JP2000196725A - 携帯電子機器および移動無線端末 - Google Patents

携帯電子機器および移動無線端末

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JP2000196725A
JP2000196725A JP37426398A JP37426398A JP2000196725A JP 2000196725 A JP2000196725 A JP 2000196725A JP 37426398 A JP37426398 A JP 37426398A JP 37426398 A JP37426398 A JP 37426398A JP 2000196725 A JP2000196725 A JP 2000196725A
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Japan
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unit
signal
gain
volume
position detection
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JP37426398A
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Takashi Takasaki
尚 高崎
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NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が特別な操作をすることなく、出力す
る音声の音量を周囲の雑音に妨げられない大きさに自動
的に調節される携帯電子機器および移動無線端末を提供
する。 【解決手段】 利用者の耳等がレシーバに押しつけられ
ると、その押圧力に応じてレシーバが移動する構成と
し、また本体とレシーバとの間のストローク量を検出
し、このストローク量により適正な受話音量に制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、周囲の雑音の大
きい環境での使用が想定される携帯電話やラジオあるい
は航法装置等の携帯電子機器および移動無線端末に関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話をはじめとして移動電話機は、
屋内の限られた空間だけでなく、屋外の様々な場所で使
用される。また、屋外では人の多い場所で使用されるこ
とが多く、このため一般に周囲の雑音が大きい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように周囲雑音が
大きく相手の声が聞き取りにくい時、利用者は移動電話
機のレシーバ(スピーカ等、受話部)と耳との密着度を
高めるため、レシーバを耳に押しつけたり、受話音量を
調節して聞き取り易くする。
【0004】ところが、受話音量の調節には移動電話端
末に設けられた音量設定キーを操作する必要があり、会
話が中断されてしまう。また、時には何度も音量を調節
し直さなければならない場合もあり、煩わしさがあっ
た。
【0005】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、利用者が特別な操作をすることなく、出力す
る音声の音量を周囲の雑音に妨げられない大きさに自動
的に調節される携帯電子機器および移動無線端末を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明にあっては、本体の表面
部に取り付けられ利用者と当接する受話手段と、前記受
話手段に対する押圧力を検出する押圧検出手段と、前記
押圧力に応じて前記受話手段から出力される音声信号の
音量を制御する音量制御手段とを具備することを特徴と
する。また、請求項2に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の携帯電子機器では、前記音量制御手段は、前
記受話手段への押圧力が大きいほど前記音声信号の音量
を大きくし、前記受話手段への押圧力が小さいほど前記
音声信号の音量を小さくすることを特徴とする。また、
請求項3に記載の発明にあっては、請求項1または請求
項2の何れかに記載の携帯電子機器では、前記受話手段
は、付勢手段によって前記本体の外部方向に付勢されて
いることを特徴とする。また、請求項4に記載の発明に
あっては、請求項3に記載の携帯電子機器では、前記受
話手段は、前記本体に設けられた凹部内に支持され、前
記押圧検出手段は、前記受話手段が押圧力に抗して前記
凹部内に押し込まれるほど前記押圧力が大きいとみなす
ことを特徴とする。また、請求項5に記載の発明にあっ
ては、請求項1ないし請求項4までの何れかに記載の携
帯電子機器では、前記音量制御手段は、前記受話手段に
供給される音声信号を増幅する増幅手段と、前記位置検
出手段が出力する位置検出信号に基づいて前記増幅手段
による増幅利得を制御する制御部とから構成されること
を特徴とする。また、請求項6に記載の発明にあって
は、請求項5に記載の携帯電子機器では、前記制御部
は、前記位置検出信号と所定の閾値とを比較する比較手
段と、前記閾値を設定する閾値設定手段と、前記比較手
段による比較結果に基づいて前記増幅手段による増幅利
得を制御する利得制御信号を出力する利得制御手段とか
ら構成されることを特徴とする。また、請求項7に記載
の発明にあっては、請求項5に記載の携帯電子機器で
は、前記制御部は、前記位置検出信号に基づいて前記増
幅手段による増幅利得を制御する利得制御信号を演算す
る演算手段と、前記位置検出信号から前記利得制御信号
を演算するために演算テーブルを予め記憶した記憶手段
とから構成されることを特徴とする。また、請求項8に
記載の発明にあっては、無線信号を受信して当該無線信
号から音声信号を抽出する受信手段と、本体の表面部に
取り付けられ利用者と当接するとともに前記音声信号を
出力する受話手段と、前記受話手段に対する押圧力を検
出する押圧検出手段と、前記押圧力に応じて前記受話手
段から出力される音声信号の音量を制御する音量制御手
段とを具備することを特徴とする。また、請求項9に記
載の発明にあっては、請求項8に記載の移動無線端末で
は、前記音量制御手段は、前記受話手段への押圧力が大
きいほど前記音声信号の音量を大きくし、前記受話手段
への押圧力が小さいほど前記音声信号の音量を小さくす
ることを特徴とする。また、請求項10に記載の発明に
あっては、請求項8または請求項9の何れかに記載の移
動無線端末では、前記受話手段は、付勢手段によって前
記本体の外部方向に付勢されていることを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明にあっては、請求項10
に記載の移動無線端末では、前記受話手段は、前記本体
に設けられた凹部内に支持され、前記押圧検出手段は、
前記受話手段が押圧力に抗して前記凹部内に押し込まれ
るほど前記押圧力が大きいとみなすことを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明にあっては、請求項8な
いし請求項11までの何れかに記載の移動無線端末で
は、前記音量制御手段は、前記受話手段に供給される音
声信号を増幅する増幅手段と、前記位置検出手段が出力
する位置検出信号に基づいて前記増幅手段による増幅利
得を制御する制御部とから構成されることを特徴とす
る。また、請求項13に記載の発明にあっては、請求項
12に記載の移動無線端末では、前記制御部は、前記位
置検出信号と所定の閾値とを比較する比較手段と、前記
閾値を設定する閾値設定手段と、前記比較手段による比
較結果に基づいて前記増幅手段による増幅利得を制御す
る利得制御信号を出力する利得制御手段とから構成され
ることを特徴とする。また、請求項14に記載の発明に
あっては、請求項12に記載の移動無線端末では、前記
制御部は、前記位置検出信号に基づいて前記増幅手段に
よる増幅利得を制御する利得制御信号を演算する演算手
段と、前記位置検出信号から前記利得制御信号を演算す
るために演算テーブルを予め記憶した記憶手段とから構
成されることを特徴とする。
【0007】この発明によれば、利用者の耳等がレシー
バに押しつけられると、その押圧力に応じてレシーバが
移動する構成とし、また本体とレシーバとの間のストロ
ーク量を検出し、このストローク量により適正な受話音
量に制御する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明に
ついて説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかか
る移動電話端末の機械的構成を示す側断面図である。図
1において、1はアンテナである。4は利用者の耳に直
接当接するレシーバであり、本体12の正面上部(図1
では左方上部)に設けられている。
【0009】またこのレシーバ4は、本体12正面の所
定位置に設けられた凹部12aにバネ14を介して支持
されており、このバネ14によって本体12の正面外部
方向に付勢されている。
【0010】凹部12a内には、例えばレシーバ4の位
置を電気信号に変換する位置センサ等から構成されたス
トロークセンサ6が取り付けられている。このストロー
クセンサ6は、レシーバ4が押圧されて凹部12a内に
押し込まれると、その位置に応じた抵抗値や電圧を位置
検出信号として出力する。
【0011】図2は、本実施の形態の電気的構成を示す
ブロック図である。アンテナ1によって受信された無線
信号は、無線部2で復調される。無線部2が出力する復
調信号は、音量制御回路5の利得可変増幅器3によって
増幅された後、レシーバ4から受信音声として出力され
る。この利得可変増幅器3は、音量制御回路5によって
利得が制御される。
【0012】音量制御回路5は上述の利得可変増幅器3
の他、ストロークセンサ6から位置検出信号が供給され
る比較器52、比較器52に比較の基準値を与える閾値
設定部53、そして比較部52による比較結果に基づい
て利得可変増幅器3の利得を制御する利得制御部51か
ら構成される。
【0013】図1ならびに図2に示す構成において、図
示しない利用者はレシーバ4から聞こえる受話音声が小
さく聞きづらいと感じると、無意識あるいは意識的に耳
をより強くレシーバ4に当接させる。
【0014】このときこの押圧力により、レシーバ4は
バネ14の付勢力に抗して凹部12a内方向に押し込ま
れる。ストロークセンサ6は、このときのレシーバ4の
位置を検出して位置検出信号として出力する。
【0015】比較部52は、ストロークセンサ6から供
給される位置検出信号と閾値設定部53によって予め設
定される基準値とを比較し、レシーバ4の押し込まれた
量が基準値を上回った場合には、利得制御部51に対し
て利得を上げる旨の指示を出す。
【0016】一方、レシーバ4の押し込まれた量が基準
値を下回った場合には、利得制御部51に対して利得を
下げる旨の指示を出す。利得制御部51は、この比較部
52からの指示に基づいて、利得可変増幅器3の増幅利
得を制御する。
【0017】図3は、本実施の形態におけるレシーバ4
の位置(押し込まれた量)と利得可変増幅器3の利得と
の関係を示す特性図である。このように、レシーバ4が
閾値より大きく本体12内に押し込まれると、利得が大
きくなる。
【0018】なお上述の実施の形態では、レシーバ4の
位置が基準値を上回っているか否かに基づいて利得可変
増幅器3の増幅利得を制御しているが、基準値を複数設
定し、段階的に増幅利得を制御してもよい。
【0019】図4は、本実施の形態の変形例にかかるレ
シーバ4の位置と利得可変増幅器3の利得との関係を示
す特性図である。図4(a)では、レシーバ4の位置に
閾値1と閾値2とを設定し、これらの点を境界に利得を
段階的に制御している。
【0020】また、利用者が手に本体12を手に把持し
てレシーバ4を押圧する場合、力の加減によってレシー
バ4の位置が微小に振動することがある。この振動が閾
値を挟んでいる場合、短い周期で利得が変化するため、
利用者が不快感を覚えることもある。このような不具合
を解消するため図4(b)に示すように、利得の切り換
え基準となる閾値にヒステリシスを持たせてもよい。
【0021】また図5は、本発明の応用例にかかる移動
電話端末の電気的構成を示すブロック図である。なおこ
の図5において、図2に示す各部と対応する部分には同
一の符号を付し、その説明は省略する。
【0022】図5に示す例では、音量制御回路5a内
に、位置検出信号の振動成分を除去する積分器54や、
変換テーブルを書き込んだROM(Read Only Memor
y:読み出し専用記憶装置)56を設け、演算器55は
位置検出信号の変化に対して詳細に対応した利得を決定
する。
【0023】図6は、この応用例にかかるレシーバ4の
位置と利得可変増幅器3の利得との関係を示す特性図で
ある。図6に示すようにこの応用例では、レシーバ4の
位置の変化に対して、あたかも連続的に利得が変化する
ように制御することも可能であり、また非直線的な制御
も可能である。さらにこの応用例では、上述したような
レシーバ4の位置の微小振動を、積分器54によって除
去している。
【0024】そして本発明は移動電話機に限定されず、
一般の電話機や、周囲の雑音の多い場所で音声を聞き取
る携帯型のラジオ、テレビあるいは航法装置(ナビゲー
ション装置)等の電子機器であれば適用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、利用者の耳等がレシーバに押しつけられると、その
押圧力に応じてレシーバが移動する構成とし、また本体
とレシーバとの間のストローク量を検出し、このストロ
ーク量により適正な受話音量に制御するので、利用者が
特別な操作をすることなく、出力する音声の音量を周囲
の雑音に妨げられない大きさに自動的に調節される携帯
電子機器および移動無線端末が実現可能であるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる移動電話端末の
機械的構成を示す側断面図である。
【図2】同実施の形態の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図3】同実施の形態におけるレシーバ4の位置(押し
込まれた量)と利得可変増幅器3の利得との関係を示す
特性図である。
【図4】同実施の形態の変形例にかかるレシーバ4の位
置と利得可変増幅器3の利得との関係を示す特性図であ
る。
【図5】本発明の応用例にかかる移動電話端末の電気的
構成を示すブロック図である。
【図6】応用例にかかるレシーバ4の位置と利得可変増
幅器3の利得との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部(受信手段) 3 利得可変増幅器(増幅手段) 4 レシーバ(受話手段) 5、5a 音量制御回路(音量制御手段) 6 ストロークセンサ(押圧検出手段) 12 本体 12a 凹部 14 バネ(付勢手段) 51 利得制御部(利得制御手段) 52 比較器(比較手段) 53 閾値設定部(閾値設定手段) 54 積分器 55 演算器(演算手段) 56 ROM(記憶手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月17日(2000.2.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、本体(12)の表面部に取り付けられ利用者と
当接する受話手段(4)と、前記受話手段に対する押圧
力を検出する押圧検出手段(6)と、前記押圧力に応じ
て前記受話手段から出力される音声信号の音量を制御す
る音量制御手段(5、5a)とを具備し、前記音量制御
手段は、前記受話手段への押圧力が大きいほど前記音声
信号の音量を大きくし、前記受話手段への押圧力が小さ
いほど前記音声信号の音量を小さくし、前記受話手段
は、付勢手段(14)によって前記本体の外部方向に付
勢され、前記本体に設けられた凹部(12a)内に支持
され、前記押圧検出手段は、前記受話手段が押圧力に抗
して前記凹部内に押し込まれるほど前記押圧力が大きい
とみなし、前記音量制御手段は、前記受話手段に供給さ
れる音声信号を増幅する増幅手段(3)と、前記位置検
出手段が出力する位置検出信号に基づいて前記増幅手段
による増幅利得を制御する制御部とから構成され、前記
制御部は、前記位置検出信号に基づいて前記増幅手段に
よる増幅利得を制御する利得制御信号を演算する演算手
段(55)と、前記位置検出信号から前記利得制御信号
を演算するために演算テーブルを予め記憶した記憶手段
(56)とから構成され、前記音量制御手段内に、前記
位置検出信号の振動成分を除去する積分器を設けること
を特徴とする携帯電子機器に存する。請求項2記載の本
発明の要旨は、本体(12)の表面部に取り付けられ利
用者と当接する受話手段(4)と、前記受話手段に対す
る押圧力を検出する押圧検出手段(6)と、前記押圧力
に応じて前記受話手段から出力される音声信号の音量を
制御する音量制御手段(5、5a)とを具備し、前記音
量制御手段は、前記受話手段への押圧力が大きいほど前
記音声信号の音量を大きくし、前記受話手段への押圧力
が小さいほど前記音声信号の音量を小さくし、前記受話
手段は、付勢手段(14)によって前記本体の外部方向
に付勢され、前記本体に設けられた凹部(12a)内に
支持され、前記押圧検出手段は、前記受話手段が押圧力
に抗して前記凹部内に押し込まれるほど前記押圧力が大
きいとみなし、前記音量制御手段は、前記受話手段に供
給される音声信号を増幅する増幅手段(3)と、前記位
置検出手段が出力する位置検出信号に基づいて前記増幅
手段による増幅利得を制御する制御部とから構成され、
前記制御部は、前記位置検出信号と所定の閾値とを比較
する比較手段(52)と、前記閾値を設定する閾値設定
手段(53)と、前記比較手段による比較結果に基づい
て前記増幅手段による増幅利得を制御する利得制御信号
を出力する利得制御手段(51)とから構成され、利得
の切り換え基準となる前記閾値にヒステリシスを持たせ
ることを特徴とする携帯電子機器に存する。請求項3記
載の本発明の要旨は、無線信号を受信して当該無線信号
から音声信号を抽出する受信手段(2)と、本体の表面
部に取り付けられ利用者と当接するとともに前記音声信
号を出力する受話手段と、前記受話手段に対する押圧力
を検出する押圧検出手段と、前記押圧力に応じて前記受
話手段から出力される音声信号の音量を制御する音量制
御手段とを具備し、前記音量制御手段は、前記受話手段
への押圧力が大きいほど前記音声信号の音量を大きく
し、前記受話手段への押圧力が小さいほど前記音声信号
の音量を小さくし、前記受話手段は、付勢手段によって
前記本体の外部方向に付勢され、前記本体に設けられた
凹部内に支持され、前記押圧検出手段は、前記受話手段
が押圧力に抗して前記凹部内に押し込まれるほど前記押
圧力が大きいとみなし、前記音量制御手段は、前記受話
手段に供給される音声信号を増幅する増幅手段と、前記
位置検出手段が出力する位置検出信号に基づいて前記増
幅手段による増幅利得を制御する制御部とから構成さ
れ、前記制御部は、前記位置検出信号に基づいて前記増
幅手段による増幅利得を制御する利得制御信号を演算す
る演算手段と、前記位置検出信号から前記利得制御信号
を演算するために演算テーブルを予め記憶した記憶手段
とから構成され、前記音量制御手段内に、前記位置検出
信号の振動成分を除去する積分器を設けることを特徴と
する移動無線端末に存する。請求項4記載の本発明の要
旨は、無線信号を受信して当該無線信号から音声信号を
抽出する受信手段(2)と、本体の表面部に取り付けら
れ利用者と当接するとともに前記音声信号を出力する受
話手段と、前記受話手段に対する押圧力を検出する押圧
検出手段と、前記押圧力に応じて前記受話手段から出力
される音声信号の音量を制御する音量制御手段とを具備
し、前記音量制御手段は、前記受話手段への押圧力が大
きいほど前記音声信号の音量を大きくし、前記受話手段
への押圧力が小さいほど前記音声信号の音量を小さく
し、前記受話手段は、付勢手段によって前記本体の外部
方向に付勢され、前記本体に設けられた凹部内に支持さ
れ、前記押圧検出手段は、前記受話手段が押圧力に抗し
て前記凹部内に押し込まれるほど前記押圧力が大きいと
みなし、前記音量制御手段は、前記受話手段に供給され
る音声信号を増幅する増幅手段と、前記位置検出手段が
出力する位置検出信号に基づいて前記増幅手段による増
幅利得を制御する制御部とから構成され、前記制御部
は、前記位置検出信号と所定の閾値とを比較する比較手
段と、前記閾値を設定する閾値設定手段と、前記比較手
段による比較結果に基づいて前記増幅手段による増幅利
得を制御する利得制御信号を出力する利得制御手段とか
ら構成され、利得の切り換え基準となる前記閾値にヒス
テリシスを持たせることを特徴とする移動無線端末に存
する。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(12)の表面部に取り付けられ利
    用者と当接する受話手段(4)と、 前記受話手段に対する押圧力を検出する押圧検出手段
    (6)と、 前記押圧力に応じて前記受話手段から出力される音声信
    号の音量を制御する音量制御手段(5、5a)とを具備
    することを特徴とする携帯電子機器。
  2. 【請求項2】 前記音量制御手段は、 前記受話手段への押圧力が大きいほど前記音声信号の音
    量を大きくし、 前記受話手段への押圧力が小さいほど前記音声信号の音
    量を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の携帯
    電子機器。
  3. 【請求項3】 前記受話手段は、 付勢手段(14)によって前記本体の外部方向に付勢さ
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2の何
    れかに記載の携帯電子機器。
  4. 【請求項4】 前記受話手段は、 前記本体に設けられた凹部(12a)内に支持され、 前記押圧検出手段は、 前記受話手段が押圧力に抗して前記凹部内に押し込まれ
    るほど前記押圧力が大きいとみなすことを特徴とする請
    求項3に記載の携帯電子機器。
  5. 【請求項5】 前記音量制御手段は、 前記受話手段に供給される音声信号を増幅する増幅手段
    (3)と、 前記位置検出手段が出力する位置検出信号に基づいて前
    記増幅手段による増幅利得を制御する制御部とから構成
    されることを特徴とする請求項1ないし請求項4までの
    何れかに記載の携帯電子機器。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、 前記位置検出信号と所定の閾値とを比較する比較手段
    (52)と、 前記閾値を設定する閾値設定手段(53)と、 前記比較手段による比較結果に基づいて前記増幅手段に
    よる増幅利得を制御する利得制御信号を出力する利得制
    御手段(51)とから構成されることを特徴とする請求
    項5に記載の携帯電子機器。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、 前記位置検出信号に基づいて前記増幅手段による増幅利
    得を制御する利得制御信号を演算する演算手段(55)
    と、 前記位置検出信号から前記利得制御信号を演算するため
    に演算テーブルを予め記憶した記憶手段(56)とから
    構成されることを特徴とする請求項5に記載の携帯電子
    機器。
  8. 【請求項8】 無線信号を受信して当該無線信号から音
    声信号を抽出する受信手段(2)と、 本体の表面部に取り付けられ利用者と当接するとともに
    前記音声信号を出力する受話手段と、 前記受話手段に対する押圧力を検出する押圧検出手段
    と、 前記押圧力に応じて前記受話手段から出力される音声信
    号の音量を制御する音量制御手段とを具備することを特
    徴とする移動無線端末。
  9. 【請求項9】 前記音量制御手段は、 前記受話手段への押圧力が大きいほど前記音声信号の音
    量を大きくし、 前記受話手段への押圧力が小さいほど前記音声信号の音
    量を小さくすることを特徴とする請求項8に記載の移動
    無線端末。
  10. 【請求項10】 前記受話手段は、 付勢手段によって前記本体の外部方向に付勢されている
    ことを特徴とする請求項8または請求項9の何れかに記
    載の移動無線端末。
  11. 【請求項11】 前記受話手段は、 前記本体に設けられた凹部内に支持され、 前記押圧検出手段は、 前記受話手段が押圧力に抗して前記凹部内に押し込まれ
    るほど前記押圧力が大きいとみなすことを特徴とする請
    求項10に記載の移動無線端末。
  12. 【請求項12】 前記音量制御手段は、 前記受話手段に供給される音声信号を増幅する増幅手段
    と、 前記位置検出手段が出力する位置検出信号に基づいて前
    記増幅手段による増幅利得を制御する制御部とから構成
    されることを特徴とする請求項8ないし請求項11まで
    の何れかに記載の移動無線端末。
  13. 【請求項13】 前記制御部は、 前記位置検出信号と所定の閾値とを比較する比較手段
    と、 前記閾値を設定する閾値設定手段と、 前記比較手段による比較結果に基づいて前記増幅手段に
    よる増幅利得を制御する利得制御信号を出力する利得制
    御手段とから構成されることを特徴とする請求項12に
    記載の移動無線端末。
  14. 【請求項14】 前記制御部は、 前記位置検出信号に基づいて前記増幅手段による増幅利
    得を制御する利得制御信号を演算する演算手段と、 前記位置検出信号から前記利得制御信号を演算するため
    に演算テーブルを予め記憶した記憶手段とから構成され
    ることを特徴とする請求項12に記載の移動無線端末。
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