JP2000185849A - 自動給紙装置 - Google Patents
自動給紙装置Info
- Publication number
- JP2000185849A JP2000185849A JP10362112A JP36211298A JP2000185849A JP 2000185849 A JP2000185849 A JP 2000185849A JP 10362112 A JP10362112 A JP 10362112A JP 36211298 A JP36211298 A JP 36211298A JP 2000185849 A JP2000185849 A JP 2000185849A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- document
- return
- main
- main roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H5/00—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
- B65H5/06—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by rollers or balls, e.g. between rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/30—Orientation, displacement, position of the handled material
- B65H2301/33—Modifying, selecting, changing orientation
- B65H2301/331—Skewing, correcting skew, i.e. changing slightly orientation of material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2403/00—Power transmission; Driving means
- B65H2403/70—Clutches; Couplings
- B65H2403/72—Clutches, brakes, e.g. one-way clutch +F204
- B65H2403/722—Gear clutches
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Manual Feeding Of Sheets (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動給紙装置における搬送原稿の斜行を防止
する。 【解決手段】 原稿セット台1の原稿突き当て面1aの
近傍に原稿を繰り込む主ローラ11が回転自在に軸支さ
れている。この主ローラ11に圧接させられ定トルクク
ラッチを介して主ローラ11とは逆転方向に駆動される
返しローラ12と、この返しローラ12の近傍に原稿搬
送速度で正転方向に駆動される斜行補正ローラとが回転
自在に設けられている。
する。 【解決手段】 原稿セット台1の原稿突き当て面1aの
近傍に原稿を繰り込む主ローラ11が回転自在に軸支さ
れている。この主ローラ11に圧接させられ定トルクク
ラッチを介して主ローラ11とは逆転方向に駆動される
返しローラ12と、この返しローラ12の近傍に原稿搬
送速度で正転方向に駆動される斜行補正ローラとが回転
自在に設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動給紙装置に関
し、特に、搬送原稿の斜行を的確に防止する自動給紙装
置に関するものである。
し、特に、搬送原稿の斜行を的確に防止する自動給紙装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】送行原稿の斜行を防止する第1の従来例
として、実開昭62−13948号公報に開示された原
稿ガイドと幅決めプレートを用いた技術が提案されてい
る。
として、実開昭62−13948号公報に開示された原
稿ガイドと幅決めプレートを用いた技術が提案されてい
る。
【0003】また、第2の従来例としてあげられる特開
平9−240874号公報には、原稿の画像を読み取る
イメージセンサと、このイメージセンサに対向する位置
に配設されるフィードローラと、イメージセンサの上流
側に配設される送り出しローラと、この送り出しローラ
に対向する位置に配設されるごむ板部材とを備えてお
り、フィードローラの長手方向の一部分に、摩擦係数を
大きくした大摩擦領域を形成すると共に、ごむ板部材を
送り出しローラの長手方向の内、大摩擦領域に対応した
位置に配設して構成されている。
平9−240874号公報には、原稿の画像を読み取る
イメージセンサと、このイメージセンサに対向する位置
に配設されるフィードローラと、イメージセンサの上流
側に配設される送り出しローラと、この送り出しローラ
に対向する位置に配設されるごむ板部材とを備えてお
り、フィードローラの長手方向の一部分に、摩擦係数を
大きくした大摩擦領域を形成すると共に、ごむ板部材を
送り出しローラの長手方向の内、大摩擦領域に対応した
位置に配設して構成されている。
【0004】しかして第2の従来例によれば、フィード
ローラの大摩擦領域とごむ板部在の位置を相互に対応さ
せたので、原稿に生じているバックテンションに抗して
適切に原稿を搬送することができ、また、フィードロー
ラの左右領域でも所定の摩擦力により原稿を搬送するの
で、全体として均一に原稿を搬送でき、しわの発生や原
稿の斜行を有効に防止できる効果を生じると記載され、
また、フィードローラの大摩擦領域を長手方向の略中央
部に設けたので、フィードローラによる搬送の際の原稿
の斜行が有効に防止できると記載されている。
ローラの大摩擦領域とごむ板部在の位置を相互に対応さ
せたので、原稿に生じているバックテンションに抗して
適切に原稿を搬送することができ、また、フィードロー
ラの左右領域でも所定の摩擦力により原稿を搬送するの
で、全体として均一に原稿を搬送でき、しわの発生や原
稿の斜行を有効に防止できる効果を生じると記載され、
また、フィードローラの大摩擦領域を長手方向の略中央
部に設けたので、フィードローラによる搬送の際の原稿
の斜行が有効に防止できると記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、叙上の
第1の従来技術では、斜行を防止する手段として、単に
原稿ガイドと幅決めプレートのみ用いられているので、
設定ミス等種々のミスが多く、確実性に乏しいという欠
点があった。
第1の従来技術では、斜行を防止する手段として、単に
原稿ガイドと幅決めプレートのみ用いられているので、
設定ミス等種々のミスが多く、確実性に乏しいという欠
点があった。
【0006】また、第2の従来技術においては、原稿に
生じているバックテンションに抗して的確に原稿を搬送
することを目的としたものであり、その結果として側面
的に原稿の斜行も防止できるというだけであり、やはり
第1の従来例と同様に何らかの要因により斜行すること
もあることは避けられない。
生じているバックテンションに抗して的確に原稿を搬送
することを目的としたものであり、その結果として側面
的に原稿の斜行も防止できるというだけであり、やはり
第1の従来例と同様に何らかの要因により斜行すること
もあることは避けられない。
【0007】本発明は従来の上記実情に鑑み、従来の技
術に内在する上記欠点を解消するためになされたもので
あり、従って本発明の目的は、搬送原稿の斜行を完全、
的確に阻止することを可能とした新規な自動給紙装置を
提供することにある。
術に内在する上記欠点を解消するためになされたもので
あり、従って本発明の目的は、搬送原稿の斜行を完全、
的確に阻止することを可能とした新規な自動給紙装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係る自動給紙装置は、原稿セット台の原稿
突き当て面の近傍に回転自在に軸支され原稿を繰り込む
主ローラと、該主ローラに圧接させられかつ定トルクク
ラッチを介して該主ローラと逆転方向に駆動される返し
ローラと、該返しローラの近傍にほぼ原稿搬送速度で正
転方向に回転駆動される斜行補正ローラとを備えて構成
される。
に、本発明に係る自動給紙装置は、原稿セット台の原稿
突き当て面の近傍に回転自在に軸支され原稿を繰り込む
主ローラと、該主ローラに圧接させられかつ定トルクク
ラッチを介して該主ローラと逆転方向に駆動される返し
ローラと、該返しローラの近傍にほぼ原稿搬送速度で正
転方向に回転駆動される斜行補正ローラとを備えて構成
される。
【0009】前記返しローラは、原稿セット台上に載置
された原稿の上から2枚目以下の原稿の繰り込みを防止
するように機能する。
された原稿の上から2枚目以下の原稿の繰り込みを防止
するように機能する。
【0010】前記補正ローラの搬送速度は、前記主ロー
ラの搬送速度より遅くならないように該主ローラの搬送
速度より若干高く設定されている。
ラの搬送速度より遅くならないように該主ローラの搬送
速度より若干高く設定されている。
【0011】前記補助ローラは前記返しローラと同軸上
に該返しローラよりも前記原稿突き当て面側に位置する
ように配設されている。
に該返しローラよりも前記原稿突き当て面側に位置する
ように配設されている。
【0012】前記原稿セット台上に積載された原稿を前
記主ローラへ送り込む補助ローラを有し、該補助ローラ
は、駆動モータの回転により該駆動力が前記主ローラに
伝達されると下降して原稿を該主ローラに繰り込むこと
を特徴とする。
記主ローラへ送り込む補助ローラを有し、該補助ローラ
は、駆動モータの回転により該駆動力が前記主ローラに
伝達されると下降して原稿を該主ローラに繰り込むこと
を特徴とする。
【0013】前記返しローラは、搬送ローラの駆動軸に
回転自在に装着された返しローラフレームに保持され、
ばねにより前記主ローラへ押し付けられている。
回転自在に装着された返しローラフレームに保持され、
ばねにより前記主ローラへ押し付けられている。
【0014】前記補助ローラに対して補助的な押圧手段
を設け、該押圧手段により前記補正ローラの機能を向上
させることを特徴としている。
を設け、該押圧手段により前記補正ローラの機能を向上
させることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明をその好ましい一実
施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明による自動給紙装置の一実
施の形態を示す断面図、図2は本発明による自動給紙機
構の一実施の形態の原稿走行面を斜め上方から見た斜視
図、図3は返しローラ、補正ローラ、搬送ローラ間の駆
動力伝達機構の概略を示す斜視図、図4は図3に示され
たギアによる駆動力伝達機構の詳細な拡大斜視図であ
る。
施の形態を示す断面図、図2は本発明による自動給紙機
構の一実施の形態の原稿走行面を斜め上方から見た斜視
図、図3は返しローラ、補正ローラ、搬送ローラ間の駆
動力伝達機構の概略を示す斜視図、図4は図3に示され
たギアによる駆動力伝達機構の詳細な拡大斜視図であ
る。
【0017】[実施の形態の構成]図1〜図4を参照す
るに、本発明による自動給紙装置の一実施の形態は、複
数枚の原稿をセットする原稿セット台1と、この原稿セ
ット台1の側面に設けられた原稿の突き当て面1aと、
積載された原稿を上から順に繰り込む主ローラ11と、
上から2枚目以降の原稿が繰り込まれることを防止する
返しローラ12と、この返しローラ12と同軸上で返し
ローラ12より原稿突き当て面1a側に配置された補正
ローラ13と、原稿セット台1上に積載された原稿を主
ローラ11へ送り込む補助ローラ14とにより構成され
ている。
るに、本発明による自動給紙装置の一実施の形態は、複
数枚の原稿をセットする原稿セット台1と、この原稿セ
ット台1の側面に設けられた原稿の突き当て面1aと、
積載された原稿を上から順に繰り込む主ローラ11と、
上から2枚目以降の原稿が繰り込まれることを防止する
返しローラ12と、この返しローラ12と同軸上で返し
ローラ12より原稿突き当て面1a側に配置された補正
ローラ13と、原稿セット台1上に積載された原稿を主
ローラ11へ送り込む補助ローラ14とにより構成され
ている。
【0018】主ローラ11によって繰り込まれた原稿
は、その後、搬送ローラ15、搬送ローラ16、排出ロ
ーラ17により、原稿走行路20を通り、本装置外に排
出される。
は、その後、搬送ローラ15、搬送ローラ16、排出ロ
ーラ17により、原稿走行路20を通り、本装置外に排
出される。
【0019】返しローラ12は、搬送ローラ16の駆動
軸16aに回転自在に取り付けられた返しローラフレー
ム31、31により保持され、図1に示される如くばね
32により主ローラ11へ押し付けられている。2個の
返しローラフレーム31、31は図示されない連結部材
により連結されている。
軸16aに回転自在に取り付けられた返しローラフレー
ム31、31により保持され、図1に示される如くばね
32により主ローラ11へ押し付けられている。2個の
返しローラフレーム31、31は図示されない連結部材
により連結されている。
【0020】返しローラ12の駆動力は、搬送ローラ1
6と一体に構成された駆動ギア41から返しローラフレ
ーム31上の伝達ギア44(小径部(図4参照))、4
6を含むギア列を介して、矢印B方向(図1、図3参
照)の駆動力として、返しローラ軸12aに固定された
ギア42へ伝えられ、返しローラ軸12aと返しローラ
12との間に設けられた定トルククラッチ43を介して
伝達される。
6と一体に構成された駆動ギア41から返しローラフレ
ーム31上の伝達ギア44(小径部(図4参照))、4
6を含むギア列を介して、矢印B方向(図1、図3参
照)の駆動力として、返しローラ軸12aに固定された
ギア42へ伝えられ、返しローラ軸12aと返しローラ
12との間に設けられた定トルククラッチ43を介して
伝達される。
【0021】すなわち、返しローラ12は、矢印B方向
の一定の駆動力が伝えられる。
の一定の駆動力が伝えられる。
【0022】補正ローラ13は、駆動ギア41から、返
しローラフレーム31上の伝達ギア44(大径部)を介
して補正ローラギア45へ伝達された駆動力によって図
2、図3の矢印C方向に回転させられる。ギア42と補
助ローラギア45は独立して動作させられている。
しローラフレーム31上の伝達ギア44(大径部)を介
して補正ローラギア45へ伝達された駆動力によって図
2、図3の矢印C方向に回転させられる。ギア42と補
助ローラギア45は独立して動作させられている。
【0023】駆動ギア41から補正ローラギア45まで
のギア比は、補正ローラ13の周速が、主ローラ11の
原稿搬送速度とほぼ等しいか、やや速くなるように設定
されている。
のギア比は、補正ローラ13の周速が、主ローラ11の
原稿搬送速度とほぼ等しいか、やや速くなるように設定
されている。
【0024】なお、補正ローラ13は補正ローラギア4
5と一体に構成され、返しローラ軸12aとは回転自由
になっている。
5と一体に構成され、返しローラ軸12aとは回転自由
になっている。
【0025】したがって、補正ローラ13は矢印C方向
へほぼ主ローラ11の原稿搬送速度で駆動されている。
へほぼ主ローラ11の原稿搬送速度で駆動されている。
【0026】[実施の形態の動作]次に、本発明による
一実施の形態の動作について詳細に説明する。
一実施の形態の動作について詳細に説明する。
【0027】駆動モータ51が回転すると、その駆動力
は、図示されていない伝達機構を介して、主ローラ11
と搬送ローラ15、搬送ローラ16、排出ローラ17へ
伝えられる。
は、図示されていない伝達機構を介して、主ローラ11
と搬送ローラ15、搬送ローラ16、排出ローラ17へ
伝えられる。
【0028】すると、補助ローラ14が下降し、原稿を
主ローラ11へ繰り込む。
主ローラ11へ繰り込む。
【0029】この実施の形態では、特開平7−4119
1号公報に記載された技術により実現される機構によっ
て、補助ローラ14の上下動と駆動を行っている。その
ために、主ローラ11の搬送速度は原稿搬送速度より遅
く設定されている。
1号公報に記載された技術により実現される機構によっ
て、補助ローラ14の上下動と駆動を行っている。その
ために、主ローラ11の搬送速度は原稿搬送速度より遅
く設定されている。
【0030】その後、図5に示す如く1枚目の原稿61
は主ローラ11に繰り込まれ、2枚目の原稿62は主ロ
ーラ11と返しローラ12にわずかに繰り込まれた状態
で停止する。
は主ローラ11に繰り込まれ、2枚目の原稿62は主ロ
ーラ11と返しローラ12にわずかに繰り込まれた状態
で停止する。
【0031】さらに、1枚目の原稿61の後端が主ロー
ラ11を過ぎると、主ローラ11と返しローラ12は僅
かに逆転し、2枚目の原稿62をわずかに押し返す。
ラ11を過ぎると、主ローラ11と返しローラ12は僅
かに逆転し、2枚目の原稿62をわずかに押し返す。
【0032】これは主ローラ11の駆動速度が原稿の搬
送速度よりも遅いために、駆動の遊びが吸収されるまで
は主ローラ11に駆動力が加えられないためである。
送速度よりも遅いために、駆動の遊びが吸収されるまで
は主ローラ11に駆動力が加えられないためである。
【0033】即ち、1枚目の原稿61の後端が主ローラ
11を通過した瞬間には、2枚目の原稿62には、返し
ローラ12により図6の矢印X方向の力が加えられる。
11を通過した瞬間には、2枚目の原稿62には、返し
ローラ12により図6の矢印X方向の力が加えられる。
【0034】さらに、2枚目の原稿62には補正ローラ
13により矢印Y方向の力が加えられ続けているから、
この二つの力を合わせた力、即ち矢印R1方向に回転す
る力が加えられるが、突き当て面1aがあるために、原
稿は回転できないことはいうまでもない。
13により矢印Y方向の力が加えられ続けているから、
この二つの力を合わせた力、即ち矢印R1方向に回転す
る力が加えられるが、突き当て面1aがあるために、原
稿は回転できないことはいうまでもない。
【0035】ここで、もし補正ローラ13が設けられて
いなければ、2枚目の原稿62に働く力は矢印Xのみと
なり、原稿62は慣性力により矢印R2方向に回転する
力が働くので、幅決め部2が原稿の端面を抑えていなけ
れば、原稿はR2方向に回転し、すなわち斜行する。
いなければ、2枚目の原稿62に働く力は矢印Xのみと
なり、原稿62は慣性力により矢印R2方向に回転する
力が働くので、幅決め部2が原稿の端面を抑えていなけ
れば、原稿はR2方向に回転し、すなわち斜行する。
【0036】なお、補正ローラ13の周速が、主ローラ
11の原稿搬送速度よりも遅いと、原稿搬送中に補正ロ
ーラ13の側の搬送速度は遅くなり、原稿は矢印R2方
向に回転しようとするから、斜行の原因となる。
11の原稿搬送速度よりも遅いと、原稿搬送中に補正ロ
ーラ13の側の搬送速度は遅くなり、原稿は矢印R2方
向に回転しようとするから、斜行の原因となる。
【0037】したがって、ローラ径が多少変動しても、
補正ローラ13の搬送速度が、主ローラ11の搬送速度
より遅くならないように、補正ローラ13の搬送速度
を、若干速めに設定することが好ましい。
補正ローラ13の搬送速度が、主ローラ11の搬送速度
より遅くならないように、補正ローラ13の搬送速度
を、若干速めに設定することが好ましい。
【0038】なお、補正ローラ13の搬送速度が速い場
合には、原稿は矢印R1方向に力が加えられ、突き当て
面1aに押し付けられるので斜行が発生しないことはい
うまでもない。
合には、原稿は矢印R1方向に力が加えられ、突き当て
面1aに押し付けられるので斜行が発生しないことはい
うまでもない。
【0039】[発明の他の実施の形態]次に、本発明に
よる他の実施の形態について説明する。
よる他の実施の形態について説明する。
【0040】叙上の本発明による一実施の形態では、補
正ローラ13へは何ら原稿の押圧手段が設られていない
が、板ばね、重りなど、一般に知られる補助的な押圧手
段を追加することにより、補正ローラ13の動作はさら
に安定する。
正ローラ13へは何ら原稿の押圧手段が設られていない
が、板ばね、重りなど、一般に知られる補助的な押圧手
段を追加することにより、補正ローラ13の動作はさら
に安定する。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、作用する
ものであり、本発明によれば以下に示す効果が得られ
る。
ものであり、本発明によれば以下に示す効果が得られ
る。
【0042】本発明によれば、補助ローラ13により原
稿に矢印R1方向に回転させる力を加えるようにしたの
で、幅決め部2を確実にセットしなくても原稿の斜行を
防止することができる。
稿に矢印R1方向に回転させる力を加えるようにしたの
で、幅決め部2を確実にセットしなくても原稿の斜行を
防止することができる。
【図1】本発明に係る自動給紙装置の一実施の形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】本発明に係る自動給紙装置の原稿走行面を斜め
上方から見た斜視図である。
上方から見た斜視図である。
【図3】返しローラ、補助ローラ、搬送ローラ等間の駆
動力伝達機構の概略を示す斜視図である。
動力伝達機構の概略を示す斜視図である。
【図4】図3に示したギアによる駆動力伝達機構の拡大
斜視図である。
斜視図である。
【図5】本発明に係る返しローラと主ローラの動作を説
明するための図である。
明するための図である。
【図6】補助ローラの動作を説明するための図である。
1…原稿セット台 2…幅決め部 11…主ローラ 12…返しローラ 12a…返しローラ軸 13…補正ローラ 14…補助ローラ 15、16…搬送ローラ 16a…駆動軸 17…排出ローラ 20…原稿走行路 31…返しローラフレーム 32…ばね 41…駆動ギア 42、44、46…伝達ギア 43…定トルククラッチ 45…補助ローラギア 61、62…原稿 A…主ローラ11の回転方向 B…返しローラ12の回転方向 C…補助ローラ13の回転方向 D…原稿の搬送方向
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月12日(1999.10.
12)
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項2】 前記補正ローラの搬送速度は、前記主ロ
ーラの搬送速度より遅くならないように該主ローラの搬
送速度より若干高く設定されることを更に特徴とする請
求項1に記載の自動給紙装置。
ーラの搬送速度より遅くならないように該主ローラの搬
送速度より若干高く設定されることを更に特徴とする請
求項1に記載の自動給紙装置。
【請求項3】 前記補正ローラは前記返しローラと同軸
上に該返しローラよりも前記原稿突き当て面側に位置す
るように配設されていることを更に特徴とする請求項1
に記載の自動給紙装置。
上に該返しローラよりも前記原稿突き当て面側に位置す
るように配設されていることを更に特徴とする請求項1
に記載の自動給紙装置。
【請求項4】 前記補正ローラに対して補助的な押圧手
段を設け、該押圧手段により前記補正ローラの機能を向
上させることを更に特徴とする請求項1〜3のいずれか
一項に記載の自動給紙装置。
段を設け、該押圧手段により前記補正ローラの機能を向
上させることを更に特徴とする請求項1〜3のいずれか
一項に記載の自動給紙装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係る自動給紙装置は、原稿セット台の原稿
突き当て面と、回転自在に軸支され原稿を繰り込む主ロ
ーラと、該主ローラに圧接させられかつ定トルククラッ
チを介して該主ローラと逆転方向に駆動される返しロー
ラと、該返しローラの近傍にほぼ原稿搬送速度で正転方
向に回転駆動されて斜行を補正する補正ローラとを備え
て構成される。
に、本発明に係る自動給紙装置は、原稿セット台の原稿
突き当て面と、回転自在に軸支され原稿を繰り込む主ロ
ーラと、該主ローラに圧接させられかつ定トルククラッ
チを介して該主ローラと逆転方向に駆動される返しロー
ラと、該返しローラの近傍にほぼ原稿搬送速度で正転方
向に回転駆動されて斜行を補正する補正ローラとを備え
て構成される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 前記補正ローラは前記返しローラと同軸
上に該返しローラよりも前記原稿突き当て面側に位置す
るように配設されている。
上に該返しローラよりも前記原稿突き当て面側に位置す
るように配設されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 前記補正ローラに対して補助的な押圧手
段を設け、該押圧手段により前記補正ローラの機能を向
上させることを特徴としている。
段を設け、該押圧手段により前記補正ローラの機能を向
上させることを特徴としている。
フロントページの続き Fターム(参考) 3F049 AA02 CA21 DA11 EA01 LA01 LB02 3F063 AA01 AB07 BA02 BB05 BC04 CA02 3F102 AA14 AB01 BA02 BB06 DA05 EA01 EC07 FA01 3F343 FA03 FB01 FC14 GA02 GB01 GC01 GD01 JA01 JA19 JD09 JD33 JD35 JD39 LC09 LD30
Claims (7)
- 【請求項1】 原稿セット台の原稿突き当て面の近傍に
回転自在に軸支され原稿を繰り込む主ローラと、該主ロ
ーラに圧接させられかつ定トルククラッチを介して該主
ローラと逆転方向に駆動される返しローラと、該返しロ
ーラの近傍にほぼ原稿搬送速度で正転方向に回転駆動さ
れる斜行補正ローラとを具備することを特徴とした自動
給紙装置。 - 【請求項2】 前記返しローラは、原稿セット台上に載
置された原稿の上から2枚目以下の原稿の繰り込みを防
止するように機能することを更に特徴とする請求項1に
記載の自動給紙装置。 - 【請求項3】 前記補正ローラの搬送速度は、前記主ロ
ーラの搬送速度より遅くならないように該主ローラの搬
送速度より若干高く設定されることを更に特徴とする請
求項1または2のいずれか一項に記載の自動給紙装置。 - 【請求項4】 前記補助ローラは前記返しローラと同軸
上に該返しローラよりも前記原稿突き当て面側に位置す
るように配設されていることを更に特徴とする請求項1
に記載の自動給紙装置。 - 【請求項5】 前記原稿セット台上に積載された原稿を
前記主ローラへ送り込む補助ローラを有し、該補助ロー
ラは、駆動モータの回転により該駆動力が前記主ローラ
に伝達されると下降して原稿を該主ローラに繰り込むこ
とを更に特徴とする請求項1に記載の自動給紙装置。 - 【請求項6】 前記返しローラは、搬送ローラの駆動軸
に回転自在に装着された返しローラフレームに保持さ
れ、ばねにより前記主ローラへ押し付けられていること
を更に特徴とする請求項1に記載の自動給紙装置。 - 【請求項7】 前記補助ローラに対して補助的な押圧手
段を設け、該押圧手段により前記補正ローラの機能を向
上させることを更に特徴とする請求項1〜6のいずれか
一項に記載の自動給紙装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36211298A JP3152221B2 (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 自動給紙装置 |
US09/467,283 US6398070B1 (en) | 1998-12-21 | 1999-12-20 | Automatic paper feed and skew prevention apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36211298A JP3152221B2 (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 自動給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000185849A true JP2000185849A (ja) | 2000-07-04 |
JP3152221B2 JP3152221B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=18475946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36211298A Expired - Fee Related JP3152221B2 (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 自動給紙装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6398070B1 (ja) |
JP (1) | JP3152221B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7827581B1 (en) | 2000-02-29 | 2010-11-02 | BE Labs, Inc. | Wireless multimedia system |
JP4353284B2 (ja) | 2007-06-20 | 2009-10-28 | 船井電機株式会社 | 給紙機構および画像形成装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3929327A (en) * | 1974-04-01 | 1975-12-30 | Addressograph Multigraph | Document transport and registration apparatus |
JPS6213948A (ja) | 1985-07-10 | 1987-01-22 | Toshiba Corp | 空気調和機 |
US4752432A (en) * | 1986-06-18 | 1988-06-21 | Computer Technology And Imaging, Inc. | Device and process for the production of nitrogen-13 ammonium ion from carbon-13/fluid slurry target |
US5927706A (en) * | 1995-09-29 | 1999-07-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Automatic original supplying apparatus |
JPH0986702A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-03-31 | Canon Inc | シート送り装置及び画像読取装置 |
US5901951A (en) * | 1996-02-29 | 1999-05-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet supplying apparatus |
JPH09240874A (ja) | 1996-03-07 | 1997-09-16 | Nec Corp | 画像読み取り装置 |
JPH10218432A (ja) * | 1997-02-03 | 1998-08-18 | Minolta Co Ltd | 用紙搬送装置 |
-
1998
- 1998-12-21 JP JP36211298A patent/JP3152221B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-12-20 US US09/467,283 patent/US6398070B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3152221B2 (ja) | 2001-04-03 |
US6398070B1 (en) | 2002-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2766679B2 (ja) | 原稿搬送読取装置 | |
JP2000185849A (ja) | 自動給紙装置 | |
JP3754036B2 (ja) | 印刷機の給紙装置及び印刷機 | |
JP3804769B2 (ja) | 自動原稿給紙装置 | |
JP2733319B2 (ja) | 原稿搬送読取装置 | |
JPH02144335A (ja) | 給紙装置 | |
JP2001080763A (ja) | 原稿斜行防止機構付き自動給紙装置 | |
JP3347054B2 (ja) | 給紙装置 | |
US11787653B2 (en) | Medium feeding device and image reading apparatus | |
JP2002302281A (ja) | 給紙装置 | |
JPH07285688A (ja) | 画像形成装置の給紙装置 | |
JPH10129894A (ja) | 画像形成装置の給紙装置 | |
JP2000289873A (ja) | 給紙装置および給紙方法 | |
JPS60102351A (ja) | 用紙斜行補正装置 | |
JPS6341382Y2 (ja) | ||
JP3616531B2 (ja) | 原稿自動給紙装置 | |
JP2900655B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP2022075728A (ja) | 媒体給送装置及び画像読取装置 | |
JPH0640606A (ja) | 媒体供給装置 | |
JPH041151Y2 (ja) | ||
JPH1179465A (ja) | 給紙装置および給紙装置を備えた画像形成装置 | |
JPH0436985B2 (ja) | ||
JPS6317740A (ja) | 自動給紙装置 | |
JPH06286886A (ja) | 用紙送り装置 | |
JPH0464554A (ja) | 用紙斜行補正機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080126 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090126 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |