JP2000192977A - 軸受ユニットの製造方法 - Google Patents

軸受ユニットの製造方法

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JP2000192977A
JP2000192977A JP10366878A JP36687898A JP2000192977A JP 2000192977 A JP2000192977 A JP 2000192977A JP 10366878 A JP10366878 A JP 10366878A JP 36687898 A JP36687898 A JP 36687898A JP 2000192977 A JP2000192977 A JP 2000192977A
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JP10366878A
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Kunihiko Matsushita
国彦 松下
Shinichi Shimoi
真一 下井
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TOWA KK
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TOOWA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸受ユニットの組立工程において従来にない
組立方法を確立することによって、部品の寸法精度や部
品の組み合わせ如何に影響されることなく、高精度な軸
受構造を実現できる技術を提供する。 【解決手段】 ハウジング10の軸孔10aには上方か
らリング状の波形ワッシャ13が挿入され、段差面10
b上に配置される。また、その上からは、内輪11a、
球状の転動体11b、外輪11cとからなる軸受体11
が挿入され、軸受体11の外輪11cの下端面が波形ワ
ッシャ13の上に当接する。軸受体11の上端面にはフ
ランジ22の下端部が当接し、フランジ22は上部支持
ブロック32によって位置決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軸受ユニットの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軸受ユニットとしては、ハウジン
グに対してシャフトを回転自在に軸支するために、玉軸
受や円筒軸受などの転がり軸受からなる軸受体をハウジ
ングとシャフトとの間に配置している。一般に、軸受体
はリング状の内輪及び外輪と、内輪と外輪との間に転動
自在に介挿された球状若しくは円筒状の転動体と、転動
体を保持するための保持体とを有する。
【0003】軸受ユニットにおいては、ハウジングと軸
受体の外輪、シャフトと軸受体の内輪とを固着する場合
があり、また、熱膨張などによる部材の変形を吸収する
ために軸受体とハウジングとの間をルーズフィットによ
って嵌合させるだけの場合もある。また、軸受ユニット
においては通常、シャフトの軸線方向を高精度に保つた
めにハウジングとシャフトとの間の軸線方向に離れた場
所に少なくとも2つの軸受体が設けられる。
【0004】さらに、軸受体による軸受精度(回転精
度)を高めるとともに異常摩耗を低減するために、弾性
体などを用いて軸受体の内輪と外輪との間に軸線方向に
予圧を印加し、軸受体のガタを低減することも行われて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の軸受
ユニットにおいては高い回転精度が要求される分野があ
り、上述の対策のみでは不十分な場合がある。例えば、
ロータリエンコーダなどのスピンドルユニットとして軸
受ユニットを構成する場合には、エンコーダの回転精度
を高めるために、回転板を固定するためのフランジを高
精度に取り付ける必要がある。特に、ハウジングに対し
てシャフトの軸線が倒れていたり、シャフトの軸線方向
に対してフランジの軸線が倒れていると、回転板の回転
軸もまた倒れてエンコーダの検出精度に大きく影響する
ため、軸受体はもちろんのこと、ハウジング、シャフ
ト、フランジなどの各部材をそれぞれ高精度に加工し、
かつ、組立時にも細心の注意を払う必要がある。しか
し、スピンドルユニットの軸受精度に対しては、複数の
部品の寸法精度が重畳して影響を及ぼすことから、部品
の加工工程、組立工程などの各工程においてそれぞれに
対策を施すだけでは足りず、精度を確保できる部品の組
み合わせなどが限られていることなどの理由により製造
工程上の歩留まりが非常に低くなるという問題点があ
る。
【0006】例えば、組立後に切削加工を行って精度を
出す方法もあるが、付着した切粉を除去する必要がある
とともに切粉の混入など品質の面でも好ましくはなく、
工程的にも不合理である。また、切削加工をしないで対
応する方法として、組立時において、回転軸の振れ精
度、フランジの振れ精度を確保するとともに、ハウジン
グの基準面からのフランジの高さを測定してその測定結
果に応じて位置決めを行う専用装置を用いる方法もある
が、高価かつ複雑な装置が必要となり、製造コスト上も
生産効率上も好ましいものとは言えない。
【0007】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、軸受ユニットの組立工程において
従来にない組立方法を確立することによって、部品の寸
法精度や部品の組み合わせ如何に影響されることなく、
高精度な軸受構造を実現できる技術を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、第1部材と第2部材との間に
軸受体を介して両部材を所定の軸線周りに回転可能に軸
支する軸受ユニットの製造方法であって、前記第1部材
と前記軸受体との間に作用して前記軸線の方向に弾性力
を発生する弾性体を配置するとともに、該弾性体の弾性
力の作用下において前記第1部材に対して前記軸受体を
前記軸線の方向に移動可能に収容し、該弾性体の弾性変
形範囲内において前記軸受体に応力を及ぼして前記軸受
体を前記軸線の方向に位置決めしながら、前記第1部
材、前記第2部材及び前記軸受体とを相互に固着させる
ことを特徴とする軸受ユニットの製造方法である。
【0009】この手段によれば、弾性体の弾性変形範囲
内において軸受体に応力を及ぼして軸受体を軸線の方向
に位置決めした状態で各部品を固着するため、弾性体の
弾性力と位置決め応力との釣り合いによって高精度に、
かつ、確実に軸受体の位置決めを行うことができるの
で、各部品に寸法誤差があっても組立体としての軸受ユ
ニットの形状精度や回転精度を向上することができる。
【0010】請求項1において、前記軸受体は相互に回
転可能に構成された内輪及び外輪を備え、前記弾性体が
前記内輪と前記外輪のいずれか一方に対し弾性力を作用
させるように配置し、前記軸受体への位置決め応力を前
記内輪と前記外輪のいずれか他方に対して付与すること
が好ましい。このようにすると、軸受体が軸線方向に位
置決めされると同時に軸受体自体に弾性体の弾性力に応
じた予圧が付与されるので、軸受体の回転精度を向上さ
せることができる。
【0011】請求項1又は請求項2において、前記軸受
体に当接するとともに、前記第2部材に固定されるべ
き、若しくは、前記第2部材と一体に構成される当接部
を備え、前記軸受体は、該当接部に位置決め応力を付与
することにより間接的に位置決めされるように構成され
ていることが好ましい。当接部を位置決めすることによ
って軸受体が間接的に位置決めされるので、当接部及び
軸受体の位置決めを弾性体の弾性力によって高精度かつ
確実に行うことができる。
【0012】請求項3において、前記当接部は前記第2
部材とともに回転するように構成された回転板取付用フ
ランジであり、前記軸受ユニットはロータリーエンコー
ダのスピンドルユニットであることがある。ロータリー
エンコーダの回転板を固定するフランジを高精度に取り
付けることができるとともに軸受体に適正予圧を付与す
ることによってその回転精度を向上することができるの
で、高精度なロータリーエンコーダを構成できる。
【0013】上記各手段においては、上記の弾性体とし
て波形ワッシャを用いることが軸受体に付与される弾性
力の安定性、コストの抑制、及びばらつきの低減を図る
上で好ましい。各部材を固着させた後に軸受体に付与さ
れる予圧は、組み込まれた状態で弾性体が発生する弾性
力によってほぼ決定される。予め予圧を所定範囲に設定
したい場合には、弾性体の弾性特性に合わせて、組立状
態で弾性力が所定範囲に入るように弾性体の圧縮量を規
定し、この圧縮量に応じて各部品の寸法を設計する。
【0014】また、上記の各手段において、上記の軸受
ユニットには、上記の軸受体に対して軸線の方向に離れ
て配置された別の軸受体を設けることが好ましい。この
場合、当該別の軸受体もまた、相互に回転可能に構成さ
れた内輪及び外輪を備えているものであることが好まし
い。特に、この別の軸受体においても、内輪と外輪のい
ずれか一方を第1部材に当接させ、いずれか他方に第1
部材に対する位置決め応力を付与することが望ましい。
もちろん、この別の軸受体についても第1部材に対して
位置決めする必要があるのであれば、別の軸受体と第1
部材との間に作用して軸線の方向に弾性力を発生するも
う一つの弾性体を配置してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施形態につ
いて詳細に説明する。図1は本発明に係る軸受ユニット
の製造方法の実施形態を示す概略組立状態図である。本
実施形態の軸受ユニットはロータリーエンコーダのスピ
ンドルユニットであり、このスピンドルユニットは、円
筒形若しくは角筒形状などに形成されたハウジング10
と、ハウジング10内において軸線方向(図示上下方
向)の2カ所に配置された軸受体11,12と、軸受体
11,12によって軸支された回転軸20と、回転軸2
0の下部に装填された止め輪21と、回転軸20の上部
に装着されたフランジ22とから構成される。
【0016】上記スピンドルユニットの各部品はそれぞ
れ独立して加工される。ハウジング10は、内部に段付
きの軸孔10aを備えており、この軸孔10aは、軸線
方向のほぼ中央部に上下部分よりも小径の部分が形成さ
れ、この部分の上下の端部に段差面10b,10cが形
成されている。ハウジング10の軸孔10aには上方か
らリング状の波形ワッシャ(周回方向に波状にうねりが
形成されている弾性リング)13が挿入され、段差面1
0b上に配置される。また、その上からは、内輪11
a、球状の転動体11b及び外輪11cからなる軸受体
11が挿入され、軸受体11の外輪11cの下端面が波
形ワッシャ13に当接する。一方、ハウジング10の軸
孔10aには下方から上記の軸受体と同様の軸受体12
が挿入される。軸受体12は内輪12a、転動体12b
及び外輪12cからなり、外輪12cの上端面が上記の
段差面10cに当接する。
【0017】このスピンドルユニットにおいては、ハウ
ジング10に対して軸受体11,12の外輪11c,1
2cが固着され、回転軸20に対して軸受体11,12
の内輪11a,12a及びフランジ22が固着される。
フランジ22はロータリーエンコーダの回転板(スリッ
ト板など)を取り付けるためのものである。
【0018】次に、上記スピンドルユニットを組み立て
る組立工程について説明する。まず、回転軸20の下部
を支持する下部支持ブロック31と、フランジ22を支
持する上部支持ブロック32とを用意する。そして、ハ
ウジング10の軸孔10aの内周面と軸受体11,12
の外輪11c,12cの外周面との少なくともいずれか
一方、並びに、軸受体11,12の内輪11a,12a
の内周面及びフランジ22の軸孔22aの内周面と、回
転軸20の外周面との少なくともいずれか一方に接着剤
を塗布して、ハウジング10、軸受体11,12、波形
ワッシャ13、回転軸20、フランジ22を図示のよう
に相互に組み込み、止め輪21を装着した回転軸20の
下部を下部支持ブロック31の軸孔31aに挿入し、下
部支持ブロック31の上端面31bが止め輪21を介し
て軸受体12の内輪12aの下端面を押圧する状態で、
上記の組立体が下部支持ブロック31によって支持され
るようにする。
【0019】次に、上方から上部支持ブロック32を取
付け、上部支持ブロック32の軸孔32aが回転軸20
を収容し、内面32bがフランジ22の上面22bに接
触し、下部端面32cがハウジング10の上端面10d
に当接するようにセットする。この位置決め状態におい
て、波形ワッシャ13はフランジ22及び軸受体11を
介して上部支持ブロック32によって下方に押圧され
る。上部支持ブロック32による位置決め状態は、予め
各部品の寸法によって波形ワッシャ13の弾性変形範囲
内において行われるように設定されている。
【0020】ここで、スピンドルユニットにおいては、
回転軸20がハウジング10に対してハウジング10の
中心位置に保持されるとともに回転軸20の軸線方向が
ハウジング10に対して正確に位置決めされている必要
があり、さらに、フランジ22の軸線も正確に位置決め
されているとともに、フランジ22の上面22bからハ
ウジング10の上端面10dまでの距離、すなわちフラ
ンジ22の高さtが正確に出ていることが要求される。
図示のような位置決め状態は、上部支持ブロック32の
重量や外部の応力によってもたらされる位置決め応力に
よって保持される。
【0021】この構造においては、最終的にフランジ2
2の軸線方向の精度と高さtの精度とが要求されるが、
この精度は、上部支持ブロック32によってフランジ2
2を規制することにより得られる。接着剤が硬化する以
前には軸受体11の外輪11cは下方から波形ワッシャ
13によって押し上げられているので、上部支持ブロッ
ク32をフランジ22の上面22bと、ハウジング10
の上端面10dとに押し当てることにより、波形ワッシ
ャ13を変形させながら、正確かつ確実な位置決めを行
うことができる。そして、上記のように下部支持ブロッ
ク31及び上部支持ブロック32によって位置決めされ
た状態で、各部に塗布した接着剤を硬化させることによ
ってスピンドルユニットを完成させることができる。
【0022】本実施形態では、上記のように、波形ワッ
シャ13の弾性変形によって軸受体11及びフランジ2
2の位置決めを行うことができるので、各部品の寸法精
度が重畳されることによって生ずるフランジ22の取付
位置及び取付姿勢のばらつきを無くし、高精度な軸受ユ
ニット構造を得ることができる。
【0023】また、軸受体11においては、内輪11a
の上端面がフランジ32の下端面32dによって下方に
押圧され、外輪11cの下端面が波形ワッシャ13によ
って上方に押圧された状態で接着剤によって各部が固着
されるので、完成後にも位置決め状態における予圧を保
持することができ、軸受体11のガタを低減して回転精
度を高めることができる。同様に、軸受体12の内輪1
2aは下部支持ブロック31の上端面31bから止め輪
21を介して上方に押圧され、外輪12cは上部支持ブ
ロック32の上端面はハウジング10の段差面10cか
ら下方に押圧された状態で接着剤によって各部が固着さ
れるので、完成後にも位置決め状態における予圧を保持
することができ、軸受体12のガタを低減し、回転精度
を高めることができる。このように、軸受体11及びフ
ランジ22の軸線方向の位置決めを行うことができると
同時に軸受体11,12に適度な予圧を付与することが
できることにより、回転軸20の回転精度を向上させる
ことができ、引いてはフランジ22の回転精度を高める
ことが可能になる。
【0024】予圧の値は軸受ユニットにより軸支された
回転軸を回転駆動させる場合に起動トルクの値に大きく
影響する。予圧を所定範囲に設定する、或いは、起動ト
ルクを所定範囲に設定するには、上記の波形ワッシャな
どの弾性体の変形量が予圧或いは起動トルクの所定範囲
に対応する弾性力を発揮するように、予め、弾性体の弾
性特性や各部品の寸法を設計しておく必要がある。特
に、波形ワッシャの弾性力は変形量によって大きく変化
するので、予め波形ワッシャの変形量が所定範囲になる
ように設計する必要がある。また、上記の上部支持ブロ
ックなどの治具により弾性体の弾性力を押さえることに
より位置決めする場合には錘の重量や治具自体の重量或
いはプレス圧を変えるなど、位置決め応力の設定を変え
る必要もある。予圧の値は軸受ユニットの起動トルクだ
けでなく、軸受体の軸受精度や耐久性に大きく影響す
る。また、多くの波形ワッシャについては、弾性力と変
形量との関係などの弾性特性が初回の圧縮時と2回目以
降の圧縮時とで大きく変化するので、予め1〜数回圧縮
変形させた後にハウジング内に組み込むことが好まし
い。
【0025】なお、上記実施形態では、ハウジング10
の上面10dが基準面となっており、このハウジング1
0の上面10dから高さtのところにフランジ22の取
付面となる上面22bが来るように設定されている。ハ
ウジング10の基準面やフランジなどの部材との関係は
種々であり、フランジ22の位置の基準となる部分がハ
ウジング10に取り付けられた別部材に設定されている
場合もある。また、フランジ22が回転軸20と一体に
構成されていてもよい。いずれにしても、フランジ22
の位置決めを行うことによって軸受体11が位置決めさ
れ、この位置決めは、波形ワッシャ13などの弾性体の
弾性力の作用の下において行われる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、弾
性体の弾性変形範囲内において軸受体に応力を及ぼして
軸受体を軸線の方向に位置決めした状態で各部品を固着
するため、弾性体の弾性力と位置決め応力との釣り合い
によって高精度に、かつ、確実に軸受体の位置決めを行
うことができるので、各部品に寸法誤差があっても組立
体としての軸受ユニットの形状精度や回転精度を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る軸受ユニットの組立工程における
状況を示す概略組立状態図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 11,12 軸受体 11a,12a 内輪 11b,12b 転動体 11c,12c 外輪 13 波形ワッシャ 20 回転軸 21 止め輪 22 フランジ 31 上部支持ブロック 32 下部支持ブロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1部材と第2部材との間に軸受体を介
    して両部材を所定の軸線周りに回転可能に軸支する軸受
    ユニットの製造方法であって、 前記第1部材と前記軸受体との間に作用して前記軸線の
    方向に弾性力を発生する弾性体を配置するとともに、該
    弾性体の弾性力の作用下において前記第1部材に対して
    前記軸受体を前記軸線の方向に移動可能に収容し、該弾
    性体の弾性変形範囲内において前記軸受体に応力を及ぼ
    して前記軸受体を前記軸線の方向に位置決めしながら、
    前記第1部材、前記第2部材及び前記軸受体とを相互に
    固着させることを特徴とする軸受ユニットの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記軸受体は相互に
    回転可能に構成された内輪及び外輪を備え、前記弾性体
    が前記内輪と前記外輪のいずれか一方に対し弾性力を作
    用させるように配置し、前記軸受体への位置決め応力を
    前記内輪と前記外輪のいずれか他方に対して付与するこ
    とを特徴とする軸受ユニットの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記軸
    受体に当接するとともに、前記第2部材に固定されるべ
    き、若しくは、前記第2部材と一体に構成される当接部
    を備え、前記軸受体は、該当接部に位置決め応力を付与
    することにより間接的に位置決めされるように構成され
    ていることを特徴とする軸受ユニットの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記当接部は前記第
    2部材とともに回転するように構成された回転板取付用
    フランジであり、前記軸受ユニットはロータリーエンコ
    ーダのスピンドルユニットであることを特徴とする軸受
    ユニットの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103307116A (zh) * 2012-03-14 2013-09-18 山东科技大学 一种柔性的轴支撑结构

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