JP2000184584A - 電圧形インバータ装置 - Google Patents

電圧形インバータ装置

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JP2000184584A
JP2000184584A JP10356458A JP35645898A JP2000184584A JP 2000184584 A JP2000184584 A JP 2000184584A JP 10356458 A JP10356458 A JP 10356458A JP 35645898 A JP35645898 A JP 35645898A JP 2000184584 A JP2000184584 A JP 2000184584A
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resistor
voltage
converter
temperature rise
inverter device
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JP10356458A
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English (en)
Inventor
Yukihisa Maeda
幸久 前田
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電圧形インバータ装置において、1個の温度セ
ンサにより、該インバータ装置の内部温度上昇値と、突
入電流抑制回路の抵抗の温度上昇値とを監視できるよう
にする。 【解決手段】制御・保護回路15を搭載するプリント配
線板21〜23と、突入電流抑制回路12の抵抗12a
と、コンバータ11と、プリント配線板21の裏面に半
田付けされた温度センサ24との位置関係において、温
度センサ23を抵抗12aに近接して配置させて、この
電圧形インバータ装置の内部温度上昇値と抵抗12aの
温度上昇値とを温度センサ24で検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、突入電流抑制回
路を備えた電圧形インバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の電圧形インバータ装置に
おいては、マイクロコンピュータによる該インバータ装
置の制御・保護動作のデジタル化したものと、構成部品
の立体的な配置による該インバータ装置を小型化したも
のとが主流になっている。図2は、この種の電圧形イン
バータの代表的な回路構成図であり、1は商用電源など
の交流電源、2は回路遮断器、3は電圧形インバータ装
置、4は電圧形インバータ装置3から給電される負荷と
しての電動機を示す。
【0003】この電圧形インバータ装置3は、回路遮断
器2を介して入力される交流電源1の交流を整流する図
示の如くダイオードをブリッジ接続してなるコンバータ
11と、抵抗12aと後述の制御・保護回路15からの
制御信号に基づいて閉路するスイッチ12bとを並列接
続してなる突入電流抑制回路12と、突入電流抑制回路
12を介したコンバータ11の整流電圧を平滑する電解
コンデンサ13と、電解コンデンサ13の両端電圧を後
述の制御・保護回路15からの制御信号に基づいて所望
の周波数,電圧の交流に変換して出力する図示の如く自
己消弧形素子としてのトランジスタとダイオードとの逆
並列接続したものをブリッジ接続してなるインバータ1
4と、この電圧形インバータ装置3全体の制御・保護動
作を司る制御・保護回路15とを備えている。なお、こ
れらの構成要素は、それぞれ周知の技術により形成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この図2において、電
源投入時は、突入電流を抑制するためにスイッチ12b
をオフして、抵抗12aを介して電流を流し、一定時間
経過後にスイッチ12bをオンしている。しかしなが
ら、スイッチ12bやスイッチ12bの駆動回路が破損
する等の異常時には、抵抗12aに電流が流れ、そのま
ま運転を継続すれば抵抗12aの温度が上昇し、やがて
焼損するという恐れがある。そこで、この抵抗12aの
温度上昇を検知するための温度センサを設け、異常時に
はこの電圧形インバータ装置を停止させていた。
【0005】また、抵抗12aの温度上昇を監視するた
めの温度センサとは別に、電圧形インバータ装置3の内
部温度上昇値,コンバータ11およびインバータ14を
形成する前記半導体素子の温度上昇値などの監視のため
に、それぞれの監視対象に対して、従来は図2では図示
しないサーミスタ,バイメタルなどの温度センサをそれ
ぞれ個別に設置していた。
【0006】しかしながら、これらの温度センサから制
御・保護回路15への配線および温度センサの個数が、
先述の立体的配置による電圧形インバータ装置の小型化
と、該インバータ装置の低価格化とを阻害する要因とな
っていた。この発明の目的は、上記問題点を解決する電
圧形インバータ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力の交流
電源の交流電圧をコンバータにより整流し、この整流電
圧を電解コンデンサにより平滑した直流電圧に変換し、
この直流電圧をインバータにより所望の周波数,電圧の
交流に変換して負荷に給電し、前記コンバータから電解
コンデンサへの経路に、抵抗とスイッチとを並列接続し
た突入電流抑制回路が挿設された電圧形インバータ装置
において、前記抵抗の近接配置された1個の温度センサ
により、前記電圧形インバータ装置の内部温度上昇値
と、該抵抗の温度上昇値とを監視することを特徴とす
る。
【0008】この発明は、通常、入力の交流電源から電
圧形インバータ装置への通電開始直後の短時間しか、前
記突入電流抑制回路を構成する抵抗には電流が流れず、
従って、この電流による該抵抗の発熱量が僅かであるこ
とに着目してなされたものであり、後述の如き配置で該
電圧形インバータ装置を構成することにより、1個の温
度センサにより、該電圧形インバータ装置の内部温度上
昇値と、前記抵抗の温度上昇値とを監視することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施例を示す
電圧形インバータ装置3の模式的断面構成図であり、コ
ンバータ11と、抵抗12aと、電解コンデンサ13
と、図2に示した制御・保護回路15およびインバータ
14のドライブ回路等を搭載するプリント配線板21〜
23と、この電圧形インバータ装置3の内部温度上昇値
および抵抗12aの温度上昇値を検知する温度センサ2
4と、端子台25,26との位置関係を示している。
【0010】図1において、抵抗12aはコンバータ1
1の上に固定され、コンバータ11と図示しないインバ
ータ14とは冷却フィン27の上に固定され、冷却フィ
ン27と電解コンデンサ13とは取付脚28に固定され
ている。また、コンバータ11,インバータ14上には
プリント配線板21〜23を上下に並べて複数階建構造
になっている。さらに、抵抗12aとプリント配線板2
1,22とコンバータ11とは、図示の如く、冷却フィ
ン27と取付脚28と上部カバー29とで周囲を覆われ
た構成になっている。
【0011】すなわち図1において、プリント配線板2
1の抵抗12a側(紙面下側)に端子を半田付けされ、
抵抗12aの真上に配置された温度センサ24は、図示
の如く、抵抗12aに近接した位置にあり、その結果、
例えば、図1では図示しないスイッチ12bの動作不良
などで抵抗12aが長時間通電したことによる温度上昇
値と、この電圧形インバータ装置3の周囲温度の異常上
昇などに起因する電圧形インバータ装置3の内部温度上
昇値とを温度センサ24が検知することができ、温度セ
ンサ24が検知した値が規定値を越えたときには制御・
保護回路15を介して、この電圧形インバータ装置3を
停止し、回路遮断器2を開路させる。
【0012】この停止により抵抗12aの焼損、抵抗1
2aの温度上昇に伴う他の部品の損傷、周囲温度の異常
上昇などによる電圧形インバータ装置3の損傷を防止す
ることができる。
【0013】また、通常運転時には、抵抗12aは交流
電源1から電圧形インバータ装置3への通電開始後の短
時間しか電流が流れず、従って、抵抗12aの発熱がな
いので、この温度センサ24は電圧形インバータ装置3
内部の周囲温度の検出の役割をはたす。さらに本実施例
によれば、温度センサ24は直接プリント配線板21に
取り付けられているので、この温度センサ24から制御
・保護回路15への配線が不要となる。
【0014】
【発明の効果】この発明の電圧形インバータ装置によれ
ば、1個の温度センサにより、該電圧形インバータ装置
の内部温度上昇値と、突入電流抑制回路の抵抗の温度上
昇値とを監視することができ、電圧形インバータ装置の
小型,低価格化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す電圧形インバータ装置
の模式的断面構成図
【図2】代表的な電圧形インバータ装置の回路構成図
【符号の説明】
1 交流電源 2 回路遮断器 3 電圧形インバータ装置 4 電動機 11 コンバータ 12 突入電流抑制回路 12a 抵抗 12b スイッチ 13 電解コンデンサ 14 インバータ 15 制御・保護回路 21〜23 プリント配線板 24 温度センサ 25,26 端子台 27 冷却フィン 28 取付脚 29 上部カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力の交流電源の交流電圧をコンバータに
    より整流し、この整流電圧を電解コンデンサにより平滑
    した直流電圧に変換し、この直流電圧をインバータによ
    り所望の周波数,電圧の交流に変換して負荷に給電し、 前記コンバータから電解コンデンサへの経路に、抵抗と
    スイッチとを並列接続した突入電流抑制回路が挿設され
    た電圧形インバータ装置において、 前記抵抗の近接配置した1個の温度センサにより、前記
    電圧形インバータ装置の内部温度上昇値と、該抵抗の温
    度上昇値とを監視することを特徴とする電圧形インバー
    タ装置。
JP10356458A 1998-12-15 1998-12-15 電圧形インバータ装置 Pending JP2000184584A (ja)

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