JP2000194552A - デ―タの利用方法及びデ―タ処理装置並びに記録媒体 - Google Patents

デ―タの利用方法及びデ―タ処理装置並びに記録媒体

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JP2000194552A
JP2000194552A JP10368571A JP36857198A JP2000194552A JP 2000194552 A JP2000194552 A JP 2000194552A JP 10368571 A JP10368571 A JP 10368571A JP 36857198 A JP36857198 A JP 36857198A JP 2000194552 A JP2000194552 A JP 2000194552A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ量を増大させることなく、複数のライセ
ンスレベルに応じてデータの利用を制限することを可能
とし、データの適正な利用を図ること。 【解決手段】記録媒体ST上において管理可能な複数の
区画にわたって記録された一連のデータDTをデータ処
理装置によって利用するための利用方法であって、デー
タDTのうちの利用を可能とする1つ又は複数の区画を
指定するためのリンク情報LA,LBを、ライセンスレ
ベルに対応して記録媒体STに複数種類格納しておき、
利用者がライセンスレベルを選択することによって、選
択されたライセンスレベルに対応するリンク情報LA,
LBを用いることを可能として構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ、主として
映像データ、音声データ、又はテキストデータなどのコ
ンテンツデータの利用方法、及びデータ処理装置並びに
記録媒体に関する。
【0002】CDーROMなどの記録媒体に記録された
コンピュータプログラム及びコンテンツデータなどにつ
いて、それらが模倣盗用されることを防止して適正な利
用を図るために、種々の暗号鍵を用いてスクランブルを
かけることが行われている。マルチメディアの進展にと
もなってデータ量が飛躍的に増大する中、スクランブル
のための処理を効率的に行って適正な利用を推進する必
要がある。
【0003】
【従来の技術】従来より、プログラム及びコンテンツデ
ータなどをCDーROMなどの記録媒体により提供する
場合に、その適正な利用を図るために、暗号鍵を用いて
データにスクランブルをかけることが行われている。ス
クランブルを解除するための暗号鍵は、例えば、電話又
は通信などにより、データの提供者の側からそれらデー
タの利用を申し出た利用者に対して伝達される。その際
に、データの提供者の側において、利用者に対し、必要
に応じて課金処理を行う。
【0004】また、1つのデータについて、サンプル版
(デモ版)と製品版との2種類のデータを1つの記録媒
体に記録して提供することが行われている。その場合
に、提供者は、サンプル版についてはスクランブルをか
けることなく、製品版についてはスクランブルをかけて
記録する。利用者は、サンプル版についてはそのまま無
償で利用できるが、製品版については、スクランブルを
解除するための暗号鍵などを有償で取得する必要があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、スク
ランブルのかかっていないサンプル版とスクランブルの
かけられた製品版との2種類のデータが重複して記録さ
れるため、データ量が増大していた。そのため、記録媒
体に記録可能なコンテンツ又はプログラムの量が少なく
なり、コスト高の要因となっていた。
【0006】また、サンプル版及び製品版といった単純
な2種類のライセンスレベルのみではなく、もっと多く
の種類のライセンスレベルに応じてデータを提供する場
合には、それぞれの種類に応じたデータを記録する必要
があり、データ量がさらに増大することとなる。
【0007】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、従来のようにデータ量を増大させることなく、複
数のライセンスレベルに応じてデータの利用を制限する
ことを可能とし、データの適正な利用を図ることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、図1乃至図6に示すように、記録媒体ST上にお
いて管理可能な複数の区画BKにわたって記録された一
連のデータDTをデータ処理装置によって利用するため
の利用方法であって、前記データDTのうちの利用を可
能とする1つ又は複数の区画BKを指定するためのリン
ク情報Lを、ライセンスレベルに対応して前記記録媒体
STに複数種類格納しておき、利用者がライセンスレベ
ルを選択することによって、選択されたライセンスレベ
ルに対応するリンク情報Lを用いることを可能としたも
のである。
【0009】請求項2の発明に係る方法は、記録媒体S
T上において管理可能な複数の区画BKにわたって記録
された一連のデータDTをデータ処理装置によって利用
するための利用方法であって、前記データDTのうちの
利用を可能とする1つ又は複数の区画BKを指定するた
めのリンク情報Lを、ライセンスレベルに対応して前記
記録媒体STに複数種類格納しておき、利用者がライセ
ンスレベルを選択することによって、選択されたライセ
ンスレベルに対応するリンク情報Lを用いることを可能
とするとともに、前記ライセンスレベルに応じた課金処
理を前記データDTの提供者において行うことを可能と
したものである。
【0010】請求項3の発明に係る方法では、前記デー
タDTは、第1の暗号鍵K1によってスクランブルがか
けられた状態で前記記録媒体ST上に記録されている。
【0011】請求項4の発明に係る方法では、前記ライ
センスレベルとして、ライセンス有りとライセンス無し
との2種類のライセンスレベルが設定されており、ライ
センス有りに対応する前記リンク情報LAは、第2の暗
号鍵K2によってスクランブルがかけられている。
【0012】請求項5の発明に係る方法では、前記第2
の暗号鍵K2は前記記録媒体ST上に記録されており、
前記データ処理装置に入力されたパスワードが正当であ
るときに前記第2の暗号鍵K2を使用可能とする。
【0013】請求項6の発明に係る方法では、前記デー
タ処理装置に入力されたユーザIDが正当であるとき
に、前記記録媒体ST上に記録されたアプリケーション
プログラムAP1が、選択されたリンク情報Lによって
指定された区画BKに記録されたデータDTの内容を、
前記データ処理装置から出力するように制御する。
【0014】請求項7の発明に係る方法では、記録媒体
ST上において管理可能な複数の区画にわたって且つ第
1の暗号鍵K1によってスクランブルがかけられた状態
で記録された一連のデータDTをデータ処理装置によっ
て利用するための利用方法であって、前記データDTの
うちの利用を可能とする1つ又は複数の区画BKを指定
するためのリンク情報Lを、ライセンスレベルに対応し
て前記記録媒体STに複数種類格納しておき、利用者が
ライセンスレベルを選択することによって、選択された
ライセンスレベルに対応して前記利用者への課金処理を
行うとともに、前記利用者に前記第1の暗号鍵K1を取
得させて前記データ処理装置による前記データDTの複
号化を可能とし、選択されたライセンスレベルに対応す
るリンク情報Lを用いて、前記データDTの内容を前記
データ処理装置から出力する。
【0015】請求項8の発明に係る方法では、前記ライ
センスレベルとして、ライセンス有りとライセンス無し
との2種類のライセンスレベルが設定されており、ライ
センス有りに対応する前記リンク情報LAは、第2の暗
号鍵K2によってスクランブルがかけられている。
【0016】請求項9の発明に係る方法では、前記第2
の暗号鍵K2は前記記録媒体ST上に記録されており、
前記データ処理装置に入力されたパスワードが正当であ
るときに前記第2の暗号鍵K2を使用可能とする。
【0017】請求項10の発明に係る方法では、前記デ
ータ処理装置に入力されたユーザIDが正当であるとき
にのみ、前記データDTの内容の出力を可能とする。
【0018】請求項11の発明に係る装置では、記録媒
体ST上において管理可能な複数の区画BKにわたって
記録された一連のデータDTを利用するためのデータ処
理装置であって、前記データDTのうちの利用を可能と
する1つ又は複数の区画BKを指定するためのリンク情
報Lを格納するリンク情報格納手段10aと、ライセン
スレベルを選択するための選択入力手段13,14と、
選択されたライセンスレベルに対応するリンク情報Lを
用いて前記データDTの内容を出力する手段15,17
と、を有してなる。
【0019】請求項12の発明に係る装置では、前記デ
ータDTは、第1の暗号鍵K1によってスクランブルが
かけられた状態で前記記録媒体ST上に記録されてお
り、選択されたライセンスレベルに対応して前記利用者
への課金処理が行われるともに、前記利用者が前記第1
の暗号鍵K1を取得して前記データ処理装置による前記
データの複号化を可能とするように構成される。
【0020】請求項13の発明に係る装置では、前記ラ
イセンスレベルとして、ライセンス有りとライセンス無
しとの2種類のライセンスレベルが設定されており、ラ
イセンス有りに対応する前記リンク情報LAは、第2の
暗号鍵K2によってスクランブルがかけられている。
【0021】請求項14の発明に係る装置では、前記第
2の暗号鍵K2は前記記録媒体ST上に記録されてお
り、前記データ処理装置に入力されたパスワードが正当
であるときに前記第2の暗号鍵K2を使用可能とする。
【0022】請求項15の発明に係る装置では、前記デ
ータ処理装置に入力されたユーザIDが正当であるとき
にのみ、前記データDTの内容の出力を可能とする。
【0023】請求項16の発明に係る記録媒体は、デー
タ処理装置によって利用するために、管理可能な複数の
区画BKにわたって一連のデータDTを記録した記録媒
体STであって、前記データDTのうちの利用を可能と
する1つ又は複数の区画BKを指定するためのリンク情
報Lが、ライセンスレベルに対応して複数種類格納され
てなる。
【0024】請求項17の発明に係る記録媒体では、前
記データDTは、第1の暗号鍵K1によってスクランブ
ルがかけられた状態で記録されている。
【0025】請求項18の発明に係る記録媒体では、前
記ライセンスレベルとして、ライセンス有りとライセン
ス無しとの2種類のライセンスレベルが設定されてお
り、ライセンス有りに対応する前記リンク情報LAは、
第2の暗号鍵K2によってスクランブルがかけられてい
る。
【0026】請求項19の発明に係る記録媒体は、デー
タ処理装置によって利用するために、管理可能な複数の
区画BKにわたって一連のデータを記録した記録媒体S
Tであって、前記データDTのうちの利用を可能とする
1つ又は複数の区画BKを指定するための、ライセンス
レベルに対応した複数種類のリンク情報Lと、前記ライ
センスレベルを選択するための選択入力画面HG1を表
示するための表示制御プログラムAP1と、選択された
ライセンスレベルに対応するリンク情報Lを用いて前記
データDTの内容を出力する出力処理プログラムAP1
と、が記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るデータ処理装
置1を示すブロック図、図2は記録媒体STに記録され
ているデータの例を示す図、図3はコンテンツデータD
T1の記録状態の例を示す図、図4はリンク領域LAの
記録状態の例を示す図、図5はリンク領域LBの記録状
態の例を示す図、図6は記録媒体STを利用する際に表
示面HGに表示される初期メニュー画面HG1の例を示
す図である。
【0028】図1において、データ処理装置1は、処理
装置10、ハードディスク装置11、媒体ドライブ装置
12、キーボード13、マウス14、表示装置15、プ
リンタ装置16、及びスピーカ装置17などから構成さ
れる。
【0029】ハードディスク装置11には、種々のデー
タ及びプログラムが予め記憶され、また、媒体ドライブ
装置12によって読み取られた記録媒体STの内容が記
憶される。媒体ドライブ装置12は、記録媒体STをセ
ットすることにより、記録媒体STからのデータの読み
出し又は書き込みが可能である。記録媒体STとして、
CDーROM、MO、DVD、フロッピィディスク、又
はコンパクトフラッシュメモリなど、種々のものが用い
られるが、媒体ドライブ装置12として、それら記録媒
体STに対応した装置が用いられる。
【0030】キーボード13及びマウス14は、利用者
が操作することによって、各種のIDコード(識別コー
ド)、パスワード、暗号鍵、又はその他のデータ又はコ
マンドなどを入力することが可能である。
【0031】表示装置15の表示面HGには、記録媒体
STを利用する際の初期メニュー画面HG1、IDコー
ド、パスワード、又は暗号鍵などを手動で入力する場合
のその入力画面、記録媒体STに記録されたコンテンツ
データによる映像、その他の種々のデータ又は画像など
が表示される。プリンタ装置16には、表示装置15に
表示される種々の画面の内容、その他のデータ又は画像
をプリントすることが可能である。スピーカ装置17か
らは種々の音声が出力される。
【0032】処理装置10は、CPU、RAM及びRO
Mなどのメモリ、その他の種々の周辺素子、モデムなど
の通信制御装置などを有する。処理装置10は、記録媒
体STが媒体ドライブ装置12にセットされたときに、
媒体ドライブ装置12に対してその内容を読み取るよう
に指令を出す。読み取ったデータ、例えば記録媒体ST
に記録されているコンテンツデータDT、リンク情報
L、ファイルシステムFSなど、及び受信したパスワー
ド及び第1の暗号鍵K1などは、メモリ10aに記憶さ
れる。処理装置10は、記録媒体STに記録されたプロ
グラム、又は記録から読み込まれてハードディスク装置
11又はメモリなどに記憶されたプログラムなどによっ
て、種々の処理を実行し、その結果を表示装置15又は
スピーカ装置17に出力し、又はセンター3などの外部
に出力する。なお、処理装置10は、回線18を介して
ネットワークNWに接続され、センター3との通信が可
能である。
【0033】図2において、記録媒体STには、コンテ
ンツデータDT1,2…、アプリケーションAP1、フ
ァイルシステムFS、リンク情報LA,LB,LC…、
ユーザID(UID)、及び暗号鍵K2Sなどが記録さ
れている。
【0034】コンテンツデータDT1,2は、例えば、
映画(動画)又は静止画などの映像データ、又は音楽、
朗読、自然音などの音声データなどである。データベー
スであってもよく、またプログラムであってもよい。各
コンテンツデータDT1,2は、記録媒体ST上におい
て管理可能な複数の区画、つまり、例えば、複数のセク
タBKにわたって記録されている。複数のボリュームに
わたって記録される場合もある。本実施形態において、
コンテンツデータDT1は、第1の暗号鍵K1によって
暗号化されている。
【0035】アプリケーションAP1は、コンテンツデ
ータDT1,2を利用するためのプログラムである。記
録媒体STの利用を開始すると、まずアプリケーション
AP1が起動し、図6に示すような記録媒体STの利用
に当たっての初期メニュー画面HG1が、表示装置15
の表示面HGに表示される。
【0036】ファイルシステムFSは、コンテンツデー
タDT及びアプリケーションAP1などの記録状態を管
理するための仕組みである。コンテンツデータDTなど
のデータは、それぞれ、複数のセクタにわたって記録さ
れているが、ファイルシステムFSは、どのデータがど
のセクタに又はどのアドレスに記録されているかを管理
する。ファイルシステムFSの管理するアドレス情報を
旨く組み合わせることによって、長いデータの中から必
要なものだけを取り出すことができる。
【0037】図3に示すように、コンテンツデータDT
1は、「0」から「7」までの各セクタBK0〜7にわ
たって記録されている。各セクタBK0〜7へのアクセ
スの際の開始アドレスAB0〜7は、ファイルシステム
FSによって管理されている。また、コンテンツデータ
DT2は、「8」以降のセクタBKに記録されている。
本実施形態においては、アプリケーションAP1は、各
コンテンツデータDT1を利用するに際して、リンク情
報Lとして記録されたアドレス情報を用いる。つまり、
リンク情報LAとして記録されたアドレス情報によっ
て、順次、それらによって指定されたセクタBKに記録
されたデータを読み出す。
【0038】リンク情報LA,LB,LC…は、各コン
テンツデータDTにおいて、利用者による利用を可能と
する1つ又は複数のセクタBKを指定するための情報で
ある。1つのコンテンツデータDTに対して、1つ又は
複数のリンク情報Lが設けられている。リンク情報Lが
複数ある場合には、それらは、通常、ライセンスレベル
に対応して設けられている。
【0039】本実施形態においては、コンテンツデータ
DT1に対して、2つのリンク情報LA,LBが設けら
れている。リンク情報LAは、製品版のライセンスレベ
ルに対応し、リンク情報LBはサンプル版のライセンス
レベルに対応する。リンク情報LAは、第2の暗号鍵K
2によって暗号化されている。リンク情報LBは暗号化
されていない。
【0040】図4(A)に示すように、リンク情報LA
は、コンテンツデータDT1の全部を順次読み出すこと
ができるアドレス情報を暗号化したものである。すなわ
ち、リンク情報LAは、コンテンツデータDT1の各セ
クタBK0〜7にアクセスするためのアドレスAB0〜
7を暗号化した情報AS0〜7である。リンク情報LA
を第2の暗号鍵K2によって復号化すると、図4(B)
に示す復号化リンク情報LARとなる。したがって、製
品版のコンテンツデータDT1の読み出しの際には、図
4(B)に示す復号化リンク情報LARが用いられる。
【0041】図5に示すように、リンク情報LBは、コ
ンテンツデータDT1の一部のみを順次読み出すことの
できるアドレス情報である。本実施形態においては、リ
ンク情報LBは、コンテンツデータDT1のうちの、
「0」「2」「4」の各セクタBKのみを読み出すため
のアドレス情報AB0,2,4である。
【0042】なお、本実施形態においては、リンク情報
LBがアドレス情報AB0,2,4からなっているが、
他のセクタBKを読み出すアドレス情報ABであっても
よい。また、他の種々のセクタBKの組み合わせからな
るアドレス情報ABを、それぞれのライセンスレベルに
応じたリンク情報Lとして設けておいてもよい。その場
合に、課金の有無などに応じて、それらのリンク情報L
を、第2の暗号鍵K2又は他の暗号鍵Kによって暗号化
しておいてよい。リンク情報Lは、ファイルシステムF
Sの一部として構成してもよい。
【0043】ユーザIDは、当該記録媒体ST又はコン
テンツデータDTに対してユニークに付与されたもので
ある。ユーザIDは、センター3との間の通信によっ
て、パスワード及び第1の暗号鍵K1などを取得する際
に用いられる。
【0044】暗号鍵K2Sは、第2の暗号鍵K2をパス
ワードによって暗号化したものであり、パスワードによ
り復号化することによって、第2の暗号鍵K2となる。
第2の暗号鍵K2は、上に述べたように、リンク情報L
Aの復号化に用いられる。
【0045】なお、パスワード及び第1の暗号鍵K1な
どを取得するには、種々の公知の方法を用いることが可
能である。例えば、センター3との通信によって、デー
タ処理装置1からセンター3に対して、ユーザID、及
び利用者の選択したライセンスレベルなどを送信し、そ
れに対応して、センター3からデータ処理装置1に対
し、パスワード及び第1の暗号鍵K1を送信する。コン
テンツIDなども同時に送信してもよい。センター3か
らの送信の際に、利用者の選択したライセンスレベルに
応じて、センター3の側で利用者に対する課金処理を行
う。課金処理として、例えば、予納金からの引き落と
し、キャッシュカードからの引き落とし、クレジットカ
ードを経由した引き落としなどが用いられる。
【0046】次に、記録媒体STの製作方法及びコンテ
ンツデータDT1の利用方法について、フローチャート
を参照して説明する。
【0047】図7は記録媒体STの製作の手順を示すフ
ローチャート、図8は記録媒体STの利用の手順を示す
フローチャート、図9は記録媒体STの利用時における
センター3における処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0048】図7において、記録媒体STの製作に当た
って、コンテンツデータDTを暗号化する(スクランブ
ルをかける)ための第1の暗号鍵K1を生成する(#1
1)。第1の暗号鍵K1を用いて、コンテンツデータD
Tを暗号化する(#12)。サンプル版及び製品版のリ
ンク情報LAR,LBを生成する(#13)。第2の暗
号鍵K2を生成する(#14)。第2の暗号鍵K2を用
いて、リンク情報LARを暗号化し、リンク情報LAを
生成する(#15)。パスワードを生成し(#16)、
パスワードにより第2の暗号鍵K2を暗号化して暗号鍵
K2Sを生成する(#17)。
【0049】なお、暗号化に当たっては種々の公知の方
法を用いることが可能である。例えば、リンク情報LA
Rを暗号化する場合に、1バイトの第2の暗号鍵K2を
生成し、リンク情報LARの各バイトのデータと第2の
暗号鍵K2との排他的論理和を求め、得られたデータを
暗号化されたリンク情報LAとする。
【0050】コンテンツデータDTを暗号化したデー
タ、暗号鍵K2S、リンク情報LA,LB、及びアプリ
ケーションAP1などを、記録媒体STに記録する(#
18)。
【0051】図8において、記録媒体STを購入した利
用者は、記録媒体STをデータ処理装置1の媒体ドライ
ブ装置12にセットし(#21)、アプリケーションA
P1を起動する(#22)。これによって、図6に示す
初期メニュー画面HG1が表示面HGに表示される(#
23)。
【0052】メニューとして、コンテンツの種類、サン
プル版又は製品版のいずれかの選択ボタンが表示され
る。この画面HG1において、いずれかを選択すると
(#24)、選択したコンテンツの識別コード、ユーザ
ID、サンプル版又は製品版に応じたライセンスレベル
が、センター3へ送信される(#25)。ライセンスレ
ベルに応じて処理の選択枝が別れる(#26)。
【0053】製品版が指定された場合には、記録媒体S
Tに記録されたリンク情報LA及び第2の暗号鍵K2が
取り出される(#27,28)。利用者の製品版に対応
する支払いのための処理が行われる(#29)。この処
理は、例えばセンター3の側での課金処理として実行さ
れる。
【0054】センター3からパスワード及び第1の暗号
鍵K1を取得し(#30)、パスワードによって暗号鍵
K2Sを復号化して第2の暗号鍵K2を生成する(#3
1)。第2の暗号鍵K2を用いて、リンク情報LAを復
号化し、復号化リンク情報LARを得る(#32)。
【0055】リンク情報LAに基づいて、コンテンツデ
ータDT1の記録された各セクタを順次指定し、データ
を読み出す(#33)。読み出したデータを、第1の暗
号鍵K1を用いて復号化する(#34)。復号化したデ
ータを出力する(#35)。すなわち、データが映像デ
ータ又はテキストデータである場合には、その映像又は
テキストが表示面HGに表示され、音声データである場
合には、スピーカ装置17から音声が出力される。
【0056】サンプル版が指定された場合には、記録媒
体STに記録されたリンク情報LBが取り出され(#4
1)、センター3から第1の暗号鍵K1を取得する(#
42)。サンプル版である場合には、センター3の側で
の課金処理は実行されない。その後、リンク情報LBに
基づいてコンテンツデータDT1のセクタが指定され、
順次読み出される(#33)。読み出されたデータは、
第1の暗号鍵K1によって復号化され(#34)、出力
される(#35)。
【0057】図9において、センター3の側でユーザI
Dなどのデータ及びライセンスレベルを受信すると(#
51)、ライセンスレベルに応じた処理が行われる。製
品版である場合には、利用者に対する課金処理が行われ
(#53)、パスワード及び第1の暗号鍵K1が利用者
に送信される(#54)。サンプル版である場合には、
第1の暗号鍵K1が利用者に送信される(#55)。
【0058】このように、種々のライセンスレベルに対
応したリンク情報LA,LBを記録媒体STに記録し、
アプリケーションAP1がリンク情報LA,LBに基づ
いてコンテンツデータDT1を読み出すようになってい
るので、記録媒体STには、1つのコンテンツデータD
T1については1つのデータのみを記録しておけばよ
い。したがって、従来のようにコンテンツデータを重複
して記録する必要がなく、データ量が低減する。しか
も、種々のライセンスレベルに応じた多数のリンク情報
Lを記録しておくことができ、種々の利用形態に容易に
対応することができる。したがって、従来のようにデー
タ量を増大させることなく、少ないデータ量で、複数の
ライセンスレベルに応じてデータの利用を制限し、又は
利用を図ることが可能となり、データの適正な利用に貢
献することができる。
【0059】特に、上に述べたコンテンツデータDT1
では、全体のデータの繋がりがシームレスであるため、
必要な部分のみの取り出しを選択することができる。つ
まり、各セクタに記録されたデータのみを再生し、それ
なりに意味のある映像又は音声などとして出力すること
ができる。この点、コンテンツデータでないプログラム
の場合には、データを区切ってしまうことによって全く
機能を有さなくなることがあるので、サブルーチンなど
のように1つの処理機能を有する閉じたプログラム又は
データを、他のプログラム又はデータと混合しないよう
に区画を管理する必要がある。
【0060】また、リンク情報LAにはスクランブルを
かけ、リンク情報LBにはスクランブルをかけていな
い。このように、ライセンスレベルに応じて、スクラン
ブルの有無、又はスクランブルを解除するための暗号鍵
を異ならせることができる。つまり、従来では、コンテ
ンツデータの全体にスクランブルがかかっているかいな
いかということでしかないが、本実施形態では、コンテ
ンツデータの任意の箇所にスクランブルをかけることが
できる。また、リンク情報Lにおいて、セクタなどの区
画の情報は連続的であっても間欠的であってもよい。
【0061】また、利用者において、記録媒体STのリ
ンク情報Lを書き換えることを可能としてもよい。
【0062】図10は記録媒体STのリンク情報Lの書
き換えの手順を示すフローチャートである。
【0063】図10において、利用者が、書き換えのた
めのパスワードを入力すると(#61)、そのパスワー
ドが一致したか否かが処理装置10において判断される
(#62)。一致している場合に、利用者はリンク情報
Lを書き換えることができる(#63)。なお、リンク
情報Lを書き換えるのではなく、コンテンツデータの中
身を書き換えることを可能としてもよい。パスワード
は、例えばセンターから取得するようにすればよい。
【0064】リンク情報Lとして、1つのコンテンツデ
ータDT1のみでなく、複数のコンテンツデータにわた
ったアドレス情報を用いてもよい。
【0065】図11は複数のコンテンツデータにわたっ
たアドレス情報を用いたリンク情報LEの例を示す図で
ある。
【0066】図11(A)に示すように、記録媒体ST
1には、音声データDT2Wが、「0」から「99」ま
でのセクタに記録されている。図11(B)に示すよう
に、映像データDT2Vが、「100」から「199」
までのセクタに記録されている。図11(C)に示すよ
うに、リンク情報LEとして、セクタ0,1,2の音声
データDT2Wを指定した後、セクタ108,109,
110の映像データDT2Vを指定し、最後には、セク
タ99の音声データDT2W、セクタ199の映像デー
タDT2Vを指定する。
【0067】このように、音声データDT2Wと映像デ
ータDT2Vとを、混合して順次出力するようにリンク
情報LEを構成することもできる。
【0068】上述の実施形態においては、リンク情報L
Aにはスクランブルをかけ、リンク情報LBにはスクラ
ンブルをかけていないが、リンク情報LBにもスクラン
ブルをかけてよい。第1の暗号鍵K1及びパスワードを
センター3から通信で得ているが、通信以外の手段、例
えば、電話、ファクシミリ、郵便などで得てもよい。ま
た、センター3から得ることなく、記録媒体STの中に
適当な方法で記録しておいてもよい。
【0069】上述の実施形態において、記録媒体STの
種類、記録の方法、記録される情報又はデータの種類、
個数、内容などは、種々変更することができる。暗号
鍵、パスワード、ユーザID、コンテンツIDなどの内
容、名称、その取得経路などは、適宜変更することがで
きる。その他、データ処理装置1の全体又は各部の構
成、処理の内容又は順序などは、本発明の趣旨に沿って
適宜変更することができる。
【0070】
【発明の効果】本発明によると、従来のようにデータ量
を増大させることなく、複数のライセンスレベルに応じ
てデータの利用を制限することが可能となり、データの
適正な利用に貢献することができる。
【0071】請求項2及び12の発明によると、ライセ
ンスレベルに応じた課金処理を行うことができる。
【0072】請求項3、7、及び17の発明によると、
データの模倣盗用の防止を図ることができる。
【0073】請求項4、5、8、9、13、及び18の
発明によると、ライセンス有りに対応するリンク情報に
よるデータの無断読み出しを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ処理装置を示すブロック図
である。
【図2】記録媒体に記録されているデータの例を示す図
である。
【図3】コンテンツデータの記録状態の例を示す図であ
る。
【図4】リンク情報LAの記録状態の例を示す図であ
る。
【図5】リンク領域LBの記録状態の例を示す図であ
る。
【図6】記録媒体を利用する際に表示面に表示される初
期メニュー画面の例を示す図である。
【図7】記録媒体の製作の手順を示すフローチャートで
ある。
【図8】記録媒体の利用の手順を示すフローチャートで
ある。
【図9】記録媒体の利用時におけるセンターにおける処
理手順を示すフローチャートである。
【図10】記録媒体のリンク情報Lの書き換えの手順を
示すフローチャートである。
【図11】複数のコンテンツデータにわたったアドレス
情報を用いたリンク情報LEの例を示す図である。
【符号の説明】
1 データ処理装置 3 センター(提供者) 10 処理装置 10a メモリ(リンク情報格納手段) 13 キーボード(選択入力手段) 14 マウス(選択入力手段) 15 表示装置(出力する手段) 17 スピーカ装置(出力する手段) HG 表示面 HG1 初期メニュー画面(選択入力画面) DT1,2 コンテンツデータ(一連のデータ) BK セクタ(区画) ST 記録媒体 LA,LB,LC,LD,LE リンク情報 K1 第1の暗号鍵 K2 第2の暗号鍵 K2S 暗号鍵(第2の暗号鍵) UID ユーザID AP1 アプリケーション(アプリケーションプログラ
ム、表示制御プログラム、出力処理プログラム)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体上において管理可能な複数の区画
    にわたって記録された一連のデータをデータ処理装置に
    よって利用するための利用方法であって、 前記データのうちの利用を可能とする1つ又は複数の区
    画を指定するためのリンク情報を、ライセンスレベルに
    対応して前記記録媒体に複数種類格納しておき、 利用者がライセンスレベルを選択することによって、選
    択されたライセンスレベルに対応するリンク情報を用い
    ることを可能とした、 ことを特徴とするデータの利用方法。
  2. 【請求項2】記録媒体上において管理可能な複数の区画
    にわたって記録された一連のデータをデータ処理装置に
    よって利用するための利用方法であって、 前記データのうちの利用を可能とする1つ又は複数の区
    画を指定するためのリンク情報を、ライセンスレベルに
    対応して前記記録媒体に複数種類格納しておき、 利用者がライセンスレベルを選択することによって、選
    択されたライセンスレベルに対応するリンク情報を用い
    ることを可能とするとともに、 前記ライセンスレベルに応じた課金処理を前記データの
    提供者において行うことを可能とした、 ことを特徴とするデータの利用方法。
  3. 【請求項3】前記データは、第1の暗号鍵によってスク
    ランブルがかけられた状態で前記記録媒体上に記録され
    ている、 請求項1又は請求項2記載のデータの利用方法。
  4. 【請求項4】前記ライセンスレベルとして、ライセンス
    有りとライセンス無しとの2種類のライセンスレベルが
    設定されており、 ライセンス有りに対応する前記リンク情報は、第2の暗
    号鍵によってスクランブルがかけられている、 請求項3記載のデータの利用方法。
  5. 【請求項5】前記第2の暗号鍵は前記記録媒体上に記録
    されており、 前記データ処理装置に入力されたパスワードが正当であ
    るときに前記第2の暗号鍵を使用可能とする、 請求項4記載のデータの利用方法。
  6. 【請求項6】前記データ処理装置に入力されたユーザI
    Dが正当であるときに、前記記録媒体上に記録されたア
    プリケーションプログラムが、選択されたリンク情報に
    よって指定された区画に記録されたデータの内容を、前
    記データ処理装置から出力するように制御する、 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のデータの利用
    方法。
  7. 【請求項7】記録媒体上において管理可能な複数の区画
    にわたって且つ第1の暗号鍵によってスクランブルがか
    けられた状態で記録された一連のデータをデータ処理装
    置によって利用するための利用方法であって、 前記データのうちの利用を可能とする1つ又は複数の区
    画を指定するためのリンク情報を、ライセンスレベルに
    対応して前記記録媒体に複数種類格納しておき、 利用者がライセンスレベルを選択することによって、選
    択されたライセンスレベルに対応して前記利用者への課
    金処理を行うとともに、前記利用者に前記第1の暗号鍵
    を取得させて前記データ処理装置による前記データの複
    号化を可能とし、 選択されたライセンスレベルに対応するリンク情報を用
    いて、前記データの内容を前記データ処理装置から出力
    する、 ことを特徴とするデータの利用方法。
  8. 【請求項8】前記ライセンスレベルとして、ライセンス
    有りとライセンス無しとの2種類のライセンスレベルが
    設定されており、 ライセンス有りに対応する前記リンク情報は、第2の暗
    号鍵によってスクランブルがかけられている、 請求項7記載のデータの利用方法。
  9. 【請求項9】前記第2の暗号鍵は前記記録媒体上に記録
    されており、 前記データ処理装置に入力されたパスワードが正当であ
    るときに前記第2の暗号鍵を使用可能とする、 請求項8記載のデータの利用方法。
  10. 【請求項10】前記データ処理装置に入力されたユーザ
    IDが正当であるときにのみ、前記データの内容の出力
    を可能とする、 請求項7乃至請求項9のいずれかに記載のデータの利用
    方法。
  11. 【請求項11】記録媒体上において管理可能な複数の区
    画にわたって記録された一連のデータを利用するための
    データ処理装置であって、 前記データのうちの利用を可能とする1つ又は複数の区
    画を指定するためのリンク情報を格納するリンク情報格
    納手段と、 ライセンスレベルを選択するための選択入力手段と、 選択されたライセンスレベルに対応するリンク情報を用
    いて前記データの内容を出力する手段と、 を有してなることを特徴とするデータ処理装置。
  12. 【請求項12】前記データは、第1の暗号鍵によってス
    クランブルがかけられた状態で前記記録媒体上に記録さ
    れており、 選択されたライセンスレベルに対応して前記利用者への
    課金処理が行われるともに、前記利用者が前記第1の暗
    号鍵を取得して前記データ処理装置による前記データの
    複号化を可能とした、 請求項11記載のデータ処理装置。
  13. 【請求項13】前記ライセンスレベルとして、ライセン
    ス有りとライセンス無しとの2種類のライセンスレベル
    が設定されており、 ライセンス有りに対応する前記リンク情報は、第2の暗
    号鍵によってスクランブルがかけられている、 請求項11記載のデータ処理装置。
  14. 【請求項14】前記第2の暗号鍵は前記記録媒体上に記
    録されており、 前記データ処理装置に入力されたパスワードが正当であ
    るときに前記第2の暗号鍵を使用可能とする、 請求項13記載のデータ処理装置。
  15. 【請求項15】前記データ処理装置に入力されたユーザ
    IDが正当であるときにのみ、前記データの内容の出力
    を可能とする、 請求項11乃至請求項14のいずれかに記載のデータ処
    理装置。
  16. 【請求項16】データ処理装置によって利用するため
    に、管理可能な複数の区画にわたって一連のデータを記
    録した記録媒体であって、 前記データのうちの利用を可能とする1つ又は複数の区
    画を指定するためのリンク情報が、ライセンスレベルに
    対応して複数種類格納されてなる、 ことを特徴とする記録媒体。
  17. 【請求項17】前記データは、第1の暗号鍵によってス
    クランブルがかけられた状態で記録されている、 請求項16記載の記録媒体。
  18. 【請求項18】前記ライセンスレベルとして、ライセン
    ス有りとライセンス無しとの2種類のライセンスレベル
    が設定されており、 ライセンス有りに対応する前記リンク情報は、第2の暗
    号鍵によってスクランブルがかけられている、 請求項17記載の記録媒体。
  19. 【請求項19】データ処理装置によって利用するため
    に、管理可能な複数の区画にわたって一連のデータを記
    録した記録媒体であって、 前記データのうちの利用を可能とする1つ又は複数の区
    画を指定するための、ライセンスレベルに対応した複数
    種類のリンク情報と、 前記ライセンスレベルを選択するための選択入力画面を
    表示するための表示制御プログラムと、 選択されたライセンスレベルに対応するリンク情報を用
    いて前記データの内容を出力する出力処理プログラム
    と、 が記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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