JP2000185224A - 二液簡易混合装置 - Google Patents

二液簡易混合装置

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JP2000185224A
JP2000185224A JP10378259A JP37825998A JP2000185224A JP 2000185224 A JP2000185224 A JP 2000185224A JP 10378259 A JP10378259 A JP 10378259A JP 37825998 A JP37825998 A JP 37825998A JP 2000185224 A JP2000185224 A JP 2000185224A
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JP10378259A
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English (en)
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Yasuhiro Uehara
裕弘 上原
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】主剤と硬化剤あるいは同質塗料等を適度な混
合比で混合させる塗料缶あるいは適当な容器内の二液
に、水平と垂直の回自交流を生ぜしめる二液簡易混合装
置。 【構 造】基台の水平軸廻りに回転自在に軸支する外枠
にに、内抱接した垂直軸廻りに回転自在に軸支の内枠
に、二液を封入した塗料缶あるいは容器を保持緊定拘束
し、前記水平軸廻りに外枠を回転駆動させると共に、前
記内枠を外枠に対して垂直軸廻りに一定比で連動回転さ
せる。 【効 果】末端塗料使用現場に於いて、二液混合を簡易
に迅速に達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】塗膜の耐久性・品質向上の点か
ら、主剤と硬化剤を混合する二液型塗料のニーズが高ま
っているが、同時に末端使用現場では少量の二塗料の混
合による色替えの要求も多く簡単でしかも簡易な操作に
よる混合装置が求められている実情もある。
【0002】
【背景技術及び課題】末端需要に対応するためには少量
の色替えの多様性が求められ、同時に需要と供給のバラ
ンスが併わないと取引きが成立しない。例えばCNC二
液混合装置なども市販され始めているが、必然的に装置
価格が高価にならざるを得ず敬遠される。簡易な例とし
て塗料缶の撹拌機として公開実用新案公報昭和59−1
35126号がある。
【0003】収容枠に塗料缶を収容して回転させるもの
で、缶のサイズに適応させるために缶を受ける座板を調
節可能に配設している。また公開実用新案公報昭和61
−167929号では水平回転軸中心付近の保持部材
に、複数の塗料缶を保持して回転させるもので以上の二
例は各れも単調な一方向回転を与えているのみであり、
缶の隅または上下のコーナー付近には撹拌不足が生じや
すく、これを補うために長時間撹拌を行うため、塗料に
悪影響をおよぼし、ましてや二液タイプの硬化剤のため
には不適である。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明は上述した背景と課題を
解決し、なお図示は省いているが基台には防振ゴム等を
配設し、基台を囲む外装カバー等への振動騒音防止を配
慮した上次の如くまとめたものてある。主剤と硬化剤あ
るいは同質塗料等を適度な混合比で混合させるため塗料
缶あるいは適当な容器内の二液に水平と垂直の回自交流
を生ぜしめる混合装置に関し、
【0006】基台の水平軸廻りに回転自在に軸支する外
枠の回転駆動手段と、外枠に内抱接し垂直軸廻りに回転
自在に軸支された内枠を、外枠に対して一定比回転させ
るための回転連動手段と、内枠に配設の保持台に前記缶
あるいは容器体積の前後左右のほぼ中央部が、水平・垂
直回転軸線の交点に在るように、多様なサイズを保持収
容するための保持手段と、
【0007】保持他端を緊定拘束するための押へ板の係
止手段と、外枠の駆動速度制御及び駆動時間限時手段と
を備えたことを特徴とする二液簡易混合装置。
【0008】
【作 用】かかる構成を有する本発明によれば、先づ混
合比を決めたら求める容量の塗料缶あるいは容器を内枠
の保持台に適合する台座を組合せ載置し、上部他端を押
へ板(ゴムパッキンを介す)によって両側の係止手段に
よって内枠に抑圧緊定する。これで駆動可能となったの
で駆動回転速度を選定して限時時間を決定し、駆動を開
始する。
【0009】限時時間が経過すると外枠がブレーキモー
タによって塗料缶あるいは容器を取出正面に停止させる
と、外枠の回転に連動する内枠も正面に停止するので、
先づの上部の押へ板の係止手段を解除し押へ板を内枠上
端側に上昇させた位置に假係止させ混合終了の塗料缶あ
るいは容器を取出す。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図に基き説明する。図
1は全体を示す斜視図で、外枠に対して内枠を直交した
位置で示したもの、図2は正面図で半截を断面で示して
いる。基台1(詳細は省略)に熔着の取付板1′に水平
軸廻り軸4は外枠2に軸端を嵌合させたフランジ部を固
着、ベヤリング6を介してハウジング7によって回転自
在にナット5によりベヤリング6の内輪を固定し、
【0011】軸支の軸4には連動用タイミングプーリ9
がキー9′を介して嵌装固着し、ハンジング7はキャッ
プ8により密封しており、水平軸廻りの他方外枠2に対
して同要領で軸支しているが、軸4′の先端部はキャッ
プ8′を貫通して減速器18の出力軸端とカップリング
23を介して連結され、減速器18は基台1の取付板
1′にモーターブラケット17を介して締結固着し、
【0012】ブレーキモータ18により駆動する。外枠
2に内抱接の垂直軸廻りに回転する内枠3に軸端を嵌合
案内された軸4もベベルキヤ16を介して内枠3にフラ
ンジ部を締結固着し、ベヤリング6をナット5で内輪を
固定し回転自在に軸支され、ベヤリング6はハウジング
7に外輪嵌装しキャップ8によって密封している。ピニ
オン軸14は内枠3の垂直方向の上下に配設し、
【0013】前記水平軸の連動用タイミングプーリ9よ
りタイミングベルト10を介して被動用タイミングプー
リ11によりキーを介して連動するピニオン軸14はベ
ヤリング13を介して軸受ブラケット15に回転自在に
軸支され、ベヤリング13は軸筒15′によって内輪を
固定している。内枠3の下辺内側には保持板20が固着
され両側には案内ロット24を螺着し、
【0014】ナット25によって固定しており、また案
内ロット24の先端は内枠3に嵌合案内している。案内
ロット24にはそれぞれ緊定ブロック27が遊合され相
互に連結固着する押へ板21はパッキン22を介して塗
料缶および容器26′の上端を抑圧拘束緊定する。また
保持板20の上面凸部に嵌合案内される保持台26はピ
ン39により位置決めして、
【0015】図4の(a)に示す要領でボルト39によ
って保持板20に下端一枚のみ固着しており、図の40
が断面円筒状の場合(a′)に示すように塗料缶および
容器26′の載置面で、図1では最大寸法を示しかつ前
記押へ板を係止を解き緊定ブロックを最上昇させた状態
を示し、図2では保持台26に対して塗料缶あるいは容
器26′のサイズ毎の保持台26の積重ね要領を、
【0016】//////を変えて示したものである。
なお押へ板21はパッキン22を介して缶の上端を抑圧
拘束緊定状態を示しており、図4の(b)は断面形状が
長方形、(c)は断面形状が四角形の場合の保持台26
の要領を示したもので(b′)(c′)はそれぞれの断
面要領で積上ける。図3は図2のA−A矢視断面平面図
で、図中2′は外枠2の回転軌跡、3′は内枠3の、
【0017】回転軌跡を示したものでそれぞれ矢印41
および42の方向に回転する。緊定ブロック27は図5
に示すように、支点31に回動自在な緊定子28の他端
には前記案内ロット24に対して、緊定圧を増すため接
触面にローレット面を構成し、対峙するカム付緊定子2
9にカム面29′を形成し、支点ピン31に回動自在に
軸支され、この両者が相互に緊定解除方向に、
【0018】付勢させるための圧縮ばね30を配設し、
緊定の際はばね圧に杭してカム面を偏心ピン36を作動
レバー32によって緊定子28の中央部に配設の作動支
点ピン33に回動自在に軸支され、作動握り37を矢印
43の方向に上下させて緊定子28及びカム付緊定子2
9により案内ロット24に緊定する。偏心ピン36はド
ライバ溝34止ねじ35により緊定力を調節し、なおカ
ム面29′は作動レバー32の假緊定と緊定位置に相応
した曲面を構成している。
【0019】
【発明の効果】以上説明のように二液混合装置として、
特に主剤に対して硬化剤の二液混合を簡易に迅速な混合
を達成できるため、末端使用現場での利用と、近年実用
化が進んでいる粉体塗装の塗料粉の混合にも活用が期待
できる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】全体を示す斜視図で、外枠に対して内枠を直交
させた位置を示す。
【図2】正面図で半截は断面で示している。
【図3】図2のA−A矢視平面断面である。
【図4】内枠に配設の保持台に載置する座板の要領を示
したもので、(a)が塗料缶および容器断面が円形の場
合、(b)が長方形断面(c)が正方形断面。
【図5】保持台に塗料缶あるいは容器を押へ板によって
緊定拘束するための、停止手段の斜視図。
【符号の説明】
1……基台 2……外枠 3……内枠 4……軸 6…
…ベヤリング 7……ハウジング 8……キャップ 9……連動用タイ
ミングプーリ 10……タイミングベルト 11……被動用タイミン
グプーリ 14……ピニオン軸 15……軸受ブラケット 16
……ベベルギヤ 17……モータブラケット 18……減速器 19……
ブレーキモータ 20……保持板 21……押へ板 23……カップリン
グ 24……案内ロット 26……保持台 27……緊定ブロック 28……緊
定子 36……偏心ピン 29……カム付緊定子 30……圧縮ばね 32……
作動レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主剤と硬化剤あるいは同質塗料等を適度な
    混合比で混合させるため、塗料缶あるいは適当な容器内
    の二液に水平と垂直の回自交流を生ぜしめる混合装置に
    関し、基台の水平軸廻りに回転自在に軸支する外枠の回
    転駆動手段と、外枠に内抱接し垂直軸廻りに回転自在に
    軸支された内枠を、外枠に対して一定比回転させるため
    の回転連動手段と、内枠に配設の保持台に前記缶あるい
    は容器体積の前後左右のほぼ中央部が水平・垂直回転軸
    線の交点にあるように多様なサイズを保持収容するため
    の保持手段と、保持他端を緊定拘束する押へ板の係止手
    段と、外枠の駆動速度制御及び駆動時間限時手段とを備
    えたことを特徴とする二液簡易混合装置。 【0001】
JP10378259A 1998-12-22 1998-12-22 二液簡易混合装置 Pending JP2000185224A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010517756A (ja) * 2007-02-07 2010-05-27 セントロ デ インヴェスティガシオン デ ロタシオン イ トルク アプリカーダ,エセ.エレ. 電磁軸攪拌装置
KR101708280B1 (ko) * 2015-09-30 2017-02-20 케이엠텍 주식회사 교반 분쇄기
JP7065549B1 (ja) 2022-01-06 2022-05-12 有限会社親森テクノ 撹拌装置
CN117800104A (zh) * 2024-02-28 2024-04-02 广州市奥荣智能设备有限公司 翻转装置及其控制方法和具有其的产品生产线

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