JP2000186871A - レシ―バタンク一体型コンデンサ - Google Patents

レシ―バタンク一体型コンデンサ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レシーバタンクにおける気液分離を向上させ
る。 【解決手段】 前記冷媒送出部から送出される冷媒は、
連通部を介してレシーバタンクの中心軸に対し垂直方向
に冷媒貯留空間に流入するので、冷媒貯留空間内流入し
た冷媒は、冷媒貯留空間への流入方向から冷媒貯留空間
の下部へ向かって90°方向転換することとなるため、
冷媒中に含まれる気体を効果的に分離させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、冷房サイクルの
一部を構成するレシーバタンクを、コンデンサに隣接し
て一体に設けたレシーバタンク一体型コンデンサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のレシーバタンクとしては、例え
ば特公昭53−6737号公報に示されるものが公知で
ある。これはレシーバタンクの内側を周壁と一体に形成
された仕切壁により入口側連通室、貯蔵室、及び出口側
連通室に分割し、入口側連通室の下端にコンデンサのチ
ューブを接続し、コンデンサを通過した冷媒を入口側連
通室を介して上方へ導き、仕切壁の上部でUターンさせ
て貯蔵室の下方へ落下させ、貯蔵室に蓄えられた液冷媒
を所定の圧力で出口側連通室を介して冷媒出口から送出
するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、上述のレ
シーバタンクによれば、入口側連通室、貯蔵室、及び出
口側連通室を形成する仕切壁は押し出し成形等により一
体に形成されるので、入口側連通室と貯蔵室または貯蔵
室と出口側連通室とを連通させるために仕切壁の一部を
削りとる等の複雑な工程を必要とし、また、入口側連通
室の上端から冷媒をそのまま貯蔵室に流し込む形式であ
るので、気液分離が良好に行なえない不都合もあり、ま
た、レシーバタンクをコンデンサに一体に取り付けた場
合、コンデンサに流れる冷媒によって、レシーバタンク
内の液化した冷媒が気化してしなうという不具合が生じ
る。
【0004】そこで、この発明においては、上記不具合
を解消し、気液分離を向上させたレシーバタンク一体型
コンデンサを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明の要
旨とするところは、互いに対向して配された一対のヘッ
ダパイプと、この一対のヘッダパイプを連通する複数の
チューブと、このチューブ間に介在されたフィンとを有
すると共に、流入された冷媒を一方のヘッダパイプの下
部へ最終的に導いた後に、冷媒送出部より冷媒を外部に
送出するコンデンサと、前記一方のヘッダパイプに隣接
して上下に延設され、略円筒形状の部分内に形成された
冷媒貯留空間を有するレシーバタンクとを配置したレシ
ーバタンク一体型コンデンサにおいて、前記レシーバタ
ンクは、中心軸方向の長さが前記ヘッダパイプの長さ以
下に形成されると共に、前記冷媒貯留空間と前記冷媒送
出部とを接続する連通部と、前記冷媒貯留空間の下部に
開口し、前記冷媒貯留空間の下部から冷媒を流出させる
冷媒流出手段とを具備し、前記冷媒送出部から送出され
る冷媒は、前記連通部を介して前記レシーバタンクの中
心軸に対し垂直方向に前記冷媒貯留空間内へ流入するこ
とにある。
【0006】したがって、前記冷媒送出部から送出され
る冷媒は、連通部を介してレシーバタンクの中心軸に対
し垂直方向に冷媒貯留空間に流入するので、冷媒貯留空
間内流入した冷媒は、冷媒貯留空間への流入方向から冷
媒貯留空間の下部へ向かって90°方向転換することと
なるため、冷媒中に含まれる気体を効果的に分離させる
ことができ、そのため、上記課題を達成することができ
るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面に
より説明する。
【0008】第1図において、自動車用冷房装置等に用
いられる冷房サイクルを構成するコンデンサ1及びレシ
ーバタンク2が示されている。
【0009】このコンデンサ1は、図示しないコンプレ
ッサによって高圧に圧縮された冷媒を放熱作用により液
化するもので、その全体がアルミ等の金属で構成され、
第1図に示すように、互いに対向して配された一対のヘ
ッダパイプ3,4間に扁平チューブ5を介在させて構成
されている。
【0010】ヘッダパイプ3,4は、断面略半円状の2
つのパイプ部材を嵌め合わせて筒状にしたもので、その
両端はキャップ7a〜7dにより閉塞され、互いのヘッ
ダパイプ3,4の内側は、該ヘッダパイプ3,4の側面
に設けられた接続孔を介して組付けられている扁平チュ
ーブ5により連通されている。
【0011】一方のヘッダパイプ3の上端近傍の側面に
は、パイプ接続孔8を介してコンプレッサと接続する高
圧パイプ9が取付けられ、このヘッダパイプ3の内側に
は、例えば中央より上方寄り及び下方寄りに配置されて
パイプ内を上段、中段、下段の3つのヘッダ部3a,3
b,3cに分割する仕切壁10が設けられている。この
実施例では、上段のヘッダ部3aに対して10本の扁平チ
ューブ5が、中段のヘッダ部3bに対して15本の扁平
チューブ5が、下段のヘッダ部3cに対して6本の扁平
チューブ5がそれぞれ接続されている。
【0012】これに対して、他方のヘッダパイプ4の内
側には中程に仕切壁10が1枚配されてパイプ内が上段
と下段の2つのヘッダ部4a,4bに分割され、この実施
例においては、上段のヘッダ部4aに対して18本の扁
平チューブ5が、また、下段のヘッダ部4bに対して1
3本の扁平チューブ5がそれぞれ接続されている。尚、
コンデンサの上下端には、両端をヘッダパイプ3,4に
固定された取付プレート11,12が扁平チューブ5に
フィン6を介して設けられている。
【0013】しかして、高圧パイプ9を介してコンプレ
ッサから送られる冷媒は、一方のヘッダパイプ3に形成
されている上段のヘッダ部3aから扁平チューブ5を介
して他方のヘッダパイプ4に形成されている上段のヘッ
ダ部4aに流れ込み、ここで下方へ移動して再び扁平チ
ューブ5を介して一方のヘッダパイプ3に形成の中段の
ヘッダ部3bへ至る。さらに、ここで下方へ移動した冷
媒は、扁平チューブ5を介して他方のヘッダパイプ4に
形成の下段のヘッダ部4bへ流れ込み、下方へ移動した
後、扁平チューブ5を介して一方のヘッダパイプに形成
のヘッダ部3cへ送られる。
【0014】レシーバタンク2は、前記コンデンサ1の
一方のヘッダパイプ3にろう付けにて固定された容器1
3を備えている。
【0015】この容器13は、ヘッダパイプ3の長さに
略等しい細長い円筒形状のもので、その両端が蓋体14,
15により閉塞されて成り、容器13の内部には、前記
一方のヘッダパイプ3に形成された下段のヘッダ部3c
に下端のキャップ7bを介して一端が接続されると共
に、容器13の下端の蓋体15を介して該容器のほぼ中
央を上方へ延び、容器上端の蓋体14に他端が当接する
導引管16が設けられている。前記上端の蓋体14は、
その中央部を円環状に窪ませて形成された嵌合部14a
により前記導引管16を押さえ止めている。
【0016】また、容器内のほぼ中央には、前記導引管
16に形成されたつば部17によって位置決めされたフ
ィルタ18と、このフィルタ18の上部に設けられたネ
ット状のドライヤ19とが配置され、このドライヤ19
は、容器13の上部から挿入された有底のスペーサ20
により幾分圧縮された状態でフィルタ18との間に保持
されている。このフィルタ18は例えば金属製またはセ
ラミック製ののもので、また、ドライヤ19は合成ゼオ
ライト等で構成されており、600℃でも溶けない材質
のものがそれぞれ用いられている。
【0017】そして、スペーサ20のドライヤ19と当
接する底部20aには多数の小穴21が形成され、ま
た、導引管16の周囲にもドライヤ上部から上端の蓋体
14にかけて多数の小穴22が形成され、導引管16の
周囲には、容器の上部からこの容器の下端近傍の側壁に
設けられた冷媒流出管23にかけて冷媒が下方へ移動す
る流路24が形成されている。
【0018】しかして、コンデンサの一方のヘッダパイ
プ3に形成された下段のヘッダ部3cに送られた冷媒
は、導引管16に案内されて容器13の上部まで導か
れ、導引管16の小孔22から流れ出す。ドライヤ上部
に形成された小孔22から流れ出す冷媒は直接ドライヤ
19を通ることになるが、それより上部に形成された小
孔22はスペーサ20内に流れ出し、スペーサ20の小
穴21を介してドライヤ19に入る。そして、このドラ
イヤ19とフィルタ18を通過して気泡と分離された液
冷媒は一端容器の下方に貯えられ、冷媒流出管23を介
して図示しない膨張弁へ送られる。この際、容器13は
細長く形成されて流路長が長くなっており、また、導引
管16の小孔22を介して冷媒が流路に導かれるので、
冷媒の気液分離が良好となる。
【0019】また、上記レシーバタンク2を組立てるに
は、コンデンサ1の組付け時と同時に容器13に導引管
16と冷媒流出管23とを挿入固定し、容器上方よりフ
ィルタ18とドライヤ19を導引管16の周囲に嵌め込
み、さらに、その上からスペーサ20を嵌め込んで上端
の蓋体14を取り付け、そのままの状態で炉中にてろう
付けを行なえばよい。
【0020】このように、コンデンサ1と一体にして炉
中に通す場合には、フィルタ18やドライヤ19の性能
劣下や損傷の虞れがあるが、フィルタ18やドライヤ1
9はそれぞれ耐熱のものを用いているので、その心配は
ない。
【0021】第3図及び第4図において、この発明に係
るレシーバタンク2の組付け例を示す。
【0022】上述した構成のコンデンサ1及びレシーバ
タンク2において、コンデンサ1の一方のヘッダパイプ
3とレシーバタンク2の容器16とは一体にろう付けさ
れておらず、断熱材25によって保持固定されているも
のである。
【0023】このような構成としたのは、コンプレッサ
から送られる冷媒温度が高いためにコンデンサ1を介し
てその熱がレシーバタンク2に直接伝達し、せっかく凝
縮した液の一部が容器内で再びガス化してしまう虞れが
あるからである。
【0024】同様に、レシーバタンク2に蓄えられた冷
媒の再加熱を防いで冷媒を液体状態に保つための構造と
して、第5図及び第6図に示すものがある。この実施例
では、レシーバタンク2をコンデンサ1の一方のヘッダ
パイプ3に上部及び下部に設けられたブラケット26を
介して、レシーバタンク2とヘッダパイプ3との間に所
定の隙間が形成されるように保持固定されるものであ
る。尚、このブラケット26によるコンデンサ1とレシ
ーバタンク2との組付けは炉中ろう付けにて行なっても
よく、またねじ等によって着脱自在に保持するようにし
てもよいものである。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
冷媒貯留空間とコンデンサの冷媒送出部とを接続する連
通部を設け、この連通部を介して前記レシーバタンクの
中心軸に対し垂直方向に前記冷媒貯留空間に流入するよ
うにしたので、冷媒貯留空間に流入した冷媒は、冷媒貯
留空間の下部に落下するように90°方向転換するた
め、気液分離を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るレシーバタンクとこれを備えた
コンデンサを示す一部切欠の断面図である。
【図2】同上における下面図である。
【図3】コンデンサとレシーバタンクとの他の接続構造
を示す正面図である。
【図4】同上における下面図である。
【図5】コンデンサとレシーバタンクとのさらに他の接
続構造を示す正面図である。
【図6】同上における下面図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ 2 レシーバタンク 3,4 ヘッダパイプ 5 チューブ 6 フィン 13 容器 16 導引管 22 小孔 23 冷媒流出管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月27日(1999.12.
27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、上述のレ
シーバタンクによれば、入口側連通室、貯蔵室、及び出
口側連通室を形成する仕切壁は押し出し成形等により一
体に形成されるので、入口側連通室と貯蔵室または貯蔵
室と出口側連通室とを連通させるために仕切壁の一部を
削りとる等の複雑な工程を必要とし、また、入口側連通
室の上端から冷媒をそのまま貯蔵室に流し込む形式であ
るので、気液分離が良好に行なえない不都合が生じる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】したがって、前記冷媒送出部から送出され
る冷媒は、連通部を介してレシーバタンクの中心軸に対
し垂直方向に冷媒貯留空間に流入するので、冷媒貯留空
間内流入した冷媒は、冷媒貯留空間への流入方向から冷
媒貯留空間の下部へ向かって90°方向転換することと
なるため、冷媒中に含まれる気体を効果的に分離させる
ことができ、そのため、上記課題を達成することができ
るものである。また、レシーバタンク内壁に向かって冷
媒が噴出し、壁面に衝突した際に、ガスは上方へ液冷媒
は内壁を伝わって流下し、静かに気液界面に合流するの
で、冷媒を上方に吹出させる場合に比べて泡立ちを抑制
できるので、さらに気液分離を向上できる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】この容器13は、ヘッダパイプ3の長さに
略等しい細長い円筒形状のもので、その両端が蓋体14,
15により閉塞されて内部に冷媒貯留空間Aが画成され
る。そして容器13の内部の冷媒貯留空間Aには、前記
一方のヘッダパイプ3に形成された下段のヘッダ部3c
に下端のキャップ7bを介して一端が接続されると共
に、容器13の下端の蓋体15を介して該容器のほぼ中
央を上方へ延び、容器上端の蓋体14に他端が当接する
導引管16が設けられている。前記上端の蓋体14は、
その中央部を円環状に窪ませて形成された嵌合部14a
により前記導引管16を押さえ止めている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また、容器内のほぼ中央には、前記導引管
16に形成されたつば部17によって位置決めされたフ
ィルタ18と、このフィルタ18の上部に設けられたネ
ット状のドライヤ19とが配置され、このドライヤ19
は、容器13の上部から挿入された有底のスペーサ20
により幾分圧縮された状態でフィルタ18との間に保持
されている。このフィルタ18は例えば金属製またはセ
ラミック製もので、また、ドライヤ19は合成ゼオラ
イト等で構成されており、600℃でも溶けない材質の
ものがそれぞれ用いられている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】しかして、コンデンサの一方のヘッダパイ
プ3に形成された下段のヘッダ部3cに送られた冷媒
は、導引管16に案内されて冷媒貯留空間Aの上部まで
導かれ、導引管16の小孔22から前記冷媒貯留空間A
内に吐出される。ドライヤ19内に位置する小孔22か
吐出される冷媒は直接ドライヤ19を通ることになる
が、それより上部に形成された小孔22から吐出される
冷媒はスペーサ20内に吐出され、底部20aの小穴2
1を介してドライヤ19に入る。この時、上部に形成さ
れた小孔22から吐出された冷媒は、レシーバタンク内
壁に衝突する。そして壁面に衝突した際に冷媒の気体成
分は上方へ上り、液体成分はレシーバタンク内壁を伝わ
って静かに気液界面に流下するので、冷媒を上方に噴出
させる場合に比べて気液界面での泡立ちが抑制される。
そして、このドライヤ19とフィルタ18を通過して
媒の気体成分と分離された液冷媒は一端冷媒貯留空間A
の下部に貯えられ、冷媒流出管23を介して図示しない
膨張弁へ送られる。この際、容器13は細長く形成され
て流路長が長くなっており、また、導引管16の小孔2
2を介して冷媒が流路に導かれるので、冷媒の気液分離
が良好となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】上述した構成のコンデンサ1及びレシーバ
タンク2において、コンデンサ1の一方のヘッダパイプ
3とレシーバタンク2の容器16とは一体にろう付けさ
れておらず、断熱材25を介して保持固定されているも
のである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
冷媒貯留空間とコンデンサの冷媒送出部とを接続する連
通部を設け、この連通部を介して前記レシーバタンクの
中心軸に対し垂直方向に前記冷媒貯留空間に流入するよ
うにしたので、冷媒貯留空間に流入した冷媒は、冷媒貯
留空間の下部に落下するように90°方向転換するた
め、気液分離を向上させることができるものである。
た、冷媒がレシーバタンク内壁に衝突した際に、ガスは
上方へ、液冷媒は内壁に伝わって流下し、静かに気液界
面に合流するので泡立ちを抑制できるので、気液分離を
さらに向上させることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向して配された一対のヘッダパ
    イプと、この一対のヘッダパイプを連通する複数のチュ
    ーブと、このチューブ間に介在されたフィンとを有する
    と共に、流入された冷媒を一方のヘッダパイプの下部へ
    最終的に導いた後に、冷媒送出部より冷媒を外部に送出
    するコンデンサと、 前記一方のヘッダパイプに隣接して上下に延設され、略
    円筒形状の部分内に形成された冷媒貯留空間を有するレ
    シーバタンクとを配置したレシーバタンク一体型コンデ
    ンサにおいて、 前記レシーバタンクは、中心軸方向の長さが前記ヘッダ
    パイプの長さ以下に形成されると共に、前記冷媒貯留空
    間と前記冷媒送出部とを接続する連通部と、前記冷媒貯
    留空間の下部に開口し、前記冷媒貯留空間の下部から冷
    媒を流出させる冷媒流出手段とを具備し、 前記冷媒送出部から送出される冷媒は、前記連通部を介
    して前記レシーバタンクの中心軸に対し垂直方向に前記
    冷媒貯留空間内へ流入することを特徴とするレシーバタ
    ンク一体型コンデンサ。
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