JPH022957Y2 - - Google Patents

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JPH022957Y2
JPH022957Y2 JP1026785U JP1026785U JPH022957Y2 JP H022957 Y2 JPH022957 Y2 JP H022957Y2 JP 1026785 U JP1026785 U JP 1026785U JP 1026785 U JP1026785 U JP 1026785U JP H022957 Y2 JPH022957 Y2 JP H022957Y2
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JP
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pump
impeller
valve chamber
chamber
hole
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JP1026785U
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JPS61126099U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、立軸ポンプの寒冷時における休止
時に、その羽根車の軸承部を凍結から保護する装
置に関するものである。
「従来技術」 従来、立軸ポンプでは、運転中、その羽根車の
軸承部を水で潤滑しており、休止時には、この水
を抜くようにしている。特に、寒冷時には、水が
残存すると軸承部が凍結し破損するので、確実に
抜取らなければならない。従来、この潤滑水の抜
取り作業は、逐一、ポンプピツト内に降りて、羽
根車軸の下端のプラグを抜く等の操作が必要であ
つた。また、凍結をさけるために、潤滑水を常時
放流する方法もあるが、これでは不経済である。
「考案が解決しようとする問題点」 上述のような潤滑水の処理操作は煩雑であり、
この考案では、ポンプピツト内に降りての操作を
省略でき、また、無駄に放流していた潤滑水を節
減せんとするものである。
「問題点を解決するための手段」 そこで、この考案では、寒冷時等にポンプを休
止させる場合、ポンプの運転を停止させると、そ
の羽根車の軸承部の潤滑水室とポンプピツト内が
連通し、ポンプピツト内の水を抜くと、潤滑水室
の水も自動的に抜けるようにしたものである。以
下、この考案を詳述すれば、その要旨とするとこ
ろは、立軸ポンプの駆動軸の下端部における軸芯
線上に、羽根車の軸承部に連通する通孔を設ける
とともに、この通孔の下端の羽根車室への開口部
分に弁室を形成し、この弁室に駆動軸の回転に伴
なう遠心力によつて作動して、該弁室と羽根車室
との間の通孔を閉止することができるボールを装
入したものである。
「作用」 この考案は、上述のように構成してあり、駆動
軸を回転させると、すなわち、ポンプ運転中に
は、駆動軸の回転に伴なう遠心力によつて、ボー
ルが弁室の周部に設けた通孔を閉止し、運転を停
止すると、ボールが弁室の底部に滑落して、通孔
を開口する。従つて、ポンプ運転中は、軸承部の
潤滑水が保持され、ポンプを停止すると、軸承部
と羽根車室との通孔は開放され、ポンプピツトの
水を抜くのと同時に軸承部の潤滑水も自動的に抜
け、寒冷時において、該部が凍結破損するおそれ
がないものである。
「実施例」 この考案の構成を図に基づいてさらに詳述する
と、第1図において符号1は駆動軸、2は駆動軸
に固定した羽根車、3は羽根車2の軸受部、4は
潤滑水室、5は羽根車室である。また、第4図〜
第6図において、符号6は駆動軸の下部に設けた
弁室、7は弁室6と羽根車2の軸受部3とを連通
する通孔、8は弁室6と羽根車室5とを連通する
通孔、9は弁室6に装入したボールである。ま
た、弁室6の構造について説明すれば、弁室6の
底部は駆動軸に着脱自在なプラグ10で構成さ
れ、プラグ10の上面には、その中心よりも偏芯
した位置に凹所が設けてあり、さらに、弁室6の
側壁には、前述羽根車室と連通する通孔8と重な
る溝11が設けてある。第4図〜第6図に示すよ
うに弁室6を構成することにより、ポンプ運転時
にはボール9に対して遠心力が作用し易く、ま
た、通孔8を確実に閉止することができ、ポンプ
を停止したときには、弁室6の底部にボール9を
滑落させて安定せしめることができる。尚、前述
の第1図で符号12は潤滑水の戻し管、符号13
は潤滑水の抜取りを確実にするための軸承室のブ
リザーパイプ、14はそのブリザー弁、15はポ
ンプピツトである。
このように構成された立軸ポンプは、第2図お
よび第3図に示すように、ポンプピツト15内に
設置されるのであるが、運転中は第2図に示すよ
うに、その羽根車室5は水中にあり、運転を停止
して冬季等において休止するときには、第3図に
示すようにピツト内の水を抜取るものである。こ
の考案に係る潤滑水の抜取装置は、この状態のと
きに軸承部に残留せんとする潤滑水を排出するこ
とができるものである。
「考案の効果」 以上、詳述したように、この考案によれば、従
来、寒冷時ポンプを停止するときに必要とした軸
承部の潤滑水の抜取り操作を完全に排除できるも
のであり、特に、この考案によるその抜取り操作
は、ポンプの運転に、完全に連動して行われるも
のであるので、操作忘れは全くなく、ポンプの完
全な保守管理ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を施した立型ポンプの縦断側
面図、第2図および第3図は、それぞれ立型ポン
プが据付けられた状態を示す概略の側面図、第4
図〜第6図は、それぞれ弁室の構造を説明するた
めの縦断側面図である。 符号説明、1……駆動軸、2……羽根車、5…
…羽根車室、6……弁室、7,8……通孔、9…
…ボール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 立軸ポンプの駆動軸1の下端部における軸芯線
    上に、羽根車2の軸承部に連通する通孔7を設け
    るとともに、この通孔7の下端の羽根車室5への
    開口部分に弁室6を形成し、この弁室6に駆動軸
    1の回転に伴なう遠心力によつて作動して、該弁
    室6と羽根車室2との間の通孔8を閉止すること
    ができるボール9を装入してなる立軸ポンプにお
    ける潤滑水の抜取装置。
JP1026785U 1985-01-28 1985-01-28 Expired JPH022957Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1026785U JPH022957Y2 (ja) 1985-01-28 1985-01-28

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JP1026785U JPH022957Y2 (ja) 1985-01-28 1985-01-28

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Publication Number Publication Date
JPS61126099U JPS61126099U (ja) 1986-08-07
JPH022957Y2 true JPH022957Y2 (ja) 1990-01-24

Family

ID=30491291

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JP1026785U Expired JPH022957Y2 (ja) 1985-01-28 1985-01-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9422363B2 (en) 2007-08-28 2016-08-23 Uab Research Foundation Synthetic apolipoprotein E mimicking polypeptides and methods of use

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Publication number Publication date
JPS61126099U (ja) 1986-08-07

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