JP2000195680A - 有機エレクトロルミネッセンス表示素子用基板および有機エレクトロルミネッセンス表示素子並びにその製造方法 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセンス表示素子用基板および有機エレクトロルミネッセンス表示素子並びにその製造方法

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JP2000195680A
JP2000195680A JP10373215A JP37321598A JP2000195680A JP 2000195680 A JP2000195680 A JP 2000195680A JP 10373215 A JP10373215 A JP 10373215A JP 37321598 A JP37321598 A JP 37321598A JP 2000195680 A JP2000195680 A JP 2000195680A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高精細、大画面の有機エレクトロルミネッセン
ス表示素子において、電極ラインの電気抵抗を下げて十
分な輝度を得ることを可能とする有機EL表示素子用基
板を提供する。 【解決手段】互いに離間して配置された複数の第1電極
ライン(20)、および第1電極ライン(20)と実質
的に平行に延びる複数の導電性バスライン(18)を支
持基板(11)上に備える。各第1電極ライン(20)
は支持基板(11)から間隔をもって配置され、かつそ
の一方の側端部がそれに隣接する1の導電性バスライン
(18)の表面上に延在している

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、テレビお
よび高度な情報処理用端末表示装置ととして有用な発光
型デバイスであって、液晶表示装置等その他の表示装置
にも応用し得る有機エレクトロルミネッセンス表示装置
の分野に係り、特には、そのような有機エレクトロルミ
ネッセンス表示素子用の基板、有機エレクトロルミネッ
センス表示素子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】単純マトリックス駆動エレクトロルミネ
ッセンス(EL)表示素子は、薄型、軽量、低コスト、
自発光型であり、高輝度を示すという利点を有するため
に、次世代フラットパネルディスプレイとして期待され
ている。単純マトリックス駆動EL表示素子の場合、ス
トライプ状の透明導電膜からなる陽極が透光性基板上に
設けられている。
【0003】有機EL表示素子は電流駆動型である。単
純マトリクスの場合、高精細、大面積になるほど陽極ラ
インのアスペクト比(長さ/幅比)が大きくなり、陽極
ラインの電気抵抗が高くなる。その結果、十分な輝度を
得るために必要な電流を陽極ラインに流すと、陽極ライ
ンの抵抗による電圧降下が大きくなり、その分、駆動電
圧が大きくなる問題があり、陽極の電気抵抗を低下させ
る必要が生じる。液晶表示装置やAC型無機EL表示素
子は電圧駆動型であるが、面内の表示特性を均一にする
ためには透明導電膜を含む電極ラインの低抵抗化が必要
である。
【0004】陽極ラインの低抵抗化について、さまざま
な技術が開示されている。例えば、特開平10−106
751号公報および特開平9−230318号公報はそ
の例である。特開平10−106751号公報によれ
ば、透明電極ラインの両側面と接して良導電性金属ライ
ンを設けることによって、陽極ラインの低抵抗化を実現
している。しかし、この特開平10−106751号公
報の方法では良導電性金属ラインの高さが透明電極ライ
ンの高さに制限されてしまうため、ある程度の陽極ライ
ンの低抵抗化を実現することができるが、より一層の低
抵抗化はこれを達成することが困難である。
【0005】また、特開平9−230318号公報によ
れば、金属配線の間に紫外線硬化樹脂で平坦化させる技
術が開示されている。しかし、この方法では透明電極の
パターニングが必要であるのでプロセスが複雑になる。
その場合、特に問題となるのは、透明電極材料をエッチ
ング液によりパターニングする際、金属配線がエッチン
グ液による腐食が避けられにくいことである。さらに、
金属配線の腐食を防止するために、透明電極ラインの金
属配線と整合すべき側端を隣の紫外線硬化樹脂上に延在
させざる得なくなる。そのような構造では、カラー化す
る時に色が混じってしまうので、純色のカラー表示を得
ることが不可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの問題
点を解決するためになされたものであり、高精細、大画
面の有機EL表示素子において、陽極ラインの電気抵抗
を下げて十分な輝度を得ることを可能とした有機EL表
示素子用基板および有機EL表示素子並びにその製造方
法を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、ITO(第1電極が陽極
の場合)のパターニングが省ける有機EL表示素子用基
板および有機EL表示素子並びにその製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、互いに離間して配置された複数の第1電
極ライン、および該第1電極ラインと実質的に平行に延
びる複数の導電性バスラインを支持基板上に備え、各第
1電極ラインは該支持基板から間隔をもって配置され、
かつその一方の側端部がそれに隣接する1の導電性バス
ラインの表面上に延在していることを特徴とする有機エ
レクトロルミネッセンス表示素子用基板を提供する。
【0009】本発明において、通常、各第1電極ライン
は、該支持基板上に設けられた電気絶縁層上に設けら
れ、また各電気絶縁層が、逆テーパ状に形成されている
ことが好ましい。
【0010】本発明の好ましい態様において、各電気絶
縁層の両側のうち、一方が該導電性バスラインと接触
し、他方がそれと隣接する導電性バスラインとの間に隙
間を有し、その場合、その隙間の幅は、1〜500μm
であることが好ましい、通常、この隙間には電気絶縁物
質が充填されている。
【0011】また、本発明の態様において、各電気絶縁
層が、UV吸収性物質あるいは色材を分散させたネガ型
レジストからなる。
【0012】本発明において、第1電極ラインが陽極で
あり、電気絶縁層が、カラーフィルター層を構成するこ
とができる。
【0013】本発明において、導電性バスラインは、N
i、Cu、Cr、Ti、Fe、Co、Au、Ag、A
l、Pt、Ph、Pd、PbおよびSn並びにこれらの
金属元素の少なくとも1種を含む合金からなる群の中か
ら選ばれた金属材料により形成されることが好ましい。
【0014】さらに、導電性バスラインの高さは0.1
〜100μmであり、その幅は1〜500μmであるこ
とが好ましい。
【0015】導電性バスラインの基板に接する面に吸光
性層を設けることによって導電性バスラインにブラック
ストライプの機能を持たせることができる。
【0016】本発明の有機エレクトロルミネッセンス表
示素子用基板は、第1電極ラインと交差する複数の隔壁
を有することができ、この隔壁は、上部にひさし、下部
にすそを有することが好ましい。
【0017】本発明は、また、本発明の有機エレクトロ
ルミネッセンス表示素子用基板上に発光用媒体と第2電
極ラインおよび封止層を有する有機エレクトロルミネッ
センス表示素子を提供する。
【0018】さらに、本発明は、支持基板上に、それぞ
れ逆テーパ形状を有する複数の電気絶縁層を形成し;該
電気絶縁層を有する該支持基板のほぼ全面上に導電性材
料層を形成し;該導電性材料層を、その該支持基板表面
上に残存する部分が各電気絶縁層の一方の側端と接触
し、かつ他方の側端とは分離するようにして、その該電
気絶縁層上の部分を除去することによってそれぞれ該電
気絶縁層とその該一方の側端においてのみ接続する複数
の導電性バスラインを形成し;該電気絶縁層と該導電性
バスラインとを有する支持基板上に第1電極層を形成す
ることにより各電気絶縁層上からその電気絶縁層に接続
する導電性バスライン上に延在し、各電気絶縁層の該他
方の側端側で互いに分離した複数の第1電極ラインを形
成することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス
表示素子用基板の製造方法を提供する。
【0019】
【発明実施の形態】以下、本発明を図面を参照して詳し
く説明する。全図を通じて、同一もしくは類似の部分・
部材等は、同じ符号で示されている。なお、以下の例で
は、第1電極が陽極、第2電極が陰極の場合について詳
細に説明する。
【0020】まず、本発明の一実施の形態に係る有機E
L表示素子素子用基板および表示素子を図1ないし図3
を参照してその製造方法に基づいて説明する。
【0021】本発明によれば、まず図1(a)に示すよ
うに、透光性で電気絶縁性の支持基板11上にUV吸収
性物質あるいは色材を分散させたネガ型フォトレジスト
層12を全面に塗布形成し、乾燥する。
【0022】本発明において、透光性の絶縁性支持基板
11としては、石英基板、ガラス基板、プラスチック基
板等が使用できる。
【0023】次に、図1(b)に示すように、適切なピ
ッチの細長の矩形の窓を有するフォトマスク(図示せ
ず)を用いて紫外(UV)露光および現像を行って、ス
トライプ状電気絶縁層13を形成する。この場合、ネガ
型フォトレジストにUV吸収性物質あるいは色材を分散
させているため、露光の際、フォトレジスト層12の表
面から一定の深さの部分までは感光するが、UV吸収性
物質または色材によりUV光が吸収されるために深部ま
で到達できず、下部は未露光のまま残る。この状態で現
像を行うと、フォトレジスト層12の表面領域では露光
部が溶解されずに残るが、未露光部が除去され、条件を
選べば、図1(b)に示すような逆テーパ状の電気絶縁
層13を形成することができる。
【0024】ネガ型フォトレジスト層12に含有させる
色材としては、単色顔料が望ましい。また、UV吸収性
物質としては、ベンゾフェノン系、フェニルサリチル酸
系、シアノアクリレート系、ベンゾトリアゾール系、シ
ュウ酸アニリド系等の有機物質の他、ガラス粉、酸化セ
リウム粉等の無機物物質も使用できる。
【0025】次に、図1(c)に示すように、電気絶縁
層13を形成した基板11の表面全体にわたって導電性
材料層14を形成する。導電性材料としては、Ni、C
u、Cr、Fe、Co,Au、Ag、Pt、Rh、P
d、Pb、Snまたはこれらの金属元素を1種以上含む
合金から選ばれた金属材料であることが好ましい。導電
性材料14は、スパッタ法等により行うことができる。
【0026】図1(c)に示すように、導電材料層14
は、電気絶縁層13間の支持基板11の表面上および電
気絶縁層13の頂面上にわたって連続して形成される。
電気絶縁層13が逆テーパ状である場合には、導電性材
料層14は、隣り合う電気絶縁層13の間で実質的にス
トライプ部分14aを形成し、電気絶縁層13の側面と
の間に隙間15が形成される。導電性材料層14のスト
ライプ部分14aは、電気絶縁層上の部分14bと、そ
れらの間に形成された薄い段差部14cを介して連続し
ている。
【0027】次に、導電性材料層14をエッチングする
ためのマスクを形成するために、図1(d)に示すよう
に、導電性材料層14上にフォトレジスト層16を形成
する。
【0028】しかる後、フォトレジスト層16を加工し
て所定のエッチングマスクを形成した後、導電性材料層
14をエッチングすることによって、導電性バスライン
を形成するのであるが、そのとき、この導電性バスライ
ン18が片側においてのみ電気絶縁層13と接触するよ
うに行う(図2(b)参照)。
【0029】このように導電性バスライン18がその片
側においてのみ電気絶縁層と接触することは、本発明の
好ましい態様の1つである。これを実現するために、図
2(a)に示すように、フォトレジスト層16を加工し
てレジストパターン17を形成する際に、隣り合う電気
絶縁層13の間の領域において、導電性材料層14上の
レジストパターン17が、一側端部において導電性材料
層14の段差部14cおよび電気絶縁層13上の部分1
4bの側端部を覆い、他側端において段差部14cを露
出させるようにする。この状態で導電性材料層14をエ
ッチングすると、エッチングは露出した段差部14cを
通して進行し、他方レジストパターンで覆われた段差部
14cでは進行しないため、図2(b)に示すような、
残存段差部14cに相当する部分において電気絶縁層1
3と片側(図2(b)において電気絶縁層13の側端部
13B)でのみ接触する導電性バスライン18を形成す
ることができる。
【0030】各導電性バスライン18はそのラインの両
端間での抵抗ができるだけ低いことが望ましい。その抵
抗値は、1000オーム以下であることが望ましく、1
00オーム以下であることがさらに望ましい。しかし、
各バスライン18の幅は、EL光の透過率を確保するた
め、画素の最大幅の1/2以下であることが望ましく、
さらに望ましくは1/4以下であることが望ましい。加
えて、第1電極ラインの幅の1/20以下の線幅では各
バスライン18の抵抗を十分低くできないため、各バス
ライン18は、画素の最大幅の1/20より広い幅を有
することが望ましい。また、各バスライン18の高さ
は、通常0.1μm以上の高さで形成することが望まし
く、また、各バスライン18は、電気絶縁層13の頂面
と実質的に同一平面を構成するように形成することが望
ましい。なお、EL光の放射方向を制限し視野角が狭ま
ることを防ぐために、各バスライン18は、50μm以
下の高さに形成することが望ましい。
【0031】例えば、第1電極ラインの幅100μmに
対して、2E−6Ωcmの抵抗率の銅を主体とした金属
を用い長さ7cmのバスライン18を形成する場合、バ
スライン18の幅を画素幅の1/4に相当する25μ
m、高さを5μmとすると、バスライン18の両端間で
の抵抗値は10オーム程度になる。したがって、例えば
インジウム・スズ複合酸化物(ITO)のみからなる第
1電極ラインの数百分の1の抵抗となり、第1電極ライ
ンによる電圧降下によるエネルギー損失を防ぐことがで
きる。
【0032】また、各導電性バスライン18の支持基板
11に接する面に吸光性金属酸化物層(図示せず)を設
けることも好適に行われる。これにより、各導電性バス
ライン18にブラックストライプとしての機能を持た
せ、外光の反射を防止することによって、EL表示素子
のコントラストを向上することが可能となる。
【0033】上記のようにバスライン18を形成した
後、図2(c)に示すように、第1電極ラインを構成す
る透明導電膜20を好ましくはスパッタリング法で形成
する。このとき、図2(b)からわかるように、電気絶
縁層13は逆テーパ形状になっていて上部にひさしを構
成しているので、その一方の側端部13B側は導電性バ
スラインと接触しているが、他方の側端部13A側は導
電性バスラインと接触していない(バスライン18との
間に空隙19が形成されている)ため、透明導電膜を形
成するときに側端部13A側で切断される。このために
透明電極膜20は、それが形成されると同時に自然にパ
ターニングされる。これによって、透明導電膜のパター
ニングを別途行う必要がなくなる(別途行うパターニン
グ工程の省略)。従って、当然、透明導電膜をエッチン
グする際のエッチング液による導電性バスライン18の
腐食も生じない。
【0034】なお、本発明における透明導電膜20とし
てはITOや酸化インジウム亜鉛複合酸化物、酸化亜鉛
アルミニウム等が使用できる。
【0035】透明導電膜20を形成した後、電気絶縁層
13と隣接する導電性バスラインとの間の隙間を樹脂等
からなる電気絶縁物質21で充填して有機EL表示素子
用基板を形成する(図2(d)参照)。
【0036】以上の説明からもわかるように、本発明の
有機EL表示素子用基板は、複数の第1電極ライン20
が互いに離間して配置されており、導電性バスライン1
8が第1電極ライン20と実質的に平行に延びるように
形成されている。そして、第1電極ライン20は、支持
基板11から間隔をもって(電気絶縁層13の存在によ
る)配置され、かつその一方の側端部(のみ)がそれに
隣接する1つの導電性バスライン18の表面上に延在し
ている。このように、各第1電極ラインが、基板上に形
成された導電性バスライン18の比較的広い表面上に延
在することにより、第1電極ライン20のより一層の低
抵抗化が達成され、有機EL表示素子の駆動電圧を低下
させることができる。また、本発明によれば、第1電極
ラインは、その形成と同時にパターニングされるので、
エッチング液によるパターニングは不要である。
【0037】ついで、図3に示すように、第1電極ライ
ンと交差する(好ましくは、直交する)方向にそれぞれ
発光媒体層31および互いに離間した第2電極ライン3
2を常法により形成した後、封止層33をイオンプレー
ティング法等により形成して有機EL表示素子を完成す
ることができる。
【0038】しかしながら、本発明の有機EL表示素子
用基板には、第1電極ラインと交差する(好ましくは直
交する)方向に有機発光媒体と第2電極ラインとをそれ
らを形成すると同時にパターニングをも行わせるための
複数の隔壁を設けることが好ましい。これらの隔壁は、
図2(d)に示す有機EL表示素子用基板上に互いに離
間して第1電極ライン20と交差する(好ましくは直交
する)方向に延びるように形成される。各隔壁は、逆テ
ーパ状であってもT字形であってもよい。
【0039】本発明の好ましい態様において、上記各隔
壁は、特願平10−117236号に開示したように、
上部にひさしを有し、下部にすそを有する(断面「工」
字型隔壁)。各隔壁がひさしに加えてすそをも有するこ
とによって、有機発光媒体が隔壁との間に隙間を生じる
ことなく隔壁のすそ上までにわたって形成され、その上
に形成される第2電極ラインも有機発光媒体上に隔壁の
すそに至るまで形成されるので、短絡や絶縁破壊の問題
が回避される。さらにT字型隔壁は、特願平10−24
7412号に開示したように、隣り合う隔壁を互いにす
そ部において連結する複数の連結帯を有することが好ま
しい。この連結帯は、第1電極ラインの側端縁における
第2電極ラインとの短絡を効果的に防止し得る。
【0040】図4は、図2(d)に示す基板上に上記工
字型隔壁32を有する本発明の有機EL表示素子用基板
を示す。図4(a)は、図1および図2と同一方向の断
面図を示し、図4(b)は、図4(a)と直交する方向
の断面図を示す。各隔壁41は、上部にひさし41a、
下部にすそ41bを有し、第1電極ライン20と直交す
る方向に延びているものとして示されている。
【0041】ここで、図4に示すような工字型隔壁41
の形成原理を図5を参照して説明する。まず、図5
(a)に示すように、基板51(図2(d)に示す有機
EL表示素子用基板)のほぼ全面上にUV吸収性物質あ
るいは色材を混合したネガ型レジスト層52を形成し、
適切なピッチで矩形の窓53aを有するフォトマスク5
3を用いてUV光(図中、矢印で示す)による露光を行
う。すると、レジスト層52の表面から一定の深さの部
分までは感光して感光部52aが形成されるが、UV光
がUV吸収性物質または色材により吸収されるために深
部まで到達できず下部は未露光のまま残る。この状態で
現像を行うと、表面層では感光部52aが溶解されずに
残るが未露光部は除去される(図5(b))。表面層よ
り下部側は、すべて未露光部であるためサイドから現像
がさらに進行し、順テーパのすそが形成される(図5
(c))。また、条件を選べばひさしよりもすそが長い
工字型隔壁54(図4(b)に最もよく示されている隔
壁41に相当)を形成することが可能である(図5
(d))。
【0042】このように、隔壁を形成する場合には、基
板上に塗布されたフォトレジスト自体が、電気絶縁層1
3と隣接する導電性バスラインとの間の隙間19を自然
に埋めるので、電気絶縁物質21で該隙間19を予め充
填しておく必要はない(図2(d)参照)。この場合、
隙間19の幅は、1〜500μmであることが望まし
い。
【0043】なお、逆テーパ形状を有する電気絶縁層1
3の形成原理は、基本的には、上記工字型隔壁41の形
成原理と同じである。電気絶縁層13の場合は、現像の
条件を選んで、すそをひさしより短く形成している。
【0044】さて、図4に示す隔壁付有機EL表示素子
用基板を用いて有機EL表示素子を作製するには、図6
を参照すると、図4に示す隔壁付有機EL表示素子用基
板上に、先に述べたように、発光媒体31を好ましくは
真空蒸着法で形成し、次に第2電極ライン32を好まし
くは真空蒸着法で形成し、しかる後、封止層33を好ま
しくはイオンプレーティング法で形成する。発光媒体3
1、第2電極材料32は、それぞれ、その形成と同時に
隔壁41によりパターニングされ、互いに離間して堆積
するので、エッチングを別途行う必要はない。
【0045】本発明における発光媒体31としては、
9,10−ジアリールアントラセン誘導体、サリチル塩
酸、ピレン、コロネン、ペリレン、ルブレン、テトラフ
ェニルブタジエン、9,10−ビス(フェニルエチニ
ル)アントラセン、8−キノリノラートリチウム、Al
q(?)、トリス(5,7−ジクロロ、8−キノリノラ
ート)アルミニウム錯体、トリス(5−クロロ−8−キ
ノリノラート)アルミニウム錯体、ビス(8−キノリノ
ラート)亜鉛錯体、トリス(5−フルオロ−8−キノリ
ノラート)アルミニウム錯体、トリス(4−メチル−5
−トリフルオロメチル−8−キノリノラート)アルミニ
ウム錯体、トリス(4−メチル−5−シアノ−8−キノ
リノラート)アルミニウム錯体、ビス(2−メチル−5
−トリフルオロメチルー8−キノリノラート)、4−
(4−シアノフェニルフェノラート)アルミニウム錯
体、ビス(2−メチル−5−シアノ−8−キノリノラー
ト),4−(4−シアノフェニルフェノラート)アルミ
ニウム錯体、トリス(8−キノリノラート)スカンジウ
ム錯体、ビス〔8−(パラ−トシル)アミノキノリン〕
亜鉛錯体およびカドミウム錯体、1,2,3,4−テト
ラフェニルシクロペンタジエン、ペンタフェニルシクロ
ペンタジエン、ポリ−2,5−ジヘプチルオキシ−パラ
−フェニレンビニレン、あるいは特開平4−31488
号公報、米国特許51416571号、同476929
2号で言及されている蛍光物質やN,N’−ジアリール
置換ピロロピロール化合物などがあげられる。
【0046】本発明における金属層を含む第2電極ライ
ン(陰極ライン)32としては、MgAg、AlLi、
CuLi等が使用できる。
【0047】封止層33は、酸化ゲルマニウムにより例
えば1μmの厚さに形成することができる。
【0048】なお、本発明において、電気絶縁層13
を、図7に示すようにカラーフィルター層(R、G、
B)によって構成することもできる。図7(a)は、図
3に対応する断面図であり、図7(b)は、図6に対応
する図である。ここで、図7(a)は、最終の有機EL
表示素子構造を示しているが、図2(d)に示す有機E
L表示素子用基板に対応する有機EL表示素子用基板を
も重畳的に示すものと解釈されるものである。同様に、
図7(b)は、最終の隔壁付有機EL表示素子構造を示
しているが、図2(d)に示す有機EL表示素子用基板
に対応する有機EL表示素子用基板、および図4に示す
隔壁付有機EL表示素子用基板に対応する隔壁付有機E
L表示素子用基板をも重畳的に示すものと解釈されるも
のである。
【0049】
【実施例】実施例1 この実施例では、図1および図2を参照して説明した方
法により有機EL表示素子用基板を作製した。
【0050】すなわち、まず、ガラス製の支持基板11
上に、UV吸収性物質或いは色材を分散させたネガ型フ
ォトレジストを塗布・乾燥し、フォトレジスト層12を
形成した(図1(a))。
【0051】次に、ピッチ300μm、幅20μmのス
トライプ状のフォトマスクを用いて、レジスト層12に
対してUV露光・現像を行って、逆テーパ形状を有する
電気絶縁層13を形成した(図1(b))。
【0052】ついで、電気絶縁層13を形成したガラス
基板11上に、スパッタリング法により電気絶縁層13
とほぼ同じ厚みの銅層14を形成した(図1(c))。
【0053】この銅層4の上に、フォトレジスト層16
を形成した(図1(d))。
【0054】このフォトレジスト層16に対して、UV
露光・現像を行い、所望のレジストパターン17を形成
した(図2(a))。
【0055】次に、銅層14に対して、エッチングを行
った後、レジストパターン17を除去して、所望の銅バ
スライン18を形成した(図2(b))。
【0056】ついで、スパッタリング法により厚さ0.
1μmのITOパターン20を形成した。電気絶縁層1
3が逆テーパ形状になっていることから、ITO層20
は、形成されると同時に電気絶縁層の一方の側端部13
Aで切断され、自然にパターニングされた(図2
(c))。
【0057】しかる後、ネガレジスト21で電気絶縁層
13と銅バスライン18との間の隙間9を穴埋めし、有
機EL表示素子用基板を完成した(図2(d))。
【0058】実施例2 実施例1で作製した有機EL表示素子用基板(図2
(d))上に、ITOライン20および銅バスライン1
8と直交するように、工字型隔壁41を図5を参照して
説明した方法により形成し、隔壁付有機EL表示素子用
基板を完成した(図4)。
【0059】実施例3 実施例1および実施例2でそれぞれ作製した有機EL表
示素子用基板および隔壁付有機EL表示素子用基板の電
気絶縁層13をそれぞれカラーフィルター層(R、G、
B)により構成し、カラーフィルター付有機EL表示素
子用基板およびカラーフィルターと隔壁付有機EL表示
素子用基板(図7参照)を完成した。
【0060】実施例4 実施例1で作製した有機EL表示素子用基板、および実
施例2で作製した隔壁付有機EL表示素子用基板上に、
それぞれ、有機発光層31、第2電極ライン32を順次
真空蒸着し、封止層14で封止して本発明の有機EL表
示素子を作製した(図3、図6)。
【0061】実施例5 実施例3で作製したカラーフィルター付有機EL表示素
子用基板およびカラーフィルターと隔壁付有機EL表示
素子用基板上に、それぞれ、有機発光層31、第2電極
ライン32を順次真空蒸着し、封止層33で封止して本
発明の有機EL表示素子を形成した(図7)。
【0062】以上の実施例で作製した有機EL表示装置
において、従来よりもより一層の第1電極ラインの低抵
抗化が図れた。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、第
1電極ラインとしての透明導電膜ラインと支持基板との
間の領域に透明導電膜と接して導電性バスラインを透明
導電膜ラインの下に設けることにより有機EL表示素子
の駆動電圧を下げることができる。本発明によれば、こ
のように設けた導電性バスラインの厚みは透明導電膜の
厚みの制限を受けないことから、第1電極ラインのより
一層の低抵抗化を達成することができる。また、この導
電性バスラインがブラックストライプとして機能を有し
得るためEL表示素子のコントラストを向上することが
できる。更に、電気絶縁層またはカラーフィルター層を
逆テーパ形状とすることにより、透明導電膜が形成され
ると同時にパターニングされ得るため、透明導電膜のパ
ターニング工程を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機EL表示素子用基板の製造工程を
説明するための概略断面図。
【図2】図1から引き続く、本発明の有機EL表示素子
用基板の製造工程を説明するための概略断面図。
【図3】本発明の有機EL表示素子の概略断面図。
【図4】本発明の隔壁付有機EL表示素子用基板の概略
断面図。
【図5】工字型隔壁の形成原理を説明するための概略断
面図。
【図6】本発明の隔壁付有機EL表示素子用基板を用い
た有機EL表示素子の概略断面図。
【図7】本発明のカラーフィルター付有機EL表示素子
を示す概略断面図。
【符号の説明】
11…支持基板 12…UV吸収性物質または色材を分散させたネガ型レ
ジスト層 13…電気絶縁層 13A…電気絶縁層の導電性バスラインと接触しない側 13B…電気絶縁層の導電性バスラインと接触する側 14…バスラインのための導電材料層 14c…段差部 15…隙間 16…フォトレジスト 17…レジストパターン 18…導電性バスライン 19…隙間 20…第1電極ライン(透明導電膜ライン) 21…電気絶縁物質 31…有機発光媒体 32…第2電極ライン 33…封止層 41…工字型隔壁 41a…ひさし 41b…すそ 51…基板 52…ネガ型フォトレジスト 52a…感光部 53…フォトマスク 53a…窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湊 孝夫 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 伊藤 祐一 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB02 AB06 AB17 AB18 BA06 BB06 CA01 CA02 CA05 CB01 DA00 EB00 FA01 FA03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに離間して配置された複数の第1電
    極ライン、および該第1電極ラインと実質的に平行に延
    びる複数の導電性バスラインを支持基板上に備え、各第
    1電極ラインは該支持基板から間隔をもって配置され、
    かつその一方の側端部がそれに隣接する1の導電性バス
    ラインの表面上に延在していることを特徴とする有機エ
    レクトロルミネッセンス表示素子用基板。
  2. 【請求項2】 各第1電極ラインが、該支持基板上に設
    けられた電気絶縁層上に設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス表示
    素子用基板。
  3. 【請求項3】 各電気絶縁層が、逆テーパ状に形成され
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載の有機
    エレクトロルミネッセンス表示素子用基板。
  4. 【請求項4】 各電気絶縁層の両側のうち、一方が該導
    電性バスラインと接触し、他方がそれと隣接する導電性
    バスラインとの間に隙間を有することを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれか1項に記載の有機エレクトロル
    ミネッセンス表示素子用基板。
  5. 【請求項5】 各電気絶縁層とそれに隣接する該導電性
    バスラインとの間の該隙間の幅が、1〜500μmであ
    ることを特徴とする請求項4に記載の有機エレクトロル
    ミネッセンス表示素子用基板。
  6. 【請求項6】 各電気絶縁層とそれに隣接する導電性バ
    スラインとの間の該隙間に電気絶縁物質が充填されてい
    ることを特徴とする請求項4または5に記載の有機エレ
    クトロルミネッセンス表示素子用基板。
  7. 【請求項7】 各電気絶縁層が、UV吸収性物質あるい
    は色材を分散させたネガ型レジストからなることを特徴
    とする請求項2ないし6のいずれか1項に記載の有機エ
    レクトロルミネッセンス表示素子用基板。
  8. 【請求項8】 第1電極ラインが陽極であり、電気絶縁
    層が、カラーフィルター層を構成することを特徴とする
    請求項2ないし7のいずれか1項に記載の有機エレクト
    ロルミネッセンス表示素子用基板。
  9. 【請求項9】 導電性バスラインが、Ni、Cu、C
    r、Ti、Fe、Co、Au、Ag、Al、Pt、P
    h、Pd、PbおよびSn並びにこれらの金属元素の少
    なくとも1種を含む合金からなる群の中から選ばれた金
    属材料により形成されることを特徴とする請求項1ない
    し8のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセ
    ンス表示素子用基板。
  10. 【請求項10】 導電性バスラインの高さが0.1〜1
    00μmであり、その幅が1〜500μmである請求項
    1〜10のいずれかに記載の有機エレクトロルミネッセ
    ンス表示素子用基板。
  11. 【請求項11】 前記導電性バスラインの基板に接する
    面に吸光性層を設けることを特徴とする請求項1ないし
    10のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセ
    ンス表示素子用基板。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれか1項に
    記載の有機エレクトロルミネッセンス表示素子用基板上
    に該第1電極ラインと交差する複数の隔壁を有し、該隔
    壁は、上部にひさし、下部にすそを有することを特徴と
    する有機エレクトロルミネッセンス表示基板。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれか1項に
    記載の有機エレクトロルミネッセンス表示素子用基板上
    に発光用媒体と第2電極ラインおよび封止層を有するこ
    とを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス表示素
    子。
  14. 【請求項14】 支持基板上に、それぞれ逆テーパ形状
    を有する複数の電気絶縁層を形成し;該電気絶縁層を有
    する該支持基板のほぼ全面上に、導電性材料層を形成
    し;該導電性材料層を、その該支持基板表面上に残存す
    る部分が各電気絶縁層の一方の側端と接触し、かつ他方
    の側端とは分離するようにして、その該電気絶縁層上の
    部分を除去することによってそれぞれ該電気絶縁層とそ
    の該一方の側端においてのみ接続する複数の導電性バス
    ラインを形成し;該電気絶縁層と該導電性バスラインと
    を有する支持基板上に第1電極層を形成することにより
    各電気絶縁層上からその電気絶縁層に接続する導電性バ
    スライン上に延在し、各電気絶縁層の該他方の側端側で
    互いに分離した複数の第1電極ラインを形成することを
    特徴とする有機エレクトロルミネッセンス表示素子用基
    板の製造方法。
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