】このように電源スイッチをオンした状態で
ユーザがカバーを開ける場合、ユーザの安全性を確保す
るために、モータやクラッチ等が動作しないように、例
えば+24Vの駆動系の電源を遮断しなければならな
い。一般的には、インターロックスイッチ等のカバース
イッチを用いて、カバーが開かれた状態では、+24V
の駆動系電源ラインを遮断して、モータやクラッチ等に
電圧を印加させない構成となっている。
【0005】しかし、+24Vの駆動系電源ラインをカ
バースイッチで単純に開閉すると、カバーを閉じた際、
次の図9、および、図10で説明するように、負荷側の
容量性の負荷により、非常に大きな突入電流が発生す
る。その結果、カバースイッチや、+24Vの駆動系電
源ラインに接続される装置内の各回路上の素子を劣化さ
せ、場合によっては損傷させる恐れがある。
【0006】図9は、従来のカバースイッチを具備した
装置の構成例を示すブロック図、図10は、図9におけ
る装置での突入電流の発生過程を示す説明図である。図
9において、1dは各装置構成部品へ電源を供給する制
御基板、2はシステム電源用の+5Vの電源ラインをカ
バーの開閉に伴いオンオフする第1カバースイッチ(図
中「+5VインターロックSW」と記載)、3は駆動系
用の+24Vの電源ラインをカバーの開閉に伴いオンオ
フする第2カバースイッチ(図中「+24Vインターロ
ックSW」と記載)、4cは+5Vラインを介して起動
され、装置の動作制御等を行なうコントローラである。
【0007】+5Vラインには、コントローラ4cの他
にレーザドライバ等が接続され、また、+24Vライン
には、モータドライバやクラッチ等の駆動系負荷が接続
される。このような構成においては、図示していないカ
バーの開閉に伴い、図10に示すように、第1カバース
イッチ2と第2カバースイッチ3が同時にオンする。こ
の場合、第1カバースイッチ2側の+5Vラインは低電
圧であり問題はないが、第2カバースイッチ3側の+2
4Vラインにおいては、負荷側の容量性負荷により、2
0A(アンペア)以上、場合によっては40A以上とい
った非常に大きな突入電流が発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、電源スイッチオン状態でのカバ
ーの開閉に伴いカバースイッチがオンする際に発生する
突入電流を効率的に押さえることができない点である。
【0009】本発明の目的は、これら従来技術の課題を
解決し、突入電流によるファクシミリ装置や複写機ある
いはプリンタ装置等における回路上の素子の劣化や損傷
を回避することが可能な突入電流遮断装置を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の突入電流遮断装置は、カバーのクローズに
伴い第2カバースイッチ3がオンされた場合、予め設定
された時間、第2カバースイッチ3とこの第2カバース
イッチ3を介して電源が供給される装置内の部品との接
続を遮断したままとし、予め設定された時間が経過した
後に接続する保護回路を有する。例えば、突入電流の発
生しない+5V等の低電圧の電源ラインを、CR回路等
の遅延回路を介して、トランジスタからなるスイッチ回
路に接続し、このスイッチ回路により、突入電流を発生
させる恐れのある+24V等の電源ラインを装置内のモ
ータドライバやクラッチ等に接続する構成とする。ある
いは、+5V等の低電圧のシステム電源ライン用の第1
カバースイッチ2がオンすると、この電源ラインにより
論理回路が起動し、この論理回路が、予め設定された時
間後に、スイッチ回路を構成するトランジスタをオンさ
せる信号を出力する構成とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明の突入電流遮断装
置の本発明に係る構成の第1の実施例を示すブロック
図、図2は、図1における保護回路による突入電流の発
生防止過程を示す説明図である。
【0012】本図1において、1は各装置構成部品へ電
源を供給する制御基板、2はシステム電源用の+5Vの
電源ラインをカバーの開閉に伴いオンオフする第1カバ
ースイッチ(図中「+5VインターロックSW」と記
載)、3は駆動系用の+24Vの電源ラインをカバーの
開閉に伴いオンオフする第2カバースイッチ(図中「+
24VインターロックSW」と記載)、4は+5Vライ
ンを介して起動され、装置の動作制御等を行なう論理回
路からなるコントローラ、5は第2カバースイッチ3で
の突入電流の発生を防止する保護回路である。
【0013】+5Vラインには、第1カバースイッチ2
および抵抗R0を介してコントローラ4c等が接続さ
れ、また、+24Vラインは、第2カバースイッチ3お
よび保護回路5を介してモータドライバやクラッチ等の
駆動系負荷が接続される。保護回路5は、電界効果トラ
ンジスタQ1(p型)とnpnトランジスタQ2からな
るスイッチ回路、および、コンデンサC1と抵抗R1,
R2により構成されている。
【0014】このような構成において、ユーザが、電源
スイッチをオンしたままで図示していないカバーを開閉
すると、第1カバースイッチ2と第2カバースイッチ3
がオンする。この第1カバースイッチ2のオンに伴いコ
ントローラ4は直ちに起動される。しかし、第2カバー
スイッチ3を介して装置内のクラッチやモータドライバ
等の駆動系部品に供給される電源(+24VM)は、保
護回路5からの出力となっている。
【0015】この保護回路5では、コントローラ4から
出力される信号(VMON)によりnpnトランジスタ
Q2がオンすることで、電界効果トランジスタQ1のゲ
ート電圧が下がって電界効果トランジスタQ1がオンと
なり、第2カバースイッチ3が装置内の駆動系部品用の
+24V電源ラインに接続される。コントローラ4で
は、npnトランジスタQ2の起動用の信号(VMO
N)を、図2に示すように、予め設定された時間(T
d)だけ第1カバースイッチ2(第2カバースイッチ3
も同様)がオンするタイミングよりも遅らせて出力す
る。
【0016】その結果、第2カバースイッチ3がオンし
た時点では、装置内の負荷が接続されていない状態とな
る。そして、第2カバースイッチ3がオンしてから十分
時間が経過した後(Td)にnpnトランジスタQ2を
オンにするので、電界効果型トランジスタQ1に流れる
電流は緩やかになり、負荷側の容量性負荷による20A
あるいは40A以上といった非常に大きな突入電流は発
生しない。
【0017】尚、第1カバースイッチ2がオンして、保
護回路5により第2カバースイッチ3からの+24V電
源ラインを装置内の駆動系部品用に接続させるまでの遅
延時間(Td)は、例えば360msとする。次に、図
3および図4を用いて他の例を説明する。
【0018】図3は、本発明の突入電流遮断装置の本発
明に係る構成の第2の実施例を示すブロック図、図4
は、図3における保護回路による突入電流の発生防止過
程を示す説明図である。本例においては、制御基板1a
に設けられた保護回路5aは、図1における保護回路5
のnpnトランジスタQ2の入力(ベース)側に、コン
デンサCdと抵抗RdからなるCR回路が設けられ、さ
らに、このCR回路を介して、第1カバースイッチ2か
らの+5V電源ラインが接続された構成となっている。
【0019】このCR回路の時定数(Cd・Rd)の効
果により、図4で示すように、npnトランジスタQ2
への入力電圧(VMON)はゆっくり上昇するので、n
pnトランジスタQ2のオンするタイミングは遅れ、第
2カバースイッチ3がオンしても、電界効果トランジス
タQ1を流れる電流は緩やかになり、大きな突入電流の
発生を回避できる。本例においては、コントローラ4a
には、図1におけるコントローラ4のように、npnト
ランジスタQ2への入力を予め設定された時間(Td)
だけ遅延させるための論理回路を設ける必要はない。
【0020】図5は、本発明の突入電流遮断装置の本発
明に係る構成の第3の実施例を示すブロック図、図6
は、図5における保護回路による突入電流の発生防止過
程を示す説明図である。本例においては、制御基板1b
に設けられた保護回路5bは、図3における保護回路5
aにおけるCR回路を、電界効果型トランジスタQ1の
入力側に設けた構成となっている。
【0021】このような構成では、第1カバースイッチ
2がオンするとnpnトランジスタQ2も直ちにオンと
なるが、電界効果型トランジスタQ1は、十分大きなC
R回路の時定数(Cd・R2)の効果により、予め設定
された時間だけ遅れてオンする。
【0022】すなわち、npnトランジスタQ2がオン
しても、電界効果型トランジスタQ1のゲートにかかっ
ている電圧v1は、図6に示すように、CR回路の時定
数(Cd・R2)の効果によりゆっくり降下するので、
電界効果型トランジスタQ1がオンするタイミングが遅
れる。このことにより、図5に示す構成の保護回路5b
を設けた制御基板1bにおいても、図1における制御基
板1と同様、第2カバースイッチ3のオンに伴う大きな
突入電流の発生を回避できる。
【0023】図7は、本発明の突入電流遮断装置の本発
明に係る構成の第4の実施例を示すブロック図である。
本例においては、制御基板1cに設けられた保護回路5
cは、図1における保護回路5に、抵抗R3〜R5を設
けた構成となっている。
【0024】そして、コントローラ4bは、入出力ポー
ト(図中「I/Oポート」と記載)6、アナログ・ディ
ジタルコンバータ(図中「A/DC」と記載)7、ディ
ジタル・アナログコンバータ(図中「D/AC」と記
載)8、CPU(Central Processing Unit)9をバス
10を介して接続してなる。
【0025】このような構成によりコントローラ4bで
は、第1カバースイッチ2がオンしたことを入出力ポー
ト6を介してCPU9で検知すると、CPU9は、ディ
ジタル・アナログコンバータ8から、保護回路5cのn
pnトランジスタQ2を起動させるための出力を行な
う。このときのディジタル・アナログコンバータ8から
の出力値(VMON)は、予め低く押さえた値とし、n
pnトランジスタQ2のコレクタ・エミッタ間を流れる
電流を小さく押さえる。
【0026】その結果、電界効果型トランジスタQ1の
ドレイン・ソース間を流れる電流も小さく押さえられ、
コンデンサC1の端子での電圧すなわち電界効果型トラ
ンジスタQ1からの出力電圧v2は、所望の+24Vよ
りも低いものとなる。CPU9は、この電界効果型トラ
ンジスタQ1からの出力電圧v2を、アナログ・ディジ
タルコンバータ7を介してモニタする。そして、この電
圧v2が所望の+24Vとなるまで、ディジタル・アナ
ログコンバータ8からの出力値を徐々に上げる。
【0027】このように、本例においては、電界効果型
トランジスタQ1からの出力電圧を低い値から徐々に+
24Vまで引き上げるので、第2カバースイッチ3がオ
ンした時点で電界効果型トランジスタQ1から流れる電
流は小さなものとなり、第2カバースイッチ3のオンに
伴う大きな突入電流の発生を回避できる。以下、図8を
用いて、このような処理動作例を説明する。
【0028】図8は、図7におけるコントローラによる
突入電流の発生防止処理動作例を示すフローチャートで
ある。カバーがクローズされ(ステップ801)、第1
ドアスイッチ2がオンしたことを入出力ポート6を介し
て検知すると(ステップ802)、ディジタル・アナロ
グコンバータ8からのVMON電圧を一定にして、電界
効果型トランジスタQ1からの出力電圧v2(+24V
M)をモニタし、過度期におけるレベルが極端に大きく
なっていないか否かを調整する(ステップ803,80
4)。
【0029】その後、所定のパラメータに基づき、徐々
にディジタル・アナログコンバータ8からのVMON電
圧を上げてゆき(ステップ805)、電界効果型トラン
ジスタQ1からの出力電圧v2(+24VM)が定常状
態になるまで繰り返す(ステップ806)。このよう
に、本例では、電界効果型トランジスタQ1からの出力
電圧v2(+24VM)の立上りを所定のパラメータに
そって制御するので、+24Vの電源ラインに流れる電
流は緩やかになり、大きな突入電流の発生を回避でき
る。
【0030】以上、図1〜図8を用いて説明したよう
に、本実施例の突入電流遮断装置では、カバーのクロー
ズに伴い第2カバースイッチ3がオンされた場合、予め
設定された時間、第2カバースイッチ3とこの第2カバ
ースイッチ3を介して電源が供給される装置内の部品と
の接続を遮断したままとし、予め設定された時間(T
d)後に接続する保護回路5,5a,5bを有する。
【0031】例えば、図1に示すように、+5V等の低
電圧の電源ライン用の第1カバースイッチ2がオンする
と、この電源ラインにより論理回路からなるコントロー
ラ4が起動し、このコントローラ4が、予め設定された
時間後に、スイッチ回路を構成するトランジスタをオン
する信号を出力する構成とする。
【0032】また、図3に示すように、突入電流の発生
しない+5V等の低電圧の電源ラインを、CR回路等の
遅延回路を介して、電界効果トランジスタQ1やnpn
トランジスタQ2からなるスイッチ回路に接続し、この
スイッチ回路により、突入電流を発生させる恐れのある
+24V等の電源ラインを、装置内のモータドライバや
クラッチ等に接続する構成とする。
【0033】このことにより、スイッチ回路(電界効果
トランジスタQ1)を介して+24V電源ラインに流れ
る電流は緩やかになり、大きな突入電流の発生を防ぐこ
とができる。、尚、本発明は、図1〜図8を用いて説明
した実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々変更可能である。例えば、御礼
では、+24Vの電圧値での電源ラインでの突入電流に
関して説明したが、他の電圧値においても適用できる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、カバーの開閉に伴い駆
動系の電源ラインのオンオフを行なうカバースイッチが
オンする際に発生する突入電流を効率的に押さえること
ができ、突入電流によるスイッチや回路上の素子の劣化
や損傷を回避でき、ファクシミリ装置や複写機、およ
び、プリンタ装置等の信頼性の向上、それに伴う性能の
向上を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の突入電流遮断装置の本発明に係る構成
の第1の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における保護回路による突入電流の発生防
止過程を示す説明図である。
【図3】本発明の突入電流遮断装置の本発明に係る構成
の第2の実施例を示すブロック図である。
【図4】図3における保護回路による突入電流の発生防
止過程を示す説明図である。
【図5】本発明の突入電流遮断装置の本発明に係る構成
の第3の実施例を示すブロック図である。
【図6】図5における保護回路による突入電流の発生防
止過程を示す説明図である。
【図7】本発明の突入電流遮断装置の本発明に係る構成
の第4の実施例を示すブロック図である。
【図8】図7におけるコントローラによる突入電流の発
生防止処理動作例を示すフローチャートである。
【図9】従来のカバースイッチを具備した装置の構成例
を示すブロック図である。
【図10】図9における装置での突入電流の発生過程を
示す説明図である。
【符号の説明】
1,1a〜1d:制御基板、2:第1カバースイッチ
(+5VインターロックSW)、3:第2カバースイッ
チ(+24VインターロックSW)、4,4a〜4c:
コントローラ、5,5a〜5c:保護回路、C1,C
d:コンデンサ、R0〜R5:抵抗、Q1:電界効果ト
ランジスタ(p型)、Q2:npnトランジスタ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源スイッチオン状態でのカバーの開閉
    に伴いカバースイッチがオンして発生する突入電流の、
    上記カバースイッチを介して電源が供給される装置内の
    部品への流入を遮断する突入電流遮断装置であって、上
    記カバーのクローズ(閉)に伴い上記カバースイッチが
    オンされた場合、予め設定された時間の経過後に上記カ
    バースイッチと上記装置内の部品とを接続する保護手段
    を有することを特徴とする突入電流遮断装置。
  2. 【請求項2】 電源スイッチオン状態でのカバーの開閉
    に伴いカバースイッチがオンして発生する突入電流の、
    上記カバースイッチを介して電源が供給される装置内の
    部品への流入を遮断する突入電流遮断装置であって、上
    記カバーが閉じられたことを検知する検知手段と、該検
    知手段で上記カバーが閉じられたことを検知すると、予
    め設定された時間の経過後に上記カバースイッチと上記
    装置内の部品とを接続する保護手段とを有することを特
    徴とする突入電流遮断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の突入電流遮断装置にお
    いて、上記検知手段は、上記カバーのクローズに伴いオ
    ンする上記突入電流を発生させない低電圧の電源ライン
    用のカバースイッチからなることを特徴とする突入電流
    遮断装置。
  4. 【請求項4】 請求項2、もしくは、請求項3のいずれ
    かに記載の突入電流遮断装置において、上記保護手段
    は、上記検知手段からの検知信号の伝達を予め設定され
    た時間だけ遅延させる遅延手段と、該遅延手段で遅延さ
    れた上記検知手段からの検知信号を入力してオンするス
    イッチ手段とからなり、上記スイッチ手段で上記カバー
    スイッチと上記装置内の部品とを接続することを特徴と
    する突入電流遮断装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の突入電流遮断装置にお
    いて、上記遅延手段はCR回路からなり、上記スイッチ
    手段はトランジスタ回路からなることを特徴とする突入
    電流遮断装置。
  6. 【請求項6】 電源スイッチオン状態でのカバーの開閉
    に伴いカバースイッチがオンして発生する突入電流の、
    上記カバースイッチを介して電源が供給される装置内の
    部品への流入を遮断する突入電流遮断装置であって、上
    記カバーが閉じられたことを検知して予め設定された時
    間の経過後に検知結果信号を出力する検知手段と、該検
    知手段から出力された検知結果信号に基づき上記カバー
    スイッチと上記装置内の部品とを接続する保護手段とを
    有することを特徴とする突入電流遮断装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の突入電流遮断装置にお
    いて、上記検知手段は、上記カバーのクローズに伴いオ
    ンする上記突入電流を発生させない低電圧の電源ライン
    用のカバースイッチに接続されて上記低電圧の電源で起
    動される論理回路からなることを特徴とする突入電流遮
    断装置。
  8. 【請求項8】 請求項6、もしくは、請求項7のいずれ
    かに記載の突入電流遮断装置において、上記保護手段
    は、上記検知手段からの検知結果信号を入力してオンす
    るトランジスタ回路で構成されるスイッチ手段からなる
    ことを特徴とする突入電流遮断装置。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の突入電流遮断装置にお
    いて、上記検知手段は、上記カバーのクローズに伴いオ
    ンする上記突入電流を発生させない低電圧の電源ライン
    用のカバースイッチに接続されて上記低電圧の電源で起
    動される論理回路からなり、上記保護手段は、上記論理
    回路からの検知結果信号を入力してオンするトランジス
    タ回路で構成されるスイッチ手段からなることを特徴と
    する突入電流遮断装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の突入電流遮断装置に
    おいて、上記検知手段としての上記論理回路は、上記保
    護手段としての上記スイッチ手段のトランジスタからの
    出力をモニタする手段と、該モニタ手段のモニタ結果を
    参照して、上記トランジスタからの出力が上記カバース
    イッチを介して供給される電源電圧に達するまで、上記
    保護手段としての上記スイッチ手段のトランジスタへの
    入力値を、低い値から徐々に増加させる手段とを有する
    ことを特徴とする突入電流遮断装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014223789A (ja) * 2013-04-15 2014-12-04 株式会社リコー 電子機器及び画像形成装置
US11294437B2 (en) 2017-03-20 2022-04-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Electronics hot plug protection

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