JP2000196874A - 画像送信装置、画像受信装置、画像送受信システム - Google Patents

画像送信装置、画像受信装置、画像送受信システム

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JP2000196874A
JP2000196874A JP37192498A JP37192498A JP2000196874A JP 2000196874 A JP2000196874 A JP 2000196874A JP 37192498 A JP37192498 A JP 37192498A JP 37192498 A JP37192498 A JP 37192498A JP 2000196874 A JP2000196874 A JP 2000196874A
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contour
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Shinichi Saito
信一 齊藤
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像送信装置における画像データの蓄積容量
が小さく、プレビューおよび印刷時の転送データ量が少
なく、しかもプレビュー時に文書画像の内容も参照する
ことができる画像送受信システムを提供する。 【解決手段】 予め、画像作成部24は文書画像を文字
や絵柄などの形状情報を含む輪郭画像とそれ以外の非輪
郭画像に少なくとも分離して画像格納部22に格納して
おく。プレビューを行う際には、画像送信装置2は画像
受信装置1からの輪郭画像受信要求に応じ、輪郭画像を
画像受信装置1に送信する。これを画像受信装置1で受
信し、表示部16に表示する。プレビューした文書画像
を印刷する場合には、画像送信装置2は画像受信装置1
からの非輪郭画像受信要求に応じ、非輪郭画像を画像受
信装置1に送信する。画像受信装置1は、受信した非輪
郭画像とプレビュー時の輪郭画像とを画像合成部15で
合成して印刷部17から印刷出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送路を介して接
続された画像受信装置(以下、クライアントと呼ぶこと
がある)からの画像の転送要求に応答して、画像送信装
置(以下、サーバと呼ぶことがある)が転送要求された
画像データを画像受信装置に転送する画像送受信システ
ム、および、その画像送受信システムに適用可能な画像
送信装置、画像受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サーバに画像データを蓄積しておき、伝
送路を介して接続されているクライアントからの転送要
求に応答して、サーバがクライアントに要求された画像
データを転送することは従来から行われている。クライ
アントがサーバから画像データを入手したり印刷しよう
とする場合、サーバから転送されてきた画像データが希
望するものであるか否かを確認できるようにしている。
この確認のために、画像データを縮小したサムネイル画
像を表示するプレビューが従来より行われている。プレ
ビューが可能な従来のシステムでは、サーバにおいて印
刷用の圧縮された高解像度の画像データとともに、その
画像に対応したサムネイル画像を別に格納している。
【0003】通常、サムネイル画像は元の画像データの
解像度を落として作成している。そのため、写真などの
絵柄画像では、サムネイル画像で元の画像の大体の感じ
が判るため、所望の画像を特定することができる。しか
し、書類の画像などのように文字を主体とした画像で
は、解像度変換を行った際に文字の部分が潰れ、あるい
は抜けてしまうため、希望する画像であるか否かを判断
ができないことも多い。
【0004】このような問題を解決する方法の一つとし
て、FlashPixフォーマットを用いたIIP(I
nternet Imaging Protocol)
のように、複数の解像度の画像をサーバに格納してお
き、クライアントで所望の画像か否かを判断できる解像
度の画像を転送する方式がある。このような方式を実現
したものとして、例えばLive Picture社の
image server(商品名)などがある。
【0005】しかしながら上述のような方法では、原画
像の他に複数の解像度の異なる画像を用意しなければな
らず、サーバの蓄積容量が大きくなるという問題があ
る。また、プレビューにより所望の画像であると判断さ
れた場合には、プレビュー時の画像とは別の高解像度の
原画像を転送しなければならず、伝送路にも負荷がかか
るという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、サーバにおける画像データ
の蓄積容量が小さくてよく、しかもクライアントで画像
データが希望するものであるか否かの判断が行えるとと
もに、希望する画像データを取得する際の転送データ量
を低減することができる画像送受信システムと、その画
像送受信システムに適用可能な画像送信装置、画像受信
装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像送信装置
は、文書画像を文字や絵柄の形状を含む輪郭画像とそれ
以外の非輪郭画像に少なくとも分けて保持する画像格納
手段と、画像受信装置からの要求に応じて輪郭画像ある
いは非輪郭画像を送信する送信手段を有している。輪郭
画像は文字や絵柄の形状を有しているので、この輪郭画
像のみで画像の内容を確認することが可能である。ま
た、輪郭画像は例えば2値画像で表現することができ、
転送量も非常に少なくてよい。そのため、高速に転送す
ることができるとともに、伝送路のトラフィック量を低
減することができる。さらに、輪郭画像をプログレッシ
ブ圧縮方式で圧縮しておけば、画像内容の確認をさらに
高速に行うことができる。また、画像格納手段は、文書
画像を輪郭画像と非輪郭画像に分け、それぞれの画像の
特性に応じた方法で圧縮して保持することが可能であ
り、文書画像をそのまま圧縮して保持するよりもデータ
量を削減し、しかも高画像のまま保持することが可能で
ある。さらに、プレビューのための画像を用意しておく
必要はなく、蓄積容量を小さくすることが可能である。
【0008】また、本発明の画像受信装置は、画像送信
装置から別々に送られてくる輪郭画像あるいは非輪郭画
像を受信可能な受信手段と、輪郭画像および非輪郭画像
からもとの文書画像を合成する合成手段と、受信手段で
受信した輪郭画像および合成手段で合成した文書画像を
出力可能な出力手段を有している。上述の画像送信装置
から送られてくる輪郭画像を出力手段で出力することに
よって、プレビューを行うことができる。このとき、輪
郭画像がプログレッシブ圧縮方式で圧縮されていれば、
プログレッシブ出力が可能である。また、プレビューす
る画像は文字や絵柄の形状を含んでいるので、プレビュ
ー画像によって文書内容も参照することが可能である。
プレビューにより所望の画像であることが判明した場合
には、輪郭画像はすでに受信しているので、画像送信装
置から非輪郭画像を受信し、合成手段で合成することに
よって所望の文書画像を得ることができる。このとき、
改めて文書画像をすべて転送してもらう必要がないた
め、転送データ量の削減が可能である。
【0009】このような画像送信装置および画像受信装
置を有するシステムによって、画像送信装置に格納され
ている文書画像をその内容も含めてプレビューすること
が可能であり、しかも画像送信装置に格納しておくデー
タ量を低減するとともに、伝送路を介して転送するデー
タ量を削減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像送受信シス
テムの実施の一形態を示す基本構成図である。図中、1
は画像受信装置、2は画像送信装置、3は伝送路、11
は入力部、12は画像要求送信部、13は画像受信部、
14は伸長部、15は画像合成部、16は表示部、17
は印刷部、21は画像要求受信部、22は画像格納部、
23は画像送信部、24は画像作成部、25は画像分離
部、26は圧縮部、27は参照情報付加部、28は画像
入力部である。
【0011】図1に示した画像送受信システムは、画像
受信装置1(クライアント)と画像送信装置2(サー
バ)と、これらを接続する伝送路3から構成されるサー
バクライアントシステムである。
【0012】画像受信装置1は、入力部11、画像要求
送信部12、画像受信部13、伸長部14、画像合成部
15、表示部16、印刷部17などを有している。入力
部11は、例えばユーザが各種の入力あるいは指示を行
う。画像要求送信部12は、例えばユーザから入力部1
1によって指示された画像受信要求を画像送信装置2へ
送信する。画像受信部13は、画像要求送信部12から
画像送信装置2に対して行った要求に応答して、画像送
信装置2から送信されてきた画像を受信する受信手段で
ある。伸長部14は、画像受信部13で受信した画像を
伸長する。画像合成部15は、伸長部14で伸長した輪
郭画像と非輪郭画像を合成する合成手段である。出力手
段として表示部16および印刷部17を有している。表
示部16は、伸長部14で伸長した輪郭画像や、画像合
成部15で合成した文書画像などを表示する。印刷部1
7は、画像合成部15で合成した文書画像を印刷する。
【0013】画像送信装置2は、画像要求受信部21、
画像格納部22、画像送信部23を有している。画像要
求受信部21は、画像受信装置1から伝送路3を介して
送信されてきた画像受信要求を受信する。画像格納部2
2は、文書画像をページ単位に、文字や絵柄の形状を含
む輪郭画像と、それ以外の非輪郭画像に少なくとも分け
て格納している。画像送信部23は、画像受信要求に応
じて輪郭画像あるいは非輪郭画像を画像受信装置1に送
信する。
【0014】また、画像送信装置2は、さらに画像作成
部24を有している。画像作成部24は、画像分離部2
5、圧縮部26、参照情報付加部27、画像入力部28
などを備えている。画像分離部25は、画像入力部28
から読み取られた画像を、文字や絵柄の形状を含む輪郭
画像と、それ以外の非輪郭画像に少なくとも分離する。
圧縮部26は、画像分離部25で分離された輪郭画像お
よび非輪郭画像を、それぞれの特性に応じて圧縮する。
このとき、輪郭画像についてはプログレッシブ圧縮方式
で圧縮するとよい。参照情報付加部27は、輪郭画像に
対応する非輪郭画像を参照するための参照情報を生成す
る。この例では、参照情報は輪郭画像に付加されるもの
とする。参照情報は、例えば非輪郭部画像の格納場所を
示すアドレスやファイル名などとすることができる。参
照情報のほか、例えば前後のページ名等も付加してもよ
い。
【0015】この例では画像送信装置2は画像入力部2
8を有している。画像入力部28は、例えばスキャナや
デジタルカメラなどの画像入力装置で構成することがで
きる。このほか、例えばグラフィックソフトウェアなど
で作成した画像や、他の機器から伝送路3あるいは他の
通信回線などを介して送られてくる画像を取り込んでも
よい。
【0016】図2は、本発明の画像送受信システムの実
施の一形態の基本構成における動作の概要の説明図であ
る。予め、画像入力部28などから入力された画像は、
画像作成部24において輪郭画像と非輪郭画像に少なく
とも分離して画像格納部22に格納しておく。すなわ
ち、入力された画像は、画像分離部25において、文字
や絵柄などの形状情報を含む輪郭画像と、それ以外の1
以上の非輪郭画像に分離する。分離された各画像は圧縮
部26においてそれぞれ適した圧縮方式によって圧縮さ
れる。特に、輪郭画像については、例えば2値画像に対
するプログレッシブ圧縮方式を用いるとよい。さらにこ
の例では、輪郭画像に対して、対応する非輪郭画像を参
照するための参照情報を生成して付加する。このように
して生成された、参照情報が付加された輪郭画像と1以
上の非輪郭画像が画像格納部22に格納される。
【0017】まず、印刷プレビューを行う際には、図2
のにおいて、画像受信装置1が画像要求送信部12を
通じて輪郭画像受信要求を発行する。すると、画像送信
装置2では、画像要求受信部21が画像受信装置1から
送られてきた輪郭画像受信要求を受信する。輪郭画像が
画像格納部22から取得され、図2のにおいて画像送
信部23より送信される。このとき送信される輪郭画像
には、対応する非輪郭画像を参照するための参照情報が
付加されている。
【0018】伝送路3を通じて送信された輪郭画像は、
画像受信装置1の画像受信部13で受信され、伸長部1
4で伸長後、表示に必要な解像度に変換して表示部16
に送られて表示される。ユーザは表示部16に表示され
たプレビュー画像を参照し、所望の文書画像か否かを判
断することができる。このとき、輪郭画像には文字や絵
柄の形状が含まれているので、従来のプレビュー画像の
ように文字が潰れたり抜けたりせず、容易に文書内容の
確認を行うことができる。
【0019】画像受信装置1に転送される輪郭画像は、
例えば2値画像でよく、転送データ量が少ない。そのた
め、輪郭画像の転送に時間がかからず、高速にプレビュ
ーを行うことができる。特に、輪郭画像をプログレッシ
ブ圧縮方式で圧縮しておけば、輪郭画像の転送中でも輪
郭画像の概要を参照することができる。また、転送デー
タ量が少ないので、伝送路3上のトラフィック量を低減
させることができる。さらに、プレビューのための特別
な画像が不要であるので、画像格納部22の蓄積容量を
小さくすることが可能である。
【0020】一方、プレビューにより概要を閲覧した文
書画像のページを印刷あるいは表示する場合には、図2
のにおいて、画像受信装置1が画像要求送信部12を
通じて非輪郭画像受信要求を発行する。このとき要求す
る非輪郭部画像を特定する情報、例えば名前や格納場所
などは、参照情報として輪郭画像とともに既に受信済み
である。この参照情報を非輪郭画像受信要求時に送信す
る。
【0021】画像送信装置2の側では、画像要求受信部
21が画像受信装置1から送信された非輪郭部画像受信
要求および参照情報を受信する。受信した参照情報に基
づいて非輪郭部画像が画像格納部22から取得され、図
2のにおいて画像送信部23より送信される。
【0022】伝送路3を通じて送信された非輪郭画像
は、画像受信装置1の画像受信部13で受信され、伸長
部14で伸長する。ここで、既に受信済みの輪郭画像
は、非輪郭画像と同じ解像度となるように解像度を合わ
せる。そして、画像合成部15で輪郭画像と非輪郭画像
を合成する。合成された文書画像は、例えば印刷部17
に送られて印刷される。あるいは表示部16に送られて
表示される。
【0023】図3は、本発明の画像送受信システムの実
施の一形態における具体的構成図である。図中、図1と
同様の部分には同じ符号を付してある。31は指示装
置、32は要求指示部、33はプレーン記憶部、34は
フォーマット解釈部、35は参照情報抽出部、36は解
像度変換部、37は色変換部、38は印刷解像度変換
部、39は画像出力部、40は表示装置、41は印刷装
置、51はファイル取得部、52はファイル格納部、5
3は指示装置、54は表示装置、55は画像入力装置、
56は入力指示部、57は色変換部、58はフォント生
成部、59は解像度変換部、60はフォーマット生成
部、61は参照情報生成部である。図1に示した構成と
同様に、画像受信装置1(クライアント)と、画像送信
装置2(サーバ)とが伝送路3によって接続されてい
る。伝送路3は、例えばLAN(Local Area
Network)、WAN(Wide Area N
etwork)等で構成することができる。なお、伝送
路3には、画像受信装置1や画像送信装置2のほかに
も、他の画像受信装置や画像送信装置、その他の各種の
機器などが接続されていてよい。また、ここでは画像受
信装置と画像送信装置を別々に示しているが、画像受信
装置としての機能と画像送信装置としての機能を併せ持
った画像送受信装置として構成し、伝送路3を介して他
の画像受信装置、画像送信装置、画像送受信装置と接続
されていてよい。
【0024】この例において画像受信装置1は、入力部
11としての要求指示部32、画像要求送信部12、画
像受信部13、プレーン記憶部33、フォーマット解釈
部34、参照情報抽出部35、伸長部14、解像度変換
部36、画像合成部15、色変換部37、印刷解像度変
換部38、表示部16および印刷部17としての画像出
力部39を有している。また、伝送路3に接続されると
ともに、指示装置31,表示装置40,印刷装置41な
どが接続されている。
【0025】要求指示部32には、キーボードや、マウ
スなどのポインティングデバイスなどからなる指示装置
31が接続されており、指示装置31からの例えばユー
ザによるプレビューあるいは文書画像の出力の指示を受
け付け、画像送信装置2に対する要求を送信するように
画像要求送信部12に依頼する。画像要求送信部12は
伝送路3に接続されており、要求指示部32から依頼さ
れた要求内容に基づいて、輪郭画像受信要求あるいは非
輪郭画像受信要求を画像送信装置2へ送信する。
【0026】画像受信部13も伝送路3に接続されてお
り、画像要求送信部12から画像送信装置2に対して行
った要求に応答して、画像送信装置2から送信されてき
た画像を受信する。プレーン記憶部33は、画像受信部
13で受信した画像を記憶する。
【0027】フォーマット解釈部34は、受信した画像
のヘッダ情報などを解釈する。参照情報抽出部35は、
輪郭画像(以下の説明では輪郭プレーン画像と呼ぶ)を
受信した場合に、その輪郭画像のヘッダ情報などから非
輪郭画像(後述するように、この例では輪郭色プレーン
画像と絵柄プレーン画像の2つの画像)を参照するため
の参照情報を抽出する。参照情報としては、ここでは、
非輪郭画像が格納されるファイルの名前、および、隣接
ページの名前を抽出する。
【0028】伸長部14は、受信した各画像を伸長す
る。後述するように、画像送信装置2では、輪郭プレー
ン画像をJBIGプログレッシブ圧縮方式で、非輪郭画
像である輪郭色プレーン画像と絵柄プレーン画像はJP
EG方式で圧縮している。そのため伸長部14では、輪
郭プレーン画像をJBIGプログレッシブ方式で伸長
し、非輪郭画像である輪郭色プレーン画像と絵柄プレー
ン画像はJPEG方式で伸長する。
【0029】解像度変換部36は、ここでは非輪郭画像
である輪郭色プレーン画像と絵柄プレーン画像に対して
解像度変換を施し、輪郭プレーン画像の解像度に一致さ
せる。もちろん、他のプレーン画像あるいは所定の解像
度に一致させる場合には、輪郭プレーン画像に対しても
解像度変換を行ってもよい。
【0030】画像合成部15は、解像度の一致した輪郭
プレーン画像、輪郭色プレーン画像、絵柄プレーン画像
を合成する。画像の合成は、例えば輪郭プレーン画像に
よって輪郭色プレーン画像あるいは絵柄プレーン画像の
いずれかを選択することによって行うことができる。
【0031】色変換部37は、合成された画像を出力機
器に応じた色空間へ変換する色空間変換や、色補正処理
などを行う。例えば合成された画像の色空間がL* *
*色空間、印刷装置41の色空間がCMYK色空間で
あれば、L* * * 色空間からCMYK色空間への色
空間変換を行う。印刷解像度変換部38は、印刷装置4
1に出力する場合に、合成された画像の解像度を印刷装
置41の解像度に変換する。
【0032】画像出力部39には、この例では表示装置
40および印刷装置41が接続されている。画像出力部
39は、表示装置40および印刷装置41への画像の出
力を制御し、輪郭画像または合成された画像を表示装置
40に表示させ、あるいは印刷装置41で印刷させる。
【0033】画像送信装置2は、画像要求受信部21、
画像格納部22としてのファイル取得部51およびファ
イル格納部52、画像送信部23、画像作成部24を有
している。また、指示装置53、表示装置54、画像入
力装置55などが接続されている。画像要求受信部21
は伝送路3に接続されており、画像受信装置1から伝送
路3を介して送信されてきた輪郭画像受信要求や非輪郭
画像受信要求などを受信する。
【0034】ファイル取得部51は、画像要求受信部2
1で受信した画像受信要求に従い、例えば画像受信要求
とともに送られてくる要求画像名や参照情報などの画像
を特定する情報に従ってファイル格納部52から対象画
像ファイルを取得する。ファイル格納部52は、文書画
像を輪郭プレーン画像と非輪郭画像である輪郭色プレー
ン画像、絵柄プレーン画像に分離された状態で格納す
る。
【0035】画像送信部23は伝送路3に接続されてお
り、ファイル取得部51で取得したファイルの対象画像
を画像受信装置1に対して送信する。
【0036】画像作成部24は、入力指示部56、色変
換部57、画像分離部25、フォント生成部58、解像
度変換部59、圧縮部26、フォーマット生成部60、
参照情報生成部61等を有している。入力指示部56
は、マウスなどのポインティングデバイスやキーボード
などからなる指示装置53,表示装置54,デジタル画
像として画像を読取可能なイメージスキャナなどからな
る画像入力装置55などと接続されている。指示装置5
3および表示装置54を用いてユーザが対話的に画像入
力装置55による画像の読取を指示すると、入力指示部
56はその指示を受け付け、画像入力装置55で画像を
読み取る。
【0037】色変換部57は、入力された画像に対し、
必要に応じて色空間変換や色補正処理などを行う。例え
ば入力された画像の色空間がRGB色空間、内部処理の
ための色空間がL* * * 色空間の場合には、RGB
色空間からL* * * 色空間への色空間変換を行う。
【0038】画像分離部25は、色変換された画像を、
少なくとも輪郭画像と非輪郭画像に分離する。ここで
は、文字や絵柄の形状情報を含む輪郭プレーン画像と、
その輪郭の色情報を含む輪郭色プレーン画像と、絵柄部
分の情報を含む絵柄プレーン画像に分離する。
【0039】解像度変換部59は、輪郭色プレーン画像
および絵柄プレーン画像に対して、それぞれの画像に適
した解像度変換を行う。もちろん、輪郭プレーン画像に
対して行うこともできる。圧縮部26は、各画像に対し
てそれぞれ適した方式で圧縮する。例えばこの例では、
輪郭プレーン画像に対してはJBIGプログレッシブ圧
縮方式、輪郭色プレーン画像と絵柄プレーン画像に対し
てはJPEG圧縮方式を用いて圧縮を施すことができ
る。フォーマット生成部60は、圧縮された各プレーン
画像にヘッダ情報を付加し、所定のフォーマットの画像
データとしてファイル格納部52に格納させる。
【0040】参照情報生成部61は、輪郭色プレーン画
像および絵柄プレーン画像を参照するための、例えば格
納されるファイルの名前などの参照情報、および、対象
ページと隣接するページの名前などを生成する。フォン
ト生成部58は、参照情報生成部61において生成した
参照情報に対応するフォントイメージを出力する。参照
情報生成部61で生成された参照情報、例えばファイル
の名前などは、フォント生成部58によってフォントイ
メージとして輪郭プレーン画像に描画され、圧縮部26
で輪郭プレーン画像として圧縮される。また、輪郭色プ
レーン画像と絵柄プレーン画像のファイルの名前および
隣接ページの名前などの情報は、フォーマット生成部6
0によって輪郭プレーン画像の例えばヘッダなどに記述
される。
【0041】次に、本発明の画像送受信システムの実施
の一形態の具体的構成における動作の一例について説明
する。まず画像送信装置2において、画像作成部24に
より画像がファイル格納部52に格納されるまでの動作
について説明する。図4は、画像作成部における動作の
一例を示すフローチャートである。まず、入力指示部5
6はユーザから画像入力装置55で読み取る画像の文書
名、サイズ、解像度などの指定を受ける。図5は、画像
作成時のユーザインタフェースの一例の説明図である。
入力指示部56は、例えば図5に示すような画面を表示
装置54に表示させ、ユーザに対して指示装置53から
画像入力装置55で読み取る画像の文書名、読取サイ
ズ、読取解像度等の指定を促す。ユーザはこれらの項目
について入力あるいは選択の後、例えば読取開始を指示
することによって、以下の処理が開始する。なお、図5
に示したユーザインタフェースは一例であって、任意に
構成することが可能である。
【0042】まずS101において、読み取る画像のペ
ージ数カウンタPを0に初期化する。S102において
ユーザから読取終了が指示されたか否かを判定し、読取
終了が指示されていない場合は次のS103に進む。
【0043】S103において、図5に示したようなユ
ーザインタフェースでユーザが指定した読取サイズ、読
取解像度に従って画像入力装置55で画像を読み取る。
そしてS104において、色変換部57は読み取った画
像を例えばマトリクス演算等の手法により、RGB色空
間から装置に依存しない色空間であるL* * * 色空
間への色変換処理を行う。
【0044】次にS105において、参照情報生成部6
1は、非輪郭画像を特定するための参照情報を生成す
る。ここでは一例として、予め設定された画像送信装置
2のホスト名と、図2に示すユーザインタフェースでユ
ーザが指定した文書名と、画像のページ数カウンタPを
用いて、ページ画像ファイル格納場所名を生成する。例
えば、ホスト名=SERVER、文書名=DOC1、ペ
ージ数カウンタP=0とすると、“SERVER:/D
OC1/PAGE1”というページ画像ファイル格納場
所名を生成する。
【0045】S106において、画像分離部25は、L
* * * 色空間に色変換した入力画像を、輪郭プレー
ン画像、輪郭色プレーン画像、絵柄プレーン画像に分離
する。図6は、画像分離部によって分離される各画像の
一例の説明図である。図6(A)に示す入力画像には、
文字および絵柄が混在している。図示の都合上、文字列
は実線によって示している。また、濃淡あるいは色はハ
ッチングによって示している。このような入力画像から
文字形状や絵柄の輪郭形状などを抽出し、図6(B)に
示す輪郭プレーン画像を形成する。この輪郭プレーン画
像における画素値は、例えば輪郭として保存するとき
「1」(黒で図示)、それ以外のときは「0」(白で図
示)として輪郭形状を保存することができる。この輪郭
プレーンは、例えば入力画像のL* (明度)成分からエ
ッジ成分を抽出することによって生成可能である。
【0046】入力画像の文字形状や絵柄の輪郭部の色
は、ブロック単位に色の平均値を算出し、輪郭色プレー
ン画像として分離する。ここでは文字色および絵柄の輪
郭色として黒を想定し、輪郭色プレーン画像には文字お
よび絵柄の存在するブロックの色を黒として、図6
(C)に示すように輪郭色プレーン画像を生成してい
る。また、入力画像から文字や絵柄の輪郭情報を除いた
画像は、絵柄プレーン画像として分離する。この例で
は、図6(D)に示すような画像が分離されたものとす
る。
【0047】さらに、参照情報生成部61で生成したペ
ージ画像ファイル格納場所名を、輪郭プレーン画像に画
像情報として書き込む。すなわち、ページ画像ファイル
格納場所名をフォント生成部58によってコードから画
像に変換し、図6に示す例では輪郭プレーン画像の上余
白に画素値「1」(黒)で書き込む。さらに、その書き
込まれたページ画像ファイル格納場所名の画像に対応す
る色として、輪郭色プレーン画像に白色(例えばL*
* ,b* =100,0,0)を書き込む。このように
して、図6(B)〜(D)に示すような各プレーン画像
が生成される。
【0048】画像分離処理の後、S107において輪郭
プレーン画像か否かを判断し、輪郭色プレーン画像と絵
柄プレーン画像に対しては、まずS108において解像
度変換部59で間引き処理を行う。輪郭色プレーン画像
は色情報のみであり、細かな形状情報を有していないた
め、解像度を大きく低下させても情報の欠落はほとんど
ない。また、絵柄プレーン画像についても、解像度を多
少低下させても、画質の劣化はそれほど発生しない。例
えば輪郭プレーン画像が400dpiのとき、輪郭色プ
レーン画像と絵柄プレーン画像については1/2の解像
度の200dpiに解像度変換する。このように解像度
変換を行うことによって、画質を損なわずに圧縮効率を
高められる。さらに、輪郭色プレーン画像と絵柄プレー
ン画像に対しては、S109において、圧縮部26でカ
ラー画像に最適な例えばJPEG方式によって圧縮す
る。
【0049】一方、輪郭プレーン画像については、この
例では解像度変換部59による解像度変換処理を行わず
に、S110において圧縮部26でJBIGのプログレ
ッシブ圧縮方式で圧縮処理する。JBIGのプログレッ
シブ圧縮方式は、例えば400dpiの画像に対し、解
像度を水平、垂直ともに1/2にした低解像度画像を作
成する処理を順次繰り返し、12.5dpi程度の最低
解像度までの画像を順次作成する。そして、最低解像度
の画像から、順次、解像度を向上させるために必要な情
報のみを符号化して行く。これによって、復号側では順
次解像度を向上させた画像を表示させることができるの
で、プログレッシブ表示を実現することができる。従っ
て、圧縮部26におけるJBIGプログレッシブ圧縮処
理には解像度変換処理も含まれているとみなすことがで
きる。
【0050】圧縮処理の後、S111において、フォー
マット生成部60は、圧縮された各プレーン画像のデー
タにヘッダなどを付加する。図7は、フォーマット生成
部において生成する各画像ファイルのフォーマットの一
例の説明図である。図7(A)は輪郭プレーン画像をフ
ォーマットした輪郭プレーンファイルの一例を示し、図
7(B)は輪郭色プレーン画像をフォーマットした輪郭
色プレーンファイルの一例を示し、図7(C)は絵柄プ
レーン画像をフォーマットした絵柄プレーンファイルの
一例を示している。各ファイルにおけるヘッダとして
は、例えば図7(A)〜(C)に示すように、“Ima
geWidth”,“ImageLength”として
示した画像のサイズ、“Resolution”として
示した画像の解像度、“Compression”とし
て示した圧縮方式などの情報を付加することができる。
【0051】ここで、参照情報生成部61によって生成
された輪郭色プレーン画像と絵柄プレーン画像のファイ
ル名を、図7(A)に示す輪郭プレーンファイルのヘッ
ダに記述する。ファイル名としては、上述のページ画像
ファイル格納場所名に、各ファイルを識別する名前を付
加して生成することが可能である。例えば、ホスト名=
SERVER、文書名=DOC1、ページ数カウンタP
=0のとき、輪郭色プレーンファイルのファイル名は、
“SERVER:/DOC1/PAGE1/FORE”
として生成することができる。また、絵柄プレーンファ
イルについては、“SERVER:/DOC1/PAG
E1/BACK”というファイル名を生成することがで
きる。図7(A)に示した輪郭プレーンファイルのヘッ
ダの例では、これらのファイル名をそれぞれ“Fore
Name”,“BackName”として示している。
【0052】S112において、ファイル格納部52
は、参照情報生成部61によって生成された各プレーン
ファイルのファイル名をもとに、ディレクトリ、ファイ
ルを生成する。なお、輪郭プレーンファイルについて
は、例えば上述のページ画像ファイル格納場所名に、輪
郭プレーンファイルを識別する例えば“MASK”を付
加して生成することができる。上述の具体例の場合に
は、“SERVER:/DOC1/PAGE1/MAS
K”というファイル名でファイル格納部52に格納され
る。
【0053】S113において、ページ数カウンタPを
インクリメントし、S102に戻って次のページの画像
読取処理に移る。上述の処理を繰り返して行い、複数ペ
ージの画像を入力することが可能である。もちろん1ペ
ージのみでもよい。
【0054】S102において、読取終了の指示がユー
ザから出されたことを検出した場合には、S114にお
いて、ページ数カウンタPが0より大きいか否かを判断
する。ページ数カウンタPが0より大きい場合は、S1
15においてページ参照情報付加処理を行う。ページ参
照情報付加処理とは、複数ページで構成された文書の場
合にページ間のリンク情報を輪郭プレーンファイルのヘ
ッダに付加するものである。図7(A)に示す輪郭プレ
ーンファイルのヘッダの例において、“PrevPag
e”には前ページのファイル格納場所名が、“Next
Page”には後ページのファイル格納場所名が記述さ
れる。該当ページが存在しない場合は、ここでは例えば
0を設定している。1ページで構成された文書の場合
は、“PrevPage”と“NextPage”に0
が設定される。
【0055】このようにして、1ないし複数ページの文
書がページ単位の画像になり、ページ単位の画像が輪郭
プレーン画像、輪郭色プレーン画像、絵柄プレーン画像
の画像に分離されてファイルとして格納されることにな
る。図8は、ファイル格納部に格納されるファイルの一
例の構成図である。文書名“DOC1”のディレクトリ
に各ページの画像を格納するためのディレクトリ“PA
GE1”,“PAGE2”,・・・が生成されている。
さらに、各ページのディレクトリに輪郭プレーンファイ
ル、輪郭色プレーンファイル、絵柄プレーンファイルが
それぞれ格納されている。例えばディレクトリ“PAG
E1”には、輪郭プレーンファイル“MASK”、輪郭
色プレーンファイル“FORE”、絵柄プレーンファイ
ル“BACK”が格納されている。
【0056】ファイル格納部52に格納された各プレー
ンファイルは、それぞれの特性に応じた解像度変換や圧
縮処理を行っているので、合成時の画質を維持できると
ともに、データ量が少ない。そのため、ファイル格納部
52の記憶容量を削減することが可能である。また、後
述するようにプレビューを行う場合でも、プレビュー用
の画像は格納していない。その点においても、ファイル
格納部52の記憶容量を削減することができる。
【0057】図9は、画像送信装置の送信動作の一例を
示すフローチャートである。ここでは上述のようにし
て、ファイル格納部52に、例えば図8に示すようなフ
ァイル構成により文書画像が予め格納されているものと
する。S121において、画像要求受信部21は画像受
信装置1からの画像要求を待つ。S122において、画
像受信装置1からの画像要求を受信したか否かを判定す
る。画像要求を受信すると、S123において、画像受
信装置1から要求された画像を特定するための情報、例
えば画像ファイル名を判別する。そしてS124におい
て、ファイル取得部51はその画像ファイル名で特定さ
れた画像ファイルをファイル格納部52から取り出す。
そしてS125において、画像送信部23は取得した画
像ファイルを画像受信装置1に送信する。
【0058】例えば、画像受信装置1から“SERVE
R:/DOC1/PAGE1/MASK”の画像ファイ
ル要求があった場合は、ファイル格納部52からファイ
ル名“/DOC1/PAGE1/MASK”の輪郭プレ
ーンファイルを取り出し、画像受信装置1に送信する。
【0059】画像受信装置1の動作の一例について説明
する。図10は、画像受信装置側の表示装置に表示され
るユーザインタフェースの一例の説明図である。ユーザ
は、例えば図10に示すようなユーザインタフェースを
通じて、画像を画像送信装置2に要求し、受信画像を表
示あるいは印刷させることになる。図10に示したユー
ザインタフェース画面では、画像送信装置を特定する
「ホスト名」、文書を特定するための「文書名」などを
入力する領域が設けられている。これらの項目を入力す
ることによって、文書の1ページ目のプレビュー画像を
画像表示領域に表示させることができる。このとき表示
されるプレビュー画像は、指定した文書の輪郭プレーン
画像である。輪郭プレーン画像には文字の形状なども含
まれているため、プレビュー画像によって文書の内容も
参照することが可能である。次のページのプレビュー画
像を参照したい場合には、「次ページ」ボタンを、ま
た、前のページに戻りたい場合には「前ページ」ボタン
を指示すればよい。
【0060】プレビューした文書が所望のものである場
合には、「印刷」ボタンを指示することによって、文書
を印刷することができる。また、プレビュー画像を並べ
て印刷したい場合には、「インデックス印刷」ボタンを
指示すればよい。もちろん、プレビュー画像ではなく、
元の文書画像を表示可能に構成してもよい。なお、この
ユーザインタフェースは一例であって、任意に構成する
ことが可能である。
【0061】図11は、画像受信装置1における画像表
示処理の動作の一例を示すフローチャートである。S1
31において、ユーザは例えば図10に示すようなユー
ザインタフェースから、表示させたい文書名と、文書画
像が格納されている画像送信装置2のホスト名を指示装
置31で入力する。例えば図10に示すようにユーザが
入力した場合、要求指示部32はホスト名=SERVE
R、文書名=DOC1として画像ファイル名“SERV
ER:/DOC1/PAGE1/MASK”を生成す
る。この画像ファイル名は、ホスト名=SERVERの
画像送信装置2に格納されている、文書名=DOC1の
1ページ目の輪郭プレーンファイル名である。
【0062】S132において、画像要求送信部12は
ホスト名からネットワークアドレスを判定して、例えば
HTTP(Hyper Text Transfer
Protocol)またはソケットインタフェースを使
ったTCP/IPプロトコルなどによって、ホスト名で
指定された画像送信装置2に対して輪郭プレーン画像要
求を送信する。ここで、画像送信装置2の画像送信部2
3から輪郭プレーン画像が送られるまで、画像受信部1
3はS133において受信待ちになる。
【0063】画像受信部13が画像送信装置2から送ら
れてきた輪郭プレーン画像を受信すると、受信した輪郭
プレーン画像はプレーン記憶部33に格納される。S1
34において、フォーマット解釈部34は輪郭プレーン
画像のヘッダを取り除き、S135において参照情報抽
出部35がヘッダに含まれる参照情報を抽出する。例え
ば輪郭プレーン画像のファイルが図7(A)に示す構成
の場合、参照情報として“ForeName”,“Ba
ckName”を抽出する。さらに、“PrevPag
e”,“NextPage”などの情報も抽出してよ
い。ここで“PrevPage”に前ページ画像のファ
イル格納場所名が記述されている場合は、図10に示し
たユーザインタフェースの「前ページ」ボタンを指示可
能にし、格納場所名に0が記述されている場合は「前ペ
ージ」ボタンを指示不可能にする。「後ページ」ボタン
も同様であり、“NextPage”における後ページ
画像のファイル格納場所名の記述内容によって指示可
能、指示不可能にすることができる。
【0064】S136において、伸長部14はJBIG
プログレッシブ方式により圧縮された画像を、表示に必
要な解像度(例えば50dpi程度)の画像となるまで
伸長し、S137において画像出力部39が表示装置4
0に輪郭プレーン画像を表示する。このようにしてプレ
ビュー画像が例えば図10に示すユーザインタフェース
における画像表示領域に表示される。
【0065】次にユーザが図10に示すユーザインタフ
ェースから「次ページ」ボタンを操作し、次ページの表
示指示を行った場合には、次のページのプレビューを行
うべく、要求指示部32が次のページの輪郭プレーン画
像を示す画像ファイル名を生成する。例えばいま、ホス
ト名=SERVERに格納されている、文書名=DOC
1の1ページ目のプレビューを行っているとすると、
「次ページ」ボタンの操作によって画像ファイル名“S
ERVER:/DOC1/PAGE2/MASK”を生
成する。このS131における表示指示の処理の後は、
上述したS132からS137の処理を行う。もちろ
ん、2ページ目以降のページをプレビューしている場合
には、「前ページ」ボタンの操作によって前ページのプ
レビューを同様の処理によって行う。
【0066】図12は、画像受信装置1における画像印
刷処理の動作の一例を示すフローチャートである。上述
のようにしてユーザはプレビュー画像を参照し、その画
像が所望の画像であった場合には、プレビューしている
画像の元の画像を印刷装置41により印刷させることが
できる。例えば図10に示すようなユーザインタフェー
スにおいて、「印刷」ボタンを操作することによって、
図12に示す印刷処理が開始される。「印刷」ボタンは
プレビュー画像の表示処理が終了した後に指示可能にな
る。ここでは一例として、ホスト名=SERVERに格
納されている、文書名=DOC1の1ページ目のプレビ
ュー画像を表示しているときに、「印刷」ボタンが操作
されたものとする。
【0067】印刷処理が開始されると、S141におい
て、要求指示部32はホスト名、文書名と、現在表示さ
れているページから、輪郭色プレーン画像と絵柄プレー
ン画像の画像ファイル名を生成する。例えば現在1ペー
ジ目を表示しているとすると、輪郭色プレーン画像ファ
イル名として“SERVER:/DOC1/PAGE1
/FORE”、絵柄プレーン画像ファイル名として“S
ERVER:/DOC1/PAGE1/BACK”を生
成する。これらの画像ファイル名は、プレビュー時に受
信している輪郭プレーン画像のヘッダに参照情報として
格納されており、参照情報抽出部35において抽出され
ている。印刷処理においては、この抽出されている参照
情報を利用することができる。あるいは、プレビュー時
にユーザが指示したホスト名、文書名、表示しているペ
ージから画像ファイル名を新たに生成してもよい。この
場合、参照情報を含まない画像ファイルフォーマットに
も対応できる。
【0068】S142において、画像要求送信部12
は、ホスト名からネットワークアドレスを判定して、例
えばHTTP(Hyper Text Transfe
r Protocol)またはソケットインタフェース
を使ったTCP/IPプロトコルなどにより、指定のア
ドレスに輪郭色プレーン画像要求を送信する。S143
において、画像送信装置2の画像送信部23から輪郭色
プレーン画像が送られるまで、画像受信部13で受信待
ちとなる。受信完了後、輪郭色プレーン画像はプレーン
記憶部33に格納される。
【0069】次にS144において、画像要求送信部1
2はS142と同様に、今度は絵柄プレーン画像送信要
求を行う。S145において、画像送信装置2の画像送
信部23から絵柄プレーン画像が送られるまで、画像受
信部13で受信待ちとなる。受信完了後、絵柄プレーン
画像はプレーン記憶部33に格納される。
【0070】S146において、フォーマット解釈部3
4は輪郭色プレーン画像と絵柄プレーン画像のヘッダを
取り除き、S147において、伸長部14でJPEG伸
長する。
【0071】S148において、解像度変換部36は輪
郭色プレーン画像、絵柄プレーン画像の解像度を、画像
表示処理(プレビュー)の時に受信した輪郭プレーン画
像のヘッダに記述された解像度に解像度変換する。すな
わち、輪郭色プレーン画像、絵柄プレーン画像の解像度
を輪郭プレーン画像の最高解像度に合わせる。例えば輪
郭色プレーン画像と絵柄プレーン画像の解像度が200
dpiで、輪郭プレーン画像の解像度が400dpiの
時は輪郭色プレーン画像と絵柄プレーン画像の解像度を
400dpiに変換する。
【0072】次にS149において、プレーン記憶部3
3に記憶されている輪郭プレーン画像を最高解像度(例
えば400dpi)までJBIG伸長する。S150に
おいて、画像合成部15は輪郭プレーン画像、輪郭色プ
レーン画像、絵柄プレーン画像を単一プレーン画像に合
成する。具体的には、単一プレーンにはまず絵柄プレー
ン画像をコピーし、続いて輪郭プレーン画像の画素値
「1」(黒)の画素位置に相当する輪郭色プレーンの画
素値をコピーすればよい。これにより、図6で説明した
画像分離処理の逆の処理を行うことになり、オリジナル
画像と同等の解像度の画像を得ることができる。このと
き、図6で説明したように輪郭プレーン画像にはページ
画像ファイル格納場所が画像として含められている。し
かし、対応する部分の輪郭色プレーン画像には画素値
(白)が格納されているので、ページ画像ファイル格納
場所の画像は合成時に除去される。また、輪郭色プレー
ン画像および絵柄プレーン画像は解像度を落とした画像
として送られてくるが、最も解像度が影響する文字形状
は輪郭プレーン画像として送られてきているので、それ
ほど画質が低下することはなく、高画質の画像を合成す
ることが可能である。合成手法は上述の具体例に限られ
るものではない。
【0073】S151において、色変換部37は合成さ
れた単一プレーン画像を印刷装置41の色空間に変換す
るとともに、印刷時の色再現が最適となるように色変換
を行う。例えばルックアップテーブルおよび補間処理を
用い、L* * * 色空間からCMYK色空間への色空
間変換を行うとともに、その際に色変換も行うことがで
きる。S152において、印刷解像度変換部38が色変
換後の単一プレーン画像を印刷装置41の解像度に解像
度変換し、S153において、画像出力部39が印刷装
置41に単一プレーン画像を送り、印刷装置41で印刷
を行う。
【0074】このようにして、印刷処理時には輪郭色プ
レーン画像および絵柄プレーン画像のみを画像送信装置
2から受信し、画像を合成して印刷する。そのため、伝
送路3を介して転送されるデータ量が少なくて済む。こ
れにより、高速な画像送信が可能となるとともに、伝送
路3におけるトラフィック量を低減することができる。
また、印刷する画像はそれぞれの特性に応じた圧縮処理
によって高圧縮率を実現しており、さらに高速転送を可
能にするとともに、画質の劣化が少なく、高画質の画像
を印刷することが可能である。
【0075】ここでは送られてきた画像を印刷装置41
に出力し、画像を印刷するものとして説明したが、例え
ば表示装置40に表示させてもよい。あるいは、受信し
た各プレーン画像をそのままファイルとして記憶装置に
保持したり、あるいは合成後の画像を所定のフォーマッ
トに変換して記憶装置に保持してもよい。
【0076】図13は、画像受信装置1におけるインデ
ックス印刷処理の動作の一例を示すフローチャートであ
る。上述のようにしてユーザはプレビュー画像を参照し
ているとき、そのプレビュー画像を印刷装置41により
印刷させることができる。例えば図10に示すようなユ
ーザインタフェースにおいて、「インデックス印刷」ボ
タンを操作することによって、図13に示すインデック
ス印刷処理が開始される。「インデックス印刷」ボタン
は「印刷」ボタンと同様に、プレビュー画像の表示処理
が終了した後に指示可能になる。
【0077】インデックス印刷処理が開始されると、S
161において、伸長部14がプレーン記憶部33に記
憶されている輪郭プレーン画像を最高解像度(例えば4
00dpi)までJBIG伸長する。S162におい
て、印刷解像度変換部38は伸長した輪郭プレーン画像
を印刷装置41の解像度に解像度変換し、S163にお
いて、画像出力部39が印刷装置41に送って印刷を行
う。輪郭プレーン画像には文書のページ画像ファイル格
納場所が画像として付加されている。そのため印刷され
た画像には、図6(B)に示すように輪郭プレーン画像
の例えば上余白に、文書のページ画像ファイル格納場所
が印刷される。これによって、印刷された輪郭画像をイ
ンデックスとして使用することができる。
【0078】上述の図1,図3に示した構成では、画像
格納部22あるいはファイル格納部52に輪郭画像およ
び非輪郭画像を格納する際に参照情報を付加している。
しかしこれに限らず、例えば画像送信部23において輪
郭画像を送信する際に参照情報を生成して付加したり、
ファイル取得部51においてファイル格納部52から輪
郭プレーンファイルを取得した後に参照情報を付加する
ように構成してもよい。また、参照情報を輪郭画像と合
成する処理は、画像送信装置2において行うほか、画像
受信装置1において輪郭画像を出力する際に参照情報を
画像化し、合成して出力するように構成してもよい。も
ちろん、参照情報を輪郭画像と合成しなくてもよい。
【0079】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、画像送信装置は、文書画像を少なくとも輪郭
画像と非輪郭画像に分離して格納し、プレビュー時には
輪郭画像を利用するので、プレビュー用の画像を用意す
る必要はなく、文書画像の蓄積容量を削減することがで
きる。また、各画像ごとに最適な圧縮処理などを施すこ
とができるので、高画質を維持したままデータ量の削減
を図ることができる。
【0080】さらに、輪郭画像は例えば2値画像などに
よって構成でき、さらにプログレッシブ圧縮しておくこ
とによって、プレビュー時のデータ転送量を削減でき、
伝送路上のトラフィック量を低減するとともに、高速に
プレビューできる。また、文字の形状情報や絵柄の輪郭
などを有した輪郭画像をプレビュー時に用いることによ
り、プレビューによって文書内容をも参照することが可
能となる。
【0081】また、文書画像を印刷する際には、非輪郭
画像を転送するだけであるので、高速にしかも少ないデ
ータ量で転送を行うことができ、しかも高画質の文書画
像を再生することができる。本発明によれば、上述のよ
うに様々な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像送受信システムの実施の一形態
を示す基本構成図である。
【図2】 本発明の画像送受信システムの実施の一形態
の基本構成における動作の概要の説明図である。
【図3】 本発明の画像送受信システムの実施の一形態
における具体的構成図である。
【図4】 画像作成部における動作の一例を示すフロー
チャートである。
【図5】 画像作成時のユーザインタフェースの一例の
説明図である。
【図6】 画像分離部によって分離される各画像の一例
の説明図である。
【図7】 フォーマット生成部において生成する各画像
ファイルのフォーマットの一例の説明図である。
【図8】 ファイル格納部に格納されるファイルの一例
の構成図である。
【図9】 画像送信装置の送信動作の一例を示すフロー
チャートである。
【図10】 画像受信装置側の表示装置に表示されるユ
ーザインタフェースの一例の説明図である。
【図11】 画像受信装置1における画像表示処理の動
作の一例を示すフローチャートである。
【図12】 画像受信装置1における画像印刷処理の動
作の一例を示すフローチャートである。
【図13】 画像受信装置1におけるインデックス印刷
処理の動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…画像受信装置、2…画像送信装置、3…伝送路、1
1…入力部、12…画像要求送信部、13…画像受信
部、14…伸長部、15…画像合成部、16…表示部、
17…印刷部、21…画像要求受信部、22…画像格納
部、23…画像送信部、24…画像作成部、25…画像
分離部、26…圧縮部、27…参照情報付加部、28…
画像入力部、31…指示装置、32…要求指示部、33
…プレーン記憶部、34…フォーマット解釈部、35…
参照情報抽出部、36…解像度変換部、37…色変換
部、38…印刷解像度変換部、39…画像出力部、40
…表示装置、41…印刷装置、51…ファイル取得部、
52…ファイル格納部、53…指示装置、54…表示装
置、55…画像入力装置、56…入力指示部、57…色
変換部、58…フォント生成部、59…解像度変換部、
60…フォーマット生成部、61…参照情報生成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06F 13/00 354 G06F 15/40 310F G06T 9/00 15/403 380A H04N 7/24 15/66 330Q H04N 7/13 Z

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書画像を文字や絵柄の形状を含む輪郭
    画像とそれ以外の非輪郭画像に少なくとも分けて保持す
    る画像格納手段と、クライアントからの要求に応じて前
    記輪郭画像のみを送信可能な送信手段を有することを特
    徴とする画像送信装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は、前記輪郭画像を送信す
    る際に、該輪郭画像に対応する前記非輪郭画像を参照す
    るための参照情報を送信することを特徴とする請求項1
    に記載の画像送信装置。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、さらに、クライアント
    からの要求に応じて当該クライアントから受信した前記
    参照情報に対応する前記非輪郭画像を送信することを特
    徴とする請求項2に記載の画像送信装置。
  4. 【請求項4】 入力された文書画像を少なくとも前記輪
    郭画像および前記非輪郭画像に分離する分離手段を有
    し、前記画像格納手段は、該分離手段で分離された前記
    輪郭画像および前記非輪郭画像を格納することを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の画
    像送信装置。
  5. 【請求項5】 前記分離手段において分離された前記輪
    郭画像をプログレッシブ圧縮方式で圧縮する圧縮手段を
    さらに具備し、前記画像格納手段は、該圧縮手段で圧縮
    された状態で前記輪郭画像を格納し、前記送信手段は、
    プログレッシブ圧縮方式で圧縮された前記輪郭画像を送
    信可能であることを特徴とする請求項4に記載の画像送
    信装置。
  6. 【請求項6】 文書画像のうち該文書画像の文字や絵柄
    の形状を含む輪郭画像あるいはそれ以外の非輪郭画像を
    別々に受信可能な受信手段と、前記輪郭画像および前記
    非輪郭画像から前記文書画像を合成する合成手段と、前
    記受信手段で受信した輪郭画像および前記合成手段で合
    成した文書画像を出力可能な出力手段を有することを特
    徴とする画像受信装置。
  7. 【請求項7】 前記輪郭画像あるいは前記非輪郭画像の
    送信を要求する画像要求送信手段を有し、受信手段は、
    前記輪郭画像を受信する際に該輪郭画像に対応する前記
    非輪郭画像を参照するための参照情報を受信し、前記画
    像要求送信手段は、前記非輪郭画像の送信を要求する際
    に前記参照情報を送信することを特徴とする請求項6に
    記載の画像受信装置。
  8. 【請求項8】 画像送信装置と画像受信装置が伝送路を
    介して接続された画像送受信システムにおいて、前記画
    像送信装置は、文書画像を文字や絵柄の形状を含む輪郭
    画像とそれ以外の非輪郭画像に少なくとも分けて保持す
    る画像格納手段と、前記画像受信装置からの要求に応じ
    て前記輪郭画像あるいは前記非輪郭画像を送信する送信
    手段を有し、前記画像受信装置は、前記画像送信装置か
    ら別々に送られてくる前記輪郭画像あるいは前記非輪郭
    画像を受信可能な受信手段と、前記輪郭画像および前記
    非輪郭画像から前記文書画像を合成する合成手段と、前
    記受信手段で受信した輪郭画像および前記合成手段で合
    成した文書画像を出力可能な出力手段を有することを特
    徴とする画像送受信システム。
  9. 【請求項9】 前記画像送信装置の前記送信手段は、前
    記輪郭画像を送信する際に該輪郭画像に対応する前記非
    輪郭画像を参照するための参照情報を前記画像受信手段
    に対して送信するとともに、前記画像受信手段から送ら
    れてくる前記参照情報に対応する前記非輪郭画像を前記
    画像受信手段に対して送信することを特徴とする画像送
    受信システム。
  10. 【請求項10】 前記画像送信装置の前記画像格納手段
    は、前記輪郭画像をプログレッシブ圧縮方式で圧縮され
    た状態で格納し、前記送信手段は、プログレッシブ圧縮
    方式で圧縮された前記輪郭画像を前記画像受信装置に対
    して送信し、前記画像受信装置の前記受信手段は、プロ
    グレッシブ圧縮方式で圧縮された前記輪郭画像を受信
    し、前記出力手段は、前記輪郭画像をプログレッシブ出
    力することを特徴とする請求項8または請求項9に記載
    の画像送受信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7840724B2 (en) 2007-06-14 2010-11-23 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and image processing program
US11372602B1 (en) * 2021-04-01 2022-06-28 Ricoh Company, Ltd. Print job analysis

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