JP2000189567A - パチンコ遊技機の打球検出装置 - Google Patents

パチンコ遊技機の打球検出装置

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JP2000189567A
JP2000189567A JP10373149A JP37314998A JP2000189567A JP 2000189567 A JP2000189567 A JP 2000189567A JP 10373149 A JP10373149 A JP 10373149A JP 37314998 A JP37314998 A JP 37314998A JP 2000189567 A JP2000189567 A JP 2000189567A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1球ずつ発射されて遊技領域内に適正に打込
まれた打球を検出して、球送り発射性能等の適否確認と
遊技機自体の稼働状況を把握できるようにする。 【解決手段】 発射位置Xから発射された発射球の発射
経路R1に対する所定部位に、発射球を1球ずつ検出可
能な第1の検出手段40を配設する。発射球を遊技領域
53内に向けて飛走案内する飛走案内経路R2の開口部
51近傍に、発射球の飛入を許容して逆戻りを阻止する
変形可能な球案内規制片41を取着する。球案内規制片
41の変形を利用して検出,非検出の状態に変動し、発
射球を遊技球として1球ずつ検出可能な第2の検出手段
42を、該規制片42に隣接して配設する。第1,第2
の検出手段40,42に係る入力検出信号は、その有効
性を検出時間設定に基づいて判断し得る制御手段に出力
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技機
の打球検出装置に係り、更に詳しくは、機内の発射位置
から1球ずつ打出された後、遊技領域内に正常に到達し
た有効打球(遊技球)を検出する打球検出装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般的に呼称されているパチンコ機やア
レンジボール機に代表されるこの種の遊技機では、球送
り発射装置による球送り作動と打球発射作動との協働に
基づいて、上球皿側からの遊技球を1球ずつ発射位置へ
送込み、遊技盤の遊技領域内に打出して所要のゲームを
行ない得るようになっている。そしてこのような遊技機
では、その機種毎の遊技盤、すなわち各種の入賞器具や
入賞装置、入球口や案内具、多数の遊技釘等の配置(一
般にゲージとも云う)を含んで構成された遊技領域にお
いて所要のゲーム内容を展開し得る各種の遊技盤をセッ
トしており、夫々の遊技盤でのゲームにあっては、遊技
球の打込み目標部位として、例えば遊技領域内における
左側、縦央左寄り側、縦央右寄り側、右側等が設定され
て、夫々所要の部位に向けて打込むことが望ましいとさ
れている。そして何れのゲーム内容を展開し得る遊技機
にあっても、遊技領域内に1球ずつ打込まれた遊技球が
ゲーム展開に有効な球とし得るように、該遊技球の発射
位置への逆戻り防止を図る手段として、内,外レール間
の放出口を開閉し得る逆流阻止片を組付けてなる逆戻り
防止手段が、内側レールの上端および放出口に対応する
特定部位に設置セットされている。
【0003】また近年に至っては、球送り発射装置の発
射性能を変更する不正防止対策や、ホール管理者におけ
る各遊技機の稼働管理(例えば有効数に対するセーフ球
の発生確率)等の実用化が希求されている。そこで、遊
技盤の前記放出口近傍にマイクロスイッチ,フォトセン
サまたは磁気センサ等からなる球検出センサを設け、球
送り発射装置により該放出口から遊技領域内へ打込まれ
る遊技球を1球ずつ検出することで、有効球を検出する
技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記球検出セ
ンサは、遊技球を検出する検出部の配設位置を、前記放
出口に組付けた前記逆戻り手段の配設位置に対して、
前記遊技領域内側に臨ませた実施例、内,外レールに
より形成される飛走案内経路側に臨ませた実施例とがあ
るが、これら何れの実施例においても、打出された遊技
球の正確な検出をなし得ない問題を内在していた。例え
ば、前記の配設形態では、遊技領域内に打込まれた後
に、前記案内具や遊技釘等との衝突により前記放出口側
へ跳ね返った遊技球が、該放出口を通過する際に球検出
センサで一度検出されたにも拘らず再び検出されてしま
うことがあり、実際に遊技領域内に打込まれた遊技球数
よりも検出カウント数が多くなる不都合があった。一
方、前記の配設形態では、放出口まで飛走したものの
打球力不足により遊技領域内に打込まれずに戻ってしま
う遊技球(ファール球)をも検出してしまうことがあり、
実際に遊技領域内に打込まれた遊技球数よりも検出カウ
ント数が少なくなる不都合があった。すなわち、前述し
た何れの場合も遊技球の正確な検出が不可能であるか
ら、球送り発射装置に対する発射性能の不正変更を好適
に防止したり、ホール管理者が各遊技機毎の稼働状況等
を正確に把握し得なかった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るために提案されたもので、パチンコゲームにおいて、
1球ずつ発射されて遊技領域内に適正に打込まれた打球
(遊技球)を検出して、球送り発射性能等の適否を確認し
得ると共に、遊技機自体の稼働状況を把握できるように
したパチンコ遊技機の打球検出装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため、本発明に係るパチンコ遊
技機の打球検出装置は、球送り発射装置による球送り発
射作動に基いて、機内の発射装置に1球ずつ送込まれた
パチンコ球を発射して遊技盤の遊技領域内に打込んでゲ
ームを展開し得るパチンコ遊技機において、前記発射位
置から発射された発射球の発射経路に対する所定部位に
設けられて発射球を1球ずつ検出可能な第1の検出手段
と、前記発射球を受継いで前記遊技領域内に向けて飛走
案内する飛走案内経路の開口部近傍に取着されて発射球
の飛入を許容して逆戻りを阻止する変形可能な球案内規
制片と、この球案内規制片の変形を利用して検出,非検
出の状態に変動して発射球を遊技球として1球ずつ検出
可能な第2の検出手段と、前記第1,第2の検出手段に
係る入力検出信号の有効性を検出時間設定に基づいて判
断し得る制御手段とを備え、前記第1,第2の検出手段
の球検出設定条件において、第1の検出手段が発射球を
1球ずつ検出する毎の時点を基準にして、第2の検出手
段が、1球ずつの発射球について、設定時間(T1〜T2)
範囲内毎に検出した場合には遊技球として有効判定する
一方、同検出手段が設定時間(T1〜T2)範囲外で検出し
た場合に遊技球として無効判定すると共に、遊技球の検
出時点から前記第1の検出手段の次期発射球の検出時ま
での設定時間(T3)内に検出した場合には遊技球として
無効判定するように設定されたことを特徴とする。
【0007】
【作用】球送り発射装置による球送り発射作動に基づい
て発射経路へ打出された発射球を第1の検出手段が検出
し、この発射球に対する検出信号が制御手段へ出力され
る。そして、前枠側の発射経路から遊技盤側の飛走案内
経路へ打出された発射球は、開口部から遊技領域内へ飛
込む際に球案内規制片を撓み変形させ、この球案内規制
片の変形により第2の検出手段が検出状態となり、当該
発射球に対する検出信号が前記制御手段へ出力される。
そして前記制御手段では、前記第1の検出手段の検出時
点を基準として、前記第2の検出手段が設定時間範囲内
に検出した場合には、該第1の検出手段で検出された当
該発射球を該第2の検出手段が検出したものであるか
ら、これを遊技球として有効判定する。また、前記第1
の検出手段の検出時点を基準として、前記第2の検出手
段がこの設定時間範囲外で検出した場合には、該第1の
検出手段で検出された当該発射球を該第2の検出手段が
検出したものではなく、遊技領域内に飛込んだ後に開口
部側に戻ってきた先発の遊技球によるものであるから、
これは遊技球として無効判定する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るパチンコ遊技
機の打球検出装置につき、好適な実施例を挙げて添付図
面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお本実施例
では、機裏側の貯留パチンコ球を、パチンコゲーム中の
入賞成立(セーフ球発生)に対する賞球として払出し得る
一方、遊技用の球貸し操作に対する貸し球として払出し
得るタイプのパチンコ機Pを例として示す。
【0009】(パチンコ機の基本構成)先ず本実施例に係
る打球検出装置が実施されるパチンコ機Pについて、図
1を参照しながら要約説明する。本実施例のパチンコ機
Pは、その基本的な構成として、固定用の外郭枠とされ
る外枠Aの開口前面側に、開閉用の搭載枠とされる前枠
Bが、連結支持手段および施錠手段等を利用して着脱お
よび開閉可能に組付けられている。そして、この前枠B
の前面側には、遊技機共通用の構成部材である横開き式
のガラス窓Cと上球皿Dが開閉および着脱可能に組付け
セットされると共に、下球皿Eと後述の打球発射装置H
が装備セットされており、また裏側に球処理部等を備え
た機構セット盤(図示しない)が装備されている。前記前
枠Bは、全体が合成樹脂成形されたタイプにおいて、内
側に窓枠口を開口した枠体10と、この枠体10の裏側
に一体成形されて窓枠口の正面内部に臨む遊技盤用のセ
ット口を開口した保持枠12とが、前後に連設された内
外二重枠形態とされている。そして枠体10において
は、窓枠口の下部に下球皿Eおよび打球発射装置Hの一
部等を設置するための設置部14が成形され、一方保持
枠12においては、窓枠口の下部内側に位置する遊技補
助盤15が一体成形されており、この補助盤15の上端
縁を基準にして前記セット口が開口されて、遊技盤Jを
着脱可能に収容セットし得るようになっている。なお、
前枠Bのその他の構成およびガラス窓C等の構成につい
ては、図示程度に止めて説明を省略する。
【0010】このようなパチンコ機Pにおいて、前記上
球皿Dでは複数の皿構成部材を組合わせてユニット化さ
れ、前枠Bの枠体10左端側に横開きおよび着脱可能に
装着される1枚の開閉板16前面に組付けセットされて
おり、そして開閉板16の裏面には、後述の球送り装置
Iがセットされている。一方前記下球皿Eでは、前枠B
の枠体10の設置部14全面に取着される1枚のセット
支板と複数の皿構成部材とを組合わせてユニット化され
ており、また右側部に打球発射装置Hの操作ハンドル部
1を組付けセットするための保持部が成形されてい
る。ちなみに、双方の球皿D,Eは共に図示外郭形状に
構成されて、下球皿Eの水平上面に上球皿Dが整合状態
で載置保持されるようになっている。
【0011】また、前記前枠Bの遊技補助盤15前面に
は、着脱可能な所要長の発射レール部材18が装着セッ
トされている。この発射レール部材18は、前記遊技補
助盤15前面に位置決めセットされてビス固定される1
枚の支持盤19の左側前面に固定され、この発射レール
部材18の下端部に合わせた上部対向部位に発射位置X
を設定するための球止め片20が成形され、また上端部
にファール球用の球受け片21が成形されている。なお
発射レール部材18は、断面M字形で曲率半径の大きな
円弧に基づいて成形されて、設定された発射角で位置決
めセットされてビス固定されている。
【0012】(打球発射装置)本実施例のパチンコ機Pで
は、前記打球発射装置Hと前記球送り装置Iとを合わせ
て遊技球用の球送り発射装置Gを構成している。このう
ち打球発射装置Hは、駆動源に回動ロータリー式の電磁
ソレノイド(発射ソレノイドとも云う)を有する形態で、
打球操作に基づいて上球皿Dから球送り装置Iを介して
前記発射レール部材18下端の発射位置Xに送込まれた
遊技球を1球ずつ打出すようになっている。この打球発
射装置Hは、基本的な構成として、球円筒形グリップ状
にユニット構成されて下球皿Eの保持部に着脱可能に組
付けセットされた操作ハンドル部H1と、前記枠体10
の設置部14裏面に着脱可能に装着セットされて前記操
作ハンドル部H1での打球操作における入力条件に基づ
いて発射ソレノイド26の駆動による打球動作を行なう
打球作動部H2と、この打球作動部H2に組付けてユニッ
ト化されて該打球作動部H2および球送り装置Iを駆動
制御する発射制御部H3等を備えている。
【0013】前記操作ハンドル部H1は、固定基体をな
す把持体22と把持キャップ23との間に操作レバー2
4を組付けてユニット化されており、電気的な入力手段
として、把持体22内に発射ソレノイド26に対する可
変抵抗器27および発射停止スイッチ28が組込まれる
と共に、把持体22の外周にタッチ感知環(タッチ検出
部)29が取着されて、これら部材27,28,29はコ
ネクタおよび配線を介して裏側の前記発射制御部H3
接続されている。すなわち、操作レバー24の回動操作
量に応じて可変抵抗器27がボリューム調整され、また
発射停止スイッチ28は、球の連続発射と単発発射に応
じてレバー24の回動操作状態で検出(ON)とされ、こ
のもとで把持体22の外側から操作し得る操作片30を
利用して非検出(OFF)にされるようになっている。
【0014】前記打球作動部H2は、セットベースとな
る金属成形製の支持盤31の前側にパルス制御される駆
動源として前記発射ソレノイド26が設置され、この発
射ソレノイド26の回動軸の後端に打球杆32が連結さ
れて、全体が支持盤31単位で構成されている。この打
球作動部H2は、設置部14裏側の設置座部に支持盤3
1を当て合わせてビス固定することにより、発射ソレノ
イド26が前記設置部14に形成したセット口33内に
収容される。このもとで、発射ソレノイド26のパルス
通電励磁時に打球杆32が打球始端から打球終端の範囲
を回動変位して、前記発射レール部材18の発射位置X
に着座した遊技球を打出し得るようになっている。
【0015】一方前記発射制御部H3では、球送り・発射
に係る各々の電気的部品の総括的な入出力制御をなすも
ので、必要な回路を構成した回路基板が内蔵されてお
り、電源(AC24V)、発射ソレノイド26、後述する
球送りソレノイド36、操作ハンドル部H1内の可変抵
抗器27,発射停止スイッチ28およびタッチ感知環2
9が、夫々の配線を介して接続される。
【0016】(球送り装置)また前記球送り発射装置Gに
おける前記球送り装置Iは、前記打球発射装置Hの打球
作動とタイミングを合わせて球送り作動を行ない得る電
動制御形態の例にあって、基本的な構成として、合成樹
脂成形された1つのケース体35に、作動源である球送
りソレノイド(電磁ソレノイド)36と、昇降回動レバー
形式の球送り体37とを組付けて、全体がカセット形式
に構成されて取扱い得るようになっている。そして、前
記開閉板16の裏面において、ケース体35が球出口に
合わせて着脱可能にビス止めされて、前記球送りソレノ
イド36が前記発射制御部H3に接続される。
【0017】このように構成された実施例の球送り発射
装置Gでは、図5に略示するように、前記操作ハンドル
部H1での検出信号(発射停止スイッチ28およびタッチ
感知環29の検出(ON)信号)が、前記発射制御部H3
おける回路基板へ入力された条件のもとで、該発射制御
部H3から出力されるパルス出力制御に基づき、球送り
装置Iの球送りソレノイド36および打球発射装置Hの
発射ソレノイド26が正常に作動制御される。これによ
り、球送り・発射動作が継続されることにより、上球皿
Dからの遊技球が球送り装置Iを経て発射位置Xへ送出
され、打球発射装置Hの打球杆32により遊技盤Jの遊
技領域53へ打込まれる。
【0018】すなわち、本実施例の球送り発射装置Gに
おける球送り装置Iの球送りソレノイド36と打球発射
装置Hの発射ソレノイド26との作動については、図6
に示すように、発射制御部H3のパルス出力制御に基づ
いてなされる。すなわち、操作ハンドル部H1での発射
停止スイッチ28の検出入力条件とタッチ感知環29の
検出入力条件とが発射制御部H3に入力されているもと
で、第1パルスP1により球送りソレノイド36が励磁・
消磁されて、前記球送り体37を昇降作動させる。一
方、前記2つの検出入力条件に加えてボリューム調整条
件が発射制御部H3に入力されているもとで、第2パル
スP2により発射ソレノイド26が励磁・消磁されて打球
杆32を往復揺動させる。これら第1パルスP1および
第2パルスP2は、1分間に100回以下となる規定の
基本1サイクルSに制御設定されて、球送りソレノイド
36と発射ソレノイド26による球送り・打球作動の確
動安定化が図られている。
【0019】(打球検出装置)そして本実施例のパチンコ
機Pでは、前記球送り発射装置Gの作動により発射位置
Xから発射された遊技球を、1球ずつ検出するための打
球検出装置が具備されている。この打球検出装置は、発
射位置Xから発射された発射球用の発射レール部材18
に対する所定部位に設けられて発射球を1球ずつ検出可
能な発射球検出手段(第1の検出手段)40と、前記発射
球を受継いで前記遊技領域53内に向けて案内する飛走
案内経路R2の放出口(開口部)51近傍に取着されて発
射球の飛入を許容して逆戻りを阻止する変形可能な球案
内規制片41と、この球案内規制片41の変形を利用し
て検出,非検出の状態に変動して、発射球を遊技球とし
て1球ずつ検出可能な打球検出手段(第2の検出手段)4
2と、前記発射球検出手段40および打球検出手段42
に係る入力検出信号の有効性を検出時間設定に基づいて
判定し得る遊技制御部(制御手段)43とを備えている。
【0020】(発射球検出手段)前記発射球検出手段40
は、図1に示すように、発射経路R1を形成する前記発
射レール部材18に対する略中間部位の上方において、
該発射経路R1側(前側)に検出部を指向させた姿勢で前
記遊技補助盤15に固定されている。この発射球検出手
段40は、発射球を非接触状態で検出し得る無接点形式
のセンサまたはスイッチが推奨され、例えば外乱光に影
響されないフォトセンサや磁気センサ等が好適に実施さ
れる。従って、球送り発射装置Gにより発射されて発射
レール部材18上を移動する発射球は、その発射勢いを
全く減勢されることなく検出されて遊技盤Jへ向けて飛
走するようになる。そして、この発射球検出手段40
は、図7および図9に示すように、遊技基板44側の入
力回路45に接続されて発射球に対する検出信号を該回
路45へ出力するようになっている。
【0021】(球案内規制片)前記球案内規制片41は、
前記遊技盤Jの案内レール部材46におけるセット部4
9に対して、外側(前側)から差込み形態で装着セットす
るようになっている。前記案内レール部材46は、遊技
盤Jの前面外周囲において在来と同様な組付け方法によ
り割ピン等を利用して一定の円弧状態で取着されて、内
側レール48の上端が盤面の左上部に位置している。そ
して、内側レール48および外側レール47の間が遊技
球用の飛走案内経路R2とされ、この飛走案内経路R2
上端部、つまり内側レール48の上端位置における開口
面部が、遊技球の放出口51とされている。また内側レ
ール48の上端部に、図3に示すように2個の係止口5
0,50が形成されて、球案内規制片41に対する前記
セット部49が構成されている。なお、前記案内レール
部材46における外側レール47の下端部と前記発射レ
ール部材18の上端部との間(発射経路R1と飛走案内経
路R2との間)に、ファール球回収用のファール口52が
形成されている。
【0022】これに対し前記球案内規制片41について
は、1枚の薄肉金属弾性材(例えばJIS規格の材質S
US301−CSPHの肉厚0.1mm)より打抜き折曲
加工に基づいて一定サイズ・形状に成形されてなるもの
であって、前記案内レール部材46におけるセット部4
9に対して、外側(前側)から差込み形態で包持係止し得
る保持部55の一側端から遊技球用の阻止片56が一連
に成形されている。前記保持部55は、2つ折りに成形
されて内側レール48の内・外面に弾性的に圧接し得る
包持片57,58の間に、レールの肉厚tに応じた差込
み口59が形成されている。そして内側の包持片58に
は、前記係止口50と弾性的に係脱可能に係止し得る係
止片60が形成されている。なお、差込み口59の入口
側は、レールの肉厚tよりやや狭いことが望ましい。ま
た各係止片60は、外側の包持片57に向けて適宜斜状
に折曲げられている。
【0023】また前記阻止片56は、図2および図3に
示すように、保持部55の内側の包持片58の側端に形
成された台形状の連設部61から帯状に形成延出されて
おり、連設部61に連なる直線部分62から前記案内レ
ール部材46の放出口51を弾性的に開閉し得る外向き
凹湾曲状の円弧部分63が形成されている。そしてこの
阻止片56は、球の荷重や衝撃力(当接力)に対して円弧
部分63および直線部分62が弾性変形できるようにな
っている。また阻止片56は、保持部55の内側の包持
片58と対比して約半分強(球の直径分)の幅で略同等長
さの帯状とされており、その弾性特性として円弧部分6
3の先端部に球1個の重さ(静止荷重)を掛けた場合に、
全体が撓んで球1個分程度の距離に変位し得るよう設定
されている。なお、内側レール48に保持部55を係着
保持した状態において、阻止片56の上端部は、図2に
示すように、常には外側レール47の内側に向け延出さ
せて放出口51を閉鎖している。
【0024】(打球検出手段)前記打球検出手段42は、
例えば有接点形式のスイッチまたはセンサが採用可能で
あり、図1および図2に示すように、実施例では既存の
マイクロリミットスイッチが例示されている。そしてこ
の打球検出手段42は、前記案内レール部材46のセッ
ト部49に装着セットした前記球案内規制片41に隣接
し、かつプッシュレバー65を該規制片41の阻止片5
6に接触し得る状態で固定されている。すなわち、球案
内規制片41が弾性変形しない状態にあっては、図2に
示すように、打球検出手段42のプッシュレバー65
は、押圧されない突出状態(非検出(OFF)状態)に保持
されている。そして、例えば図4(a)および図4(b)に
示すように、飛走案内経路R2を飛走して放出口51に
到来した発射球の当接により球案内規制片41が撓み変
形した状態にあっては、打球検出手段42のプッシュレ
バー65は、変形した阻止片56に押圧されて突入状態
(検出(ON)状態)に変動するようになっている。また打
球検出手段42は、通孔67から遊技盤Jの後方へ通出
させた配線66を介して遊技基板44の前記入力回路4
5に接続されており、遊技球に対する検出信号を該回路
45へ出力するようになっている。なお、前記打球検出
手段42は、バケット状のカバー部材68で覆蓋され
る。
【0025】(遊技制御部)前記遊技制御部43は、タイ
マー回路を具備した検出信号有効判定部70とカウント
処理部71とを備え、前記発射球検出手段40および打
球検出手段42から前記入力回路45へ出力される発射
球および打球の各検出信号のタイミングを前提として、
1球毎の発射球に対する遊技球としての有効,無効判定
を行なうようになっている。前記検出信号有効判定部7
0では、発射球検出手段40の検出後に打球検出手段4
2が検出することを前提として、例えば図8に示すよう
に、発射球検出手段40の検出位置から打球検出手段4
2の検出位置までの間を発射球が飛走する時間、すなわ
ち発射球検出手段40の検出終了から打球検出手段42
の検出終了に要する時間として、前記球送り発射装置G
により発射球を最大発射力で打出した際に要する時間が
1、球送り発射装置Gにより遊技領域53に到達し得
る最小発射力で打出した際に要する時間がT2と設定さ
れる。そして、前記発射球検出手段40が発射球を1球
ずつ検出する毎の時点を基準として、設定時間T1〜T2
の範囲内毎において打球検出手段42が検出(ON)した
場合は、当該発射球を遊技球として有効判定すると共に
この結果を前記カウント処理部71へ出力するようにな
っている。
【0026】また、前記発射球検出手段40が発射球を
1球ずつ検出する毎の時点を基準として、最短の設定時
間T1〜最長の設定時間T2の範囲外に打球検出手段42
が検出(ON)した場合には、図4(c)に示すように、先
に遊技領域53内に打出されて放出口51に向けて戻っ
てきた遊技球によって球案内規制片41が撓み変形し、
これにより打球検出手段42が再動作したものであると
判断し、遊技球として無効判定すると共に前記カウント
処理部71への出力をしないようになっている。更に、
前記発射球検出手段40が発射球を1球ずつ検出する毎
の時点を基準として、最長の設定時間T2が経過しても
打球検出手段42が検出(ON)しない場合には、当該発
射球は発射力不足により放出口51へ到達せずに飛走案
内経路R2を戻ってファール球となったものであると判
断し、遊技球として無効判定すると共に前記カウント処
理部71への出力をしないようになっている。
【0027】一方、前記検出信号有効判定部70におい
て、前記打球検出手段42の検出終了時から前記発射球
検出手段40が次の発射球を検出終了するのに要する時
間をT 3とすると、この時間T3内で前記打球検出手段4
2が検出(ON)した場合には、図4(c)に示すように、
先に遊技領域53内に打出されて放出口51に向けて戻
ってきた遊技球によって球案内規制片41が撓み変形
し、これにより同打球検出手段42が再動作したもので
あると判断し、遊技球として無効判定すると共に前記カ
ウント処理部71への出力をしないようになっている。
なお、前記発射球検出手段40の検出終了から打球検出
手段42の検出終了に要する時間(設定時間T1〜T2)と
時間T3との合計時間が、前記球送り発射装置Gにおけ
る基本1サイクルSに一致する(図8参照)。
【0028】また前記球案内規制片41では、各発射球
による撓み変形後の弾性復帰に際してビビリ(チャタリ
ング)が発生して、これにより前記打球検出手段42が
瞬間的に検出状態になることがあるが、これは前記入力
回路45において補正されて前記遊技制御部43側への
信号出力はなされないようになっている。
【0029】
【実施例の作用】次に、前述のように構成された本実施
例に係るパチンコ遊技機の打球検出装置の作用につき説
明する。前述のように構成された本実施例のパチンコ機
Pは、遊技ホール内の設置枠台(図示せず)に所定の傾き
起立姿勢で設置された外枠Aに、前枠B全体を組付けセ
ットして電源投入保持(通電保持)することにより遊技に
供し得る。
【0030】このようなパチンコ機Pに実施される本実
施例の球送り発射装置Gでは、遊技の開始にあたり、打
球発射装置Hの操作ハンドル部H1で打球操作を行なう
ことにより、図5および図6に示すように、操作ハンド
ル部H1での発射停止スイッチ28の検出入力条件とタ
ッチ感知環29の検出入力条件とが発射制御部H3にお
ける回路基板に入力されるもとで、第1パルスP1によ
り球送りソレノイド36が励磁・消磁され、前記球送り
体37を昇降作動させて上球皿D内の球を発射位置Xへ
送り出す。一方、前記2つの検出入力条件に加えてボリ
ューム調整条件が発射制御部H3に入力されているもと
で、第2パルスP2により発射ソレノイド26が励磁・消
磁され、打球杆32を往復揺動させて発射位置Xに着座
した前記球を遊技盤Jの遊技領域53へ向けて打出す。
【0031】前記球送り発射装置Gにより打出された発
射球は、前記発射レール部材18の上面を発射経路R1
に沿って移動する際に、打球検出装置における発射球検
出手段40で検出される。この検出信号が遊技基板44
内の入力回路45へ出力される。そして、発射球が発射
経路R1に沿って通過し、当該発射球に対する前記発射
球検出手段40の検出が終了となると、これに基づいて
入力回路45から遊技制御部43の検出信号有効判定部
70へ信号が出力され、該判定部70におけるタイマー
回路が作動開始する。
【0032】前記発射経路R1から飛走案内経路R2へ飛
走した前記発射球は、前記発射球検出手段40で検出さ
れた後、T1〜T2時間後には案内レール部材46の放出
口51へ到達し、前記球案内規制片41における阻止片
56に当接し、該球案内規制片41を撓み変形させなが
ら遊技領域53内へ飛込む。そして、この際に、撓み変
形した球案内規制片41の前記阻止片56が、打球検出
手段42におけるプッシュレバー65を押圧して該検出
手段42が検出(ON)条件となると共にこの検出信号が
前記入力回路45へ出力される。そして、発射球が遊技
領域53へ飛込んで球案内規制片41が元の状態に弾性
復帰し、プッシュレバー65の押圧が解除されて検出が
終了となると、これに基づいて入力回路45から遊技制
御部43の検出信号有効判定部70へ信号が出力され
る。このとき、前記発射球検出手段40における検出終
了時点から前記打球検出手段42における検出終了時点
までに要した時間が、設定時間T1〜T2の範囲内にある
場合には、当該発射球が遊技球として有効判定されると
共に、この結果が前記カウント処理部71へ出力され
る。
【0033】そして前記球送り発射装置Gにおいて、連
続打ちにより基本1サイクルS時間毎に球を連続的に発
射する前提において、次の球が発射位置Xから発射され
て前記発射球検出手段40において検出終了された時点
では、前記打球検出手段42における先の発射球検出終
了時からT3時間が経過している(図8参照)。従って、
もしこの時間T3内で前記打球検出手段42が検出(O
N)した場合には、図4(c)に示すように、先に遊技領
域53内に打出されて遊技領域53内へ飛込んだ遊技球
が、放出口51に向けて戻ってきて前記球案内規制片4
1を撓み変形させ、これにより打球検出手段42が再動
作したものであるから、これは遊技球として無効判定す
ると共に前記カウント処理部71への出力をしない。
【0034】また、発射球に対する前記発射球検出手段
40の検出終了時点から最短の設定時間T1を経過する
前、あるいは最長の設定時間T2を経過した後に、前記
打球検出手段42が検出(ON)した場合には、図4(c)
に示すように、先に遊技領域53内に打出されて遊技領
域53内へ飛込んだ遊技球が、放出口51に向けて戻っ
てきて前記球案内規制片41を撓み変形させ、これによ
り打球検出手段42が再動作したものであるから、これ
も遊技球として無効判定すると共に前記カウント処理部
71への出力をしない。すなわち、前記発射球検出手段
40における検出終了時点から前記打球検出手段42に
おける検出終了時点までに要した時間が、設定時間T1
〜T2の範囲外にある場合には、遊技球として無効判定
するようになっている。
【0035】なお、前記発射球検出手段40が発射球を
1球ずつ検出する毎の時点を基準として、最長の設定時
間T2の経過後においても打球検出手段42が検出(O
N)しない場合には、当該発射球は発射力不足により放
出口51へ到達せずに飛走案内経路R2を戻ってファー
ル球となったものであると判断し、遊技球として無効判
定すると共に前記カウント処理部71への出力をしな
い。
【0036】本実施例の打球検出装置では、前記球送り
発射装置Gにより発射される1球毎の検出を発射球検出
手段40および打球検出手段42で行なって遊技制御部
43で有効,無効の判定を行なうようになっているの
で、打球発射装置Hによる単発打ちでも好適に発射球を
検出し得る。すなわち、球送り発射装置Gにより打出さ
れた発射球は前記発射球検出手段40で検出され、該検
出手段40の検出終了となると同時に入力回路45から
遊技制御部43の検出信号有効判定部70へ信号が出力
され、該判定部70におけるタイマー回路が作動開始す
る。そして、発射経路R1から飛走案内経路R2へ飛走し
た当該発射球は、T1〜T2時間後には案内レール部材4
6の放出口51へ到達して前記球案内規制片41におけ
る阻止片56に当接して、打球検出手段42におけるプ
ッシュレバー65を押圧して該検出手段42で検出さ
れ、該検出手段42の検出終了となると同時に入力回路
45から遊技制御部43の検出信号有効判定部70へ信
号が出力される。このとき、前記発射球検出手段40に
おける検出終了時点から前記打球検出手段42における
検出終了時点までに要した時間が、設定時間T1〜T2
範囲内にある場合には、当該発射球が遊技球として有効
判定されると共にこの結果が前記カウント処理部71へ
出力される。なお、この単発打ちによる発射球が、打球
力不足によりファール球となった場合には、打球検出手
段42での検出がなされないから、遊技球として無効判
定すると共に前記カウント処理部71への出力をしな
い。
【0037】このように本実施例の打球検出装置では、
設定時間T1〜T2を前提とした設定検出条件に適した検
出であれば正常検出として遊技制御部43で判断してカ
ウント処理し、図9に示すように、入賞装置における大
入賞口75の開閉、報知手段76としてのランプ77の
点灯・点滅やスピーカ78の音声発生、図柄表示装置7
9の作動等の各種遊技動作を、夫々の設定条件のもとで
可能とする。一方、設定検出条件以外による異常検出
(無効判定)が短時間内で多数回発生判定された場合に
は、遊技動作を停止させると共に前記報知手段76で報
知するように設定しておき、前記球送り発射装置Gの性
能に関する点検,修理,調整等の適正な復旧処置で異常を
解除した後、遊技動作を再開可能とする。
【0038】なお実施例では、前記打球検出手段42と
して、有接点式のマイクロリミットスイッチを例示した
が、球案内規制片41の撓み変形を検出することを前提
として、無接点形式のセンサまたはスイッチ、例えばフ
ォトセンサや磁気センサとしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るパチン
コ遊技機の打球検出装置では、発射経路の所定位置に第
1の検出手段を設け、案内レール部材における飛走案内
経路の開口部近傍に第2の検出手段を設けると共に、第
2の検出手段で球案内規制片の撓み変形を検出するよう
にし、各検出手段の入力検出信号をもとに制御手段で遊
技球の有効,無効判定を行なうよう構成した。すなわ
ち、球送り発射装置により打出された発射球が、第1の
検出手段の設置位置から第2の検出手段(球案内規制片)
の設置位置まで到達する時間を予め設定しておくことに
より、この設定時間を前提とした設定検出条件に適した
検出であれば正常検出として制御手段でカウント処理す
るようになっているから、1つの発射球が2度検出され
ることを好適に回避でき、遊技球の正確なカウント処理
を行ない得る利点がある。従って、球送り発射性能等の
適否を好適に確認し得ると共に、遊技機自体の稼働状況
の好適な把握をもなし得る利点がある。
【0040】また第1の検出手段は、無接点形式のセン
サまたはスイッチとしたので、発射球の発射勢いを減勢
させることなく該発射球の検出を行なうことができ、遊
技に支障を来すことがない。また第2の検出手段では、
球案内規制片の変形を利用して発射球の検出を行なうよ
うにしたので、遊技領域へ到達せずに戻ってしまうファ
ール球を有効な遊技球としてカウントすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の打球検出装置を備えたパチンコ機を
示す概略正面図である。
【図2】打球検出装置における球案内規制片および打球
検出手段を示す要部拡大図である。
【図3】案内レールに対する球案内規制片の取着形態を
示す要部拡大図である。
【図4】球案内規制片の打球検出前状態,打球検出状態,
球戻り防止状態の各状態における打球検出手段の検出,
非検出状態を示す説明図である。
【図5】球送り発射装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】球送り発射装置における球送り・打球作動のパ
ルス制御設定例を示す説明図である。
【図7】打球発射装置を中心とした打球検出制御構成を
示すブロック図である。
【図8】遊技制御部における打球検出設定時間の設定例
を示す説明図である。
【図9】打球発射装置における打球検出制御回路図であ
る。
【符号の説明】
18 発射レール部材 40 発射球検出手段(第1の検出手段) 41 球案内規制片 42 打球検出手段(第2の検出手段) 43 遊技制御部(制御手段) 45 入力回路 46 飛走案内レール部材 51 放出口(開口部) 53 遊技領域 G 球送り発射装置 J 遊技盤 R1 発射経路 R2 飛走案内経路 X 発射位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球送り発射装置(G)による球送り発射作動
    に基いて、機内の発射位置(X)に1球ずつ送込まれたパ
    チンコ球を発射して遊技盤(J)の遊技領域(53)内に打込
    んでゲームを展開し得るパチンコ遊技機において、前記
    発射位置(X)から発射された発射球の発射経路(R1)に対
    する所定部位に設けられて発射球を1球ずつ検出可能な
    第1の検出手段(40)と、前記発射球を受継いで前記遊技
    領域(53)内に向けて飛走案内する飛走案内経路(R2)の開
    口部(51)近傍に取着されて発射球の飛入を許容して逆戻
    りを阻止する変形可能な球案内規制片(41)と、この球案
    内規制片(41)の変形を利用して検出,非検出の状態に変
    動して発射球を遊技球として1球ずつ検出可能な第2の
    検出手段(42)と、前記第1,第2の検出手段(40,42)に係
    る入力検出信号の有効性を検出時間設定に基づいて判断
    し得る制御手段(43)とを備え、前記第1,第2の検出手
    段(40,42)の球検出設定条件において、第1の検出手段
    (40)が発射球を1球ずつ検出する毎の時点を基準にし
    て、第2の検出手段(42)が、1球ずつの発射球につい
    て、設定時間(T1〜T2)範囲内毎に検出した場合には遊技
    球として有効判定する一方、同検出手段(42)が設定時間
    (T1〜T2)範囲外で検出した場合に遊技球として無効判定
    すると共に、遊技球の検出時点から前記第1の検出手段
    (40)の次期発射球の検出時までの設定時間(T3)内に検出
    した場合には遊技球として無効判定するように設定され
    たことを特徴とするパチンコ遊技機の打球検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の検出手段(40)は、前記発射経
    路(R1)を形成する発射レール部材(18)に対する所定部位
    に設けられた無接点形式のセンサまたはスイッチで、前
    記制御手段(43)における入力回路(45)に接続された請求
    項1記載のパチンコ遊技機の打球検出装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の検出手段(42)は、前記飛走案
    内経路(R2)を形成する飛走案内レール部材(46)の開口部
    (51)の近傍所定部位に設けられたスイッチまたはセンサ
    で、前記球案内規制片(41)の変形に対して検出,非検出
    の状態に動作変化され、前記制御手段(43)における入力
    回路(45)に接続された請求項1記載のパチンコ遊技機の
    打球検出装置。
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