JP2000187388A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000187388A
JP2000187388A JP10062087A JP6208798A JP2000187388A JP 2000187388 A JP2000187388 A JP 2000187388A JP 10062087 A JP10062087 A JP 10062087A JP 6208798 A JP6208798 A JP 6208798A JP 2000187388 A JP2000187388 A JP 2000187388A
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Katsuhiro Kosuge
勝弘 小菅
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮蔽部材開閉機構がコンパクトで、簡単な構
成でありながら、現像剤収容部から現像剤容器を抜き出
すときに、遮蔽部材が現像剤容器の開口をシールできる
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 内部に収容した現像剤を放出するための
開口630を有し、該開口を覆うための遮蔽部材640
を、該開口を覆う位置と該開口を開放する位置との間で
移動可能に取付けた現像剤容器611Yと、該現像剤容
器に装着及び抜き出し可能で、放出された現像剤を収容
する現像剤収容部610Yを有する現像装置とを備えた
画像形成装置であって、前記現像剤収容部から前記現像
剤容器を抜き出すときに、前記現像剤収容部に前記遮蔽
部材を係止する係止部623を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野” 本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像
形成装置に係り、詳しくは、現像装置のホッパに着脱可
能なトナーカートリッジに移動可能に支持され、同カー
トリッジの開口を開閉するスライドシャッタの開閉機構
の改良に関するものである。 【0002】
【従来の技術】従来、この主の現像剤収容器としては現
像剤としてのトナーを収容したトナーカートリッジとよ
ばれるものが広く使用されている。このトナーカートリ
ッジはトナー放出用の開口を幽している。そして、トナ
ー収容した状態でのトナーカートリッジ出荷の際には、
ホットメルトのシール(ポリエステルフィルム)などで
上記開口をシールしておき、トナーカートリッジを画像
形成装置の現像装置に装着して使用する際に、該シール
を剥がして上記開口を開放している。上記シールを用い
るものでは、装着に際してシールを剥がすという手間が
発生する。また、シールを剥がすときにわずかでもトナ
ー漏れが発生すればユーザの機械に対する印象が悪くな
ってしまう。
【0003】このような不具合を解消するために、トナ
ーカートリッジの装着動作に連動させてシールを自動的
に剥がす機構を設けたトナーカートリッジも実用化され
ている。しかし、上記シールを自動的に剥がす機構を採
用する場合には、この機構がカートリッジの開口に対し
て大きいものになってしまい、結果的に装置の大型化に
つながってしまう。このため、装置に装着して収容トナ
ーを現像装置側に投入した後に、現像装置から取り外し
て捨てるタイプのトナーカートリッジに主に使用されに
とどまっている。
【0004】そして、ホットメルトシールでシールする
のに代え、トナーカートリッジの開口を開閉するスライ
ド可能なスライドシャッタを設けたトナーカートリッジ
も検討されている。このスライドシャッタを設けたトナ
ーカートリッジでは、開口を遮蔽する位置でのシール性
を高めるため、カートリッジ本体の開口周縁部に押し当
てで密着させるシール部材を設けたり、装着に際して手
作業でシャッタを開く手間を省くために、現像装置への
装着動作に伴って自動的にシャッタをスライドさせるこ
とができるような構造にしたりすることも検討されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の背景の
下になされたものであり、その目的とするところは、遮
蔽部材開閉機構がコンパクトで、簡単な構成でありなが
ら、現像剤収容部から現像剤容器を抜き出すときに、遮
蔽部材が現像剤容器の開口をシールできる画像形成装置
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1は内部に収容した現像剤を放出するための
開口を有し、該開口を覆うための遮蔽部材を、該開口を
覆う位置と該開口を開放する位置との間で移動可能に取
付けた現像剤容器と、該現像剤容器に装着及び抜き出し
可能で、放出された現像剤を収容する現像剤収容部を有
する現像装置とを備えた画像形成装置であって、前記現
像剤収容部から前記現像剤容器を抜き出すときに、前記
現像剤収容部に前記遮蔽部材を係止する係止部を設けた
ことを特徴とすることを特徴とするものである。この画
像形成装置では、現像剤収容部に遮蔽部材を係止する係
止部を設け、現像剤収容部から現像剤容器を抜き出すと
き、係止部に係止された遮蔽部材が開口を覆う。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、前記遮蔽部材に前記係止部に係合する係合
部を設けたことを特徴とすることを特徴とするものであ
る。この画像形成装置では、遮蔽部材に係合部を設け、
現像剤収容部から現像剤容器を抜き出すとき、現像剤収
容部の係止部が遮蔽部材の係合部を係合して遮蔽部材が
開口を覆う。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の画像形成装
置において、前記係止部に前記遮蔽部材が係止された状
態で、前記現像剤容器が抜き出されることにより、前記
遮蔽部材が前記現像剤容器に対して前記開口を覆う位置
に位置したときに、前記遮蔽部材の係止を解除する解除
部を現像剤容器に設けたことを特徴とするものである。
この画像形成装置では、遮蔽部材が現像剤容器に対して
開口を覆う位置に位置するとき、解除部が係止部を解除
し、遮蔽部材は開口を覆った状態である。
【0009】請求項4の発明は、請求項3の画像形成装
置において、 前記現像剤収容部に現像剤容器を装着す
るとき、前記係合部が前記係止部に係止された後、前記
解除部が前記遮蔽部材の係止を解除できるようにしたこ
とを特徴とするものである。この画像形成装置では、現
像剤収容部に現像剤容器を装着するとき、遮蔽部材の係
合部が現像剤収容部の係止部で係止された後に、現像剤
収容器の解除部が係止を解除できるようにし、遮蔽部材
が開口を覆ってない状態で解除されることがない。
【0010】請求項5の発明は、請求項3の画像形成装
置において、前記現像剤収容部から現像剤容器を抜き出
すとき、前記遮蔽部材が前記開口を覆った後、前記解除
部が前記遮蔽部材の係止の解除ができるようにしたこと
を特徴とするものである。この画像形成装置では、現像
剤収容部から現像剤容器を抜き出すとき、遮蔽部材が開
口を覆った後、解除部が係止部の遮蔽部材の係止を解除
でき、遮蔽部材は現像剤収容器の開口を覆っている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明をカラー画像形成装
置の回転型現像装置用の現像剤収容器に適用した実施形
態について説明する。まず、上記カラー画像形成装置全
体の構成及び動作について説明する。図1は、該カラー
画像形成装置の概略構成を示す正面から見た横断面図で
ある。図1において、ベルト状の像担持体である感光体
ベルト1は、回動ローラ2及び3間に張架されており、
この回動ローラ2、3の駆動により矢印で示す時計方向
に搬送される。回動ローラ2の近傍には、感光体ベルト
1の表面を一様に、定められた極性に帯電させる帯電装
置4、ブレード15Aをベルト面に当接させてベルト上
に残ったトナーを除去するクリーニング装置15などが
配設されている。画像書き込み信号は、レーザ書き込み
ユニット5に入力され、半導体レーザによるレーザ光が
発生し、駆動モータ5Aにより回転するポリゴンミラー
5B、fθレンズ5C、ミラー5D等の光学部品を経
て、帯電した感光体ベルト1へ露光され、静電潜像が形
成される。ここで、露光される画像情報はフルカラー画
像をイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
及び黒に色分解した単色の画像情報である。形成された
静電潜像は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の各現像器を備えた多色現像器6、及び黒用の単
色現像器7により現像され、可視像化される。回転型現
像装置としての多色現像器6は、図示しない駆動装置に
より回転駆動され、所望の色の現像器を現像位置へ移動
する。黒用の単色現像器7は、カム71の回転に伴って
感光体ベルト1に接離する。
【0012】ベルト状の中間転写体である中間転写ベル
ト10は、回動ローラ11及び12間に張架されてお
り、この回動ローラ11、12の駆動により矢印で示す
反時計方向に搬送される。中間転写ベルト10は上記感
光体ベルト1と回動ローラ3の位置で接しており、ここ
で感光体ベルト1上のトナー像が中間転写ベルト10へ
転写される。トナー像の転写時には、中間転写ベルト1
0の裏側に配設されたバイアス手段13によりバイアス
電圧を印加する。
【0013】フルカラー画像の形成においては、感光体
ベルト1上に形成された黒、イエロー、マゼンタ、シア
ンの各色のトナー像が、該感光体ベルト1に接触しなが
ら反時計方向に搬送される中間転写ベルト10上に単色
ごとに順次重ね転写される。そして、該中間転写ベルト
10上に重ね合わされたカラー画像は、給紙装置17か
ら給紙ローラ18、搬送ローラ対19、レジストローラ
対20を経て転写部へ搬送された用紙上に、転写ローラ
14により一括して転写される。転写終了後、該用紙は
定着装置50を通過する間に、ヒータを備えた定着ロー
ラ50Aと加圧ローラ50Bにより押圧され、熱により
定着されてフルカラー画像が完成する。
【0014】その後、用紙は排紙ローラ対51により排
紙スタック部52上に、画像面を下向きにして(ページ
順に)スタックされる。一方、感光体ベルト1から中間
転写ベルト10へトナー像を転写した際に、感光体ベル
ト1上に残留したトナーは、クリーニング装置15のブ
レード15Aにより除去されて廃棄トナー回収容器15
Bに収容される。また、中間転写ベルト10から用紙へ
カラー画像を転写した際に、中間転写ベルト10上に残
留したトナーは、クリーニング装置16のブレード16
Aにより除去され、クリーニング装置16内に設けられ
たオーガ16Bによって図中手前方向に搬送され、さら
に図示しない搬送部材により上記廃棄トナー回収容器1
5Bに搬送されて収容される。なお、感光体ベルトの表
面をクリーニングするクリーニング装置15のブレード
15Aは、常時感光体ベルト1と当接して残留トナーを
除去しているが、中間転写ベルト10の表面をクリーニ
ングするクリーニング装置16のブレード16Aは、中
間転写ベルト10上にトナー像が転写される間は中間転
写ベルト10から離間し、カラー画像が中間転写ベルト
10から用紙へ転写された後に、中間転写ベルト10と
当接してベルト上の残留トナーを除去するように構成さ
れている。
【0015】図2は、上記多色現像器6の概略斜視図で
ある。この多色現像器6は、内部に配置された各色現像
器を包囲するユニットケース600より装置手前側に、
各現像器に対応して互いに異なる色のトナーを収容する
現像剤収容部としてのホッパ610Y,610M,61
0Cが設けられている。これらホッパ610Y,610
M,610Cの外周には、各ホッパそれぞれに供給する
トナーを収容した現像剤容器としてのトナーカートリッ
ジ611Y,611M,611Cが脱着可能に取り付け
られている。各色現像器、ホッパ610、及びトナーカ
ートリッジ611は、すべて回転軸線(以下、リボルバ
回転軸線という)を中心に一体回転するようになってい
る。そして、各カートリッジから対応するトナー収容部
に供給されたトナーが該トナー収容部から装置奥側の対
応する各色現像器内に搬送されるようになっている。
【0016】図3(a)はホッパ610Yの要部の概略
断面図である。図3(b)は、図3(a)におけるA‐
A線矢視断面図である。ホッパ610Yは、図2に示さ
れたように回転軸線方向において所定間隔に設けられた
両端壁620a,620bと、これら両端壁620a,
620bの間にトナーを収容する周壁616Yを有して
いる。前記両端壁620a,620bは、正面視におい
て、一部突出した突部を有する略円形弧状の外周となっ
ており、これら両端壁620a,620bの内側面部
に、突起ガイド部621Y、621Yが形成されてい
る。これら突起ガイド部621Y、621Yはトナーカ
ートリッジ611Yの装脱中にトナーカートリッジ61
1Yの両端壁に形成された溝部内に位置してトナーカー
トリッジ611Yの挿脱姿勢を規制する。両端壁620
a,620bの内側面部の周壁616Yの折曲部分の上
方には、両端壁620a,620bが切断された端部で
スライドシャッタ640を係止する係止部としてのラチ
ェット部623が突設されている。該ラチェット部62
3は、図3(b)に示されるように、装着方向上流側が
テーパ状の略三角形となっている。ホッパ610Yの周
壁616Yにはトナー受け入れ口612が形成されてお
り、このトナー受け入れ口612の周縁部には例えば弾
性体からなるシール部材が接着等により固設されてい
る。また、周壁616Yのトナー受け入れ口612に近
い折曲部分は、スライドシャッタを載せる肩部613Y
及びスライドシャッタのリブが当接するシャッタストッ
パ部614Yとなっている。またホッパ610Yの周壁
616Yには、カートリッジ611Yの装着方向先端部
が、装着完了時に突き当たるストッパ部622Yも形成
されている。
【0017】図4、図5及び図6に基づいて トナーカ
ートリッジ及びスライドシャッタについて説明する。各
トナーカートリッジとそれに対応するスライドシャッタ
は同様に構成されているので、イエロートナーカートリ
ッジ611Y及びスライドシャッタ640について説明
する。図4(a)はトナーカートリッジの正面図であ
る。図4(b)はトナーカートリッジのカートリッジ突
起部及びスライドガイド等を下方から視た図である。図
5はトナーカートリッジのスライドシャッタ保持部の部
分拡大図である。図6(a)はスライドシャッタの平面
図である。図6(b)はスライドシャッタの正面図であ
る。図6(c)はスライドシャッタの概略断面図であ
る。トナーカートリッジ611Yは正面視において、略
円形弧状の外周を有すると共に、回転軸の軸方向に所定
幅を有する周壁部625と、略扇形の中心側に略平行四
辺形の切り欠きを有する両側壁部626,626と、こ
れら両側壁部626,626に連接された底壁部627
と、スライドシャッタ保持部628などを有している。
両側壁部626Y,626Yには案内用溝650が形成
されている。
【0018】スライドシャッタ640を省略した図5に
示したトナーカートリッジ611Yにおいて、シャッタ
保持部628の中空箱形の部分の底面部には開口630
が形成されている。この中空箱形部分の低面部には、そ
のトナーカートリッジ装着方向下流側の側面から同上流
側に延びるように庇部631が形成されている。この庇
部631の同左右側の両端部と上記箱形部分のトナーカ
ートリッジ装着方向に向かっての左右両側の側面とに、
図4に示すようなスライドシャッタ用ガイド部632が
形成されている。このスライドシャッタ用ガイド部63
2は、トナーカートリッジ611Yの装脱方向にスライ
ド可能に上記スライドシャッタ640を保持できるよう
に形成されている。そして、上記ガイド部632は、ガ
イド面が上記開口の形成面633に対して平行で、か
つ、トナーカートリッジ装着方向下流側からのものほど
同形成面からの距離が大きくなっている第1、第2及び
第3の3つの水平ガイド部632a,632b,632
cと、ガイド面が同形成面に対して傾斜し第1水平ガイ
ド部632aと第2水平ガイド部632bとを連結する
第1傾斜ガイド部632dと、同じくガイド面が同形成
面に対して傾斜し第2水平ガイド部632bと第3水平
ガイド部632cとの間に位置する第2傾斜ガイド部6
32eとからなっている。このうち第1水平ガイド部6
32aのカートリッジ装着方向下流側の端には、この第
1水平ガイド部632aによつてガイドされてきたスラ
イドシャッタ640の上記第1突起部645が突き当た
るストッパー部634も形成されている。ストッパー部
634に続いて解除部としてのカートリッジ突起部63
5が形成されており、該解除部635は平面視におい
て、装着方向上流側にテーパ状の略三角形となってい
る。
【0019】図6に示すように、遮蔽部材としてのスラ
イドシャッタ640は、平面視でほぼ矩形の板状部64
3を有し、この板状部643の上面には上記開口630
を覆う広さの例えば弾性体からなるシール板642が接
着等で固設されている。該板状部643にはトナーカー
トリッジ装着方向に向かって左右両端部が折曲された両
側板部644が形成されている。スライドシャッタ64
0の両側板部644の外側面でトナーカートリッジ装着
方向下流側側端において、平面視でほぼ矩形の、係合部
としてのシャッタ突起部647が側板部644の自由端
に一端を揃え、この自由端から板状部側に向けて設けら
れている。また、スライドシャッタ640の両側板部6
44の側面でトナーカートリッジ装着方向下流側側端の
近傍において、平面視でほぼ矩形の突起部645が側板
部644の自由端からやや突出して設けられていると共
に、両側板部644の側面でトナーカートリッジ装着方
向上流側側端の近傍において、平面視でほぼ矩形で、側
面捌でびぼ矩形の突起部646が側板部644の自由端
から板状部側に向けて設けられている。
【0020】以上構成に基づいてホッパに対してのトナ
ーカートリッジの装着及び抜き取り動作について説明す
る。図7はトナーカートリッジをホッパに装着したとき
のスライドシャッタの状態の説明図である。図8は、図
7におけるA‐A線矢視断面図である。スライドシャッ
タ640はトナーカートリッジ611Yに装着され、ス
ライドシャッタ640の、第1突起部645がスライド
シャッタ用ガイド部の第一水平部632aに、第2突起
部646がスライドシャッタ用ガイド部の第2水平部6
32bに、それぞれ係合され、トナー放出用の開口が密
閉されている。なお、スライドシャッタ640の板状部
643とトナーカートリッジ611Yの開口形成面63
3との間で、スライドシャッタ640のシール板642
が挟持・圧縮され、所定以上の力がリブ641に加わら
ないと移動しないようになっている。トナーカートリッ
ジ611Yの溝部650Yがホッパ610Yの突起ガイ
ド部
【0021】以上構成に基づいてホッパに対してのトナ
ーカートリッジの装着及び抜ぅ取り動作について説明す
る。図7はトナーカートリッジをホッパに装着したとき
のスライドシャッタの状態の説明図である。図8は、図
7におけるA‐A線矢視断面図である。スライドシャッ
タ640はトナーカートリッジ611Yに装着され、ス
ライドシャッタ640の、第1突起部645がスライド
シャッタ用ガイド部の第一水平部632aに、第2突起
部646がスライドシャッタ用ガイド部の第2水平部6
32bに、それぞれ係合され、トナー放出用の開口が密
閉されている。なお、スライドシャッタ640の板状部
643とトナーカートリッジ611Yの開口形成面63
3との間で、スライドシャッタ640のシール板642
が挟持・圧縮され、所定以上の力がリブ641に加わら
ないと移動しないようになっている。トナーカートリッ
ジ611Yの溝部650Yがホッパ610Yの突起ガイ
ド部621Yに案内されると共に、スライドシャッタ6
40の板状部643の底部をホッパ610Yの肩部61
3Yに載せるようにして装着D方向に向けて差し込んで
いく。
【0022】続いて、トナーカートリッジ611Yのカ
ートリッジ突起部635をホッパ610Yの両側壁62
0a,620bを装着方向に対して幅方向に押し広げる
ようにして押し込んでいくと、カートリッジ突起部63
5はラチェット部623の斜面を押圧しながら乗り越え
る。次いで、ラチェット部623は装着方向に対して幅
方向の広がりを戻しながら、カートリッジ突起部635
の斜面を下ってシャッタ突起部647の装着方向上流側
に位置をとる。次いで、スライドシャッタ640のリブ
641はストッパ部614Yに当接する。この状態でス
ライドシャッタ640は装着方向に移動が阻止されると
共に、装着方向の反対の引き抜き方向にも移動が阻止さ
れる。続いて、トナーカートリッジ611Yを装着方向
にシール板642の圧縮による摺動抵抗に抗して押し込
んでいくと、スライドシャッタ640はホッパ610Y
に対して位置が保持されるまま、トナーカートリッジ6
11Yは装着方向に移動するのでスライドシャッタ64
0は水平ガイド部632に沿ってトナーカートリッジ6
11Yに対して相対的に移動する。
【0023】この移動の間に、スライドシャッタ640
の第1突起部645の係合対象がスライドシャッタ用ガ
イド部における第1水平ガイド部632aから、第1傾
斜ガイド部632d、第2水平ガイド部632b、第2
傾斜ガイド部632eというように替わっていき、ま
た、第2突起部646の係合対象も、第2水平ガイド部
632b、第2傾斜ガイド部632e、第3水平ガイド
部632cというように替わっていく。このように、第
1及び第2の突起部645、646がそれぞれ、トナー
放出用の開口の開口面との距離が小さいガイド部に順次
係合対象が移っている結果、スライドシャッタ640の
板状部643と上記開口面との距離が順次拡大してい
き、両突起部645,646の係合対象ガイド部との間
の係合圧が減少していく。さらに、トナーカートリッジ
611Yを装着方向に押し込んでいくと、トナーカート
リッジ611Yはホッパ610Yのストッパ部622に
当接して停止する。この状態で、トナーカートリッジ6
11Yの開口630とホッパ610Yのトナー受入れ口
612は対応し、連通する。
【0024】ついで、ホッパからトナーカートリッジの
取り外し動作について説明する。図7及び図8に示すよ
うに、トナーカートリッジが装着完了状態で繰り返し現
像動作をした後、トナーカートリッジはホッパから取り
出される。ホッパ610Yからトナーカートリッジ61
1Yを装着D方向に逆向きの取り外し方向に抜き出す
と、スライドシャッタ640はラチェット部623に係
合され、ホッパ610Yに対して移動せず、トナーカー
トリッジ611Yがホッパ610Yから抜き出されてい
く。この抜き出されていく間に、スライドシャッタ64
0がトナーカートリッジ611Yのスライドガイド63
2にガイドされて、スライドシャッタ640の第1突起
部645の係合対象がスライドシャッタ用ガイド部にお
ける第1水平ガイド部632aから、第1傾斜ガイド部
632d、第2水平ガイド部632b、第2傾斜ガイド
部632eというように替わっていき、また、第2突起
部646の係合対象も、第2水平ガイド部632b、第
2傾斜ガイド部632e、第3水平ガイド部632cと
いうように替わっていく。このように、第1及び第2の
突起部がそれぞれ、トナー放出用の開口の開口面との距
離が小さいガイド部に順次係合対象が移っている結果、
スライドシャッタの板状部と上記開口面との距離が順次
縮小していき、両突起部645,646の係合対象ガイ
ド部との間の係合圧が増加していく。上述のように、ス
ライドシャッタ640はトナーカートリッジ611Yの
開口630をシールするので、トナーカートリッジ61
1Yの開口630からトナーが漏れることはなくなる。
【0025】さらに、カートリッジ突起部635がラチ
ェット部623を抜き取り方向に対して幅方向に押し広
げるようにして抜き出すと、ラチェット部623はカー
トリッジ突起部635の斜面を押圧しながら乗り越え
る。この間に、ラチェット部623はカートリッジ突起
部635の抜き取り方向上流側に位置しシャッタ突起部
647の係合は解除される。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、現像剤収容部
に遮蔽部材を係止する係止部を設け、現像剤収容部から
現像剤容器を抜き出すとき、係止部に係止された遮蔽部
材が開口を覆うので、現像剤容器が現像剤収容部から抜
き出される状態では、常に現像剤収容器の開口は遮蔽部
材でシールされ、現像剤が漏れることがないという優れ
た効果がある。
【0027】請求項2の発明によれば、遮蔽部材に係合
部を設け、現像剤収容部から現像剤容器を抜き出すと
き、現像剤収容部の係止部が遮蔽部材の係合部を係合し
て遮蔽部材が開口を覆うので、現像剤収容部から現像剤
容器が抜き出される状態では、常に現像剤収容器の開口
は遮蔽部材でシールされ、現像剤が漏れることがないと
いう優れた効果がある。
【0028】請求項3の発明によれば、遮蔽部材が現像
剤容器に対して開口を覆う位置に位置するとき、解除部
が係止部を解除し、遮蔽部材は開口を覆った状態である
ので、現像剤収容部から現像剤容器を抜き出されたと
き、常に現像剤収容器の開口は遮蔽部材でシールされ、
現像剤が漏れることがないという優れた効果がある。
【0029】請求項4の発明によれば、現像剤収容部に
現像剤容器を装着するとき、遮蔽部材の係合部が現像剤
収容部の係止部で係止された後に、現像剤収容器の解除
部が係止を解除できるようにし、遮蔽部材が開口を覆っ
てない状態で解除されることがないので、現像剤収容器
の装着途中で引き抜いても現像剤が漏れることがないと
いう優れた効果がある。
【0030】請求項5の発明によれば、現像剤収容部か
ら現像剤容器を抜き出すとき、遮蔽部材が開口を覆った
後、解除部が係止部の遮蔽部材の係止を解除でき、遮蔽
部材は現像剤収容器の開口を覆っているので、現像剤収
容部から現像剤容器を抜き出しても現像剤が漏れること
がないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るカラー画像形成装置の概略構成
を示す正面から見た横断面図。
【図2】同画像形成装置の多色現像器の斜視図。
【図3】(a)は同ホッパの概略断面図。(b)は図3
(a)におけるA‐A線矢視断面図。
【図4】(a)は同トナーカートリッジの正面図。
(b)は同トナーカートリッジのカートリッジ突起部及
びスライドガイドを下方から視た図。
【図5】同トナーカートリッジのスライドシャッタ保持
部の部分拡大図。
【図6】(a)は同スライドシャッタの平面図。(b)
は同スライドシャッタの正面図。(c)は同スライドシ
ャッタの概略断面図。
【図7】同トナーカートリッジをホッパに装着したとき
のスライドシャッタの状態の説明図。
【図8】図7におけるA‐A線矢視断面図。
【符号の説明】
1 感光体ベルト 4 帯電装置 5 レーザ書き込みユニット 6 多色現像器 7 単色現像器 10 中間転写ベルト 14 転写ローラ 50 定着装置 62 現像器 63 現像ローラ 64 供給ローラ 65 ブレード 66 第1トナー搬送部材 67 第2トナー搬送部材 610 ホッパ 611 トナーカートリッジ 612 トナー受入口 623 ラチェット部 630 トナー放出用の開口 631 庇部 632 スライドシャッタ用のガイド 635 カートリッジ突起部 640 スライドシャッタ 642 シール板 645 第1突起部 646 第2突起部 647 シャッタ突起部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に収容した現像剤を放出するための開
    口を有し、該開口を覆うための遮蔽部材を、該開口を覆
    う位置と該開口を開放する位置との間で移動可能に取付
    けた現像剤容器と、該現像剤容器を装着及び抜き出し可
    能であって、かつ該現像剤収容器から放出された現像剤
    を収容する現像剤収容部を有する現像装置とを備えた画
    像形成装置において、 前記現像剤収容部から前記現像剤容器を抜き出すとき
    に、前記現像剤収容部に前記遮蔽部材を係止する係止部
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 前記遮蔽部材に前記係止部に係合する係合部を設けたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、 前記係止部に前汽遮蔽部材が係止された状態で、前記現
    像剤容器が抜き出されることにより、前記遮蔽部材が前
    記現像剤容器に対して前記開口を覆う位置に位置したと
    きに、前記遮蔽部材の係止を解除する解除部を現像剤容
    器に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項3の画像形成装置において、 前記現像剤収容部に現像剤容器を装着するとき、前記係
    合部が前記係止部に係止された後、前記解除部が前記遮
    蔽部材の係止を解除できるようにしたことを特徴とする
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項3の画像形成装置において、 前記現像剤収容部から現像剤容器を抜き出すとき、前記
    遮蔽部材が前記開口を覆った後、前記解除部が前汽遮蔽
    部材の係止を解除できるようにしたことを特徴とする画
    像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008233862A (ja) * 2007-02-21 2008-10-02 Canon Inc 現像剤補給容器及び画像形成装置

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