JP2000194416A - デ―タ表示装置及び方法 - Google Patents

デ―タ表示装置及び方法

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JP2000194416A
JP2000194416A JP37408998A JP37408998A JP2000194416A JP 2000194416 A JP2000194416 A JP 2000194416A JP 37408998 A JP37408998 A JP 37408998A JP 37408998 A JP37408998 A JP 37408998A JP 2000194416 A JP2000194416 A JP 2000194416A
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Shoji Yamazaki
昭司 山▲崎▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを間引いてグラフ表示し、膨大なデー
タであっても高速な表示を可能にし、かつ、データ分析
・検討期間を短縮するデータ表示方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】 許容変化量、データ補完方法、及び間引
き方法は、データ入出力端末装置2から入力され、デー
タ表示装置本体1に取り込まれる。データ検索処理部1
04によって検索された表示したいデータに対し、デー
タ入出力端末装置2から指定されたデータ表示方法に基
づいてデータの間引き及びデータ間の補完が、データ表
示処理部102、表示データ抽出処理部103、データ
検索処理部104、データ表示方法編集処理部105、
データ表示方法指示データ格納部106、データ格納部
107、データ通信処理部108、及び検索結果データ
格納部109により行われ、この結果がディスプレイ2
aにグラフ表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ表示装置及
び方法に関し、詳しくは、複数のデータを折れ線や曲線
グラフで表示するためのデータ表示方法及び装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プロセスの計測値等の時系列
的な変化を把握したいとき、CRTディスプレィ上にト
レンドデータをグラフで表示することが行われている。
例えば、特開平6−117876号公報のトレンドグラ
フ指示装置では、プロセスデータのサンプリング周期を
設定するサンプリング周期設定処理部と、データ表示部
でサンプリング周期設定処理部による処理データを表示
する周期を設定する表示周期設定部と、データ表示部で
表示するデータの表示期間を設定する表示期間設定部と
を備え、データのサンプリング間隔、データの表示周
期、及び表示期間を調節してトレンドグラフの表示を行
えるようにしている。この構成により、記録保存を不要
にし、また、設備構成を複雑にすることがない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、以下のような問題がある。すなわち、データ
の値の急激な変動を表示できるようにするには、サンプ
リング周期設定処理部でサンプリング周期を短くして表
示する必要があり、このとき、データ表示部は表示周期
設定部で設定されたデータ表示周期でデータを表示す
る。しかし、データを間引いて表示することができない
ため、蓄積された多量のデータをそのまま表示すること
になり、データ表示に多大の時間を要し、高速な情報処
理装置とデータ表示部が必要になり、満足できる装置に
仕上げるには多大な費用を要する。
【0004】また、データ表示のために多大の時間を要
するということは、データの分析・検討に多大の時間を
要することを意味し、実用性に難がある。
【0005】本発明は、上記従来技術の実情に鑑みてな
されたもので、複数のデータをグラフで表示する際、デ
ータを間引いて表示することにより、膨大なデータであ
っても高速な表示を可能にし、かつ、データ分析・検討
期間を短縮することのできるデータ表示方法及び装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する構成は、請求項1に記載のように、トレンド
データ等を表示装置の画面にグラフで表示するためのデ
ータ表示方法において、表示したいデータの隣接データ
間の変化量が許容値以下のときに前記データの間引き処
理を行い、該間引かれたデータの相互間の補完を行って
前記表示装置にグラフ表示を行うことを特徴とするデー
タ表示方法にある。
【0007】この方法によれば、表示対象のデータのデ
ータ間の変化量が計算され、その変化量が許容変化量以
下であれば、そのデータの間引きが行われ、さらに間引
かれたデータ位置の値が指定された補完方法で補完さ
れ、その結果がグラフ表示される。したがって、データ
が膨大であっても、高速なグラフ表示を安価に行うこと
ができ、データ分析・検討期問を短縮することができ
る。
【0008】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項2に記載のように、前記間引き方法
は、データ表示時間間隔またはデータ表示間引き数を指
定して間引きを行うことを特徴とするデータ表示方法に
ある。
【0009】この方法によれば、データの間引き処理
に、データ表示時間間隔、またはデータ表示間引き数を
指定することができるので、データ表示対象となるデー
タのサンプリング間隔やデータ総数を考慮することな
く、簡単にデータの間引きを行うことができる。
【0010】本出願に係る発明の目的を実現する構成
は、請求項3に記載のように、表示対象のデータを格納
する格納手段と、許容変化量、データ補完方法、及び間
引き方法を指定する入力手段と、前記格納手段に格納さ
れたデータの中から表示したいデータを検索する検索手
段と、検索された表示データを前記入力手段によって指
定されたデータ表示方法に基づいてデータの間引き及び
データ間の補完を行い、この処理結果を基にグラフ表示
を行う処理手段を有することを特徴とするデータ表示装
置にある。
【0011】この構成によれば、格納手段に格納された
データの中から検索されたデータが、入力手段で指定さ
れた許容変化量、データ補完方法、及び間引き方法に応
じて処理手段によりデータの間引き及びデータ間の補完
処理が実行される。この結果、データが膨大であって
も、高速なグラフ表示を安価に行うことができ、データ
分析・検討期問を短縮することができる。
【0012】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項4に記載のように、前記処理手段は、
データ表示時間間隔またはデータ表示間引き数を指定し
て前記間引きを行うことを特徴とするデータ表示装置に
ある。
【0013】この構成によれば、データの間引き処理
に、データ表示時間間隔、またはデータ表示間引き数を
処理手段によって指定することができ、データ表示対象
となるデータのサンプリング間隔やデータ総数を考慮す
ることなく、簡単にデータの間引きを行うことができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】(第1の実施の形態)図1は本発明のデー
タ表示装置の第1の実施の形態を示すブロック図であ
る。図1において、1はデータ表示装置本体、2はデー
タ入出力端末装置、3はプリンタ、4は通信線、5は加
工装置、6は測定装置である。 データ入出力端末装置
2は、ディスプレイ2a、キーボード2b、マウス2c
から構成されている。通信線4は各装置と接続され、接
続された各装置からデータ表示装置本体1に加工条件デ
ータ、測定結果データ等を転送する伝送線である。
【0016】データ表示装置本体1は、入出力制御処理
部101、データ表示処理部102、表示データ抽出処
理部103、データ検索処理部104、データ表示方法
編集処理部105、データ表示方法指示データ格納部1
06、装置データ格納部107、データ通信処理部10
8、及び検索結果データ格納部109を備えて構成され
ている。
【0017】入出力制御処理部101は、入出力端末2
からの入力とデータの表示、及びプリンタ3へのデータ
表示画面の印刷を実行する。データ表示処理部102は
検索結果データ格納部109に格納されたデータを、指
定されたデータ補完方法によって補完したグラフデータ
を作成し、これを入出力制御処理部101に転送し、入
出力処理部101はデータ入出力端末装置2のディスプ
レイにデータをグラフ表示する。表示データ抽出処理部
103は、データ表示方法指示データ格納部106に格
納された指示データに基づいて検索結果データ格納部1
09のデータの間引き処理を行い、その結果を検索結果
データ格納部109に格納する。データ検索処理部10
4は、入出力制御処理部101を介したデータ検索指示
に基づき装置データ格納部107のデータを検索し、そ
の検索結果を検索結果データ格納部109に格納する。
データ表示方法編集処理部105は、データ入出力端末
装置2からの信号を基に、データ表示方法指示データ格
納部106に格納されているデータの追加や変更を実行
する。データ通信処理部108は、通信線4を介して転
送されてきた加工装置5、測定装置6からのデータを受
け取り、装置データ格納部107にデータを格納する。
【0018】図2は、装置データ格納部107に格納さ
れるデータ構成の一例である。図2において、日時20
1は該当する加工機1でデータが取得された日時であ
り、装置名202はデータを出力した装置の名前であ
る。圧力203及び温度204は、該当する装置の加工
データである。ここでは、1台の装置(加工機1)から
最大2種(圧力、温度)のデータを入力できることがわ
かる。
【0019】本発明の実施の形態で説明する表示画面
は、ドロップダウンメニューと呼ばれるユーザインター
フェース技術を用いて表示されている。これは、情報処
理装置のマルチウインドウを有する表示画面の表示技術
として一般的に使用されているものであり、メニューの
場所をマウス2cでクリックすると、クリックされたメ
ニューの下に複数行のメニューが表示され、それらメニ
ューから必要なものを選択し、あるいは追加するなどが
行える。
【0020】図3は、データ表示方法編集処理部105
がデータ入出力端末装置2からの実行指示により起動さ
れた時にデータ入出力端末装置2のディスプレイ2aに
表示されるデータ表示方法編集画面の1例である。図3
において、表示方法名称301は表示方法指示データを
識別するために付ける名称であり、入力場所はドロップ
ダウンメニュー形式になっており、データ表示方法指示
データ格納部106に登録されている表示方法名称がメ
ニューになって表示される。登録済みのデータ表示方法
指示データを変更したい場合、このメニューから該当す
る名称を選択する。また、追加する場合は、新しい名称
をデータデータ入出力端末装置装置2のキーボードから
入力する。装置のプルダウンメニュー302は装置を選
択、追加するためのものである。データ種類のプルダウ
ンメニュー303は、プルダウンメニュー302で指定
した装置のデータが複数種ある場合、その中から1つの
データが選択される。装置名とデータ種類は、装置デー
タ格納部107のデータを検索することにより、プルダ
ウンメニューに表示される。許容変化量304は、或る
順序を持った隣り合う2つのデータの変化量の許容値を
設定するものであり、隣り合う2つのデータの変化量が
この値以下であれば、その値は表示しないと判断するよ
うになる。ここで、データ間の順序とは時間的なもの、
或いは重複しない順序を示す番号のことである。
【0021】間引き方法とは、間引きの方法と間引き数
を指定するための設定項目である。間引き方法として、
データ数305と時間307のいずれかを選択すること
ができる。データ数305及び時間307の項目の前に
ある○印はラジオボタンであり、このボタンをマウス2
cでクリックすることにより、データ数305と時間3
07のどちらかを選択できる。データ数305の後ろの
入力エリア306は、間引くデータ数を入力するための
ものである。間引きデータ数がNの設定は、連続してN
個の値の変化量が許容変化量以内である時、(N+1)
番目の値は間引きすることなく表示することを意味す
る。時間307の右側の入力エリアは、間引き時間間隔
を入力するためのものである。時間は秒単位で指定する
ものとし、M秒と指定した場合はデータのサンプリング
開始時刻をSとすれば、(S+nM)で計算される時刻
のデータが表示対象となる。ここでnは0〜mまでの整
数であり、mの最大値はデータのサンプリング完了時刻
から開始時刻を引いて求められるデータ収集時間を間引
き時間Mで割った値となる。
【0022】データのサンプリング間隔が間引き時間の
倍数でない時は、間引き時間から計算されるデータサン
プリング時刻に近いデータを表示対象とするものとす
る。補完方法とは離散的なデータの間を線により補完す
る場合、どの補完方法をとるかという選択である。直線
311とは2つのデータの問を直線により補完してデー
タ表示することを意味し、スプライン312とはスプラ
イン曲線により複数のデータの問を補完した曲線を描く
ことを意味する。スプライン曲線による補完はCAD/
CAM用の装置で一般に行われている方法である。直線
311とスプライン312の前の○印はラジオボタンで
あり、このボタンをマウス2cでクリックすることによ
り、直線とスプライン曲線の一方を選択することができ
る。登録ボタン309は、修正または追加したデータ表
示方法指示データをデータ表示方法指示データ格納部1
06に登録し、本画面を終了するためのボタンである。
中止ボタン310は、本画面で修正中または追加中のデ
ータをデータ表示方法指示データ格納部106に登録す
ることなく、本画面を終了するためのボタンである。
【0023】図4はデータ表示方法指示データ格納部1
06に格納されるデータ表示方法指示データの構成例を
示す。図4において、名称401は表示方法データの名
称、装置402は装置名、データ種類403は該当する
データの種類、許容変化量404は入力された許容変化
量の値である。また、間引き方法405は選択された間
引き方法を示し、例えば、“1”が間引き数による間引
き方法の指定、“2”が時間による間引き方法の指定を
示す。間引き数406は、入力された間引き数の値であ
り、間引き時間407は入力された間引き時間間隔であ
る。また、補完方法408は、離散データの間を補完し
てグラフ表示する場合の補完方法を指定する値である。
例えば、Sはスプライン曲線補完を意味し、Lは直線補
完を意味する。
【0024】図5は、データ検索処理部104がデータ
入出力端末装置2からの実行指示により起動された時に
データ入出力端末装置2のディスプレイに表示するデー
タ検索画面の一例である。図5において、装置メニュー
501は装置を指定するためのメニューであり、入力場
所はドロップダウンメニュー形式になっており、装置デ
ータ格納部107に格納されたデータの装置名がメニュ
ーとなって表示される。データ種類メニュー502は、
装置の検索するデータの種類を指定するためのメニュー
であり、予め画面上に設定されたメニューが表示され
る。検索ボタン503は指定された装置、データ種類の
データを装置データ格納部107のデータを検索し、連
続したデータの開始日時と完了日時を検索ボタン503
の右側のリストボックス504に表示する。開始日時5
05は、装置から出力されたデータの開始日時であり、
終了日時506は該当する装置の連続したデータの終了
日時である。リストボックス504の表示したいデータ
の行をダブルクリックすることにより、データを選択で
き、選択されたデータは確定データ507に表示され
る。表示方法名称508は、データ表示方法指示データ
格納部106に格納された該当する装置の該当するデー
タ種類の指示データを検索し、その名称をメニューとし
て表示する。検索ボタン509を選択すると、本画面で
指定された装置のデータが検索される。検索結果は、図
1の検索結果データ格納部109に格納される。
【0025】図6は、データ検索処理部104の検索処
理を示すフローチャートである。図中、“S”はステッ
プを表す。図6において、まず、指定された装置のデー
タが装置データ格納部107で検索され(S601)、
ついで、S601で求めた装置データの指定された種類
のデータを求める処理が実行される(S602)。さら
に、S602で求めたデータの日時を検索し、開始日時
と終了日時を含むその間のデータを求める処理が実行さ
れる(S603)。ついで、S603で求めたデータを
開始日時から終了日時の方向ヘソートする(S60
4)。この後、ステップS604でソートしたデータを
検索結果データ格納部109に保存する(S605)。
【0026】図7は検索結果データ格納部109に格納
された検索結果データの構成例を示している。図7にお
いて、表示701は、間引き方法指定内容に応じてデー
タを表示するか否かの指定内容であり、表示データ抽出
処理部103により、値が“1”または“0”に設定さ
れる。ここでは、“1”が表示で、“0”が非表示にす
る。データ検索処理部104は、図7の表示701の値
が全て“0”のデータを作成するのみである。日時70
2は、装置データ格納部107から検索されたデータに
付加されている日時の列の値であり、この日時順に図7
のデータがソーティングされている。装置名703は、
装置データ格納部107から検索されたデータに付いて
いる装置名の列の値である。温度704は、検索指定デ
ータが温度である時、装置データ格納部107から検索
された装置データの温度の列の値である。
【0027】図8は、表示データ抽出処理部103の処
理内容を示すフローチャートである。また、図9は、図
8のステップ803でデータによる間引き方法が判定さ
れたときの処理を示すフローチャートである。
【0028】図8において、まず、図1の検索結果デー
タ格納部109の検索結果データを入力する(S80
1)。この後、図1のデータ表示方法指示データ格納部
106から該当する装置のデータ表示方法指示データを
入力する(S802)。さらに、S802で入力したデ
ータ表示方法指示データの間引き方法に基づいて、分岐
する処理を実行し(S803)、間引き方法が「時間」
の時はS804へ進み、間引き方法が「データ数」であ
る時はS901へ移行する。
【0029】S803で「時間」による間引き方法が判
定された場合、S804以降の処理を実行する。この処
理は、図4のデータ表示方法指示データの間引き方法4
05の欄において、“2”(時間による間引き方法)が
指定された場合の処理に該当する。S804において
は、まず、図4のデータ表示方法指示データの間引き時
間407の欄の値を変数Mにセットする処理が行われ
る。ついで、指定されたデータの表示開始日時を変数T
mにセットし、データの表示終了日時を変数Teにセッ
トし、データのサンプリング間隔をTsにセットする
(S805)。ついで、変数nに1をセットし初期化す
る(S807)。次にサンプリング間隔1つの先Tm+
nTsの値と、現在の時刻Tm+(n−1)Tsの値の
変化率の絶対値は許容値以下かどうか判定する(S80
9)。許容値以上のときはTm+nTsのデータに表示
マーク1を付ける(S810)。許容値未満のときはS
811に進む。次に、検討時刻Tm+nTsが間引き時
間間隔より小さいかチェックし、小さいときはステップ
S812に進む(S811)。
【0030】ステップS812はnを1つ加算して1サ
ンプリング時刻を進める。ステップS813は変数Tm
に間引き時間Mを加算し、新しい日時Tmを求める計算
を行う。次にステップS813で計算された日時が終了
日時を超えていないか判断する(S814)。ここで終
了日時を超えないとき(Te>Tm)はS806に戻っ
て以降の処理を再実行する。またS814の判断で終了
日時を超えていた時(Tm≧Te)には、S815へ進
む。S815では、検索結果データ格納部109の終了
日時データに「表示マーク1」を設定する処理を行った
後、データ抽出処理を終了する。
【0031】次に、図9を用いて、間引き方法が「デー
タ数」である場合について説明する。この処理は、図8
のS803に続く処理である。まず、間引き数を変数M
にセットする(S901)。ついで、図1のデータ検索
処理部104により指定された表示データの開始日時と
終了日時を、それぞれ変数Ts,Teにセットし(S9
02)、データの日時が表示開始日時であるTsのデー
タを検索結果データ格納部109から求め、図7の検索
結果データの列701に表示マークとして1を設定する
(S903)。そして、このデータの位置を検索開始デ
ータ位置変数Ndにセットする。Ncを初期化するた
め、変数Ndの値を変数Ncにセットする(S90
4)。次に、Ncの値に1を加算し、データの位置を1
つ進める計算を実行する(S905)。この後、変数N
cで指定されるデータ位置の日付を求め、そのデータの
日付が表示終了日時Teを過ぎていないか否かの判断処
理を行う(S906)。表示終了日時Teを過ぎている
時はS907に進み、過ぎていない時はS908に進
む。また、変数Ncで指定される位置の検索結果データ
格納部109のデータに表示マークとして1を設定し
(S907)処理であり、この処理を行った後にデータ
抽出処理を終了する。
【0032】S906の処理の後、現在のデータ位置N
cと検索開始データ位置Ndとの差を求め、この差が間
引き数Mより小さい時はS909に進み、間引き数M以
上の時はS911に進む処理を行う(S907)。すな
わち、間引き数M個分のデータを間引いたか否かのチェ
ックを行う。間引き数M分を間引いた時はS911へ進
み、変数Ncで指定される検索結果データ格納部109
のデータに表示マーク1を設定する。次に、ステップS
912へ移行し、検索開始データ位置を現在のデータ位
置であるNcに設定した後、次の間引き処理を行うため
にS905へ戻る。S908で間引き数Mに達していな
いと判断されれば、処理はS909へ移行する。S90
9では、2つのデータ間の変化量をチェックし、その変
化量が許容変化量以下である時にはS905へ進み、許
容変化量以上の時にはデータ表示する必要があるため、
S910へ進むという判断処理を行う。S910では、
許容変化量を超えた場合、そのデータを表示するために
Nc番目の検索結果データ格納部109のデータに「表
示マーク1」を付ける。その後は、次のデータの間引き
処理を行うため、S905へ移行する。
【0033】図10はデータ表示処理部102がデータ
入出力端末装置2のディスプレイに指定されたデータを
グラフ表示したときの画面の一例である。図10におい
て、画面上部に検索対象となったデータの属性と表示期
間、間引き方法、補完方法が表示されている。図10の
グラフは、横軸1002が時間であり、縦軸1003は
温度であり、加工機1のある部分の温度変化を示すもの
である。グラフ1001の位置のデータは、他のデータ
の間隔が10分であるのに、それよりも短い間隔で表示
されている。すなわち、許容変化量以上の変化があった
ので間引きをせずにデータ表示した例である。1004
はスライドバーであり、1画面に全てのデータを表示し
きれないとき、このスライドバーをマウスで操作するこ
とにより、表示するデータの時間帯を変更することがで
きる。終了ボタン1005を選択すると、図10の画面
を消去することができる。
【0034】上記第1の実施の形態による効果は、複数
のデータをグラフ表示する時、指定された許容変化量と
データ補完方法に基づいてデータを間引いてグラフ表示
することを特徴とするデータ表示装置を提供することに
より、膨大なデータを安価な装置で高速にグラフ表示で
きるようにし、かつ、データ分析・検討期間を短縮する
ことができる。
【0035】(第2の実施の形態)図11は本発明のデ
ータ表示装置の第2の実施の形態の構成を示すブロック
図である。前記第1の実施の形態はデータ表示装置の全
ての機能が1つの装置に実装されていたが、本実施の形
態は図1の構成にあって、装置データ格納部を別の情報
処理装置に実装し、データベースサーバとし、残りの機
能をデータ表示装置として実装し、データベースサーバ
とデータ表示装置を通信線で結合する構成にしている。
この構成により、本発明のデータ表示装置を構成するこ
とができる。
【0036】図11において、データ表示装置本体11
01は図1のデータ表示装置本体1に相当する。データ
表示装置本体1101は、図1のデータ表示装置本体1
の構成から装置データ格納部107を取り去り、データ
検索処理部104とデータ通信処理部108を直接に接
続した構成にしている。通信線4には、データベースサ
ーバ1102が接続されている。データベースサーバ1
102は、装置データ格納部1102aと、この装置デ
ータ格納部1102aに接続されたデータ通信処理部1
102bを備えて構成されている。データ通信処理部1
102bは通信線4に接続されている。他の構成は、図
1で説明した通りである。データ表示装置1101は、
通信線4を介してデータベースサーバ1102の装置デ
ータ格納部1113から表示するデータを検索し、表示
するように動作する。
【0037】図11の実施の形態によれば、表示したい
複数のデータを格納する第1の手段をデータベースサー
バ1102を設け、このデータベースサーバ1102を
複数の端末装置(加工装置5、測定装置6)からのデー
タアクセスを可能にし、複数の担当者によるデータ分析
・検討が可能になり、これによりデータ分析・検討期間
を短縮することができる。
【0038】〔発明と実施の形態の対応〕以上の実施の
形態において、データ入出力端末装置2および入出力制
御処理部101が入力手段に、装置データ格納部107
が格納手段に、データ検索処理部104および検索結果
データ格納部109が検索手段に相当する。また、デー
タ表示処理部102、表示データ抽出処理部103、デ
ータ表示方法編集処理部105、およびデータ表示方法
指示データ格納部106が処理手段に相当する。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に示した
本発明は、表示したいデータの隣接データ間の変化量が
許容値以下のときに前記データの間引き処理を行い、こ
の間引かれたデータの相互間の補完を行って前記表示装
置にグラフ表示を行うようにしたので、データが膨大で
あっても、高速なグラフ表示を安価に行うことができ、
データ分析・検討期問を短縮することができる。
【0040】請求項2に示した本発明は、データ表示時
間間隔またはデータ表示間引き数を指定して間引きを行
うようにしたので、データ表示対象となるデータのサン
プリング間隔やデータ総数を考慮することなく、簡単に
データの間引きを行うことができる。
【0041】請求項3に示した本発明は、表示対象のデ
ータを格納する格納手段と、許容変化量、データ補完方
法、及び間引き方法を指定する入力手段と、前記格納手
段に格納されたデータの中から表示したいデータを検索
する検索手段と、検索された表示データを前記入力手段
によって指定されたデータ表示方法に基づいてデータの
間引き及びデータ間の補完を行い、この処理結果を基に
グラフ表示を行う処理手段を有する構成にしたので、デ
ータが膨大であっても、高速なグラフ表示を安価に行う
ことができ、データ分析・検討期問を短縮することがで
きる。
【0042】請求項4に示した本発明は、前記処理手段
は、データ表示時間間隔またはデータ表示間引き数を指
定して前記間引きを行うようにしたので、データ表示対
象となるデータのサンプリング間隔やデータ総数を考慮
することなく、簡単にデータの間引きを行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ表示装置の第1の実施の形態を
示すブロック図である。
【図2】図1の装置データ格納部に格納されるデータ構
成を示す説明図である。
【図3】図1のデータ表示方法編集処理部がデータ入出
力端末装置からの実行指示により起動された時にディス
プレイに表示されるデータ表示方法編集画面を示す説明
図である。
【図4】図1のデータ表示方法指示データ格納部に格納
されるデータ表示方法指示データの構成例を示す説明図
である。
【図5】図1のデータ検索処理部がデータ入出力端末装
置からの実行指示により起動された時にデータ入出力端
末装置のディスプレイに表示するデータ検索画面を示す
説明図である。
【図6】図1のデータ検索処理部の検索処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図1の検索結果データ格納部に格納された検索
結果データの構成例を示す説明図である。
【図8】図1の表示データ抽出処理部の処理内容を示す
フローチャートである。
【図9】図8のステップ803に続く処理を示すフロー
チャートである。
【図10】本発明のデータ表示装置の第2の実施の形態
を示すブロック図である。
【図11】本発明のデータ表示装置の第2の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1101 データ表示装置本体 2 データ入出力端末装置 2a ディスプレイ 2b キーボード 2c マウス 3 プリンタ 4 通信線 5 加工装置 6 測定装置 101 入出力制御処理部 102 データ表示処理部 103 表示データ抽出処理部 104 データ検索処理部 105 データ表示方法編集処理部 106 データ表示方法指示データ格納部 107 装置データ格納部 108 データ通信処理部 109 検索結果データ格納部 1102 データベースサーバ 1102a 装置データ格納部 1102b データ通信処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレンドデータ等を表示装置の画面にグ
    ラフで表示するためのデータ表示方法において、 表示したいデータの隣接データ間の変化量が許容値以下
    のときに前記データの間引き処理を行い、該間引かれた
    データの相互間の補完を行って前記表示装置にグラフ表
    示を行うことを特徴とするデータ表示方法。
  2. 【請求項2】 前記間引き方法は、データ表示時間間隔
    またはデータ表示間引き数を指定して間引きを行うこと
    を特徴とする請求項1記載のデータ表示方法。
  3. 【請求項3】 表示対象のデータを格納する格納手段
    と、許容変化量、データ補完方法、及び間引き方法を指
    定する入力手段と、前記格納手段に格納されたデータの
    中から表示したいデータを検索する検索手段と、検索さ
    れた表示データを前記入力手段によって指定されたデー
    タ表示方法に基づいてデータの間引き及びデータ間の補
    完を行い、この処理結果を基にグラフ表示を行う処理手
    段を有することを特徴とするデータ表示装置。
  4. 【請求項4】 前記処理手段は、データ表示時間間隔ま
    たはデータ表示間引き数を指定して前記間引きを行うこ
    とを特徴とする請求項3記載のデータ表示装置。
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