JP2004101180A - 空調装置 - Google Patents

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Miki Nakamura
中村 美樹
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Abstract

【課題】 気液分離を向上させる。
【解決手段】 レシーバタンク一体型コンデンサのレシーバタンクは、内部に乾燥剤を有し、中心軸方向の長さがコンデンサの一方のヘッダパイプの長さ以下に形成されると共に、該レシーバタンクの下部には、前記冷媒貯留空間と前記コンデンサの冷媒送出部とを接続する連通部と、前記冷媒貯留空間の下部に開口し、前記冷媒貯留空間の下部から冷媒を流出させる冷媒流出手段とが設けられ、前記一方のヘッダパイプとレシーバタンクとの間には、該レシーバタンクの軸方向に沿って略均一の間隔を有する隙間が形成される。
【選択図】    図5

Description

 この発明は、冷房サイクルの一部を構成するレシーバタンクを、コンデンサに隣接して一体に設けたレシーバタンク一体型コンデンサに関する。
 この種のレシーバタンクとしては、例えば特許文献1に示されるものが公知である。これはレシーバタンクの内側を周壁と一体に形成された仕切壁により入口側連通室、貯蔵室、及び出口側連通室に分割し、入口側連通室の下端にコンデンサのチューブを接続し、コンデンサを通過した冷媒を入口側連通室を介して上方へ導き、仕切壁の上部でUターンさせて貯蔵室の下方へ落下させ、貯蔵室に蓄えられた液冷媒を所定の圧力で出口側連通室を介して冷媒出口から送出するようにしたものである。
特公昭53−6737号公報
 しかしながら、上述のレシーバタンクによれば、入口側連通室、貯蔵室、及び出口側連通室を形成する仕切壁は押し出し成形等により一体に形成されるので、入口側連通室と貯蔵室または貯蔵室と出口側連通室とを連通させるために仕切壁の一部を削りとる等の複雑な工程を必要とし、また、入口側連通室の上端から冷媒をそのまま貯蔵室に流し込む形式であるので、気液分離が良好に行なえない不都合もあり、また、レシーバタンクをコンデンサに一体に取り付けた場合、コンデンサに流れる冷媒によって、レシーバタンク内の液化した冷媒が気化してしなうという不具合が生じる。
 そこで、この発明においては、上記不都合を解消し、組立作業の簡易化を図ると共に、気液分離を向上させたレシーバタンク一体型コンデンサを提供することにある。
 しかして、この発明の要旨とするところは、互いに対向して配された一対のヘッダパイプと、この一対のヘッダパイプを連通する複数のチューブと、このチューブ間に介在されたフィンとを有すると共に、流入された冷媒を一方のヘッダパイプの下部へ最終的に導いた後に、冷媒送出部より冷媒を外部に送出するコンデンサと、前記一方のヘッダパイプに隣接して上下に延設され、略円筒形状の部分内に形成された冷媒貯留空間を有するレシーバタンクとを備えたレシーバタンク一体型コンデンサにおいて、前記レシーバタンクは、内部に乾燥剤を有し、中心軸方向の長さが前記ヘッダパイプの長さ以下に形成されると共に、該レシーバタンクの下部には、前記冷媒貯留空間と前記冷媒送出部とを接続する連通部と、前記冷媒貯留空間の下部に開口し、前記冷媒貯留空間の下部から冷媒を流出させる冷媒流出手段とが設けられ、前記一方のヘッダパイプとレシーバタンクとの間には、該レシーバタンクの軸方向に沿って略均一の間隔を有する隙間が形成されることにある。
 この発明によれば、容器の下端から導引管を挿入して上方に延ばし、コンデンサからの冷媒を容器の上方に導くような構成としたので、簡易な組立作業をもってレシーバタンクを形成することができ、また、導引管の側壁上部に形成された小孔を介して冷媒をレシーバタンクの下方へ落下させるようにしたので、気液分離を向上させることができるものである。
 以下、この発明の最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。
 第1図において、自動車用冷房装置等に用いられる冷房サイクルを構成するコンデンサ1及びレシーバタンク2が示されている。
 このコンデンサ1は、図示しないコンプレッサによって高圧に圧縮された冷媒を放熱作用により液化するもので、その全体がアルミ等の金属で構成され、第1図に示すように、互いに対向して配された一対のヘッダパイプ3,4間に扁平チューブ5を介在させて構成されている。
 ヘッダパイプ3,4は、断面略半円状の2つのパイプ部材を嵌め合わせて筒状にしたもので、その両端はキャップ7a〜7dにより閉塞され、互いのヘッダパイプ3,4の内側は、該ヘッダパイプ3,4の側面に設けられた接続孔を介して組付けられている扁平チューブ5により連通されている。
 一方のヘッダパイプ3の上端近傍の側面には、パイプ接続孔8を介してコンプレッサと接続する高圧パイプ9が取付けられ、このヘッダパイプ3の内側には、例えば中央より上方寄り及び下方寄りに配置されてパイプ内を上段、中段、下段の3つのヘッダ部3a,3b,3cに分割する仕切壁10が設けられている。この実施例では、上段のヘッダ部3aに対して10本の扁平チューブ5が、中段のヘッダ部3bに対して15本の扁平チューブ5が、下段のヘッダ部3cに対して6本の扁平チューブ5がそれぞれ接続されている。
 これに対して、他方のヘッダパイプ4の内側には中程に仕切壁10が1枚配されてパイプ内が上段と下段の2つのヘッダ部4a,4bに分割され、この実施例においては、上段のヘッダ部4aに対して18本の扁平チューブ5が、また、下段のヘッダ部4bに対して13本の扁平チューブ5がそれぞれ接続されている。
 尚、コンデンサの上下端には、両端をヘッダパイプ3,4に固定された取付プレート11,12が扁平チューブ5にフィン6を介して設けられている。
 しかして、高圧パイプ9を介してコンプレッサから送られる冷媒は、一方のヘッダパイプ3に形成されている上段のヘッダ部3aから扁平チューブ5を介して他方のヘッダパイプ4に形成されている上段のヘッダ部4aに流れ込み、ここで下方へ移動して再び扁平チューブ5を介して一方のヘッダパイプ3に形成の中段のヘッダ部3bへ至る。さらに、ここで下方へ移動した冷媒は、扁平チューブ5を介して他方のヘッダパイプ4に形成の下段のヘッダ部4bへ流れ込み、下方へ移動した後、扁平チューブ5を介して一方のヘッダパイプに形成のヘッダ部3cへ送られる。
 レシーバタンク2は、前記コンデンサ1の一方のヘッダパイプ3にろう付けにて固定された容器13を備えている。
 この容器13は、ヘッダパイプ3の長さに略等しい細長い円筒形状のもので、その両端が蓋体14,15により閉塞されて成り、容器13の内部には、前記一方のヘッダパイプ3に形成された下段のヘッダ部3cに下端のキャップ7bを介して一端が接続されると共に、容器13の下端の蓋体15を介して該容器のほぼ中央を上方へ延び、容器上端の蓋体14に他端が当接する導引管16が設けられている。前記上端の蓋体14は、その中央部を円環状に窪ませて形成された嵌合部14aにより前記導引管16を押さえ止めている。
 また、容器内のほぼ中央には、前記導引管16に形成されたつば部17によって位置決めされたフィルタ18と、このフィルタ18の上部に設けられたネット状のドライヤ19とが配置され、このドライヤ19は、容器13の上部から挿入された有底のスペーサ20により幾分圧縮された状態でフィルタ18との間に保持されている。このフィルタ18は例えば金属製またはセラミック製ののもので、また、ドライヤ19は合成ゼオライト等で構成されており、600℃でも溶けない材質のものがそれぞれ用いられている。
 そして、スペーサ20のドライヤ19と当接する底部20aには多数の小穴21が形成され、また、導引管16の周囲にもドライヤ上部から上端の蓋体14にかけて多数の小穴22が形成され、導引管16の周囲には、容器の上部からこの容器の下端近傍の側壁に設けられた冷媒流出管23にかけて冷媒が下方へ移動する流路24が形成されている。
 しかして、コンデンサの一方のヘッダパイプ3に形成された下段のヘッダ部3cに送られた冷媒は、導引管16に案内されて容器13の上部まで導かれ、導引管16の小孔22から流れ出す。ドライヤ上部に形成された小孔22から流れ出す冷媒は直接ドライヤ19を通ることになるが、それより上部に形成された小孔22はスペーサ20内に流れ出し、スペーサ20の小穴21を介してドライヤ19に入る。そして、このドライヤ19とフィルタ18を通過して気泡と分離された液冷媒は一端容器の下方に貯えられ、冷媒流出管23を介して図示しない膨張弁へ送られる。この際、容器13は細長く形成されて流路長が長くなっており、また、導引管16の小孔22を介して冷媒が流路に導かれるので、冷媒の気液分離が良好となる。
 また、上記レシーバタンク2を組立てるには、コンデンサ1の組付け時と同時に容器13に導引管16と冷媒流出管23とを挿入固定し、容器上方よりフィルタ18とドライヤ19を導引管16の周囲に嵌め込み、さらに、その上からスペーサ20を嵌め込んで上端の蓋体14を取り付け、そのままの状態で炉中にてろう付けを行なえばよい。
 このように、コンデンサ1と一体にして炉中に通す場合には、フィルタ18やドライヤ19の性能劣下や損傷の虞れがあるが、フィルタ18やドライヤ19はそれぞれ耐熱のものを用いているので、その心配はない。
 第3図及び第4図において、この発明に係るレシーバタンク2の組付け例を示す。
 上述した構成のコンデンサ1及びレシーバタンク2において、コンデンサ1の一方のヘッダパイプ3とレシーバタンク2の容器16とは一体にろう付けされておらず、断熱材25によって保持固定されているものである。
 このような構成としたのは、コンプレッサから送られる冷媒温度が高いためにコンデンサ1を介してその熱がレシーバタンク2に直接伝達し、せっかく凝縮した液の一部が容器内で再びガス化してしまう虞れがあるからである。
 同様に、レシーバタンク2に蓄えられた冷媒の再加熱を防いで冷媒を液体状態に保つための構造として、第5図及び第6図に示すものがある。この実施例では、レシーバタンク2をコンデンサ1の一方のヘッダパイプ3に上部及び下部に設けられたブラケット26を介して、レシーバタンク2とヘッダパイプ3との間に所定の隙間が形成されるように保持固定されるものである。尚、このブラケット26によるコンデンサ1とレシーバタンク2との組付けは炉中ろう付けにて行なってもよく、またねじ等によって着脱自在に保持するようにしてもよいものである。
この発明に係るレシーバタンクとこれを備えたコンデンサを示す一部切欠の断面図である。 同上における下面図である。 コンデンサとレシーバタンクとの他の接続構造を示す正面図である。 同上における下面図である。 コンデンサとレシーバタンクとのさらに他の接続構造を示す正面図である。 同上における下面図である。
符号の説明
 1 コンデンサ
 2 レシーバタンク
 3,4 ヘッダパイプ
 5 チューブ
 6 フィン
 13 容器
 16 導引管
 22 小孔
 23 冷媒流出管

Claims (1)

  1.  互いに対向して配された一対のヘッダパイプと、この一対のヘッダパイプを連通する複数のチューブと、このチューブ間に介在されたフィンとを有すると共に、流入された冷媒を一方のヘッダパイプの下部へ最終的に導いた後に、冷媒送出部より冷媒を外部に送出するコンデンサと、前記一方のヘッダパイプに隣接して上下に延設され、略円筒形状の部分内に形成された冷媒貯留空間を有するレシーバタンクとを備えたレシーバタンク一体型コンデンサにおいて、
     前記レシーバタンクは、内部に乾燥剤を有し、中心軸方向の長さが前記ヘッダパイプの長さ以下に形成されると共に、該レシーバタンクの下部には、前記冷媒貯留空間と前記冷媒送出部とを接続する連通部と、前記冷媒貯留空間の下部に開口し、前記冷媒貯留空間の下部から冷媒を流出させる冷媒流出手段とが設けられ、
     前記一方のヘッダパイプとレシーバタンクとの間には、該レシーバタンクの軸方向に沿って略均一の間隔を有する隙間が形成されることを特徴とするレシーバタンク一体型コンデンサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010139094A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Sanden Corp 冷凍回路用レシーバタンク及びこのレシーバタンクを備えた冷凍回路
JP2017520746A (ja) * 2014-07-16 2017-07-27 ヴァレオ システム テルミク 空調回路、より具体的には自動車の空調回路における使用に適したコンデンサシリンダ

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