JP2000194507A - タッチ操作入力装置 - Google Patents

タッチ操作入力装置

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JP2000194507A
JP2000194507A JP37000398A JP37000398A JP2000194507A JP 2000194507 A JP2000194507 A JP 2000194507A JP 37000398 A JP37000398 A JP 37000398A JP 37000398 A JP37000398 A JP 37000398A JP 2000194507 A JP2000194507 A JP 2000194507A
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JP37000398A
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Inventor
Takuji Niisato
卓司 新里
Yoshimasa Kunimatsu
嘉昌 國松
Masahiro Takita
政広 滝田
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人の操作の癖に応じたタッチ操作位置を検
出することができるタッチ操作入力装置の提供を目的と
する。 【解決手段】 所定の自動車において、個人のIDを記
録してあるIDカードなどからID情報を読み取るID
リーダ64でIDを読み取り、個人のタッチ操作の際の
操作癖を補正するための補正値を記憶するメモリ66か
らIDに適合する補正値を読み取る。続いて、フォトト
ランジスタ46から出力される信号を基に入力パッドを
指でタッチした位置座標を算出し、入力パッドを押圧操
作することによって選択位置を決定する際、操作者の癖
などによって意図する操作位置がずれて位置決定されて
しまう場合があるが、メモリ66に記憶された補正値に
よって位置ずれ補正が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作面をタッチす
ることによって、タッチ操作情報を入力するタッチ操作
入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両においては、タッ
チ操作機能付きのディスプレイ装置を備えたものが増え
ている。この種のディスプレイ装置の一例としては、表
示画面に対するタッチ位置を光センサにより検出するよ
うに構成されている。
【0003】具体的には、表示画面の縦方向及び横方向
に対応して複数の並列光軸を形成するように投光素子と
受光素子とを配置し、表示画面を指でタッチすることに
より投光素子から受光素子に至る光軸が遮断されること
に基づいてタッチ範囲の中心位置を検出してその座標デ
ータを出力するように構成されている。
【0004】また、タッチ操作入力装置としてディスプ
レイ部とタッチ操作部を分けて、タッチ操作部を操作し
易い場所に配置するものもあり、このタッチ操作入力装
置の構成は、上述のような構成となっている。このよう
なタッチ操作入力装置は、タッチ操作部を車両において
操作し易い場所に配置することにより、利便的な操作を
提供することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
タッチ操作入力装置では、タッチ操作を行う指の姿勢や
動かし方に個人の操作の癖があり、ブラインド操作を行
った場合、個人の操作位置と検出位置に違いが生じ、意
図するタッチ操作位置を検出できない場合がある。ま
た、押圧操作時もぶれなどにより検出位置が変わるとい
う問題がある。
【0006】本発明は、上記問題を解決すべく成された
もので、個人の操作の癖に応じたタッチ操作位置を検出
することができるタッチ操作入力装置の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の操作機能項目を表示する表示部と、表示部と
は別に設けられ、タッチ操作することによって前記複数
の機能項目を選択入力するタッチパネルを備えたタッチ
操作部と、IDを認識するID認識手段と、タッチパネ
ルをタッチ操作する際のタッチ操作位置ずれの操作癖を
補正する補正値を記憶する記憶手段と、前記ID認識手
段によって、認識したIDに基づいて、前記記憶手段に
記憶された前記補正値を読み取りタッチ操作位置の補正
を行う補正手段と、を備えることを特徴としている。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、表示部に
複数の操作機能項目を表示し、タッチ操作部のタッチパ
ネルをタッチ操作することによって、表示部に表示され
た複数の操作機能項目を選択入力することができる。ま
た、ID認識手段によってIDを認識し、認識したID
に従って、記憶手段に記憶されたタッチパネルをタッチ
操作する際のタッチ操作位置ずれの操作癖を補正する補
正値を読み取り、タッチパネルを操作する際のタッチ操
作位置の補正を補正手段によって行うことによって、意
図するタッチ操作位置を検出することができる。このよ
うに、各個人によって異なる操作癖を補正することがで
きるため、各個人に快適な操作性を提供することができ
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記記憶手段に
記憶された前記補正値は、所定回の修正操作がなされた
場合に補正値が修正されることを特徴としている。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、所定回の
修正操作が行われた場合に、その修正操作に基づいて記
憶手段に記憶された補正値を修正することによって、補
正値を随時更新することができる。このように補正値を
随時更新することと学習機能を持たせることにより、各
個人に対して快適な操作性を提供することができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記記憶手段に
記憶される前記補正値は、複数種の補正値が記憶され、
少なくとも前記ID認識手段又は前記タッチ操作に基づ
いて適合する補正値が前記複数種の補正値から選択され
ることを特徴としている。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、複数種の
補正値を記憶手段に記憶しておき、少なくともID認識
手段又はタッチ操作に基づいて複数の補正値から適合す
る補正値を選択してタッチ操作位置の補正を行うことに
よって、様々な操作癖に対応したタッチ操作位置の補正
を行うことができる。このように、複数種の操作癖に対
する補正値を有し、操作者に応じて補正を行うことがで
きるため、各個人に対して快適な操作性を提供すること
ができる。例えば、複数種の操作癖リストなどをテンプ
レートとして記憶しておくことにより、容易に様々な操
作癖に対する補正を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態は車両
用のディスプレイシステムに本発明を適用したものであ
る。
【0014】図1は車両用のディスプレイシステム10
の全体構成を示している。この車両用のディスプレイシ
ステム10は、エアコン、オーディオ、ナビゲーション
システム等の自動車に付帯する付帯装備の操作を行うも
のであり、ディスプレイ12及びタッチ操作入力装置
(以下、タッチトレーサと称す)とによって主に構成さ
れている。
【0015】ディスプレイ12は、運転者及び同乗者が
容易に視認することができるインストルメントパネルの
中央部に配置され、エアコン、オーディオの操作状況や
ナビゲーションシステムの案内地図画面等を表示するも
のであり、タッチトレーサ14からの操作入力情報に応
じて所定の画面を表示するようになっている。
【0016】タッチトレーサ14は、運転者が容易に操
作することができる場所、例えば、運転席ドアの肘掛部
やセンターコンソール等に配置され、タッチ操作入力に
よってエアコン、オーディオ、ナビゲーションシステム
等の付帯装備の操作を行うものである。
【0017】タッチトレーサ14は、図2のタッチトレ
ーサ正面図に示すように、タッチトレーサ14の中央部
に入力パッド16が配置され、入力パッド16の周囲と
なる位置には、各種のモードを選択する選択ボタンが配
置されている。これらの選択ボタンとしては、現在地ボ
タン18、目的地ボタン20、メニューボタン22、エ
アコンボタン24、オーディオボタン26、画質ボタン
28が設けられており、これらのモード選択ボタンを押
圧操作することにより、選択されたモードに対応する画
面がディスプレイ12に表示される。
【0018】タッチ操作を入力するための入力パッド1
6は、図3に示すように円弧状の指ガイド溝30が、縦
2本、横1本それぞれ交差するように形成されており、
運転者が入力パッドを見ることなく入力パッドの操作位
置を触手で認識することができる。また、指ガイド溝3
0が円弧状の溝となっていることにより、指を縦方向及
び横方向にスライドする場合に指を容易にガイドするこ
とができ操作時の操作ブレを防止することができる。な
お、指ガイド溝30の位置は、ディスプレイ12に表示
されるボタン表示部の位置に対応して設けられており、
運転者又は同乗者がブラインド操作により任意のボタン
を選択することが可能である。
【0019】さらに、図4に示すようにディスプレイ1
2に表示される画面上(図4は、メニュー画面72を示
す)には、入力パッド16に形成された指ガイド溝30
が画面上に表現され、入力パッド16とディスプレイ1
2画面との位置関係を容易に認識することができる。ま
た、ディスプレイ12を見ながら指ガイド溝30が形成
された入力パッド16をタッチ操作することによって、
指定されたディスプレイ12画面上の項目が色反転する
ようになっている。すなわち、入力パッド16の操作位
置を確認することなくブラインド操作が可能であり、デ
ィスプレイ12画面のみを見ることによって容易に操作
を行うことができる。
【0020】次に、図5及び図6を参照してタッチトレ
ーサ14の内部構造について説明する。図5は、タッチ
トレーサ14の一部を破断にして示す正面図であり、図
6は、タッチトレーサ14の一部を破断にして示す横断
面図である。
【0021】タッチトレーサ14は、アウターケーシン
グA32及びアウターケーシングB34によって外枠が
構成され、タッチトレーサ14の底面となるアウターケ
ーシングB34にプリント配線基板36が配置され、そ
の上方にプリント配線基板38が配置されている。プリ
ント配線基板36の中央部にはタッチ用スイッチ40が
搭載されていると共に、圧縮コイルバネ42が配設され
ており、圧縮コイルバネ42は、タッチ用スイッチ40
を中心に挿入するように配設され、入力パッド16を図
6矢印M方向に向かって付勢している。タッチ用スイッ
チ40は、入力パッド16でタッチ操作された位置に対
して、位置を決定するためのスイッチであり、入力パッ
ド16上の所望の位置をタッチした後に入力パッド16
毎押圧操作することにより、タッチ用スイッチ40のス
イッチがオンされる。
【0022】また、圧縮コイルバネ42の付勢に対し
て、アウターケーシングB34には入力パッド16の外
周を抑止するために略T字形状34aに成形された部材
が設けられており、このアウターケーシングB34の入
力パッド16を抑止する略T字形状34aは、入力パッ
ド16の任意の位置を押圧操作してタッチ用スイッチ4
0をオンする場合は、入力パッド16の支点として作用
するものである。
【0023】プリント配線基板38上には光センサユニ
ットが搭載されている。この光センサユニットは、複数
のLED44とフォトトランジスタ46とを並列光軸を
形成するように対向配列すると共に、LED44及びフ
ォトトランジスタ46はプリント配線基板38の電気回
路に接続さている。また、これらのLED44及びフォ
トトランジスタ46は、それぞれ隣接するLED44又
はフォトトランジスタ46とを遮光する遮光部材48で
覆われて構成されており、対向配列されたLED44と
フォトトランジスタ46に必要とされる光以外をこの遮
光部材48で遮光するようになっている。
【0024】また、プリント配線基板38上には複数の
操作用スイッチ50が搭載されており、上述した各種の
モードを選択する選択ボタン18〜28に対する操作に
応じて対応する操作用スイッチ50がオンするようにな
っている。
【0025】図7は、LED44及びフォトトランジス
タ46の配列状態を示している。図7において、図示縦
方向光軸(以下、Xラインと称する)として15本が設
定されていると共に、図示横方向光軸(以下、Yライン
と称する)として11本が設定されている。この場合、
XラインとYラインとのそれぞれにおいてLED44と
フォトトランジスタ46とは交互に並列配置されてい
る。また、並列配置されたLED44及びフォトトラン
ジスタ46において、フォトトランジスタ46は隣接す
るLED44よりも後方に配設されており、これにより
Xライン及びYラインの光軸ピッチを低寸法化すること
ができる。
【0026】図8は、ディスプレイシステム10の電気
的構成を示すブロック図である。ディスプレイシステム
10は、タッチトレーサ14に配置されたLED44、
フォトトランジスタ46、タッチ用スイッチ40、操作
用スイッチ50がタッチトレーサコントローラ60に接
続されており、更にタッチトレーサコントローラ60に
はエアコン、オーディオ、ナビゲーションシステム等の
付帯装備を制御する制御部62、ディスプレイ12に接
続されている。
【0027】また、タッチトレーサコントローラ60
は、所定の自動車において、個人のIDを記録してある
ドアの施錠開錠やエンジンスタートを行う機能を有する
カードキーからID情報を読み取るIDカードリーダ6
4に接続されていると共に、個人のタッチ操作の際の操
作癖を補正するための補正値を記憶するメモリ66に接
続されている。なお、メモリ66には、予め複数種の操
作癖を補正する補正値がテンプレートとして記憶されて
いると共に、記憶された補正値に適合するIDが割り付
けられるようになっている。
【0028】また、メモリ66に記憶された補正値は、
タッチ操作を行うことによって変化する操作癖に対応し
て随時更新する学習機能を備えており、操作者の癖が変
化しても対応できるようになっている。
【0029】タッチトレーサコントローラ60は、ID
カードリーダ64によって読み取られたIDからメモリ
66に記憶されたIDの内、適合する補正値を読み取
る。
【0030】続いてタッチトレーサコントローラ60
は、Xライン及びYラインに配置されたLED44を点
灯させ、LED44から投光された光を受光するフォト
トランジスタ46の信号を検出し、フォトトランジスタ
46から出力される信号を基に入力パッド16を指でタ
ッチした位置座標を算出する。なお、指でタッチした位
置座標は、Xライン、Yラインそれぞれの遮光されたラ
インの中心位置座標を算出して、この算出された中心位
置座標を入力パッド16上のタッチ位置としている。さ
らに、入力パッド16を押圧操作することによって選択
位置を決定する際、操作者特有の操作癖によって意図す
る操作位置がずれて位置決定されてしまう場合がある
が、ID及びタッチ操作に基づいてメモリ66に記憶さ
れた補正値を用いることによって位置ずれ補正が行われ
る。これによって、操作者に特有の操作癖を補正するこ
とができるため、操作者が意図する操作位置を指示する
ことができる。
【0031】また、タッチトレーサコントローラ60
は、上述の算出された指でタッチした位置座標をディス
プレイ12の表示に対応した位置座標に変換してディス
プレイ12へ出力する。ディスプレイ12は、タッチト
レーサコントローラ60から出力された位置座標情報を
基に指でタッチしている画面上の位置を画面に表示す
る。この画面上の位置表示は、選択項目が色反転するこ
とによって表示されるようになっている。なお、この画
面表示は矢印等による表示でもよい。
【0032】入力パッドで選択項目が決定された状態で
タッチ用スイッチ40が押圧操作されるとタッチトレー
サコントローラ60にタッチ用スイッチ40の信号が出
力され、タッチトレーサコントローラ60は、ディスプ
レイ12の選択された項目の表示するための信号を制御
部62へ出力する。この時上述したように、操作癖を補
正する補正値に基づいて選択された選択項目位置座標を
制御部62へ出力するため、操作癖による誤操作を防止
することができる。
【0033】制御部62では、選択された項目に従った
画面に切り替えるための情報をディスプレイに出力する
ことによってディスプレイ12に表示された画面が選択
された項目の画面へと切り替わる。また、タッチトレー
サ14の操作用スイッチ50が押圧操作されると押圧操
作されたモードを選択する選択ボタン18〜28に対応
する画面がディスプレイ12画面上に表示されるよう制
御部62によって制御される。
【0034】次に、本実施の形態におけるタッチトレー
サ14操作時の作用について、図9のフローチャートを
参照して説明する。
【0035】ステップ100で、イグニッションがオン
されると、ステップ102へ移行して、ディスプレイシ
ステム10のディスプレイ12に図10に示すようなナ
ビゲーションシステムの地図画面が表示される。続いて
ステップ103に移り、IDカード等によるID入力が
あったか否か判定される。ステップ103でID入力が
ないと判定されると後述するステップ108へ移行す
る。ステップ103でID入力があったと判定されると
ステップ104に移り、IDカードリーダによってID
カードに記憶されたIDが読み取られステップ106へ
移行する。ステップ106では、IDに基づく操作補正
値がメモリ66より読み取られる。この補正値は、予め
用意された操作補正値設定モード画面において設定タス
クを実行することによって設定され、押圧操作及び通常
のトレース時の位置検出の際に利用される。続いてステ
ップ108へ移行して、ステップ108では、モード選
択スイッチ18〜28が押されたか判定される。ステッ
プ108でモード選択スイッチ18〜28の何れかが押
された場合には、ステップ110へ移行する。ステップ
110では、図11に示すように押されたモード選択ス
イッチ18〜28に対応する画面が表示される。例え
ば、メニューボタン22が押された場合には、図4に示
すようなメニュー画面72が表示される。
【0036】ステップ108でモード選択スイッチ18
〜28の何れも押されなかった場合は、地図画面70が
表示されたまま、又、モード選択スイッチ18〜28の
何れか押された場合は、対応する図11に示す画面に切
り替わりステップ112へと移行する。
【0037】ステップ112では、フォトトランジスタ
46に入射される光が遮光検出されたか否か判定され
る。ステップ112で、否定判定されるとステップ10
8へ戻り、ステップ112の判定が肯定されるまで、上
述のステップ108〜112が繰り返される。
【0038】ステップ112で、肯定判定されるとステ
ップ114へ移行し、タッチトレーサコントローラ60
によって、入力パッド16上の指でタッチ操作されてい
る位置座標が算出され、ステップ116へと移行する。
ステップ116では、算出された指位置座標に基づいて
ディスプレイ12上の該当する選択項目が色反転表示さ
れる。続いて、ステップ118へと移行し、タッチ用ス
イッチ40が押されたか判定される。ステップ118で
否定判定されるとステップ108へと戻り、ステップ1
18で肯定判定されるまで、上述のステップ104〜1
18が繰り返される。
【0039】ステップ118で肯定判定されると、ステ
ップ120へ移行してステップ114及びステップ11
6で算出された指位置座標に基づいて選択され画面上で
色反転された項目に応じた画面表示及びその項目に従っ
た制御が制御部62によって実行される。ここで、タッ
チ用スイッチ40を押圧操作する際にステップ106で
メモリ66より読み取ったIDに基づく操作補正値に従
って操作位置補正が行われるため、各個人によって異な
るタッチ用スイッチ40の押圧方法による位置ずれを防
ぐことができる。続いてステップ122へ移行して、ス
テップ120で表示して実行された選択項目について修
正があるか判定される。ステップ122で、修正がある
場合は、再びステップ108へ戻り、ステップ122が
否定判定されるまでステップ108〜ステップ122が
行われる。ステップ122で否定判定されると、ステッ
プ124へと移行する。ステップ124では、ステップ
122で同一の修正が3回あったか判定される。ステッ
プ124で同一の修正が3回はないと判定されると否定
判定として、ステップ108へ戻り、上述のステップ1
08〜ステップ124が繰り返される。ステップ124
で同一の修正が3回あったと判定されるとステップ12
6へ移行し、ステップ126では、IDに基づいてメモ
リ66から読み取った操作補正値に対して修正が行わ
れ、修正補正値がメモリ66に記憶され、ステップ10
8へ戻り、ステップ108〜ステップ124が繰り返さ
れる。
【0040】このように、IDに基づいて操作補正を行
うため、操作者が意図する操作を行うことができる。ま
た、誤操作が3回(本実施の形態においては、3回とし
たがこれにかぎるものではない)連続して行われた場合
には、メモリ66に記憶された操作補正値を修正する学
習機能を備えているため、各個人に快適な操作性を提供
することができる。
【0041】なお、ステップ112で、修正回数(誤操
作)が多い場合には、IDの操作者とは異なると判断し
てデフォルト(補正値を用いないようにする)の設定処
理を追加してもよい。また、運転者ではなく助手席の同
乗者に対応するために、運転席側からの操作か助手席側
の操作かを判断する検出器を設けるようにしてデフォル
トの設定をしてもよい。例えば、検出器として、CCD
カメラにより、右手か左手かを検出するようにして、右
手の操作であると判定した場合には、補正値を用いない
ようにする。
【0042】また、ID認識を個人のIDを記録したド
アの施錠開錠やエンジンスタートを行うカードキーを読
み取るIDカードリーダ64によって行う構成としたが
これに限るものではなく、操作者を特定できるものであ
ればよい。例えば、指紋認識や声紋認識などによってI
Dを認識するようにしてもよい。
【0043】また、本実施の形態では、タッチ用スイッ
チ40を押圧操作のぶれを考慮したものであるが、入力
パッド16上をトレース入力する際にも上述のように操
作入力に対して補正することも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、個
人の操作の癖に応じたタッチ操作位置を検出することが
できるという優れた効果を有するタッチ操作入力装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるディスプレイシス
テムの構成を示す斜視図である。
【図2】タッチトレーサの正面図である。
【図3】入力パッドの正面図及び断面図である。
【図4】ディスプレイに表示されたメニュー画面を表す
図である。
【図5】タッチトレーサを破断して示す正面図である。
【図6】タッチトレーサを破断して示す横断面図であ
る。
【図7】LEDとフォトトランジスタの配置関係を示す
図である。
【図8】本実施の形態に係わるディスプレイシステムの
電気的構成を示すブロック図である
【図9】タッチトレーサ操作時の作用を示すフローチャ
ートである。
【図10】ディスプレイに表示された地図画面を示す図
である。
【図11】タッチトレーサへの操作に応じたディスプレ
イ表示画面を表す図である。
【符号の説明】
10 ディスプレイシステム 12 ディスプレイ 14 タッチトレーサ 60 タッチトレーサコントローラ 64 IDカードリーダ 66 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝田 政広 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Fターム(参考) 3D044 BA04 BA14 BA16 BA19 BA26 BA30 BB01 BC13 BD01 BD04 BD05 BD06 3G084 BA33 DA03 DA29 EB06 EB17 5B087 AA09 AD01 AE00 CC11 DD09 DE03 DJ01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の操作機能項目を表示する表示部
    と、 表示部とは別に設けられ、タッチ操作することによって
    前記複数の機能項目を選択入力するタッチパネルを備え
    たタッチ操作部と、 IDを認識するID認識手段と、 タッチパネルをタッチ操作する際のタッチ操作位置ずれ
    の操作癖を補正する補正値を記憶する記憶手段と、 前記ID認識手段によって、認識したIDに基づいて、
    前記記憶手段に記憶された前記補正値を読み取りタッチ
    操作位置の補正を行う補正手段と、を備えることを特徴
    とするタッチ操作入力装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶された前記補正値
    は、所定回の修正操作がなされた場合に補正値が修正さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のタッチ操作入力
    装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記憶される前記補正値
    は、複数種の補正値が記憶され、少なくとも前記ID認
    識手段又は前記タッチ操作に基づいて適合する補正値が
    前記複数種の補正値から選択されることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載のタッチ操作入力装置。
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