JPS603438Y2 - 竪型回転機における軸受潤滑油用冷却器の水抜き構造 - Google Patents

竪型回転機における軸受潤滑油用冷却器の水抜き構造

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Publication number
JPS603438Y2
JPS603438Y2 JP12147681U JP12147681U JPS603438Y2 JP S603438 Y2 JPS603438 Y2 JP S603438Y2 JP 12147681 U JP12147681 U JP 12147681U JP 12147681 U JP12147681 U JP 12147681U JP S603438 Y2 JPS603438 Y2 JP S603438Y2
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JP
Japan
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lubricating oil
water
cooler
rotating machine
cooling tube
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Application number
JP12147681U
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JPS5828198U (ja
Inventor
孝 内山
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、竪型の電動機又は発電機などの回転機にお
ける軸受潤滑油用冷却器の水抜き構造に関するものであ
る。
一般に、大型の竪型回転機においては、スラストを支持
する軸受が潤滑油槽内に収められ、この軸受用潤滑油を
冷却するために、冷却水を通して冷却を行う冷却器が潤
滑油槽内に内蔵されている。
ところで、冷却器に通水を行わないときは、冷却器内の
水を抜くことが一般的であり、特に寒冷地においては、
非通水時の凍結による冷却器破損防止のため水抜きが必
要である。
従来、冷却器の水抜き方法は、冷却器のドレン部より配
管を行い、軸受箱の外部に排水するという方法がとられ
ている。
しかしながらこのような方法では、水抜き配管にスペー
スを要するが、軸受箱内、あるいは周囲にそのようなス
ペースを確保することが構造上きわめて困難な場合があ
る。
この考案は上記事情に鑑みて提案されたもので、軸受潤
滑油用冷却器において、冷却器のドレン部から水抜き配
管を行う必要がなく、しかも特別なスペースを必要とし
ない水抜き構造を得ることを目的とするものである。
以下この考案の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は軸受潤滑油用冷却器の要部の正面図、第2図は
同じく要部の平面図で、1は入口管、1aはそのフラン
ジ、2は出口管、2aはそのフランジ、3は入側ヘッダ
、4は出側ヘッダ、5は冷却水を通す冷却チューブであ
り、この冷却チューブ5は図示せぬ軸受を囲んで円形状
をなしている。
第2図ではその円形の一部のみが表されている。
第3図は軸受箱内に収められた状態における冷却器の要
部拡大断面図で、軸受箱6内には潤滑油7が満たされて
おり、この軸受箱6内に冷却器が収められている。
入口管1には外部配管8が接続されている。
通常竪型回転機のスラスト軸受は上部に設けられるから
、入口管1、出口管2に接続する外部配管は下方に立ち
下っている。
また、入口管1は入側ヘッダ3内にて下段の冷却チュー
ブ5aに連通しており、この連通部9には下段の冷却チ
ューブ5aの最下位面より低い凹部10が形成されてい
る。
またこの連通部9にはドレン口11をあけ、プラグ12
で閉塞している。
このプラグ12は予備的なもので、通常の水抜きには使
用しない。
本考案においては入口管1およびこれに接続する外部配
管8内に細い水抜き管13を内蔵させている。
この水抜き管13の一端13aは入側ヘッダ3内におけ
る凹部10の底面に近接した位置にあり、他端13bは
外部配管8の立ち下がり部における、前記一端13bよ
り低い位置となっている。
なお、水抜き管13は出口管2側に設けてもよいし、入
口管1、出口管2の両方に設けてもよい。
次に作用について説明する。
冷却器内の水を抜くときは、通水を停止するとともに、
冷却水配管系統の最上部に設けた図示せぬ空気抜きプラ
グをあけ、かつ、外部配管8の下端を大気に開放する。
すると、一部は外部配管8内を矢印イのように流下し、
また一部はサイホン効果により水抜き管13内を矢印口
のように流下して排出される。
そして、水抜き管13の一端13aが凹部10の底面に
近接した位置、すなわち、下段の冷却チューブ5aの底
面近傍の位置にあるので、水が下段の冷却チューブ5a
内に完全に満ちた状態でなく、第4図に示す水面位置へ
の如くにある深さで残されている状態であっても、水抜
き管13の一端13aが直接大気に通じることはなく、
シたがってサイホン効果は依然として失われず有効に水
抜きが行われ、冷却器内の水はほとんど完全に、すなわ
ち第4図二で示す水面位置まで排出することができる。
なお、上記実施例においては冷却チューブ5は入口管1
から出口管2まで直列に連通しているが、入側ヘッダお
よび出側ヘッダのそれぞれにおいて複数の冷却チューブ
が連通していて、水が入側ヘッダから出側ヘッダに向っ
て一方向に並列して流れる冷却器であっても、同様に行
うことができる。
以上説明したように、本考案においては、冷却チューブ
に連通ずる外部配管の内部に細い水抜き管を挿通させる
とともに、その一端は最下段の冷却チューブの底面近傍
に位置させ、他端は前記一端より下位に位置させている
ので、この水抜き管によるサイホン効果により、冷却器
内のほとんどの水を抜くことができる。
そして、この水抜き管は外部配管の内部にあるから、特
別なスペースを必要とせず、したがって、構造上、冷却
器のドレン部から水抜き配管を行うことが困難である場
合に、きわめて効果的である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は冷却
器の要部正面図、第2図は同じく要部平面図、第3図は
軸受箱に収められた状態における冷却器の要部拡大断面
図、第4図はサイホン効果についての説明図である。 3・・・・・・入側ヘッダ、4・・・・・・出側ヘッダ
、5・・・・・・冷却チューブ、5a・・・・・・下段
冷却チューブ、6・・・・・・軸受箱、8・・・・・・
外部配管、13・・・・・・水抜き管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷却チューブに連通ずる外部配管の内部に細い水抜き管
    を挿通させるとともに、この水抜き管の冷却器側の一端
    は最下段の冷却チューブの底面近傍に位置させ、他端は
    前記一端の位置より下位に位置させたことを特徴とする
    竪型回転機における軸受潤滑油用冷却器の水抜き構造。
JP12147681U 1981-08-17 1981-08-17 竪型回転機における軸受潤滑油用冷却器の水抜き構造 Expired JPS603438Y2 (ja)

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JP12147681U JPS603438Y2 (ja) 1981-08-17 1981-08-17 竪型回転機における軸受潤滑油用冷却器の水抜き構造

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Publication Number Publication Date
JPS5828198U JPS5828198U (ja) 1983-02-23
JPS603438Y2 true JPS603438Y2 (ja) 1985-01-30

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ID=29915410

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JP12147681U Expired JPS603438Y2 (ja) 1981-08-17 1981-08-17 竪型回転機における軸受潤滑油用冷却器の水抜き構造

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