JP2000186521A - 自動車エンジンの潤滑油等の給排タンク - Google Patents
自動車エンジンの潤滑油等の給排タンクInfo
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- JP2000186521A JP2000186521A JP10376340A JP37634098A JP2000186521A JP 2000186521 A JP2000186521 A JP 2000186521A JP 10376340 A JP10376340 A JP 10376340A JP 37634098 A JP37634098 A JP 37634098A JP 2000186521 A JP2000186521 A JP 2000186521A
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- Japan
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- tank
- port
- pressure
- lubricating oil
- discharge
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マニアルバルブの切り換え操作をするだけ
で、タンク内の加圧と減圧(タンク内の潤滑油等の排出
と吸入)を行うことの出来る給排タンクを提供する。 【構成】 主操作口61と副操作口62、及び連結口63、6
4、65を有し、これらが操作ハンドル66により開閉する
形式のマニアルバルブ6の、主操作口61にエアコンプレ
ッサを接続すると共に、副操作口62を耐圧タンク1の送
込口9に接続し、更に連結口63と64を真空エジェクタ7
に接続すると共に連結口65をその吸引ノズル72に接続し
て加減圧手段を構成した。
で、タンク内の加圧と減圧(タンク内の潤滑油等の排出
と吸入)を行うことの出来る給排タンクを提供する。 【構成】 主操作口61と副操作口62、及び連結口63、6
4、65を有し、これらが操作ハンドル66により開閉する
形式のマニアルバルブ6の、主操作口61にエアコンプレ
ッサを接続すると共に、副操作口62を耐圧タンク1の送
込口9に接続し、更に連結口63と64を真空エジェクタ7
に接続すると共に連結口65をその吸引ノズル72に接続し
て加減圧手段を構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として自動車のエン
ジンから排出される冷却水や潤滑油を捕集したり、エン
ジンに新たな冷却水や潤滑油を供給するタンクに関する
ものである。
ジンから排出される冷却水や潤滑油を捕集したり、エン
ジンに新たな冷却水や潤滑油を供給するタンクに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンには数リットル〜数十
リットルの冷却水が入れられている。この冷却水は、季
節の変わり目などにはエンジンから抜き出されて、新た
な季節に合ったものと交換される。又、エンジンを補修
する際などには一時的に抜き出されて、それが終了した
ところで元に戻される。自動車のエンジンやデファレン
シャルギヤボックスには数リットル〜数十リットルの潤
滑油が入れられている。この潤滑油もエンジンを補修す
る際などには一時的に抜き出されて、それが終了したと
ころで元に戻される。又、自動車を作動させると、エン
ジンやデファレンシャルギヤボックスの中では燃料の不
完全燃焼や摺動部分の摩耗によってカーボンや金属粉等
が僅かずつ生じて潤滑油に混入して、潤滑油の潤滑性が
次第に損なわれ、却って摺動部分の摩耗を速めるように
なる。そのため、自動車のエンジンやデファレンシャル
ギヤボックス等の底部には抜出口が形成されていて、潤
滑油の汚れが一定の程度に達する度に、または一定期間
が経過する度にこれを廃油として抜き出して、新たなも
のと交換するようになっている。
リットルの冷却水が入れられている。この冷却水は、季
節の変わり目などにはエンジンから抜き出されて、新た
な季節に合ったものと交換される。又、エンジンを補修
する際などには一時的に抜き出されて、それが終了した
ところで元に戻される。自動車のエンジンやデファレン
シャルギヤボックスには数リットル〜数十リットルの潤
滑油が入れられている。この潤滑油もエンジンを補修す
る際などには一時的に抜き出されて、それが終了したと
ころで元に戻される。又、自動車を作動させると、エン
ジンやデファレンシャルギヤボックスの中では燃料の不
完全燃焼や摺動部分の摩耗によってカーボンや金属粉等
が僅かずつ生じて潤滑油に混入して、潤滑油の潤滑性が
次第に損なわれ、却って摺動部分の摩耗を速めるように
なる。そのため、自動車のエンジンやデファレンシャル
ギヤボックス等の底部には抜出口が形成されていて、潤
滑油の汚れが一定の程度に達する度に、または一定期間
が経過する度にこれを廃油として抜き出して、新たなも
のと交換するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから本
発明者は、天板の最上位に吸排口を取り付けると共に側
面に副吸入口を取り付け、更に加減圧手段を取り付けて
加圧空気を送り込んで内部を加圧したり、内部の空気を
吸引排除して減圧したりすることにより吸排口から潤滑
油等を吸入したり、送り出したりするように構成した貯
溜タンクを発明し、既に特許出願に及んでいる(特願平
9−367749号)。この貯溜タンクは自動車の整備
工場に常備されているコンブレッサにより加減圧手段を
作動させるもので、格別な加減圧装置を必要としない点
で優れているが、吸排口にはボール弁が取り付けられ、
副吸入口には手動弁が取り付けられており、又、加減圧
手段には、加圧経路と減圧経路にそれぞれ手動弁や切換
弁が取り付けられていて、作業目的に応じてこれらの弁
を全て手動操作により開閉しなければならなかったの
で、作業が極めて繁雑で、非能率であった。本発明は、
マニアルバルブの切り換え操作をするだけで、タンク内
の加圧と減圧(タンク内の潤滑油等の排出と吸入)を行
うことの出来る給排タンクを提供することを目的として
いる。
発明者は、天板の最上位に吸排口を取り付けると共に側
面に副吸入口を取り付け、更に加減圧手段を取り付けて
加圧空気を送り込んで内部を加圧したり、内部の空気を
吸引排除して減圧したりすることにより吸排口から潤滑
油等を吸入したり、送り出したりするように構成した貯
溜タンクを発明し、既に特許出願に及んでいる(特願平
9−367749号)。この貯溜タンクは自動車の整備
工場に常備されているコンブレッサにより加減圧手段を
作動させるもので、格別な加減圧装置を必要としない点
で優れているが、吸排口にはボール弁が取り付けられ、
副吸入口には手動弁が取り付けられており、又、加減圧
手段には、加圧経路と減圧経路にそれぞれ手動弁や切換
弁が取り付けられていて、作業目的に応じてこれらの弁
を全て手動操作により開閉しなければならなかったの
で、作業が極めて繁雑で、非能率であった。本発明は、
マニアルバルブの切り換え操作をするだけで、タンク内
の加圧と減圧(タンク内の潤滑油等の排出と吸入)を行
うことの出来る給排タンクを提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、主操作口61と
副操作口62、及び連結口63、64、65を有し、これらが操
作ハンドル66により開閉する形式のマニアルバルブ6
の、主操作口61にエアコンプレッサを接続すると共に、
副操作口62を耐圧タンク1の送込口9に接続し、更に連
結口63と64を真空エジェクタ7に接続すると共に連結口
65をその吸引ノズル72に接続して加減圧手段を構成した
ことにより上記課題を解決している。
副操作口62、及び連結口63、64、65を有し、これらが操
作ハンドル66により開閉する形式のマニアルバルブ6
の、主操作口61にエアコンプレッサを接続すると共に、
副操作口62を耐圧タンク1の送込口9に接続し、更に連
結口63と64を真空エジェクタ7に接続すると共に連結口
65をその吸引ノズル72に接続して加減圧手段を構成した
ことにより上記課題を解決している。
【0005】
【作用】マニアルバルブ6の操作ハンドル66を加圧側へ
入れとマニアルバルブ6の主操作口61と連結口63が導通
し、副操作口62と連結口64が導通して、エアコンプレッ
サと送込口9が接続された状態となり、耐圧タンク1に
加圧空気が送り込まれる。操作ハンドル66を元の保持位
置へ戻すと、マニアルバルブ6の主操作口61と連結口6
3、及び副操作口62と連結口64の間が閉鎖されて送込口
9が閉じられた状態になる。操作ハンドル66を減圧側へ
入れと、マニアルバルブ6の主操作口61と連結口64が導
通してエアコンプレッサが真空エジェクタ7に導通する
と共に、副操作口62と連結口65が導通して、送込口9が
マニアルバルブ6を介して真空エジェクタ7の吸引ノズ
ル72と導通して耐圧タンク1内の空気が吸引排除され
る。
入れとマニアルバルブ6の主操作口61と連結口63が導通
し、副操作口62と連結口64が導通して、エアコンプレッ
サと送込口9が接続された状態となり、耐圧タンク1に
加圧空気が送り込まれる。操作ハンドル66を元の保持位
置へ戻すと、マニアルバルブ6の主操作口61と連結口6
3、及び副操作口62と連結口64の間が閉鎖されて送込口
9が閉じられた状態になる。操作ハンドル66を減圧側へ
入れと、マニアルバルブ6の主操作口61と連結口64が導
通してエアコンプレッサが真空エジェクタ7に導通する
と共に、副操作口62と連結口65が導通して、送込口9が
マニアルバルブ6を介して真空エジェクタ7の吸引ノズ
ル72と導通して耐圧タンク1内の空気が吸引排除され
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基ずいて具体
的に説明する。先ず、給排タンクの基本的構成を示す。
図中符号1は耐圧タンクであり、この給排タンクの本体
を構成している。この耐圧タンク1には通常のこの種の
タンクと同じくフロートゲージ11が取り付けられてい
て、タンク1内の液面の高さを表示するようになってお
り、底板にはドレンコック12が取り付けられていて、タ
ンク1を空にするときは内容液をドレンコック12から流
し出すようになっている。耐圧タンク1には吸液口3と
排液口4が取り付けられており、両者はカプラ5に接続
されている。このカプラ5の手前にはコック51が取り付
けられていて、これを閉めると耐圧タンク1が機外から
遮断されるようになっている。又、吸液口3には内向き
の逆止弁31が取り付けられていて、耐圧タンク1を減圧
状態にすると、潤滑油等がここから吸入されるようにな
っていると共に、排液口4には外向きの逆止弁41が取り
付けられていて、耐圧タンク1を加圧状態にすると、タ
ンク内の潤滑油等がここから排出されるようになってい
る。尚、排液口4はドレンコック12の上位に取り付けら
れており、タンク1の底面の近くにまで達する導管42が
これに接続されていて、潤滑油等が殆んど無くなるまで
排出されるようになっている。この耐圧タンク1には加
減圧手段が取り付けられていて、これに加圧空気を送り
込んで内部を加圧したり、内部の空気を吸引排除して減
圧したりすることが出来るようになっており、又、圧力
計13と図示しない安全弁が取り付けられていて、タンク
1内の圧力を表示すると共に、それが所定の圧力(例え
ば1.9 kg/cm2)を越えることのないように使用上の安全
が図られている。加減圧手段は、この実施例では補修工
場等に常備されているエアコンプレッサを利用するもの
で、主要部分はマニアルバルブ6と真空エジェクタ7と
から成り、マニアルバルブ6には主操作口61と副操作口
62、及び連結口63、64、65が形成されており、これらが
操作ハンドル66により開閉するようになっている。又、
主操作口61は加圧用フィルタレギュレータ81を介してハ
イカプラ8に連結されていて、図示しないエアコンプレ
ッサに接続することが出来るようになっており、副操作
口62は耐圧タンク1の上板に取り付けられた空気の送込
口9に接続されている。尚、この空気の送込口9は吸込
口と共用されており、これにフロートバルブ91が取り付
けられていて、タンク1内の液面が一定の高さに達する
とこのバルブが閉じて空気の吸引が止まり、潤滑油等が
ここから吸い出されることのないようになっている。連
結口63はフィルタレギュレータ71とチェックバルブ73を
介して真空エジェクタ7に接続されていると共に、連結
口65がこのエジェクタ7の吸引ノズル72に接続されてい
る。又、連結口64も真空エジェクタ7に接続されてい
る。尚、真空エジェクタ7の排出管にはエキゾーストク
リーナ74を取り付け、これをチェックバルブ75を介して
耐圧タンク1に接続して、タンク1を減圧状態にして切
換えコック76をチェックバルブ75側へ開けることによ
り、エキゾーストクリーナ74の底に溜った潤滑油等をタ
ンク1へ戻すようにしてある。
的に説明する。先ず、給排タンクの基本的構成を示す。
図中符号1は耐圧タンクであり、この給排タンクの本体
を構成している。この耐圧タンク1には通常のこの種の
タンクと同じくフロートゲージ11が取り付けられてい
て、タンク1内の液面の高さを表示するようになってお
り、底板にはドレンコック12が取り付けられていて、タ
ンク1を空にするときは内容液をドレンコック12から流
し出すようになっている。耐圧タンク1には吸液口3と
排液口4が取り付けられており、両者はカプラ5に接続
されている。このカプラ5の手前にはコック51が取り付
けられていて、これを閉めると耐圧タンク1が機外から
遮断されるようになっている。又、吸液口3には内向き
の逆止弁31が取り付けられていて、耐圧タンク1を減圧
状態にすると、潤滑油等がここから吸入されるようにな
っていると共に、排液口4には外向きの逆止弁41が取り
付けられていて、耐圧タンク1を加圧状態にすると、タ
ンク内の潤滑油等がここから排出されるようになってい
る。尚、排液口4はドレンコック12の上位に取り付けら
れており、タンク1の底面の近くにまで達する導管42が
これに接続されていて、潤滑油等が殆んど無くなるまで
排出されるようになっている。この耐圧タンク1には加
減圧手段が取り付けられていて、これに加圧空気を送り
込んで内部を加圧したり、内部の空気を吸引排除して減
圧したりすることが出来るようになっており、又、圧力
計13と図示しない安全弁が取り付けられていて、タンク
1内の圧力を表示すると共に、それが所定の圧力(例え
ば1.9 kg/cm2)を越えることのないように使用上の安全
が図られている。加減圧手段は、この実施例では補修工
場等に常備されているエアコンプレッサを利用するもの
で、主要部分はマニアルバルブ6と真空エジェクタ7と
から成り、マニアルバルブ6には主操作口61と副操作口
62、及び連結口63、64、65が形成されており、これらが
操作ハンドル66により開閉するようになっている。又、
主操作口61は加圧用フィルタレギュレータ81を介してハ
イカプラ8に連結されていて、図示しないエアコンプレ
ッサに接続することが出来るようになっており、副操作
口62は耐圧タンク1の上板に取り付けられた空気の送込
口9に接続されている。尚、この空気の送込口9は吸込
口と共用されており、これにフロートバルブ91が取り付
けられていて、タンク1内の液面が一定の高さに達する
とこのバルブが閉じて空気の吸引が止まり、潤滑油等が
ここから吸い出されることのないようになっている。連
結口63はフィルタレギュレータ71とチェックバルブ73を
介して真空エジェクタ7に接続されていると共に、連結
口65がこのエジェクタ7の吸引ノズル72に接続されてい
る。又、連結口64も真空エジェクタ7に接続されてい
る。尚、真空エジェクタ7の排出管にはエキゾーストク
リーナ74を取り付け、これをチェックバルブ75を介して
耐圧タンク1に接続して、タンク1を減圧状態にして切
換えコック76をチェックバルブ75側へ開けることによ
り、エキゾーストクリーナ74の底に溜った潤滑油等をタ
ンク1へ戻すようにしてある。
【0007】耐圧タンク1を加圧するときは、先ずエア
コンプレッサにハイカプラ8を接続して、マニアルバル
ブ6の操作ハンドル66を加圧側へ入れる(図2A)。す
ると、マニアルバルブ6は主操作口61と連結口63が導通
し、副操作口62と連結口64が導通する。そしてこれによ
りエアコンプレッサと送込口9が、加圧用フィルタレギ
ュレータ81→マニアルバルブ6→フィルタレギュレータ
71→チェックバルブ73→マニアルバルブ6を介して導通
する。次に、操作ハンドル66を元の保持位置へ戻すと、
マニアルバルブ6は主操作口61と連結口63、及び副操作
口62と連結口64の間が閉鎖されて送込口9が閉じられた
状態になる(図2B)。尚このとき、コック51を閉める
と、耐圧タンク1は加圧の状態に保たれることとなる。
又、耐圧タンク1内の空気を吸引排除するときは、操作
ハンドル66を減圧側へ入れる(図2C)。するとマニア
ルバルブ6の主操作口61と連結口64が導通し、副操作口
62と連結口65が導通し、エアコンプレッサがマニアルバ
ルブ6を介して真空エジェクタ7に導通すると共に、送
込口9がマニアルバルブ6を介して真空エジェクタ7の
吸引ノズル72と導通して、耐圧タンク1から空気が吸引
排除される。尚、耐圧タンク1が所定の圧力にまで低下
したところで操作ハンドル66を保持位置へ戻し、コック
51を閉めると、耐圧タンク1は減圧の状態に保たれるこ
とゝなる。
コンプレッサにハイカプラ8を接続して、マニアルバル
ブ6の操作ハンドル66を加圧側へ入れる(図2A)。す
ると、マニアルバルブ6は主操作口61と連結口63が導通
し、副操作口62と連結口64が導通する。そしてこれによ
りエアコンプレッサと送込口9が、加圧用フィルタレギ
ュレータ81→マニアルバルブ6→フィルタレギュレータ
71→チェックバルブ73→マニアルバルブ6を介して導通
する。次に、操作ハンドル66を元の保持位置へ戻すと、
マニアルバルブ6は主操作口61と連結口63、及び副操作
口62と連結口64の間が閉鎖されて送込口9が閉じられた
状態になる(図2B)。尚このとき、コック51を閉める
と、耐圧タンク1は加圧の状態に保たれることとなる。
又、耐圧タンク1内の空気を吸引排除するときは、操作
ハンドル66を減圧側へ入れる(図2C)。するとマニア
ルバルブ6の主操作口61と連結口64が導通し、副操作口
62と連結口65が導通し、エアコンプレッサがマニアルバ
ルブ6を介して真空エジェクタ7に導通すると共に、送
込口9がマニアルバルブ6を介して真空エジェクタ7の
吸引ノズル72と導通して、耐圧タンク1から空気が吸引
排除される。尚、耐圧タンク1が所定の圧力にまで低下
したところで操作ハンドル66を保持位置へ戻し、コック
51を閉めると、耐圧タンク1は減圧の状態に保たれるこ
とゝなる。
【0008】図3〜図5は可搬式の給排タンクを示した
もので、耐圧タンク1は容量が20〜100 リットル程度の
縦型のタンクであり、これに車輪21とハンドル22が取り
付けてられていて、床上を走行移動させることが出来る
ようになっている。又、加減圧手段はハンドル22の間に
形成されており、その上部に操作ハンドル66が取り付け
られていて、加減圧(給排液)の操作を容易にしてい
る。
もので、耐圧タンク1は容量が20〜100 リットル程度の
縦型のタンクであり、これに車輪21とハンドル22が取り
付けてられていて、床上を走行移動させることが出来る
ようになっている。又、加減圧手段はハンドル22の間に
形成されており、その上部に操作ハンドル66が取り付け
られていて、加減圧(給排液)の操作を容易にしてい
る。
【0009】耐圧タンク1に貯留されている潤滑油等を
タンクから送り出すときは、先ず、自動車のオイルタン
ク等にカプラ5を接続してコック51を開けると共に、エ
アコンプレッサにハイカプラ8を接続して、マニアルバ
ルブ6の操作ハンドル66を加圧側へ入れる。これによ
り、エアコンプレッサから送り出される加圧空気が送込
口9から耐圧タンク1に送り込まれ、その空気によりタ
ンク1内が加圧されて潤滑油等がカプラ5から押し出さ
れる。
タンクから送り出すときは、先ず、自動車のオイルタン
ク等にカプラ5を接続してコック51を開けると共に、エ
アコンプレッサにハイカプラ8を接続して、マニアルバ
ルブ6の操作ハンドル66を加圧側へ入れる。これによ
り、エアコンプレッサから送り出される加圧空気が送込
口9から耐圧タンク1に送り込まれ、その空気によりタ
ンク1内が加圧されて潤滑油等がカプラ5から押し出さ
れる。
【0010】耐圧タンク1に潤滑油等を吸入するとき
は、先ず、自動車のオイルタンク等にカプラ5を接続し
てコック51を開けると共に、エアコンプレッサにハイカ
プラ8を接続して、マニアルバルブ6の操作ハンドル66
を減圧側へ入れる。するとエアコンプレッサがマニアル
バルブ6を介して真空エジェクタ7に導通すると共に、
送込口9が真空エジェクタ7の吸引ノズル72と導通し
て、耐圧タンク1内の空気が吸引排除される。これによ
り耐圧タンク1は減圧されて、カプラ5から潤滑油等が
吸入される。タンク1内の潤滑油等が次第に増加し、そ
の液面が一定の高さにまで達すると、フロートバルブ91
が閉じてここからの空気の吸引が止まる。
は、先ず、自動車のオイルタンク等にカプラ5を接続し
てコック51を開けると共に、エアコンプレッサにハイカ
プラ8を接続して、マニアルバルブ6の操作ハンドル66
を減圧側へ入れる。するとエアコンプレッサがマニアル
バルブ6を介して真空エジェクタ7に導通すると共に、
送込口9が真空エジェクタ7の吸引ノズル72と導通し
て、耐圧タンク1内の空気が吸引排除される。これによ
り耐圧タンク1は減圧されて、カプラ5から潤滑油等が
吸入される。タンク1内の潤滑油等が次第に増加し、そ
の液面が一定の高さにまで達すると、フロートバルブ91
が閉じてここからの空気の吸引が止まる。
【0011】コック51を締め、エアコンプレッサにハイ
カプラ8を接続して、マニアルバルブ6の操作ハンドル
66を加圧側へ入れる。すると耐圧タンク1は排液口4が
閉められた状態となり、エアコンプレッサから送り込ま
れる加圧空気により、耐圧タンク1内が加圧状態にな
る。そこで操作ハンドル66を元の保持位置へ戻すと、主
操作口61が閉じられたことゝなり、耐圧タンク1は加圧
タンクの状態に保たれることゝなる。同様にして、操作
ハンドル66を減圧側へ入れると、耐圧タンク1は吸液口
3が閉められた状態となり、真空エジェクタ7によりタ
ンク1内の空気が吸引排除されて、耐圧タンク1内が減
圧状態になる。そこで操作ハンドル66を元の保持位置へ
戻すと、連結口64、65が閉じられたことゝなり、耐圧タ
ンク1は減圧タンクの状態に保たれることゝなる。この
状態では吸排タンクは、耐圧タンク1自体が潤滑油等の
送り出し機能や吸引機能を有するものとなり、ハイカプ
ラ8をエアコンプレッサから取り外して、所望の場所で
使用することが出来るものとなる。尚、潤滑油等の吸引
作業を繰り返すことにより、キゾーストクリーナ74の底
には潤滑油等が次第に溜っていく。そこで、耐圧タンク
1を減圧タンクにした状態で切換えコック76をチェック
バルブ75側へ開けることにより、潤滑油等がタンク1へ
吸引される。
カプラ8を接続して、マニアルバルブ6の操作ハンドル
66を加圧側へ入れる。すると耐圧タンク1は排液口4が
閉められた状態となり、エアコンプレッサから送り込ま
れる加圧空気により、耐圧タンク1内が加圧状態にな
る。そこで操作ハンドル66を元の保持位置へ戻すと、主
操作口61が閉じられたことゝなり、耐圧タンク1は加圧
タンクの状態に保たれることゝなる。同様にして、操作
ハンドル66を減圧側へ入れると、耐圧タンク1は吸液口
3が閉められた状態となり、真空エジェクタ7によりタ
ンク1内の空気が吸引排除されて、耐圧タンク1内が減
圧状態になる。そこで操作ハンドル66を元の保持位置へ
戻すと、連結口64、65が閉じられたことゝなり、耐圧タ
ンク1は減圧タンクの状態に保たれることゝなる。この
状態では吸排タンクは、耐圧タンク1自体が潤滑油等の
送り出し機能や吸引機能を有するものとなり、ハイカプ
ラ8をエアコンプレッサから取り外して、所望の場所で
使用することが出来るものとなる。尚、潤滑油等の吸引
作業を繰り返すことにより、キゾーストクリーナ74の底
には潤滑油等が次第に溜っていく。そこで、耐圧タンク
1を減圧タンクにした状態で切換えコック76をチェック
バルブ75側へ開けることにより、潤滑油等がタンク1へ
吸引される。
【0012】図6〜図8は耐圧タンク1の上位に漏斗を
取り付けた一例を示している。この実施例では、耐圧タ
ンク1の上板に受益口32が形成されており、これに漏斗
33が取り付けられていて、エンジン等から流下される潤
滑油等をこれに受けて耐圧タンク1に収容するようにな
っている。漏斗33の中には濾材34が張設されていて、潤
滑油等に混在する固形物を濾別するようになっている。
殊に濾材34は網状の多孔鈑や金網等が用いられていて、
この上に流下する潤滑油等の跳上がりを抑えている。
又、漏斗33の下には手動コック35が取り付けられてい
て、これを閉めると受益口32が閉鎖状態になるようにな
っている。耐圧タンク1に潤滑油等を収容するときは、
潤滑油等が流下する箇所に漏斗33を位置させ、手動コッ
ク35を開いて吸入の操作を行うのである。
取り付けた一例を示している。この実施例では、耐圧タ
ンク1の上板に受益口32が形成されており、これに漏斗
33が取り付けられていて、エンジン等から流下される潤
滑油等をこれに受けて耐圧タンク1に収容するようにな
っている。漏斗33の中には濾材34が張設されていて、潤
滑油等に混在する固形物を濾別するようになっている。
殊に濾材34は網状の多孔鈑や金網等が用いられていて、
この上に流下する潤滑油等の跳上がりを抑えている。
又、漏斗33の下には手動コック35が取り付けられてい
て、これを閉めると受益口32が閉鎖状態になるようにな
っている。耐圧タンク1に潤滑油等を収容するときは、
潤滑油等が流下する箇所に漏斗33を位置させ、手動コッ
ク35を開いて吸入の操作を行うのである。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、容量が20
〜100 リットル程度の耐圧タンクに加減圧手段を取り付
けて、タンクの加圧と減圧を行うことが出来るようにし
たので、潤滑油等を能率良く吸引し、排出することが出
来る。殊に、マニアルバルブの切り換え操作をするだけ
で、耐圧タンク内の加圧と減圧、及び加圧状態と減圧状
態の保持を行うことが出来るので、極めて簡単に、且つ
確実に操作をすることが出来る利点がある。
〜100 リットル程度の耐圧タンクに加減圧手段を取り付
けて、タンクの加圧と減圧を行うことが出来るようにし
たので、潤滑油等を能率良く吸引し、排出することが出
来る。殊に、マニアルバルブの切り換え操作をするだけ
で、耐圧タンク内の加圧と減圧、及び加圧状態と減圧状
態の保持を行うことが出来るので、極めて簡単に、且つ
確実に操作をすることが出来る利点がある。
【図1】本発明に係る自動車エンジンの潤滑油等の給排
タンクの基本構成を示す説明図である。
タンクの基本構成を示す説明図である。
【図2】加減圧手段の作動を示す説明図である。
【図3】給排タンクの一例を示す平面図である。
【図4】同上一部切欠正面図である。
【図5】同上一部切欠側面図である。
【図6】給排タンクの他の一例を示す一部切欠平面図で
ある。
ある。
【図7】同上一部切欠正面図である。
【図8】同上一部切欠側面図である。
1 耐圧タンク 3 吸液口 4 排液口 5 カプラ 6 マニアルバルブ 7 真空エジェクタ 8 ハイカプラ 9 送込口 11 フロートゲージ 12 ドレンコック 13 圧力計 21 車輪 22 ハンドル 31 逆止弁 32 受益口 33 漏斗 34 濾材 35 手動コック 41 逆止弁 42 導管 51 コック 61 主操作口 62 副操作口 63、64、65 連結口 66 操作ハンドル 71 フィルタレギュレータ 72 吸引ノズル 73 チェックバルブ 74 エキゾーストクリーナ 75 チェックバルブ 76 切換えコック 81 フィルタレギュレータ 91 フロートバルブ
Claims (2)
- 【請求項1】 吸液口と排液口、及び空気の送込口が形
成された耐圧タンクに、主操作口と副操作口、及び連結
口63、64、65を有し、これらが操作ハンドルにより開閉
する形式のマニアルバルブの、主操作口にエアコンプレ
ッサを接続するようにすると共に、副操作口を耐圧タン
クの送込口に接続し、更に、連結口63と連結口64を真空
エジェクタに接続すると共に、連結口65をその吸引ノズ
ルに接続して構成した加減圧手段を取り付けたことを特
徴とする自動車エンジンの潤滑油等の給排タンク。 - 【請求項2】 耐圧タンクの上板に受液口を形成して、
これに漏斗を取り付けたことを特徴とする請求項1に記
載の自動車エンジンの潤滑油等の給排タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376340A JP2000186521A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 自動車エンジンの潤滑油等の給排タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376340A JP2000186521A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 自動車エンジンの潤滑油等の給排タンク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000186521A true JP2000186521A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18506981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10376340A Pending JP2000186521A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 自動車エンジンの潤滑油等の給排タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000186521A (ja) |
-
1998
- 1998-12-22 JP JP10376340A patent/JP2000186521A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20051130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080226 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080729 |