JP2000186822A - タイル床暖房の構築構造 - Google Patents

タイル床暖房の構築構造

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JP2000186822A
JP2000186822A JP10361526A JP36152698A JP2000186822A JP 2000186822 A JP2000186822 A JP 2000186822A JP 10361526 A JP10361526 A JP 10361526A JP 36152698 A JP36152698 A JP 36152698A JP 2000186822 A JP2000186822 A JP 2000186822A
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JP
Japan
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tile
heat
tiles
floor
metal sheet
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Application number
JP10361526A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Hamamoto
利彦 浜本
Yasuhiro Matsuyoshi
恭裕 松吉
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Publication of JP2000186822A publication Critical patent/JP2000186822A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

Landscapes

  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】トイレ等の狭い部屋を床暖房するに際して、ボ
イラー等高価な設備を必要とせず、安価に且つ優れた暖
房能力を有する床暖房を構築する。 【解決手段】断熱パネル16の上に面状ヒータ18を積
層し、更に面状ヒータ18の上に床表面材としてのタイ
ル24を拡熱金属シートを介して積層し、タイル床暖房
を構築する。その拡熱金属シートはタイル24裏面に直
接接着固定しておき、金属拡熱シートにてタイル24の
裏打材を兼用させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はタイル床暖房の構
築構造に関し、特にトイレ,脱衣場等の狭い室の床暖房
として好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年床
暖房が急速に普及して来ているが、従来一般の床暖房は
断熱層内に暖房用媒体を流通するための配管を埋設した
上、その上に拡熱金属シートを介して床表面材を敷設
し、室外等に設置したボイラーからの湯をその配管に通
し、その配管からの熱によって床暖房をするといったも
のであった。
【0003】この方式の床暖房の場合、比較的広い部屋
を暖房するには適したものであるが、トイレ,浴室隣り
の脱衣場等の狭い室だけを部分的に床暖房する場合、ボ
イラーの値段が高いことから価格の高いものとなってし
まう。
【0004】そこで断熱層の上に面状ヒータを積層した
上、更にその上側に床表面材を敷設して床暖房を構築す
るといったことが考えられている。この方式の床暖房の
場合、高価なボイラーを必要としないことから比較的安
価に床暖房を構築することができる。
【0005】しかしながらこの種方式の従来の床暖房
は、木質のフローリング板を床表面材とするものであっ
て、この場合フローリング板が軽量であることから面状
ヒータとフローリング板との間に隙間が発生し易く、し
かも木質のフローリング板の場合熱伝達率が低いことか
ら十分な暖房能力が得られ難い問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して請求
項1のタイル床暖房の構築構造は、断熱層の上に面状ヒ
ータを積層し、更に該面状ヒータの上に床表面材として
のタイルを拡熱金属シートを介して積層したことを特徴
とする。
【0007】請求項2のタイル床暖房の構築構造は、請
求項1に記載のタイル床暖房の構築構造において、前記
拡熱金属シートは前記タイル裏面に直接接着固定されて
おり、該拡熱金属シートが該タイルの補強用の裏打材を
兼ねていることを特徴とする。
【0008】請求項3のタイル床暖房の構築構造は、請
求項1,2の何れかに記載のタイル床暖房の構築構造に
おいて、前記タイルは前記面状ヒータに対して非接着で
載置されていることを特徴とする。
【0009】
【作用及び発明の効果】以上のように本発明は、断熱層
の上に面状ヒータを積層した上、更にその上に床表面材
としてタイルを拡熱金属シートを介して積層したもの
で、この床暖房の場合、タイルが平板状をなしており且
つ重量物であることから、これを利用してタイル裏面を
拡熱金属シートを介して面状ヒータに隙間なく密着させ
ることができる。
【0010】加えてタイルは熱伝達率が高いことから、
本発明の床暖房の場合、高い暖房能力を発揮することが
できる。尚本発明において、タイルは陶磁器タイルの
外、石材タイルを用いることができる。またタイル裏面
は平坦且つ平滑面としておくのが望ましい。
【0011】本発明においては、上記拡熱金属シートを
タイル裏面に直接接着固定しておき、その拡熱金属シー
トにてタイル補強用の裏打材を兼用させておくことがで
きる(請求項2)。これによりタイルに対して面状ヒー
タからの熱を良好に伝えることができるとともに、その
拡熱金属シートによってタイルに高い強度を付与するこ
とができる。本発明において、かかる拡熱金属シートと
して厚みが0.3〜0.5mm程度のアルミシートを用
いることができる。
【0012】本発明においては、上記面状ヒータに対し
タイル裏面を非接着でただ単に載置するだけでタイル床
を構築することができる(請求項3)。このようにすれ
ばタイル床暖房を簡単な施工で容易に構築することがで
きる。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1は本例のタイル床暖房構造を示したもの
で、同図中10は大引き、12は根太、14は根太12
と12との間に設けられた断熱材、15は床下地として
の床板で、この床板15の上にポリプロピレン発泡体等
の有機発泡体から成る断熱パネル(断熱層)16が積層
されている。この断熱パネル16の上面には面状ヒータ
18が積層されており、その面状ヒータ18の更に上面
にタイル24が拡熱金属シート32(図2参照)を介し
て敷設され、以ってタイル床を構築している。
【0014】本例においては、図2(A)に示している
ように2枚のタイル24をそれらの裏面において対応す
る大きさの拡熱金属シート32で連結一体化してタイル
ユニット28となし、そのタイルユニット28の形態で
面状ヒータ18の上にタイル24を敷設している。
【0015】このタイルユニット28には、タイル24
と24との間及び直交する隣接2辺に沿って弾性目地3
0が付設してある。尚、タイルユニット28の一部につ
いては図2(B)に示しているように4周辺に沿って弾
性目地30を付設したものを用いている。本例におい
て、各タイル24は面状ヒータ18に対し非接着でただ
単にこれを載置しているのみである。
【0016】ここで拡熱金属シート32は面状ヒータ1
8からの熱をタイル24に伝達する拡熱作用と、タイル
24に強度を与えるための裏打材としての働きをなすも
のである。本例においては、この拡熱金属シート32と
して厚みが0.3〜0.5mm程度のアルミシートが用
いられている。勿論他の材質の拡熱金属シートを用いる
ことも可能である。ここでタイル24は、その裏面が平
坦且つ平滑に形成されている。
【0017】上記面状ヒータ18は、導電繊維と樹脂と
を複合化して成る導電シートの両面に絶縁層を形成した
形態のもので電源コード20が延び出しており、その先
端の差込プラグにおいて電源コンセント22に差込接続
されている。尚、面状ヒータとしては他の種々形態のも
のを用いることが可能である。例えばニクロム線をシー
ト上に面状に這わせたものやカーボン等の導電性粒子を
シート表面にコーティングしたものその他各種形態のも
のを用いることが可能である。
【0018】本例のタイル床暖房の構築構造の場合、施
工現場において床板15上に断熱パネル16を敷設し、
更にその上に面状ヒータ18を、更にその上にタイルユ
ニット28を敷設するだけで、簡単にタイル床暖房を構
築することができる。本例の場合、従来一般の床暖房の
ようにボイラーを設置することなく床暖房を行うことが
でき、従って例えばトイレ,浴室に隣接する脱衣場その
他の狭い室の床暖房として特に好適である。
【0019】本例のタイル床暖房にあっては、タイル2
4が平板状をなしており且つ重量物であることから、こ
れを利用してタイル24裏面を拡熱金属シート32を介
して面状ヒータ18に隙間なく密着させることができ、
加えてタイル24は熱伝達率が高いことから、高い暖房
能力を発揮することができる。
【0020】また本例では、拡熱金属シート32をタイ
ル24裏面に直接接着固定してタイル24補強用の裏打
材を兼用させていることから、タイル24に対して面状
ヒータ18からの熱を良好に伝えることができるととも
に、その拡熱金属シート32によってタイル24に高い
強度を付与することができる。
【0021】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明は例えば既設の床表面材の
上に更に上記断熱パネル16及び面状ヒータ18,タイ
ル24を積層状に敷設してタイル床暖房を構築すること
も可能であるし、或いはまた上例以外の他の様々な構造
でタイル床暖房を構築することも可能である。
【0022】また上例ではタイルをユニット化した状態
で敷設施工するようにしているが、勿論タイルを一枚ず
つ敷設することでタイル床を構築することも可能である
など、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々
変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるタイル床暖房の構造を
示す図である。
【図2】同実施例で用いたタイルユニットを示す図であ
る。
【符号の説明】
16 断熱パネル(断熱層) 18 面状ヒータ 24 タイル 32 拡熱金属シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱層の上に面状ヒータを積層し、更に
    該面状ヒータの上に床表面材としてのタイルを拡熱金属
    シートを介して積層したことを特徴とするタイル床暖房
    の構築構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のタイル床暖房の構築構
    造において、前記拡熱金属シートは前記タイル裏面に直
    接接着固定されており、該拡熱金属シートが該タイルの
    補強用の裏打材を兼ねていることを特徴とするタイル床
    暖房の構築構造。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかに記載のタイル床
    暖房の構築構造において、前記タイルは前記面状ヒータ
    に対して非接着で載置されていることを特徴とするタイ
    ル床暖房の構築構造。
JP10361526A 1998-12-18 1998-12-18 タイル床暖房の構築構造 Pending JP2000186822A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020199224A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 株式会社三彩 寝床

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020199224A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 株式会社三彩 寝床

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