JP2000187864A - 光学式記録再生装置 - Google Patents

光学式記録再生装置

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JP2000187864A
JP2000187864A JP11273943A JP27394399A JP2000187864A JP 2000187864 A JP2000187864 A JP 2000187864A JP 11273943 A JP11273943 A JP 11273943A JP 27394399 A JP27394399 A JP 27394399A JP 2000187864 A JP2000187864 A JP 2000187864A
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optical
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JP11273943A
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English (en)
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Hirotoshi Tomita
浩稔 冨田
Hideki Aiko
秀樹 愛甲
Hideki Nakada
秀輝 中田
Hiromichi Furukawa
博道 古川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を可能とし、対物レンズ駆動装置を支
持するサスペンションの外乱振動や落下衝撃に対する強
度を向上させる。 【解決手段】 発散光である光ビーム13を出射し、デ
ィスク14上の各種信号を検出する受発光素子11と、
受発光素子11から出射された光ビーム13を平行光束
に変換するコリメートレンズ10と、平行光束である光
ビーム13をディスク14上に集光する対物レンズ1
と、対物レンズ1を、ディスク14の記録面に対して垂
直なフォーカス方向Fと前記記録面に対して平行なラジ
アル方向とに駆動する対物レンズ駆動装置とにより光学
式記録再生装置を構成する。前記対物レンズ駆動装置
を、一端が対物レンズ1を保持するレンズホルダ2に、
他端が固定部材7に取り付けられたサスペンション6に
よって支持する。コリメートレンズ10を、対物レンズ
1と固定部材7との間に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に光学的
に情報を書き込み、あるいは記録媒体から光学的に情報
を読み取る光学式記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の光学式記録再生装置において
は、MD(ミニディスク)や光磁気ディスク等の光ディ
スクの面振れによるフォーカスずれや光ディスクの偏心
等によるトラッキングずれを補正するために、対物レン
ズを、光ディスクの記録面に対して垂直な光軸方向(フ
ォーカス方向)と光ディスクの記録面に対して平行な半
径方向(ラジアル方向)の2軸方向に駆動しながら、光
ディスクに光学的に情報が書き込まれ、あるいは光ディ
スクから光学的に情報が読み取られる。
【0003】近年、対物レンズのフォーカス方向及びラ
ジアル方向への駆動を、複数の互いに略平行に配置され
た弾性部材を介して行う対物レンズ駆動装置を具備する
光学式記録再生装置においては、装置全体の小型化を図
るために、弾性部材を取り付ける固定部材を、対物レン
ズと光源との間に配置する構成が主流となっている。
【0004】以下、上記した従来の光学式記録再生装置
の一例について、図面を参照しながら説明する。
【0005】図6は従来技術における光学式記録再生装
置を示す平面図、図7は従来技術における光学式記録再
生装置を示す側面断面図である。
【0006】図6、図7に示すように、従来の光学式記
録再生装置は、発散光である光ビーム63を出射する光
源、フォーカス誤差信号を検出する手段、トラッキング
誤差信号を検出する手段、及び情報信号を検出する手段
からなる受発光素子61と、受発光素子61の光源から
出射された発散光である光ビーム63を平行光束に変換
するコリメートレンズ60と、コリメートレンズ60に
よって平行光束に変換された光ビーム63を直角に折り
曲げるミラー59と、直角に折り曲げられた光ビーム6
3をディスク64に集光する対物レンズ51と、対物レ
ンズ51をディスク64のフォーカス方向F及びラジア
ル方向Rに駆動する対物レンズ駆動装置と、受発光素子
61、ミラー59、及び対物レンズ駆動装置を固定する
ための光学ブロック62とにより構成されている。対物
レンズ駆動装置は、対物レンズ51を保持するレンズホ
ルダ52、フォーカスコイル54、一対のトラッキング
コイル55からなる可動部が、ステンレス鋼、りん青
銅、ベリリウム銅などからなり互いに平行に配置された
弾性部材である4本のサスペンション56を介して固定
部材57に取り付けられている。固定部材57はベース
58に固定され、ベース58はさらに光学ブロック62
に固定されている。ここで、固定部材57には、光ビー
ム63との干渉を避けるために開口部57aが設けられ
ている。また、固定部材57は、タンジェンシャル方向
T(フォーカス方向F及びラジアル方向Rに垂直な方
向)に対して、対物レンズ51と受発光素子61との間
に配置されており、これによりタンジェンシャル方向T
における光学式記録再生装置の小型化が図られている。
また、ベース58と一対のマグネット53によって磁気
回路が形成されており、フォーカスコイル54とトラッ
キングコイル55は当該磁気回路の空隙中に配置されて
いる。これにより、フォーカスコイル54とトラッキン
グコイル55に磁界が付与される。
【0007】次に、上記のように構成された光学式記録
再生装置の動作について説明する。受発光素子61の光
源から出射された発散光である光ビーム63は、コリメ
ートレンズ60によって平行光束に変換され、ミラー5
9で反射されて対物レンズ51に入射し、ディスク64
に集光される。ディスク64からの反射光は、逆の経路
を通って受発光素子61上の信号検出手段の方に集光さ
れ、これにより信号の検出が行われる。この場合、対物
レンズ51は、ディスク64の面振れや偏心に追従する
ように、フォーカスコイル54、トラッキングコイル5
5によって各々フォーカス方向F、ラジアル方向Rに駆
動される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成を備
えた光学式記録再生装置のさらなる小型化を図るために
は、ラジアル方向Rに関してはコリメートレンズ60か
ら出た光ビーム63(平行光束)と、対物レンズ駆動装
置が固定される固定部材57との干渉が問題となり、タ
ンジェンシャル方向Tに関してはコリメートレンズ60
と固定部材7との干渉が問題となる。
【0009】また、光学式記録再生装置の小型化に伴っ
て、対物レンズ駆動装置の可動部を支持するサスペンシ
ョン56の長さも短くなり、外乱振動や落下衝撃に対す
る強度が不足するため、サスペンション56の変形や破
壊が生じる虞れがある。
【0010】本発明は、従来技術における前記課題を解
決するためになされたものであり、さらなる小型化が可
能であると共に、対物レンズ駆動装置を支持する弾性部
材であるサスペンションの外乱振動や落下衝撃に対する
強度を向上させることのできる光学式記録再生装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る光学式記録再生装置の構成は、発散光
である光ビームを出射する光源と、前記光源から出射さ
れた前記光ビームを平行光束に変換するコリメートレン
ズと、前記コリメートレンズによって平行光束に変換さ
れた前記光ビームを記録媒体上に集光する対物レンズ
と、前記対物レンズを、前記記録媒体の記録面に対して
垂直な光軸方向と前記記録面に対して平行な半径方向と
に駆動する機構を有する対物レンズ駆動装置と、前記記
録媒体上の各種信号を検出する信号検出手段とを備えた
光学式記録再生装置であって、前記対物レンズを保持す
るレンズホルダが前記光軸方向と前記半径方向とに移動
可能となるように、前記レンズホルダは弾性部材の一端
取り付けられ、前記弾性部材の他端は固定部材に取り付
けられており、前記コリメートレンズは、前記光軸方向
及び半径方向に垂直な方向に対して、前記対物レンズと
前記固定部材との間に配置されていることを特徴とす
る。この光学式記録再生装置の構成によれば、対物レン
ズの中心からコリメートレンズの端面までの距離を、従
来の光学式記録再生装置の場合よりも小さくすることが
できる。また、固定部材がコリメートレンズよりも光源
側の発散光中に配置されることとなるので、光ビームと
の干渉を避けるために固定部材に設けられる開口部の寸
法を、従来の光学式記録再生装置の場合よりも小さくす
ることができる。従って、光軸方向及び半径方向に垂直
な方向における光学式記録再生装置のさらなる小型化を
図ることができると共に、半径方向における光学式記録
再生装置の小型化をも図ることができる。また、対物レ
ンズ駆動装置の可動部を固定部材に取り付けるための弾
性部材の長さを、従来の光学式記録再生装置の場合より
も長くすることができる。その結果、所望のバネ定数を
有する弾性部材を用いる場合に、その断面形状を大きく
することができるので、弾性部材の絶対的強度が向上
し、外乱振動や落下衝撃に対して有利となる。
【0012】また、前記本発明の光学式記録再生装置の
構成においては、前記光源と前記信号検出手段とが一体
化されているのが好ましい。この好ましい例によれば、
部品点数を削減して、装置の小型化に貢献することがで
きる。
【0013】また、前記本発明の光学式記録再生装置の
構成においては、前記光源と前記信号検出手段と前記コ
リメートレンズとが一体的に光学ブロックに固定されて
いるのが好ましい。
【0014】また、前記本発明の光学式記録再生装置の
構成においては、前記対物レンズ駆動装置を前記記録媒
体の前記記録面に対して平行な面内で移動させることに
より、前記信号検出手段と前記対物レンズとの光学的な
調整を行なうのが好ましい。この好ましい例によれば、
信号検出手段を対物レンズの光軸方向に調整する必要が
ないので、装置全体の薄型化を図ることができる。ま
た、この場合には、前記光源と前記信号検出手段とが一
体化されているのが好ましい。
【0015】また、前記本発明の光学式記録再生装置の
構成においては、前記光源が前記固定部材に取り付けら
れているのが好ましい。この好ましい例によれば、例え
ば温度変化時における対物レンズと光源との相対変化が
小さくなるので、装置の信頼性が向上する。また、対物
レンズ駆動装置の可動部を固定部材に取り付けるための
弾性部材の長さを、光源の近傍まで長くすることができ
る。その結果、所望のバネ定数を有する弾性部材を用い
る場合に、その断面形状をさらに大きくすることができ
るので、弾性部材の絶対的強度がさらに向上し、外乱振
動や落下衝撃に対して有利となる。
【0016】また、前記本発明の光学式記録再生装置の
構成においては、前記信号検出手段が前記固定部材に取
り付けられているのが好ましい。この好ましい例によれ
ば、例えば温度変化時における対物レンズと信号検出手
段との相対変化が小さくなるので、装置の信頼性が向上
する。
【0017】また、前記本発明の光学式記録再生装置の
構成においては、前記コリメートレンズが前記固定部材
に取り付けられているのが好ましい。この好ましい例に
よれば、例えば温度変化時における対物レンズとコリメ
ートレンズとの相対変化が小さくなるので、装置の信頼
性が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を用いて本発明
をさらに具体的に説明する。
【0019】〈第1の実施の形態〉まず、本発明の第1
の実施の形態における光学式記録再生装置について、図
1及び図2を参照しながら説明する。
【0020】図1は本発明の第1の実施の形態における
光学式記録再生装置を示す平面図、図2は本発明の第1
の実施の形態における光学式記録再生装置を示す側面断
面図である。
【0021】図1、図2に示すように、本実施の形態に
おける光学式記録再生装置は、発散光である光ビーム1
3を出射する光源、フォーカス誤差信号を検出する手
段、トラッキング誤差信号を検出する手段、及び情報信
号を検出する手段からなる受発光素子11と、受発光素
子11の光源から出射された発散光である光ビーム13
を平行光束に変換するコリメートレンズ10と、コリメ
ートレンズ10によって平行光束に変換された光ビーム
13を直角に折り曲げるミラー9と、直角に折り曲げら
れた光ビーム13をディスク14に集光する対物レンズ
1と、対物レンズ1をディスク14のフォーカス方向F
及びラジアル方向Rに駆動する対物レンズ駆動装置と、
受発光素子11、ミラー9、及び対物レンズ駆動装置を
固定するための光学ブロック12とにより構成されてい
る。対物レンズ駆動装置は、対物レンズ1を保持するレ
ンズホルダ2、フォーカスコイル4、一対のトラッキン
グコイル5からなる可動部が、ステンレス鋼、りん青
銅、ベリリウム銅などからなり互いに平行に配置された
弾性部材である4本のサスペンション6を介して固定部
材7に取り付けられている。固定部材7はベース8に固
定され、ベース8はさらに光学ブロック12に固定され
ている。ここで、固定部材7には、光ビーム13との干
渉を避けるために開口部7aが設けられている。また、
ベース8と一対のマグネット3によって磁気回路が形成
されており、フォーカスコイル4とトラッキングコイル
5は当該磁気回路の空隙中に配置されている。これによ
り、フォーカスコイル4とトラッキングコイル5に磁界
が付与される。尚、コリメートレンズ10と受発光素子
(光源及び信号検出手段)11は、一体的に光学ブロッ
ク12に固定されている。
【0022】コリメートレンズ10は、タンジェンシャ
ル方向T(フォーカス方向F及びラジアル方向Rに垂直
な方向)に対して、対物レンズ1と固定部材7との間に
配置されている。
【0023】次に、上記のように構成された光学式記録
再生装置の動作について説明する。受発光素子11の光
源から出射された発散光である光ビーム13は、コリメ
ートレンズ10によって平行光束に変換され、ミラー9
で反射されて対物レンズ1に入射し、ディスク14に集
光される。ディスク14からの反射光は、逆の経路を通
って受発光素子11上の信号検出手段の方に集光され、
これにより信号の検出が行われる。この場合、対物レン
ズ1は、ディスク14の面振れや偏心に追従するよう
に、フォーカスコイル4、トラッキングコイル5によっ
て各々フォーカス方向F、ラジアル方向Rに駆動され
る。
【0024】次に、本発明の第1の実施の形態における
光学式記録再生装置によって得られる効果について説明
する。
【0025】図3は本発明の第1の実施の形態における
光学式記録再生装置のコリメートレンズ及び固定部材の
寸法関係を示す平面図、図8は従来技術における光学式
記録再生装置のコリメートレンズ及び固定部材の寸法関
係を示す平面図である。
【0026】図3に示すように、本実施の形態によれ
ば、コリメートレンズ10を、タンジェンシャル方向T
に対して、対物レンズ1と固定部材7との間に配置した
ので、対物レンズ1の中心からコリメートレンズ10の
端面までの距離aを、図8に示す従来の光学式記録再生
装置の場合における対物レンズ51の中心からコリメー
トレンズ60の端面までの距離Aよりも小さくすること
ができる。また、図3に示すように、固定部材7がコリ
メートレンズ10よりも受発光素子11側の発散光中に
配置されることとなるので、光ビーム13との干渉を避
けるために固定部材7に設けられた開口部7aの寸法b
を、図8に示す従来の光学式記録再生装置の場合(固定
部材7は、コリメートレンズ10よりも対物レンズ1側
の平行光束中に配置されている場合)における開口部5
7aの寸法Bよりも小さくすることができる。従って、
本実施の形態によれば、タンジェンシャル方向Tにおけ
る光学式記録再生装置のさらなる小型化を図ることがで
きると共に、ラジアル方向Rにおける光学式記録再生装
置の小型化をも図ることができる。
【0027】また、本実施の形態によれば、対物レンズ
1と固定部材7との間にコリメートレンズ10を配置し
たので、対物レンズ駆動装置の可動部を固定部材7に取
り付けるためのサスペンション6の長さを、図6、図7
に示す従来の光学式記録再生装置の場合(固定部材57
は、対物レンズ51とコリメートレンズ60との間に配
置されている場合)におけるサスペンション56の長さ
よりも長くすることができる。その結果、所望のバネ定
数を有するサスペンションを用いる場合に、その断面形
状を大きくすることができるので、サスペンションの絶
対的強度が向上し、外乱振動や落下衝撃に対して有利と
なる。
【0028】尚、本実施の形態においては、対物レンズ
駆動装置の可動部をサスペンション6を介して支持する
固定部材7が、ベース8を介して光学ブロック12に固
定されているが、固定部材7を調整機構(図示せず)を
介して光学ブロック12に固定してもよい。そして、対
物レンズ駆動装置をディスク14の記録面に対して平行
な面内で移動させることにより、受発光素子11中の信
号検出手段と対物レンズ1との光学的な調整を行うよう
にすれば、受発光素子(光源及び信号検出手段)11を
対物レンズ1の光軸方向(フォーカス方向F)に調整す
る必要がないので、装置全体の薄型化を図ることができ
る。
【0029】〈第2の実施の形態〉次に、本発明の第2
の実施の形態における光学式記録再生装置について、図
4及び図5を参照しながら説明する。
【0030】図4は本発明の第2の実施の形態における
光学式記録再生装置を示す平面図、図5は本発明の第2
の実施の形態における光学式記録再生装置を示す側面断
面図である。
【0031】図4、図5に示すように、固定部材7は光
学ブロック(図1、図2の符号12参照)と一体化され
ている。そして、固定部材7には、コリメートレンズ1
0及び受発光素子(光源及び信号検出手段)11が直接
取り付けられている。他の構成は上記第1の実施の形態
と同様であるため、同一の部材には同一の符号を付し、
その説明は省略する。
【0032】このように、コリメートレンズ10及び受
発光素子11を固定部材7に直接取り付けるようにした
ことにより、例えば温度変化時における対物レンズ1
(サスペンション6を介して固定部材7に取り付けられ
ている)とコリメートレンズ10及び受発光素子11と
の相対変化が、上記第1の実施の形態の場合(コリメー
トレンズ10と受発光素子11が光学ブロック12に固
定されている場合)に比べて小さくなるので、光学式記
録再生装置の信頼性が向上する。
【0033】また、固定部材7を光学ブロックと一体化
したので、部品点数を削減することができる。また、こ
の場合には、対物レンズ駆動装置の可動部を固定部材7
に取り付けるためのサスペンション6の長さを、受発光
素子11の近傍まで長くすることができる。その結果、
所望のバネ定数を有するサスペンションを用いる場合
に、上記第1の実施の形態の場合に比べて、その断面形
状をさらに大きくすることができるので、サスペンショ
ンの絶対的強度がさらに向上し、外乱振動や落下衝撃に
対して有利となる。
【0034】尚、上記実施の形態においては、発散光で
ある光ビーム13を出射する光源とディスク14上の各
種の信号を検出する信号検出手段(フォーカス誤差信号
を検出する手段、トラッキング誤差信号を検出する手
段、及び情報信号を検出する手段)を、受発光素子11
として一体化しているが、必ずしも一体化する必要はな
く、発散光である光ビーム13を出射する光源とディス
ク14上の各種の信号を検出する信号検出手段とを別個
独立に設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コリメートレンズを、タンジェンシャル方向に対して、
対物レンズと固定部材との間に配置することにより、光
学式記録再生装置の小型化を図ることができる。また、
対物レンズ駆動装置の可動部を固定部材に取り付けるた
めの弾性部材の長さを、従来の光学式記録再生装置の場
合に比べて長くすることができる。その結果、所望のバ
ネ定数を有する弾性部材を用いる場合に、その断面形状
を大きくすることができるので、弾性部材の絶対的強度
が向上し、外乱振動や落下衝撃に対して有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における光学式記録
再生装置を示す平面図
【図2】本発明の第1の実施の形態における光学式記録
再生装置を示す側面断面図
【図3】本発明の第1の実施の形態における光学式記録
再生装置のコリメートレンズ及び固定部材の寸法関係を
示す平面図
【図4】本発明の第2の実施の形態における光学式記録
再生装置を示す平面図
【図5】本発明の第2の実施の形態における光学式記録
再生装置を示す側面断面図
【図6】従来技術における光学式記録再生装置を示す平
面図
【図7】従来技術における光学式記録再生装置を示す側
面断面図
【図8】従来技術における光学式記録再生装置のコリメ
ートレンズ及び固定部材の寸法関係を示す平面図
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 レンズホルダ 3 マグネット 4 フォーカスコイル 5 トラッキングコイル 6 サスペンション 7 固定部材 8 ベース 9 ミラー 10 コリメートレンズ 11 受発光素子 12 光学ブロック 13 光ビーム F フォーカス方向 R ラジアル方向 T タンジェンシャル方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 秀輝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 古川 博道 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発散光である光ビームを出射する光源
    と、前記光源から出射された前記光ビームを平行光束に
    変換するコリメートレンズと、前記コリメートレンズに
    よって平行光束に変換された前記光ビームを記録媒体上
    に集光する対物レンズと、前記対物レンズを、前記記録
    媒体の記録面に対して垂直な光軸方向と前記記録面に対
    して平行な半径方向とに駆動する機構を有する対物レン
    ズ駆動装置と、前記記録媒体上の各種信号を検出する信
    号検出手段とを備えた光学式記録再生装置であって、前
    記対物レンズを保持するレンズホルダが前記光軸方向と
    前記半径方向とに移動可能となるように、前記レンズホ
    ルダは弾性部材の一端取り付けられ、前記弾性部材の他
    端は固定部材に取り付けられており、前記コリメートレ
    ンズは、前記光軸方向及び半径方向に垂直な方向に対し
    て、前記対物レンズと前記固定部材との間に配置されて
    いることを特徴とする光学式記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記光源と前記信号検出手段とが一体化
    された請求項1に記載の光学式記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記光源と前記信号検出手段と前記コリ
    メートレンズとが一体的に光学ブロックに固定された請
    求項1に記載の光学式記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記対物レンズ駆動装置を前記記録媒体
    の前記記録面に対して平行な面内で移動させることによ
    り、前記信号検出手段と前記対物レンズとの光学的な調
    整を行なう請求項1に記載の光学式記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記光源と前記信号検出手段とが一体化
    された請求項4に記載の光学式記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記光源が前記固定部材に取り付けられ
    た請求項1に記載の光学式記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記信号検出手段が前記固定部材に取り
    付けられた請求項1に記載の光学式記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記コリメートレンズが前記固定部材に
    取り付けられた請求項1に記載の光学式記録再生装置。
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JP11273943A Pending JP2000187864A (ja) 1998-10-15 1999-09-28 光学式記録再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100708097B1 (ko) * 2000-07-24 2007-04-16 삼성전자주식회사 스윙암 구동방식의 광기록재생장치 및 이광기록재생장치에 적용되는 광디스크

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KR100708097B1 (ko) * 2000-07-24 2007-04-16 삼성전자주식회사 스윙암 구동방식의 광기록재생장치 및 이광기록재생장치에 적용되는 광디스크

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