JP2000190848A - 分散型列車運行管理システム - Google Patents
分散型列車運行管理システムInfo
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- JP2000190848A JP2000190848A JP10370103A JP37010398A JP2000190848A JP 2000190848 A JP2000190848 A JP 2000190848A JP 10370103 A JP10370103 A JP 10370103A JP 37010398 A JP37010398 A JP 37010398A JP 2000190848 A JP2000190848 A JP 2000190848A
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Abstract
ら構成される分散型列車運行管理システムにおいて隣接
する自動進路制御装置間を走行する列車の割り付けに誤
りを防止したい。 【解決手段】 A駅の自動進路制御装置から送信される
列車IDをB駅の自動進路制御装置が受信したときに受
信した列車IDを受信順にメモリに書き込む。B駅の自
動進路制御装置は、最先格納の列車IDを割り付けるよ
うにする。かくして、列車IDの格納タイミングと割り
付けタイミングとで、正規の順序からずれた場合にも誤
った列車IDの割り付けはなくなる。
Description
エリア単位に管理する分散型運行管理システム、特に各
制御エリア内の列車在線位置の運行管理を行うのに好適
なシステムに関する。
御装置は、自己の制御エリア内の列車の在線位置を追跡
しているが、制御エリアへの進入列車を検知したタイミ
ングで、ダイヤ情報のその時点での先頭の列車IDを進
入列車に割り付け、この進入列車の進路制御を、この列
車IDのダイヤ情報のもとに行う。ここで、進路制御と
は、列車の在線位置の追跡をしながらの、軌道の選択、
信号機や信号灯の制御、等を指す。駅毎の自動進路制御
装置は、それぞれ非同期で動作する。制御エリア内の軌
道は、数100m単位に区分化されており、どの区分に
列車が在線しているかは、そのエリアを管理する自動進
路制御装置が検出手段等を介して自動的に検知する。こ
れが、列車の在線位置の追跡である。隣り合うA、B駅
にあっては、駅Aから駅Bへ列車Pが進行する場合、A
駅の進路制御装置は自己の制御エリアを出発するある特
定のタイミングt1でB駅の自動進路制御装置に向けて
出発列車の列車IDの送信を行う。
ラッチすると共に、自己の制御エリアに列車Pの進入を
検知したタイミングt2で、その時点のダイヤ情報の先
頭の列車IDと上記ラッチした列車IDとを比較し、一
致した場合、ダイヤ情報の先頭の列車IDを進入した列
車に割り付け、不一致の場合、受信ラッチした列車ID
を強制的に割り付ける。こうした手続をふむことでA駅
の自動進路制御装置とB駅の自動進路制御装置間を走行
する列車の引継を実現する。一般的にA駅を進出した列
車は他の列車に追い越されることなくB駅に進入する。
また、A駅の自動進路制御装置の制御エリアとB駅の自
動進路制御装置の制御エリアは連続しているため、列車
の管理は必ずA駅の自動進路制御装置とからB駅の自動
進路制御装置へと移る。そのためB駅の自動進路制御装
置はA駅から受信する列車IDを1列車分ラッチするだ
けでよかった。これは、すべての駅の自動進路制御装置
が該当し、すべて、1列車分の列車IDをラッチする仕
組みとしていた。
を列車間隔の狭い列車運転密度の高い線区で利用しよう
とした場合、以下の問題が発生する。列車P、Qが、P
→Qの順にA駅からB駅に狭い間隔で進入する例を考え
る。上記従来技術では、列車Pの前記タイミングt
2と、列車Qの発車タイミングt10(前記t1に相当す
る)とは、t2→t10の順番であることを前提としてい
る。そのため、A駅の列車の制御エリアの最終軌区分に
列車Pが在線中であるにもかかわらずその在線している
ことを、A駅の自動進路制御装置が検出できない場合
(在線検知の失敗)、B駅の自動進路制御装置が自己の
制御エリア内に列車Pの進入したことのタイミングt2
を検知する前に、A駅の自動進路制御装置が自己の制御
エリアの最終軌道区分を離脱しているものと判断し、A
駅停車中の列車Qの発車のための信号灯を青にし発車O
Kにする(このように、自己の制御エリアの最終軌道区
分を前の列車が離脱すれば、この制御エリアのプラット
フォーム等に停車している後の列車の出発OKを示す青
信号にすることが、発車条件である)。この青信号にし
た時刻t10(前記t1に相当)の時点で、A駅の進路制
御装置は、列車Qの列車ID(Q)をB駅の自動進路制
御装置に送信してしまう。B駅の自動進路制御装置は列
車Qの列車ID(Q)を受信し、既にラッチしている列
車ID(P)の登録を消去し代わりに列車ID(Q)を
ラッチする。1列車分のIDをラッチする仕組みとなっ
ているためによる。この結果、この時点のB駅でのダイ
ヤ情報の先頭IDがID(A)であるにもかかわらず、
B駅の進路制御装置は、誤って列車ID(Q)を割り付
ける。
アの第1軌道区分が故障(在線検知失敗)している場
合、B駅の自動進路制御装置がタイミングt2を検知す
る前に、A駅の自動進路制御装置がタイミングt10を検
知し、列車Qの列車ID(Q)をB駅の自動進路制御装
置に送信した場合、B駅の自動進路制御装置は列車Qの
列車ID(Q)を受信し、既に保持している列車ID
(P)に代わって列車ID(Q)をラッチするため、B
駅の自動進路制御装置が誤って列車ID(Q)に割り付
け、前記と同一の問題が発生する。さらには、B駅の自
動進路制御装置の制御エリアの第1軌道区分が列車Pの
在線を検知したにも関わらず、通信遅れ等の原因により
B駅の自動進路制御装置の検知がおくれた場合も、B駅
の自動進路制御装置がタイミングt2を検知する前に、
A駅の自動進路制御装置がタイミングt10を検知し、列
車Qの列車ID(Q)をB駅の自動進路制御装置に送信
した場合、B駅の自動進路制御装置は列車Qの列車ID
(Q)を受信し、既に保持している列車ID(P)に代
わって列車ID(Q)をラッチする。このため、列車Q
のID(Q)に誤った割り付けを行い、前記と同一の問
題が発生する。
で利用した場合において誤った列車IDの割り付けを回
避可能にして、正しい在線列車IDの割り付けを可能に
する分散型列車運行管理システムを提供することにあ
る。
れ、それぞれの制御エリア内の列車の進路制御を行う自
動進路制御装置を備えて、各制御エリアの列車進路制御
をそれぞれの自動進路制御装置を通じて行う分散型列車
運行管理システムにおいて、各自動進路制御装置は、自
己の制御エリアに在線中であることを条件に、この在線
中の列車IDを、進行方向の隣接する自動進路制御装置
に送信する第1の手段と、列車が進入してくる方向の隣
接する自動進路制御装置から送られてくる列車IDを受
信し、その送られてくるタイミング順に格納登録する第
2の手段と、自己の制御エリア内へ列車が進入したこと
を条件に、この進入してきた列車に、上記ラッチした列
車IDの中の最先登録順位にある列車IDを割り付ける
と共に、この最先登録順位の列車IDの登録を消去し、
次最先登録順位の列車IDを最先登録順位の列車IDと
する第3の手段と、を備えた分散型列車運行管理システ
ムを開示する。
の制御エリア内の列車の進路制御を行う自動進路制御装
置を備えて、各制御エリアの列車進路制御を、各駅対応
の自動進路制御装置を通じて行う分散型列車運行管理シ
ステムにおいて、各自動進路制御装置は、自己の制御エ
リアの駅停車中の列車の出発の第1のタイミングで、進
行方向の隣接する自動進路制御装置にこの列車IDを送
信する第1の手段と、列車が進入してくる方向の隣接す
る自動進路制御装置から送られてくる列車IDを受信
し、その送られてくるタイミング順に各列車IDを格納
登録する第2の手段と、自己の制御エリア内に列車が進
入した第2のタイミングで、上記登録した列車IDの中
の最先登録順位にある列車IDをこの進入列車に割り付
けると共に、この最先登録順位の列車IDの登録を消去
し、次最先登録順位の列車IDを最先登録順位の列車I
Dとする第3の手段と、を備えた分散型列車運行管理シ
ステムを開示する。
ID格納メモリを備え、上記第1の手段は、第1のタイ
ミングで列車IDを受信したとき列車ID格納メモリの
先頭空きレコードに受信した列車IDを登録するものと
し、上記第3の手段は、列車ID割り付け用の第2のタ
イミングを検出した場合において列車ID格納メモリの
先頭の列車IDを進入してきた列車に割り付けると共
に、該割り付け後の当該列車IDを列車ID格納メモリ
から消去するものとしたことを特徴とする分散型列車運
行管理システムを開示する。
の制御エリア内の列車の進路制御を行う自動進路制御装
置を備えて、各制御エリアの列車進路制御を、各駅対応
の自動進路制御装置を通じて行う分散型列車運行管理シ
ステムにおいて、各自動進路制御装置は、自己の制御エ
リア内の列車が軌道上のどの区分に属しているかの情報
を作成する列車トラッキング処理部と、該処理部からの
情報をもとにして得られる自己の制御エリアの駅停車中
の列車の出発の第1タイミングで、進行方向に隣接する
自動進路制御装置にこの列車IDを送信する第1の手段
と、列車が進入してくる方向の隣接する自動進路制御装
置から送られてくる列車IDを受信する第2の手段と、
この受信した列車IDをその送られてくるタイミング順
に格納登録する列車ID格納メモリと、自己の制御エリ
ア内での列車ダイヤ情報を記憶するダイヤデータベース
と、上記列車トラッキング処理部からの情報をもとにし
て得られる、自己の制御エリアの最初の区分内に列車が
進入した第2のタイミングで、上記列車ID格納メモリ
の中の最先登録順位にある列車IDと上記ダイヤデータ
ベース上の最新列車IDとを比較し、一致していればこ
の列車IDを進入列車のIDとして割り付け、不一致で
あれば上記最先登録順位にある列車IDを進入列車のI
Dとして割り付けると共に、この最先登録順位の列車I
Dの登録を消去し、次最先登録順位の列車IDを最先登
録順位の列車IDとする第3の手段と、この割り付けた
列車に対して自己の制御エリア内での進路制御を行う進
路制御手段と、を備えた分散型列車運行管理システムを
開示する。
御エリア内の軌道の選択及び信号機や信号灯の制御を行
うものとした分散型列車運行管理システムを開示する。
て説明する。図1は本発明の分散型運行管理システムの
一構成例を示すものである。自動進路制御装置1、2
は、隣り合うA、B駅に設けられ、互いに非同期でA、
B駅の進路制御を行う。自動進路制御装置1、2は、通
信線3、4を各々介してネットワーク5に接続されてい
る。自動進路制御装置1、2は同一構成であって、ネッ
トワーク5を介して他の駅の自動進路制御装置と通信を
行う通信インターフェイス6、自己の制御エリア内の各
線路の状況や各列車がどの位置に位置しているかの設備
の情報を取り込むインターフェイス7、前記インターフ
ェイス7から取り込まれた情報をもとに列車在線位置情
報DBを作成する列車追跡処理部8、各列車のダイヤ情
報を保持しているダイヤ情報DB9、および列車追跡処
理部8が作成した列車在線位置情報DBとダイヤ情報D
B9をもとにダイヤ情報通りに列車運行ができるように
駅のポイント切替や信号機制御を行う進路制御処理部1
0から構成される。
の各列車が各線路上のどの位置に位置しているかの情報
を作成する列車トラッキング処理部11、列車IDを送
信するタイミングを検出し列車IDを送信する列車ID
送信部12、列車IDを受信する列車ID受信部13、
受信した列車IDを格納する列車ID格納メモリ14、
および自己の制御エリア内に列車が進入したことを検知
し列車IDを割り付ける列車ID割付処理部15、から
構成される。ダイヤ情報DBはダイヤ通りに列車が進入
する順序を保持しており、列車ID割付処理部15は各
列車の進入順序を取り出すことができる。
いて図2を用いて説明する。A駅の自動進路制御装置1
の列車ID送信部12は、自己の制御エリアに在線して
いる列車Pの列車ID送信タイミングを検出しB駅の自
動進路制御装置2に列車ID(P)を送信する。B駅の
自動進路制御装置2の列車ID受信部13は、通信イン
ターフェイス3、4を介してA駅の自動進路制御装置1
から列車ID(P)を受信し列車IDメモリ14に受信
した列車ID(P)を格納する。メモリ14は複数の列
車IDを格納可能な容量を持ち、例えばFIFO形式の
メモリであり、最先(最も古くラッチしたこと)の列車
IDを最先に取り出す。図3にメモリ14の格納例を示
す。レコード形式でアドレス分けされており、複数の列
車IDを格納している。このメモリ14を先頭レコード
から検索し、空いているレコードの先頭部に、受信列車
ID(P)を格納する。B駅の自動進路制御装置2の列
車トラッキング処理部11は、列車Pの進入を検知し、
列車在線位置情報DBの情報を更新する。
報DBを参照し列車PがB駅の自動進路制御装置2の制
御エリア内に進入したことを検知し、ダイヤ情報DB9
からB駅の進入順序1位列車の列車IDと、列車ID格
納メモリ14の先頭レコードから列車ID(P)を取り
出し、ダイヤ情報DB9から取り出した列車ID(P)
と列車ID格納メモリ14から取り出した列車IDを比
較する。一致した場合、取り出した列車IDを列車Pに
割り付け、不一致の場合列車ID格納メモリから取り出
した列車IDを列車(P)に割り付ける。尚、A、B駅
それぞれで、自己の制御エリア内の1つの軌道区分で在
線検知が失敗しても、その次の軌道区分で検知でき、ま
たそこでも検知失敗であれば次の軌道区分で検知でき、
進路制御上の支障はない。従って、t10とt2との間で
t10→t2の如き事例(前記課題参照)であっても、I
Dの正しい割り付けがなされれば、進路制御上の問題は
ない。
への書き込み、消去のタイミングについて説明する。図
3に示す列車ID格納メモリ14はnレコード構成とな
っており、各々列車IDを受信順に格納可能な構成とな
っている。B駅の自動進路制御装置2の列車ID受信部
13はA駅の自動進路制御装置1から受信したタイミン
グで列車ID格納メモリ14を先頭レコードから検索
し、空いているレコードに受信した列車IDを書き込
む。図では、第1〜第3レコード目が空きであり、空き
先頭レコードである第3レコード位置に、この列車ID
(P)をラッチさせた例を示した。またB駅の自動進路
制御装置2が制御エリア内に列車の進入を検知したタイ
ミングでB駅の列車ID割付処理部15は列車ID格納
メモリ14の先頭レコードから列車IDを取り出し列車
ID割付処理を行う。この後で、取り出した列車IDを
列車ID格納メモリ14から消去し2レコード目以降に
列車IDが登録されていた場合、前詰めで書き換え直
す。即ち、次最先順位の列車IDが最先順位の列車ID
として順位が上がる。それ以降の順位のものも順次繰り
上がる。また列車ID割付処理部15が列車ID格納メ
モリ14を操作している間は列車ID受信部13は列車
IDを書き込むことはできず、逆に列車ID受信部13
が列車ID格納メモリ14に列車IDを書き込んでいる
間は列車ID割付処理部15は列車ID格納メモリ14
の操作はできない。
在線している列車運行密度の高い線区への本発明の例で
ある。A駅からF駅に分散配置されている各々の自動進
路制御装置は非同期で動作する。相隣り合う駅にあっ
て、前駅の自動進路制御装置の列車ID送信タイミング
と後駅の自動進路制御装置の列車ID受信タイミングが
ずれた場合に本発明は有効である。
A駅から2つのタイミングで列車IDを送信するように
することは可能である。B駅では、同一の列車IDを受
信した場合、廃棄する。これによって送受信のタフネス
化をはかることができる。
ば、非同期で動作しているA駅の自動進路制御装置とB
駅の自動進路制御装置間における誤った列車IDの割り
付けを防止する。そのため、比較的列車運転密度の低い
線区だけでなく、図4に示すような列車運転密度の高い
線区、または列車運転密度の低い線区でも列車ダイヤが
乱れ列車間隔が狭くなっているようなときで本発明の自
動進路制御装置を利用した場合において列車IDを上書
きせずに列車追跡の連続性を確保することが可能であ
る。また、A駅の自動進路制御装置とB駅の自動進路制
御装置のインターフェイスを従来方式のまま変更しない
ことにより、各々の駅の自動進路制御装置間の独立性を
保て、分散型運行管理システムとしての保守性、拡張性
をより高めることができる。
付けを防止できた。
のである。
のである。
D格納メモリの構成を示すものである。
を示したものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 各駅に設置され、それぞれの制御エリア
内の列車の進路制御を行う自動進路制御装置を備えて、
各制御エリアの列車進路制御をそれぞれの自動進路制御
装置を通じて行う分散型列車運行管理システムにおい
て、 各自動進路制御装置は、 自己の制御エリアに在線中であることを条件に、この在
線中の列車IDを、進行方向の隣接する自動進路制御装
置に送信する第1の手段と、 列車が進入してくる方向の隣接する自動進路制御装置か
ら送られてくる列車IDを受信し、その送られてくるタ
イミング順に格納登録する第2の手段と、 自己の制御エリア内へ列車が進入したことを条件に、こ
の進入してきた列車に、上記ラッチした列車IDの中の
最先登録順位にある列車IDを割り付けると共に、この
最先登録順位の列車IDの登録を消去し、次優先登録順
位の列車IDを最先登録順位の列車IDとする第3の手
段と、 を備えた分散型列車運行管理システム。 - 【請求項2】 各駅に設置され、それぞれの制御エリア
内の列車の進路制御を行う自動進路制御装置を備えて、
各制御エリアの列車進路制御を、各駅対応の自動進路制
御装置を通じて行う分散型列車運行管理システムにおい
て、 各自動進路制御装置は、 自己の制御エリアの駅停車中の列車の出発の第1のタイ
ミングで、進行方向の隣接する自動進路制御装置にこの
列車IDを送信する第1の手段と、 列車が進入してくる方向の隣接する自動進路制御装置か
ら送られてくる列車IDを受信し、その送られてくるタ
イミング順に各列車IDを格納登録する第2の手段と、 自己の制御エリア内に列車が進入した第2のタイミング
で、上記登録した列車IDの中の最先登録順位にある列
車IDをこの進入列車に割り付けると共に、この最先登
録順位の列車IDの登録を消去し、次最先登録順位の列
車IDを最先登録順位の列車IDとする第3の手段と、 を備えた分散型列車運行管理システム。 - 【請求項3】 前記自動進路制御装置は、列車ID格納
メモリを備え、上記第1の手段は、第1のタイミングで
列車IDを受信したとき列車ID格納メモリの先頭空き
レコードに受信した列車IDを登録するものとし、上記
第3の手段は、列車ID割り付け用の第2のタイミング
を検出した場合において列車ID格納メモリの先頭の列
車IDを進入してきた列車に割り付けると共に、該割り
付け後の当該列車IDを列車ID格納メモリから消去す
るものとしたことを特徴とする請求項2記載の分散型列
車運行管理システム。 - 【請求項4】 各駅に設置され、それぞれの制御エリア
内の列車の進路制御を行う自動進路制御装置を備えて、
各制御エリアの列車進路制御を、各駅対応の自動進路制
御装置を通じて行う分散型列車運行管理システムにおい
て、 各自動進路制御装置は、 自己の制御エリア内の列車が軌道上のどの区分に属して
いるかの情報を作成する列車トラッキング処理部と、 該処理部からの情報をもとにして得られる自己の制御エ
リアの駅停車中の列車の出発の第1タイミングで、進行
方向に隣接する自動進路制御装置にこの列車IDを送信
する第1の手段と、 列車が進入してくる方向の隣接する自動進路制御装置か
ら送られてくる列車IDを受信する第2の手段と、 この受信した列車IDをその送られてくるタイミング順
に格納登録する列車ID格納メモリと、 自己の制御エリア内での列車ダイヤ情報を記憶するダイ
ヤデータベースと、 上記列車トラッキング処理部からの情報をもとにして得
られる、自己の制御エリアの最初の区分内に列車が進入
した第2のタイミングで、上記列車ID格納メモリの中
の最先登録順位にある列車IDと上記ダイヤデータベー
ス上の最新列車IDとを比較し、一致していればこの列
車IDを進入列車のIDとして割り付け、不一致であれ
ば上記最先登録順位にある列車IDを進入列車のIDと
して割り付けると共に、この最先登録順位の列車IDの
登録を消去し、次最先登録順位の列車IDを最先登録順
位の列車IDとする第3の手段と、 この割り付けた列車に対して自己の制御エリア内での進
路制御を行う進路制御手段と、 を備えた分散型列車運行管理システム。 - 【請求項5】 上記進路制御手段は、自己の制御エリア
内の軌道の選択及び信号機や信号灯の制御を行うものと
した請求項4の分散型列車運行管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37010398A JP3589578B2 (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 分散型列車運行管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37010398A JP3589578B2 (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 分散型列車運行管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000190848A true JP2000190848A (ja) | 2000-07-11 |
JP3589578B2 JP3589578B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=18496084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37010398A Expired - Lifetime JP3589578B2 (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 分散型列車運行管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3589578B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103661497A (zh) * | 2012-09-26 | 2014-03-26 | 北京南车时代信息技术有限公司 | 一种车次号分配方法、装置及车次号分配器 |
Citations (4)
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JPS5277311A (en) * | 1975-12-24 | 1977-06-29 | Hitachi Ltd | Train operation control system in use of multiple computors |
JPS56124558A (en) * | 1980-03-05 | 1981-09-30 | Hitachi Ltd | Dispersion type train operation controlling system |
JPS60174360A (ja) * | 1984-02-20 | 1985-09-07 | 株式会社日立製作所 | 列車運行管理システム |
JPH08198111A (ja) * | 1995-01-30 | 1996-08-06 | Mitsubishi Electric Corp | 列車運行管理システム |
-
1998
- 1998-12-25 JP JP37010398A patent/JP3589578B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3589578B2 (ja) | 2004-11-17 |
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