JP4001125B2 - El表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、高精細のEL(エレクトロルミネセンスの略)表示装置に関する。さらに詳しくは、液晶表示装置など他の表示装置にも応用可能な金属バスラインを有するEL表示装置に関する。
単純マトリックス駆動EL表示装置は、薄型、軽量、低コスト、自発光で高輝度という利点を有するために、次世代フラットパネルディスプレイとして期待されている。単純マトリックス駆動EL表示装置の場合、透光性陽極基板上の陽極に使用されているのはストライプ状の透明導電膜である。
有機EL表示装置は電流駆動型である。この場合、高精細、大面積になるほど陽極ラインのアスペクト比(長さ/幅)が大きくなり、陽極ラインの電気抵抗が高くなる。その結果十分な輝度を得るために必要な電流を陽極ラインに流すと、陽極ラインの抵抗による電圧降下が大きくなり、その分、駆動電圧が大きくなる問題があり、陽極の電気抵抗を下げる必要が生じる。液晶表示装置やAC型無機EL表示装置は電圧駆動型であるが、面内の表示特性を均一にするためには透明導電膜を含む電極ラインの低抵抗化が必要である。
本発明はこれらの問題点を解決するためになされたものであり、高精細、大画面のEL表示装置において、陽極の電気抵抗を下げて十分な輝度を得ることを可能としたEL表示装置およびその製造方法を提供することにある。
本発明において上記目的を達成するために、まず、請求項1においては、透光性絶縁基板上に透明導電膜を含む複数の陽極ラインと金属層を含む複数の陰極ラインが少なくとも発光媒体を挟持しかつ相互に交差してなるEL表示装置において、陽極ラインの透明導電膜と前記透光性絶縁基板との間の領域に透明導電膜と接して導電性材料からなる金属バスラインを設け、金属バスライン透光性絶縁基板と接する面に吸光性層を設け透明電極と透光性絶縁基板の間の領域で、かつ各金属バスラインに隣接する領域に電気絶縁層を設けたことを特徴とするEL表示装置としたものである。
また、請求項2においては、透光性絶縁基板上に透明導電膜を含む複数の陽極ラインと金属層を含む複数の陰極ラインが少なくとも発光媒体を挟持しかつ相互に交差してなるEL表示装置において、陽極ラインの透明導電膜と前記透光性絶縁基板との間の領域に透明導電膜と接して導電性材料からなる金属バスラインを設け、金属バスライン透光性絶縁基板と接する面に吸光性層を設け透明電極と透光性絶縁基板の間の領域で、かつ各金属バスラインに隣接する領域に電気絶縁層を設け、電気絶縁層と透明導電膜との間にオーバーコート層を設けたことを特徴とするEL表示装置としたものである。
また、請求項3においては、前記オーバーコート層が、SiO2からなることを特徴とする請求項2に記載のEL表示装置としたものである。
また、請求項においては、前記金属バスラインに用いる導電性材料が、Ni、Cu、Cr、Ti、Fe、Co、Au、Ag、Al、Pt、Rh、Pd、Pb、Snまたはこれらの金属元素を一成分以上含む合金から選ばれたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のEL表示装置としたものである。
また、請求項においては、前記吸光性層が、金属酸化物からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のEL表示装置としたものである。
また、請求項においては、前記金属バスの高さが0.1〜10μmであり、その幅が5〜500μmである請求項1〜のいずれかに記載のEL表示装置としたものである。
また、請求項7においては、前記電気絶縁層が、カラーフィルター層を形成することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のEL表示装置としたものである。
また、請求項においては、透光性絶縁基板上に透明導電膜を含む複数の陽極ラインと金属層を含む複数の陰極ラインが少なくとも発光媒体を挟持しかつ相互に交差してなるEL表示装置の製造方法において、前記透光性絶縁基板上に吸光性層を形成する工程と、前記吸光性層上に金属バスライン層を形成する工程と、前記金属バスライン層上にレジストパターンを形成し、エッチングにより吸光性層のパターン及び金属バスラインを形成する工程と、ネガ型感光性樹脂を前記金属バスラインが形成されている透光性基板の面に塗布し、前記透光性絶縁基板側から露光し、電気絶縁層を形成する工程と、前記電気絶縁層上にオーバーコート層を形成する工程と、を少なくとも有することを特徴とするEL表示装置の製造方法としたものである。
また、請求項9においては、前記オーバーコート層が、SiO2からなることを特徴とする請求項8に記載のEL表示装置の製造方法としたものである。
また、請求項10においては、透光性絶縁基板上に透明導電膜を含む複数の陽極ラインと金属層を含む複数の陰極ラインが少なくとも発光媒体を挟持しかつ相互に交差してなるEL表示装置の製造方法において、前記透光性絶縁基板上に吸光性層を形成する工程と、前記吸光性層上にレジストパターンを形成し、エッチングにより吸光性層のパターンを形成する工程と、ネガ型感光性樹脂を吸光性層のパターンが形成されている透光性基板の面に塗布し、前記透光性絶縁基板側から露光し、電気絶縁層を形成する工程を繰り返し、カラーフィルター層を形成する工程と、前記カラーフィルター層上にオーバーコート層を形成する工程と、前記カラーフィルター層の開口部に金属バスライン層を形成する工程と、を少なくとも有することを特徴とするEL表示装置の製造方法としたものである。
本発明によれば、陽極ラインの透明導電膜と透光性絶縁基板の間の領域に透明導電膜と接して金属バスラインを透明導電膜の下にを設けることによりEL表示装置の駆動電圧を下げることができる。また、この金属バスラインがブラックストライプとしての機能を有するため、EL表示装置のコントラストを向上することができる。更に、電気絶縁層又はカラーフィルター層の形成に裏露光法を用いるため、マスクを用いることなく精度のよいパターンを作成できる。
以下、本発明を詳細に説明する。本発明のEL表示装置における透光性絶縁基板としては、石英基板、ガラス基板、プラスチック基板等が使用できる。
本発明における透明導電膜を含む複数の陽極ラインとしてはITO(酸化インジウムスズ複合酸化物)や酸化インジウム亜鉛複合酸化物、酸化亜鉛アルミニウム等が使用できる。
本発明における金属層を含む複数の陰極ラインとしては、MgAg、AlLi、CuLi等が使用できる。
本発明における発光媒体としては、9,10−ジアリールアントラセン誘導体、サリチル塩酸、ピレン、コロネン、ペリレン、ルブレン、テトラフェニルブタジエン、9,10−ビス(フェニルエチニル)アントラセン、8−キノリノラートリチウム、Alq、トリス(5,7−ジクロロ、8−キノリノラート)アルミニウム錯体、トリス(5−クロロ−8−キノリノラート)アルミニウム錯体、ビス(8−キノリノラート)亜鉛錯体、トリス(5−フルオロ−8−キノリノラート)アルミニウム錯体、トリス(4−メチル−5−トリフルオロメチル−8−キノリノラート)アルミニウム錯体、トリス(4−メチル−5−シアノ−8−キノリノラート)アルミニウム錯体、ビス(2−メチル−5−トリフルオロメチル−8−キノリノラート)、4−(4−シアノフェニルフェノラート)アルミニウム錯体、ビス(2−メチル−5−シアノ−8−キノリノラート),4−(4−シアノフェニルフェノラート)アルミニウム錯体、トリス(8−キノリノラート)スカンジウム錯体、ビス〔8−(パラ−トシル)アミノキノリン〕亜鉛錯体およびカドミウム錯体、1,2,3,4−テトラフェニルシクロペンタジエン、ペンタフェニルシクロペンタジエン、ポリ−2,5−ジヘプチルオキシ−パラ−フェニレンビニレン、あるいは特開平4−31488号公報、米国特許51416571号、同4769292号で言及されている蛍光物質やN,N’−ジアリール置換ピロロピロール化合物などがあげられる。
本発明の主たる特徴である金属バスラインに用いる導電性材料としては、Ni、Cu、Cr、Fe、Co、Au、Ag、Pt、Rh、Pd、Pb、Snまたはこれらの金属元素を一成分以上含む合金から選ばれたものであることが好ましい。金属バスラインをメッキで形成する場合にはPb−Sn、Ni−Co、Ni−Sn等の合金が適してい
る。
これら材料による金属バスラインはそのラインの両端の抵抗ができるだけ低いことが望ましく、1000オーム以下であることが望ましく、さらに望ましくは100オーム以下の抵抗値であることが望ましい。しかし、バスラインの幅は、EL光の透過率を確保するため、画素の最大幅の1/2以下であることが望ましく、さらに望ましくは1/4以下であることが望ましい。かつ、陽極ラインの幅の1/20以下の線幅ではバスラインの抵抗を十分低くできないため、画素の最大幅の1/20より太いことが望ましい。バスラインの高さは、通常0.1μm以上の高さで形成することが望ましく、さらに望ましくは通常のカラーフィルタ層の厚さの1μm程度以上必要である。かつ、EL光の放射方向を制限し視野角が狭まることを防ぐために50μm以下の高さに形成することが望ましい。
例えば陽極ラインの幅100μmに対して、2E−6Ωcmの抵抗率の銅を主体とした金属を用い長さ7cmのバスラインを形成する場合、バスラインの幅を画素幅の1/4の25μm、高さを5μmとすると、バスラインの両端の抵抗値は10オーム程度になり、ITOのみからなる陽極ラインの数百分の1の抵抗となり、陽極ラインによる電圧降下によるエネルギー損失を防ぐことができる。
また、金属バスラインの透光性絶縁基板に接する面に金属酸化物等の不透明材料からなる吸光性層を設けることも好適に行われる。これにより、ブラックストライプとしての機能を持たせ、外光の反射を防止することによって、EL表示装置のコントラストを向上することが可能となる。
また、前記陽極ラインの透明導電膜と透光性絶縁基板の間の領域で、かつ各金属バスラインに隣接する領域に吸光型、干渉型、蛍光波長変換型等のカラーフィルター層を形成することにより、本発明のEL表示装置をカラー化することが可能となる。
以下、本発明のEL表示装置の一例を図1、図3に基づき説明する。透光性絶縁基板1の上に、透明または色材を分散させたネガ型感光性樹脂からなる電気絶縁層5Bが設けられ、その間隙に酸化クロム/クロム/Cu(金属バスライン4)/クロムのラインが設けられてなる。フルカラーの場合には、透光性絶縁基板1の上に、電気絶縁層(カラーフィルター層)5Bが設けられ、その間隙に酸化クロム/クロム/Cu(金属バスライン4)のラインが設けられてなる。以下、オーバーコートパターン層6B、透明導電パターン層7B、正孔輸送層8、電子輸送性発光層9、陰極10、封止層11が設けられてなる。
以下、本発明のEL表示装置の製造方法の一例を示す。まず、透光性絶縁基板上にスパッタリングで酸化クロム/クロム/Cu/クロム層を形成し、次に、酸化クロム/クロム/Cu/クロム層の上に、ロールコート、スピンコート、ブレードコート法などでレジスト層を形成する。次に、レジスト層に対して露光・現像操作を行い、酸化クロム/クロム/Cu/クロム層をパターンニングするためのマスクを形成する。次に、ウェットエッチングで酸化クロム/クロム/Cu/クロム層をパターンニングし、金属バスラインを形成する。
そして金属バスラインを形成した透光性絶縁基板の表面に透明または色材を分散させたネガ型感光性樹脂層を塗布する。裏露光法で金属バスライン表面の樹脂を除去し、電気絶縁性層を形成する。
フルカラーの場合には、まず、透光性絶縁基板上にスパッタリングで酸化クロム/クロム/Cu層を形成し、次に、酸化クロム/クロム/Cu層の上に、ロールコート、スピンコート、ブレードコート法などでレジスト層を形成する。次に、レジスト層に対して露光・現像操作を行い、酸化クロム/クロム/Cu層をパターンニングするためのマスクを形成する。次に、ウェットエッチングで酸化クロム/クロム/Cu層をパターンニングし、金属バスラインの下地を形成する。
そしてRGB三色の画素に対応するカラーフィルター層を形成してから、オーバーコート層を塗布する。この後、オーバーコート層に対して露光・現像操作を行い、パターンを形成する。
その後、パターンの中に光沢CuメッキでCuの金属バスラインを形成する。表面平滑化の必要に応じてCMP法で表面研磨を行う。
次に、無機絶縁体からなるオーバーコート層をスパッタリング法で形成し、フォトリソグラフィーでパターンを形成する。
次に、透明導電膜をスパッタリング法で形成し、フォトリソグラフィーで透明導電膜のパターンを形成する。透明導電膜を加熱処理して、結晶化し、透明性と導電性を向上させる。
この後、正孔輸送層、電子輸送性発光層、陰極を順次真空蒸着し、封止する。
まず、透光性絶縁基板1上にスパッタリングで(酸化クロム/クロム)(200nm)/Cu(1000nm)/クロム(100nm)層を形成した(図2(a))。
次に、フォトリソグラフィー技術およびウェトエッチングによって酸化クロム/クロム/Cu/クロムライン4Aを形成した(図2(b))。
次に、金属バスラインを形成した透光性絶縁基板の表面に透明または色材を分散させたネガ型感光性樹脂層5A(3μm)を塗布した(図2(c))。
裏露光法で金属バスライン表面の樹脂を除去し、電気絶縁層5Bを形成した(図2(d))。
次に、スパッタリングでSiOからなるオーバーコート層6Aを形成した(図2(e))。
次に、フォトリソグラフィー技術およびウェトエッチングまたはドライエッチングによってオーバーコートパターン層6Bを形成した(図2(f))。
次に、スパッタリングで透明導電膜7Aを形成した(図2(g))。
次に、フォトリソグラフィー技術およびウェトエッチングによって透明導電膜パターン層7Bを形成した(図2(h))。さらに、透明性と導電性を向上させるために、空気中230℃で1時間加熱処理を行い、透明導電膜を結晶化した。
正孔輸送層8、白色発光型電子輸送性発光層9、陰極10を順次真空蒸着し、封止層11で封止して本発明のEL表示装置を形成した(図2(i))。
まず、透光性絶縁基板1上にスパッタリングで下地層の(酸化クロム/クロム)(200nm)/Cu(100nm)を形成した(図4(a))。
次に、フォトリソグラフィー技術およびウェトエッチングによって金属バスラインの下地2、3を形成した(図4(b))。
R、G、Bの色材を含むネガ型感光性樹脂を用い、塗布・露光・現像の工程を繰り返し、カラーフィルター層(電気絶縁層)5Bを形成した(図4(c))。
次に、厚さ3μmのオーバーコート層(FVR:富士薬品工業製)6Aをスピンコート法により形成した(図4(d))。
次に、オーバーコート層6Aに対して露光・現像操作を行い、金属バスライン下地2、3上の所定の位置に幅30μmの開孔部4Bを有する厚さ3μmのオーバーコートパターン層6Bを形成した(図4(e))。
次に、光沢Cuメッキ法により、開孔部4Bの中にCuを3μm堆積させた後、CMP法で研磨し、金属バスライン4を形成した(図4(f))。
次に、透明導電膜7Aをスパッタリングで形成した(図4(g))。
次に、フォトリソグラフィー技術およびウェトエッチングによって透明導電膜パターン層7Bを形成した(図4(h))。さらに、透明性と導電性を向上させるために、空気中230℃で1時間加熱処理を行い、透明導電膜を結晶化した。
次に、フォトリソグラフィー技術およびウェト、ドライエッチング技術を用いて透明導電膜パターンの周辺部での素子の劣化を防ぐために有機または無機材料からなる保護膜7Cのパターンを形成した。
最後に、正孔輸送層8、白色発光型電子輸送性発光層9、陰極10を順次真空蒸着し、封止層11で封止して本発明の有機EL表示装置を形成した(図4(i))。
本実施例での工程は実施例2と全く同じである。しかし、カラーフィルター層の配置は図6に示すように実施例2の配置(図5)と垂直に設けられている。
本発明のモノクロEL表示装置の一例の断面の構造を示す説明図である。 本発明のモノクロEL表示装置の一実施例の製造工程を示す説明図である。 本発明のフルカラーEL表示装置の一例の断面の構造を示す説明図である。 本発明のフルカラーEL表示装置の一実施例の製造工程を示す説明図である。 図3に示すフルカラーEL表示装置の正面の構造を示す説明図である。 本発明のフルカラーEL表示装置の一例の正面の構造を示す説明図である。
符号の説明
1 …透光性絶縁基板
2 …酸化クロム/クロム層
3 …クロム層(図1、2)、Ni/Cu層(図3、4)
4 …Cu層(金属バスライン)
4A…酸化クロム/クロム/Cu/クロムライン(図2)
4B…金属バスラインをメッキで形成するための開口部(図4)
5A…透明または色材を分散させたネガ型感光性樹脂層
5B…電気絶縁層(図1、2)またはカラーフィルター層(図3、4)
6A…オーバーコート層
6B…オーバーコートパターン層
7A…透明導電膜
7B…透明導電膜パターン層
8 …正孔輸送層
9 …電子輸送性発光層
10…陰極
11…封止層

Claims (10)

  1. 透光性絶縁基板上に透明導電膜を含む複数の陽極ラインと金属層を含む複数の陰極ラインが少なくとも発光媒体を挟持しかつ相互に交差してなるEL表示装置において、
    陽極ラインの透明導電膜と前記透光性絶縁基板との間の領域に透明導電膜と接して導電性材料からなる金属バスラインを設け
    金属バスライン透光性絶縁基板と接する面に吸光性層を設け
    透明電極と透光性絶縁基板の間の領域で、かつ各金属バスラインに隣接する領域に電気絶縁層を設けたことを特徴とするEL表示装置。
  2. 透光性絶縁基板上に透明導電膜を含む複数の陽極ラインと金属層を含む複数の陰極ラインが少なくとも発光媒体を挟持しかつ相互に交差してなるEL表示装置において、
    陽極ラインの透明導電膜と前記透光性絶縁基板との間の領域に透明導電膜と接して導電性材料からなる金属バスラインを設け
    金属バスライン透光性絶縁基板と接する面に吸光性層を設け
    透明電極と透光性絶縁基板の間の領域で、かつ各金属バスラインに隣接する領域に電気絶縁層を設け
    電気絶縁層と透明導電膜との間にオーバーコート層を設けたことを特徴とするEL表示装置。
  3. 前記オーバーコート層が、SiO2からなることを特徴とする請求項2に記載のEL表示装置。
  4. 前記金属バスラインに用いる導電性材料が、Ni、Cu、Cr、Ti、Fe、Co、Au、Ag、Al、Pt、Rh、Pd、Pb、Snまたはこれらの金属元素を一成分以上含む合金から選ばれたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のEL表示装置。
  5. 前記吸光性層が、金属酸化物からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のEL表示装置。
  6. 前記金属バスの高さが0.1〜10μmであり、その幅が5〜500μmである請求項1〜5のいずれかに記載のEL表示装置。
  7. 前記電気絶縁層が、カラーフィルター層を形成することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のEL表示装置。
  8. 透光性絶縁基板上に透明導電膜を含む複数の陽極ラインと金属層を含む複数の陰極ラインが少なくとも発光媒体を挟持しかつ相互に交差してなるEL表示装置の製造方法において、
    前記透光性絶縁基板上に吸光性層を形成する工程と、
    前記吸光性層上に金属バスライン層を形成する工程と、
    前記金属バスライン層上にレジストパターンを形成し、エッチングにより吸光性層のパターン及び金属バスラインを形成する工程と、
    ネガ型感光性樹脂を前記金属バスラインが形成されている透光性基板の面に塗布し、前記透光性絶縁基板側から露光し、電気絶縁層を形成する工程と、
    前記電気絶縁層上にオーバーコート層を形成する工程と、
    を少なくとも有することを特徴とするEL表示装置の製造方法。
  9. 前記オーバーコート層が、SiO2からなることを特徴とする請求項8に記載のEL表示装置の製造方法。
  10. 透光性絶縁基板上に透明導電膜を含む複数の陽極ラインと金属層を含む複数の陰極ラインが少なくとも発光媒体を挟持しかつ相互に交差してなるEL表示装置の製造方法において、
    前記透光性絶縁基板上に吸光性層を形成する工程と、
    前記吸光性層上にレジストパターンを形成し、エッチングにより吸光性層のパターンを形成する工程と、
    ネガ型感光性樹脂を吸光性層のパターンが形成されている透光性基板の面に塗布し、前記透光性絶縁基板側から露光し、電気絶縁層を形成する工程を繰り返し、カラーフィルター層を形成する工程と、
    前記カラーフィルター層上にオーバーコート層を形成する工程と、
    前記カラーフィルター層の開口部に金属バスライン層を形成する工程と、
    を少なくとも有することを特徴とするEL表示装置の製造方法。
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