JP2000187673A - データベースシステムにおけるデータ分析結果通知方法及びデータ分析結果通知装置並びに記憶媒体 - Google Patents
データベースシステムにおけるデータ分析結果通知方法及びデータ分析結果通知装置並びに記憶媒体Info
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Abstract
を自動的に担当者に通知する新たな手段を提供する。 【解決手段】 記憶装置3には、データベースシステム
1において行われるデータの定型的な分析結果を担当者
2に通知するか否かを判断する分析結果通知条件4が記
憶される。分析結果取得部5は、データベースシステム
1から分析結果を取得する。電子メール送出部6は、取
得された分析結果が分析結果通知条件4に合致したとき
に、その旨を通知する担当者2宛の電子メールを送出
し、ネットワーク8を介してメールサーバ7に蓄積させ
る。担当者2はメールクライアント9を操作してメール
サーバ7に蓄積されている自分宛の電子メールを取得
し、その内容から分析結果通知条件4に合致する分析結
果がデータベースシステム1から得られたことを知り、
その分析結果を担当業務に反映させることができる。
Description
いての技術に関し、特にデータベース上のデータの分析
の結果を担当者に通知する技術に関する。
務系などと呼ばれるデータベースシステムでは、日々の
企業活動で発生する様々な取引情報が更新され、蓄積さ
れていく。このような情報を定型的に集計し、その集計
結果を日毎、月毎といった時間軸などの視点で分析し、
その分析結果を業務に反映させること、例として倉庫に
おける商品在庫管理業務についての事例を挙げれば、在
庫量が過剰になった商品の今後の入庫量を減少させる手
配についての業務や、年末を控えた時期の商品在庫量を
過去の実績に基づいて予め積み増しする手配についての
業務など、は日常的に行われている。
ータ分析の環境を提供するデータ活用ツールが備えられ
ている。しかしながら、このようなツールを利用して行
なったデータ分析の結果は、専用に作成されたアプリケ
ーションソフトの組み込まれているクライアントでしか
受け取ることができず、データ分析の結果を自己の業務
に活用しようとしている業務担当者は不便を強いられて
いた。
タの定型的な分析の結果を自動的に担当者に通知する新
たな手段を提供することが本発明が解決しようとする課
題である。
めに、本発明の、データベース上のデータの定型的な分
析の結果を担当者に通知するデータベースシステムにお
けるデータ分析結果通知方法では、前記分析の結果を通
知する条件を定義し、前記データベース上のデータの定
型的な分析の結果を取得し、前記取得した分析の結果が
前記条件に合致したときに、その旨を通知する前記担当
者宛の電子メールを送出する、ことを特徴とするもので
ある。
る。同図は、データベースシステム1において行われる
データの定型的な分析の結果(以下、単に「分析結果」
という)を担当者2へ最終的に通知する構成までを含む
全体の構成を示すものである。
知するべきものであるか否かを判断する条件である分析
結果通知条件4についての定義が記憶される。分析結果
取得部5は、データベースシステム1から分析結果を取
得するものである。
により取得された分析結果と、記憶装置3に記憶されて
いる分析結果通知条件4と、を比較し、分析結果が分析
結果通知条件4に合致したときに、その旨を通知する担
当者2宛の電子メールをネットワーク8に送出するもの
である。
に送出された電子メールはメールサーバ7に蓄積され
る。担当者2はメールクライアント9を操作してメール
サーバ7に蓄積されている自分宛の電子メールをネット
ワーク8を介して取得する。その結果、その内容から分
析結果通知条件4に合致する分析結果がデータベースシ
ステム1から得られたことを知り、その分析結果を担当
業務に反映させることができる。
を電子メールで行なうようにしたので、担当者2は、今
では電子メールソフトが大概装備されている標準的なパ
ソコンなどでも、分析結果を受け取ることができるよう
になり、利便性が向上する。また、分析結果通知条件4
についての定義は、記憶装置3に複数記憶させても、ま
た、その条件を変更しても良く、担当者2は、担当業務
の現在の状況に応じた分析結果通知条件4を定義して記
憶装置3に記憶させることにより、特に注目すべき分析
結果が得られた場合にのみ、その事実を認知することが
でき、重要な分析結果についての通知が多数の分析結果
の通知で埋もれてしまい、見逃してしまうおそれを軽減
することができる。
ク8に常時接続されている形態では、電子メール送出部
6が送出する電子メールをメールサーバ7に一時的に蓄
積する代わりに、その電子メールを直接メールクライア
ント9が受信するようにしてもよい。
LAN(ローカルエリアネットワーク)、公衆回線網、
専用回線、インターネット(Internet)、あるいはこれ
らの組み合わせ、など、どのようなものであっても良
い。
方法を実施する装置に加え、上述した本発明の方法をコ
ンピュータに行なわせるプログラムを記憶したコンピュ
ータ読み取り可能な記憶媒体も本発明に含まれる。ここ
でいう記憶媒体としては、例えば、コンピュータに内蔵
されているROMやハードディスク装置などの記憶装
置、コンピュータに外付けされる付属装置としてのこれ
らの記憶装置、コンピュータとネットワーク接続される
他のコンピュータに付属する前述の記憶装置、あるい
は、フロッピー(登録商標)ディスク、MO(光磁気デ
ィスク)、CD−ROM、DVD−ROMなどといった
可搬型の記憶媒体、等がある。
は、分析結果の取得を繰り返し行ない、電子メール送出
部6は、分析結果取得部5で繰り返し取得している分析
結果が分析結果通知条件4に合致している間は、前記電
子メールの送出を繰り返し行なうようにしても良い。こ
うすることにより、重要な分析結果についての通知を見
逃してしまう危険性を更に軽減することができる。
代理する代理人を、例えば記憶装置3に定義しておき、
電子メール送出部6が電子メールの送出を所定回数繰り
返した後は、代理人宛の電子メールを電子メール送出部
6が送出するようにしてもよい。これは、例えば分析結
果が異常値を呈しており、早急に正常な状態を回復する
ことが要求されるような場合(例えば、前述の商品在庫
管理業務において、在庫が過剰に積みあがってしまった
場合など)などにおいて特に有益であり、所定回数の電
子メールの送出にもかかわらず、分析結果の異常値が解
消しないときには、担当者2の代理人にもその旨を通知
する電子メールを送ることによって、何らかの原因で分
析結果の正常状態への回復のための処置を十分行なえな
い担当者2に併せ、代理人も回復処置を施すことができ
るようになり、分析結果を正常な状態へ回復させる期待
度を高めることができる。
に基づいて説明する。ここでは、ある企業の倉庫におけ
る品目「時計」についての製品別の在庫管理において、
製品在庫が所定数量を超えた場合に、そのことを自動的
に警告する自動警報メールを担当者宛に送付する事例に
沿って、本発明の実施の形態を説明する。
示す図である。同図に示す構成は、データベースサーバ
11、クライアント12及び12’、Webサーバ1
3、アプリケーションサーバ14、メールサーバ15か
らなる。これらはいずれも、CPU、ROM及びRAM
などの内部記憶装置、ハードディスク装置などの外部記
憶装置、入出力インタフェース等といった標準的なコン
ピュータの構成要素により構成されている。また、各構
成要素は、データの交換が相互に行なえるように、ネッ
トワーク接続されている。
発明に特に関係する構成要素であり、同図と図1との関
係を示すと、アプリケーションサーバ14内の自動警報
管理情報52を格納する記憶装置が記憶装置3に相当
し、自動警報処理部54が分析結果取得部5及び電子メ
ール送出部6に相当する。また、メールサーバ15がメ
ールサーバ7に、クライアント12内のメールクライア
ント32がメールクライアント9に、それぞれ相当す
る。なお、図1のデータベースシステム1は、データベ
ース自体とそのデータベースに蓄積されているデータの
分析を行なう機能とを含んでいるので、図2におけるデ
ータベースサーバ11とアプリケーションサーバ14の
一部(自動警報処理部54の一部及び出力定義51)が
相当する。
ベースサーバ11は、倉庫における製品在庫についての
データを蓄積しているデータベース21のサーバであ
る。
る在庫管理ファイルの構造を示す図である。同図におい
て、データベース21のレコード抽出のキーとなる項目
には「K」なる印を付している。同図に示すように、デ
ータベース21は、項目「年月」、「品目名」、「製品
名」、「入庫数」、「出庫数」、「在庫数」についての
データを蓄積している。
により操作されるWebクライアント31及びメールク
ライアント32を装備する標準的なパソコンである。W
ebクライアント31は、いわゆるWWW(ワールド・
ワイド・ウェブ:World Wide Web)ブラウザであり、後
述するWebサーバ13から送出されるWebページを
閲覧し、また、必要に応じて担当者による指示情報をW
ebサーバ13に伝える、WWWブラウザとしての標準
的な機能を有するものである。
ルサーバ15から担当者宛の電子メールを取得し、開封
してその内容を担当者に提示するものであり、標準的な
電子メール管理ツールである。
する。クライアント12’は、製品在庫管理業務を担当
者(クライアント12の操作者)の代理として行なうこ
とのできる代理人により操作される、クライアント12
におけるものと同様の機能を有するWebクライアント
31’及びメールクライアント32’を装備する標準的
なパソコンである。
記憶装置に格納されているWebページデータ42と、
より構成され、後述するアプリケーションサーバ14内
の記憶装置に定義されている情報を提示するWebペー
ジを作成してクライアント12(若しくは12’)に宛
てて送出し、また、担当者によるクライアント12への
指示入力情報(若しくは代理人によるクライアント1
2’への指示入力情報)に基づいてアプリケーションサ
ーバ14内の記憶装置に定義されている情報の追加や変
更を行なうものである。
バ14内の記憶装置に定義されている後述する出力定義
51及び自動警報管理情報52を取得し、その取得情報
を提示するWebページをWebページデータ42を利
用して作成し、そのWebページをクライアント12
(若しくは12’)に宛てて送出し、また、担当者によ
るクライアント12への指示入力情報(若しくは代理人
によるクライアント12’への指示入力情報)を取得
し、この指示入力情報に基づいて出力定義51及び自動
警報管理情報52の追加や変更を行なう。
1がWebページを作成する際に用いる各種データが格
納されており、Webページの記述言語であるHTML
(Hypertext Markup Language )で記述されたWebペ
ージデータファイル、GIF(Graphics Interchange F
ormat )形式の画像ファイル、担当者(若しくは代理
人)による指示入力を対話形式で進行させるためのアプ
レット、などを有している。
ーラ53、自動警報処理部54、及び、記憶装置に格納
されている情報定義51、自動警報管理情報52、一時
ファイル55、メールログ56より構成され、データベ
ース21に蓄積されているデータの分析を所定時間毎に
行ない、その分析結果が定義の条件に合致する場合には
その旨を通知する担当者宛の電子メールを作成し、その
電子メールをメールサーバ15へ送り出すものである。
されているデータの分析に関しての定義がなされている
ものである。図4は、前述の事例における出力定義51
の定義例を示す図である。同図に示す定義では、出力定
義名 「時計在庫確認」についての定義が担当者により
なされている。
象のデータを有する対象ファイルのファイル名が定義さ
れる。この事例においては、図3にファイルの構造を示
した「在庫管理ファイル」が指定されている。
なるデータを有するレコードを抽出するためのキーにつ
いての条件が定義される。この事例においては、「年月
=199809」として年月が1998年9月であり、
また、「品目名=時計」として品目名が「時計」である
在庫管理ファイルのレコードを抽出することが定義され
ている。
す項目と、前述の抽出条件に基づいて抽出されたレコー
ドからその分析対象であるデータを取り出す直接的なキ
ーとなる項目と、が定義される。この事例においては、
項目「製品名」毎の項目「在庫数」を前述の抽出レコー
ドから取得することが定義されている。
する。自動警報管理情報52は、自動警報メール、すな
わち、データベース21に蓄積されているデータの分析
結果を自動的に通知する担当者宛のメールを作成して送
出するために必要な各種情報についての定義がなされて
いる情報である。
情報52の各定義例を示す図である。同図について説明
する。まず、同図(a)は、作成する自動警報メールの
発信元についての情報の定義を示すものであり、この例
では、メールサーバ15のメールサーバ名、作成するメ
ールの発信元(すなわち、アプリケーションサーバ1
4)のメールアドレス、及びパスワードが定義されてい
る。
述の自動警報処理部54が自動警報メールを送出するた
めのデータ分析結果についての条件、その自動警報メー
ルの宛先、そして、所定の場合に担当者の他にこの自動
警報メールを送付する代理人の宛先、についての定義で
ある。
在庫確認」についてのデータの分析結果として、出力項
目「在庫数」の値が10000を超えている分析結果を
得た場合に、メールタイトルが「時計・在庫警報」で、
宛先のメールアドレスが「abc@mailhost.co.jp」(担当
者のメールアドレス)である自動警報メールを作成して
送出することが定義されている。そして、更に、担当者
宛の自動警報メールを過去7日以内に3度送信した後に
行なった出力定義51の「時計在庫確認」についてのデ
ータの分析結果が、依然として前述のメール送出条件を
満たしている場合に、宛先のメールアドレスが「def@ma
ilhost.co.jp」(担当者の代理人のメールアドレス)で
ある自動警報メールを作成して送出することが定義され
ている。
53のための定義である。同図(c)の例では、199
8年9月24日以降のスケジュールとして毎日1回、午
前8時に起動させることが定義されている。
る。スケジューラ53は、自動警報管理情報52に格納
されている前述した定義に従って自動警報処理部54を
起動させるものである。図5(c)に示したスケジュー
リング定義の例であれば、スケジューラ53は、199
8年9月24日以降は、自動警報処理部54を毎日1回
8時に定期的に起動させる。
により繰り返し起動され、出力定義51に定義されてい
る情報に従ってデータベースサーバ11内のデータベー
ス21に蓄積されているデータの分析を行ない、その分
析結果が自動警報管理情報52に格納されている自動警
報メールの送信条件に合致した場合には担当者宛、但し
所定の場合には代理人宛、の自動警報メールを作成して
メールサーバ15に送出するという、本発明に関係する
自動警報処理を行なうものである。自動警報処理の詳細
については後述する。
理において、必要なデータを一時的に保存するために用
いられるファイルである。メールログ56は、後述する
自動警報処理において、送出した自動警報メールの送出
履歴を保存、参照するファイルである。
宛を含む、本発明の実施の形態で利用しているネットワ
ークを使用する各ユーザ宛のメール61を蓄積する、い
わゆるPOP(Post Office Protocol)サーバである。
る自動警報処理について説明する。図6は、自動警報処
理の処理内容を示すフローチャートである。自動警報処
理は、例えば、アプリケーションサーバ14の有するC
PUが、同じくアプリケーションサーバ14の有するR
OMに格納されている制御プログラムを実行することに
より実現される。
警報処理の処理内容を説明する。前述したスケジューラ
53により自動警報処理部52が起動されると、まず、
ステップS101で、自動警報処理情報52のスケジュ
ーリング定義についての情報を取得し、定義されている
スケジュール開始日 (図5(c)の例では1998年
9月24日)を今日の日付が過ぎているか否かを判定
し、スケジュール開始日を過ぎているのであればステッ
プS102に進む。一方、未だスケジュール開始日前で
ある場合には、何もせずにこのまま今回の自動警報処理
を終了する。
致する未取得のレコードをデータベース21から1つ取
得する。図4に示す「時計在庫確認」についての定義例
では、データベース21に蓄積されている在庫管理ファ
イルから、年月が「199809」で、品目名が「時
計」である未取得のレコードを1つ取得する。
て、未取得のレコードが存在せず、出力定義の抽出条件
を満たす全てのレコードの取得を終了したか否かを判定
し、その取得を全て終了したのであればステップS10
6に、また、ステップS102においてレコードを取得
したのであればステップS104に、それぞれ進む。
で取得したレコードを分析し、その分析結果が自動警報
管理情報52として定義されている自動警報メールの送
信条件に合致するか否かを判定する。図5(b)の例で
は、在庫管理ファイルから抽出して取得したレコードに
格納されている在庫数のデータが10000を超えてい
るか否かを判定する。この判定の結果、自動警報メール
の送信条件に合致しているのであればステップS105
に進み、一方、合致しないのであればステップS102
へ戻って他のレコードの取得及び分析を繰り返す。
送信条件に合致したレコードの有していたデータを一時
ファイル55に保存する。図3〜図5に示した例では、
在庫管理ファイルから抽出して取得したレコードのう
ち、格納されている在庫数のデータが10000を超え
ているレコードに格納されている「製品名」及び「在庫
数」のデータを一時ファイル55に保存する。
ステップS102へ戻って他のレコードの取得及び分析
を繰り返す。ステップS106では、一時ファイル55
にデータが存在するか否かを判定する。一時ファイル5
5にデータが存在する、すなわち、自動警報メールの送
信条件に合致したレコードが存在したのであればステッ
プS107に進み、一方、一時ファイル55にデータが
存在しないのであれば、自動警報メールの発信を行なわ
ずに、今回の自動警報処理を終了する。
警報メールの宛先を担当者と代理人とのどちらにするか
を、過去の自動警報メールの発信履歴に基づいて決定す
る代理送信条件処理を実行する。この代理送信条件処理
については後述する。
送信条件処理で決定された自動警報メールの宛先が、担
当者あるいは代理人のどちらに決定されたのか、を判定
する。担当者に決定されたのであればステップS109
に進み、代理人に決定されたのであればステップS11
0に進む。
送信条件に合致した結果一時ファイル55に保存されて
いるレコードのデータをメール本文とする、担当者宛の
自動警報メールを発信する担当者宛の自動警報メール発
信処理を実行し、その後、ステップS111に進む。担
当者宛の自動警報メール発信処理の詳細は後述する。
送信条件に合致した結果一時ファイル55に保存されて
いるレコードのデータをメール本文とする、代理人宛の
自動警報メールを発信する代理人宛の自動警報メール発
信処理を実行する。代理人宛の自動警報メール発信処理
の詳細も後述する。
メールの発信履歴であるログをメールログ56として保
存し、今回の今回の自動警報処理を終了する。以上まで
の処理が自動警報処理である。なお、自動警報処理はス
ケジューラ53により繰り返し起動されるので、データ
ベース21に蓄積されているデータの分析結果が自動警
報管理情報52の自動警報メールの送信条件に合致して
いる限り、自動警報メールは繰り返し発信される。
れている代理送信条件処理について説明する。代理送信
条件処理は、今回発信する自動警報メールの宛先を担当
者と代理人のどちらにするかを、過去の自動警報メール
の発信履歴に基づいて決定するものであり、自動警報メ
ールを所定回数繰り返し担当者に送信してもデータベー
ス21に蓄積されているデータの分析結果が自動警報管
理情報52の自動警報メールの送信条件に合致している
場合に、その自動警報メールを代理人に送信することに
よって、何らかの原因で分析結果の正常状態への回復の
ための処置を担当者が十分に行なえていないことを、代
理人に通知するためのものである。
すフローチャートである。同図に沿って、代理送信条件
処理の処理内容を説明する。まず、ステップS201で
は、ステップS106(図6)で存在していると判定さ
れたデータ、すなわち、自動警報メールの送信条件に合
致したレコードが有していたデータをメール本文とする
自動警報メールの発信履歴が格納されているロールログ
56を開く。
52の自動警報メール送信条件の定義から送信先メール
アドレス、すなわち、担当者のメールアドレスを取得す
る。図5(b)に示す定義例では「abc@mailhost.co.j
p」が取得される。
52の自動警報メール送信条件の定義から代理送信条件
を取得する。図5(b)に示す定義例では、代理送信条
件として、過去7日以内に3度送信したという条件が取
得される。
で開いたメールログに格納されている発信履歴を調べ、
ステップS202で取得したメールアドレスを送信先と
する自動警報メールの発信履歴が、ステップS203で
取得した代理送信条件に合致するか否かを判断する。図
5(b)に示す定義例では、「abc@mailhost.co.jp」宛
の自動警報メールを過去7日以内に3度送信したか否か
が判定される。その結果、代理送信条件に合致している
のであればステップS205に、一方、代理送信条件に
合致していないのであればステップS206に、それぞ
れ進む。
ールに代理の送信先を設定して代理人に宛てて送信する
ことを決定し、今回の代理送信条件処理を終了する。ス
テップS206では、今回の自動警報メールに通常の送
信先を設定して担当者に宛てて送信することを決定し、
今回の代理送信条件処理を終了する。
る。次に、図6にステップS109及びステップS11
0として示されている自動警報メール発信処理について
説明する。
容を示すフローチャートである。同図に沿って、自動警
報メール発信処理の処理内容を説明する。なお、図6の
ステップS109として本処理が実行される、すなわ
ち、担当者宛の自動警報メール発信処理が実行される場
合には図8のステップS301より処理が開始される。
一方、図6のステップS110として本処理が実行され
る、すなわち、代理人宛の自動警報メール発信処理が実
行される場合には図8のステップS302より処理が開
始される。
理情報52の自動警報メール送信条件の定義から送信先
メールアドレス、すなわち、担当者のメールアドレスを
取得し、自動警報メールの宛先とする。図5(b)に示
す定義例では「abc@mailhost.co.jp」が取得される。そ
して、ステップS301に示す処理が終了した後はステ
ップS303に進む。
52の自動警報メール送信条件の定義から代理送信先メ
ールアドレス、すなわち、代理人のメールアドレスを取
得し、自動警報メールの宛先とする。図5(b)に示す
定義例では「def@mailhost.co.jp」が取得される。
52の自動警報メール送信条件の定義からメールタイト
ルを取得して自動警報メールのタイトル(Subject )と
する。図5(b)に示す定義例では「時計・在庫管理警
報」が取得される。
に保存されているデータ、すなわち自動警報メールの送
信条件に合致したレコードの有していたデータを取得
し、自動警報メールの本文とする。図3〜図5に示した
例では、在庫管理ファイルから抽出して取得したレコー
ドのうち、格納されている在庫数のデータが10000
を超えているレコードに格納されている「製品名」及び
「在庫数」のデータを自動警報メールの本文とする。
52の自動警報メールの発信元用メール情報定義からメ
ールサーバ名、自身のメールアドレス、パスワードを取
得し、自身のメールタイトルを自動警報メールの発信元
とする。そして、メールサーバ名及びパスワードを用い
てメールサーバ15にログインして作成した自動警報メ
ールを発信し、メール61のひとつとしてメールサーバ
15に蓄積させる。図3〜図5に示した例では、図5
(a)に示した定義が用いられて自動警報メールが発信
される。
に保存しておいた自動警報メールの送信条件に合致した
レコードの有していたデータを削除し、今回の自動警報
メール発信処理を終了する。
部54が発信する担当者宛の自動警報メールの例を示す
ものである。同図中央下部に示されているメール本文を
参照すると、製品「W101」が在庫数100100個
で、また、製品「W901」が在庫数100050個
で、共に、図5(b)に示す自動警報管理情報52の自
動警報メールの送信条件である在庫数が10000個を
超えることに合致しており、その結果、この自動警報メ
ールが発信されていることが分かる。
データベースに蓄積されているデータ分析結果の通知を
電子メールで行なうようにしたので、担当者は、標準的
なパソコンなどで、その分析結果を受け取ることができ
るようになり、利便性が向上する。また、担当者は、担
当業務の現在の状況に応じたデータの分析結果の通知条
件を予め定義しておくことにより、特に注目すべき分析
結果が得られた場合にのみ、その事実を認知することが
できる。
る。
である。
ートである。
ーチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 データベース上のデータの定型的な分析
の結果を担当者に通知するデータベースシステムにおけ
るデータ分析結果通知方法であって、 前記分析の結果を通知する条件を定義し、 前記データベース上のデータの定型的な分析の結果を取
得し、 前記取得した分析の結果が前記条件に合致したときに、
その旨を通知する前記担当者宛の電子メールを送出す
る、 ことを特徴とするデータベースシステムにおけるデータ
分析結果通知方法。 - 【請求項2】前記分析の結果の取得を繰り返し行ない、 前記電子メールの送出は、前記取得した分析の結果が前
記条件に合致している間は繰り返し行なう、 ことを特徴とする請求項1に記載のデータベースシステ
ムにおけるデータ分析結果通知方法。 - 【請求項3】 前記担当者を代理する代理人を定義し、 前記電子メールの送出を所定回数繰り返した後は、前記
代理人宛の前記電子メールを送出する、 ことを特徴とする請求項2に記載のデータベースシステ
ムにおけるデータ分析結果通知方法。 - 【請求項4】 データベース上のデータの定型的な分析
の結果を担当者に通知するデータ分析結果通知装置であ
って、 前記分析の結果を通知する条件の定義を記憶する記憶手
段と、 前記データベース上のデータの定型的な分析の結果を取
得する分析結果取得手段と、 前記分析結果取得手段により取得された分析の結果が前
記条件に合致したときに、その旨を通知する前記担当者
宛の電子メールを送出する電子メール送出手段と、 を有することを特徴とするデータ分析結果通知装置。 - 【請求項5】 コンピュータにより実行されたときに、
データベース上のデータの定型的な分析の結果を担当者
に通知するデータ分析結果通知プログラムを記憶したコ
ンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、該プログ
ラムは、 前記分析の結果を通知する条件の定義を記憶させ、 前記データベース上のデータの分析の結果を取得させ、 前記取得させた分析の結果が前記条件に合致したとき
に、その旨を通知する前記担当者宛の電子メールを送出
させる、 ことを特徴とするデータ分析結果通知プログラムを記憶
した記憶媒体。
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