JP2000196864A - 画像作成方法 - Google Patents

画像作成方法

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JP2000196864A
JP2000196864A JP11362639A JP36263999A JP2000196864A JP 2000196864 A JP2000196864 A JP 2000196864A JP 11362639 A JP11362639 A JP 11362639A JP 36263999 A JP36263999 A JP 36263999A JP 2000196864 A JP2000196864 A JP 2000196864A
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    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力画像データへの完全で正確な逆変換が可
能で、完全に異なる出力装置への十分な品質の出力を可
能とするデバイス偏向画像データに変換する装置及び方
法の提供。 【解決手段】 画像データを受信し、この入力画像デー
タをデバイス偏向画像データ変換器においてデバイスバ
イアス画像データに変換しこれをメモリに記憶する。そ
の後、画像出力装置によって画像が出力される際に、デ
バイス偏向画像データをデバイス特定画像データに変換
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、1つ又はそれ以上の画像出力装
置で用いるために、入力画像データをデバイス偏向(dev
ice-biased)画像データに変換する装置及び方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ユーザが例えば複数色を有するドキュメ
ント又は画像を作り出す際、(ドキュメント又は画像
を)再生する手段でカラーを分類するために、カラーは
再生手段と関連する値をそれぞれに有する。例えば、陰
極線管(CRT)デバイス、コンピュータモニタ、及び
同様の他のこのような表示装置では、個々の画素のカラ
ーは、画素に表示する赤(R)、緑(G)及び青(B)
のカラー成分によって明らかにされる。例えば、プリン
タ、写真複写機など、ハードコピー画像を提供するデバ
イスでは、出力されるカラーは、それらのシアン
(C)、マゼンタ(M)、黄色(Y)、及び黒色(K)
(のカラー)成分によって明らかにされる。
【0003】多種の入力及び出力装置を扱うことを容易
にするために、「デバイス中立(device-neutral)」(デ
バイス非依存とも称される)色空間においてカラーを記
述するのがより一般的となっている。この色空間は、視
覚によってそのカラーがどのように見られるかを本質的
に記述し、最初は1931年の、又その後の規格でCI
Eによって標準化された色空間を用いるのが一般的であ
る。国際カラー協会(International Color Consortium)
による近年の規格において、これらの空間はプロファイ
ル関連空間(PCS: Profile Connection Spaces)と
も称され、PCSでは、プロファイルは与えられたデバ
イスカラーの記述がどのようにPCSへと(又はPCS
から)変換されるかを記述する。このデバイス中立空間
は、例示的な空間がL***であるとして以下に参照
される。L***は、CIEによって定められ、L*
明度で、a*及びb*はグレーからの色差(赤色−緑色、
及び青色−黄色として大まかに表される)である。デバ
イス中立空間へ/空間からの変換は、多次元変換を要
し、通常3次元又は4次元参照表(LUT)によってコ
ンピュータ中で行われるのが一般的である。
【0004】画像出力装置によって画像が出力される
際、画像は、通常L***などのデバイス中立画像デ
ータから、特定の出力装置用のデバイス特定画像デー
タ、シアン(C)、マゼンタ(M)、黄色(Y)、及び
黒色(K)など、に変換されなければならない。代替的
に、元のデータがその入力デバイス特定のものである場
合、校正データが必要とされ、デバイス特定出力を出力
するために、入力デバイス(データ)からデバイス中立
(データ)への変換に等価する作業が、単一の非常に複
雑な変換として行われる。いずれの場合においても、こ
の作成されるデバイス特定画像データはその画像用の画
像データとして記憶される。画像データが既に画像出力
装置によって利用可能な形態にあるため、その画像用の
画像データとしてデバイス特定画像データを記憶するこ
とは、画像が出力される際に画像データを処理するため
に必要な処理時間を削減する。しかしながら、デバイス
中立画像データからデバイス特定画像データへの変換
は、可逆性がない(反転不可能である)。
【0005】(デバイス中立画像データからデバイス特
定画像データへの)変換に可逆性がない1つの理由は、
全てのデバイスが同様のカラー値を表示又はプリントで
きる訳ではないということである。画像出力装置は、デ
バイス中立画像データから得られたデバイス特定画像デ
ータを用いて画像を出力する。デバイス中立画像データ
からデバイス特定画像データへの変換中、デバイス中立
画像データ色空間中の全てのカラー値がデバイス特定画
像データ色空間中で正確に表されることができる訳では
ないため、変換中にいくつかのカラー値が失われる。こ
れは、それら(デバイス中立画像データ)を画像出力装
置の色域(gamut)内のカラー値に変換するためにカラー
値の範囲が限定されるためである。従って、変換中に元
のカラー値が失われるため、逆変換が失われたカラー値
を再生することは不可能である。
【0006】この問題を克服するための1つの方法は、
画像出力装置によって画像が出力される際には必ず、画
像データをデバイス中立画像データとして記憶し、デバ
イス特定画像データへの変換を行うことである。しかし
ながら、その変換が複雑であるため、その変換を果たす
ための計算時間は多大である。従って、出力のために画
像データを処理するのに必要な処理時間が顕著に増加す
る。出力が所望されるたびにデータが異なるデバイスに
出力される際、この方法は容認可能で、好ましくさえあ
るが、同一か又は非常に類似したデバイスにデータが何
度も出力されうる際にはあまり望ましくない。後者(同
一又は類似したデバイスにデータが何度も出力される)
では、人々が、デバイス特定データ形態の保存の時間節
約方法に依存し(デバイス中立画像データとして記憶し
ないので)、その結果情報が失われ、他の任意の出力装
置上では最良の再生ができなくなることがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術において上記
の問題を克服するための他の方法は、デバイス中立及び
デバイス特定画像データの両方として画像を記憶するこ
とである。しかしながら、これは事実上、画像を記憶す
るために必要とされるメモリの量を2倍にする。更に、
1タイプ以上の画像出力装置が利用されている場合、デ
バイス特定画像データの複数のバージョンが必要となり
得、従ってメモリの必要量を更に増加させさえする。そ
れゆえ、デバイス中立及びデバイス特定画像データの両
方として画像を保持することは合理的な解決策ではな
い。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数の再プリ
ントのためなどに与えられた(又は同様の)出力装置が
迅速に且つ容易にデータを出力することができ、さらに
元のデバイス中立データへの完全で正確な逆変換を実行
する性能を保持し、完全に異なる出力装置への十分な品
質の出力を可能とするような、画像データを記憶する所
望の方法の問題点に対する解決策を提供する。方法は、
デバイス中立形態及びデバイス特定形態の両方を保持す
る既知の方法よりもかなり少ない記憶空間しか必要とし
ない解決策を提供する。
【0009】本発明は、単一(又は同様)の画像出力装
置によって用いられるための「デバイス偏向」画像デー
タを提供するための装置及び方法を提供する。このデバ
イス偏向画像データは以下の特性を有する:(1)多次
元変換をせずに、デバイス特定画像データに容易に変換
することができる;(2)元のデバイス非依存形態への
正確な逆変換が可能であるような、全てのオリジナルカ
ラーの特有の記述を含む。
【0010】本発明に従った装置は、画像データソー
ス、デバイス偏向画像データ変換器、及び画像出力装置
を含む画像処理システムに組み込まれることができる。
デバイス偏向画像データ変換器は、画像データソースに
よって入力された画像データ上でデバイス偏向色空間調
節操作を実行する。そのデバイス偏向画像データ変換器
は、1つ以上の変換方法に従って入力画像データをデバ
イス偏向画像データに変換し、入力画像データの代わり
にデバイス偏向画像データをメモリに記憶する。その
後、デバイス偏向画像データは、画像出力装置によって
画像が出力される際は必ずデバイス特定画像データに変
換されることができる。
【0011】画像データがデバイス偏向画像データとし
て記憶されるため、デバイス偏向画像データからデバイ
ス特定画像データに変換するために大きな多次元参照表
が必要とされない。むしろ、例えば、デバイス偏向画像
データをデバイス特定画像データに変換するために1次
元参照表が用いらることができる。これは、画像データ
をデバイス偏向画像データに変換することにより、画像
データが既にデバイス特定画像データにほとんど変換さ
れているためである。従って、デバイス偏向画像データ
変換器の利用により、多大な処理時間又はメモリ空間を
要さずにデバイス特定画像データに迅速に変換すること
ができ、元のデバイス中立形態に完全に復元されること
も可能である画像データを、デバイス偏向色空間におい
て記憶することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の装置及び方法の例示的な
実施形態が、図を参照して以下で説明される(同様の構
成要素は同様の参照番号で示される)。
【0013】図1は、本発明に従った画像出力システム
10のある例示的な実施形態の機能ブロック図を示す。
図1に示されるように、画像出力システム10は、画像
データソース100に接続され、デバイス偏向画像デー
タ変換器200と画像出力装置300を含む。これらの
装置はデータ通信リンク110及び210を介して互い
に連結される。これらの通信リンク110及び210
は、データの伝送を可能とするあらゆるタイプの通信リ
ンクであり得る。例えば、通信リンクは直接直列接続、
企業内情報通信網(LAN)、広域網(WAN)、イン
トラネット、インターネット、回路配線等であり得る。
【0014】画像データソース100は、画像データを
供給することが可能なあらゆるタイプの装置である。例
えば、画像データソース100は、パソコン、マイクロ
プロセッサ、スキャナ、ディスクドライブ、テープドラ
イブ、ハードディスク、Zipドライブ、CD−ROM
ドライブ、DVDドライブ、ネットワークサーバ、プリ
ントサーバ、写真複写装置、又は画像データを提供する
ことができるあらゆる公知の又は今後創出される装置又
はシステムであり得る。画像データソース100は、デ
ィスプレイ、ユーザインターフェース、メモリ、ディス
クドライブ等を含む複数の構成装置を備えることができ
る。以下の開示を単純化するために、画像データソース
100はパソコンであると仮定されるであろう。
【0015】画像出力装置300は、画像を出力するこ
とが可能なあらゆるタイプの装置である。例えば、その
画像出力装置300は、レーザプリンタ、バブルジェッ
トプリンタ、インクジェットプリンタ、電子複写機、陰
極線管(CRT)、コンピュータモニタ、テレビジョ
ン、又は、記録媒体上に画像を生成するか又は画像デー
タ又は画像データから生成されたデータを用いて画像を
表示することができるあらゆる公知の又は今後創出され
る装置又はシステムでありうる。画像出力装置300
は、デバイス偏向画像データ変換器200からもたらさ
れるデバイス特定画像データに基いた画像を生成する。
図1は単一の画像出力装置300を示すが、複数の画像
出力装置300がデバイス偏向画像データ変換器200
に連結されることができる。
【0016】図1はデバイス偏向画像データ変換器20
0を画像出力装置300とは個別のデバイスとして示す
が、デバイス偏向画像データ変換器200は、デジタル
複写機、組込み式プリンタを有するコンピュータなどの
集積化装置、又は画像を出力することが可能なあらゆる
他の集積化装置でありうる。このような構造では、例え
ば、デバイス偏向画像データ変換器200と画像出力装
置300は、単一のデバイス内に含まれることができ
る。
【0017】代替的に、デバイス偏向画像データ変換器
200は、独立した画像出力装置300の上流に取付け
可能な個別のデバイスであってもよい。例えば、デバイ
ス偏向画像データ変換器200は、画像データソース1
00と1つ以上の画像出力装置300の両方にインタフ
ェースで連結するデバイスでありうる。例えば、デバイ
ス偏向画像データ変換器200は、同じか又は異なる複
数のプリンタ装置のプリンタデータを管理するネットワ
ークプリントサーバに組込まれることができる。デバイ
ス偏向画像データ変換器200が画像出力装置300と
は別個のデバイスである場合、各画像出力装置300の
デバイス特定画像データタイプに関する情報は、デバイ
ス偏向画像データ変換器200のメモリに記憶されるこ
とができる。メモリに記憶された情報は、画像出力装置
300を用いて画像を出力する際にデバイス偏向画像デ
ータが変換されるべきデバイス特定画像データを識別す
るために用いられることができる。
【0018】更に、デバイス偏向画像データ変換器20
0は、画像データソース100又は画像出力装置300
にソフトウェアとして装備されることができる。本発明
の精神と範囲から逸脱せずに、図1に示される構成要素
の他の構造が用いられることができる。
【0019】本開示中に用いられるように、用語「画
像」は、ディスプレイ装置上に又はハードコピーとして
ディスプレイされることが可能な1つ以上のハーフトー
ン、連続的な階調、及び/又は線画図形(line art grap
hics)、及び/又はあらゆるテキストの寄せ集め、の何
れか又は全てを含むあらゆる画像を称する。例えば、画
像は、色、濃度、及び/又はあらゆる公知の又は今後創
出される画像を構成する特定の画素の特性を示す1系列
の画素値として画像データソース100に記憶される図
形とテキストとの組合せでありうる。
【0020】画像データソース100は、画像を表示す
るか又は画像をハードコピーに変換するために用いられ
る際に、画像の近似の表示を可能にする画像データとし
て画像を提供する。画像データソース100は、この画
像データをデバイス偏向画像データ変換器200に供給
する。
【0021】画像データソース100からデバイス偏向
画像データ変換器200に入力される画像データは、デ
バイス特定の色空間中か又はデバイス中立色空間中かの
何れかにありうる。例えば、画像データソース100が
パソコンである場合、画像を表すために用いられる画像
データは一般的にRGB色空間中にある。これは、RG
B色空間がコンピュータの表示装置によって用いられる
色空間であるためである。これらのRGB画像データ値
は、デバイス偏向画像データ変換器200に直接送信さ
れるか、又はデバイス偏向画像データ変換器200に入
力される前に、L***等のデバイス中立色空間に変
換されることができる。RGBデータが送信される場
合、更にデバイス校正データがRGBデータと共に送信
されるか又は前以て変換器に記憶されている必要があ
る。RGBデータの校正データを用いたRGBデータか
らデバイス中立データへの変換が当該技術において知ら
れているため、以降の記述において、入力ソースがデバ
イス中立データを供給すると仮定する。
【0022】デバイス特定色空間画像データ値をデバイ
ス中立色空間画像データ値に変換する方法は、当該技術
において通常の技能を有する人々に容易に認識される。
あらゆる公知の又は今後創出される方法は、本発明の精
神及び範囲から逸脱せずに用いられることができる。
【0023】デバイス中立画像データは画像を出力する
ために用いられる画像出力装置にかかわらず、一貫した
画像の表示を可能とするため、デバイス中立画像データ
の利用が好まれる。デバイス中立画像データは、人間の
目で知覚されるであろう画像を表す。デバイス中立画像
データが好ましいが、本発明の装置及び方法はデバイス
中立画像データの利用に限定されていない。従って、R
GB、CMYK等のあらゆるデバイス特定画像データが
本発明の精神及び範囲から逸脱せずに用いられることが
できる。あらゆる場合において、デバイス偏向画像デー
タ変換器200は画像データソース100によって入力
される画像データ上でデバイス偏向色空間調整操作を行
う。本発明の装置及び方法の例示的な実施形態について
以下で説明する目的のため、デバイス偏向画像データ変
換器200に供給される画像データがデバイス中立画像
データであると仮定されるであろう。
【0024】デバイス偏向画像データ変換器200は、
再生される画像のデバイス中立画像データを受信する。
例えば、デバイス中立画像データはL***色空間に
おける画像データでありうる。デバイス中立画像データ
はデバイス偏向画像データ変換器200のメモリに一時
的に記憶される。
【0025】デバイス偏向画像データ変換器200は、
デバイス中立画像データをデバイス偏向画像データに変
換する。デバイス偏向画像データ変換器200は、記憶
空間を節約して使うため、メモリからのデバイス中立画
像データに代わってデバイス偏向画像データをメモリに
記憶することができる。代替的に、デバイス偏向画像デ
ータは同様の画像(又はドキュメント)の後の再プリン
トなど、その後の再利用に備え、記憶されることができ
る。ここで、又はその後、そのデバイス偏向画像データ
は、画像が選択された(又は同様の)画像出力装置によ
って出力される際には必ずデバイス特定画像データに変
換される。従って、先に記したように、本発明は、必要
とされる度毎にデータが迅速且つ容易に出力されること
ができることを確実にすると共に、完全に異なる装置へ
のデータの出力が所望される場合に、そのデータが元
(デバイス中立)の形態へ完全な反転(変換)が可能な
形態であることを確実にする。
【0026】例えば、画像出力装置300がプリンタで
ある場合、プリンタによって用いられる色空間は、CM
YK色空間であることが多い。プリンタはそのプリンタ
が再生することが可能なCYMKカラーの色域を有する
であろう。従って、プリンタが画像を再生するために用
いられる際、デバイス偏向画像データ変換器200は、
デバイス偏向画像データをプリンタの色域に基いてCM
YK色空間中のデバイス特定画像データに変換するであ
ろう。
【0027】画像データがデバイス偏向画像データとし
て記憶されるため、デバイス偏向画像データをデバイス
特定画像データに実時間で変換するために大きな多次元
の参照表が必要とされない。むしろ、例えば、デバイス
偏向画像データを実時間でデバイス特定画像データに変
換するために1次元参照表が用いられることができる。
これは、デバイス中立画像データをデバイス偏向画像デ
ータに変換することによって既に画像データがほとんど
デバイス特定画像データに変換されているからである。
【0028】加えて、デバイス偏向画像データは画像出
力装置300の特定の色域に限定されないため、デバイ
ス偏向画像データはデバイス中立画像データに可逆変換
することができ、そのため、元の入力画像データ値を回
復することができる。従って、デバイス偏向画像データ
変換器200を用いることによって、画像データは、
(多大な処理時間又はメモリ空間を必要とせずに)デバ
イス特定画像データに簡単に変換され、また、元の入力
画像データに可逆変換することもできるデバイス偏向色
空間に記憶されることができる。
【0029】図2は、デバイス偏向画像データ変換器2
00の例示的な実施形態のより詳細を示す機能ブロック
図である。図2に示されるように、デバイス偏向画像デ
ータ変換器200は、入力/出力インターフェース22
0、制御装置230、入力画像データ/デバイス偏向画
像データ変換器240、参照表記憶装置250、デバイ
ス偏向/デバイス特定画像データ変換器260、及び画
像データメモリ270を有する。デバイス偏向画像デー
タ変換器200の構成要素は、制御装置230の制御の
下、データ及び/又は制御バス205上で互いに通信す
る。図2はデバイス偏向画像データ変換器200の構成
装置がバス205を介して接続されていることを示す
が、構成装置間の通信を容易にするために本発明の精神
と範囲から逸脱せずに他の構造及び装置が用いられるこ
とができる。同様に、図2は画像データソース100と
画像出力装置300(図1)が、リンク110及び21
0と、入力/出力インターフェース220を介してデバ
イス偏向画像データ変換器200に接続されていること
を示すが、本発明の精神と範囲から逸脱せずに、他の構
造及び装置がデバイス偏向画像データ変換器200と画
像データソース100と画像出力装置300との間の通
信を容易にするために用いられることができる。
【0030】デバイス偏向画像データ変換器200は、
通信リンク110上で入力/出力インターフェース22
0を介して画像データソース100から画像データを受
信し、画像データを画像データメモリ270に一時的に
記憶する。上述のように、本説明を行う目的で、画像デ
ータソース100から受信された画像データはデバイス
中立画像データであると仮定されている。しかしなが
ら、画像データがデバイス中立画像データでない場合、
制御装置230が画像データをデバイス中立画像データ
に変換するか、又はこの(画像データをデバイス中立画
像データに変換する)機能を実行するために図2に示さ
れるデバイス偏向画像データ変換器200に付加的な変
換デバイスが付加されることができる。
【0031】次に、制御装置230は、入力画像データ
をデバイス偏向画像データ変換器240に示し、デバイ
ス中立画像データ(即ち、入力画像データ)をデバイス
偏向画像データに変換する。これらの方法は、参照表メ
モリ250に記憶される参照表を活用しうる。その後、
デバイス偏向画像データは、後に画像を出力する際に用
いられるように画像データメモリ270に記憶される。
【0032】デバイス偏向画像データは、画像データソ
ース100又は他の構成装置に伝送され、後に画像を出
力する際に用いられることができる。この場合、画像を
出力する際、画像データが既にデバイス偏向画像データ
であるため、デバイス偏向画像データ変換器200は画
像データソース100から受信されたデバイス偏向画像
データの2度目の変換を実行しないであろう。
【0033】例えば、画像データソース100からデバ
イス偏向画像データ変換器200に、画像データを画像
出力装置300に出力するようコマンドが付与される
際、制御装置230は、画像データメモリ270に記憶
された画像のデバイス偏向画像データをデバイス特定画
像データに変換するようデバイス偏向/デバイス特定画
像データ変換器260に指示する。これは、例えば、画
像を出力しようとしている特定の画像出力装置300の
色域内のデバイス特定画像データ値にデバイス偏向画像
データ値を色域マッピングすることによって達成される
ことができる。次に、そのデバイス特定画像データは、
入力/出力インターフェース220及び通信リンク21
0を介して画像出力装置300に供給される。
【0034】以下の説明の趣旨のため、画像データソー
ス100は、デバイス中立色空間L ***における画
像データを供給し、画像出力装置300はCMYK色空
間における画像データを入力として受信すると仮定され
る。説明を行うためにこれらの色空間が選択されるが、
本発明の精神と範囲から逸脱せずに他の色空間が用いら
れることができる。
【0035】デバイス偏向画像データ変換器200が画
像データソース100から画像データを受信する際、デ
バイス中立色空間画像データ、L***からデバイス
偏向画像データに画像データが変換される。これは、デ
バイス中立色空間画像データを画像出力装置300によ
って利用可能な色空間の画像データにマッピングするこ
とによって行われる。色域内のデバイス中立画像データ
については、当該技術において既知のマッピング法が既
知の手法で行われる。しかしながら、色域外のデバイス
中立画像データには、従来のマッピングは可逆性の(反
転可能な)結果を提供しない。
【0036】本発明に従った色域外デバイス中立画像デ
ータのマッピングの1つの方法は、画像出力装置300
の色域にかかわらず、L***カラー値をCMYK値
にマッピングすることによって達成される。これは、プ
リントすることができる範囲よりも大きなCMYK値の
範囲に帰着するが、デバイス偏向画像データカラー値と
してこのCMYK値のより大きな範囲が記憶されること
ができる。従って、そのデバイス偏向画像データカラー
値は、画像出力装置300によって出力されることがで
きないことがある。しかしながら、単純なクリッピング
技術が用いられ、デバイス偏向画像データカラー値の各
成分を画像出力装置300の色域内にある画像出力デー
タ値にクリップする(刈り取る)ことができる。また、
マッピングの結果はデバイス偏向画像データカラー値と
してメモリに記憶されるため、マッピングが反転され、
元のL***カラー値を得ることができる。この方法
は、カラーが色域から遠く離れていないときに優れた作
用をする。色域のより一層外部にあるカラーのマッピン
グのための技術が、以下に説明される。
【0037】例えば、色域内CMYK値の値の範囲が
0.0〜1.0であり、0.0が無色、1.0が画像出
力装置300が供給することができるカラーの最大量で
あると仮定されたい。入力画像データの特定の色域外L
***カラー値が、C値1.5を有するCMYK値に
マップされると仮定しよう。単純な従来の色域マッピン
グ技術が、画像出力装置300によって出力されること
ができる最大値にその値をクリップし、この値を画像デ
ータとして記憶するであろう。しかしながら、クリップ
を行うことにより、クリップされた値は元とは異なるL
***値に逆にマッピングを行うであろうため、クリ
ップされた値を用いて元のL***値を決定すること
はできなくなる。
【0038】本発明の装置及び方法では、実際の(マッ
ピングによる)シアン値1.5がデバイス偏向画像デー
タとしてメモリに記憶される。従って、入力画像データ
/デバイス偏向画像データ変換器240は、L***
カラー値をシアン値成分1.5を有するCMYKカラー
値に変換し、この値をデバイス偏向画像データとして画
像データ記憶装置270に記憶する。次に、デバイス偏
向/デバイス特定画像データ変換器260は、例えば、
デバイス偏向画像データを対応する色域内画像データカ
ラー値にマップする各カラー成分の1次元参照表を用い
るか、又は画像データカラー値を色域内カラー値にクリ
ップするクリッピング技術を用いて、このデバイス偏向
画像データをデバイス特定画像データに変換する。
【0039】あるいは、色域外デバイス中立画像データ
のマッピングの第2の技術は、まず、画像を出力するた
めにL***画像データがマップされるべきである所
望の色域内CMYK値を各L***画像データカラー
値について決定することにより、実行されることができ
る。前述のように、当該技術において知られている様々
な進歩した色域マッピング法があり、その何れもが、好
ましいカラーマッピングを決定するためにここで用いら
れることができる。それゆえ、本発明に従って、色域外
カラーには、色域外C’M’Y’K’カラー値の各成分
C’M’Y’及びK’がクリップされるか又はそうでな
ければ画像出力装置300の色域に変換される際に、所
望の色域内CMYK値が得られるような色域外L**
*画像データカラー値にC’M’Y’K’値が当てられ
る。
【0040】このマッピングの例が図3に示される。図
3は、L***の3次元図の例示的なリーフ(leaf)を
示す(図で示されるc*は、a*2+b*2の平方根に等し
い従来の用語である)。点F、G及びH間に延出する線
によって作成される三角形は、例えば緑などのこの色相
の出力色域を表す。図3において示されるように、色域
外L***カラーXの所望のマッピングは、点Q(こ
こで、C=Y<1、且つM=0である)によって示され
るカラーへのマッピングである。実際のL***カラ
ーXを点Qにマップするための複雑なマッピング策を有
するよりもむしろ、C’M’Y’K’カラー値の各成分
がクリップされるか又はそうでなければ変換される際に
所望の画像出力カラーCMYKが得られるような色域外
C’M’Y’K’カラー値が選択される。この方法で
は、クリップされるか又はそうでなければ変換される際
に所望の色域内カラー値を作成する特有の色域外カラー
値が、各色域外カラーに当てられる。
【0041】また、上記の例を用いて、色域外L**
*カラー値を、シアン(C)成分0.7、マゼンタ(M)成
分0.0、黄色(Y)成分0.7、及び黒色(K)成分0.0を
有する所望のCMYKカラー値にマップすると仮定され
たい(プリントされることができるよりもこのカラーが
薄い場合、CMYのいくつかをより濃いカラーに置換す
るためにのみ黒色(K)が用いられるため、この例にお
いてK成分は0.0である)。従って、所望のCMYKカ
ラー値を得るために、L***カラー値がマップされ
るC’M’Y’カラー値は、C=0.7、M=−0.6、Y=
0.7などに選択されることができる。特定のマップされ
たカラー値の選択は任意に、又は考案された関係に基い
て選択されることができる。任意に選択される場合、各
カラー成分がデバイスの色域の範囲内にクリップされる
際、もたらされる値は正しいデバイス特定値に等しくな
ければならないと規定される。
【0042】上記のマッピングの効果は、所望されるC
MYKカラー値の何れもが、その後入力L***カラ
ー値にマップされることができる選択されたC’M’
Y’K’カラー値、即ちデバイス偏向画像データカラー
値にマップされることができることである。
【0043】上述のように、デバイス偏向色空間値は、
任意に、又は選択された値と、デバイス中立色空間値又
はデバイス特定色空間値のうちの片方又は両方との考案
された関係に基いて、選択されることができる。何れの
場合においても、色域外カラーの適切なマッピングを保
証するために以下の基準が守られなければならない。 (1)デバイス偏向カラー値C’M’Y’K’のカラー
成分のうちの少なくとも1つが、画像出力装置の色域の
外側にあるべきである。 (2)クリップされるか又はそうでなければ0.0に変換
されるカラー成分値は、負の値で、1.0にクリップされ
るカラー成分値は1.0以上であるべきである。 (3)デバイス偏向カラー値C’M’Y’K’は異なる
入力カラーの各々に特有の値であるべきである。
【0044】図4は、本発明に従った方法に従ってデバ
イス中立画像データをデバイス偏向画像データに、更に
デバイス特定画像データへと変換する概念図である。図
4に示されるように、デバイス偏向マッピングは、色域
がデバイス特定色空間にマップされる際に所望のカラー
出力を作成する1セットの特有のカラー値C’M’Y’
K’を選択することにより実行される。従って、デバイ
ス中立画像データL***は、選択されたマッピング
カラー値C’M’Y’K’を用いてデバイス偏向画像デ
ータに変換される。デバイス偏向画像データは、各カラ
ー成分に従来のクリッピング技術を用いてデバイス特定
画像データCMYKに変換される。
【0045】上述の第2の技術は、極少数の色域外カラ
ー値を有する複雑でない画像に優れた作用をする。多数
の異なる色域外カラー値を有する写真が画像出力装置に
よって再生される際など、複雑な色域マッピングには、
マッピング中に用いられる参照表の大きさを縮小するた
めに他の技術が用いられることができる。この技術は、
マップされたカラー値が任意に選択されないこと以外
は、第2の技術に類似している。
【0046】なお、この実施例を単純化するため、黒色
の成分(K)値は色域マッピングアルゴリズムの一部と
して(又はいくつかの場合において、その直後に)生成
される。また、Kの計算時に出力装置が既知のため、色
域外のK値は全く作り出されない。従って、単純化のた
め、Kは実施例から除外される。しかしながら、色域を
制限するCMYK値は0〜1の範囲全体以下でありう
る。(例えば、ほとんどのプリンタは着色剤の100%全
てを一緒にプリントすることができないため、黒色はC
=M=Y=K=1ではない。)実施例において、プリン
ト可能な最大限度であるかのように1.0を用いるが、こ
れはプリントされることができる最大値を意味し、1成
分のみが用いられる場合にプリントされることができる
最大値である必要はないことが理解されなければならな
い。この理解により、3つのカラー成分であるかのよう
にシステムを描写することができるが、K成分が存在す
ることが理解されなければならない。
【0047】与えられたカラーが色域外であるために
は、与えられたカラーは、出力装置の色域よりも上、或
いは下のいずれかか、又は出力装置の色域よりも大きな
c*でなければならない。与えられたカラーは(選択さ
れるリーフによって示される)いくつかの色相の色域
(又は色域内)の頂部、基部又はc*の最大点への選択
された色域マッピング法によってマップされるであろ
う。与えられた実施例は、色域の頂部にマップされたカ
ラーを示す。カラーが基部にマップされる場合、挿入句
的な符号が差を与え、何れの方法も端点へのマッピング
に適用されることができる。
【0048】図5は、図3と同様のL***の3次元
図の例示的なリーフである。図5に示されるように、カ
ラーXは、点F、G及びHを接続する三角形によって示
される画像出力装置の色域の外側に位置する色域外カラ
ーである。Qは、Xがマップされるべき所望のカラーを
示す。線Lは、原点Hから点Qを通って描かれ、色域外
に伸びる(基部の点には、LはFから対応するカラーQ
を通って描かれる)。線Lに沿った点は、C、M、及び
Yが原点H(黒色を表す)において全て1.0に等しくな
るまで、原点Hに近づくにつれて増加するC、M及びY
の量を示す。(基部点に関しては、(上述の)増加は減
少であり、白色においては0.0に至る)。従って、色域
の外側に伸びる線は、負の量のマゼンタ(M)を要する
であろうカラー(又は、色域の下部に至るまでマップさ
れたカラーについては1.0以上のM値)を表す。
【0049】カラーXに最も接近した線Lに沿った点に
は、色域外カラーX(又は、基部の場合、>1)に当て
られることができる外挿される負のマゼンタ(M)値が
ある。従って、色域外カラーXは、C及びYの色域内に
マップされた値、及びMの外挿された負値(又は、基部
の場合、>1)に当てられる。これらの値がデバイス特
定画像データに変換される際、C及びY値はそれらの各
々の色域内値にマップされ、Mの負値は画像出力装置3
00の色域の最低値にクリップされる。色域マッピング
が事実上、わずかに色域内にマップする場合、鋭利なク
リッピングに代わって単純なLUTが用いられ、そうで
なければ同様の方法が用いられるであろう。
【0050】全ての実際的な色域マッピング法が平滑な
アルゴリズムを用いるため、入力カラー値付近は出力カ
ラー値付近にマップされる。そのため、この技術は色域
外カラー値付近を入力カラー値付近に当てる。これは、
デバイス偏向カラー値から入力カラー値に戻す色域外カ
ラー変換のための参照表を、それぞれの特定のカラーの
値を見つけるために用いられる補間を用いてノードの疎
なセットにし、そのため、全データセットの記憶空間を
節約することが可能である。
【0051】上述のデバイス偏向画像データ変換器20
0は、デバイス中立画像データをデバイス偏向画像デー
タに変換するための上記の3つの技術のあらゆる組合せ
を活用することができる。これらの技術は、ハードウェ
ア、ソフトウェア又はハードウェアとソフトウェアの組
合せを用いて実行されることができる。スピード処理の
ため、クリッピング又はデバイス特定出力への変換のた
めの1次元LUTは、実行が容易であるため、ハードウ
ェア中にあることが多い。デバイス中立形態からの/へ
の多次元変換は、高価なシステムにおいて以外は、通常
ソフトウェア中で実行されるであろう。
【0052】図6は、本発明の一実施形態の例示的なフ
ローチャートである。ステップS600において、画像
データが受信され、メモリに記憶される。次に、ステッ
プS700において、上述の1つ又は複数の技術に従っ
て、(受信された)画像データがデバイス偏向画像デー
タに変換される。次に、ステップS800において、デ
バイス偏向画像データがメモリに記憶される。先に示さ
れたように、このデバイス偏向データは、再プリント、
保管などの今後の利用に備え、他の場所(構成装置)に
も記憶されることができる。
【0053】次に、ステップS900において、デバイ
ス偏向画像データが画像出力装置に出力されるか否かの
決定が成される。出力できない場合、制御はステップS
900に戻る。そうでなければ、出力画像が形成される
ことができる場合、制御はステップS1000へと続行
する。
【0054】ステップS1000において、デバイス偏
向画像データは、画像を出力することができる画像出力
装置のデバイス特定画像データに変換される。次に、ス
テップS1100において、デバイス特定画像データが
画像出力装置に出力される。その後、ステップS120
0において、変換法は完了する。
【0055】上述のように、ステップS700は画像デ
ータをデバイス偏向画像データに変換する3つの技術の
うちの1つ又はそれ以上を有することができる。そのう
え、デバイス偏向画像データがデバイス特定画像データ
のうちの何れか1つに変換されるか、又は元の画像デー
タに変換し戻されることができる限り、本発明に従った
装置及び方法の精神及び範囲から逸脱せずに画像データ
をデバイス偏向画像データに変換するための他の技術が
用いられることができる。
【0056】図7は、図6の画像データ/デバイス偏向
画像データ変換ステップS700のある例示的な実施形
態の概要を示すフローチャートである。ステップS70
0において開始され、制御はステップS701へと続
き、ここで、色域外画像データカラー値に対する所望の
色域内カラー値が決定される。次に、ステップS702
において、特有の色域外デバイス偏向カラー値がその色
域外画像データカラー値に割り当てられる。次に、ステ
ップS703において、制御はステップS800に戻
る。
【0057】上述のように、特有の色域外デバイス偏向
カラー値は、例えば、各カラー成分の1次元参照表を用
いてデバイス偏向画像データを色域内デバイス特定画像
データにクリッピングすることによるなどして、後にデ
バイス偏向画像データをデバイス特定画像データに変換
するために用いられる。その上、画像データからデバイ
ス偏向画像データへの変換は、反転されることができる
(可逆である)ため、デバイス偏向画像データは元の画
像データに変換される。従って、元の画像データを得、
更にデバイス偏向画像データの画像を出力するために用
いられるデバイス特定画像データへの迅速な処理を可能
とすることが、本発明によって可能となる。
【0058】図8は、図6の画像データ/デバイス偏向
画像データ変換ステップS700の第2の例示的な実施
形態の概要を示すフローチャートである。ステップS7
00において開始され、制御はステップS710へと続
き、ここで、色域外画像データカラー値の所望の色域内
カラー値が決定される。次に、ステップS720におい
て、最大カラーの点、例えば黒(又はマップされるカラ
ーの位置に適切であるように、白)、から所望の色域内
カラー値の点を通って伸びるカラーラインが決定され
る。カラーラインは、例えば図5に表される線Lである
ことができる。次に、ステップS730において、色域
外画像データカラー値に最も近接した、カラーラインに
沿った点が決定される。次に、制御はステップS740
へと続く。
【0059】ステップS740において、その最も近接
した点は元の画像データカラー値のデバイス偏向カラー
成分値として選択される。色域内成分はそれらの色域内
値を用いる。次に、ステップS750において、制御は
ステップS800に戻る。
【0060】図9は、本発明の代替的な実施形態を示
し、この実施形態において、デバイス偏向画像データ変
換器200は、画像データソース100の近くに位置さ
れ、図2の構成要素240と同様の機能を実行する入力
画像データ/デバイス偏向画像データ変換器901と、
画像出力装置300に、又はその近くに位置し、図2の
構成要素260と同様の機能を実行するデバイス偏向/
デバイス特定画像データ変換器902とに仕切られる。
このような構造によって、入力画像データ/デバイス偏
向画像データ変換器901は入力画像データをデバイス
偏向画像データに変換し、デバイス偏向画像データを後
で利用するために記憶装置900に記憶する。画像が画
像出力装置300によって再生されようとしている際に
は必ず、デバイス偏向画像データが記憶装置900から
取り出され、その画像のデバイス偏向画像データとして
デバイス偏向/デバイス特定画像データ変換器902に
供給され、画像出力装置300によって利用可能なデバ
イス特定画像データに変換される。
【0061】図10及び11は、それぞれ、入力画像デ
ータ/デバイス偏向画像データ変換器901とデバイス
偏向/デバイス特定画像データ変換器902の例示的な
ブロック図を示す。図10に示されるように、入力画像
データ/デバイス偏向画像データ変換器901は、それ
自身の制御装置1010、入力/出力装置1020、画
像データ記憶装置1030、デバイス偏向画像データ生
成装置1040、及び参照表記憶装置1050を有す
る。図11に示されるように、デバイス偏向/デバイス
特定画像データ変換器902は、それ自身の制御装置1
110、入力/出力装置1120、画像データ記憶装置
1130、及びデバイス特定画像データ生成装置115
0を有する。
【0062】画像データは、画像データソース100か
ら入力画像データ/デバイス偏向画像データ変換器90
1に送信される。入力画像データ/デバイス偏向画像デ
ータ変換器901は、入力/出力装置1020を介して
画像データを受信し、画像データを画像データ記憶装置
1030に記憶する。次に、制御装置1010は、デバ
イス偏向画像データ生成装置1040に参照表記憶装置
1050の参照表を用いて画像データをデバイス偏向画
像データに変換するよう命令し、デバイス偏向画像デー
タを画像データ記憶装置1030に記憶させる。次に、
制御装置1010は、入力/出力インターフェース10
20を介してデバイス偏向画像データを記憶装置900
に送信する。
【0063】画像が画像出力装置300によって出力さ
れようとしている際、記憶されたデバイス偏向画像デー
タは入力/出力インターフェース1120を介してデバ
イス偏向/デバイス特定画像データ変換器902に出力
される。デバイス偏向/デバイス特定画像データ変換器
902は、入力/出力インターフェース1120を介し
てデバイス偏向画像データを受信し、デバイス偏向画像
データを画像データ記憶装置1130に記憶する。次
に、制御装置1110は、単純なクリッピング又はカラ
ー成分上の1次元参照表を用いてデバイス偏向画像デー
タをデバイス特定画像データに変換するよう、デバイス
特定画像データ生成装置1150に命令する。その後、
デバイス特定画像データは、入力/出力インターフェー
ス1120を介して画像出力装置300に送信される。
【0064】上述の例示的な実施形態により、本発明に
従った装置及び方法は、画像データを多大な処理時間と
記憶空間を要さずに容易にデバイス特定画像データに変
換されることができるデバイス偏向画像データに変換す
る。画像データは、デバイス特定画像データではなくデ
バイス偏向画像データとして記憶されるため、画像デー
タからデバイス偏向画像データへの変換を反対に行うこ
とにより元の画像データが復元されることができる。
【0065】図1、2、10及び11に示されるよう
に、デバイス偏向画像データ変換器200は汎用又は専
用コンピュータ上で実行されることができる。しかしな
がら、デバイス偏向画像データ変換器200は、プログ
ラムされたマイクロプロセッサ又はマイクロコントロー
ラ、及び周辺集積回路素子、ASIC又は他の集積回
路、離散素子回路などのハードウェアの電子又は論理回
路、PLD、PLA、FPGA又はPALなどのプログ
ラマブル論理デバイス上でも実行されることができる。
一般に、図6〜8に示されるフローチャートを実行する
ことが可能な有限状態機器上のあらゆるデバイスが、本
発明のデバイス偏向画像データ変換器200を実行する
ために用いられることができる。
【0066】その特定の実施形態によって本発明が説明
されたが、多くの代案、変形、及びバリエーションが当
業者には明白であることが明らかである。従って、本明
細書に示される本発明の好ましい実施形態は、限定では
なく例示であることが意図される。本発明の精神及び範
囲から逸脱せずに様々な変更がなされることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った画像出力システムの例示的な実
施形態を示す機能ブロック図である。
【図2】図1のデバイス偏向画像データ変換器を示す例
示的な機能ブロック図である。
【図3】本発明の装置及び方法の実施形態に従った例示
的な画像データ変換を略述する例示的な色域リーフ図で
ある。
【図4】デバイス中立からデバイス特定画像データへの
変換を示す概念図である。
【図5】本発明の装置及び方法の他の実施形態に従った
例示的な画像データ変換を略述する例示的な色域リーフ
図である。
【図6】本発明に従った画像データ変換方法の実施形態
を略述する例示的なフローチャートである。
【図7】本発明に従ったデバイス非依存(中立)/デバ
イス偏向画像データ変換ステップの例示的な実施形態を
略述する例示的なフローチャートである。
【図8】本発明に従ったデバイス非依存(中立)/デバ
イス偏向画像データ変換ステップの第2の例示的な実施
形態を略述する例示的なフローチャートである。
【図9】本発明に従った画像出力システムの他の例示的
な実施形態を示す機能ブロック図である。
【図10】図9の入力画像データ/デバイス偏向画像デ
ータ変換器を示す例示的な機能ブロック図である。
【図11】図9のデバイス偏向/デバイス特定画像デー
タ変換器を示す例示的な機能ブロック図である。
【符号の説明】
100 画像データソース 200 デバイス偏向画像データ変換器 300 画像出力装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像作成方法であって、 画像データを受信するステップと、 前記画像データをデバイス偏向画像データに変換するス
    テップと、 前記デバイス偏向画像データをデバイス特定画像データ
    に変換するステップとを含む、画像作成方法。
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