JP2000190938A - 牛乳壜 - Google Patents
牛乳壜Info
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- JP2000190938A JP2000190938A JP36715798A JP36715798A JP2000190938A JP 2000190938 A JP2000190938 A JP 2000190938A JP 36715798 A JP36715798 A JP 36715798A JP 36715798 A JP36715798 A JP 36715798A JP 2000190938 A JP2000190938 A JP 2000190938A
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- JP
- Japan
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- bottle
- resin cap
- circumferential surface
- recessed step
- inner circumferential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 210000004080 milk Anatomy 0.000 title claims abstract description 14
- 235000013336 milk Nutrition 0.000 title claims abstract description 14
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 27
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 27
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 21
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 3
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 3
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- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来からある紙栓で密封することができ、更
には新しいタイプの樹脂キャップでも密封することもで
きて、紙栓および樹脂キャップのいずれの密封手段にも
対応することができる牛乳壜を提供すること。 【解決手段】 壜口部２の内周面に紙栓１０を嵌合する
ための中段３を形成する。また壜口部２の外周面には樹
脂キャップ２０の内周面に設けられた係合用突起２１を
係合するための凹み段差４を形成しておく。
には新しいタイプの樹脂キャップでも密封することもで
きて、紙栓および樹脂キャップのいずれの密封手段にも
対応することができる牛乳壜を提供すること。 【解決手段】 壜口部２の内周面に紙栓１０を嵌合する
ための中段３を形成する。また壜口部２の外周面には樹
脂キャップ２０の内周面に設けられた係合用突起２１を
係合するための凹み段差４を形成しておく。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、従来からある紙栓
で密封することができ、更には新しいタイプの樹脂キャ
ップでも密封することもできて、紙栓および樹脂キャッ
プのいずれの密封手段にも対応することができる牛乳壜
に関するものである。
で密封することができ、更には新しいタイプの樹脂キャ
ップでも密封することもできて、紙栓および樹脂キャッ
プのいずれの密封手段にも対応することができる牛乳壜
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】牛乳壜の密封は、従来は壜口部を紙栓で
密封することが普通に行われていた。即ち、図６に示さ
れるように、壜口部３０の内周面に形成した中段３１に
厚紙からなる紙栓３２を嵌合したうえ、更に壜口部３０
の外表面全体をビニルシート３３で覆うようにしてい
た。
密封することが普通に行われていた。即ち、図６に示さ
れるように、壜口部３０の内周面に形成した中段３１に
厚紙からなる紙栓３２を嵌合したうえ、更に壜口部３０
の外表面全体をビニルシート３３で覆うようにしてい
た。
【０００３】ところが、このような密封手段による場合
には、紙栓が壜口部の内部に入っているために開栓操作
が難しいという問題点があった。更には、壜口部の外表
面全体をビニルシートで覆うために２工程の密封作業が
必要であり、作業性に劣るとともにコスト的にも高くな
るという問題点があった。そこで、最近では壜口部の外
表面全体を樹脂キャップで覆って密封する新しいタイプ
の密封手段が研究されており、それに対応できる新しい
牛乳壜の開発が進められている。
には、紙栓が壜口部の内部に入っているために開栓操作
が難しいという問題点があった。更には、壜口部の外表
面全体をビニルシートで覆うために２工程の密封作業が
必要であり、作業性に劣るとともにコスト的にも高くな
るという問題点があった。そこで、最近では壜口部の外
表面全体を樹脂キャップで覆って密封する新しいタイプ
の密封手段が研究されており、それに対応できる新しい
牛乳壜の開発が進められている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、従来からある紙栓で密封する
ことができ、更には新しいタイプの樹脂キャップでも密
封することもできて、紙栓および樹脂キャップのいずれ
の密封手段にも対応することができる牛乳壜を提供する
ことを目的として完成されたものである。
従来の問題点を解決して、従来からある紙栓で密封する
ことができ、更には新しいタイプの樹脂キャップでも密
封することもできて、紙栓および樹脂キャップのいずれ
の密封手段にも対応することができる牛乳壜を提供する
ことを目的として完成されたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の牛乳壜は、壜口部の内周面に紙栓
を嵌合するための中段を形成し、また壜口部の外周面に
は樹脂キャップの内周面に設けられた係合用突起を係合
するための凹み段差を形成したことを特徴とするもので
ある。
めになされた本発明の牛乳壜は、壜口部の内周面に紙栓
を嵌合するための中段を形成し、また壜口部の外周面に
は樹脂キャップの内周面に設けられた係合用突起を係合
するための凹み段差を形成したことを特徴とするもので
ある。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図中１は壜本体、２は壜
口部を示し、全体形状は従来の紙栓で密封していた牛乳
壜とほぼ同じものである。そして本発明においては、壜
口部２の内周面に紙栓１０を嵌合するための中段３が形
成され、また壜口部２の外周面には樹脂キャップ２０の
内周面に設けた係合用突起２１を係合するための凹み段
差４が形成されたものとなっている。そして、このよう
な構成とすることによって、紙栓１０または樹脂キャッ
プ２０のいずれかの密封手段、あるいは紙栓１０および
樹脂キャップ２０の両方を備えた密封手段に対応するこ
とを可能としている。
の好ましい実施の形態を示す。図中１は壜本体、２は壜
口部を示し、全体形状は従来の紙栓で密封していた牛乳
壜とほぼ同じものである。そして本発明においては、壜
口部２の内周面に紙栓１０を嵌合するための中段３が形
成され、また壜口部２の外周面には樹脂キャップ２０の
内周面に設けた係合用突起２１を係合するための凹み段
差４が形成されたものとなっている。そして、このよう
な構成とすることによって、紙栓１０または樹脂キャッ
プ２０のいずれかの密封手段、あるいは紙栓１０および
樹脂キャップ２０の両方を備えた密封手段に対応するこ
とを可能としている。
【０００７】前記中段３は、図２に示されるように、例
えば口天から下方への距離Ｌ1 が約４．５mmの位置に、
段幅Ｌ2 が約２mmのものが形成されており、一方、凹み
段差４は、口天から下方への距離Ｌ3 が約７mmの位置
に、段幅Ｌ4 が約１．５mmのものが形成されている。そ
して、該凹み段差４の基部は徐々に湾曲して外径を縮小
している連結部５を介して壜本体１に続くよう構成され
ている。なお、飲料時において凹み段差４の違和感を与
えることのないよう考慮する必要があり、このため前記
距離Ｌ3 は少なくとも５mm以上あることが好ましい。ま
た、樹脂キャップ２０による完全な気密性を確保するた
めに前記段幅Ｌ4 は少なくとも１．５mm以上あることが
好ましい。
えば口天から下方への距離Ｌ1 が約４．５mmの位置に、
段幅Ｌ2 が約２mmのものが形成されており、一方、凹み
段差４は、口天から下方への距離Ｌ3 が約７mmの位置
に、段幅Ｌ4 が約１．５mmのものが形成されている。そ
して、該凹み段差４の基部は徐々に湾曲して外径を縮小
している連結部５を介して壜本体１に続くよう構成され
ている。なお、飲料時において凹み段差４の違和感を与
えることのないよう考慮する必要があり、このため前記
距離Ｌ3 は少なくとも５mm以上あることが好ましい。ま
た、樹脂キャップ２０による完全な気密性を確保するた
めに前記段幅Ｌ4 は少なくとも１．５mm以上あることが
好ましい。
【０００８】また、図３に示されるように、前記凹み段
差４の水平角θは４〜１２°の範囲とすることが好まし
い。４°未満では樹脂キャップ２０を被せる時の打栓圧
が高くなるうえに壜成形時における離型性が悪くなり、
一方、１２°より大きい場合には樹脂キャップ２０の密
封性が悪くなるからである。なお、この凹み段差４のテ
ーパ部には、良好な密封性を安定して確保するよう若干
でもストレート部分を設けておくことが好ましい。ま
た、凹み段差４の外壁凹み部分の曲率半径Ｒ1 、壜首付
け根部分の曲率半径Ｒ2 、段幅Ｌ4 、テーパー角度θの
関係は次式を満足することが好ましい。
差４の水平角θは４〜１２°の範囲とすることが好まし
い。４°未満では樹脂キャップ２０を被せる時の打栓圧
が高くなるうえに壜成形時における離型性が悪くなり、
一方、１２°より大きい場合には樹脂キャップ２０の密
封性が悪くなるからである。なお、この凹み段差４のテ
ーパ部には、良好な密封性を安定して確保するよう若干
でもストレート部分を設けておくことが好ましい。ま
た、凹み段差４の外壁凹み部分の曲率半径Ｒ1 、壜首付
け根部分の曲率半径Ｒ2 、段幅Ｌ4 、テーパー角度θの
関係は次式を満足することが好ましい。
【０００９】
【数１】
【００１０】前記の曲率半径Ｒ1 は、樹脂キャップの係
合用突起２１と嵌合するため小さい方が好ましいが、小
さ過ぎると欠けやすくなるので０．５〜０．８mmの範囲
が好ましく、また曲率半径Ｒ2 は小さいと壜成形時にク
ラックが発生しやすいため大きい方がよく１mm以上が好
ましい。
合用突起２１と嵌合するため小さい方が好ましいが、小
さ過ぎると欠けやすくなるので０．５〜０．８mmの範囲
が好ましく、また曲率半径Ｒ2 は小さいと壜成形時にク
ラックが発生しやすいため大きい方がよく１mm以上が好
ましい。
【００１１】このように構成されたものは、紙栓１０を
用いて密封する場合には、図４に示されるように、前記
中段３に紙栓１０を嵌合し、更に壜口部２の外表面全体
をビニルシートで覆い使用に供される点（図示せず）
は、従来の牛乳壜と同じである。一方、樹脂キャップ２
０を用いて密封する場合には、図５に示されるように、
樹脂キャップ２０の内周面に設けた係合用突起２１を前
記凹み段差４に係合することにより密封性を確保するこ
とができる。更には、必要であれば前記紙栓１０と樹脂
キャップ２０の双方を同時に用いてより高度な密封性を
保持することも可能である。なお、樹脂キャップ２０を
閉蓋した場合、天板から垂設されている中栓部２２が壜
口部２を挟持することにより高度な密封性が保証される
こととなる。
用いて密封する場合には、図４に示されるように、前記
中段３に紙栓１０を嵌合し、更に壜口部２の外表面全体
をビニルシートで覆い使用に供される点（図示せず）
は、従来の牛乳壜と同じである。一方、樹脂キャップ２
０を用いて密封する場合には、図５に示されるように、
樹脂キャップ２０の内周面に設けた係合用突起２１を前
記凹み段差４に係合することにより密封性を確保するこ
とができる。更には、必要であれば前記紙栓１０と樹脂
キャップ２０の双方を同時に用いてより高度な密封性を
保持することも可能である。なお、樹脂キャップ２０を
閉蓋した場合、天板から垂設されている中栓部２２が壜
口部２を挟持することにより高度な密封性が保証される
こととなる。
【００１２】この結果、現在の紙栓１０を用いたものか
ら樹脂キャップ２０を用いて密封するものへ切替える場
合、本発明に係る牛乳壜を用いれば、暫くは紙栓１０で
密封し、その後は樹脂キャップ２０で密封することで円
滑に密封手段の切替えを行えることとなり、樹脂キャッ
プ用の特別な牛乳壜を新たに生産することもなく極めて
低コストで切替え作業ができることとなる。
ら樹脂キャップ２０を用いて密封するものへ切替える場
合、本発明に係る牛乳壜を用いれば、暫くは紙栓１０で
密封し、その後は樹脂キャップ２０で密封することで円
滑に密封手段の切替えを行えることとなり、樹脂キャッ
プ用の特別な牛乳壜を新たに生産することもなく極めて
低コストで切替え作業ができることとなる。
【００１３】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は従来からある紙栓で密封することができ、更には新
しいタイプの樹脂キャップでも密封することもできて、
紙栓および樹脂キャップのいずれの密封手段にも対応す
ることができるものである。よって本発明は従来の問題
点を一掃した牛乳壜として、産業の発展に寄与するとこ
ろは極めて大である。
明は従来からある紙栓で密封することができ、更には新
しいタイプの樹脂キャップでも密封することもできて、
紙栓および樹脂キャップのいずれの密封手段にも対応す
ることができるものである。よって本発明は従来の問題
点を一掃した牛乳壜として、産業の発展に寄与するとこ
ろは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を示す一部切欠正面図であ
る。
る。
【図２】本発明の実施の形態を示す要部の断面図であ
る。
る。
【図３】本発明の実施の形態を示す要部の寸法関係の説
明図である。
明図である。
【図４】紙栓で密封する場合を示す一部切欠正面図であ
る。
る。
【図５】樹脂キャップで密封する場合を示す一部切欠正
面図である。
面図である。
【図６】従来例を示す壜口部の断面図である。
２ 壜口部 ３ 中段 ４ 凹み段差 10 紙栓 20 樹脂キャップ 21 係合用突起
フロントページの続き (72)発明者 鷲尾 祐司 愛知県名古屋市昭和区高辻町11番15号 石 塚硝子株式会社内 (72)発明者 大矢 一晴 愛知県名古屋市昭和区高辻町11番15号 石 塚硝子株式会社内 Ｆターム(参考） 3E033 AA01 CA19 DA02 DB01 GA02 3E067 AA03 AB26 BA03A BB01A BB14A BC07A EA20 EC11 EC32 GD06 3E084 AA04 AA12 AB01 BA01 CA01 CC03 CC07 DA01 DB13 DC03 EA01 EA04 EC03 EC08 FA09 FC07 GA08 GB12 KB01 LA17 LB02 LB07
Claims (1)
- 【請求項１】 壜口部(2) の内周面に紙栓(10)を嵌合す
るための中段(3) を形成し、また壜口部(2) の外周面に
は樹脂キャップ(20)の内周面に設けられた係合用突起(2
1)を係合するための凹み段差(4) を形成したことを特徴
とする牛乳壜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36715798A JP2000190938A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 牛乳壜 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36715798A JP2000190938A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 牛乳壜 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000190938A true JP2000190938A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18488614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36715798A Pending JP2000190938A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 牛乳壜 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000190938A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010017716A (ja) * | 2004-01-16 | 2010-01-28 | Illinois Tool Works Inc <Itw> | 流体供給装置用使い捨てカップおよび使い捨て蓋 |
-
1998
- 1998-12-24 JP JP36715798A patent/JP2000190938A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010017716A (ja) * | 2004-01-16 | 2010-01-28 | Illinois Tool Works Inc <Itw> | 流体供給装置用使い捨てカップおよび使い捨て蓋 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050704 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080125 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080219 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080704 |