JP2000190201A - 化学機械式平面化システムのためのパッド・コンディショナ・カプリングおよびエンド・エフェクタならびにその方法 - Google Patents

化学機械式平面化システムのためのパッド・コンディショナ・カプリングおよびエンド・エフェクタならびにその方法

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JP2000190201A
JP2000190201A JP35685199A JP35685199A JP2000190201A JP 2000190201 A JP2000190201 A JP 2000190201A JP 35685199 A JP35685199 A JP 35685199A JP 35685199 A JP35685199 A JP 35685199A JP 2000190201 A JP2000190201 A JP 2000190201A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造環境における信頼性を改善し半導体ウエ
ハ全体の研磨均一性を高める化学機械式平面化ツールを
提供する。 【解決手段】 パッド・コンディショナ・カプリング
は、肩付きねじ,ポリマ・ベアリング,固定プレート,
波形ばね,および浮動プレートから成り、研磨媒体表面
を研削するエンド・エフェクタを保持する。パッド・コ
ンディショニングは、研磨媒体表面を平面化し、粒子を
除去し、研磨スラリの搬送を促進する。波形ばねは固定
および浮動プレート間に配され、肩付きねじが波形ばね
を予備荷重状態に保持する。ポリマ・ベアリングは、肩
付きねじの固定プレートとの接触を防止する。波形ばね
は、浮動プレートを固定プレートに対して非平行に移動
させ、パッド・コンディショニング・プロセスにおいて
角度補償を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、化学機械
式平面化(CMP:chemical mechanical planarizatio
n)システムに関し、更に特定すれば、CMPツールのた
めのパッド・コンディショナ・カプリング(pad conditi
oner coupling)およびエンド・エフェクタ(end effecto
r)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】化学機械式平面化(化学機械式研磨とも
言う)は、先進の集積回路製造において有効性が確認さ
れたプロセスである。CMPは、殆ど全ての半導体素子
製造段階において用いられている。例えば、化学機械式
平面化は、局部的平面化によって微細化構造の作成を可
能とし、更にウエハ全体の平面化により高密度のビアや
相互接続層の生成を可能にする。集積回路製造プロセス
においてCMPを受ける物質には、単結晶および多結晶
シリコン,酸化物,窒化物,ポリイミド,アルミニウ
ム,タングステン,および銅が含まれる。
【0003】一般に、半導体ウエハの研磨は、プラテン
として知られている回転ディスク上で行われる。回転デ
ィスクは、研磨プロセスのための支持構造である。研磨
媒体をプラテン上に配する。研磨媒体は、順応性(compl
iant)があり、化学/研摩スラリの搬送を可能にする。
研磨媒体の一種にポリウレタン・パッドがある。ポリウ
レタン・パッドは、スラリの搬送を促進するグルーブま
たは凹みがある。
【0004】研磨プロセスは、研磨スラリを研磨媒体表
面に塗布することから開始する。研磨媒体の表面に半導
体ウエハを接触させ、同一平面にする。所定の力を半導
体ウエハに加え、処理対象ウエハの表面の一部分を化学
的にかつ摩擦によって除去する。典型的に、研磨プロセ
スの間半導体ウエハおよびプラテンを回転させておく。
研磨スラリは、研磨プロセスの間、連続的に研磨媒体に
供給される。半導体ウエハが研磨されるに連れて、半導
体ウエハからの粒子および消費した研磨スラリは捕獲さ
れ、蓄積される。その結果、研磨媒体の表面は不均一と
なる。また、粒子は半導体ウエハの表面に傷を付けた
り、損傷する虞れがある。
【0005】パッド・コンディショニング(pad conditi
oning)とは、研磨媒体から粒子や消費した研磨スラリを
除去するプロセスのことである。また、パッド・コンデ
ィショニングは、パッドの物質を選択的に除去すること
によってパッドも平面化し、研磨媒体の表面を粗面化(r
oughen)する。従来技術のパッド・コンディショニング
装置は、研磨媒体の表面を横切って研磨材を移動させ
る。一般に用いられているパッド・コンディショニング
装置の1つに、ディスクの上面にコレット(collet)が接
続されたディスクを含むものがある。研磨ディスクは、
研磨面に露出するディスクの底面に、癒着的または機械
的に取り付けられる。コレットにコイル・カット(coil
cut)を施し、パッド・コンディショニング装置に多少の
角度順応性(angular compliance)を与える。モータ・シ
ャフトがパッド・コンディショニング装置のコレットに
接続する。パッド・コンディショニング・プロセスの間
パッド・コンディショニング装置および研磨媒体を回転
させることにより、最良の結果が得られる。典型的に、
一連のウエハを研磨した後、パッド・コンディショニン
グ・プロセスを実施する。即ち、処理に必要な時間のた
めに、1ウエハ・ロットを処理した後に、研磨媒体のコ
ンディショニングを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この様式のパッド・コ
ンディショニング装置から、3つの問題が発生する。第
1に、パッド・コンディショニング装置のコレットにお
けるコイル・カットは、研削面を研磨媒体の表面に平行
に維持するには有効でない(角度順応性)。その結果、
研磨媒体の表面が不均一となり、半導体ウエハ研摩の均
一性に直接的な影響を及ぼす。例えば、パッド・コンデ
ィショニング装置は、パッド・コンディショニング・プ
ロセスの間、ある動作状態の下ではチャタリングを生
じ、研磨媒体全体に高低のスポットが発生する虞れがあ
る。第2に、パッド・コンディショニング装置に加えら
れる下方力がコレット内のコイル・カットを完全に閉鎖
し、事実上順応機能を妨げ、その結果研摩パッドの平面
性が失われる可能性がある。第3に、パッド・コンディ
ショニング装置は周期的に故障し、CMPツールの保守
頻度が高くなる。ダウンタイムは、コスト上昇および工
場のウエハ・スループット低下に換算される。機構の故
障は、研磨面が、コイル・カット・コレット上に過度な
トルクを与えるエッジに当たるときに発生する。結果的
に、コレットは張力で破壊され、ばらばらになる。パッ
ド・コンディショニング装置はこのような力を分配し(c
ome apart with)、CMPツールの他の構成部品も損傷
する可能性がある。
【0007】したがって、製造環境における信頼性を改
善し、半導体ウエハ全体の研磨均一性を高める、化学機
械式平面化ツールのためのパッド・コンディショニング
装置を有することができれば有利であろう。更に、この
パッド・コンディショニング装置が安価であり、しかも
通常の保守の間に研磨面の容易な交換を可能にするので
あれば、更に有利であろう。
【0008】
【発明の実施の形態】概して言えば、化学機械式平面化
(CMP)は、半導体ウエハの処理面から物質または膜
全体を除去するために用いられる。理想的なのは、半導
体ウエハ全体にわたって均一な量の物質を除去し、高度
に平面化した表面を残し、その上にウエハ処理を続行す
ることである。研磨プロセスにおいて少しでも非均一が
生ずると、歩留まりの損失または長期素子信頼性の問題
を招く。均一性は、半導体ウエハ全体における表面高さ
のばらつきの尺度である。半導体業界では、酸化物,ポ
リシリコン,タングステン,および銅を除去するため
に、いくつかの共通した形式の化学機械式平面化プロセ
スを用いている。
【0009】現在半導体業界において用いられている化
学機械式平面化ツールは、6ないし12パーセントとい
う範囲のウエハ均一性を達成可能である。この均一性レ
ベルは、0.18ないし0.35ミクロンの範囲の臨界
寸法(critical dimension)を有する素子を製造するには
十分である。将来、半導体業界が0.10ミクロン未満
の臨界寸法を目指して動くに連れて、1ないし3パーセ
ントの範囲の研磨均一性が要求されることになろう。ウ
エハ均一性に重大な影響を有するとして認識されている
領域は、半導体ウエハを研磨する研磨媒体である。研磨
媒体の表面は、平面を維持し、研磨スラリの搬送を支援
し、一貫したウエハの均一性を達成しなければならな
い。平面化の問題の複雑性は、更に、ウエハの大口径化
によって一層高められる。半導体業界は、直径200ミ
リメートルのウエハから直径300ミリメートルのウエ
ハに転換する過程にある。
【0010】図1は、本発明にしたがって、研磨対象半
導体ウエハの均一性を改善するための化学機械式平面化
(CMP)ツール11の平面図である。
【0011】CMPツール11は、プラテン12,脱イ
オン(DI:deionized)水バルブ13,多入力バルブ1
4,ポンプ15,ディスペンス・バー・マニフォルド1
6,ディスペンス・バー17,コンディショニング・ア
ーム18,サーボ・バルブ19,真空発生器20,ウエ
ハ・キャリア・アーム21,脱イオン(DI)水バルブ
22,およびスプレー・バー23から成る。
【0012】プラテン12は、半導体ウエハの処理面を
平面化するために用いる種々の研磨媒体および化学薬品
を支持する。プラテン12は、典型的に、アルミニウム
またはステンレス鋼のような金属で作られている。モー
タ(図示せず)がプラテン12に結合する。プラテン1
2は、ユーザ選択可能な表面速度で、回転,軌道,およ
び直線運動が可能である。
【0013】脱イオン水バルブ13は、入力および出力
を有する。入力は、DI水源に接続されている。制御回
路(図示せず)が、DI水バルブ13をイネーブルまた
はディゼーブルする。DI水は、DI水バルブ13がイ
ネーブルされている場合に、多入力バルブ14に供給さ
れる。多入力バルブ14は、異なる物質をディスペンス
・バー17に排出することを可能にする。多入力バルブ
14に入力される物質の種類の例として、化学薬品,ス
ラリ,および脱イオン水がある。CMPツール11の一
実施例では、多入力バルブ14は、DI水バルブ13の
出力に接続された第1入力,スラリ源に接続された第2
入力,および出力を有する。制御回路(図示せず)が、
多入力バルブ14の全ての入力をディゼーブルするか、
あるいはバルブのあらゆる組み合わせをイネーブルし、
選択した物質の流れを多入力バルブ14の出力に生成す
る。
【0014】ポンプ15は、多入力バルブ14から受け
取った物質をディスペンス・バー17に排出する。ポン
プ15によって得られる排出速度は、ユーザが選択可能
である。経時的な流速変動および流速変動の条件を最小
に抑えると、流れを最小要求流速付近に調節することが
でき、これによって化学薬品,スラリ,またはDI水の
無駄を削減する。ポンプ15は、多入力バルブ14の出
力に接続された入力,および出力を有する。
【0015】ディスペンス・バー・マニフォルド16
は、化学薬品,スラリ,またはDI水を、ディスペンス
・バー17に導出させる。ディスペンス・バー・マニフ
ォルド16は、ポンプ15の出力に接続された入力,お
よび出力を有する。ディスペンス・バー17に供給する
物質毎にポンプを利用する代替手法もある。例えば、化
学薬品,スラリ,およびDI水が各々、ディスペンス・
バー・マニフォルド16に接続するポンプを有する。多
数のポンプを使用すると、その対応するポンプによって
各物質の流速を制御することにより、異なる物質を異な
る組み合わせで正確に分与することが可能となる。ディ
スペンス・バー17は、化学薬品,スラリ,またはDI
水を、研磨媒体表面上に分配する。ディスペンス・バー
17は、物質を研磨媒体表面上に分与するために少なく
とも1つのオリフィスを有する。ディスペンス・バー1
7は、プラテン12上方に懸垂され、その上に延出する
ことにより、物質が研磨媒体表面の大部分に分配される
ことを保証する。
【0016】ウエハ・キャリア・アーム21は、半導体
ウエハを研磨媒体表面上に懸垂する。ウエハ・キャリア
が、ウエハ・キャリア・アーム21に接続されている。
ウエハ・キャリアは、研磨プロセスの間、半導体ウエハ
の処理面を下にして保持し、半導体ウエハの表面を研磨
媒体の表面に対して平面状に維持するためのアセンブリ
である。ウエハ・キャリア・アーム21は、ユーザ選択
可能な下方力を研磨媒体表面上に加える。通常、ウエハ
・キャリア・アーム21は、回転運動および直線運動が
可能である。半導体ウエハは、真空によって、ウエハ・
キャリア上に保持される。ウエハ・キャリア・アーム2
1は、第1入力および第2入力を有する。
【0017】真空発生器20は、ウエハ・キャリア・ア
ーム21のための真空源である。真空源20は、ウエハ
・キャリアによるウエハ・ピックアップに用いる真空を
発生し制御する。真空源が製造設備から得られる場合、
真空発生器20は不要である。真空発生器20は、ウエ
ハ・キャリア・アーム21の第1入力に接続されたポー
トを有する。サーボ・バルブ19は、平面化が完了した
後に、ウエハ放出のために、気体をウエハ・キャリア・
アーム21に供給する。この気体は、平面化の間ウエハ
の背面側に圧力を加え、ウエハ・プロファイルを制御す
るためにも用いられる。CMPツール11の一実施例で
は、ウエハ・キャリア・アーム21に供給される気体
は、窒素である。サーボ・バルブ19は、窒素源に接続
された入力,およびウエハ・キャリア・アーム21の第
2入力に接続された出力を有する。
【0018】コンディショニング・アーム18は、研磨
媒体の表面上に、研磨エンド・エフェクタを適用するた
めに用いられる。コンディショニング・アーム18の一
実施例では、研磨エンド・エフェクタは、研磨媒体の表
面を横切るように、直線的に引かれる。エンド・エフェ
クタが研磨媒体表面を横切る速度は可変であり、エンド
・エフェクタが外側領域から内側領域に移動する際に、
回転する研磨媒体の速度変化によって生ずる摩擦率の差
を補償する。研磨エンド・エフェクタは、研磨媒体表面
を平面化し、この表面を清浄化しかつ粗面化し(roughe
n)、化学薬品の搬送を補助する。コンディショニング・
アーム18は、典型的に、回転運動および並進運動双方
が可能である。エンド・エフェクタが研磨媒体の表面に
加える圧力即ち下方力は、コンディショニング・アーム
18によって制御される。
【0019】DI水バルブ22は、DI水源に接続され
た入力,およびスプレー・バー23の入力に接続された
出力を有する。スプレー・バー23は、一連のスプレー
・ノズルを含む。これらは、研磨媒体表面から物質を除
去するように、角度が付けられている。DI水バルブ2
2を活性化することにより、水をスプレー・バー23に
流し、そしてスプレー・ノズルから放出することができ
る。スプレー・バー23は、研磨プロセスの間、または
現場パッド・コンディショニング・プロセスの間に消費
した研磨スラリおよび粒子の除去を可能にする。
【0020】図2は、図1に示す化学機械式研摩(CM
P)ツール11の側面図である。コンディショニング・
アーム18は、パッド・コンディショニング・カプリン
グ31およびエンド・エフェクタ32と共に示されてい
る。ウエハ・キャリア・アーム21は、キャリア・アセ
ンブリ34,キャリア・リング35,キャリア・フィル
ム36,および半導体ウエハ41と共に示されている。
CMPツール11は、更に、研磨媒体33,機械据付部
37,熱交換器38,およびエンクロージャ39も含
む。
【0021】研磨媒体33は、プラテン12上に置かれ
ている。典型的に、研磨媒体33をプラテン12に取り
付けるには、圧力感応接着剤(pressure sensitive adhe
sive)を用いる。研磨媒体33は、研磨化学薬品を導入
するのに適した表面を提供する。研磨媒体33は、化学
薬品の搬送,ならびに全体的および局部的なウエハ表面
の不規則性双方に対する微小コンプライアンス(micro-c
ompliance)を可能にする。典型的に、研磨媒体33はポ
リウレタン製のパッドであり、これは伸展性があり、露
出面全体に小さな貫通孔または環状グルーブを含み、化
学薬品の搬送を補助する。
【0022】キャリア・アセンブリ34は、ウエハ・キ
ャリア・アーム21に接続する。キャリア・アセンブリ
34は、プラテン12に関して半導体ウエハ41を回転
させる基礎を与える。また、キャリア・アセンブリ34
は、半導体ウエハ41上に下方力を与え、これを研磨媒
体33に押し付けるように保持する。モータ(図示せ
ず)が、ユーザによるキャリア・アセンブリ34の回転
制御を可能にする。キャリア・アセンブリ34は、真空
経路および気体経路を含み、平面化の間半導体ウエハ4
1を保持し、半導体ウエハ41の側面を形成し(profil
e)、平面化の後半導体ウエハ41を放出する。
【0023】通常、キャリア・アセンブリ34は、角度
補償を与えるように設計される。キャリア・アーム21
は、研磨媒体33の表面に対して正確に同じ面に半導体
ウエハ41の表面を合わせることができない。半導体ウ
エハ41および研磨媒体33の表面間の平面接触は、研
磨均一性には必須である。研磨面間の角度差を補償する
キャリア・アセンブリ34の一種に、半導体ウエハ41
をキャリア・アーム21に対して自由に傾斜させるもの
がある。半導体ウエハ41が研磨媒体33に接触と、2
つの表面が互いに平面状となる位置までキャリア・アセ
ンブリ34を傾斜させる。
【0024】キャリア・リング35およびキャリア・フ
ィルム36は、それぞれ、研磨プロセスの間、半導体ウ
エハ41を保持(retain)および維持(hold)する。キャリ
ア・リング35は、その名称が暗示するように、半導体
ウエハ41の直径とほぼ等しい内径を有するリングであ
る。このリングは、キャリア・アセンブリ34に接続さ
れている。キャリア・リング35は、半導体ウエハ41
を、キャリア・アセンブリ34と同心状に位置合わせ
し、物理的に半導体ウエハ41が横方向に移動するのを
制限する。キャリア・フィルム36は、キャリア・アセ
ンブリ34の支持構造の構成部品である。キャリア・フ
ィルム36は、半導体ウエハ41に、適した摩擦特性の
表面を与え、平面化の間キャリア・アセンブリ34に対
する滑りによる回転を防止する。加えて、キャリア・フ
ィルムは多少伸展性があり、平面化プロセスに役立つ。
【0025】コンディショニング・アーム18は、並進
機構であり、パッド・コンディショナ・カプリング31
およびエンド・エフェクタ32を備えるパッド・コンデ
ィショニング・アセンブリを、(アクティブな研磨プロ
セスから離れた)静止位置から、研磨媒体33表面との
接触位置まで移動させる。コンディショニング・アーム
18は、パッド・コンディショニング・アセンブリの横
方向および上下方向双方の移動を与える。パッド・コン
ディショナ・カプリング31は、コンディショニング・
アーム18に接続する。エンド・エフェクタ32は、パ
ッド・コンディショナ・カプリング31に接続する。モ
ータ(図示せず)が、パッド・コンディショナ・カプリ
ング31およびエンド・エフェクタ32を回転させる。
【0026】コンディショニング・アーム18は、エン
ド・エフェクタ32の表面を、研磨媒体33の表面に対
して一貫して同一平面に合わせておくことができない。
パッド・コンディショナ・カプリング31は、角度順応
性を与え、パッド・コンディショニング・プロセスの
間、エンド・エフェクタ32の摩擦表面を、研磨媒体3
3の表面に対して同一面に維持する。エンド・エフェク
タ32の摩擦表面は、研磨媒体33の表面を研削し、平
坦な研磨面を得て、埋め込まれた粒子を除去し、化学薬
品の搬送を補助する。パッド・コンディショナ・カプリ
ング31がエンド・エフェクタ32および研磨媒体33
の表面間に同一面関係を維持することができると、半導
体ウエハ41の研磨面の均一性に直接的に対応する。パ
ッドのコンディショニングによって、1ウエハ・ロット
のウエハ全てを、一貫して均一に研磨することが可能と
なる。
【0027】化学反応は、温度に敏感である。反応速度
は典型的に温度と共に上昇することはよく知られてい
る。化学機械式平面化では、平面化プロセスの温度をあ
る範囲に維持し、反応速度を制御する。温度は、熱交換
器38によって制御される。熱交換器38は、加熱およ
び冷却双方のために、プラテン12に接続されている。
例えば、あるウエハ・ロットに対して平面化を最初に開
始する場合、温度はほぼ室温である。熱交換器38は、
CMPプロセスが所定の最低温度以上となるようにプラ
テン12を加熱し、最低の化学反応速度が生ずることを
保証する。典型的に、熱交換器38は、温度移送/制御
機構としてエチレン・グリコールを用い、プラテン12
の加熱または冷却を行う。連続的にウエハを化学機械式
平面化プロセスで処理すると、熱が発生し、例えば、キ
ャリア・アセンブリ34が熱を保持する。CMPプロセ
スを行う温度が上昇すると、化学反応の速度が上昇す
る。熱交換器38によってプラテン12を冷却すること
により、CMPプロセスが所定の最大温度未満であり、
最大反応を越えないことを保証する。
【0028】機械据付部37は、化学機械式平面化ツー
ル11を床の高さよりも上に持ち上げ、床上に受け皿を
取り付け可能にする。これらは研磨ツールに一体化され
ていない。また、機械据付部37は、CMPツール11
を水平に置くための調節可能な構造を有し、更に振動を
吸収または分離するように設計されている。
【0029】化学機械式平面化ツール11は、エンクロ
ージャ39内に収容されている。前述のように、CMP
プロセスは、人や環境に危害を与える虞れがある腐食性
物質を用いる。エンクロージャ39は、粒子や化学薬品
の蒸気の脱出を防止する。CMPツール11の可動エレ
メントは全て、エンクロージャ39内部に収容され、障
害を防止する。
【0030】次に、化学機械式平面化ツール11の動作
について説明する。工程は、実施する半導体ウエハ研磨
の形式によって概ね決定されるので、この動作説明は特
定の順序を想定したり示唆する訳ではない。化学機械式
平面化プロセスの開始時に、熱交換器38は、プラテン
12を所定温度まで加熱し、スラリ内の化学物質が最低
反応速度を有することを保証する。モータがプラテン1
2を駆動し、研磨媒体33に、回転,軌道,または直線
運動の1つを行わせる。
【0031】ウエハ・キャリア・アーム21は、所定の
位置に配置されている半導体ウエハ41を拾い上げるよ
うに移動する。真空発生器がイネーブルされ、キャリア
・アセンブリ34に真空を供給する。キャリア・アセン
ブリ34は、半導体ウエハ41と位置合わせされてお
り、キャリア・アセンブリの表面が半導体ウエハ41の
未処理面に接触するように移動する。真空およびキャリ
ア・リング36双方が、半導体ウエハ41をキャリア・
アセンブリ34の表面に保持する。キャリア・リング3
5は、キャリア・アセンブリ34の表面中央に半導体ウ
エハ41を拘束する。
【0032】多入力バルブ14がイネーブルされ、スラ
リをポンプ15に供給する。ポンプ15はスラリをディ
スペンス・バー・マニフォルド16に供給する。スラリ
はディスペンス・バー・マニフォルド16を通過してデ
ィスペンス・バー17に達し、ここで研磨媒体33の表
面に送り出される。周期的に脱イオン水バルブ13が開
放され、ディスペンス・バー17を通じて水を供給し、
スラリを排除し、ディスペンス・バー17における乾
燥,定着,または凝集を防止する。プラテン12の移動
により、研磨化学薬品を研磨媒体33の表面全体に分配
するのを補助する。典型的に、スラリは、研磨プロセス
全体にわたって一定の速度で送り出される。
【0033】次に、ウエハ・キャリア・アーム21は、
研磨媒体33上の位置に戻る。ウエハ・キャリア・アー
ム21は、半導体ウエハ41を研磨媒体33と接触状態
に置く。キャリア・アセンブリ34は、角度補償を与え
ることにより、半導体ウエハ41の表面を、研磨媒体3
3の表面と同一平面に置く。研磨化学薬品は、研磨媒体
33を覆う。ウエハ・キャリア・アーム21は半導体ウ
エハ41上に下方力を加え、スラリおよび半導体ウエハ
41間の摩擦を促進する。研磨媒体33は、研磨媒体に
押圧されている場合であっても、スラリの化学薬品が半
導体ウエハ41の下を流れるような化学薬品の搬送を可
能にするように設計されている。システムに熱が蓄積す
るに連れて、熱交換器38はプラテン12の加熱からプ
ラテン12の冷却に変化し、化学反応速度を制御する。
【0034】既に述べたが、プラテン12は、機械式研
摩のために半導体ウエハ41に対して移動するように配
置されることを注記しておく。逆に、プラテン12を固
定位置に置き、キャリア・アセンブリ34に回転,軌
道,または並進運動を行わせることも可能である。通
常、プラテン12およびキャリア・アセンブリ34の双
方が移動し、機械的平面化を補助する。
【0035】化学機械式平面化プロセスの均一性は、周
期的に研磨媒体33のコンディショニングを行うことに
よって維持される。CMPツール11は、半導体業界に
おいて用いられている現在入手可能なCMPツールより
も、ウエハ研摩の均一性を高めることができる。即ち、
CMPツール11は、半導体ウエハ研摩プロセスの間に
行う、現場パッド・コンディショニング・プロセスを可
能にする。更に、CMPツール11は、パッド・コンデ
ィショニング・カプリングおよびエンド・エフェクタに
よって、より低いコストおよびより短いツール・ダウン
タイムで、均一性を高めた平面研摩媒体表面を生成す
る。これについては、以下で更に詳しく説明する。現場
パッド・コンディショニングは、別個のパッド・コンデ
ィショニング工程を不要にすることにより、ウエハ・ス
ループットの向上をもたらす。更に、各ウエハは同一状
態の下で研磨されるので、ウエハ研摩に一層の均一性お
よび一貫性が得られる。再び図1を参照する。ディスペ
ンス・バー17,コンディショニング・アーム18,ウ
エハ・キャリア・アーム21,およびスプレー・バー2
3の配列は、各アセンブリが他のデバイスの動作に干渉
せずに機能することを可能にする。研磨プロセスの間、
コンディショニング・アーム18は、エンド・エフェク
タを研磨媒体表面に接触させる。エンド・エフェクタは
研磨媒体表面を研削し、埋込まれた粒子や消費した研磨
スラリを放出し、研磨媒体を平面に保つ。スプレー・バ
ー23がイネーブルされ、研磨媒体表面に脱イオン水を
噴霧する。DIスプレーは、パッド・コンディショニン
グ・プロセスによって生じた粒子を、研磨媒体表面から
除去する。スラリがディスペンス・バー17によって追
加され、パッド・コンディショニング・プロセスの間に
スプレー・バー23によって除去され失われた研磨化学
薬品を補填する。
【0036】再び図2を参照する。ウエハ・キャリア・
アーム21は、化学機械式平面化プロセスが完了した
後、研磨媒体33からキャリア・アセンブリ34を持ち
上げる。ウエハ・キャリア・アーム21は、清浄化のた
めに、半導体ウエハ41を所定の領域に移動させる。次
に、ウエハ・キャリア・アーム21は、取り出し位置に
半導体ウエハ41を移動させる。次いで、真空発生器2
0がディゼーブルされ、サーボ・バルブ19が開放さ
れ、気体をキャリア・アセンブリ34に供給し、研磨し
た半導体ウエハ41を放出する。
【0037】図3は、パッド・コンディショナ・カプリ
ング58およびエンド・エフェクタ57を構成する構成
部品の側面図である。パッド・コンディショナ・カプリ
ング58は、肩付きねじ50,ポリマ・ベアリング5
1,固定プレート52,ねじ53,波形ばね54,およ
び浮動プレート55から成る。エンド・エフェクタ57
は、研磨媒体の表面を研削する研削面を有する。エンド
・エフェクタ57は周期的に交換が必要である。パッド
・コンディショナ・カプリング58の設計は、予定され
ているCMPツールの保守の間、エンド・エフェクタ5
7の迅速な取り外しおよび交換を可能とする。
【0038】理想的には、パッド・コンディショナ・カ
プリング58は、トルクに対する剛性,および角度順応
性双方がある。パッド・コンディショニング・プロセス
の間、モータがパッド・コンディショナ・カプリング5
8を回転させる。パッド・コンディショナ・カプリング
58のトルクに対する剛性は、モータのトルクが直接パ
ッド・コンディショニング・プロセスに伝達され、研磨
媒体表面を研削することを保証する。パッド・コンディ
ショニング・プロセスにおいてエンド・エフェクタ57
にトルクを一貫して加えることにより、表面全体にわた
って均一に表面を研削することができる。
【0039】パッド・コンディショナ・カプリング58
の角度順応性により、エンド・エフェクタ57の研削面
の面と、接触前の研磨媒体の表面の面との間の角度差を
補償する。エンド・エフェクタ57の研磨面および研磨
媒体の表面は、パッド・コンディショナ・カプリング5
8に下方力が加えられると、同一平面となる。パッド・
コンディショニング・プロセスの間、エンド・エフェク
タ57の研磨面および研磨媒体の平面の同一平面性によ
り、研削の均一性が向上し、その結果研摩媒体表面の平
面性が向上する。研摩媒体表面をより良く準備したこと
の結果として、半導体ウエハ全体の研磨均一性が向上す
る。
【0040】典型的に、パッド・コンディショニング・
カプリング58および研磨媒体双方は、パッド・コンデ
ィショニング・プロセスの間回転している。研磨媒体を
駆動するモータは、大量のトルク,剪断力,および曲げ
モーメントをパッド・コンディショニング・カプリング
58に加える。実際、エンド・エフェクタの研磨面が研
磨媒体表面を捕らえる即ち当たるときに、パッド・コン
ディショナ・カプリングに1つの共通した破損モード(f
ailure mode)が生ずる。従来技術のパッド・コンディシ
ョナ・カプリングは、チャタリングを発生することが多
く、連続して捕らえたり放したりすると研磨媒体の表面
に傷を付ける。更に、エンド・エフェクタ57が捕らえ
て放さない場合、研磨媒体を駆動するモータのトルク全
体が、パッド・コンディショナ・カプリング58に伝達
される。トルクがパッド・コンディショナ・カプリング
58に伝達されると、その結果パッド・コンディショナ
・カプリングの軸周囲に強力な曲げモーメントが発生す
る。従来技術のパッド・コンディショナ・カプリング
は、この状態では、モータによって加えられるトルクに
耐えることができないので、破滅的な故障を発生するこ
とが多い。パッド・コンディショナ・カプリングが無理
に離れると、CMPツールを損傷し、修理のためにダウ
ンタイムが長引く可能性がある。パッド・コンディショ
ナ・カプリング58は、疲れや損傷を受けることなく、
モータの最大トルクに耐えることができる。
【0041】肩付きねじ50は、固定プレート52を浮
動プレート55に接続する。パッド・コンディショニン
グ・カプリング58の一実施例では、肩付きねじ50
は、400系ステンレス鋼,または化学機械式平面化環
境に耐えるその他の高強度材料で作られる。各肩付きね
じのために、固定プレート52には開口が形成されてい
る。対応するねじ切り開口が、浮動プレート55に形成
されている。各肩付きねじは、固定プレート52の開口
に挿通され、浮動プレート55の対応するねじ切り開口
に螺合される。肩付きねじ50のシャフト長は、固定プ
レート52および浮動プレート55間の最大距離を決定
する。肩付きねじ50の頭部は、固定プレート52内に
形成された開口よりも大きな直径を有し、固定プレート
52を保持する。固定プレート52および浮動プレート
55は互いに堅固に締結されるのではないので、これら
は自由に動き(垂直方向に)互いに対して非同一平面姿
勢を取る。この自由移動がパッド・コンディショナ・カ
プリング58に角度順応性をもたらし、エンド・エフェ
クタ57を研磨媒体表面と同一面に維持することが可能
になる。
【0042】回転という観点からは、固定プレート52
および浮動プレート55間の位置関係は、肩付きねじ5
0によって固定され、パッド・コンディショナ・カプリ
ング58をトルク剛性(torque rigid) とする。通常、
モータは、十分なトルクを有するように選択され、エン
ド・エフェクタ57が研磨媒体を捕らえた場合、最終的
に自由となる。この設計は、モータが供給可能なトルク
よりも大幅に大きなトルクを扱うことができる。したが
って、パッド・コンディショナ・カプリング58の破滅
的な破損は全く発生せず、望ましくないCMPツールの
ダウンタイムや損傷を防止する。
【0043】ポリマ・ベアリング51は、肩付きねじ5
0のシャフトが固定プレート52と接触するのを防止す
る。金属間接触が発生すると、固定プレート52および
肩付きねじ50間の接触領域において、摩擦が増大し、
摩耗が生ずる。接触によって生ずる金属粒子は、CMP
ツールの研磨区域に入り込み、研磨最中の半導体ウエハ
上に損傷を生ずる虞れがある。ポリマ・ベアリング51
は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE:
polytetrafluoroethylene)のような、化学機械式平面
化環境に耐える低摩擦材料で形成される。ポリマ・ベア
リング51は潤滑を必要としないので、半導体ウエハ研
摩プロセスに対する潜在的な汚染源が解消する。各ポリ
マ・ベアリングは、固定プレート52内の開口に配置さ
れる。パッド・コンディショナ・カプリング58の一実
施例では、ポリマ・ベアリングは、固定プレート52内
の開口に圧入される。対応する肩付きねじが、各ポリマ
・ベアリングに挿通される。摩擦の低減により、固定プ
レート52は、浮動プレート55に対して容易に移動す
ることが可能となる。固定プレート52の主面および浮
動プレート55の主面間の角度関係は、パッド・コンデ
ィショナ・カプリング58の角度順応性に対応する。パ
ッド・コンディショナ・カプリング58の角度順応性に
より、パッド・コンディショニング・プロセスの間、エ
ンド・エフェクタ57の研削面を研磨媒体表面と同一面
とすることができる。
【0044】固定プレート52は、第1主面および第2
主面を備えている。固定プレート52は、パシベート・
ステンレス鋼のような物質的に強く、化学機械式平面化
環境において腐食しない材料で形成される。第1主面の
中央にコレットが形成されている。コレットは、パッド
・コンディショナ・カプリング58を回転させるために
モータ・シャフトに接続するクランプである。ねじ53
は、コレットをモータ・シャフト周囲に締め付けるよう
に作用する。固定プレート52の一実施例では、主面は
円形である。固定プレート52の第2主面は、波形ばね
54の支持構造である。
【0045】波形ばね54は、固定プレート52および
浮動プレート55間に配置されている。波形ばね54の
側面形状は、固定プレート52および浮動プレート55
とそれぞれ接触する上側ピークおよび下側ピークを有す
る、いくらか正弦波状の形状を示す。平面図では、波形
ばね54は円形を示す。波形ばね54は、固定プレート
52を浮動プレート55から分離する力を与える。各肩
付きねじのシャフト長は、波形ばね54の上側ピークお
よび下側ピーク間の距離未満である。したがって、肩付
きねじ50が浮動プレート55に締結されると、波形ば
ね54は圧縮される。パッド・コンディショナ・カプリ
ング58の一実施例では、波形ばね54は、パシベート
・ステンレス鋼のばね材料で作られる。
【0046】波形ばね54は、パッド・コンディショニ
ング・プロセスにおいて、2つの役割を果たす。第1
に、波形ばね54は、パッド・コンディショナ・カプリ
ング58が下げられたときに、角度的に順応し、固定プ
レート52の第2主面を研磨媒体の表面に対して非平行
とする。波形ばね54は不均一に圧縮し、エンド・エフ
ェクタ57の摩擦表面および研磨媒体の表面間の同一面
性を維持する。第2に、波形ばね54によって、パッド
・コンディショニング・プロセスのために、十分な下方
力をパッド・コンディショナ・カプリング58に加える
ことが可能となる。波形ばね54の設計は、角度順応性
および下方力条件双方を満たすことを保証する。波形ば
ね54を圧縮するのに必要な力は、距離に対して線形で
ある。即ち、波形ばね54を圧縮するのに必要な力は、
圧縮されるに連れて増大する。したがって、エンド・エ
フェクタ57が最初に研磨媒体に対して順応するとき
に、初期距離を圧縮するための最小力が生ずる。パッド
・コンディショナ・カプリング58は、エンド・エフェ
クタ57が最初に研磨媒体に接触して同一平面性を得る
際に、最も角度的に順応するので、これは理想的であ
る。半導体ウエハ研摩プロセスによって生じた汚染物の
摩擦的除去を促進し、研磨媒体を平面化するために、追
加の力を加える。波形ばね54のばね定数は線形である
ので、固定プレート52および浮動プレート55間で接
触を起こすことなく、パッド・コンディショナ・カプリ
ング58にこの追加の力を加えることができる。
【0047】コイルや圧縮ばねは、パッド・コンディシ
ョナ・カプリング58には適していない。例えば、圧縮
ばねのコイルの場合、同様の圧縮特性を備えるには、直
径が約0.32センチメートルでなければならない。圧
縮ばねが大きく重くなるに連れて、角度順応性が低下す
る。更に、追加の部品が必要となり(複雑化)、摩耗点
が増えるため、粒子の発生が増大し、CMP環境を汚染
することになる。加えて、アセンブリが複雑になる程、
清浄化が一層困難となる。
【0048】浮動プレート55は、第1主面および第2
主面を備えている。浮動プレート55の第1主面は、波
形ばね54の支持構造である。浮動プレート55の第2
主面は、エンド・エフェクタ57の支持構造である。パ
ッド・コンディショナ・カプリング58の一実施例で
は、浮動プレート55の形状は、円形である。浮動プレ
ート55は、パシベート・ステンレス鋼のような、物質
的に強く、化学機械式平面化環境において腐食しない材
料で形成される。
【0049】エンド・エフェクタ57を浮動プレート5
5に取り付けるには、両面フィルム56を用いる。両面
フィルム56は、膜の両面に接着剤を有する。両面フィ
ルム56は伸展性があり、これがパッド・コンディショ
ニング・プロセスにおいて役に立つ。両面フィルム56
は、浮動プレート55の第2主面に接着される。尚、両
面フィルムは永続的に浮動プレート55に接着されるの
ではなく、エンド・エフェクタ57を交換する際には除
去可能であることを注記しておく。
【0050】エンド・エフェクタ57は、平坦面および
研削面を有する。パッド・コンディショナ・カプリング
58の一実施例では、エンド・エフェクタ57の形状は
円形である。平坦面は、両面フィルム56の露出接着面
に取り付けられる。エンド・エフェクタ57の研削面
は、パッド・コンディショニング・プロセスの間、研磨
媒体を研削するために用いられる。
【0051】エンド・エフェクタ57を浮動プレート5
5に接着する代わりとして、圧入がある。エンド・エフ
ェクタ57を保持する領域が、浮動プレート55の第2
面に形成されている。この浮動プレート55内の領域
は、エンド・エフェクタ57の平坦面と同様の形状であ
るが、エンド・エフェクタ57が浮動プレート55に圧
入される際、静合(interference fit)するように設計さ
れている。
【0052】図4は、図3に示した固定プレート52の
平面図である。この平面図は、固定プレート52,コレ
ット61,肩付きねじの孔62,および交通孔63が円
形であることを示す。コレット61は、固定プレート5
2の中央に位置する。コレット61内に、モータ・シャ
フトを受容し保持する開口が形成されている。肩付きね
じ孔62は、固定プレート52の周辺に沿って同心状に
形成されている。固定プレート52を回転させる場合の
バランスのため、位置付けは対称となっている。肩付き
ねじ孔62の各々に、ポリマ・ベアリング(図示せず)
が圧入されている。交通孔63により、ツールを固定プ
レート52に挿通し、図3のエンド・エフェクタ57を
除去することができる。
【0053】図5は、図4の固定プレート52の側断面
図である。固定プレート52の第2主面の外縁上に、保
持リップ64が形成されている。保持リップ64は、波
形ばね54の保持構造である。図3の波形ばね54は、
保持リップ64の内径よりも小さな外径を有する。波形
ばね54(図3)は、保持リップ64の内側に嵌合す
る。波形ばね54の上側ピーク(図3)は、固定プレー
ト52の第2主面と接触する。保持リップ64は、波形
ばね54が圧縮されている際に、これが容認できない程
外側に延出する(外径の増大)のを防止する。
【0054】図6は、図3の浮動プレート55の平面図
である。この平面図は、浮動プレート55,上側保持リ
ップ73,ねじ切り開口71,およびねじ切り孔72が
円形であることを示す。上側保持リップ73は、図3の
波形ばね54を保持するために、浮動プレート55の周
縁に沿って形成されている。ねじ切り開口71は、図4
の肩付きねじ孔62に対応し、これと一直線上に並ぶ。
ねじ切り開口71は、浮動プレート55の周縁付近に同
心状に配置されている。ねじ切り開口71は、ねじのね
じ切りパターンに合わせてねじ切りされ、図3の肩付き
ねじ50を受容する。ねじ切り孔72は、図3のエンド
・エフェクタ57を除去するために用いられるねじを保
持するように設計されている。例えば、アレン・ヘッド
型ファスナ(Allen headed fastener)をねじ切り孔72
に螺合させる。アレン・ヘッド型ファスナのシャフト長
は、浮動プレート55の厚さよりも大きい。図4の交通
孔63にアレン・レンチを挿通させてアレン・ヘッド型
ファスナに到達させ、更に進ませて浮動プレート55を
通過させる。アラン・ヘッド型ファスナが浮動プレート
55を貫通すると、アラン・ヘッド型ファスナは図3の
エンド・エフェクタ57を解放し、その迅速な取り外し
および交換を可能にする。
【0055】図7は、図6の浮動プレート55の側断面
図である。この側断面図は、上側保持リップ73,ねじ
切り開口71,および下型保持リップ74を示す。上側
保持リップ73は、浮動プレート55の外縁上に形成さ
れている。上側保持リップ73は、波形ばね54の保持
構造である。図3の波形ばね54は、上側保持リップ7
3の内径よりも小さな外径を有する。波形ばね54(図
3)は、上側保持リップ73の内側に嵌合する。波形ば
ね54の下側ピーク(図3)は、浮動プレート55の第
1主面と接触する。上側保持リップ73は、波形ばね5
4(図3)が圧縮されている際に、これが容認できない
程外側に延出する(外径の増大)のを防止する。
【0056】図3の肩付きねじ50は、ねじ切り開口7
1に螺合される。肩付きねじ50(図3)のねじ切り部
分は、浮動プレート55の厚さ未満の長さを有する。し
たがって、肩付きねじ50(図3)は、浮動プレート5
5を貫通しない。
【0057】下側保持リップ74も、浮動プレート55
の外縁上に形成されている。図3の両面フィルム56
は、浮動プレート55の第2主面に接着される。図3の
エンド・エフェクタ57は、両面フィルム56(図3)
の露出面に接着する。下側保持リップ74は、エンド・
エフェクタ57(図3)が浮動プレート55から移動す
るのを抑える。あるいは、エンド・エフェクタ57(図
3)の直径は、下側保持リップ74と静合するように設
計することも可能である。その場合、エンド・エフェク
タ57(図3)は、第2主面に圧入され、両面フィルム
56(図3)を必要とすることなく、保持される。
【0058】図8は、図3のパッド・コンディショナ・
カプリング58およびエンド・エフェクタ57を組み立
てた状態である。パッド・コンディショナ・カプリング
58は、固定プレート52,波形ばね54,浮動プレー
ト55,ポリマ・ベアリング51,肩付きねじ50,お
よびねじ53から成る。波形ばね54は、固定プレート
52および浮動プレート55間に配されているが、固定
プレート52の第2面から突出していない。ポリマ・ベ
アリング50が、固定プレート52の開口内に配されて
いる。各肩付きねじは、ポリマ・ベアリングおよび固定
プレート52を挿通され、浮動プレート55に固着され
ている。肩付きねじ50を締め付けると、波形ばね54
が圧縮され、固定プレート52および浮動プレート55
双方に力が加わる。両面フィルム56は、エンド・エフ
ェクタ57を浮動プレート55に接着する。
【0059】パッド・コンディショナ・カプリング58
は、パッド・コンディショニング・プロセスにおける最
悪事態の状態に耐えるように設計されている。パッド・
コンディショナ・カプリング58の高さは、チッピング
・モーメント(tipping moment)に影響を与える。一般的
に、回転する研磨媒体によって装置に加えられ得る力に
よって発生するチッピング・モーメントを最小に抑える
ためには、低い高さが望ましい。従来技術のパッド・コ
ンディショナ・カプリングは、典型的に、5センチメー
トル未満の高さを有する。例えば、200ミリメートル
の半導体ウエハに適用するパッド・コンディショナ・カ
プリング58は、約3.0センチメートルの高さを有
し、これは現在入手可能な機器にレトロフィットするこ
とが可能である。
【0060】典型的なパッド・コンディショニング装置
に加えられる力の計算には、数個のCMP構成部品から
のパラメータを利用した設計式が必要となる。第1およ
び第2変数は、研磨プラテンを駆動するモータのトルク
・レーティング(torque rating)および1分当たりの回
転数である。プラテンは、研磨媒体の支持構造である。
第3変数は、プラテンにおける1分当たりの回転数を落
とすために用いられるギアボックス減速比である。モー
タおよびギアボックス双方には、パッド・コンディショ
ナ・カプリング58の著しい過剰設計を防止するために
考慮すべき効率損失がある。第4変数は、プラテンの直
径である。第5変数は、研磨媒体に対抗して移動するエ
ンド・エフェクタ57に対応する摺動摩擦係数である。
第6変数は、パッド・コンディショニング・プロセスの
間にパッド・コンディショナ・カプリング58に印加さ
れる最悪事態の下方力である。最後の設計検討項目は、
エンド・エフェクタ57の直径である。例えば、200
ミリメートルの半導体ウエハの用途に対して、固定プレ
ート52および浮動プレート55は双方共約5センチメ
ートルの直径を有する。5センチメートルの直径は、パ
ッド・コンディショニング・プロセスに十分な研削面の
面積を可能にし、しかも十分に小さいフット・プリント
を有し、ウエハ研磨の間現場パッド・コンディショニン
グを促進する。先に提示したパラメータを用いて、パッ
ド・コンディショナ・カプリング58上の最大トルク負
荷および最大側面負荷を計算することができる。
【0061】パッド・コンディショナ・カプリング58
をトルク剛性にすることに対する限定ファクタは、肩付
きねじ50である。肩付きねじ50は、最大トルクおよ
び側面負荷の下で、曲げたり引き抜くことができない。
200ミリメートルの半導体ウエハのCMPプロセスの
ための肩付きねじ50のシャフトの直径は、約0.8セ
ンチメートルであり、この用途には著しい過剰設計であ
る。同様に、肩付きねじ50は、十分なねじ係合および
断面積を有し、予期される負荷条件の下では、引き抜き
は決して問題にならない。
【0062】固定プレート52および浮動プレート55
は、あらゆる条件の下で、動的な屈曲や永続的な曲げに
抵抗できる程に強力でなければならない。プレートの厚
さに影響を与える別の設計ファクタは、チャタリングで
ある。従来技術のパッド・コンディショナ・カプリング
は、パッド・コンディショニング・プロセスの間の滑動
/粘着作用(slip/stick action)によって振動すること
が発見された。振動は、研磨媒体表面の研削にばらつき
を生じ、研摩媒体の均一性および平面性を低下させた。
前述のように、研磨媒体の均一性および平面性は、研磨
媒体表面上で研磨される半導体ウエハの均一性に直接影
響を与える。固定プレート52および浮動プレート55
は、200ミリメートルの半導体ウエハのCMPプロセ
スに対して、約0.65センチメートルの厚さを有す
る。この厚さは、浮動プレート55に振動を減衰させる
のに十分な質量を与えるように選択されたものである。
振動の問題を減衰させることによって、屈曲や曲げの問
題も解消する。何故なら、前者の問題を解決するために
選択された厚さは、後者の問題を解決するために必要な
厚さよりも遥かに大きいからである。
【0063】前述のように、波形ばね54は2つの役割
に供する。第1に、波形ばね54は、エンド・エフェク
タ57が研磨媒体表面と同一平面となるように角度順応
性を与える。第2に、波形ばね54は、パッド・コンデ
ィショニング・プロセスの間にパッド・コンディショナ
・カプリング58に加えられる力が大きくなった場合
に、固定プレート52が浮動プレート55に接触するの
を防止する。波形ばね54をどのように作成すべきか規
定する場合、これらの特徴は互いに相反する。順応性お
よび剛度間の妥協は、第1に、パッド・コンディショナ
・カプリング58がCMPツールにおいて補償しなけれ
ばならない最大角度を選択することによって決定され
る。例えば、200ミリメートルの半導体ウエハを研磨
するために現在用いられているCMPツールには、5度
以下の角度順応性要件が適している。5度の目標が選択
されたのは、エンド・エフェクタ58の研削面を視力に
よって(by eyesight)研磨媒体と並列にしようとする人
が、5度の要件を満たすことができるからである。
【0064】波形ばね54の屈曲点の数は、角度順応
性、およびパッド・コンディショナ・カプリング58の
下方力荷重下の全撓みに影響を与える。固定プレート5
2を浮動プレート55に接触させない最良の順応性(予
期される最大負荷下の場合)は、屈曲点の数が最小のと
きに得られる。例えば、200ミリメートルの半導体ウ
エハ用CMPツールのためのパッド・コンディショナ・
カプリング58は、3つの上側屈曲点および3つの下側
屈曲点から成る6つの屈曲点を有する。これによって、
固定プレート52に対して、浮動プレート55の対称的
かつ平面的な荷重が可能となる。波形ばね54の高さを
計算するには、パッド・コンディショナ・カプリング5
8の規定された高さ(例えば、3.0センチメートル)
を取り、固定プレート52および浮動プレート55双方
の高さを減算し、次いでばねの予備荷重に必要な撓みを
加算する。パッド・コンディショナ・カプリング58の
一実施例では、波形ばね54の外径は、固定プレート5
2および浮動プレート55によって制限され、一方内径
は肩付きねじ50によって同心状に制限される。
【0065】波形ばね54のばね定数は、1.5の安全
マージンを有するように選択される。例えば、パッド・
コンディショニング・プロセスにおいてパッド・コンデ
ィショナ・カプリングに加えられる最大下方力をXとす
る。波形ばね54の選択は、固定プレート52および浮
動プレートが、Xの1.5倍(1.5X)の下方力の下
で互いに接触するように行う。例えば、条件C/CH9
00において17−7PHステンレス鋼から成り、3つ
の波(6つの屈曲点)を有し外径が5センチメートル、
自由高が約0.9センチメートルの波形ばね54は、前
述の安全マージンを満たすためには、太さが約0.04
7センチメートル、幅が0.025センチメートルのワ
イヤを必要とする。
【0066】波形ばね54は、静止状態において予備荷
重(圧縮)をかけておく必要がある。予備荷重によっ
て、波形ばね54の疲労寿命が長くなる。波形ばね54
上の応力は、最大荷重下で計算する。それから生ずる撓
みを計算することにより、波形ばね54が最大荷重化で
機能するか否か判定を行う。波形ばね54の疲労寿命
は、予備荷重から用いる最大荷重までの動作の応力計算
条件から導き出される。パッド・コンディショナ・カプ
リング58の一実施例では、波形ばね54の予備荷重
は、1,000,000回以上のサイクル寿命が可能で
あり、最大荷重の下における生産要件を満たしている。
【0067】以上の説明から、生産環境において半導体
ウエハの均一性を改善する、ウエハ研摩プロセスの間に
おける現場パッド・コンディショニングのための化学機
械式平面化ツールが提供されたことが認められよう。ト
ルク剛性であり、最悪事態の半導体ウエハ研摩条件の下
でも、捩れ,撓み,曲げ,あるいはチャタリングを生じ
ないパッド・コンディショナ・カプリングが提供され
た。また、パッド・コンディショナ・カプリングは、角
度順応性があり、エンド・エフェクタはパッド・コンデ
ィショニング・プロセスの間、研磨媒体の表面と同一平
面性を維持する。角度順応性のために、パッド・コンデ
ィショナ・カプリングに波形ばねが用いられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による化学機械式平面化(CMP)ツー
ルの平面図。
【図2】図1のCMPツールの側面図。
【図3】パッド・コンディショナ・カプリングおよびエ
ンド・エフェクタを構成する構成部品の側面図。
【図4】図3に示す固定プレートの平面図。
【図5】図4の固定プレートの側断面図。
【図6】図3に示す浮動プレートの平面図。
【図7】図6の浮動プレートの側断面図。
【図8】図3のパッド・コンディショナ・カプリングお
よびエンド・エフェクタを組み立てた図。
【符号の説明】
11 化学機械式平面化(CMP)ツール 12 プラテン 13 脱イオン水バルブ 14 多入力バルブ 15 ポンプ 16 ディスペンス・バー・マニフォルド 17 ディスペンス・バー 18 コンディショニング・アーム 19 サーボ・バルブ 20 真空発生器 21 ウエハ・キャリア・アーム 22 脱イオン(DI)水バルブ 23 スプレー・バー 31 パッド・コンディショニング・カプリング 32 エンド・エフェクタ 33 研磨媒体 34 キャリア・アセンブリ 35 キャリア・リング 36 キャリア・フィルム 37 機械据付部 38 熱交換器 39 エンクロージャ 41 半導体ウエハ 50 肩付きねじ 51 ポリマ・ベアリング 52 固定プレート 53 ねじ 54 波形ばね 55 浮動プレート 57 エンド・エフェクタ 58 パッド・コンディショナ・カプリング 61 コレット 62 肩付きねじの孔 63 交通孔 64 保持リップ 71 ねじ切り開口 72 ねじ切り孔 73 上側保持リップ 74 下型保持リップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パッド・コンディショナ・カプリング(5
    8)であって:第1主面および第2主面を有する第1支
    持構造;前記第1支持構造の前記第2主面に結合された
    波形ばね(54);および前記波形ばねに結合された第
    1主面,および第2主面を有する第2支持構造;から成
    ることを特徴とするパッド・コンディショナ・カプリン
    グ(58)。
  2. 【請求項2】半導体ウエハ(41)の研磨方法であっ
    て:前記半導体ウエハ(41)を研磨している間に、研
    磨媒体表面のコンディショニングを行い、研磨サイクル
    時間を短縮し、研磨プロセスの均一性および平面性を向
    上させる段階;から成ることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】半導体ウエハ(41)の研磨プロセスにお
    いて、研磨媒体の表面を研削し、該研摩媒体の表面を平
    面化し化学薬品の移送を促進する方法であって:研磨媒
    体(33)を回転する段階;パッド・コンディショナ・
    カプリング(58)を移動させて、前記パッド・コンデ
    ィショナ・カプリング(58)に結合されているエンド
    ・エフェクタ(57)を前記研摩媒体の表面に接触させ
    る段階;前記パッド・コンディショナ・カプリング(5
    8)上に下方力を加える段階;前記パッド・コンディシ
    ョナ・カプリング(58)内において波形ばね(54)
    を用いて角度補償を与え、パッド・コンディショニング
    ・プロセスの間、前記エンド・エフェクタ(57)の研
    磨面を、前記研摩媒体(33)と同一平面とする段階;
    および前記エンド・エフェクタ(57)を、前記研摩媒
    体表面を横切って移動させる段階;から成ることを特徴
    とする方法。
  4. 【請求項4】半導体ウエハ(41)を研磨するための化
    学機械式平面化ツール(11)であって:プラテン(1
    2);前記プラテン(12)に結合された研磨媒体(3
    3);研磨プロセスに用いられる物質を供給するディス
    ペンス・バー(17);前記研摩媒体(33)の表面に
    噴霧するスプレー・バー(23);ウエハ・キャリア・
    アーム(21);前記ウエハ・キャリア・アームに結合
    され、前記半導体ウエハ(41)を保持するウエハ・キ
    ャリア・アセンブリ;コンディショニング・アーム(1
    8);トルク剛性パッド・コンディショナ・カプリング
    (58);および前記トルク剛性パッド・コンディショ
    ナ・カプリング(58)に結合されたエンド・エフェク
    タ(57);から成ることを特徴とする化学機械式平面
    化ツール(11)。
  5. 【請求項5】前記ディスペンス・バー(17),前記ス
    プレー・バー(23),前記ウエハ・キャリア・アーム
    (21),および前記コンディショニング・アーム(1
    8)は同時に動作状態となり、半導体ウエハ研摩プロセ
    スの間、現場パッド・コンディショニングを行うことを
    特徴とする請求項4記載の化学機械式平面化ツール(1
    1)。
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