JP2000186582A - フォ―クリフトの遠隔制御装置 - Google Patents
フォ―クリフトの遠隔制御装置Info
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- JP2000186582A JP2000186582A JP10375925A JP37592598A JP2000186582A JP 2000186582 A JP2000186582 A JP 2000186582A JP 10375925 A JP10375925 A JP 10375925A JP 37592598 A JP37592598 A JP 37592598A JP 2000186582 A JP2000186582 A JP 2000186582A
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- JP
- Japan
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- lever
- remote control
- actuator
- switch
- engine speed
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- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アクセルペダルによるエンジン回転数の制御
と遠隔操縦によるエンジン回転数の制御を簡単な構造で
切換え可能とし製作コストを低減したフォークリフトの
遠隔制御装置を提供する。 【解決手段】 フォークリフトの遠隔操縦装置におい
て、アクセルペダル5の操作に伴って回動し、噴射ポン
プ4aのスロットルレバー4aを回動させる第1レバー
17と、遠隔操縦でアクチュエータ30の駆動により所
定の角度回動させると第1レバー17と当接し、第1レ
バー17と連動してスロットルレバー4aを回動させて
エンジン回転数を低速回転数から最高回転数に制御する
第2レバー18とを備えた構成としたものである。
と遠隔操縦によるエンジン回転数の制御を簡単な構造で
切換え可能とし製作コストを低減したフォークリフトの
遠隔制御装置を提供する。 【解決手段】 フォークリフトの遠隔操縦装置におい
て、アクセルペダル5の操作に伴って回動し、噴射ポン
プ4aのスロットルレバー4aを回動させる第1レバー
17と、遠隔操縦でアクチュエータ30の駆動により所
定の角度回動させると第1レバー17と当接し、第1レ
バー17と連動してスロットルレバー4aを回動させて
エンジン回転数を低速回転数から最高回転数に制御する
第2レバー18とを備えた構成としたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトの
遠隔制御装置に係り、特に、通常の運転中はアクセルペ
ダルの操作でエンジン回転数を制御し、荷積み作業時等
には遠隔操縦操作によりエンジン回転数を制御可能とす
るフォークリフトの遠隔制御装置に関する。
遠隔制御装置に係り、特に、通常の運転中はアクセルペ
ダルの操作でエンジン回転数を制御し、荷積み作業時等
には遠隔操縦操作によりエンジン回転数を制御可能とす
るフォークリフトの遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフォークリフトにおいては、オペ
レータが運転席からアクセルペダルやリフトレバーの操
作でエンジン回転数を制御したり、フォーク操作等を行
い、他の作業員が荷をフォークに載せる作業の補助を行
う場合がある。あるいは他の作業員なしで、オペレータ
が運転席から降りて荷をフォークに載せる作業をした
り、運転席に上がって上記アクセルペダルやリフトレバ
ーの操作を行ったりを繰り返さなければならない場合も
ある。前記のように、オペレータと作業員との二人作業
の場合では、作業員を必要とするため作業コスト高とな
るという問題がある。また、オペレータの一人作業の場
合は、作業性が悪いという問題がある。このような場合
のために、オペレータが運転席から降りて、荷の側でエ
ンジン回転数制御やリフトの遠隔操作を可能とした先行
技術として特開平5−254796号公報が提案されて
いる。同公報によれば、エンジンのスロットルバルブを
任意に開閉するスロットル制御シリンダと、コントロー
ラからのスロットル制御信号に応じて、油圧ポンプから
供給される圧油をスロットル制御シリンダへ給排するエ
ンジンスロットル電磁制御弁とを設け、コントローラは
リモコン操作器のボタン操作信号に応じたスロットル制
御信号をエンジンスロットル電磁制御弁へ出力すること
が開示されている。
レータが運転席からアクセルペダルやリフトレバーの操
作でエンジン回転数を制御したり、フォーク操作等を行
い、他の作業員が荷をフォークに載せる作業の補助を行
う場合がある。あるいは他の作業員なしで、オペレータ
が運転席から降りて荷をフォークに載せる作業をした
り、運転席に上がって上記アクセルペダルやリフトレバ
ーの操作を行ったりを繰り返さなければならない場合も
ある。前記のように、オペレータと作業員との二人作業
の場合では、作業員を必要とするため作業コスト高とな
るという問題がある。また、オペレータの一人作業の場
合は、作業性が悪いという問題がある。このような場合
のために、オペレータが運転席から降りて、荷の側でエ
ンジン回転数制御やリフトの遠隔操作を可能とした先行
技術として特開平5−254796号公報が提案されて
いる。同公報によれば、エンジンのスロットルバルブを
任意に開閉するスロットル制御シリンダと、コントロー
ラからのスロットル制御信号に応じて、油圧ポンプから
供給される圧油をスロットル制御シリンダへ給排するエ
ンジンスロットル電磁制御弁とを設け、コントローラは
リモコン操作器のボタン操作信号に応じたスロットル制
御信号をエンジンスロットル電磁制御弁へ出力すること
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、上記のようなリ
モコン操作器により、荷の側で作業が終わると、オペレ
ータは直ちに運転席に戻ってアクセルペダルや作業機の
リフトレバーの操作を行って、フォークリフトを所望の
場所に走行させる必要がある。したがって、リモコン操
作器の各ボタン操作信号には左右されずに、自由に運転
席で操作ができることが望ましい。これにより、走行、
作業機のリフト操作性を良くして作業性の向上を図るこ
とが強く要望されている。しかしながら、前記特開平5
−254796号公報に記載されている技術には、遠隔
操作によるエンジン回転数の制御等を行うことが記載さ
れているが、遠隔操作を行った後に、運転席に戻って通
常の走行運転、作業機のリフト操作をスムーズに容易に
切換え可能とすることが開示されていない。
モコン操作器により、荷の側で作業が終わると、オペレ
ータは直ちに運転席に戻ってアクセルペダルや作業機の
リフトレバーの操作を行って、フォークリフトを所望の
場所に走行させる必要がある。したがって、リモコン操
作器の各ボタン操作信号には左右されずに、自由に運転
席で操作ができることが望ましい。これにより、走行、
作業機のリフト操作性を良くして作業性の向上を図るこ
とが強く要望されている。しかしながら、前記特開平5
−254796号公報に記載されている技術には、遠隔
操作によるエンジン回転数の制御等を行うことが記載さ
れているが、遠隔操作を行った後に、運転席に戻って通
常の走行運転、作業機のリフト操作をスムーズに容易に
切換え可能とすることが開示されていない。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に着目し、運
転席でのアクセルペダルによるエンジン回転数の制御と
遠隔操縦によるエンジン回転数の制御を簡単な構造で切
換え可能とし、製作コストを低減するとともに、オペレ
ータ一人が降車した位置でエンジン回転数の制御と作業
機のリフト操作を可能にして省力化を図ることができる
フォークリフトの遠隔制御装置を提供することを目的と
する。
転席でのアクセルペダルによるエンジン回転数の制御と
遠隔操縦によるエンジン回転数の制御を簡単な構造で切
換え可能とし、製作コストを低減するとともに、オペレ
ータ一人が降車した位置でエンジン回転数の制御と作業
機のリフト操作を可能にして省力化を図ることができる
フォークリフトの遠隔制御装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明に係るフォークリフトの遠隔
制御装置の第1発明は、フォークリフトのフォーク等の
作業機に荷を積込む時にアクセルペダル以外の遠隔制御
信号により、噴射ポンプのスロットルレバーを作動させ
てエンジン回転数の増減制御を行うフォークリフトの遠
隔制御装置において、アクセルペダル5の操作に伴って
回動し、噴射ポンプ4Aのスロットルレバー4aを回動
させる第1レバー17と、アクチュエータ30の駆動に
より所定の角度回動させると第1レバー17と当接し、
この所定角度以上回動させると第1レバー17と連動す
るスロットルレバー4aを回動させる第2レバー18と
を有し、前記アクチュエータ30は、遠隔操縦ボックス
10からのリモート信号により駆動されて前記第2レバ
ー18を所定の角度回動し、前記第1レバー17に連動
するスロットルレバー4aを回動させてエンジンを低速
回転数から最高回転数の間に制御する構成としたもので
ある。上記構成によれば、遠隔操縦ボックス10からの
リモート信号によりアクチュエータ30を駆動して第2
レバー18を回動させ、第2レバー18を介してアクセ
ルペダル5に連動する第1レバー17を回動させる。こ
れにより、第1レバー17がエンジン噴射ポンプ4Aの
スロットルレバー4aを作動してエンジン回転数を低速
回転数から最高回転数の範囲内で制御可能としている。
運転席でのアクセルペダル操作時は、第2レバー18は
作動せず、第1レバー17を回動させてエンジン噴射ポ
ンプ4Aのスロットルレバー4aを作動してエンジン回
転数を制御するようになっており、遠隔操縦ボックスに
よるエンジン回転数制御時は、第2レバー18の回動角
に応じて第1レバー17が連動して作動するようにした
リンク機構を採用したものである。したがって、アクセ
ルペダル5によるエンジン回転数の制御と遠隔操縦によ
るエンジン回転数の制御を簡単な構造で切換え可能とし
たので、製作コストも低減できる。また、フォークリフ
トの運転席での操作と降車して遠隔操縦によるエンジン
回転数の制御及び作業機のリフト操作を行って、フォー
クへの荷積み作業を一人のオペレータにより行うことが
できるので、省力化を図ることができる。
を達成するために、本発明に係るフォークリフトの遠隔
制御装置の第1発明は、フォークリフトのフォーク等の
作業機に荷を積込む時にアクセルペダル以外の遠隔制御
信号により、噴射ポンプのスロットルレバーを作動させ
てエンジン回転数の増減制御を行うフォークリフトの遠
隔制御装置において、アクセルペダル5の操作に伴って
回動し、噴射ポンプ4Aのスロットルレバー4aを回動
させる第1レバー17と、アクチュエータ30の駆動に
より所定の角度回動させると第1レバー17と当接し、
この所定角度以上回動させると第1レバー17と連動す
るスロットルレバー4aを回動させる第2レバー18と
を有し、前記アクチュエータ30は、遠隔操縦ボックス
10からのリモート信号により駆動されて前記第2レバ
ー18を所定の角度回動し、前記第1レバー17に連動
するスロットルレバー4aを回動させてエンジンを低速
回転数から最高回転数の間に制御する構成としたもので
ある。上記構成によれば、遠隔操縦ボックス10からの
リモート信号によりアクチュエータ30を駆動して第2
レバー18を回動させ、第2レバー18を介してアクセ
ルペダル5に連動する第1レバー17を回動させる。こ
れにより、第1レバー17がエンジン噴射ポンプ4Aの
スロットルレバー4aを作動してエンジン回転数を低速
回転数から最高回転数の範囲内で制御可能としている。
運転席でのアクセルペダル操作時は、第2レバー18は
作動せず、第1レバー17を回動させてエンジン噴射ポ
ンプ4Aのスロットルレバー4aを作動してエンジン回
転数を制御するようになっており、遠隔操縦ボックスに
よるエンジン回転数制御時は、第2レバー18の回動角
に応じて第1レバー17が連動して作動するようにした
リンク機構を採用したものである。したがって、アクセ
ルペダル5によるエンジン回転数の制御と遠隔操縦によ
るエンジン回転数の制御を簡単な構造で切換え可能とし
たので、製作コストも低減できる。また、フォークリフ
トの運転席での操作と降車して遠隔操縦によるエンジン
回転数の制御及び作業機のリフト操作を行って、フォー
クへの荷積み作業を一人のオペレータにより行うことが
できるので、省力化を図ることができる。
【0006】第2発明は、第1発明の構成において、エ
ンジン回転数の増減を制御する上げスイッチ10b及び
下げスイッチ10cを配設した遠隔操縦ボックス10
と、遠隔操縦ボックス10のオン作動に基づいて駆動さ
れ、エンジン噴射ポンプ4Aのスロットルレバー4aを
回動させてエンジン回転数をそれぞれ増加あるいは減少
させる制御をするアクチュエータ30と、エンジンの所
定の最高回転数に対応する位置にあることを検出する第
1リミットスイッチ32、および、エンジンの所定の低
速回転数に対応する位置にあることを検出する第2リミ
ットスイッチ33と、第1リミットスイッチ32がオン
のとき、上げスイッチ10bを操作している間、アクチ
ュエータ30を駆動してスロットルレバー4aをエンジ
ン回転数が上がる方向に作動させると共に、その駆動中
に第1リミットスイッチ32がオフ作動したときにはア
クチュエータ30の駆動を停止させる制御器とを備えた
構成としたものである。上記構成によれば、第1発明の
作用効果に加えて、エンジン回転数の上げスイッチ10
bを操作している間アクチュエータ30が駆動してエン
ジン回転数が上がり、第1リミットスイッチ32がオフ
作動したときにアクチュエータ30の駆動を停止するよ
うにした。したがって、遠隔操縦時に所定のエンジン回
転数に制御できると共に、所定の上限回転数に自動的に
制限され、遠隔操作性が向上する。
ンジン回転数の増減を制御する上げスイッチ10b及び
下げスイッチ10cを配設した遠隔操縦ボックス10
と、遠隔操縦ボックス10のオン作動に基づいて駆動さ
れ、エンジン噴射ポンプ4Aのスロットルレバー4aを
回動させてエンジン回転数をそれぞれ増加あるいは減少
させる制御をするアクチュエータ30と、エンジンの所
定の最高回転数に対応する位置にあることを検出する第
1リミットスイッチ32、および、エンジンの所定の低
速回転数に対応する位置にあることを検出する第2リミ
ットスイッチ33と、第1リミットスイッチ32がオン
のとき、上げスイッチ10bを操作している間、アクチ
ュエータ30を駆動してスロットルレバー4aをエンジ
ン回転数が上がる方向に作動させると共に、その駆動中
に第1リミットスイッチ32がオフ作動したときにはア
クチュエータ30の駆動を停止させる制御器とを備えた
構成としたものである。上記構成によれば、第1発明の
作用効果に加えて、エンジン回転数の上げスイッチ10
bを操作している間アクチュエータ30が駆動してエン
ジン回転数が上がり、第1リミットスイッチ32がオフ
作動したときにアクチュエータ30の駆動を停止するよ
うにした。したがって、遠隔操縦時に所定のエンジン回
転数に制御できると共に、所定の上限回転数に自動的に
制限され、遠隔操作性が向上する。
【0007】第3発明は、第2発明の構成において、前
記第2リミットスイッチ33がオンのときで、下げスイ
ッチ10cを操作している間にアクチュエータ30を駆
動してスロットルレバー4aをエンジン回転数が下がる
方向に作動させると共に、この駆動中に第2リミットス
イッチ33がオフ作動したときにはアクチュエータ30
の駆動を停止させる制御器を備えた構成としたものであ
る。上記構成によれば、第2発明の作用効果に加えて、
第2リミットスイッチ33のオン・オフにより確実にエ
ンジンをローアイドリング位置になるようにアクチュエ
ータ30の駆動停止を行うことができる。したがって、
再度エンジンの回転数を上げるときにローアイドル位置
から操作できるので、作業機のリフト操作等を行う時の
操作性が良い。
記第2リミットスイッチ33がオンのときで、下げスイ
ッチ10cを操作している間にアクチュエータ30を駆
動してスロットルレバー4aをエンジン回転数が下がる
方向に作動させると共に、この駆動中に第2リミットス
イッチ33がオフ作動したときにはアクチュエータ30
の駆動を停止させる制御器を備えた構成としたものであ
る。上記構成によれば、第2発明の作用効果に加えて、
第2リミットスイッチ33のオン・オフにより確実にエ
ンジンをローアイドリング位置になるようにアクチュエ
ータ30の駆動停止を行うことができる。したがって、
再度エンジンの回転数を上げるときにローアイドル位置
から操作できるので、作業機のリフト操作等を行う時の
操作性が良い。
【0008】第4発明は、第1発明乃至第3発明のうち
のいずれかに記載の構成において、前記遠隔操縦ボック
ス10に配設した電源スイッチ10aがオフの時は、第
2レバー18を第1レバー17から離すようにアクチュ
エータ30を駆動する制御器を備えた構成としたもので
ある。上記構成によれば、エンジン回転数制御を遠隔制
御しないときは、遠隔操縦ボックス10の電源スイッチ
10aをオフにすることにより、アクチュエータ30
は、第2レバー18を第1レバー17から離れたローア
イドリングに相当する位置に戻すので、エンジンはアク
セルペダル5の操作に対応する回転数となる。これによ
り、オペレータが乗車して通常のアクセルペダル5の操
作によりスロットルレバー4aを作動させてエンジン回
転数を低速回転数から最高回転数の範囲内で制御可能と
なる。したがって、電源スイッチ10aのオンにより遠
隔操縦の制御を開始し、電源スイッチ10aのオフによ
り遠隔操縦を解除することができ、運転席でアクセルペ
ダル5によるエンジン回転数の制御とオペレータが降車
して遠隔操縦による荷役作業が簡単な構成で行うことが
できる。
のいずれかに記載の構成において、前記遠隔操縦ボック
ス10に配設した電源スイッチ10aがオフの時は、第
2レバー18を第1レバー17から離すようにアクチュ
エータ30を駆動する制御器を備えた構成としたもので
ある。上記構成によれば、エンジン回転数制御を遠隔制
御しないときは、遠隔操縦ボックス10の電源スイッチ
10aをオフにすることにより、アクチュエータ30
は、第2レバー18を第1レバー17から離れたローア
イドリングに相当する位置に戻すので、エンジンはアク
セルペダル5の操作に対応する回転数となる。これによ
り、オペレータが乗車して通常のアクセルペダル5の操
作によりスロットルレバー4aを作動させてエンジン回
転数を低速回転数から最高回転数の範囲内で制御可能と
なる。したがって、電源スイッチ10aのオンにより遠
隔操縦の制御を開始し、電源スイッチ10aのオフによ
り遠隔操縦を解除することができ、運転席でアクセルペ
ダル5によるエンジン回転数の制御とオペレータが降車
して遠隔操縦による荷役作業が簡単な構成で行うことが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るフォークリフ
トの遠隔操縦装置の第1実施形態について、図1乃至図
3により説明する。図1はフォークリフト1の側面図を
示し、図2はフォークリフトの遠隔操縦装置を示し、図
3はアクチュエータの制御器を示す。先ず、図1に示す
フォークリフト1の車体3にはヘッドガード2を装着し
ている。ヘッドガード2の支柱2aには、詳しくは後述
するアクチュエータボックス30bがボルト等の締付手
段により取付けられている。また、遠隔操縦ボックス1
0は車体3のダッシュボード左側より、図示しないコネ
クタを介してハーネス10fで接続され、ヘッドガード
2の支柱にボルト等の締付手段により取付けられてい
る。図1に示すアクチュエータボックス30b内には、
図2に示すアクチュエータ30を配設しており、アクチ
ュエータ30には、図2に示す第2レバー18に接続す
るケーブル10Aが垂下してある。アクセルペダル5
は、図2に示す第1レバー17からケーブル17Aを介
してエンジン4の噴射ポンプ4Aのスロットルレバー4
aに連結している。エンジン4は、キースイッチ38の
作動により始動するようになっている。車体3の前方に
は、マスト7が図示しないアクチュエータにより前傾又
は後傾自在となつている。このマスト7には、図示しな
いフォークボードを上下に作動自在として配設してあ
り、フォークボードに荷積みする左右一対のフォーク8
が取着してある。
トの遠隔操縦装置の第1実施形態について、図1乃至図
3により説明する。図1はフォークリフト1の側面図を
示し、図2はフォークリフトの遠隔操縦装置を示し、図
3はアクチュエータの制御器を示す。先ず、図1に示す
フォークリフト1の車体3にはヘッドガード2を装着し
ている。ヘッドガード2の支柱2aには、詳しくは後述
するアクチュエータボックス30bがボルト等の締付手
段により取付けられている。また、遠隔操縦ボックス1
0は車体3のダッシュボード左側より、図示しないコネ
クタを介してハーネス10fで接続され、ヘッドガード
2の支柱にボルト等の締付手段により取付けられてい
る。図1に示すアクチュエータボックス30b内には、
図2に示すアクチュエータ30を配設しており、アクチ
ュエータ30には、図2に示す第2レバー18に接続す
るケーブル10Aが垂下してある。アクセルペダル5
は、図2に示す第1レバー17からケーブル17Aを介
してエンジン4の噴射ポンプ4Aのスロットルレバー4
aに連結している。エンジン4は、キースイッチ38の
作動により始動するようになっている。車体3の前方に
は、マスト7が図示しないアクチュエータにより前傾又
は後傾自在となつている。このマスト7には、図示しな
いフォークボードを上下に作動自在として配設してあ
り、フォークボードに荷積みする左右一対のフォーク8
が取着してある。
【0010】次に、図2に示すフォークリフトの遠隔操
縦装置のアクセルペダル5のリンク機構について説明す
る。車体フロア3Aにはブラケット3bを取着してい
る。ブラケット3bは軸受15を固着しており、この軸
受15に嵌着される図示しないブシュにより回動自在な
シヤフト16が挿嵌されている。このシャフト16の一
端側にはローラ16aが回転自在に取着されており、ロ
ーラ16a上にはアクセルペダル5の下面が当接するよ
うになっている。アクセルペダル5は車体フロア3Aに
固着したブラケット3aにピン3dにより回動自在に取
着されている。シヤフト16に連動する第1レバー17
は、ケーブル17Aを介してエンジン4に装着される噴
射ポンプ4Aのスロットルレバー4aに連結している。
車体に固着するブラケット3cには、第2レバー18を
ピン3eにより回動自在に取着している。この第2レバ
ー18には係合部18aが固着されており、第2レバー
18は図示の矢印a方向に回動させることにより、第1
レバー17から離れて後述するリモコン解除となる。矢
印a方向に対して逆方向に第2レバー18を回動させる
ことにより係合部18aが第1レバー17に当接するよ
うになっている。第2レバー18はケーブル10Aを介
してアクチュエータボックス30bに内設したアクチュ
エータ30に接続している。前記シヤフト16および第
1レバー17をエンジンローアイドリング方向に戻すリ
ターンスプリング16bをシヤフト16に掛止してい
る。また、第2レバー18には、リモコン解除方向に戻
すリターンスプリング18bを掛止している。
縦装置のアクセルペダル5のリンク機構について説明す
る。車体フロア3Aにはブラケット3bを取着してい
る。ブラケット3bは軸受15を固着しており、この軸
受15に嵌着される図示しないブシュにより回動自在な
シヤフト16が挿嵌されている。このシャフト16の一
端側にはローラ16aが回転自在に取着されており、ロ
ーラ16a上にはアクセルペダル5の下面が当接するよ
うになっている。アクセルペダル5は車体フロア3Aに
固着したブラケット3aにピン3dにより回動自在に取
着されている。シヤフト16に連動する第1レバー17
は、ケーブル17Aを介してエンジン4に装着される噴
射ポンプ4Aのスロットルレバー4aに連結している。
車体に固着するブラケット3cには、第2レバー18を
ピン3eにより回動自在に取着している。この第2レバ
ー18には係合部18aが固着されており、第2レバー
18は図示の矢印a方向に回動させることにより、第1
レバー17から離れて後述するリモコン解除となる。矢
印a方向に対して逆方向に第2レバー18を回動させる
ことにより係合部18aが第1レバー17に当接するよ
うになっている。第2レバー18はケーブル10Aを介
してアクチュエータボックス30bに内設したアクチュ
エータ30に接続している。前記シヤフト16および第
1レバー17をエンジンローアイドリング方向に戻すリ
ターンスプリング16bをシヤフト16に掛止してい
る。また、第2レバー18には、リモコン解除方向に戻
すリターンスプリング18bを掛止している。
【0011】図2に示すアクセルペダルリンク機構の作
動について説明する。通常のアクセルペダル操作時は、
第1レバー17と第2レバー18とは離間した位置にあ
って、第2レバー18の係合部18aが第1レバー17
に当接しないようにしてある。このため、アクセルペダ
ル5を踏込んだときは、ローラ16aが下向きに押され
シヤフト16が回動し、これに伴って第1レバー17を
回動させる。これにより、アクセルペダル5の踏込み角
に応じて第1レバー17が回動するので、第1レバー1
7はケーブル17Aを介して噴射ポンプ4Aのスロット
ルレバー4aを作動させてエンジン回転数を低速回転数
から最高回転数の範囲内で調整可能である。詳しくは後
述する遠隔操縦時は、アクチュエータ30を駆動してケ
ーブル10Aを引込んで第2レバー18を図示の左側に
回動し、同レバー18の係合部18aを第1レバー17
に当接させて、さらに第2レバー18を回動させると第
1レバー17もこれに伴って回動する。これにより、第
2レバー18を遠隔操作することにより第1レバー17
を回動させて上記と同様にスロットルレバー4aを作動
させてエンジン回転数を低速回転数から最高回転数の範
囲内で調整可能である。
動について説明する。通常のアクセルペダル操作時は、
第1レバー17と第2レバー18とは離間した位置にあ
って、第2レバー18の係合部18aが第1レバー17
に当接しないようにしてある。このため、アクセルペダ
ル5を踏込んだときは、ローラ16aが下向きに押され
シヤフト16が回動し、これに伴って第1レバー17を
回動させる。これにより、アクセルペダル5の踏込み角
に応じて第1レバー17が回動するので、第1レバー1
7はケーブル17Aを介して噴射ポンプ4Aのスロット
ルレバー4aを作動させてエンジン回転数を低速回転数
から最高回転数の範囲内で調整可能である。詳しくは後
述する遠隔操縦時は、アクチュエータ30を駆動してケ
ーブル10Aを引込んで第2レバー18を図示の左側に
回動し、同レバー18の係合部18aを第1レバー17
に当接させて、さらに第2レバー18を回動させると第
1レバー17もこれに伴って回動する。これにより、第
2レバー18を遠隔操作することにより第1レバー17
を回動させて上記と同様にスロットルレバー4aを作動
させてエンジン回転数を低速回転数から最高回転数の範
囲内で調整可能である。
【0012】次に、図2に示すフォークリフトの遠隔操
縦装置について説明する。遠隔操縦ボックス10には、
電源スイッチ10a、エンジン回転数の上げスイッチ1
0bと下げスイッチ10c、およびリレースイッチ回路
等の異常を知らせるエマージェンシーランプ(又はブザ
ー等の警報手段)10hが配設されている。また、フォ
ーク等の作業機のリフト操作を行う操作レバー10j、
及びマストや作業機の前傾または後傾操作を行う操作レ
バー10gが配設されている。
縦装置について説明する。遠隔操縦ボックス10には、
電源スイッチ10a、エンジン回転数の上げスイッチ1
0bと下げスイッチ10c、およびリレースイッチ回路
等の異常を知らせるエマージェンシーランプ(又はブザ
ー等の警報手段)10hが配設されている。また、フォ
ーク等の作業機のリフト操作を行う操作レバー10j、
及びマストや作業機の前傾または後傾操作を行う操作レ
バー10gが配設されている。
【0013】図2に示すエンジン4により駆動される油
圧ポンプ40は、管路40aを介して複数の操作弁4
1,42と接続し、それぞれの操作弁41,42はそれ
ぞれの作業機シリンダ43,44と接続している。図で
は2つの操作弁41,42及び作業機シリンダ43,4
4と接続しているが、作業機の形態によって適宜操作弁
と作業機シリンダの数は増設される。各操作弁41,4
2は、それぞれの操作レバー41a,42aにより切換
え操作が可能であって、それぞれの作業機シリンダ4
3,44のヘッド室またはボトム室に圧油の供給が可能
となっている。また、各操作弁41,42のそれぞれの
ソレノイド部41b,42bは、遠隔操縦ボックス10
とハーネスL20, L21と接続しており、前記操作レバー
10f,10gの操作により、各操作弁41,42の切
換え操作が可能となっている。
圧ポンプ40は、管路40aを介して複数の操作弁4
1,42と接続し、それぞれの操作弁41,42はそれ
ぞれの作業機シリンダ43,44と接続している。図で
は2つの操作弁41,42及び作業機シリンダ43,4
4と接続しているが、作業機の形態によって適宜操作弁
と作業機シリンダの数は増設される。各操作弁41,4
2は、それぞれの操作レバー41a,42aにより切換
え操作が可能であって、それぞれの作業機シリンダ4
3,44のヘッド室またはボトム室に圧油の供給が可能
となっている。また、各操作弁41,42のそれぞれの
ソレノイド部41b,42bは、遠隔操縦ボックス10
とハーネスL20, L21と接続しており、前記操作レバー
10f,10gの操作により、各操作弁41,42の切
換え操作が可能となっている。
【0014】次に、アクチュエータボックス30bに内
設するアクチュエータ30の制御器34aについて、図
2を参照して図3により説明する。アクチュエータ30
は、シヤフト30aを図示に示す左方向または右方向に
直線駆動し、ケーブル10Aを図2に示す矢印c方向に
引込むことによりリモコン制御、または矢印d方向に押
し出すことにりリモコン解除するようになっている。前
述の如く、ケーブル10Aを矢印c方向に引込むことに
より、第2レバー18を回動させて、同レバー18の回
動に伴って係合部18aを第1レバー17に当接し、さ
らに第2レバー18を回動させると第1レバー17もこ
れに伴って回動する。これにより、第2レバー18を遠
隔操作することにより第1レバー17が回動し、スロッ
トルレバー4aを遠隔操作可能となっている。また、ケ
ーブル10Aを矢印d方向に押し出すことにより、リモ
コン解除となり第1レバー17と第2レバー18とは離
間した位置となって、第2レバー18の係合部18aが
第1レバー17に当接しないようにしてある。このた
め、アクセルペダル5を踏込んだときは、ローラ16a
が下向きに押されシヤフト16が回動し、これに伴って
第1レバー17を回動させる。これにより、アクセルペ
ダル5の踏込み角に応じて第1レバー17が回動するの
で、第1レバー17はケーブル17Aを介して噴射ポン
プ4Aのスロットルレバー4aを作動させてエンジン回
転数を低速回転数から最高回転数の範囲内で調整は可能
である。ケーブル10Aを矢印c方向に引込む、あるい
は、矢印d方向に押し出すアクチュエータ30は、以下
の制御器34aおよびエンジン回転数上げ側停止スイッ
チ32,エンジン回転数下げ側停止スイッチ33により
駆動される。
設するアクチュエータ30の制御器34aについて、図
2を参照して図3により説明する。アクチュエータ30
は、シヤフト30aを図示に示す左方向または右方向に
直線駆動し、ケーブル10Aを図2に示す矢印c方向に
引込むことによりリモコン制御、または矢印d方向に押
し出すことにりリモコン解除するようになっている。前
述の如く、ケーブル10Aを矢印c方向に引込むことに
より、第2レバー18を回動させて、同レバー18の回
動に伴って係合部18aを第1レバー17に当接し、さ
らに第2レバー18を回動させると第1レバー17もこ
れに伴って回動する。これにより、第2レバー18を遠
隔操作することにより第1レバー17が回動し、スロッ
トルレバー4aを遠隔操作可能となっている。また、ケ
ーブル10Aを矢印d方向に押し出すことにより、リモ
コン解除となり第1レバー17と第2レバー18とは離
間した位置となって、第2レバー18の係合部18aが
第1レバー17に当接しないようにしてある。このた
め、アクセルペダル5を踏込んだときは、ローラ16a
が下向きに押されシヤフト16が回動し、これに伴って
第1レバー17を回動させる。これにより、アクセルペ
ダル5の踏込み角に応じて第1レバー17が回動するの
で、第1レバー17はケーブル17Aを介して噴射ポン
プ4Aのスロットルレバー4aを作動させてエンジン回
転数を低速回転数から最高回転数の範囲内で調整は可能
である。ケーブル10Aを矢印c方向に引込む、あるい
は、矢印d方向に押し出すアクチュエータ30は、以下
の制御器34aおよびエンジン回転数上げ側停止スイッ
チ32,エンジン回転数下げ側停止スイッチ33により
駆動される。
【0015】アクチュエータ30には、エンジン回転数
上げ側の停止位置を検知し、アクチュエータ30への通
電を遮断するエンジン回転数上げ側停止スイッチ32
(以下、第1リミットスイッチ32と言う。)と、エン
ジン回転数下げ側の停止位置を検知し、アクチュエータ
30への通電を遮断するエンジン回転数下げ側停止スイ
ッチ33(以下、第2リミットスイッチ33と言う。)
とを備えている。シヤフト30aには鉄片31が固着し
ており、シヤフト30aの直線駆動により鉄片31が、
前記第1リミットスイッチ32または第2リミットスイ
ッチ33に接近したときにアクチュエータ30を停止す
るようになっている。第1リミットスイッチ32および
第2リミットスイッチ33は、ノーマルクローズのスイ
ッチとしている。
上げ側の停止位置を検知し、アクチュエータ30への通
電を遮断するエンジン回転数上げ側停止スイッチ32
(以下、第1リミットスイッチ32と言う。)と、エン
ジン回転数下げ側の停止位置を検知し、アクチュエータ
30への通電を遮断するエンジン回転数下げ側停止スイ
ッチ33(以下、第2リミットスイッチ33と言う。)
とを備えている。シヤフト30aには鉄片31が固着し
ており、シヤフト30aの直線駆動により鉄片31が、
前記第1リミットスイッチ32または第2リミットスイ
ッチ33に接近したときにアクチュエータ30を停止す
るようになっている。第1リミットスイッチ32および
第2リミットスイッチ33は、ノーマルクローズのスイ
ッチとしている。
【0016】前記第1リミットスイッチ32の一端側端
子はハーネスL4 を介して第1リレースイッチ94のコ
イル34Cの一端側端子と接続し、コイル34Cの他端
側端子はハーネスL8 を介してエンジン回転数上げスイ
ッチ10bの一端側端子と接続している。第1リミット
スイッチ32の他端側端子と第2リミットスイッチ33
の一端側端子はハーネスL5 を介して第 1リレースイッ
チ34のb接端子34B及び第2リレースイッチ35の
b接端子35Bと接続すると共に、アースされている。
第2リミットスイッチ33の他端側端子はハーネスL3
を介して第2リレースイッチ35のコイル35Cの一端
側端子と接続し、コイル35Cの他端側端子はハーネス
L9 を介してエンジン回転数下げスイッチ10cの一端
側端子と接続している。第1リレースイッチ34および
第2リレースイッチ35は、通電されていないときは、
ノーマルクローズのスイッチからなっている。
子はハーネスL4 を介して第1リレースイッチ94のコ
イル34Cの一端側端子と接続し、コイル34Cの他端
側端子はハーネスL8 を介してエンジン回転数上げスイ
ッチ10bの一端側端子と接続している。第1リミット
スイッチ32の他端側端子と第2リミットスイッチ33
の一端側端子はハーネスL5 を介して第 1リレースイッ
チ34のb接端子34B及び第2リレースイッチ35の
b接端子35Bと接続すると共に、アースされている。
第2リミットスイッチ33の他端側端子はハーネスL3
を介して第2リレースイッチ35のコイル35Cの一端
側端子と接続し、コイル35Cの他端側端子はハーネス
L9 を介してエンジン回転数下げスイッチ10cの一端
側端子と接続している。第1リレースイッチ34および
第2リレースイッチ35は、通電されていないときは、
ノーマルクローズのスイッチからなっている。
【0017】電源39と接続するキースイッチ38をオ
ン作動することにより、電力が各リレースイッチ34,
35,36,37に供給されて作動可能状態となる。ア
クチュエータ30の一端側の入力端子は、ハーネスL2
を介して第1リレースイッチ34のコモン端子と接続
し、他端側の入力端子は、ハーネスL1 を介して第2リ
レースイッチ35のコモン端子と接続している。
ン作動することにより、電力が各リレースイッチ34,
35,36,37に供給されて作動可能状態となる。ア
クチュエータ30の一端側の入力端子は、ハーネスL2
を介して第1リレースイッチ34のコモン端子と接続
し、他端側の入力端子は、ハーネスL1 を介して第2リ
レースイッチ35のコモン端子と接続している。
【0018】第3リレースイッチ36のコイル36Cの
一端側端子はアースされ、他端側端子は、ハーネスL10
を介して電源スイッチ10aの一端側端子と接続してい
る。第3リレースイッチ36のコモン端子および第4リ
レースイッチのコモン端子はハーネスL6 を介して電源
スイッチ10aの他端側端子と接続している。第3リレ
ースイッチ36A接端子はハーネスL11を介して前記上
げスイッチ10bおよび下げスイッチ10cのそれぞれ
の他端側端子と接続している。第4リレースイッチ37
のb接端子37BはハーネスL13,L9 を介して前記下
げスイッチ10cの一端側端子と接続している。
一端側端子はアースされ、他端側端子は、ハーネスL10
を介して電源スイッチ10aの一端側端子と接続してい
る。第3リレースイッチ36のコモン端子および第4リ
レースイッチのコモン端子はハーネスL6 を介して電源
スイッチ10aの他端側端子と接続している。第3リレ
ースイッチ36A接端子はハーネスL11を介して前記上
げスイッチ10bおよび下げスイッチ10cのそれぞれ
の他端側端子と接続している。第4リレースイッチ37
のb接端子37BはハーネスL13,L9 を介して前記下
げスイッチ10cの一端側端子と接続している。
【0019】図3のアクチュエータ30の作動について
図2を参照して説明する。先ず、電源スイッチ10aを
オンして、次いで上げスイッチ10bをオンした場合
は、第1リレースイッチ34のコイル34Cが励磁さ
れ、同スイッチ34のa接端子34Aがオンとなる。こ
れにより、ハーネスL2 を介してアクチュエータ30に
通電され、アクチュエータ30がシヤフト30aを駆動
してケーブル10Aを引込んでエンジン回転数を上げる
制御が行われる。このシヤフト30aに固着する鉄片3
1が第1リミットスイッチ32に接触したときに、第1
リミットスイッチ32がオフとなり、アクチュエータ3
0は前記コイル34Cが消磁して第1リレースイッチ3
4のa接端子34Aがオフとなり通電されず、駆動停止
となるので、エンジンは遠隔操縦により所定の最高回転
数までの制御が可能となる。
図2を参照して説明する。先ず、電源スイッチ10aを
オンして、次いで上げスイッチ10bをオンした場合
は、第1リレースイッチ34のコイル34Cが励磁さ
れ、同スイッチ34のa接端子34Aがオンとなる。こ
れにより、ハーネスL2 を介してアクチュエータ30に
通電され、アクチュエータ30がシヤフト30aを駆動
してケーブル10Aを引込んでエンジン回転数を上げる
制御が行われる。このシヤフト30aに固着する鉄片3
1が第1リミットスイッチ32に接触したときに、第1
リミットスイッチ32がオフとなり、アクチュエータ3
0は前記コイル34Cが消磁して第1リレースイッチ3
4のa接端子34Aがオフとなり通電されず、駆動停止
となるので、エンジンは遠隔操縦により所定の最高回転
数までの制御が可能となる。
【0020】電源スイッチ10aをオンして、次いで下
げスイッチ10cをオンした場合は、第2リレースイッ
チ35のコイル35Cが励磁され、同スイッチ35のa
接端子35Aがオンとなる。これにより、ハーネスL1
を介してアクチュエータ30に通電され、アクチュエー
タ30がシヤフト30aを駆動してケーブル10Aを、
押し出してエンジン回転数を下げる制御が行われる。こ
のシヤフト30aに固着する鉄片31が第2リミットス
イッチ33に接触したときに、第2リミットスイッチ3
3がオフとなり、アクチュエータ30は前記コイル35
Cが消磁して第2リレースイッチ35のa接端子35A
がオフとなり通電されず、駆動停止となるので、エンジ
ンは遠隔操縦により所定の低速回転数までの制御が可能
となる。
げスイッチ10cをオンした場合は、第2リレースイッ
チ35のコイル35Cが励磁され、同スイッチ35のa
接端子35Aがオンとなる。これにより、ハーネスL1
を介してアクチュエータ30に通電され、アクチュエー
タ30がシヤフト30aを駆動してケーブル10Aを、
押し出してエンジン回転数を下げる制御が行われる。こ
のシヤフト30aに固着する鉄片31が第2リミットス
イッチ33に接触したときに、第2リミットスイッチ3
3がオフとなり、アクチュエータ30は前記コイル35
Cが消磁して第2リレースイッチ35のa接端子35A
がオフとなり通電されず、駆動停止となるので、エンジ
ンは遠隔操縦により所定の低速回転数までの制御が可能
となる。
【0021】次に、キースイッチ38オンの状態で電源
スイッチ10aをオフにした場合は、電力はハーネスL
14から第4リレースイッチ37のb接端子を通って、ハ
ーネスL9 から第2リレースイッチ35のコイル35C
を介してハーネスL3 から第2リミットスイッチ33を
通ってハーネスL5 がアースに接続される。これによ
り、第2リミットスイッチ35のコイル35Cが励磁
し、第2リレースイッチ35はa接端子35Aがオンと
なり、電源39からの電力が第2リレースイッチ35の
a接端子35AからハーネスL1 を介してアクチュエー
タ30に供給される。したがって、アクチュエータ30
は、シヤフトを図示の左方向に駆動させて、鉄片31が
第2リミットスイッチ33に接触するまで駆動させる。
そして、鉄片31が第2リミットスイッチ33に接触し
た位置で、第2リミットスイッチ33がオフとなり、前
記第2リレースイッチ35のコイル35Cが消磁し、同
スイッチ35のa接端子がオフとなるので、アクチュエ
ータ30には電力が供給されず、駆動停止となる。この
アクチュエータ30が駆動停止した位置がエンジンロー
アイドリング位置となるようにしてある。したがって、
電源スイッチ10aをオフにしたときは、常にアクチュ
エータ30は、エンジン下げ位置(ローアイドリング位
置)にするまで駆動して停止するので、リモコン操作か
ら運転席のアクセルペダル5操作に切換えたときのエン
ジン回転数の制御が常にエンジンローアイドリングの状
態から開始することができるので、アクセルペダル5の
操作性が良い。
スイッチ10aをオフにした場合は、電力はハーネスL
14から第4リレースイッチ37のb接端子を通って、ハ
ーネスL9 から第2リレースイッチ35のコイル35C
を介してハーネスL3 から第2リミットスイッチ33を
通ってハーネスL5 がアースに接続される。これによ
り、第2リミットスイッチ35のコイル35Cが励磁
し、第2リレースイッチ35はa接端子35Aがオンと
なり、電源39からの電力が第2リレースイッチ35の
a接端子35AからハーネスL1 を介してアクチュエー
タ30に供給される。したがって、アクチュエータ30
は、シヤフトを図示の左方向に駆動させて、鉄片31が
第2リミットスイッチ33に接触するまで駆動させる。
そして、鉄片31が第2リミットスイッチ33に接触し
た位置で、第2リミットスイッチ33がオフとなり、前
記第2リレースイッチ35のコイル35Cが消磁し、同
スイッチ35のa接端子がオフとなるので、アクチュエ
ータ30には電力が供給されず、駆動停止となる。この
アクチュエータ30が駆動停止した位置がエンジンロー
アイドリング位置となるようにしてある。したがって、
電源スイッチ10aをオフにしたときは、常にアクチュ
エータ30は、エンジン下げ位置(ローアイドリング位
置)にするまで駆動して停止するので、リモコン操作か
ら運転席のアクセルペダル5操作に切換えたときのエン
ジン回転数の制御が常にエンジンローアイドリングの状
態から開始することができるので、アクセルペダル5の
操作性が良い。
【0022】次に、本発明に係るフォークリフトの遠隔
操縦装置の第2実施形態について、図4により説明す
る。図1乃至図3で説明したフォークリフトの遠隔制御
装置と基本構成は同じであり、同一符号を付したものは
同一機能を有するので、ここでは説明は省略し、異なる
構成部品についてのみ説明する。図4に示す遠隔操縦ボ
ックス10は、アクチュエータ30を内設しており、ア
クチュエータ30はケーブル10Aを介して第2レバー
18と接続しており、同レバー18を回動させる。遠隔
操縦ボックス10には、電源スイッチ10a、エンジン
回転数の上げスイッチ10bと下げスイッチ10c、お
よびリレースイッチ回路等の異常を知らせるエマージェ
ンシーランプ(又はブザー等の警報手段)10hが配設
されている。また、フォーク等の作業機のリフト操作を
行う操作レバー10j、及びマストや作業機の前傾また
は後傾操作を行う操作レバー10gが配設されている。
この遠隔操縦ボックス10は、図1に示すヘッドガード
2の支柱2a,あるいは車体3にボルト等の締付手段に
より取付けられている。このような構成によれば、遠隔
操縦ボックス10内に遠隔操縦に必要な全ての制御器等
を配設することにより、前述の第1実施形態に対して部
品点数を削減することができる。これ以外は、同一機能
を有する。
操縦装置の第2実施形態について、図4により説明す
る。図1乃至図3で説明したフォークリフトの遠隔制御
装置と基本構成は同じであり、同一符号を付したものは
同一機能を有するので、ここでは説明は省略し、異なる
構成部品についてのみ説明する。図4に示す遠隔操縦ボ
ックス10は、アクチュエータ30を内設しており、ア
クチュエータ30はケーブル10Aを介して第2レバー
18と接続しており、同レバー18を回動させる。遠隔
操縦ボックス10には、電源スイッチ10a、エンジン
回転数の上げスイッチ10bと下げスイッチ10c、お
よびリレースイッチ回路等の異常を知らせるエマージェ
ンシーランプ(又はブザー等の警報手段)10hが配設
されている。また、フォーク等の作業機のリフト操作を
行う操作レバー10j、及びマストや作業機の前傾また
は後傾操作を行う操作レバー10gが配設されている。
この遠隔操縦ボックス10は、図1に示すヘッドガード
2の支柱2a,あるいは車体3にボルト等の締付手段に
より取付けられている。このような構成によれば、遠隔
操縦ボックス10内に遠隔操縦に必要な全ての制御器等
を配設することにより、前述の第1実施形態に対して部
品点数を削減することができる。これ以外は、同一機能
を有する。
【0023】本発明のフォークリフトの遠隔制御装置に
よれば、遠隔操縦ボックス10からのリモート信号によ
りアクチュエータ30を駆動して第2レバー18を回動
させ、第2レバー18を介してアクセルペダル5に連動
する第1レバー17を回動させる。これにより、第1レ
バー17がエンジン噴射ポンプ4Aのスロットルレバー
4aを作動してエンジン回転数を低速回転数から最高回
転数の範囲内で制御可能としている。運転席でのアクセ
ルペダル操作時は、第2レバー18は作動せず、第1レ
バー17を回動させてエンジン噴射ポンプ4Aのスロッ
トルレバー4aを作動してエンジン回転数を制御するよ
うになっており、遠隔操縦ボックスによるエンジン回転
数制御時は、第2レバー18の回動角に応じて第1レバ
ー17が連動して作動するようにしたリンク機構を採用
したので、アクセルペダルによるエンジン回転数の制御
と遠隔操縦によるエンジン回転数の制御を簡単な構造で
切換え可能とし製作コストも低減できる。また、フォー
クリフトの運転席での操作と降車して遠隔操縦によるエ
ンジン回転数の制御及び作業機のリフト操作を行って、
フォークへの荷積み作業を一人のオペレータにより行う
ことができるので、省力化を図ることができる。
よれば、遠隔操縦ボックス10からのリモート信号によ
りアクチュエータ30を駆動して第2レバー18を回動
させ、第2レバー18を介してアクセルペダル5に連動
する第1レバー17を回動させる。これにより、第1レ
バー17がエンジン噴射ポンプ4Aのスロットルレバー
4aを作動してエンジン回転数を低速回転数から最高回
転数の範囲内で制御可能としている。運転席でのアクセ
ルペダル操作時は、第2レバー18は作動せず、第1レ
バー17を回動させてエンジン噴射ポンプ4Aのスロッ
トルレバー4aを作動してエンジン回転数を制御するよ
うになっており、遠隔操縦ボックスによるエンジン回転
数制御時は、第2レバー18の回動角に応じて第1レバ
ー17が連動して作動するようにしたリンク機構を採用
したので、アクセルペダルによるエンジン回転数の制御
と遠隔操縦によるエンジン回転数の制御を簡単な構造で
切換え可能とし製作コストも低減できる。また、フォー
クリフトの運転席での操作と降車して遠隔操縦によるエ
ンジン回転数の制御及び作業機のリフト操作を行って、
フォークへの荷積み作業を一人のオペレータにより行う
ことができるので、省力化を図ることができる。
【0024】さらに、エンジン回転数の上げスイッチ1
0bを操作している間アクチュエータ30が駆動してエ
ンジン回転数が上がり、第1リミットスイッチ32がオ
ン作動したときにアクチュエータ30の駆動を停止する
ようにしたので、遠隔操縦時に所定のエンジン回転数に
制御でき、遠隔操作性が向上する。さらにまた、第2リ
ミットスイッチ33のオン・オフにより確実にエンジン
をローアイドリング位置になるようにアクチュエータ3
0の駆動停止が行うことができる。したがって、再度エ
ンジンの回転数を上げるときにローアイドル位置から操
作できるので、作業機のリフト操作等を行う時の操作性
が良い。
0bを操作している間アクチュエータ30が駆動してエ
ンジン回転数が上がり、第1リミットスイッチ32がオ
ン作動したときにアクチュエータ30の駆動を停止する
ようにしたので、遠隔操縦時に所定のエンジン回転数に
制御でき、遠隔操作性が向上する。さらにまた、第2リ
ミットスイッチ33のオン・オフにより確実にエンジン
をローアイドリング位置になるようにアクチュエータ3
0の駆動停止が行うことができる。したがって、再度エ
ンジンの回転数を上げるときにローアイドル位置から操
作できるので、作業機のリフト操作等を行う時の操作性
が良い。
【0025】そして、エンジン回転数制御を遠隔制御し
ないときは、遠隔操縦ボックス10の電源スイッチ10
aをオフにすることにより、アクチュエータ30は、第
2レバー18を第1レバー17から離れたローアイドリ
ングに相当する位置に戻すので、エンジンはアクセルペ
ダル5の操作に対応する回転数となる。これにより、オ
ペレータが乗車して通常のアクセルペダル5の操作によ
りスロットルレバー4aを作動させてエンジン回転数を
低速回転数から最高回転数の範囲内で制御可能となる。
したがって、電源スイッチ10aのオンにより遠隔操縦
の制御を開始し、電源スイッチ10aのオフにより遠隔
操縦を解除することができ、運転席でアクセルペダルに
よるエンジン回転数の制御とオペレータが降車して遠隔
操縦による荷役作業が簡単な構成で行うことができる。
ないときは、遠隔操縦ボックス10の電源スイッチ10
aをオフにすることにより、アクチュエータ30は、第
2レバー18を第1レバー17から離れたローアイドリ
ングに相当する位置に戻すので、エンジンはアクセルペ
ダル5の操作に対応する回転数となる。これにより、オ
ペレータが乗車して通常のアクセルペダル5の操作によ
りスロットルレバー4aを作動させてエンジン回転数を
低速回転数から最高回転数の範囲内で制御可能となる。
したがって、電源スイッチ10aのオンにより遠隔操縦
の制御を開始し、電源スイッチ10aのオフにより遠隔
操縦を解除することができ、運転席でアクセルペダルに
よるエンジン回転数の制御とオペレータが降車して遠隔
操縦による荷役作業が簡単な構成で行うことができる。
【0026】本発明のフォークリフトの遠隔操縦装置
は、噴射ポンプのスロットルレバーに接続される第1レ
バーに第2レバーをリモコン操作で当接して、第1レバ
ーを回動させることにより、前述の如くエンジン回転数
をリモコン制御することを要旨としており、図3にて説
明したリレースイッチ回路等の制御器34a以外の制御
器にも適用でき、同様の効果を得られることは言うまで
もない。
は、噴射ポンプのスロットルレバーに接続される第1レ
バーに第2レバーをリモコン操作で当接して、第1レバ
ーを回動させることにより、前述の如くエンジン回転数
をリモコン制御することを要旨としており、図3にて説
明したリレースイッチ回路等の制御器34a以外の制御
器にも適用でき、同様の効果を得られることは言うまで
もない。
【図1】本発明に係るフォークリフトの側面図である。
【図2】同、第1実施形態のフォークリフトの遠隔操縦
装置を説明する図である。
装置を説明する図である。
【図3】同、第1実施形態のアクチュエータと制御器を
説明する図である。
説明する図である。
【図4】同、第2実施形態のフォークリフトの遠隔操縦
装置を説明する図である。
装置を説明する図である。
1…フォークリフト、2…ヘッドガード、2a…支柱、
3…車体、4…エンジン、4A…噴射ポンプ、4a…ス
ロツトルレバー、5…アクセルペダル、10…遠隔操縦
ボックス、10A…ケーブル、10a…電源スイッチ、
10b…エンジン回転数上げスイッチ、10c…エンジ
ン回転数下げスイッチ、17…第1レバー(アクセルレ
バー)、18…第2レバー(リモコンレバー)、18a
…係合部(第2レバー)、30…アクチュエータ、32
…エンジン回転数上げ側停止スイッチ(第1リミットス
イッチ)、33…エンジン回転数下げ側停止スイッチ
(第2リミットスイッチ)、34a…制御器、34…第
1リレースイッチ、35…第2リレースイッチ、36…
第3リレースイッチ、37…第4リレースイッチ、38
…キースイッチ、39…電源。
3…車体、4…エンジン、4A…噴射ポンプ、4a…ス
ロツトルレバー、5…アクセルペダル、10…遠隔操縦
ボックス、10A…ケーブル、10a…電源スイッチ、
10b…エンジン回転数上げスイッチ、10c…エンジ
ン回転数下げスイッチ、17…第1レバー(アクセルレ
バー)、18…第2レバー(リモコンレバー)、18a
…係合部(第2レバー)、30…アクチュエータ、32
…エンジン回転数上げ側停止スイッチ(第1リミットス
イッチ)、33…エンジン回転数下げ側停止スイッチ
(第2リミットスイッチ)、34a…制御器、34…第
1リレースイッチ、35…第2リレースイッチ、36…
第3リレースイッチ、37…第4リレースイッチ、38
…キースイッチ、39…電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D044 AA21 AB08 AC16 AC41 AD06 AD12 AE01 3F333 AA02 AB13 CA21 FA02 FA31 FE03 FE08 3G060 AA08 BA04 BA17 CA01 CB03 CB06 CB07 DA00 FA01 FA06 GA02 3G065 BA04 CA00 CA22 DA04 DA14 EA10 FA06 FA07 GA46 JA04 JA09 JA11 JA14 KA05 KA29
Claims (4)
- 【請求項1】 フォークリフトのフォーク等の作業機に
荷を積込む時にアクセルペダル以外の遠隔制御信号によ
り、噴射ポンプのスロットルレバーを作動させてエンジ
ン回転数の増減制御を行うフォークリフトの遠隔制御装
置において、 アクセルペダル(5) の操作に伴って回動し、噴射ポンプ
(4A)のスロットルレバー(4a)を回動させる第1レバー(1
7)と、 アクチュエータ(30)の駆動により所定の角度回動させる
と第1レバー(17)と当接し、この所定角度以上回動させ
ると第1レバー(17)と連動するスロットルレバー(4a)を
回動させる第2レバー(18)とを有し、 前記アクチュエータ(30)は、遠隔操縦ボックス(10)から
のリモート信号により駆動されて前記第2レバー(18)を
所定の角度回動し前記第1レバー(17)に連動するスロッ
トルレバー(4a)を回動させてエンジンを低速回転数から
最高回転数の間に制御することを特徴とするフォークリ
フトの遠隔制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のフォークリフトの遠隔制
御装置において、 エンジン回転数の増減を制御する上げスイッチ(10b) 及
び下げスイッチ(10c)を配設した遠隔操縦ボックス(10)
と、 遠隔操縦ボックス(10)のオン作動に基づいて駆動され、
エンジン噴射ポンプ(4A)のスロットルレバー(4a)を回動
させてエンジン回転数をそれぞれ増加あるいは減少させ
る制御をするアクチュエータ(30)と、 エンジンの所定の最高回転数に対応する位置にあること
を検出する第1リミットスイッチ(32)、および、エンジ
ンの所定の低速回転数に対応する位置にあることを検出
する第2リミットスイッチ(33)と、 第1リミットスイッチ(32)がオンのとき、上げスイッチ
(10b) を操作している間、アクチュエータ(30)を駆動し
てスロットルレバー(4a)をエンジン回転数が上がる方向
に作動させると共に、その駆動中に第1リミットスイッ
チ(32)がオフ作動したときにはアクチュエータ(30)の駆
動を停止させる制御器とを備えたことを特徴とするフォ
ークリフトの遠隔制御装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のフォークリフト
の遠隔制御装置において、前記第2リミットスイッチ(3
3)がオンのときで、下げスイッチ(10c) を操作している
間にアクチュエータ(30)を駆動してスロットルレバー(4
a)をエンジン回転数が下がる方向に作動させると共に、
この駆動中に第2リミットスイッチ(33)がオフ作動した
ときにはアクチュエータ(30)の駆動を停止させる制御器
を備えたことを特徴とするフォークリフトの遠隔制御装
置。 - 【請求項4】 請求項1または2記載のフォークリフト
の遠隔制御装置において、 前記遠隔操縦ボックス(10)に配設した電源スイッチ(10
a) がオフの時は、第2レバー(18)を第1レバー(17)か
ら離すようにアクチュエータ(30)を駆動する制御器を備
えたことを特徴とするフォークリフトの遠隔制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10375925A JP2000186582A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | フォ―クリフトの遠隔制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10375925A JP2000186582A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | フォ―クリフトの遠隔制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000186582A true JP2000186582A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18506284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10375925A Pending JP2000186582A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | フォ―クリフトの遠隔制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000186582A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003041541A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-13 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 清掃車用遠隔操作装置及び清掃車 |
CN104816688A (zh) * | 2015-04-22 | 2015-08-05 | 徐州重型机械有限公司 | 一种总线油门及其控制方法 |
CN106150705A (zh) * | 2016-08-22 | 2016-11-23 | 上海交通大学 | 手自一体油门控制装置及使用方法 |
CN109989837A (zh) * | 2017-12-29 | 2019-07-09 | 陕西重型汽车有限公司 | 双远程油门控制装置 |
WO2020202783A1 (ja) * | 2019-04-04 | 2020-10-08 | コベルコ建機株式会社 | 作業機械用操作機構、及び、それを備えた作業機械 |
US20210300742A1 (en) * | 2020-03-27 | 2021-09-30 | Jungheinrich Aktiengesellschaft | Device and method for remotely controlling an industrial truck |
-
1998
- 1998-12-18 JP JP10375925A patent/JP2000186582A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN106150705B (zh) * | 2016-08-22 | 2020-11-17 | 上海交通大学 | 手自一体油门控制装置及使用方法 |
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JP2020170395A (ja) * | 2019-04-04 | 2020-10-15 | コベルコ建機株式会社 | 作業機械用操作機構、及び、それを備えた作業機械 |
JP7360581B2 (ja) | 2019-04-04 | 2023-10-13 | コベルコ建機株式会社 | 作業機械用操作機構、及び、それを備えた作業機械 |
US20210300742A1 (en) * | 2020-03-27 | 2021-09-30 | Jungheinrich Aktiengesellschaft | Device and method for remotely controlling an industrial truck |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050401 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050726 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060117 |