JP2000192892A - 水中ポンプのオイル交換装置 - Google Patents

水中ポンプのオイル交換装置

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JP2000192892A
JP2000192892A JP10368295A JP36829598A JP2000192892A JP 2000192892 A JP2000192892 A JP 2000192892A JP 10368295 A JP10368295 A JP 10368295A JP 36829598 A JP36829598 A JP 36829598A JP 2000192892 A JP2000192892 A JP 2000192892A
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JP
Japan
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oil
pipe
oil chamber
chamber
disposed
Prior art date
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Pending
Application number
JP10368295A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Ishita
博登 井下
Shizuo Maruyama
静男 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishigaki Co Ltd
Original Assignee
Ishigaki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ishigaki Co Ltd filed Critical Ishigaki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水中に設置した状態の水中ポンプの潤滑オイル
を簡単に交換できる装置を提供する。 【解決手段】水中に設置した水中ポンプの潤滑用のオイ
ル室5に通気口および排油口を設け、これら通気口およ
び排油口に通気パイプおよび排油パイプの先端をそれぞ
れ接続し、水中に配設した水中ポンプと陸上に設置した
オイル交換器9との間にループ状のオイルの給排回路を
形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水中ポンプのイ
ンペラー軸の軸受部に設けたオイル室のオイルの交換装
置に関し、この発明では、水中に設置した状態の水中ポ
ンプを地上に引き上げることなく、軸受部のオイルを簡
単迅速に交換できる装置を提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水中ポンプの軸受部をシールおよ
び潤滑するためのオイルが劣化したとき、これを交換す
るには水中にあるポンプを地上に引き上げて交換してい
る。特開平5−149294号公報、特開平5−202
892号公報は、何れもインペラー軸の軸受の周部に冷
却水や潤滑水が循環するようにしているが、これらの公
報記載のポンプは水中ポンプではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】水中ポンプの場合、ポ
ンプの主体が独立して水中に設置されているので、上述
の公報のように地上において軸受部への給油等はでき
ず、潤滑油の交換等に際してその都度、地上に引き上げ
なければならない。すなわち、前述のように単にオイル
を交換するだけの場合でも引き上げなければならず多大
の労作を要する。特に、引き上げ装置のない場所に設置
した水中ポンプや大型のポンプでは大変な労作を要す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述のよう
な課題を解決し得るものであって、その要旨とするとこ
ろは、水中に設置した水中ポンプのインペラー軸の軸受
部にオイル室を形成し、このオイル室にオイルの交換パ
イプの先端を接続して水中に延出し、その始端を地上に
設けたオイルの交換器に連結したものである。
【0005】上述のオイルの交換パイプは、オイルを供
給および排出するパイプと通気用パイプとで構成し、オ
イルを供給および排出するパイプの系路には真空ポンプ
を設けている。また、オイルの交換パイプを給油パイプ
と排油パイプと各別の二本のパイプで構成してもよく、
この場合も排油パイプの系路に真空ポンプを設けるもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明に係る装置は、上述のよ
うに構成してあり、劣化したオイルを交換するには、通
気パイプでオイル室を大気に開放した状態で、排出パイ
プ側からオイル室を真空ポンプで吸引すればよい。かく
することによって、オイル室内の劣化オイルを地上の排
油タンクに取り出すことができる。次に、交換油を注油
するにはオイル室を大気に開放した状態で交換パイプを
交換油のタンクに接続することによって、オイル室に交
換油を自然注油することができる。このとき、真空ポン
プでオイル室を吸引すると迅速に給油することが可能で
ある。
【0007】以上は、一本の交換パイプで劣化油を抜
き、新規油を注油する場合であるが、交換パイプを排油
パイプと給油パイプとで構成したときには、排油に際し
ては給油パイプを大気に開放した状態で排油パイプ側か
らオイル室を吸引すればよく、給油に当たっては、給油
パイプをオイルタンクに接続し、オイル室に連通させれ
ばよい。このとき、排油パイプ側からオイル室を吸引す
れば、迅速に給油できて一層効果的である。
【0008】以上、何れの交換操作も地上において弁や
真空ポンプの操作で行うものであって、水中にあるポン
プを全く移動等することなく、従来のポンプを都度、地
上に引き上げて交換するのに比較して格段に簡単迅速に
交換が可能なるものである。また、この発明では真空ポ
ンプを用いるので、水中に位置するオイル室内の劣化油
のみならずドレンまでも取り出し、完全なオイル室の清
掃が可能である。なお、上述の交換操作は地上に設置し
た制御盤を用いて完全に自動化が可能である。以下、図
面に基づいてこの発明をさらに具体的に説明する。
【0009】
【実施例】図1は水中に設置された状態の水中ポンプを
示しており、図中、符号1はモーター、2はモーター1
の架台であり、モーター1はそのインペラー軸3が架台
2を貫通して垂下され、その下端にインペラー4が取り
付けられている。そして、上記インペラー軸3の貫通部
分にはオイル室5が形成されている。符号6はモーター
部分とインペラー部分とをシールするメカニカルシール
であって、オイル室5のオイルに浸漬している。
【0010】次に、上記オイル室5には図2に示すよう
に排油パイプ7が設けられ、そのパイプ7の先端はオイ
ル室5の底部で開口し、その基端(オイル室5の壁部)
には排油管8が接続されている。そして、この排油管8
の上端にはフレキシブル管8aを接続して図3に示すよ
うに、地上に設置したオイルの交換器9に接続してあ
る。
【0011】図3は排油管と給油管とを各別に設けた事
例を示しており、符号10はオイル室5への給油管であ
って、その先端はオイル室5に開口するとともに、その
上端にフレキシブル管10aを接続してその上端を図3
に示すように交換器9に接続してある。すなわち、オイ
ル室5と交換器9とは排油管8、フレキシブル管8a、
給油管10、フレキシブル管10aとでループ状に接続
されているものである。そして、交換器9内には真空ポ
ンプ、交換用オイルタンク、排油用のタンクを備え、こ
れらが上述のループ状の回路に接続されているものであ
る。
【0012】この発明に係る装置は、上述のように構成
されており、潤滑油が劣化したときにはオイル室5を大
気に開放した上で、排油管系路に付設した真空ポンプで
オイル室5を吸引することによって、劣化したオイルを
交換器9の排油タンクに抜取ることができる。そして、
オイル室5に新しいオイルを注入するには、排油管を交
換器9に設けた給油タンクに接続した上で、給油管側か
らオイル室5を吸引することによって迅速に給油するこ
とができる。この場合、重力による給油も可能である。
【0013】以上の図例では、排油管と給油管を各別に
設けて、排油と給油とをこれらの管で各別にするように
したが、一本の交換用のパイプを用いて、これに通気管
を付設し、一本の管によって排油と給油ができるは勿論
である。
【0014】以上の潤滑油の交換操作は設置した水中ポ
ンプを引き上げる等の移動を全くすることなく、地上に
おいて潤滑油の交換ができるものであって、従来の水中
から引き上げて手作業での排油の抜取りや交換油を注入
するのに比較すれば、簡単で安全な操作である。図3は
上述のような操作をユニット化した装置としてこの装置
を使用してオイル交換する場合の一例を示すものであ
り、前述の真空ポンプやオイルの供給路や排出路に設け
た弁等の操作は交換器内に設けた装置の指示に基づいて
自動的に行うことができるもので、この発明によれば、
水中に設置したポンプには全く手を触れることなく潤滑
油の交換をすることができるものである。
【0015】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
に係る装置によれば水中ポンプの潤滑油を交換するに当
たって、水中に設置した水中ポンプに全く手を触れるこ
とがなく、簡単で安全な作業ができ、オイルの給排構造
面からもポンプを用いてオイルを抜取るようにしている
のでそのオイル室が水中深部に位置しても簡単且つ完全
に交換可能であり、この種、水中ポンプの運転上の難点
を完全に解消し得たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る水中ポンプの設置状態の側面図
で一部を断面図としている。
【図2】同じく、その水中ポンプのオイル室の縦断面図
である。
【図3】同じく、そのオイル交換操作を説明するための
模式側面図である。
【符号の説明】
3 インペラー軸 5 オイル室 8 排油管 9 交換器 10 給油管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中に設置した水中ポンプのインペラー
    軸3の軸受部にオイル室5を形成し、このオイル室5に
    オイル交換パイプの先端を接続して水中に延出し、その
    始端を地上に設けたオイルの交換器9に連結したことを
    特徴とする水中ポンプのオイル交換装置。
  2. 【請求項2】 上記オイル交換パイプがオイルの給排パ
    イプと通気パイプとよりなり、給排パイプの系路に真空
    ポンプが設けられている請求項1記載の水中ポンプのオ
    イル交換装置。
  3. 【請求項3】 上記オイル交換パイプが給油管10と排
    油管8とよりなり、排油管8の系路に真空ポンプが設け
    られている請求項1記載の水中ポンプのオイル交換装
    置。
JP10368295A 1998-12-25 1998-12-25 水中ポンプのオイル交換装置 Pending JP2000192892A (ja)

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040119