JP2000190079A - ア―ク溶接等の溶接面 - Google Patents

ア―ク溶接等の溶接面

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JP2000190079A
JP2000190079A JP10378275A JP37827598A JP2000190079A JP 2000190079 A JP2000190079 A JP 2000190079A JP 10378275 A JP10378275 A JP 10378275A JP 37827598 A JP37827598 A JP 37827598A JP 2000190079 A JP2000190079 A JP 2000190079A
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welding
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worker
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Shinji Mori
伸次 森
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 溶接時に作業者の健康を譲ることのできるア
ーク溶接等の溶接面。 【解決手段】 溶接面本体2の内側には、略円形状の枠
管4が作業者の顔の輪郭より外側に位置するように設け
られている。作業者は腰のベルト等に気体送付ポンプ6
を取付け、枠管にホースを介して連結する。気体送付ポ
ンプを作動させながら把持部3を把持して溶接作業を行
う。この際、枠管よりつねに気体が顔面より外方向に向
って噴出されるために、溶接時の毒性のある気体が溶接
面の内側に侵入するのを阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーク溶接等の溶
接面に関し、特に溶接作業中の作業者の健康を保護する
アーク溶接等の溶接面に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、溶接時においては、溶接面又は溶
接用メガネを着用することが義務付けられている。この
溶接面には、片手で溶接面を保持する手持ち面と、頭部
に装着する溶接面と、フルフエース用の溶接面とがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の溶接面は、顔面
及び目を保護することのみを目的としたものであり、ア
ーク溶接等を行う際の害気体(例えば、二酸化炭素、二
酸化窒素等)に対する対応に対しては、全く対応してい
ないのが現状である。従って、作業者は、防塵等のマス
ク(簡易マスクを含む)を装着した上で溶接しなければ
ならない。しかしながら、マスクの装着は溶接時に発生
する熱により作業者にとって必ずしも好ましいものでな
く、結局マスクを装着せずに溶接し、害気体を体内に吸
い込む原因となる。このため、溶接作業者は、健康を害
する恐れが大きいという欠点があった。そこで、本発明
は、溶接時に作業者の健康を護ることのできるアーク溶
接等の溶接面を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明のアーク等の溶
接面において、溶接面本体の内側には、溶接時に発生す
る害気体の溶接面内側への侵入を阻止するための複数の
気体流出孔の穿設された枠管が作業者の顔の輪郭の外側
に位置するように設けられていることを特徴とする。具
体的には、気体流出孔が、作業者の顔の輪郭の外方向に
沿って穿設されていることである。また、枠管には携帯
用の気体送付ポンプが連結されていることである。
【0005】
【作用】この発明のアーク等の溶接面は、溶接面本体の
内側に、溶接時に発生する害気体の溶接面内側への侵入
を阻止するための複数の気体流出孔の穿設された枠管が
作業者の顔の輪郭の外側に位置するように設けられてい
ることにより、溶接作業中に、枠管に送付された気体は
気体流出孔より噴出して作業者の顔の輪郭の外側に沿っ
て略円形の気体の壁を作ることとなり、害気体の溶接面
の内側への侵入を阻止することとなる。この際、気体流
出孔を、作業者の顔の輪郭の外方向に沿って穿設するこ
とにより、外方向に略円形の気体の壁を作るために、効
果的に害気体の溶接面の内側への侵入を阻止することが
可能となる。また、枠管に携帯用の気体送付ポンプを連
結することにより、作業場所を自在に移動しながら溶接
することも可能となる。
【0006】
【実施例】図1は本発明における溶接面の実施例であ
る。溶接面1は、顔面を保護する溶接面本体2と、溶接
面本体2の下方側に固定された棒状の把持部3とからな
る。接面本体2の内側には、略円形状の枠管4が作業者
の顔の輪郭より外側に位置すべく着脱自在に(又は固定
して)設けられている。尚、枠管4の材質は特に限定さ
れるものでないが、できるだけ軽い材質で作成される方
がよい。枠管4には、外向きに複数の気体流出用の孔5
が穿設され、先端側は作業者の腰に装着可能な気体送付
ポンプ6に連結されている。この気体流出用の孔5は、
外向きに限定されるものでなく、例えば内向きにも穿設
することで、作業者の顔面に作業中に風を送付して快適
に作業すべくすることも可能である。
【0007】上記溶接面1を使用する場合について説明
する。先ず作業者は、腰のベルト等に気体送付ポンプ6
を取り付け、溶接面1の枠管4の先端側とホースを介し
て連結する。この状態で、気体送付ポンプ6を作動させ
ながら把持部3を把持して溶接作業を行う。この際、枠
管4よりつねに気体が顔面より外方向に向かって噴出さ
れているために、溶接時に害気体が溶接面1の内側に侵
入するのう防ぐことが可能となる。このため、作業者は
従来のように防塵用のマスクをすることなく快適な状態
で溶接作業を行うことが可能となった。上記実施例で
は、手持ち面について説明したが、本発明の溶接面はこ
れに限定されるものでなく溶接用の面であるならば、頭
部に装着する面であってもよい。
【0007】
【発明の効果】本発明は、従来のように溶接時にマスク
等することなく、溶接時に発生する害気体を作業者が吸
引するのを阻止し、作業者の健康を保持することのでき
るという顕著な効果を得るに至った。また、移動しなが
ら使用することができるので、野外での溶接作業であっ
ても使用することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の溶接面を示す概略斜視図。
【符号の説明】
1…溶接面 2…溶接面本体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーク等の溶接面において、溶接面本体
    の内側には、溶接時に発生する害気体の溶接面内側への
    侵入を阻止するための複数の気体流出孔の穿設された枠
    管が作業者の顔の輪郭の外側に位置するように設けられ
    ていることを特徴とするアーク溶接等の溶接面。
  2. 【請求項2】 気体流出孔が、作業者の顔の輪郭の外方
    向に沿って穿設されている請求項1記載のアーク溶接等
    の溶接面。
  3. 【請求項3】 枠管には携帯用の気体送付ポンプが連結
    されている請求項1又は2記載のアーク溶接等の溶接
    面。
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