JP2000187629A - 予約配信方法、配信側装置、受信端末、および予約配信システム - Google Patents

予約配信方法、配信側装置、受信端末、および予約配信システム

Info

Publication number
JP2000187629A
JP2000187629A JP36355298A JP36355298A JP2000187629A JP 2000187629 A JP2000187629 A JP 2000187629A JP 36355298 A JP36355298 A JP 36355298A JP 36355298 A JP36355298 A JP 36355298A JP 2000187629 A JP2000187629 A JP 2000187629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
transmission time
unit
receiving
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP36355298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3831135B2 (ja
Inventor
Hiroshi Manba
博 萬羽
Kenichi Ishikawa
健一 石河
Shinji Kobayashi
眞二 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Mobile Communications Networks Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Mobile Communications Networks Inc filed Critical NTT Mobile Communications Networks Inc
Priority to JP36355298A priority Critical patent/JP3831135B2/ja
Publication of JP2000187629A publication Critical patent/JP2000187629A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3831135B2 publication Critical patent/JP3831135B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザに対する情報の伝達時刻を厳密に保証
した情報配信サービスを提供する。 【解決手段】 IPサーバWおよびゲートウェイサーバ
GWS、あるいはゲートウェイサーバGWSのみで構成
される配信側は、電子メールの着信先のユーザに当該電
子メール本文を伝達する時刻である伝達時刻と当該電子
メール本文とを対応付けて送信し、受信側の移動機MS
は、配信側から送信された伝達時刻および電子メール本
文を受信し、当該伝達時刻と現在時刻とに基づいて当該
電子メール本文を用いた処理(例えば電子メール本文の
表示処理)の開始を制御する。これにより、受信側にお
いて、伝達時刻まで電子メール本文を用いた処理を行わ
ない、あるいは伝達時刻に電子メール本文を用いた処理
を開始する、といった制御が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報がユーザへ伝
達される時刻を考慮した情報配信に関し、例えば同報サ
ービスの実現に好適な予約配信方法と、当該方法を実現
するための配信側装置および受信端末と、これらの装置
から構成される予約配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネット等を介した情
報提供サービスの分野では、ユーザがパーソナルコンピ
ュータ等の通信端末から情報提供事業者(information
Provider:IP)のサーバ装置にアクセスして所望の情
報をダウンロードする方式の、いわゆるプル型情報配信
と、ユーザによるアクセスを待たずにサーバ装置側から
主体的にユーザへ情報を提供する、いわゆるプッシュ型
情報配信とが知られている。プル型情報配信では、サー
バ装置へのアクセスタイミングはユーザにより決定され
るため、同報サービスの提供は本質的に不可能であるの
に対し、プッシュ型情報配信では、専用線によってイン
ターネットに常時接続された環境においては同一情報の
マルチキャストを実現することができる。一方、ページ
ャの分野においては、グループ内で共通の呼出番号を設
定し、この共通呼出番号でメッセージを送信することで
メッセージの同報を実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、IPのサー
バ装置と各ユーザとの間の情報伝達経路の長さや中継装
置の数および能力はユーザごとに異なっており、しかも
それらの通信環境をIP側で把握することは行われてい
ない。したがって、IP側で各ユーザに対して同一情報
を送信したとしても、各ユーザに対する伝達時刻にズレ
が生じてしまう。なお、「伝達時刻」は、各ユーザが配
信された情報の内容を知覚可能となる時刻を意味する。
さらに、サーバ装置および中継装置の能力に対してユー
ザ数が多い場合には、各ユーザに対するサーバ装置およ
び中継装置からの情報送信タイミングに無視できないズ
レが生じてしまうことも考えられる。また、ユーザの通
信端末が回線交換網を介してインターネットに断続的に
接続される環境下では、IP側で上記通信環境を特定す
ることは極めて困難である。さらに、近年では、ユーザ
の通信端末が移動通信網経由でインターネットに接続さ
れる場合が考えられる。この場合、通信端末は固定され
ないことが多く、またフェージング等の時々刻々と変化
する外的要因の影響を避けられないことから、IP側で
上記通信環境を特定するのは事実上不可能である。こう
したことから、インターネット上の情報配信において厳
密な意味での「同報」は実現されておらず、しかもネッ
トワークが大規模化し、その形態が複雑化していく中に
あっては、情報が各通信端末に到着する時刻のズレが大
きくなる傾向にある。
【0004】これに対してページャを用いた同報サービ
スでは、十分に広いエリアをカバーした送信局から、共
通呼出番号で同一メッセージを繰り返し送信することで
同報を実現している。通常、送信局から送信されるメッ
セージは1つのメッセージのみではないことから、第1
回目の送信と第2回目の送信との間にはある程度の時間
が必要となる。例えば、最初からサービスエリア内に存
在するページャは第1回目の送信によってメッセージを
受信し、途中からサービスエリアに入ってきたページャ
は第3回目の送信によってメッセージを受信することが
考えられ、この場合には、同報されたメッセージにも関
わらず、前者と後者とではユーザが当該メッセージを視
認可能となる時刻がズレてしまう。
【0005】さらに、ページャを用いた同報サービスで
は、当該サービスを受けようとする各ページャに共通呼
出番号を割り当てておく必要があり、各通信端末に重複
なく割り当てられるアドレスで送信先を指定するインタ
ーネット上の情報配信に比較し、自由度が低いという欠
点がある。勿論、個別呼出番号を用いてメッセージを送
信するようにすれば自由度を高くすることはできるが、
前述のインターネット上の情報配信を用いたマルチキャ
ストと同様に、多数のユーザに対する同報サービスの実
現は本質的に不可能となる。
【0006】上述したことから明らかなように、インタ
ーネット上の情報配信技術にページャを用いた同報サー
ビスを組み合わせても、厳密な「同報」を実現すること
は極めて困難であった。したがって、例えば、IPが8
時ちょうどに多数のユーザに同一情報を送信しようとし
ても、各ユーザにおける当該情報の受信および視認タイ
ミングは、7時56分、8時ちょうど、8時3分、とい
うようにズレてしまい、各ユーザに対する伝達時刻を厳
密に保証する必要のある情報の配信(例えば、コンサー
ト・チケットの予約電話番号の同時公開や、最先の正解
を競う懸賞付きクイズの出題、選挙の公示など)にイン
ターネット上の情報配信を利用することには本質的に問
題があった。
【0007】本発明は、このような背景の下になされた
もので、各ユーザにおける伝達時刻を厳密に保証するこ
とができる予約配信方法と、当該方法を実現するための
配信側装置および受信端末と、これらの装置から構成さ
れる予約配信システムとを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明による予約配信方法は、第1の態様とし
て、情報の配信側では配信先のユーザに該情報を伝達す
る時刻である伝達時刻と該情報とを対応付けて送信し、
受信側では前記配信側から送信された前記伝達時刻およ
び前記情報を受信し、該伝達時刻と現在時刻とに基づい
て該情報を用いた処理の開始を制御することを特徴とし
ている(請求項1)。これにより、前記受信側におい
て、前記伝達時刻まで前記情報を用いた処理を行わな
い、あるいは前記伝達時刻に前記情報を用いた処理を開
始する、といった制御が可能となり、前記受信側のユー
ザに対する前記伝達時刻を厳密に保証した情報配信を行
うことができる。
【0009】さらに上記第1の態様に以下に列記する第
1〜第4の特徴を加えてもよい。 第1の特徴(請求項2):前記配信側では、前記伝達時
刻と前記情報とを対応付けて該情報に応じて設定された
送信時刻に送信するようにし、配信スケジュールを管理
できるようにする。
【0010】第2の特徴(請求項3):前記配信側で
は、前記情報に暗号化処理を施し、該暗号化処理により
暗号化された前記情報と前記伝達時刻とを対応付けて送
信し、前記受信側では前記配信側から送信された前記伝
達時刻および前記情報を受信し、該伝達時刻と現在時刻
とに基づいて該情報の復号化処理の開始を制御するよう
にし、伝達時刻前に前記情報が前記受信側のユーザに伝
達されることを防止するようにしてもよい。
【0011】第3の特徴(請求項4):前記配信側にお
ける前記情報の暗号化処理を前記伝達時刻と一定の関係
にある情報を秘密鍵とする暗号化処理を前記情報に施す
処理とし、前記受信側における前記情報の復号化処理を
前記伝達時刻と一定の関係にある情報を秘密鍵として前
記情報に復号化処理を施す処理とすることで、復号化処
理の内容を各伝達時刻ごとに異ならせ、伝達時刻前に前
記情報が前記受信側のユーザに伝達されることをより確
実に防止するようにしてもよい。
【0012】第4の特徴(請求項5):前記配信側で
は、前記情報および前記伝達時刻に暗号化処理を施し、
該暗号化処理により暗号化された前記情報と前記伝達時
刻とを対応付けて送信し、前記受信側では前記配信側か
ら送信された前記伝達時刻および前記情報を受信し、該
伝達時刻に対して前記暗号化処理に応じた復号化処理を
施し、該復号化処理により復号化された該伝達時刻と現
在時刻とに基づいて該情報の復号化処理の開始を制御す
るようにし、伝達時刻前に前記情報が前記受信側のユー
ザに伝達されることをより確実に防止するようにしても
よい。
【0013】また、本発明による予約配信方法は、第2
の態様として、情報の配信側では配信先のユーザに該情
報を伝達する時刻である伝達時刻と一定の関係にある情
報を秘密鍵とする暗号化処理を該情報に施して送信し、
受信側では前記配信側から送信された前記伝達時刻およ
び前記情報を受信し、現在時刻と一定の関係にある情報
を秘密鍵とした復号化処理を前記情報に対して所定の時
間間隔で行うことを特徴としている。これにより、前記
受信側において、前記情報の復号化処理は前記伝達時刻
に開始されるので、前記受信側のユーザに対する前記伝
達時刻を厳密に保証した情報配信を行うことができる
(請求項6)。
【0014】また、上述した課題を解決するために、請
求項7に記載の配信側装置は、請求項1に記載の予約配
信方法を実現するための配信側装置であって、前記伝達
時刻と前記情報とを対応付けて送信する送信手段を具備
することを特徴としている。この態様に加えて、請求項
8に記載の配信側装置は、請求項7に記載の配信側装置
において、前記送信手段は前記伝達時刻と前記情報とを
対応付けて該情報に応じて設定された送信時刻に送信す
ることを特徴としている。
【0015】また、上述した課題を解決するために、請
求項9に記載の配信側装置は、請求項3に記載の予約配
信方法を実現するための配信側装置であって、前記情報
に前記暗号化処理を施す暗号化手段と、前記暗号化手段
により暗号化された前記情報と前記伝達時刻とを対応付
けて送信する送信手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0016】さらに、上述した課題を解決するために、
請求項10に記載の配信側装置は、請求項5に記載の予
約配信方法を実現するための配信側装置であって、前記
情報および前記伝達時刻に暗号化処理を施す暗号化手段
と、前記暗号化手段により暗号化された前記情報および
前記伝達時刻を対応付けて送信する送信手段とを具備す
ることを特徴としている。
【0017】また、上述した課題を解決するために、請
求項11に記載の配信側装置は、請求項4または6に記
載の予約配信方法を実現するための配信側装置であっ
て、前記伝達時刻と一定の関係にある情報を秘密鍵とす
る暗号化処理を該情報に施す暗号化手段と、前記暗号化
手段により暗号化された前記情報を送信する送信手段と
を具備することを特徴としている。
【0018】また、上述した課題を解決するために、請
求項12に記載の受信端末は、請求項1に記載の予約配
信方法を実現するための受信端末であって、現在時刻を
計時する計時手段と、前記情報および前記伝達時刻を受
信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記
情報を用いた処理を行う処理手段と、前記計時手段によ
り計時された前記現在時刻と前記受信手段により受信さ
れた前記伝達時刻とに基づいて前記処理手段による処理
の開始を制御する制御手段とを具備することを特徴とし
ている。この態様に加えて、請求項13に記載の受信端
末は、前記処理手段が行う処理は前記情報を自端末のユ
ーザに提示する処理であることを特徴としている。
【0019】さらに、上述した課題を解決するために、
請求項14に記載の受信端末は、請求項3に記載の予約
配信方法を実現するための受信端末であって、現在時刻
を計時する計時手段と、前記情報および前記伝達時刻を
受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前
記情報に対して前記暗号化処理に対応した復号化処理を
施す情報復号化手段と、前記計時手段により計時された
前記現在時刻と前記受信手段により受信された前記伝達
時刻とに基づいて前記情報復号化手段による復号化処理
の開始を制御する制御手段とを具備することを特徴とし
ている。
【0020】また、上述した課題を解決するために、請
求項15に記載の受信端末は、請求項4に記載の予約配
信方法を実現するための受信端末であって、現在時刻を
計時する計時手段と、前記情報および前記伝達時刻を受
信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記
伝達時刻と一定の関係にある情報を秘密鍵として生成す
る秘密鍵生成手段と、前記受信手段により受信された前
記情報に対して前記秘密鍵生成手段により生成された前
記秘密鍵を用いた復号化処理を施す情報復号化手段と、
前記計時手段により計時された前記現在時刻と前記受信
手段により受信された前記伝達時刻とに基づいて前記情
報復号化手段による復号化処理の開始を制御する制御手
段とを具備することを特徴としている。
【0021】さらに、上述した課題を解決するために、
請求項16に記載の受信端末は、請求項5に記載の予約
配信方法を実現するための受信端末であって、現在時刻
を計時する計時手段と、前記情報および前記伝達時刻を
受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前
記伝達時刻に対して前記暗号化処理に対応した復号化処
理を施す伝達時刻復号化手段と、前記受信手段により受
信された前記情報に対して前記暗号化処理に対応した復
号化処理を施す情報復号化手段と、前記計時手段により
計時された前記現在時刻と前記伝達時刻復号化手段によ
り復号化された前記伝達時刻とに基づいて前記情報復号
化手段による復号化処理の開始を制御する制御手段とを
具備することを特徴としている。
【0022】また、上述した課題を解決するために、請
求項17に記載の受信端末は、請求項6に記載の予約配
信方法を実現するための受信端末であって、現在時刻を
計時する計時手段と、前記情報を受信する受信手段と、
前記計時手段により計時された前記現在時刻と一定の関
係にある情報を秘密鍵とした復号化処理を前記受信手段
により受信された前記情報に対して施す復号化手段と、
前記復号化手段による前記復号化処理を所定の時間間隔
で行わせる制御手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0023】さらに、上述した課題を解決するために、
請求項18に記載の予約配信システムは請求項7に記載
の配信側装置と請求項12に記載の受信端末とを有し、
請求項19に記載の予約配信システムは、請求項7に記
載の配信側装置と請求項13に記載の受信端末とを有
し、請求項20に記載の予約配信システムは、請求項8
に記載の配信側装置と請求項12に記載の受信端末とを
有し、請求項21に記載の予約配信システムは、請求項
8に記載の配信側装置と請求項13に記載の受信端末と
を有し、請求項22に記載の予約配信システムは、請求
項9に記載の配信側装置と請求項14に記載の受信端末
とを有し、請求項23に記載の予約配信システムは、請
求項11に記載の配信側装置と請求項15に記載の受信
端末とを有し、請求項24に記載の予約配信システム
は、請求項10に記載の配信側装置と請求項16に記載
の受信端末とを有し、請求項25に記載の予約配信シス
テムは、請求項11に記載の配信側装置と請求項17に
記載の受信端末とを有し、上記各予約配信システムにお
ける前記受信手段は、対応する前記送信手段から送信さ
れた前記情報および前記伝達時刻を受信することを特徴
としている。
【0024】上記各予約配信システムにおいて、さらに
前記受信端末を複数備え、前記送信手段は同一の前記伝
達時刻と前記情報とを対応付けて前記各受信端末へ送信
するようにしてもよい(請求項26)。この場合には、
配信側は複数の前記受信端末のユーザに対して情報を同
一時刻に伝達することができる。請求項26に記載の予
約配信システムにおいて、さらに前記送信手段から前記
各受信端末へ送信される前記情報を同一としてもよい
(請求項27)。この場合には、厳密な意味での同報サ
ービスを実現することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。この実施形態は、本発明を
移動パケット通信網に適用したシステムとして構成した
ものである。なお、本発明は、かかる実施形態に限定さ
れず、その技術思想の範囲内で種々の変更が可能であ
る。
【0026】A:実施形態の構成 (1)システムの全体構成 図1は本発明の一実施形態による予約配信システムを示
すブロック図である。同図において、MSは、移動パケ
ット通信網MPNのパケット通信サービスを受ける移動
機である。この移動機MSは、この図に示す移動パケッ
ト通信網MPNに接続されるほか、図示しない移動電話
網にも接続されており、移動電話のサービスを受けるこ
とも可能である。移動機MSは、ユーザが音声通話を行
うための音声入出力部、基地局BSとの無線通信を行う
無線部、液晶パネル等で構成された情報表示部、数字入
力、文字入力等の情報入力操作が行われる操作部等を備
えるほか、これら各部を制御するマイクロコンピュータ
を内蔵している。また、移動機MSは、文書データ閲覧
用のソフトウェア(いわゆるブラウザ)を搭載してお
り、インフォメーション・プロバイダ(以下、IPと略
す)から移動パケット通信網MPNを介し供給されるH
TML(Hyper Text Markup Language)形式のデータ
(以下、HTMLデータという)に基づいて対話画面を
表示させる。
【0027】また、移動パケット通信網MPNは、基地
局BS、パケット加入者処理装置PS、ゲートウェイサ
ーバGWS、加入者データベースUDB、およびこれら
を接続する通信回線によって構成されている。基地局B
Sは、地上を例えば半径500m等の範囲で分割した所
定間隔で配置されており、各々が形成する無線ゾーンに
在圏した移動機MSとの間で無線通信を行う。パケット
加入者処理装置PSは、複数の基地局BSを収容するパ
ケット加入者交換局に備えられたコンピュータシステム
であり、移動機MSからのパケット交換要求を受け付け
るとともに(後述するパケット登録処理)、移動パケッ
ト通信網MPN内におけるパケット交換を中継する。
【0028】ゲートウェイサーバGWSは、移動パケッ
ト通信網MPNとインターネットINET等の他のネッ
トワークとを相互接続するための移動パケット関門中継
交換局に備えられたコンピュータシステムであり、ネッ
トワーク間で異なる通信プロトコルの変換を行う。具体
的には、移動パケット通信網MPNが従う移動パケット
通信網用の伝送プロトコルと、インターネットINET
等の他のネットワークが従うTCP/IPとの相互変換
を行う。また、ゲートウェイサーバGWSは、IPサー
バWおよび加入者データベースUDBと連携して、情報
配信サービス等の各種アプリケーションに関する制御を
行う。なお、移動機MSおよびゲートウェイサーバGW
Sは現在時刻を計時する機能を備えている。
【0029】加入者データベースUDBは、移動パケッ
ト通信網MPNの加入者に関する登録情報からなる加入
者登録情報ファイルおよび情報提供事業者であるIPの
登録情報からなるIP登録情報ファイルを保持してい
る。図2は、この加入者データベースUDBの内容を例
示するデータフォーマット図である。同図に示すよう
に、加入者登録情報ファイルには、移動パケット通信網
MPNの加入者(すなわち移動機MSのユーザ)ごと
に、移動機MSの電話番号、氏名、性別、生年月日、住
所等の各加入者の属性を示す属性データが蓄積されてい
る。また、IP登録情報ファイルには、この移動パケッ
ト通信網MPNの事業者との間でゲートウェイサービス
を受ける契約をしているIPごとに、その事業者名、ネ
ットワーク上の絶対的なアドレス(例えばインターネッ
トの場合、WWW(World Wide Web)上の情報資源を特定
するURL(Uniform Resource Locator)。本実施形態で
はURLをネットワーク上の絶対的なアドレスとして説
明する。)等が蓄積されている。
【0030】IPサーバWは、IPが運用するサーバシ
ステムであり、ユーザに提供すべき情報をHTMLデー
タの形式でネットワークへ送出する。このIPサーバW
には、インターネットINETを介してゲートウェイサ
ーバGWSに接続されるものや、専用線を介してゲート
ウェイサーバGWSに接続されるもののほか、ゲートウ
ェイサーバGWS内部に設けられ、移動パケット通信網
MPNの事業者自身が提供するもの(後述するIPサー
バW−MAX)もある。
【0031】(2)ゲートウェイサーバGWSの構成 次に、ゲートウェイサーバGWSの構成を説明する。図
3はゲートウェイサーバGWSの構成を示すブロック図
である。同図において、ゲートウェイサーバGWSは、
システム制御部I−MAX、顧客情報管理部U−MA
X、電子メール管理部M−MAX、IPサーバW−MA
Xおよびこれら各部を接続するバスBUSによって構成
されている。
【0032】システム制御部I−MAXは、当該ゲート
ウェイサーバGWSの各部を制御するとともに、移動パ
ケット通信網MPNとインターネットINET等の他の
ネットワークとの間のプロトコル変換を行う等、ネット
ワーク間のインタフェースとして機能する。
【0033】顧客情報管理部U−MAXは、加入者デー
タベースUDBを参照して得られる加入者登録情報およ
びIP登録情報のほか、移動機MSの電話番号とユーザ
管理番号(後述する)の対応関係等を記憶、管理してい
る。また、顧客情報管理部U−MAXは、上記記憶情報
に基づき、電話番号とユーザ管理番号の相互変換、電話
番号の照合、属性データのマッチング等を行う。
【0034】電子メール管理部M−MAXは、移動機M
Sのユーザ間、移動機MSのユーザとインターネットI
NET等の他のネットワークのユーザの間、もしくは移
動機MSのユーザとIPサーバWの間で電子メールの授
受を仲介する。この電子メール管理部M−MAXは、授
受される電子メールをユーザごと、IPサーバWごとに
蓄積するメールボックスを備えている。
【0035】IPサーバW−MAXは、移動パケット通
信網MPNの事業者自身が提供するサーバシステムであ
る。このIPサーバW−MAXも他のIPサーバWと同
様、ユーザに対して情報提供等のサービスを行う。
【0036】B:実施形態の動作 次に、上記構成からなる実施形態の動作について説明す
る。ここでは、本実施形態が提供するサービスは、予め
IPに対して登録手続きを済ませているユーザに対して
情報提供等の目的でIPから送信される電子メールを、
該当するユーザに提供するサービスであるものとする。
【0037】B−1:登録動作 図4は、本実施形態の動作について説明するための概念
図である。同図において、まず特定のIPに対して情報
提供等のサービスを望むユーザは、移動機MSを操作し
てネットワークにアクセスし、そのIPサーバWに対し
予め登録手続きを行う(ステップS61)。このときの
アクセスで、ユーザの加入者電話番号(すなわち移動機
MSの電話番号)がゲートウェイサーバGWSへ転送さ
れるが、ゲートウェイサーバGWSは、この電話番号が
移動パケット通信網MPNの外部に送出されることを回
避するため、顧客情報管理部U−MAXにおいて当該電
話番号をこれと1対1で対応するユーザの識別情報であ
るユーザ管理番号に変換する。ゲートウェイサーバGW
SからIPサーバWに対してはこのユーザ管理番号が送
信され、ユーザの登録情報としてIPサーバWに蓄積さ
れる(ステップS62)。
【0038】B−2:情報配信動作 そして、IPサーバWにおいて登録済のユーザに対して
提供したい情報が発生すると、当該IPサーバWは、電
子メールの形式で送信データを構成し、該電子メールに
メールボックスのアドレスと情報を提供したい登録済の
ユーザのユーザ管理番号を付加してゲートウェイサーバ
GWSへ送信する(ステップS63)。以降の情報配信
動作の詳細は図5に示す通りである。
【0039】図5は、本実施形態におけるプッシュ型情
報配信の基本動作を示すシーケンス図であり、同図のス
テップS21と上述のステップS63とが対応してい
る。ここで、IPサーバWにおける電子メールの作成お
よび送信処理において、ユーザに対する伝達時刻を指定
した予約配信に関連して行われる処理について図6に示
す。同図に示すように、IPサーバWでは、まず送信し
ようとする電子メールの本文(以後、電子メール本文)
を第1の暗号アルゴリズムで暗号化し(ステップS10
1)、次いで当該電子メールの伝達時刻を指定するか否
かを判定する(ステップS102)。伝達時刻は当該電
子メールの作成者がIPサーバWに指示を与えることに
より指定されるものであり、当該伝達時刻が指定された
場合には、ステップS102の判定結果は「YES」と
なる。この結果、IPサーバWは、当該伝達時刻を第2
の暗号アルゴリズムで暗号化し、電子メール本文に付加
する(ステップS103)。なお、上記第1および第2
の暗号アルゴリズムは予め設定されている。
【0040】次に、IPサーバWは当該電子メールに対
して配信開始時刻(送信時刻)を指定するか否かを判定
する(ステップS104)。配信開始時刻は当該電子メ
ールの作成者がIPサーバWに指示を与えることにより
指定されるものであり、配信開始時刻が指定された場合
には、ステップS104の判定結果は「YES」とな
る。この結果、IPサーバWは、指定された配信開始時
刻を電子メール本文に付加する(ステップS105)。
【0041】そして、ステップS106において、IP
サーバWは、各種時刻が付加された電子メール本文に着
信先メールアドレス等を付加して送信する。なお、ステ
ップS102およびS104の各判定結果の何れかが
「NO」の場合には、IPサーバWは、ステップS10
6の処理に進み、電子メール本文に着信先メールアドレ
ス等を付加して送信する。
【0042】再び図4において、ゲートウェイサーバG
WSは、IPサーバWから電子メールを受信すると、こ
れを電子メール管理部M−MAXのメールボックス(図
中ではBOX)に蓄積するとともに、顧客情報管理部U
−MAXにおいて、指定されたユーザ管理番号を対応す
る電話番号に変換し、該電話番号の移動機MSに呼出を
かける(ステップS64)。より具体的には、図5に示
すように、ゲートウェイサーバGWSは、IPサーバW
から電子メールを受信すると、これを所定のメールボッ
クスに格納するとともに、パケット加入者処理装置PS
に対して通信開始通知信号を送信する(ステップS2
2)。この通信開始通知信号には、電子メールの着信先
アドレスを指定する情報が含められる。パケット加入者
処理装置PSは、この通信開始通知信号を受信すると、
当該信号に含まれる着信先アドレスに該当する移動機M
Sに対し呼出をかける(ステップS23)。
【0043】ここで、ゲートウェイサーバGWSにおけ
る電子メールの作成および送信処理において、予約配信
に関連して行われる処理について図7に示す。同図に示
すように、ゲートウェイサーバGWSは、まず、IPサ
ーバWから受信した電子メールを指定された条件を満た
すように配信することが不可能か否かを判定する(ステ
ップS201)。具体的には、受信した電子メール中の
伝達時刻と同メール中の配信開始時刻および現在時刻と
で指定される期間内に、同メール中の着信先アドレス数
と同メールのサイズとで特定される送信すべきデータ量
のデータを送信するだけの資源がゲートウェイサーバG
WSに残っていないか否かを調べることで上記判定が行
われる。なお、当該判定は、電子メールの送信時のオー
バーヘッドや、有線区間および無線区間での遅延、ゲー
トウェイサーバGWSの使用状況などを考慮し、ある程
度の余裕を確保するように行われる。また、受信した電
子メール中に伝達時刻が存在しない場合には、ステップ
S201の判定は無条件に「NO」となる。
【0044】上記判定結果が「YES」の場合、すなわ
ち指定された条件を満たすように配信することが不可能
の場合、ゲートウェイサーバGWSは、指定された条件
での情報配信が不可能である旨をIPサーバWへ通知し
て処理を終了する(ステップS202)。逆に上記判定
結果が「NO」の場合、ゲートウェイサーバGWSは、
受信した電子メール中に配信開始時刻が含まれているか
否かを判定する(ステップS203)。なお、電子メー
ル中に伝達時刻や配信開始時刻が含まれているか否かの
判定方法は任意であり、例えば、IPサーバ側で電子メ
ールのヘッダの所定領域に上記各時刻の有無を表すフラ
グを設定し、ゲートウェイサーバGWS側で当該フラグ
を調べて判定するようにしてもよいし、伝達時刻や配信
開始時刻を含めたくない場合にはIPサーバW側で電子
メール中の対応する領域に無効な時刻(例えば、190
0年1月1日)を書き込み、ゲートウェイサーバGWS
側で当該領域から読み出した情報が有効な時刻か否かを
調べることで判定するようにしてもよい。
【0045】ステップS203の判定結果が「YES」
の場合、すなわち受信した電子メール中に配信開始時刻
が含まれている場合、ゲートウェイサーバGWSは、現
在時刻が配信開始時刻に達するまで時間待ちを行った後
に(ステップS204)、受信した電子メールに複数の
着信先メールアドレスが含まれているか否かを判定する
(ステップS205)。なお、ステップS203の判定
結果が「NO」の場合には、ゲートウェイサーバGWS
は時間待ちを行うことなく、ステップS205の判定処
理を行う。
【0046】ステップS205の判定結果が「YES」
の場合(例えば同報の場合)には、ゲートウェイサーバ
GWSは各着信先メールアドレスについて、受信した電
子メールから不要な着信先メールアドレスおよび配信開
始時刻を排除して得られる電子メールを対応するメール
ボックスに格納する(ステップS206)。逆にステッ
プS205の判定結果が「NO」の場合には、ゲートウ
ェイサーバGWSは受信した電子メールから配信開始時
刻を排除して得られる電子メールを対応するメールボッ
クスに格納する(ステップS207)。
【0047】再び図4において、ゲートウェイサーバG
WS側からの呼出を受けた移動機MSは、ゲートウェイ
サーバGWSにアクセスし、電子メールのダウンロード
を要求する(ステップS65)。具体的には図5に示す
ように、移動機MSはステップS23の呼出に応じて、
まず、パケット加入者処理装置PSに対してパケット登
録を行う(ステップS24)。このパケット登録とは、
移動機MSが移動パケット通信網MPNとの間でパケッ
ト交換を可能とするために予め行う登録手続きである。
このパケット登録が完了すると、移動機MSは、移動パ
ケット通信網MPNに対して回線接続要求信号を送信す
る(ステップS25)。この回線接続要求信号は、パケ
ット加入者処理装置PSを介してゲートウェイサーバG
WSに送られる(ステップS26)。一方、ゲートウェ
イサーバGWSは、回線接続が可能な場合、回線接続応
答信号をパケット加入者処理装置PSを介して移動機M
Sへ返送する(ステップS27,S28)。これによ
り、移動機MSとゲートウェイサーバGWSの間でパケ
ット交換が可能となる。次いで、ゲートウェイサーバG
WSは、電子メールが格納されたメールボックスのアド
レス情報を含む着信通知信号をパケット加入者処理装置
PSへ送信する(ステップS29)。さらに、パケット
加入者処理装置PSは、受信した着信通知信号を移動機
MSへ送信する(ステップS30)。
【0048】移動機MSは、上記着信通知信号を受信す
ると、当該信号に含まれるメールボックスのアドレスを
指定した接続要求信号をパケット加入者処理装置PSへ
送信する(ステップS31)。この接続要求信号は、パ
ケット加入者処理装置PSを介してゲートウェイサーバ
GWSへ転送される(ステップS32)。ゲートウェイ
サーバGWSは、接続要求信号を受けると、接続確認応
答信号をパケット加入者処理装置PSへ送信する(ステ
ップS33)。パケット加入者処理装置PSは、受信し
た接続確認応答信号を移動機MSへ送信する(ステップ
S34)。
【0049】再び図4において、移動機MS側から電子
メールのダウンロードの要求を受けたゲートウェイサー
バGWSは、顧客情報管理部U−MAXにおいて当該要
求のあった移動機MSの電話番号と電子メール受信時に
IPサーバWによって指定されたユーザ管理番号に対応
する電話番号とを照合することによりメールボックスに
対するアクセスの可否を判定した後、該メールボックス
から電子メールを読み出して移動機MSへ送信する(ス
テップS66,S67)。
【0050】具体的には、図5に示すように、ゲートウ
ェイサーバGWSは、上記接続要求信号で指定されたメ
ールボックスのアドレスから前述のIPサーバWから受
け取った電子メールを読み出し、該電子メールをパケッ
ト加入者処理装置PSへ転送する(ステップS35)。
パケット加入者処理装置PSは、電子メールを受信する
と、これを当該接続要求を出した移動機MSへ送信する
(ステップS36)。上記ステップS31〜S36の動
作は、IPサーバWから移動機MSへ配信すべき電子メ
ールのデータ量に応じて繰り返し実行される。
【0051】こうして電子メールを受け取ると、移動機
MSは、データ受信の確認応答信号を送信する(ステッ
プS37)。パケット加入者処理装置PSは、この確認
応答信号をゲートウェイサーバGWSへ転送し、送達通
知を行う(ステップS38)。以後、移動機MSにおい
ては、予約配信に関連して図8に示す処理が行われる。
【0052】図8に示すように、移動機MSは、まず、
受信した電子メール中に伝達時刻が存在するか否かを判
定する(ステップS301)。受信した電子メール中に
伝達時刻が存在する場合、移動機MSは、当該伝達時刻
に第1の暗号アルゴリズムによる復号化を施し(ステッ
プS302)、伝達時刻まで時間待ちを行う(ステップ
S303)。その後、移動機MSは、第2の暗号アルゴ
リズムによる復号化を施し(ステップS304)、復号
化した電子メール本文を表示する(ステップS30
5)。
【0053】また、ステップS301の判定結果が「N
O」の場合、すなわち受信した電子メール中に伝達時刻
が存在しない場合、移動機MSは、電子メール本文が暗
号化されているか否かを判定し(ステップS306)、
電子メール本文が暗号化されていたらステップS304
以降の処理を行い、暗号化されていなかったらステップ
S305の処理を行う。なお、電子メール本文が暗号化
されているか否かの判定方法は任意であり、例えば、I
Pサーバ側で電子メールのヘッダの所定領域に上記各時
刻の有無を表すフラグを設定し、移動機MS側で当該フ
ラグを調べて判定するようにしてもよい。
【0054】C:変形例 既述のように、本発明は、上述した実施形態に限られる
ものではない。本発明の技術思想の範囲で、例えば以下
のような種々の変更等が可能である。 (1)実施形態では、IPに対して情報提供を受けよう
とするユーザを予め登録しておく形態のサービスについ
て説明したが、これに限らず、IPが指定する属性デー
タを有するユーザに対して同報サービスを提供するよう
にしてもよい。すなわち、IPからゲートウェイサーバ
GWSへ送信する電子メールに属性データを含ませ、ゲ
ートウェイサーバGWSにおいて当該属性データを有す
るユーザを抽出し、抽出した各ユーザの移動機MSへ電
子メールを同報するようにしてもよい。
【0055】(2)実施形態では、移動機MSとIPサ
ーバWとで使用する暗号アルゴリズムを予め設定してお
くことを前提としたが、これに限らず、周知の様々な暗
号化・復号化手法を適用可能である。また、IPサーバ
W側では伝達時刻から一意に導き出される情報を秘密鍵
とする暗号アルゴリズムを採用し、移動機MS側では現
在時刻をユーザが変更できないようにし、移動機MSに
おける現在時刻から一意に導き出される情報を秘密鍵と
して復号化を試みるようにしてもよい。この場合には、
移動機MSが受信した電子メール自体が伝達時刻を表す
ことになるので、移動機MSが受信する電子メールに伝
達時刻が含まれていなくてもよい。
【0056】(3)実施形態では、同報しようとする電
子メール本文および伝達時刻を暗号化することで、伝達
時刻以前に電子メール本文がユーザに読み取られる事態
を回避し、ユーザ間の公平性を確実に保つようにした
が、公平性がさほど重要視されない情報の配信時には、
上記暗号化を省略するようにしてもよい。
【0057】(4)実施形態では、同報サービスの実現
を主要目的としたため、ゲートウェイサーバGWSにお
いて同一情報を複数のユーザへ配信する際に各情報に含
まれる伝達時刻を同一としたが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。例えば、同一情報の配信において、
各ユーザへの情報に含まれる伝達時刻を所定時間ずつず
らしてもよい。この場合には、ネットワークにかかる負
荷が時間的に分散するという利点が得られる。
【0058】(5)実施形態では、インターネットIN
ET等の他のネットワーク(第1の情報通信ネットワー
ク)から移動パケット通信網MPNに属する移動機MS
に対して情報提供を行う場合を対象としたが、例えばイ
ンターネットINETに代わるグローバルなネットワー
クが他に存在するのであればそのようなネットワークか
ら移動パケット通信網MPNに属する移動機MSに対し
て情報提供を行う場合にも本発明は適用可能である。こ
の場合、URLに代えて、適用されるグローバルなネッ
トワーク上で定義される絶対的なアドレスによってIP
サーバWの情報資源を特定すればよい。また、ユーザ端
末が属するネットワーク(第2の情報通信ネットワー
ク)は、移動パケット通信網MPNに限らず、固定端末
を収容する固定網等、その他のローカルなネットワーク
に属するユーザ端末に対して情報提供を行う場合にも適
用可能である。さらに、実施形態のネットワーク構成は
一例にすぎず、勿論本発明はかかる構成に限定されな
い。例えば、ゲートウェイサーバGWSを、通信プロト
コルの変換機能を受け持つノードとその他の機能を受け
持つノードとに分けて構成する等、複数のノードで機能
分担させるようにしてもよいし、通信端末を直接的にイ
ンターネットINETに接続するようにしてもよい。な
お、ゲートウェイサーバGWSを介さずに通信端末をイ
ンターネットに接続する場合、同報時における同一情報
の複製および送信処理ならびに配信開始時刻までの時間
待ち処理等はIPサーバ側で行われる。さらに、本発明
は、パケット交換網に限らず、他の形式でデータ通信を
行うデータ通信網にも適用可能であり、実施形態で示さ
れた通信プロトコルは一例にすぎない。また、IPサー
バから配信されるデータの形式もHTMLに限らず、そ
の他の形式を採用してもよい。例えば、配信される情報
がテキストデータのみであれば、HTMLのようにマル
チメディア対応のデータ形式を採用する必要は勿論な
い。このことから明らかであるが、着信通知信号を使用
せず、ゲートウェイサーバGWSから移動機MSへ電子
メールを直接的に送信するようにしてもよい。
【0059】(6)実施形態では、電子メールの着信呼
出を受けた移動機MSが自動的にゲートウェイサーバG
WSにアクセスし、電子メールをダウンロードするよう
にしたが、これに限らず、移動機MSが着信呼出を受け
るとユーザの指示操作を待ってゲートウェイサーバGW
Sにアクセスし、電子メールをダウンロードするように
してもよい。なお、本発明をプル型情報配信システムに
適用した場合には同報サービスを提供することはできな
いが、伝達時刻以前の公開を避ける必要がある情報の配
信サービスを実現することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各ユーザにおける伝達時刻を厳密に保証した情報配信を
実現することができる。よって、厳密な意味での同報サ
ービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による予約配信システム
を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態にかかる加入者データベースUD
Bの内容を示すデータフォーマット図である。
【図3】 同実施形態にかかるゲートウェイサーバGW
Sの構成を示すブロック図である。
【図4】 同実施形態の動作について説明するための概
念図である。
【図5】 同実施形態における情報配信動作の詳細を示
す図である。
【図6】 同実施形態における予約配信に関連した、I
PサーバWでの電子メールの作成および送信処理を示す
フローチャートである。
【図7】 同実施形態における予約配信に関連した、ゲ
ートウェイサーバGWSでの電子メールの作成および送
信処理を示すフローチャートである。
【図8】 同実施形態における予約配信に関連した、移
動機MSにおいて行われる処理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
BS 基地局 BUS バス GWS ゲートウェイサーバ INET インターネット MPN 移動パケット通信網 MS 移動機 PS パケット加入者処理装置 UDB 加入者データベース W,W−MAX IPサーバ I−MAX システム制御部 M−MAX 電子メール管理部 U−MAX 顧客情報管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 眞二 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GA11 GA25 GA31 HA04 JA31 JA33 JB01 JB11 KA04 KC49 LA09 5K030 GA15 HA06 HB15 JT02 KA19 KA21 LA15 LD02 LD18 LD19 9A001 EE03 JJ14 JJ25

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の配信側では配信先のユーザに該情
    報を伝達する時刻である伝達時刻と該情報とを対応付け
    て送信し、 受信側では前記配信側から送信された前記伝達時刻およ
    び前記情報を受信し、該伝達時刻と現在時刻とに基づい
    て該情報を用いた処理の開始を制御することを特徴とす
    る予約配信方法。
  2. 【請求項2】 前記配信側では、前記伝達時刻と前記情
    報とを対応付けて該情報に応じて設定された送信時刻に
    送信することを特徴とする請求項1に記載の予約配信方
    法。
  3. 【請求項3】 前記配信側では、前記情報に暗号化処理
    を施し、該暗号化処理により暗号化された前記情報と前
    記伝達時刻とを対応付けて送信し、 前記受信側では前記配信側から送信された前記伝達時刻
    および前記情報を受信し、該伝達時刻と現在時刻とに基
    づいて該情報の復号化処理の開始を制御することを特徴
    とする請求項1に記載の予約配信方法。
  4. 【請求項4】 前記配信側における前記情報の暗号化処
    理は前記伝達時刻と一定の関係にある情報を秘密鍵とす
    る暗号化処理を前記情報に施す処理であり、 前記受信側における前記情報の復号化処理は前記伝達時
    刻と一定の関係にある情報を秘密鍵として前記情報に復
    号化処理を施す処理であることを特徴とする請求項3に
    記載の予約配信方法。
  5. 【請求項5】 前記配信側では、前記情報および前記伝
    達時刻に暗号化処理を施し、該暗号化処理により暗号化
    された前記情報と前記伝達時刻とを対応付けて送信し、 前記受信側では前記配信側から送信された前記伝達時刻
    および前記情報を受信し、該伝達時刻に対して前記暗号
    化処理に応じた復号化処理を施し、該復号化処理により
    復号化された該伝達時刻と現在時刻とに基づいて該情報
    の復号化処理の開始を制御することを特徴とする請求項
    1に記載の予約配信方法。
  6. 【請求項6】 情報の配信側では配信先のユーザに該情
    報を伝達する時刻である伝達時刻と一定の関係にある情
    報を秘密鍵とする暗号化処理を該情報に施して送信し、 受信側では前記配信側から送信された前記伝達時刻およ
    び前記情報を受信し、現在時刻と一定の関係にある情報
    を秘密鍵とした復号化処理を前記情報に対して所定の時
    間間隔で行うことを特徴とする予約配信方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の予約配信方法を実現す
    るための配信側装置であって、 前記伝達時刻と前記情報とを対応付けて送信する送信手
    段を具備することを特徴とする配信側装置。
  8. 【請求項8】 前記送信手段は前記伝達時刻と前記情報
    とを対応付けて該情報に応じて設定された送信時刻に送
    信することを特徴とする請求項7に記載の配信側装置。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載の予約配信方法を実現す
    るための配信側装置であって、 前記情報に前記暗号化処理を施す暗号化手段と、 前記暗号化手段により暗号化された前記情報と前記伝達
    時刻とを対応付けて送信する送信手段とを具備すること
    を特徴とする配信側装置。
  10. 【請求項10】 請求項5に記載の予約配信方法を実現
    するための配信側装置であって、 前記情報および前記伝達時刻に暗号化処理を施す暗号化
    手段と、 前記暗号化手段により暗号化された前記情報および前記
    伝達時刻を対応付けて送信する送信手段とを具備するこ
    とを特徴とする配信側装置。
  11. 【請求項11】 請求項4または6に記載の予約配信方
    法を実現するための配信側装置であって、 前記伝達時刻と一定の関係にある情報を秘密鍵とする暗
    号化処理を該情報に施す暗号化手段と、 前記暗号化手段により暗号化された前記情報を送信する
    送信手段とを具備することを特徴とする配信側装置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の予約配信方法を実現
    するための受信端末であって、 現在時刻を計時する計時手段と、 前記情報および前記伝達時刻を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記情報を用いた処理を
    行う処理手段と、 前記計時手段により計時された前記現在時刻と前記受信
    手段により受信された前記伝達時刻とに基づいて前記処
    理手段による処理の開始を制御する制御手段とを具備す
    ることを特徴とする受信端末。
  13. 【請求項13】 前記処理手段が行う処理は前記情報を
    自端末のユーザに提示する処理であることを特徴とする
    請求項12に記載の受信端末。
  14. 【請求項14】 請求項3に記載の予約配信方法を実現
    するための受信端末であって、 現在時刻を計時する計時手段と、 前記情報および前記伝達時刻を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記情報に対して前記暗
    号化処理に対応した復号化処理を施す情報復号化手段
    と、 前記計時手段により計時された前記現在時刻と前記受信
    手段により受信された前記伝達時刻とに基づいて前記情
    報復号化手段による復号化処理の開始を制御する制御手
    段とを具備することを特徴とする受信端末。
  15. 【請求項15】 請求項4に記載の予約配信方法を実現
    するための受信端末であって、 現在時刻を計時する計時手段と、 前記情報および前記伝達時刻を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記伝達時刻と一定の関
    係にある情報を秘密鍵として生成する秘密鍵生成手段
    と、 前記受信手段により受信された前記情報に対して前記秘
    密鍵生成手段により生成された前記秘密鍵を用いた復号
    化処理を施す情報復号化手段と、 前記計時手段により計時された前記現在時刻と前記受信
    手段により受信された前記伝達時刻とに基づいて前記情
    報復号化手段による復号化処理の開始を制御する制御手
    段とを具備することを特徴とする受信端末。
  16. 【請求項16】 請求項5に記載の予約配信方法を実現
    するための受信端末であって、 現在時刻を計時する計時手段と、 前記情報および前記伝達時刻を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記伝達時刻に対して前
    記暗号化処理に対応した復号化処理を施す伝達時刻復号
    化手段と、 前記受信手段により受信された前記情報に対して前記暗
    号化処理に対応した復号化処理を施す情報復号化手段
    と、 前記計時手段により計時された前記現在時刻と前記伝達
    時刻復号化手段により復号化された前記伝達時刻とに基
    づいて前記情報復号化手段による復号化処理の開始を制
    御する制御手段とを具備することを特徴とする受信端
    末。
  17. 【請求項17】 請求項6に記載の予約配信方法を実現
    するための受信端末であって、 現在時刻を計時する計時手段と、 前記情報を受信する受信手段と、 前記計時手段により計時された前記現在時刻と一定の関
    係にある情報を秘密鍵とした復号化処理を前記受信手段
    により受信された前記情報に対して施す復号化手段と、 前記復号化手段による前記復号化処理を所定の時間間隔
    で行わせる制御手段とを具備することを特徴とする受信
    端末。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載の予約配信方法を実現
    するための予約配信システムであって、 前記伝達時刻と前記情報とを対応付けて送信する送信手
    段を備えた配信側装置と、 現在時刻を計時する計時手段と、前記送信手段から送信
    された前記情報および前記伝達時刻を受信する受信手段
    と、前記受信手段により受信された前記情報を用いた処
    理を行う処理手段と、前記計時手段により計時された前
    記現在時刻と前記受信手段により受信された前記伝達時
    刻とに基づいて前記処理手段による処理の開始を制御す
    る制御手段とを備えた受信端末とを有することを特徴と
    する予約配信システム。
  19. 【請求項19】請求項1に記載の予約配信方法を実現す
    るための予約配信システムであって、 前記伝達時刻と前記情報とを対応付けて送信する送信手
    段を備えた配信側装置と、 現在時刻を計時する計時手段と、前記送信手段から送信
    された前記情報および前記伝達時刻を受信する受信手段
    と、前記受信手段により受信された前記情報を用いて前
    記情報を自端末のユーザに提示する処理手段と、前記計
    時手段により計時された前記現在時刻と前記受信手段に
    より受信された前記伝達時刻とに基づいて前記処理手段
    による処理の開始を制御する制御手段とを備えた受信端
    末とを有することを特徴とする予約配信システム。
  20. 【請求項20】請求項1に記載の予約配信方法を実現す
    るための予約配信システムであって、 前記伝達時刻と前記情報とを対応付けて該情報に応じて
    設定された送信時刻に送信する送信手段を備えた配信側
    装置と、 現在時刻を計時する計時手段と、前記送信手段から送信
    された前記情報および前記伝達時刻を受信する受信手段
    と、前記受信手段により受信された前記情報を用いた処
    理を行う処理手段と、前記計時手段により計時された前
    記現在時刻と前記受信手段により受信された前記伝達時
    刻とに基づいて前記処理手段による処理の開始を制御す
    る制御手段とを備えた受信端末とを有することを特徴と
    する予約配信システム。
  21. 【請求項21】 請求項1に記載の予約配信方法を実現
    するための予約配信システムであって、 前記伝達時刻と前記情報とを対応付けて該情報に応じて
    設定された送信時刻に送信する送信手段を備えた配信側
    装置と、 現在時刻を計時する計時手段と、前記送信手段から送信
    された前記情報および前記伝達時刻を受信する受信手段
    と、前記受信手段により受信された前記情報を用いて前
    記情報を自端末のユーザに提示する処理手段と、前記計
    時手段により計時された前記現在時刻と前記受信手段に
    より受信された前記伝達時刻とに基づいて前記処理手段
    による処理の開始を制御する制御手段とを備えた受信端
    末とを有することを特徴とする予約配信システム。
  22. 【請求項22】 請求項3に記載の予約配信方法を実現
    するための予約配信システムであって、 前記情報に前記暗号化処理を施す暗号化手段と、前記暗
    号化手段により暗号化された前記情報と前記伝達時刻と
    を対応付けて送信する送信手段とを備えた配信側装置
    と、 現在時刻を計時する計時手段と、前記送信手段から送信
    された前記情報および前記伝達時刻を受信する受信手段
    と、前記受信手段により受信された前記情報に対して前
    記暗号化処理に対応した復号化処理を施す情報復号化手
    段と、前記計時手段により計時された前記現在時刻と前
    記受信手段により受信された前記伝達時刻とに基づいて
    前記情報復号化手段による復号化処理の開始を制御する
    制御手段と備えた受信端末とを有することを特徴とする
    予約配信システム。
  23. 【請求項23】 請求項4に記載の予約配信方法を実現
    するための予約配信システムであって、 前記伝達時刻と一定の関係にある情報を秘密鍵とする暗
    号化処理を該情報に施す暗号化手段と、前記暗号化手段
    により暗号化された前記情報を送信する送信手段とを備
    えた配信側装置と、 現在時刻を計時する計時手段と、前記送信手段から送信
    された前記情報および前記伝達時刻を受信する受信手段
    と、前記受信手段により受信された前記伝達時刻と一定
    の関係にある情報を秘密鍵として生成する秘密鍵生成手
    段と、前記受信手段により受信された前記情報に対して
    前記秘密鍵生成手段により生成された前記秘密鍵を用い
    た復号化処理を施す情報復号化手段と、前記計時手段に
    より計時された前記現在時刻と前記受信手段により受信
    された前記伝達時刻とに基づいて前記情報復号化手段に
    よる復号化処理の開始を制御する制御手段とを備えた受
    信端末とを有することを特徴とする予約配信システム。
  24. 【請求項24】 請求項5に記載の予約配信方法を実現
    するための予約配信システムであって、 前記情報および前記伝達時刻に暗号化処理を施す暗号化
    手段と、前記暗号化手段により暗号化された前記情報お
    よび前記伝達時刻を対応付けて送信する送信手段とを備
    えた配信側装置と、 現在時刻を計時する計時手段と、前記送信手段から送信
    された前記情報および前記伝達時刻を受信する受信手段
    と、前記受信手段により受信された前記伝達時刻に対し
    て前記暗号化処理に対応した復号化処理を施す伝達時刻
    復号化手段と、前記受信手段により受信された前記情報
    に対して前記暗号化処理に対応した復号化処理を施す情
    報復号化手段と、前記計時手段により計時された前記現
    在時刻と前記伝達時刻復号化手段により復号化された前
    記伝達時刻とに基づいて前記情報復号化手段による復号
    化処理の開始を制御する制御手段とを備えた受信端末と
    を有することを特徴とする予約配信システム。
  25. 【請求項25】 請求項6に記載の予約配信方法を実現
    するための予約配信システムであって、 前記伝達時刻と一定の関係にある情報を秘密鍵とする暗
    号化処理を該情報に施す暗号化手段と、前記暗号化手段
    により暗号化された前記情報を送信する送信手段とを備
    えた配信側装置と、 現在時刻を計時する計時手段と、前記送信手段から送信
    された前記情報を受信する受信手段と、前記計時手段に
    より計時された前記現在時刻と一定の関係にある情報を
    秘密鍵とした復号化処理を前記受信手段により受信され
    た前記情報に対して施す復号化手段と、前記復号化手段
    による前記復号化処理を所定の時間間隔で行わせる制御
    手段とを備えた受信端末とを有することを特徴とする予
    約配信システム。
  26. 【請求項26】 さらに前記受信端末を複数備え、前記
    送信手段は同一の前記伝達時刻と前記情報とを対応付け
    て前記各受信端末へ送信することを特徴とする請求項1
    8乃至25のいずれかに記載の予約配信システム。
  27. 【請求項27】 さらに前記送信手段から前記各受信端
    末へ送信される前記情報は同一であることを特徴とする
    請求項26に記載の予約配信システム。
JP36355298A 1998-12-21 1998-12-21 予約配信方法、配信側装置、受信端末、および予約配信システム Expired - Fee Related JP3831135B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36355298A JP3831135B2 (ja) 1998-12-21 1998-12-21 予約配信方法、配信側装置、受信端末、および予約配信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36355298A JP3831135B2 (ja) 1998-12-21 1998-12-21 予約配信方法、配信側装置、受信端末、および予約配信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000187629A true JP2000187629A (ja) 2000-07-04
JP3831135B2 JP3831135B2 (ja) 2006-10-11

Family

ID=18479600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36355298A Expired - Fee Related JP3831135B2 (ja) 1998-12-21 1998-12-21 予約配信方法、配信側装置、受信端末、および予約配信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3831135B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001189718A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Eiichi Masai 期日指定文書の作製方法及びその作製装置、並びに期日指定文書の作製プログラムを記録した記録媒体
JP2002056143A (ja) * 2000-08-08 2002-02-20 Computer Science Corp 懸賞情報送信装置、懸賞情報送信方法および懸賞情報送信システム
WO2002029576A1 (fr) * 2000-10-03 2002-04-11 Ntt Docomo, Inc. Procede de fourniture de contenu, equipement de fourniture et equipement d"utilisateur
JP2002342195A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Telecommunication Advancement Organization Of Japan 情報サービス提供方法および情報サービス提供システム
JP2005234660A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Nec Corp 携帯端末装置及びメールシステム
US6968361B2 (en) 2000-08-30 2005-11-22 Nec Corporation Method of transmitting and receiving electronic mail and communication terminal
JP2008269149A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Olympus Corp 情報配信装置
EP2544429A1 (en) 2011-06-23 2013-01-09 Hitachi Ltd. Transfer apparatus, transfer network system, and transfer method

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001189718A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Eiichi Masai 期日指定文書の作製方法及びその作製装置、並びに期日指定文書の作製プログラムを記録した記録媒体
JP2002056143A (ja) * 2000-08-08 2002-02-20 Computer Science Corp 懸賞情報送信装置、懸賞情報送信方法および懸賞情報送信システム
US6968361B2 (en) 2000-08-30 2005-11-22 Nec Corporation Method of transmitting and receiving electronic mail and communication terminal
WO2002029576A1 (fr) * 2000-10-03 2002-04-11 Ntt Docomo, Inc. Procede de fourniture de contenu, equipement de fourniture et equipement d"utilisateur
US8108312B2 (en) 2000-10-03 2012-01-31 Ntt Docomo, Inc, Content providing method, content providing facility, and user equipment
JP2002342195A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Telecommunication Advancement Organization Of Japan 情報サービス提供方法および情報サービス提供システム
JP2005234660A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Nec Corp 携帯端末装置及びメールシステム
JP2008269149A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Olympus Corp 情報配信装置
EP2544429A1 (en) 2011-06-23 2013-01-09 Hitachi Ltd. Transfer apparatus, transfer network system, and transfer method
JP2013009068A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Hitachi Ltd 伝送装置及び伝送網システム、伝送方法
US8667058B2 (en) 2011-06-23 2014-03-04 Hitachi, Ltd. Transfer apparatus, transfer network system, and transfer method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3831135B2 (ja) 2006-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102238226B (zh) 在以内容为中心的网络上的会话迁移
JP4555537B2 (ja) チャットメッセージ通信装置及びその方法
EP1309211B1 (en) System and method for notifying a user of the status of other mobile terminals
JP3142821B2 (ja) 情報通信ネットワークの課金方法
KR100779751B1 (ko) 데이터 정보 획득 방법 및 장치
JP3142820B2 (ja) プッシュ型情報配信方法およびその中継装置
CN1326426C (zh) 漫游服务使能系统和方法
US20030225843A1 (en) Message server, message system, and method of management of presence information as well as program for implementing presence information management
JP2004532593A5 (ja)
KR20010105387A (ko) 계층적 전송을 이용한 인터넷 방송 시스템 및 인터넷 방송방법
CN101675639A (zh) 用于向用户设备提供辅助信息的方法、系统和用户设备
JP2009135662A (ja) パケット通信網およびユーザ関連情報配信制御装置
JP3831135B2 (ja) 予約配信方法、配信側装置、受信端末、および予約配信システム
KR20040048086A (ko) 멀티미디어 메시지를 송수신하는 이동 통신 시스템 및 방법
JP3962551B2 (ja) 通信方法、情報発信装置及び携帯電話機
KR20020018991A (ko) 무선 인터넷 사용에 대한 차등 과금 적용 방법 및 시스템
KR100521033B1 (ko) 메시지 릴레이 전송 방법
ES2347236T3 (es) Transmision continua de contenidos de medios en un servicio de mensajeria multimedia.
KR101547141B1 (ko) 키를 전송하기 위한 방법 및 장치
KR100402830B1 (ko) 인터넷 서비스 제공 및 과금 관리 시스템 및 방법
JP3852731B2 (ja) 地図表示方法、地図表示システム及び地図情報所在管理サーバ
JP3274455B2 (ja) 情報通信ネットワークの課金方法
JP2002237782A (ja) 移動通信環境下のsmsと結合した無線プロトコルシステム、およびインターネット・コンテンツの配信方法
KR100567541B1 (ko) 이동통신망을 이용한 홈쇼핑 상품정보 관리 시스템 및 방법
US20020181445A1 (en) Domestic communication and entertainment system

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090721

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100721

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110721

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110721

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120721

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120721

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130721

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees